2021/06/24

フランスGP開催成功も、来年以降の先行きは不明

Image (C)Pirelli Motorsport
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結果的にはフェルスタッペン(レッドブル)のポールTOウィンで終わったフランスGPだったが、その内容はスリリングなもので、関係者からも名レースの一つと高い評価を得たようだ。
しかしながら同グランプリの開催責任者である元マクラーレン・チーム代表のエリック・ブイユ氏は、来年以降の開催について現時点で目途は付いていないことを明かした。

「確かに今年のレースは面白いもので成功だったといえるが、それはスポーツとしてであって、興行的には成り立っていない。
なぜなら観客は一日当たりわずか15,000人に制限されたものだったからね。
来年以降も続けるのであれば、誰もが制限されることなく観客としてここに来られるようにならなくては駄目だ」と、悲観的。

地元フランスの『ウエスト・フランス』紙が伝えるところによれば、こうした窮状を踏まえ、フランスGPはリバティ・メディアに開催権料の減額を求めているとのこと。
ただ開催候補地は軒を連ねていて、要望通り認められるかどうかは不明だ。

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2021/06/23

フランスGPの最速ピットストップもレッドブル・レーシング

Redbull/Pitstop (C)Redbull Racing
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日曜日に行われたフランスGP決勝レースで最速のピットストップタイム(DHLファステスト・ピットストップ・アワード)を記録したのは、モナコ、アゼルバイジャンに続き今回もレッドブル・レーシングのクルーだった。

最速タイムは24周目にセルジオ・ペレスがピットインした際のもので、全チーム中最速となる2.04秒を記録したもの。
これに次ぐ2番手はハミルトン(メルセデス)で2.20秒、また3番手はリカルド(マクラーレン)の2.32秒というものだった。
優勝したフェルスタッペン(レッドブル)は2.36秒で全体の5番手だった。
なおレッドブルの今季最速ピットストップは開幕バーレーン戦の1.93秒というもの。

またこのレースの『ドライバー・オブ・ザ・デー』は、優れた戦略で結果的に劇的なポールTOウィンを飾ったフェルスタッペン(レッドブル)が選ばれた。

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ホームレースで無念のオコン(アルピーヌF1)

Esteban Ocon (C)Alpine F1 Team
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チームの、そして自身にとってもホームグランプリとなったエステバン・オコン(24歳:フランス)だったが、フォース・インディア時代に続く2度目のフランスGPも14位と無念の結果となった。

「全然僕らが期待したペースじゃなかった。
タイヤもすぐにグラデーションが起きて持たなかったし、スピードも足りなかった。
何が原因だったのかはこれから分析するけれど、とにかく期待外れ。
ただレースは連続するので時間が足りないよ」と、嘆いた。

オコンにとって無念だったのは、チームメイト(アロンソ)との比較もある。
これまでリタイヤした前戦を除きすべのレースで元チャンピオンを凌駕してきたものの、肝心の今回は完敗でチャンピオンシップ・ポイントでも逆転される結果となった。

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2021/06/22

シューマッハ(ハース)、僚友マゼピンに怒りの声

Mick Schumacher (C)Haas F1 Team
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今シーズン、共にF1ルーキーで構成されるハースF1チームだが、必ずしもその関係は良好なものとは言えないようだ。

2週間前のアゼルバイジャンGP決勝レースで、チームメイトをオーバーテイクしようとしたシューマッハに対し、マゼピンは突然進路を変更、シューマッハは危うくガードレールにクラッシュというシーンが演じられた。
ただこの時はマゼピンが「シューマッハは逆の側から来ると思った」と弁明。
無線では声を荒げたシューマッハもそれ以上事を荒立てることはなかった。

しかし今回のフランスGPでもこの両車は4コーナーで互いのポジション争いの結果、コース外に押し出されるというチームメイト同士らしからぬ緊迫の争いを再現。
これについてシューマッハは「彼の行動は信じられない。
同じチームなのに馬鹿げているよ。
トンでもない事故にならないうちに、チームは彼と話し合う必要がある」と、断罪した。

タイトルを争うトップチームではしばしば起こるチームメイト同士の軋轢だが、今年のハースF1は残念ながらその立場ではない。

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ボタス(メルセデス)、チームの『戦略ミス』に憤り

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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日曜日に行われたフランスGP決勝レースで4位に終わったメルセデスAMGチームのバルテリ・ボタスは、期待に反して表彰台を逸したレース結果について、チームの戦略に不満をみせた。

「間違いなく今回の戦略のキモは2ストップにあった。
だからフェルスタッペンが2度目のタイヤ交換のためピットインした直後、無線で僕らも入るべきだと進言したんだよ。
でもチームは僕の言う事は聞かずそのまま1ストップのままいくことを決めたんだ。
そりゃ後から言うのは簡単だ、と言われるかも知れないけれど、もしも2ストップしていたなら、表彰台どころかフェルスタッペンと互角に争うこともできた筈なのに」と、ぼやくボタス。

また4位転落後も後続とのギャップがあったボタスには、最終盤フレッシュ・タイヤに替えてファステストラップ・ポイントを狙う選択肢もあったが、結局採用されなかった。
そのボタスに奮起を促す意図があってか、来季ラッセル(現ウィリアムズ)と交替との噂が誠しやかに広められている。

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2021/06/21

命拾いした3位表彰台のペレス(レッドブル)

Redbull Duo (C)Redbull Racing
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フランスGP決勝レースで1-3位に入賞、チームに大量ポイントをもたらせたレッドブル・レーシングのフェルスタッペン&ペレスだったが、スチュワードの判定次第ではレース結果が異なっていた可能性もあった。

これは、レース終盤4位走行中のペレスが3位だったボタス(メルセデス)を10コーナーでオーバーテイクした際、トラックリミットをオーバーしたとして審議対象とされたもの。
もしこれによりゲイン(利益)を得たと判定された場合には順位降格などのペナルティも考えられた。

しかしスチュワードは「トラックリミットをオーバーした時点でペレスはすでにコーナー出口で実質的にボタスのオーバーテイクは終えており、トラックリミットを利用したとは認められない」との甘い判断を示した。
お陰で最終順位に変動はなく、レッドブル・レーシングはコンストラクターズ・ランキングのリードをさらに拡大する結果となった。

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フェルスタッペン、ミディアム – ハード – ミディアムと繋ぐ マスタークラスの2ストップ戦略で優勝 (ピレリ)

マックス・フェルスタッペン (C)Pirelli Motorspotrs
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2021 フランスグランプリ 決勝
2021 年 6 月 21 日、ル・カステレ

キーポイント
• レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、非凡な 2 ストップ戦略でフランスグランプリを制しました。P Zero イエロー・ミディアムでスタートしたフェルスタッペンは、P Zero ホワイト・ハード - ミディアムと繋ぎ、上位勢ではただ一人の 2 ストッパーとなりました。フェルスタッペンは、ファイナルラップの 1 周前にトップの座を奪い返しました。• メルセデスのルイス・ハミルトンは、スタート直後の第一コーナーでトップに立ちました。フェルスタッペンが 2 回目のストップを行なった際、ハミルトンはステイアウトを決断し、大半が使用したミディアム – ハードの 1 ストップ戦略を選択しました。もう一人の 2 ストッパーは、16 位でフィニッシュしたフェラーリのシャルル・ルクレールでした。
• トップ 10 グリッドを含む大半のドライバーが、ミディアムタイヤでスタートしました。ハードタイヤでスタートしたドライバーは、アストンマーティンの両ドライバー、アルファロメオの両ドライバー、アルピーヌのエステバン・オコン、ハースのニキータ・マゼピンでした。レース中、ソフトタイヤは使用されませんでした。• ミディアムタイヤでスタートしたドライバーが上位 8 名を占めた中、ハードタイヤでスタートしたドライバー中の最上位ドライバーは、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルでした。ベッテルは、ハードタイヤで 37 周のオープニングスティントを走行後、ミディアムタイヤへ交換して 9 位を獲得しました。同じストラテジーを採ったチームメイトが 10 位で続きました。• 昨日よりも冷涼な天候となった中、日曜朝の雨が、路面に載ったラバーを洗い流しました。気温は約 27℃、路面温度は、フリー走行や予選時よりも 15℃程低い約 37℃でした。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2 : 大半のドライバーが長い第 2 スティントで使用しました。第 1 スティントで使用ベッテルを含む数名のドライバーが、ハードで 37 周を走行しました。ハミルトンは、フィニッシュまでハードタイヤで競い合いました。• ミディアム C3: フェルスタッペンの勝利の鍵となりました。レッドブルは、フェルスタッペンの 2 ストップ戦略を決断し、フェルスタッペンはファイナルスティントでミディアムを使用しました。マクラーレンのランド・ノリスもミディアムを効果的に使用しました。長いオープニングスティントをミディアムで走行したノリスは、ハードでファイナルスティントを走行し、5 位を獲得しました。• ソフト C4: レースでは使用されませんでした。「グリーン」なトラックを含む今日のコンディションは、P Zero レッド・ソフトよりも耐グレイニング性能が高い、より硬いコンパウンドの使用を促しました。

ピレリ F1 およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「低い路面温度、今朝の雨によってグリーンな状態になったトラック、ドライバーに影響を及ぼした風などの未知の要素によって、今日のレースは緊迫した戦略的戦いとなりました。また、これらの要因によって左フロントタイヤのグレイニングが増加したことも、今日の鍵の一つでした。
結果的に、1 ストッパーが予測された中、レッドブルとフェルスタッペンが決断した 2 ストッパーの可能性も生まれました。2 ストップと 1 ストップの差が非常に微妙であることは明らかでした。いずれの戦略も、成功させるためには、多くの責任と実行力が求められました。ファイナルラップまで誰も結果を予測できない、マスタークラスの戦略を実行したフェルスタッペンとレッドブルを祝福します」

ピレリジャパンプレスリリース

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(6/20)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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フランスGPの決勝は劇的な展開となり、Red Bull Racing Hondaのマックス・フェルスタッペンが優勝、セルジオ・ペレスが3位に入り、チームにとっては今季初のダブル表彰台を獲得。
この勝利で、Hondaパワーユニットは1991年以来の3連勝を果たしました。

戦略の違いによって結果が左右される僅差のレースでしたが、Scuderia AlphaTauri Hondaもピエール・ガスリーが7位入賞。激しい中団争いでポイントを獲得しました。

午前中には雨が降ったポールリカール・サーキットですが、F1決勝のスタート時には路面も乾き、ドライコンディションでのレースとなりました。

前日の予選でクラッシュを喫した角田裕毅は、ギアボックスの交換に加えて、予選と異なる仕様のフロア装着とサスペンションセッティングの変更を行ったため、レギュレーションによって最後尾からのピットレーンスタートとなりました。
角田はスタートタイヤにミディアムタイヤを選択。
トップ10スタートとなった他の3名も、予選Q2で使用したミディアムタイヤでのスタートとなりました。

ポールポジションからのスタートとなったフェルスタッペンは、スタートを上手く決めてターン1へ進入しましたが、出口で膨らんでしまい、ルイス・ハミルトン(メルセデス)にリードを奪われます。
ペレス、ガスリーはそれぞれ4番手、6番手をキープしてオープニングラップを終えました。

角田は素晴らしい出だしを見せ、ハース、ウイリアムズのドライバーをオーバーテイク。
その後、Honda PU勢の中で最初となる15周目にピットストップを行い、ハードタイヤに交換しました。

ガスリーは17周目にピットイン。
ダニエル・リカルド(マクラーレン)に前を行かれる展開となってしまいます。
フェルスタッペンは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のピットインに反応して、18周目にピットへ。ここで見事なペースを見せ、ボッタスの前方に留まるだけでなく、その1周後にピットインしたハミルトンの前に出て、実質的なリードを奪います。
その後、ペレスが24周目までピットストップを遅らせ、4番手でレースを進めます。


首位を走行していたフェルスタッペンでしたが、後方のハミルトンからプレッシャーを受け続け、タイヤのデグラデーションも進んだことから、Red Bull Racingは32周目に2度目のピットインを行うことを決断。
ミディアムタイヤに交換して4番手でレースへ復帰すると、首位奪還を目指して追い上げを狙います。

3番手のペレスとポジションを入れ替えたフェルスタッペンは、ファステストラップを更新しながらメルセデス勢との差を詰めていきます。
残り9周で、ボッタスを捕らえて2番手に浮上。
この時点でハミルトンとの差は大きかったものの、ペースを緩めずに追撃します。
その後、ペレスもボッタスへ追いつき、高速コーナーの“シーニュ”でアウト側から並びかけてオーバーテイク。
Red Bull Racingは2-3番手となります。

フェルスタッペンは、残り2周でハミルトンに追いつき、ミストラルストレートのシケインでオーバーテイクを決めて、今季3勝目を挙げました。
また、ファステストラップによる1ポイントも追加し、ドライバーズチャンピオンシップでのリードを12ポイントに拡大しました。

ペレスも順位を守って3位でフィニッシュ。
Red Bull Racingは、2人のドライバーが合わせて41ポイントを獲得し、コンストラクターズチャンピオンシップでメルセデスに37ポイント差をつけてリードを守っています。

ガスリーはランド・ノリス(マクラーレン)との激しいバトルを経て、36周目にカルロス・サインツをパスするなど、2台のフェラーリをオーバーテイク。
その後、前方のマクラーレン勢へ迫り、7位入賞を果たして6ポイントを獲得しました。

角田は一時11番手まで浮上しましたが、終盤でタイヤが厳しくなったこともあり、13位でフィニッシュ。
最後尾のピットレーンスタートから7つ順位を上げて完走を果たしました。

Scuderia AlphaTauriはコンストラクターズランキング5位を守り、4位のフェラーリとの差を6ポイント詰めて今大会を終えました。

次戦は、1週間後のシュタイアーマルクGP。その翌週のオーストリアGPまで、レッドブル・リンクでの2連戦です。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のフランスGP決勝は、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手が優勝、ペレス選手が3位表彰台と、Red Bull Racing Hondaとして2人のドライバーが表彰台に上がるとともに、モナコ、アゼルバイジャンに続く3連勝を飾ることができました。
ポールポジションからスタートしたフェルスタッペン選手は、一度は2番手に下がったものの、メルセデスと異なる戦略を採り、ラスト2周でハミルトン選手を逆転。
見事なパフォーマンスで優勝を獲得しました。

終始4番手を走行していたペレス選手も、先行する3台との間隔を上手く見計らいながらレースを組み立てて、終盤ボッタス選手を抜いて3位フィニッシュ。
マシンのパフォーマンス、ドライバーの腕、チームの戦略などすべてが上手く噛み合い、本当に素晴らしいレースになりました。

Scuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手も粘り強い走りを続けて7位、5戦連続で入賞を果たし、安定した力を見せています。
Q1でのクラッシュから、車体側のパーツを交換したためにピットレーンスタートとなった角田選手は最後尾からいくつものオーバーテイクを見せて13番手と、昨日の予選から巻き返しを見せてくれました。

今週末のパフォーマンス状況から予想されていた通りに、非常なタフなレース展開になりましたが、それぞれがきっちりとやるべきことを果たし、このような結果を得られたことはこの先シーズンを闘う上で大きな励みになります。
またすぐにレースがやってきます。
オーストリアでの2連戦に向けてこの勢いを維持していきたいと思います」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 1位)

「この勝利は、チームの素晴らしい努力によるものです。
さらに、このコースでダブル表彰台というのは、現場とミルトンキーンズのファクトリーのみんな、そしてHondaのハードワークの結果です。

当然、自分で前に出て後続を突き放してという展開を望んでいましたが、F1ではそれが上手くいかないことはよくあるので、今日は本当に苦労しました。
2チームが非常に僅差であることが分かったと思いますし、こうして戦略の差で残り2周で前に出て勝利を挙げられたことで、報われた思いです。

スタート後のターン1でリアを失ってコースアウトし、ルイス(ハミルトン/メルセデス)に前を行かれたことで、簡単なレースにはなりませんでした。
もちろんすぐに対抗しようと思いましたが、まだレースは長いことが分かっていたので、集中し続けました。
最初のスティントでは、ルイスと戦えるペースはなかったので、リスクを取って先にピットへ入りましたが、正直ここでアンダーカットが成功して前へ出られるとは予想していませんでした。
彼らはハードにプッシュして僕をパスしようとしてきましたが、運よく前に留まれましたし、ミスができないとも思っていました。
終盤にかけて少し風が収まり、路面にラバーが乗ってきたことで、そのコンディションにマシンが合っていたので、2ストップ戦略を決断し、それがうまくいきました。
最終的に、僕らチームは2台とも適切な戦略を採り、チェコ(ペレス)とともに表彰台に立てて最高の気分でした。
オーストリアまでの数日はこの勝利を楽しみ、また戦っていきます」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(決勝 3位)

「チームは最高の戦略で素晴らしい仕事を成し遂げました。
いいタイミングで適切な判断をして、現場とファクトリーのメンバーはよくやってくれたと思います。
最高の結果が出せたことは大きいですし、とてもうれしいです。
ドライバーは常に勝利だけを目指すものなので、僕としては望んだ結果とは言えませんが、最高のマシンを手にしているわけですから、これからもハードワークを続け、改善していくことでさらにいい結果を得られればと思います。

2戦連続の表彰台となり、多くのポイントを獲得できましたが、あと3周あればルイスもパスして1-2フィニッシュが果たせたと思うので、僕らにとってホームレースとなるオーストリアではそれが実現できるように、プッシュし続けていきます。
2レース続けてシュピールベルク(レッドブル・リンク)でレースがあるのは、僕にとっていいことで、1週目でコースに合わせたマシンパフォーマンスについての理解を深め、2週目にはより高いベースラインから臨むことができます。
この勢いを維持して、優勝争いに加われればと思います」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(決勝13位)

「1周目はとてもいい形で、ピットレーンからスタートしてポジションを3つ上げられました。
タイヤコンパウンドの異なるアルファロメオ勢の後方で抑えられてしまったので、アンダーカットを試みようとハードタイヤに交換しました。
このタイヤを履いてすぐにプッシュしなければならず、レースの終わりには完全にタイヤが終わってしまいました。
今回も、F1でのレース経験を積み、走行距離を伸ばすことができたので、僕にとってはとてもいいことだと思います。
もっと上位のグリッドからスタートし、ポイント獲得のチャンスを増やせるように、予選について取り組んでいかなければなりません」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(決勝 7位)

「いいレースができたと思います。
手強いライバルの後ろでフィニッシュする形となりましたが、不満はありません。
もちろん、心の底にはホームの観衆の前でグリッドから大きく順位を上げてフィニッシュしたかったという気持ちはありますが、難しいレースでしたし、僕らにできることをすべてやりきったと思います。

ピットストップでは、リカルド(ダニエル/マクラーレン)とシャルル(ルクレール/フェラーリ)にアンダーカットを許し、2つポジションを落としてしまい、それが尾を引きました。
このあとデータを見直して、何か違うことができたのかを確認しなければなりません。
今日は持てる力をすべて出し尽くしました。
素晴らしいバトルがありましたし、結果には満足しなければなりません。
7位フィニッシュというのは僕らにとっていい結果ですし、ホームで貴重なポイントを獲得できました」

提供:本田技研工業(株)

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ハミルトン(メルセデス)、「もう選択肢がなかった」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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フランスGP決勝レース、タイヤ戦略の違いからレース終盤に首位の座を奪われるというシーンを演じたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンは、しかし「他に選択肢はなかった」と、振り返った。

「2度目のタイヤ交換をフェルスタッペンが決行したとき、僕たちには対抗する術がなかった。
すでに彼がリードを奪っていたので、こっちはステイするしかなかったんだ。
後からピットインしても追いつけないことはわかっていたからね。
今回は彼らの戦略勝ちだったよ」と、ハミルトン。

これについてはチームも「今回の敗因はわれわれの戦略にあった」と、同意。
チャンピオンシップ・ポイントのギャップは今回のレースでさらに拡大する結果となった。

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2021/06/20

フランスGPはフェルスタッペン(レッドブル)がポールTOウィン

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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6月20(日)15時(日本時間:22時)から今季F1第7戦フランスGPの決勝レースがポールリカール・サーキットを舞台に全531周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は21度、路面温度26度、路面はドライコンディションとなっている。
最後尾スタートの角田裕毅はピットレーンスタートを選んでいる。

オープニングラップ、ポールのフェルスタッペンがわずかにコースオフ、その間にハミルトンが先頭に立つ。
20周目、最初のピットストップで再びフェルスタッペンが実質首位を取り返す。
ガスリーはノリスとのバトルの際、トラックリミットをオーバーしたが審議の結果お咎めなしとされた。
33周目、トップのフェルスタッペンが先に2度目のピットストップでミディアムタイヤに履き替える。
その後2位のボタスはオーバーテイクしたものの、首位のハミルトンにはなかなか届かず。
一方、ペレスはボタスを捕らえて3位に上がる。
ラスト2周、ついにフェルスタッペンがハミルトンをオーバーテイクして首位に返り咲き、そのままポジションをキープしてトップでチェッカーフラッグをかいくぐった。

フェルスタッペン(レッドブル)の優勝はモナコGP以来で今季3勝目、自身通算13勝目を飾った。
合わせてファステストラップも記録、1ポイントを加えた。
レッドブル・ホンダは前戦のペレスを合わせこれで3連勝となり、ドライバーズ・ランキング、コンストラクターズ・ランキング共に首位をキープした。

2位ハミルトン(メルセデス)、3位ペレス(レッドブル)、4位ボタス(メルセデス)、5位ノリス(マクラーレン)、6位リカルド(マクラーレン)、7位ガスリー(アルファタウリ)、8位アロンソ(アルピーヌ)、9位ベッテル(アストンマーティン)、10位ストロール(アストンマーティン)までが入賞でポイント獲得。
11位サインツ(フェラーリ)、12位ラッセル(ウィリアムズ)、13位角田裕毅(アルファタウリ)、14位オコン(アルピーヌ)、15位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、16位ルクレール(フェラーリ)、17位ライコネン(アルファロメオ)、18位ラティフィ(ウィリアムズ)、19位シューマッハ(ハース)、20位がマゼピン(ハース)でリタイヤはなしで珍しく全車完走となった。

F1次戦は続いて翌週、レッドブルリンクで行われるシュタイヤーマルクGP(6月27日決勝)になる。

フランスGP決勝レースの結果はこちら
フランスGPの画像はこちら

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