2023/10/16

コクピットの熱対策に冷却シートの解決策

Image (C)Pirelli Motorsport
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F1史上においても稀にみる苛酷な悪条件となったカタールGP決勝レースでは、とりわけコクピット内が高温多湿になったことが要因の一つに挙げられている。

そこでF1ドライバーの集まりであるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の代表を務める元マクラーレン等のアレクサンダー・ブルツ氏(49歳:オーストリア)は冷却シートをその解決策に提案している。
これについて自身もドライバーズ・シートの熱さを無線で訴えていたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンも「ぜひ試してみるべき」と、前向き姿勢みせているという。

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2023/08/26

予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)突破

8月26日(土)15時(日本時間:22時)からザンドフールト・サーキットを舞台に2023年F1第14戦ハンガリーGP公式予選が始められた。
ここQ1では全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は17度、路面温度22度、コースはまだウェットコンディションとなっている。

トップはアルボン(ウィリアムズ)。
以下、フェルスタッペン(レッドブル)、ピアストリ(マクラーレン)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ラッセル(ウィリアムズ)、ストロール(アストンマーティン)、ガスリー(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)、アロンソ(アストンマーティン)というトップ10。

ここでの敗退は周冠宇(アルファロメオ)、オコン(アルピーヌ)、マグヌッセン(ハース)、ボタス(アルファロメオ)、そしてローソン(アルファタウリ)の5台となった。

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2023/05/22

ラッセル(メルセデス)、F1改革にも意欲

George Russell (C)Mercedes Motorsport
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念願のメルセデスAMGチームに移籍、タイトル獲得を窺うジョージ・ラッセルだが、コクピットの中だけでなく、GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の役員としの責務にも邁進しようとしている。

ラッセルによればF1人気はかつてないほどの盛り上がりをみせていて、観客数や視聴者数は増大、また新たなグランプリ開催の希望や新規参入チームも出現するなど話題にも事欠かない様相をみせている一方で、ドライバーがこうした魅力を享受しているとは言えないというもの。

同選手は、ドライバーはもっとエキサイティングなレースを求めているとし、具体的にはタイヤのデグラデーション解決やDRS(ドラッグ・リダクション・システム)の改善を図るべきとし、GPDAとし一致活動を進めていく意欲を示した。

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2021/03/25

ラッセル(ウィリアムズ)、GPDA(F1ドライバー団体)役員に

George Russell (C)Williams Racing
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ウィリアムズ・レーシングのジョージ・ラッセル(23歳:イギリス)が、F1ドライバーの団体であるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の新役員に選出されたことがわかった。

これはこれまで同職を務めていたロマン・グロージャン(前ハース)がF1から離れることになったためその後任に選ばれたもの。
ラッセルはまだ若いが知性派の一人として知られている。

GPDAは主にF1の安全面を確立させるため1961年に設立されたF1ドライバーによる任意団体。
現在、会長には元ベネトン等のF1ドライバーであるアレクサンダー・ブルツ氏が、また同僚としてはセバスチャン・ベッテルがやはり役員に就いている。

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2020/11/08

ブルツ会長(GPDA)、グランプリ数の増大に懸念

Alexander Wurz (C)Williams F1
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F1ドライバーの団体であるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)のアレクサンダー・ブルツ会長が、拡大するグランプリ開催数について懸念を示した。

ここ数年拡大する一方のF1は、今シーズンコロナ禍に見舞われる前の当初は全22戦と史上最多に。
まだ正式発表はないもののすでに広まっている2021年案でもすでに今年と同数かそれ以上の数のグランプリが予定されているとみられる。

これについてかつて元ベネトン等で活躍したアレクサンダー・ブルツ会長は、「いまF1は金儲けのためにグランプリ数を増やし続けている。
グランプリウィークを2日間にしようとするなどは小手先の対策で、結果は主催者やチームに負担を掛けるもの。
ましてやそこにはドライバーへの配慮など感じられない」と、断じた。

ただGPDAはあくまでもF1ドライバーたちの任意団体で、必ずしもF1運営に具体的な影響力を及ぼすものではない。

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2020/05/10

F1ドライバー団体、オーストリアGP開幕案を支持

Alexander Wurz (C)Williams F1
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現在のところ今年のF1は当初スケジュールで第11戦となっていたオーストリアGP(7月5日決勝)からスタートする案が有力となっているが、これをF1ドライバーの集まりであるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)も支持していることがわかった。

これはイギリスに本拠を置く同団体の代表であるアレクサンドル・ブルツ会長が明らかにしたもの。
自身もベネトンやウィリアムズ・チームのF1ドライバーだった同会長は、「今後新型コロナウイルスの第2波が襲来するというような事態にならない限り、GPDAとしてオーストリアGPでの開幕に同意する」とした。

それによればレッドブルリンクがあるシュピールベルクは都会の喧噪とは離れていて、感染の懸念が少ないことが利点とし、今後イベント内の検疫や医療体制の確立などを注視していくという。
ちなみにブルツ会長自身、オーストリア・ニーダーエスターライヒ州の出身者である。

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2019/10/22

A.ブルツ氏(GPDA)、18インチタイヤ導入に懐疑的

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1では2021年シーズンを目途に現行の13インチタイヤから18インチタイヤへの変更を計画していて、すでに実車テストも行われているが、元ベネトン等のF1ドライバーであるアレクサンドル・ブルツ氏(イギリス)はこれに懐疑的な見方を示している。

「F1マシンは年々複雑化し、それに伴って重量も増加する一方になっている。
それに加えてタイヤも18インチにすればさらに重量は増すことになるだろう。
しかしタイヤ(ホイール)の径を変えることにどれほどの意味があるのか。
PU(パワーユニット)などとと違い、技術的なメリットなどなく、ただ見栄えだけのためではないのか。
私には18インチタイヤにすることに意義を見い出すことができないよ」

ブルツ氏、現在はF1ドライバーの集まりであるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の会長を務める重鎮だ。

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2019/02/28

合同テスト後半2日目、ベッテル(フェラーリ)クラッシュ

Carlos Sainz (C)McLaren Group
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2月27日(水)、バルセロナ・サーキットを舞台に行われているシーズン前テスト後半は第2日目を迎えた。

トップタイムはこの日もマクラーレンでカルロス・サインツの記録した1'17.144、これは今年のテストでは全体のベストになるものだ。
130ラップの多きを数えたが、コース入口でストップ、赤旗中断の原因も作っている。

2番手はペレス(レーシング・ポイント)、3番手はベッテル(フェラーリ)。
この日のビッグニュースはなんといってもこのベッテルのクラッシュだろう。
新しい僚友であるルクレールとこの日もマシンをシェアしたベッテルは午前のセッションで40周を周回、この日の3番手となる1'18.193のベストタイムを記録したもののその後3コーナーでコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断、ドライバーは直ちにメディカルセンターに運ばれて検査を受けたが幸い身体に問題ないとして解放された。
マシンは修復に当てられたもののルクレールのほうは結局インストレーションラップだけに留まりノータイムで終えている。

4番手ライコネン(アルファロメオ)、5番手グロージャン(ハース)、6-7番手には共にホンダ・パワーのフェルスタッペン(レッドブル)とクビアト(トロ・ロッソ)が並び合わせて229周を走り込んだ。
前日ハイドロリック系のトラブルに見舞われたメルセデスは遅れを取り戻すべくボタス&ハミルトン合わせて176周を周回した。
シーズン前テストで出遅れたウィリアムズは、クビサが最多の130周を周回、初めて本格的なテスト・プログラムを消化して追い上げの姿勢をみせた。

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2017/12/14

GPDA(F1ドライバー団体)、全員参加で発言力アップへ

Alexander Wurz (C)Williams F1
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GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)はドライバーの立場から主にF1の安全面への提言を行う任意の団体だが、これまで考え方の相違から一部選手は参加せず必ずしもその影響力は大きいものではなかった。
(これまでは元F1チャンピオンのキミ・ライコネンやルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソといった有力ドライバーも参加していなかった)
しかしF1の運営がリバティ・メディアの手に移り、数々の改革が進められていることもあり、このGPDAに全ドライバーが参加する方向であることがわかった。

これについて現在BRDCの会長を務める元ウィリアムズ等のドライバーであるアレクサンドル・ブルツ氏(43歳:オーストリア)は、次のように語っている。

「会の目的からいって、全員参加というのはとても重要なことだ。
これはこのBRDCの長い歴史の中でも初めてのことではないか。
年々F1自体やそれを取り巻く状況は変化しつつある。
もちろんそれに伴いわれわれの活動だって進化していかなければならない筈だ。
そうした意味で今はF1にとって最も重要な時期といって間違いない。
われわれはドライバーとしてこの競技に最も密接した立場からこれからも積極的な提言を行っていきたいと思っている」

1961年にスターリング・モス氏を代表に設立されたGPDAは、現在ブルツ会長の他、セバスチャン・ベッテルとロマン・グロージャンが理事を務めている。

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2017/05/05

GPDA(F1ドライバー団体)、バトンの後任にグロージャン

Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
F1ドライバーの団体であるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)は、フルタイムのレースドライバーから外れたことにより役員の立場を降りたジェンソン・バトン(マクラーレン)の後任に、ハースF1チームのロマン・グロージャンを選出したことを明らかにした。

ドライバーの立場から主に安全問題で貢献するため1961年に作られたGPDA(スターリング・モス氏が初代代表)は、加入が義務付けられていないためすべてのドライバーが加入している訳ではないが、F1におけるその影響力は大きいものがある。

現在の会長は元ベネトンやウィリアムズらで活躍したアレクサンドル・ブルツ氏。
役員には他にフェラーリのセバスチャン・ベッテルも名を連ねている。

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