2024/04/17

ミック・シューマッハ、来季インディカー挑戦か

Mick Schumacher
M_schumacher_pitgantry_l2年間在籍したハースF1チームから離脱した後、F1レースシートを得られないでいるミック・シューマッハ(25歳:ドイツ)だが、2025年はアメリカ大陸でインディカー・シリーズに参戦することを決めたようだ。

それによれば所属チームはイタリアの実績あるF2チームの名門プレマ・レーシング。
来季から2台体制でインディカー・シリーズへの挑戦に起用されるというものだ。
同チームのルネ・ロジン代表は、シューマッハの起用は数合わせなどでなく、重要な戦力として期待していることを強調している。

なおシューマッハは今シーズン、アルピーヌからWEC(世界耐久選手権)に参戦すると共にメルセデスAMGチームでリザーブドライバーを務めている。

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2023/08/26

予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)突破

8月26日(土)15時(日本時間:22時)からザンドフールト・サーキットを舞台に2023年F1第14戦ハンガリーGP公式予選が始められた。
ここQ1では全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は17度、路面温度22度、コースはまだウェットコンディションとなっている。

トップはアルボン(ウィリアムズ)。
以下、フェルスタッペン(レッドブル)、ピアストリ(マクラーレン)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ラッセル(ウィリアムズ)、ストロール(アストンマーティン)、ガスリー(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)、アロンソ(アストンマーティン)というトップ10。

ここでの敗退は周冠宇(アルファロメオ)、オコン(アルピーヌ)、マグヌッセン(ハース)、ボタス(アルファロメオ)、そしてローソン(アルファタウリ)の5台となった。

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2023/05/14

インディカー・シリーズ、商標権侵害の疑いでF1に警告

Miami GP Scene (C)Pirelli Motorsport
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北米を中心として行われているインディカー・シリーズが、商標権侵害の疑いがあるとしてF1に警告していることがわかった。

それによればF1は先に行われたマイアミGPで『The Greatest Spectacle in Racing』(レーシング界最大のスペクタクル)との謳い文句を活用したが、同様のフレーズはすでに1985年にインディカー・シリーズによって商標権が取得されているというもの。
マイアミGPでは決勝レース前のセレモニーでドライバー紹介の際に繰り返し使われたという。

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2023/01/18

佐藤琢磨(ホンダ)、2023年はオーバルコースのみの参戦に

佐藤 琢磨 (C)Honda Racing
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鈴鹿サーキットのジュニア育成ドライバー時代から一貫してホンダ・パワーで戦ってきた佐藤琢磨が、2023年シーズンはインディカーの名門であるチップガナッシ・レーシングと契約したことが報じられた。
ただしオーバルコースのみの出走という、これまで前例のない体制になることがわかった。

F1で表彰台を獲得するなど多くの先駆者と同様ロードコースを得意とする佐藤だが、オーバルレースの最高峰であるインディ500を2度に渡って制覇するなど日本人ドライバーとしては珍しくオーバルコースにも自信を持っている。

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2022/11/10

ラティフィ(ウィリアムズ)『インディカー転向ならオーバルも』

Nicholas Latifi (C)Williams Racing
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すでに今季限りでチームを離れることが決まっているウィリアムズ・レーシングのニコラス・ラティフィ(27歳:カナダ)について、先陣たちの王道でもあるインディカー・シリーズへの転向が噂になっている。、

その場合に障害とされるのがインディカーの大きな舞台であるオーバルコースでのレースだ。
これについてラティフィは、次のように語っている。

「今はすべての可能性を否定せずに交渉している段階でまだ何も決まっていない。
でもインディカー・シリーズが最有力であることは間違いないね。
その場合にはオーバルコースももちろん必須になる。
敬遠どころか楽しみにしているよ」と、前向き姿勢。

過去F1からインディカーに転向したドライバーは多く、ラティフィにも活躍が期待されるところだ。

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2022/10/27

コルトン・ハータ、F1転向断念、インディカー継続へ

Colton Herta (C)McLaren Racing
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一時F1転向に意欲をみせていたインディカー・ドライバーのコルトン・ハータ(22歳:アメリカ)だが、アンドレッティ・オートスポーツとの契約を更新、引き続きインディカー・シリーズに参戦することが確定した。
同選手の現在の契約は2023年末までとなっていたが、今回さらに4年延長して2027年末までとしたもの。

一時角田裕毅のチームメイトとしてアルファタウリのレースドライバー候補にも挙げられていたハータだが、F1参戦に必要なスーパーライセンスの発給についてFIA(国際自動車連盟)が特例を認めなかったため、転向の道が閉ざされていた。
なおアンドレッティのほうも新たにアンドレッティ・グローバルを設立、チームとしてF1新規参戦を模索していたが、こちらも断念に追い込まれている。

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2022/08/08

F1引退ベッテルにインディカーから転身歓迎の声

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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先にF1からの突然の引退を表明した元チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(35歳:ドイツ)は、モータースポーツから完全に引退するのか、まだその去就を明確にしていない。
これを受け、米国モーターレーシング界の有力者であるグラハム・レイホール氏は、ベッテルがインディカー・シリーズへ転身するなら歓迎するとの姿勢をみせている。

F1チャンピオンがインディカー挑戦した例は多数あり、マリオ・アンドレッティ、エマーソン・フィティパルディ、ナイジェル・マンセル、ジャック・ビルニューブなど枚挙に暇がなく、いずれも双方で成功を収めている。
ベッテルにその気があるならば、自チームをはじめシートには不自由しないとしている。

世界三大レースの一つに、F1のモナコGP、スポーツカーのルマン24時間レースと共にインディ500レースも名前を並べていて、最近ではフェルナンド・アロンソの挑戦が記憶に新しい。

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2022/06/04

フェルスタッペン、インディカーには関心示さず

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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今回は3位に留まったが、モナコGPで優勝経験(2021年)もあるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だが、どうやらインディカー・シリーズには関心がないようだ。

F1のモナコGP、インディカーのインディ500レース、そしてスポーツカーのルマン24時間レースをすべて制する『世界三大レース制覇』はレーシング・ドライバーの頂点とされ、多くのドライバーが憧れる対象。
実現させたのはイギリスのグラハム・ヒル氏だけだ。

現役のF1ドライバーではフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がすでに2006と2007年の2回ルノー・チームからモナコGPを制覇、2019年にはトヨタ・チームでルマン24時間レースを制覇、マクラーレンの支援でインディカーにも参戦したが、まだインディ500の優勝は果たせていない。

そのインディカー・シリーズ参戦について尋ねられたフェルスタッペンはしかし「世界三大レース制覇に関心はない、
僕が勝手に魅力を感じないだけだけどね。
でも(オーバルコースの)インディカーなんて、わざわざ自分を命の危機に晒しているとしか思えないよ」と、斬って捨てている。

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2022/05/15

ベッテル(アストンマーティン)にインディカーからオファー

S.Vettel & F.Alonso (C)Redbull Racing
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最近では元F1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソがインディカー・シリーズに挑戦したことが話題になったが、今度は同じく元チャンピオンのセバスチャン・ベッテルにも同シリーズからオファーがあることがわかった。

かつてレッドブルのエースとして4回のチャンピオンに輝いたベッテルだが、現在のアストンマーティンではマシンに戦闘力を欠き、思うような戦績が挙げられずに苦戦が続いている。

こうしたオリバー・グレイにインディカー・チームからのオファー、本人も満更関心がないとは言えなさそうに見える。
ただF1のようなロードコースは得意としても、アロンソの場合がそうであったようにF1ドライバーにはオーバルコースに適応できるかが懸念されるところ。
ちなみにやはりF1から転向した佐藤琢磨はオーバルレースの頂点であるインディ500で勝利を重ねている。

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2021/10/10

FIA(国際自動車連盟)、グローブの改善に挑む

Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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かねてモータースポーツの安全性確保に尽力してきたFIA(国際自動車連盟)は、ドライバーが手にするレーシンググローブの安全性向上に力を入れていくことを明らかにした。

FIAはこれまでもハロー・システムの適用など、F1を始めとするモータースポーツから危険な要素を排するべく啓蒙活動を繰り広げてきた。
しかし昨年のバーレーンGPで火災事故に見舞われたロマン・グロージャン(当時ハースF1)が公認されたグローブをしていたにも関わらず、手に重度の火傷を負ったことから、その安全に基準を設けようとするものだ。

今後FIAは、同じ惨事が繰り返されないようグローブにさらに厳しい熱保護への安全基準を設けるとした。
なおグロージャンは今季インディカー・シリーズに転向、参戦わずか3戦でポールポジションを獲得するなど活躍をみせている。

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