2024/10/23

ハミルトン、「不調の原因はアップグレードに」

Lewis Hamilton
Singp_105_20241020123201今回のアメリカGP決勝レース、わずか3周目に単独スピン・クラッシュと、元7回のチャンピオンらしからぬ失態を演じたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンは、この信じられないアクシデントの原因について今回同チームが投入したアップグレードに原因があると推測した。

「せっかく良いスタートが切れたのにね。
誰にもぶつかっていないし、あんな所でスピンなどしたことはないから、本人が一番呆れているよ。
あの時、マシンが突然フロント部がバウンシングし始めたんだ。
そしたら続いてリヤが回り込んできて……・
コントロールを失って、もう為す術がなかったね。
昨日のラッセルのクラッシュと同じみたいで、今回持ち込んだアップグレード版に原因があるんだと思うな」

ただチーム側ではラッセルの件も含めてトラブルの原因は目下究明中としている。

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2024/10/22

角田裕毅(RB)、「スピンは原因不明」

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_press_l_2024091510300120日(日)行われたアメリカGP決勝レース中に痛恨のスピン劇を演じ順位を落としたレーシング・ブルズの角田裕毅は、「突然マシンはコントロールを失った」と、原因が不明であることを明かした。

今回、ポイント獲得を目指しミディアムタイヤでスタートする1ストップ作戦を採ったもののタイヤの消耗が早くて功を奏さず、さらに戦略ミスに加えて他車の進路妨害によるタイムペナルティも重なってズルズルと順位を落とす不本意な戦いに。

「フラストレーションが溜まるレースだったけれど、次は連続開催なので早く気持ちを切り換えて準備したい」と、次戦メキシコGPの戦いに意欲をみせた。

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2024/10/21

F1復帰戦で9位入賞ローソン(RB)に高評価

Image
Usagp_203ほぼ1年ぶりとなったF1復帰戦アメリカGPでみごと9位入賞を果たしたレーシング・ブルズのリアム・ローソンに、レッドブル・グループの重鎮ヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーらが高い評価を与えている。

このアメリカGPで、ローソンはPU(パワーユニット)関連コンポーネンツの交換による最後尾グリッドへの降格という大きなハンディキャップを強いられた。
ところが終わってみれば9位入賞とチームメイトである角田裕毅(11番スタートから14位フィニッシュ)を尻目に大健闘。
この結果にローソン本人も「こんな結果は期待していた以上」と自讃した。
まだ来季のシートが確定していないローソンにとって実に価値ある6戦の緒戦となった。

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アメリカGPは、フェラーリの1-2勝利

Circuit of The Americas
Usagp_20610月20日(日)14時(日本時間:翌4時)からオースティン・サーキットを舞台に2024年F1第19戦アメリカGP(US-GP)決勝レースが行われた。
レーススタート時の天候は曇り、気温は28度、路面温度47度、路面はドライコンディションとなっている。
なお既報のようにローソン(RB)は主要コンポーネンツ交換のため最後尾スタート、また昨日行われた公式予選でクラッシュしたラッセル(メルセデス)はマシン修復のためピットレーンスタートとなっている。

オープニングラップでルクレール(フェラーリ)が首位に立つ。
3周目、猛追をみせていたハミルトン(メルセデス)が単独でスピン・コースアウト、イエローコーション&セーフティカーが入る。
6周目にレース再開。
13番手走行中のラッセル(メルセデス)にボタス(ザウバー)を押し出したとして5秒のタイム・ペナルティが通告される。
その後、角田裕毅(RB)も同様のペナルティを喫す。
角田はさらに単独スピンで順位を落とす。
52周目、壮絶バトルを続けていたノリスがフェルスタッペンの前に出る。
しかしコース外に出てオーバーテイクしたとしてノリスに5秒のタイム・ペナルティ。

優勝はルクレール(フェラーリ)で今季イタリアGP以来の今季3勝目、自身通算8勝目を記録。
2位もサインツが入りフェラーリの1-2勝利。
3位ペナルティに救われたフェルスタッペン、4位ノリス、5位ピアストリ(マクラーレン)、6位ラッセル(メルセデス)、7位ペレス(レッドブル)、8位ヒュルケンバーグ(ハース)、9位ローソン(RB)、10位コラピント(ウィリアムズ)までがポイント獲得。
以下マグヌッセン(ハース)、ガスリー(アルピーヌ)、アロンソ(アストンマーティン)、角田裕毅(RB)、ストロール(アストンマーティン)、アルボン(ウィリアムズ)、ボタス(ザウバー)、オコン(アルピーヌ)、そして周冠宇(ザウバー)までが完走。
リタイヤとなったのはハミルトン(メルセデス)のみとなった。

F1次戦は連続開催で10月27日(日)第20戦メキシコGPが予定されている。

アメリカGP決勝レースの結果はこちら
アメリカGPの画像はこちら

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2024/10/20

ハミルトン(メルセデス)、今季最悪の予選19位

Lewis Hamilton
Singp_105_2024102012320119日(土)行われたアメリカGP予選で屈辱の19番手Q1敗退に沈んだ前王者ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は「今季最悪の予選結果」と、コメントした。

予選を前に行われたスプリントレースでは予選7位、決勝6位と健闘したにも関わらず、その後の公式予選では一転してタイムが上がらなかったことについて、ハミルトン本人は「セットアップを完全に外した」と説明、アタックを早々に打ち切った。

それでもこれまで幾多の修羅場を潜り抜けてきたこの元チャンピオンのこと、日曜日には再び堂々たる雄姿を取り戻して現れることだろう。

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アメリカGPはノリスが初ポール獲得

Circuit of The Americas
Usagp_001_2024102008190110月19日(土)17時(日本時間:翌7時)からオースティン・サーキットを舞台に2024年F1第19戦アメリカGP(US-GP)公式予選が行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は29度、路面温度39度、コースはドライコンディションとなっている。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
なお今回が再デビューとなるローソン(RB)はエンジン交換等により最後尾グリッドがすでに確定している。

まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
角田裕毅(RB)の1回目のタイムはトラックリミット違反で取り消しに。
最速はフェルスタッペン、2番手ルクレール(フェラーリ)、3番手にローソン(RB)。
ここでの敗退はアルボン(ウィリアムズ)、コラピント(ウィリアムズ)、ボタス(ザウバー)、ハミルトン(メルセデス)、周冠宇(ザウバー)の5台となった。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
ここでの敗退は角田裕毅(RB)、ヒュルケンバーグ(ハース)、オコン(アルピーヌ)、ストロール(アストンマーティン)そしてノータイムだったローソン(RB)の5台となった。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
2度目のコースインの際、フェルスタッペンとガスリーが危うく接触、セッション終了後の審議対象とされた。
終了間際、ラッセル(メルセデス)がコースアウト・クラッシュ、ダブル・イエローコーションとなりセッションは赤旗打ち切りに。

ポールポジションはノリス(マクラーレン)でここ5年で5人目のポールシッターとなった。
シンガポールGPに続くもので自身通算7回目の快挙。
2番手フェルスタッペン、3番手サインツ(フェラーリ)、以下ルクレール(フェラーリ)、ピアストリ(マクラーレン)、ラッセル(メルセデス)、ガスリー(アルピーヌ)、アロンソ(アストンマーティン)、マグヌッセン(ハース)そしてトラックリミット違反でノータイムに終わったペレス(レッドブル)が10番手
レーシング・ブルズは角田裕毅11番手、ペナルティのローソンはグリッド最後尾となる。

アメリカGP決勝レースは明日20日(日)14時(日本時間:翌4時)から全56周で行われる。

アメリカGP公式予選の結果はこちら
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スプリントレースはフェルスタッペン完勝

Max Verstappen
Usagp_101_2024102003590110月19日(土)13時(日本時間:翌3時)からオースティン・サーキットを舞台に2024年F1第19戦アメリカGP(US-GP)のスプリントレースが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は27度、路面温度44度、コースはドライコンディションとなっている。
なおアルボン(ウィリアムズ)はセットアップ変更のためピットレーンスタートを選択している。

オープニングラップでノリス(マクラーレン)が2番手に上がる。
猛追するピアストリ(マクラーレン)がガスリー(アルピーヌ)を押し出したとして5秒のタイム・ペナルティを受ける。
結局19周のレースはフェルスタッペンが見事なポールTOウィン。
今シーズンのスプリントレースでは無敵の強さを誇っている。
2位はレース最終盤に順位を上げたサインツ(フェラーリ)、3位ノリス(マクラーレン)。
以下、ルクレール(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、ハミルトン(メルセデス)、マグヌッセン(ハース)、ヒュルケンバーグ(ハース)までがポイント獲得。
ペレス(レッドブル)は9位、レーシング・ブルズも角田裕毅11位、ローソン16位に留まった。

この後アメリカGPは日曜日の決勝レースのグリッドを決める公式予選が予定されている。

アメリカGPスプリントレースの結果はこちら
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2024/10/19

スプリント予選、角田裕毅(RB)は9番グリッドに

Circuit of The Americas
Usagp_00210月18日(金)16時半(日本時間:翌6時半)からオースティン・サーキットを舞台に2024年F1第19戦アメリカGP(US-GP)スプリント・シュートアウトが行われた。
全20台中、下位5台がノックアウトとなるSQ1は12分間、さらに下位5台がノックアウトとなるSQ2は10分間、最後のSQ3は8分間と、いずれも本来の公式予選より短くなっている。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は28度、路面温度35度、コースはドライコンディションとなっている。

最初のSQ1ではアルボン(ウィリアムズ)がスピンであわやのシーン。
ここでの敗退はトラックリミットでタイム取り消しのピアストリ(マクラーレン)、そしてオコン(アルピーヌ)、アルボン(ウィリアムズ)、ボタス(ザウバー)、周冠宇(ザウバー)の5台となった。

続くSQ2ではペレス(レッドブル)、ローソン(RB)、ガスリー(アルピーヌ)、ストロール(アストンマーティン)そしてアロンソ(アストンマーティン)の5台が敗退。
角田裕毅(RB)は10番手でSQ2突破を果たした。

残り10台で争われたSQ3の結果、明日のスプリントレースのグリッドは2年連続でフェルスタッペンがポールポジション。
以下ラッセル(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ハミルトン(メルセデス)、マグヌッセン(ハース)、角田裕毅(RB)、コラピント(ウィリアムズ)というトップ10になった。

明日・土曜日はスプリント決勝レースと日曜日に行われる本番決勝レースのグリッドを決める公式予選が行われる予定となっている。

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フェラーリ勢、アメリカGPフリー最速

Circuit of the Americas
Usagp2023_l_2024101904220110月18日(金)12時半(日本時間:翌2時半)からオースティン・サーキットを舞台に2024年F1第19戦アメリカGP(US-GP)フリー走行セッションが行われた。
新しいスプリントレース・レギュレーションによりフリー走行はこの1回だけになっている。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は24度、路面温度36度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

なお既報のようにレーシング・ブルズはダニエル・リカルドに替え、リアム・ローソンを起用している。
セットアップの時間が限られているため各車積極的にコースイン。
路面改修の効果もあってか、バウンシングに悩んでいたサインツ&ルクレールのフェラーリ勢が最速、フェルスタッペン(レッドブル)が3番手。
これにノリス&ピアストリのマクラーレン勢が続いた。
レーシング・ブルズは角田裕毅10番手、ローソン13番手だった、

このあと16時半(日本時間:翌6時半)から土曜日に行われるスプリントレースのスターティンググリッドを決めるシュートアウトが行われる予定となっている。

アメリカGPフリー走行の結果はこちら
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2024/10/18

アメリカGPのスチュワードにワーウィック氏指名

Derek Warwick
D_warwick_lFIA(国際自動車連盟)は今週末行われるアメリカGP(US-GP)のドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、ベテランのデレック・ワーウィック氏(70歳:イギリス)を指名した。
ルノー等のF1ドライバー(最高位:2位)で世界スポーツカー王者でもあるワーウィック氏のスチュワード就任は今季カナダGP以来となるもので、自身通算51回目の就任。
これはエマニュエル・ピロ氏の43回を大きく上廻るもので引き続き単独首位ということになる。

BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の会長も務めた同氏、フットワーク時代には日本の鈴木亜久里選手とチームメイトだったことでも知られる。

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