2019/06/26

ウィリアムズ、ピットストップでは全チーム最速!

Pitstop Scene (C)Williams F1
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今シーズン、新型車開発の遅れから、どのグランプリにおいてもグリッド最後尾が定位置になってしまったウィリアムズ・チームだが、ことピットストップ作業時間については全チームの中で最速であることがわかった。

今回のフランスGPの場合、最速の1.97秒の記録を叩き出したのはロバート・クビサ(ウィリアムズ)。
2秒を切ったのはクビサだけという快挙だった。
ちなみに2位がガスリー(レッドブル)で2.18秒、3位ハミルトン(メルセデス)で2.24秒、3位がベッテル(フェラーリ)の2.29秒、すべてが当然のようにトップ3チームによるものだった。

チームの戦績は不満が残るものだが、現場のクルーは頑張っていた。

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グロージャン(ハース)、「ホームでリタイヤは無念」

Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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レッドブルのガスリーと共に、今回のフランスGPが『ホームグランプリ』の凱旋レースになったハースF1チームのロマン・グロージャンだったが、結果は全20台中、唯一のリタイヤと望まない残念なリザルトに終わった。

「もちろんもっと走りたかったよ。
誰にとっても一番大事なホームグランプリだもの、途中でクルマを止めなくてはならないというのはつらいことだ。
原因はまだわからないけれど、早めに止めたおかげで救われたコンポーネンツもあったから良かったんじゃないかな。
無理して走り続ければ被害は拡大しただろうからね」と、肩を落とすスイス生まれのフランス人。

チームメイト(マグヌッセン)が8戦すべで完走しているのに対し、グロージャンはトラブルが多く早くも半分の4戦でリタイヤ、昨シーズンの計5回に迫っている。

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2019/06/25

降格処分のリカルド(ルノー)、「後悔するより最大限攻める」

Daniel Ricciardo (C)Renault Sport F1
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あまリスクを犯すことなくオーバーテイクを演じるダニエル・リカルド(ルノー)の玄人受けする華麗なテクニックには定評があるが、今回はどうやらレーススチュワード(審査委員)の不興を買ったようだ。

フランスGPのスチュワードは、決勝レース最終盤に起きたリカルドによる一連のコース外走行と復帰について、5秒のタイム・ペナルティ2回という判断を裁定、これによりリカルドは7位から入賞圏外の11位にまで降格するという困難な結果を突きつけられた。

レース直後にリカルドは自身のSNS(ソーシャルメディア)に「本気で攻めないで後退するより、最大限攻めたほうがいい。
結果的にこうなったことに何の悔いもない」と、強気なコメントを書き込んだという。
しかしさすがに炎上することを怖れたか、すぐに書き込みは削除されたとのことだ。

その後、このペナルティを伝えたF1公式ツイッターに、リカルドは「炎上するかも知れないね。
でも今は黙っておこう。みんなが楽しんでくれていることを願っているよ」とリツイートしている。

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復調マクラーレン、しかしアロンソの復帰は完全否定

Race Scene (C)Honda Racing
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フランスGPでも変わらず目立ったのが王者メルセデスAMG勢の強さだったが、今回、後続グループで驚かせたのは明らかにマクラーレン・チームのスピードだった。

同チームにパワーユニットを供給するルノー・スポールでは、このフランスGPがホームグランプリということで力を入れていることは衆知のことだった。
しかし実際にはカスタマー・チームであるマクラーレンが本家ルノー・チームをも凌ぐスピードをみせたのだ。
予選ではルノーの8-13番手に対し、マクラーレンは5-6番手。
決勝レースでもサインツ(マクラーレン)はルノー勢を上廻る6位フィニッシュを遂げてみせた。

こうなると関心を呼ぶのがフェルナンド・アロンソのF1復帰ということになるが、元ポルシェ・チーム代表で、現在マクラーレンでマネージング・ディレクターを務めるアンドレアス・ザイドル氏は、「サインツ&ノリスという現在のドライバーは素晴らしい仕事をしている。
われわれは彼らに100%満足している。
したがってアロンソを呼び戻す予定など全くないね」と、明言した。

トヨタWECチームから離れ、インディカー・シリーズ・フル参戦も消えたアロンソはいまのところフリーだ。

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2019/06/24

ホンダ系チーム、決勝レースコメント(6/23)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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今日もポール・リカール・サーキットは気温が上がり、暑い一日になりました。
フェルスタッペンはスタートですばらしい動きを見せ、3番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に迫ります。
4番手を走行中の20周目にこの日唯一のピットストップを行いましたが、フェラーリをアンダーカットするには至りませんでした。

背後にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が迫る中、ペースを守りきったフェルスタッペンは、接近を許さずにフィニッシュ。
4位入賞で今季の獲得ポイントを100まで伸ばしました。

チームメートのピエール・ガスリーは、9番グリッドからソフトタイヤでスタート。
タイヤに厳しいコンディションの中で奮闘を見せると、17周目にピットインしてハードタイヤに交換。
そのままフィニッシュまで走行しました。
ハードタイヤで走行した第2スティント目のペースが上がらず、後でピットインしたマシンに先行を許すなど、11位でフィニッシュとなりました。
(レース後の裁定により公式結果は10位)

Toro Rossoも、難しい戦いを強いられます。
11番グリッドのアレクサンダー・アルボンは、スタートで16番手までポジションダウン。
タイヤを労わって走行せざるを得ず、順位の回復が難しいままレースが進行します。
それでも、25周目のピットストップまでに多くのオーバーテイクを披露しました。

ダニール・クビアトは、アルボンと反対の戦略で、ハードタイヤでスタートして残り21周までピットストップを引っ張ります。
最後列からのスタートにもかかわらず、残り5周でアルボンをパスし、クビアトが14位、アルボンが15位でレースを終えました。

次戦は2週連戦となるオーストリアGP。
今回アップデートを投入したPUから得られたデータを分析し、Red Bullのホームレースへと挑みます。

※ガスリーは、レース後の他車のペナルティー裁定により10位へ繰り上がりました

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(4位)

「レースは一人旅が続きましたが、退屈することはなく、ルクレール選手がいつも視界に入っていたので、彼のラップタイムに合わせながらモチベーションを上げて走行できました。
レースではたとえバトルをするマシンがいないときでも、プッシュし続けなければなりません。
僕はいつでも自分がどれだけの速さで走れるのか知りたいので、限界までプッシュして走行しています。
第2スティントでいい感触だったのですが、残り6~7周でリアのグリップが無くなり、リアタイヤに頼ることができなくなってしまいました。
レース前半でルクレール選手についていこうとしたことにより、タイヤを少し使いすぎたのかもしれません。
しかし僕たちにとって相性のいいコースではなかったにもかかわらず、フェラーリの1台より前の4位でレースを終えることができ、満足のいく結果となりました。
目指しているのはいつも勝つことに変わりありません。
ただ、今日のレースでそれを叶えるのは難しかったのですが、マシンパッケージからできる限りの力を引き出して戦いました。
このレースウイークで少し前進はできましたが、勝つためにはすべての面でまだやるべきことがあります」

【ピエール・ガスリー(レッドブル)】(11位→10位)

「地元フランスでの一戦でもあり、長く困難な一日になりました。
とても残念に思っています。
予選からグリップをつかむのに苦戦しましたが、それは決勝でも同じでした。
現時点で明確な答えは見つかっていませんが、なぜペースが不足していたのか理解するためにすべてを解析していく予定です。
コックピットの中からできることはすべて試しましたが、マシンがスライドしてしまい、思ったようにプッシュすることができませんでした。
このようなマシンの感覚は初めてだったので、チームと共に早急に解決策を見つけ出し、次戦のオーストリアGPまでにまとめ上げなくてはなりません。
Hondaは懸命にプッシュしてくれて進化を感じたので、その点はポジティブに捉えています」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(14位)

「今日のレースはそんなに悪くなかったと思っています。
できる限りのことはしましたし、コース上でいくつかいいバトルも繰り広げることができました。
特にグロージャン選手とのバトルではアウト側から上手くオーバーテイクすることができたし、レース終盤のアレックス(アルボン)とのバトルはとても楽しかったです!
ペナルティーがなく、もう少し上位のグリッドからスタートしていたらどの位置で終われたかは分かりませんが、ポイント獲得圏内に食い込むのは少し難しかったかもしれません。
ここから、オーストリアGPへさらに強いチームとして戻ってこられるよう、チーム一丸となって取り組んでいきます」

【アレクサンダー・アルボン(トロ・ロッソ)】(15位)

「残念なことに僕たちのこのレースウイークでの決勝は、1周目のターン2でコースアウトしたことにより、妥協せざるを得ない一戦となってしまいました。
アウト側がどれだけグリップするのか分かっていなかったため、ポジションをいくつか下げてしまうことになりました。
前方にいるマシンよりも速さはあったのですが、DRS圏内でマシンが連なり、隊列状態になっている集団を抜くのに苦戦してしまい、レース中のほとんどの時間を誰かの後ろで走っていました。
今日は少しペースが足りておらず、その原因の追究と改善をしていかなければなりません。
ダニー(クビアト)とのバトルはとても楽しかったのですが、ポイント圏外のポジション争いは、僕たちが本来望んでいた位置ではなかった筈です」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日はわれわれにとって苦しい戦いになりましたが、そんな中でもフェルスタッペン選手が力強い走りを見せ、予選で得た4位のポジションを守ってくれました。
残りの3台も完走は果たしたものの、ガスリー選手、アルボン選手、クビアト選手はポイント圏外と残念な結果に終わりました。
今回投入したスペック3のPUについては週末を通して問題なく機能していました。
しかし、今日の結果を受け一段と強力に開発を進める必要性を感じています。
来週末には次のオーストリアGPが控えています、今回のデータの見直しを行い、早急に準備を進めます」

提供:本田技研工業(株)

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リカルド(ルノー)にさらにペナルティ・ポイント3点

FIA
フランスGPのレーススチュワード(審査委員)は、26日(日)に行われた決勝レースでルノー・チームのダニエル・リカルドに対し5秒のタイム・ペナルティ2回を科したが、さらにそれぞれに2点と1点のペナルティ・ポイントも科したことを明らかにした。

ペナルティ・ポイントは1年間の累計で12点に達した場合、スーパーライセンスが停止され出場停止となるが、リカルドの場合今回3点が加わりこれでトータル5点となった。

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リカルド(ルノー)にコース外走行でペナルティ、 降格に

FIA
フランスGPのレーススチュワード(審査委員)は、23日(日)行われた決勝レース中、7位でフィニッシュしたルノー・チームのダニエル・リカルドに対し計10秒のタイムペナルティを科したことを明らかにした。

それによればリカルドはライコネン(アルファロメオ)とバトルを演じていた際、9コーナーでコース外を走行、不当なアドバンテージを得たとして5秒加算のペナルティ。
さらにコースに復帰する際にはノリス(マクラーレン)の走行を妨害、すでにコントロールを取り戻していたリカルドにはこれをかわすことが可能であったとしてこちらも5秒、合わせて計10秒のタイムペナルティとしたもの。

リカルドはこれにより11位まで降格、ライコネン(アルファロメオ)、ヒュルケンバーグ(ルノー)、ノリス(マクラーレン)らがそれぞれ順位を一つずつ上げると共にガスリー(レッドブル)は10位となりポイント獲得を果たすこととなった。
ちなみにガスリーはリカルドがレッドブルを離脱したことにより後任に昇格したという皮肉な巡り合わせとなった。

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2019/06/23

フランスGPはハミルトン(メルセデス)のポールTOウィン

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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23日(日)15時10分(日本時間:22時10分)からキャスレーのポールリカール・サーキットを舞台に、2019年F1第8戦フランスGPの決勝レースが行われた。
スタート前の天候は晴れ、気温26度、路面温度は54度と高温、路面はこの日もドライコンディションと報告されている。
なおピレリは今回、C1からC5まで5種類のコンパウンドのうちホワイトのハードにC2、イエローのミディアムにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間に位置する3種類のタイヤを持ち込んでいるが、ソフトタイヤは耐久性に難があるということで、レースでの各車の戦略が注目される。

スタートは大きな順位変動もなく、グリッドの順でオープニングラップを終える。
6番手スタートのベッテル(フェラーリ)がマクラーレン勢を抜き次第に順位を上げていく。
10周目、コース外を走行したとしてペレス(レーシング・ポイント)に5秒のタイムペナルティが通告される。
47周目、グロージャン(ハース)がピットガレージに戻ってそのままリタイヤに。
50周目、アルボン(トロ・ロッソ)がボラードを損傷させコースの障害になったためバーチャル・セーフティカーに。
52周目、5位のベッテル(フェラーリ)がタイヤ交換してファステストラップ・ポイントを狙いにいく。
ファイナルラップの53周目、トップのハミルトンが最速タイム記録。
直後にベッテルがこれをわずかに上回り、目論見通りポイント1を獲得した。

優勝はハミルトン(メルセデス)でスペインGPから4連勝、直近の7レースで6勝、自身通算79勝目。
2位にチームメイトのボタス(メルセデス)、3位ルクレール(フェラーリ)、4位フェルスタッペン(レッドブル)でここまで予選通りの順。
5位ベッテル(フェラーリ)、6位サインツ(マクラーレン)、7位リカルド(ルノー)、8位ライコネン(アルファロメオ)、9位ヒュルケンバーグ(ルノー)、そして10位にノリス(マクラーレン)。
ノリスは終盤ハイドロリック系のトラブルということで入賞圏内で踏み留まった走りは「マン・オブ・デイ」として評価された。

以下、11位ガスリー(レッドブル)、12位ペレス(レーシング・ポイント)、13位ストロール(レーシング・ポイント)、14位クビアト(トロ・ロッソ)、15位アルボン(トロ・ロッソ)、16位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、17位マグヌッセン(ハース)、18位クビサ(ウィリアムズ)、19位ラッセル(ウィリアムズ)までが完走。
リタイヤはグロージャン(ハース)だけ。
バージョンアップを施して臨んだホンダ・パワー勢だったが、入賞はフェルスタッペン(レッドブル)だけといささか精彩を欠いた。

フランスGPのレース結果はこちら
フランスGPの画像はこちら

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フランスGPスターティンググリッド(修正版)

FIA

フランスGPのレーススチュワードは、決勝レースのスターティンググリッドが次のように変更されたことを明らかにした。
それによれば予選16番手だったダニール・クビアト(トロ・ロッソ)、そして19番手だったジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)のいずれも規定数以上のエンジン・コンポーネンツを投入したとしてグリッド最後尾としたもの。

1. ハミルトン(メルセデス)
2. ボタス(メルセデス)
3. ルクレール(フェラーリ)
4. フェルスタッペン(レッドブル)
5. ノリス(マクラーレン)
6. サインツ(マクラーレン)
7. ベッテル(フェラーリ)
8. リカルド(ルノー)
9. ガスリー(レッドブル)
10. ジョビナッツィ(アルファロメオ)
11. アルボン(トロ・ロッソ)
12. ライコネン(アルファロメオ)
13. ヒュルケンバーグ(ルノー)
14. ペレス(レーシング・ポイント)
15. マグヌッセン(ハース)
16. グロージャン(ハース) *
17. ストロール(レーシング・ポイント) *
18. クビサ(ウィリアムズ) *
19. クビアト(トロ・ロッソ) *
20. ラッセル(ウィリアムズ) *

* 印は変更のあったドライバー

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「セットアップが進歩した」と、ルクレール(フェラーリ)

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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今季バーレーンGPに続き、再び予選でチームメイトのベッテルを上回ってみせたフェラーリ・チームのシャルル・ルクレールは、「セットアップが進歩した」と、自身の成長ぶりを自讃した。

今回の予選で7番手に終わり、「マシンからうまくバランスを引き出せていない」と首を傾げるベッテルを尻目に、3番グリッドを得たルクレールは、「ここ数戦、予選でQ1からQ3へとコンディションの変化にマシンのセットアップを合わせることを研究したんだ。
その成果が表れたと思う。
今日の出来には個人的には満足しているけれど、でもライバル(メルセデスAMG勢)とのギャップを考えるとこんなことではまだまだだね」と、意識はさらに高いことを示した。

「まだやるべきことは多いけれど、明日のレースで彼らにチャレンジできるのが楽しみだ」と、ルクレールは意欲をみせている。

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