2024/12/09

角田裕毅(RB)、「スタートですべて終わった」

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_garage_l_20241202132401最終戦アブダビGPを、入賞目前にした11番グリッドからスタートしながら発進に失敗、オープニングラップで大きく出遅れ、結局12位フィニッシュとポイント圏外に終わったレーシング・ブルズの角田裕毅は、「スタートですべて終わった」と悔やんだ。

「残念ながら今日のレースはスタートですべてが終わってしまった。
何が起きたのかまだ正確には究明されていないけれど、クラッチが引っかかったように感じた。
その後できるだけ全力で走って、ポジションをいくつか挽回できもののピットストップの時にはきちんと止めるのにかなり苦労したし、残念ながらポイントには届かなかった。
チーム全員に感謝の気持ちを表すような良い結果が残せずにシーズン最後のレースを終えるのは残念だよ」

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2024/12/08

最終戦アブダビはノリスが有終の美

Lando Norris
Abdgp_101_2024120800180112月08日(日)17時(日本時間:22時)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2024年F1最終第24戦アブダビGP決勝レースが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は27度、路面温度33度、コースはドライコンディションとなっている。

オープニングラップ1コーナーでピアストリとフェルスタッペンが接触。
後方でも接触がありデブリ(破片)回収のためバーチャル・セーフティカーに。
ボタスと接触したペレスがリタイヤに。
フェルスタッペンとボタスには10秒のタイムペナルティ。
24周目、タイヤ交換てトラブルに見舞われたローソン(RB)が再度ピットインする羽目に。
危険なリリースとして10秒のストップ&ゴーのペナルティが科せられる。
30周目、ボタスとマグヌッセンが接触、ボタスはリタイヤに。

58周目のレースを制したのはポールシッターのノリス(マクラーレン)、シンガポールGP以来の4勝目を記録した。
2位にサインツ(フェラーリ)、3位は19番手から追い上げたルクレール(フェラーリ)、ただコンストラクターズ・タイトルはマクラーレンの獲得が決まった。
4位ハミルトン(メルセデス)、5位ラッセル(メルセデス)、6位フェルスタッペン(レッドブル)、7位ガスリー(アルピーヌ)、8位ヒュルケンバーグ(ハース)、9位アロンソ(アストンマーティン)、10位ピアストリ(マクラーレン)までがポイント獲得。
以下アルボン(ウィリアムズ)、角田裕毅(RB)、周冠宇(ザウバー)、ストロール(アストンマーティン)、ドゥーハン(アルピーヌ)、マグヌッセン(ハース)までが完走。
リタイヤとなったのはローソン(RB)、ボタス(ザウバー)、コラピント(ウィリアムズ)そしてペレス(レッドブル)の4台となった。

2025年のF1は来年3月14日(金)オーストラリアGPからスタートする。

アブダビGP決勝レースの結果はこちら
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アブダビGPスターティンググリッド(修正版)

アブダビGPのスターティンググリッドは予選4位のヒュルケンバーグ(ハース)が追い越し違反で3グリッド降格、また予選14位のルクレール(フェラーリ)がES(バッテリー)の規定数量超過で10グリッド降格、ウィリアムズの2台も16位のアルボン、19位のコラピントかいずれもクラッシュによるギヤボックス交換で5グリッド降格となったため、下記のように変更された。

【スターティンググリッド】(修正版)

1. ノリス(マクラーレン)
2. ピアストリ(マクラーレン)
3. サインツ(フェラーリ)
4. フェルスタッペン(レッドブル) *
5. ガスリー(アルピーヌ) *
6. ラッセル(メルセデス) *
7. ヒュルケンバーグ(ハース) *
8. アロンソ(アストンマーティン)
9. ボタス(ザウバー)
10. ペレス(レッドブル)
11. 角田裕毅(レーシング・ブルズ)
12. ローソン(レーシング・ブルズ)
13. ストロール(アストンマーティン)
14. マグヌッセン(ハース) *
15. 周冠宇(ザウバー) *
16. ハミルトン(メルセデス) *
17. ドゥーハン(アルピーヌ) *
18. アルボン(ウィリアムズ) *
19. ルクレール(フェラーリ) *
20. コラピント(ウィリアムズ) *

【註】*印は変更になったドライバー

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ヒュルケンバーグ(ハース)3グリッド降格

Nico Hulkenberg
Abdgp_106_20241208123901最終戦アブダビGP公式予選で4番グリッドを獲得と健闘したハースF1チームのニコ・ヒュルケンバーグだが、同グランプリのレーススチュワード(審査委員)は規定に反したオーバーテイクがあったとして予選グリッド3番降格のペナルティを科したことを明らかにした。

それによればヒュルケンバーグはアタックのための時間が残り少なくなったことからピットレーン出口で禁止されていた他車のオーバーテイクを敢行、これが違反行為に問われたもの。

これにより、予選4番手だったヒュルケンベルグは7番グリッドからスタートすることになり、コンストラクターズ・チャンピオンシップで6位争いをしているアルピーヌのガスリーが5番グリッドへ、メルセデスのラッセルが6番グリッドへ上がることになった。

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アブダビGP公式予選、ノリスがポール

Lando Norris
Abdgp_101_2024120800180112月08日(土)18時(日本時間:23時)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2024年F1最終第24戦アブダビGP公式予選がナイトセッションで行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は26度、路面温度30度、コースはドライコンディションとなっている。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
なお既報のようにルクレール(フェラーリ)が10番、そしてアルボン(ウィリアムズ)とコラピント(ウィリアムズ)はそれぞれ5番のグリッド降格が決まっている。

まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
トップタイムはそのルクレール(フェラーリ)。
ここでの敗退はドゥーハン(アルピーヌ)、コラピント(ウィリアムズ)、ハミルトン(メルセデス)、周冠宇(ザウバー)、そしてアルボン(ウィリアムズ)の5台となった。
ハミルトンは他車が弾いたボラードがフロントウィングに挟まる不運に見舞われた。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
ここでの敗退はマグヌッセン(ハース)、ルクレール(フェラーリ)、ストロール(アストンマーティン)、ローソン(RB)そして角田裕毅(RB)の5台となった。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
熾烈なタイム争いの結果、ポールポジションはノリス(マクラーレン)の手に。
ブラジルGP以来の今季8回目、自身通算9回目の快挙となった。
2番手はチームメイトのピアストリ(マクラーレン)、3番手サインツ(フェラーリ)、4番手ヒュルケンバーグ(ハース)、5番手フェルスタッペン(レッドブル)、6番手ガスリー(アルピーヌ)、7番手ラッセル(メルセデス)、8番手アロンソ(アストンマーティン)、9番手ボタス(ザウバー)、10番手ペレス(レッドブル)となった。

アブダビGP決勝レースは明日08日(日)17時(日本時間:22時)から全58周で行われる。

アブダビGP公式予選の結果はこちら
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2024/12/07

アブダビGPフリー3回目もマクラーレン勢

Oscar Piastri
Abdgp_10512月07日(土)14時半(日本時間:19時半)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2024年F1最終第24戦アブダビGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は28度、路面温度41度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

ここでも好調なのはマクラーレンの2台でピアストリ&ノリスの順。
これにハミルトン(メルセデス)、フェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、ヒュルケンバーグ(ハース)、マグヌッセン(ハース)、ルクレール(フェラーリ)、そしてペレス(レッドブル)が続いた。
レーシング・ブルズは角田裕毅11番手、ローソン17番手だった。

この後注目の公式予選が行われる予定になっている。

アブダビGPフリー走行3回目の結果はこちら
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フリー初走行の平川亮にマクラーレン高評価

Ryo Hirakawa
R_hirakawa_mclaren_mマクラーレン・レーシングは、6日(金)行われたアブダビGPのフリー走行1回目セッションに出走した平川亮に高い評価を与えた。

これは同チームのアンドレア・ステラ代表が語ったもの。
それによれば平川はチームが与えたミッションをすべて指示通りに着実にこなしたとのこと。
タイムもただ一度のアタックラップで新人中の2番手タイム、なによりマシンを少しも痛めることなくピアストリに返却したことが評価されたという。
これはこの最終戦でコンストラクターズ・チャンピオンシップ争いに結着を付けるマクラーレン・レーシングとしては重要なことだ。

なお平川はアブダビGP終了後に行われる合同テストで今度はハースF1のマシンを走らせる予定になっている。

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2024/12/06

アブダビGPフリー2回目、マクラーレン勢1-2

Yas Marina Circuit
Abdgp_00212月06日(金)17時(日本時間:22時)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2024年F1最終第24戦アブダビGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は27度、路面温度33度、コースはドライコンディション。
なおルクレール(フェラーリ)がES(バッテリー)の交換で10グリッド降格のペナルティを受けることが伝えられている。

 

コラピント(ウィリアムズ)が縁石でフロアパネルを痛め、ガレージで作業が続けられる。
アルボン(ウィリアムズ)のほうも駆動系のトラブルかスローダウン。
なおウィリアムズの2台はギヤボックス交換で5グリッド降格が決まっている。

 

好調マクラーレンのノリス&ピアストリが1-2タイム。
これにヒュルケンバーグ(ハース)、サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、ボタス(ザウバー)、マグヌッセン(ハース)、アルボン(ウィリアムズ)、角田裕毅(RB)と続いた。
ローソン(RB)は11番手、レッドブルはペレス14番手、フェルスタッペン17番手だった。

 

明日はフリー走行3回目セッションと公式予選が行われる予定になっている。

 

アブダビGPフリー走行2回目の結果はこちら
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アブダビGPフリー1回目、ルクレールが最速

Yas Marina Circuit
Abdgp_00112月06日(金)13時半(日本時間:18時半)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2024年F1最終第24戦アブダビGPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は28度、路面温度42度、コースはドライコンディション。
ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

なお今回のフリー走行セッションではマクラーレンがピアストリに替えて平川亮、フェラーリがサインツに替えてアーサー・ルクレール、レッドブルがフェルスタッペンに替えてアイザック・ハジャー、アストンマーティンがストロールに替えてフェリペ・ドラゴビッチ、レーシング・ブルズが角田裕毅に替えて岩佐歩夢そしてウィリアムズがアルボンに替えてルーク・ブラウニングをそれぞれ起用している。

新人が多いにも関わらず、特段のクラッシュなどもなくセッションは終了。
トップはルクレール(フェラーリ)、これにノリス(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデス)、ラッセル(メルセデス)、ガスリー(アルピーヌ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、コラピント(ウィリアムズ)と続いた。
タイムを比べる意味はないが、新人の中のトップタイムはドラゴビッチ(アストンマーティン)がアロンソを凌いで記録した。

このあと17時(日本時間:22時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

アブダビGPフリー走行1回目の結果はこちら
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ルクレール、兄弟で公式セッション参加へ

Arthur Leclerc
A_leclerc_mフェラーリ・チームのシャルル&アーサー・ルクレールが、史上初兄弟でF1公式セッションに参加することになりそうだ。

同チームによれば、シャルル・ルクレールの弟でFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)メンバーのアーサー・ルクレールを今週末行われるアブダビGPのフリー走行1回目セッションに起用する方針とのこと。
マシンはサインツのものが予定されることから、実現すればF1史上初・兄弟が同じセッションに出走するという記録が生まれることになる。

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