2024/04/23

周冠宇(ザウバー)、「生涯で特別なレース」

Guanyu Zhou
Chigp_102_20240422123601F1参戦3年目にして初体験となるホームグランプリを体験したザウバー・チームの周冠宇は、この体験を「自身の生涯でも特別なレース」と,その感慨を表した。

「F1を走り始めてからずっとこの日が来るのを夢見て来たんだ。
そしてそれはほんとうに特別なものだったよ。
僕がコースインするとスタンドが動くのがわかる。
応援してくれる声もちゃんと聞こえるんだ」

そして「史上初の中国人F1ドライバーとしてこの栄誉に預かれた光栄に満足している」と、締め括った。

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2024/04/22

波紋呼んだストロールの『開き直り』

Lans Stroll
L_stroll_l_2024042208550121日(日)行われた中国GP決勝レースでは数多くのアクシデントか繰り返されたがその一つ、ストロール(アストンマーティン)によるリカルド(レーシング・ブルズ)への追突事故が波紋を呼んでいる。

これはセーフティカー先導中だった27周目、各車の間隔が詰まったところ不用意にブレーキングが遅れたストロールは前方のリカルドの後部にまともに追突。
リカルドは結局リタイヤに追い込まれた。

まるで絵に描いたような追突事故でレーススチュワード(審査委員)は直ちにストロールに非があるとしてペナルティを科したが、本人は「リカルドが突然ブレーキを踏んだ」と被害者面。
さすがにこのお坊ちゃんの言い分にはチーム内からも呆れる声が聞かれたという。

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2024/04/21

中国GPもフェルスタッペン(レッドブル)優勝

Max Verstappen/PP
Chigp_2064月21日(日)15時(日本時間:16時)から上海サーキットを舞台に2024年F1第5戦中国GPの決勝レースが全56周で行われた。
レーススタート時の天候は繰り、気温は19度、路面温度31度、路面はドライコンディションとなっている。
なお20番グリッドのサージェント(ウィリアムズ)はセッティングのへんこうに伴いピットレーンスタートを選択している。

オープニングラップでアロンソが2番手に上がるが6周目に取り返す。
21周目、ボタス(ザウバー)がマシントラブルでストップ、イエローコーションからセーフティカーに。
27周目に再開。
角田裕毅(RB)がマグヌッセン(ハース)に当てられ多重事故に。
セッションは再びセーフティカーに。
33周目に再開。
リカルド(RB)に追突したストロール(アストンマーティン)と上記マグヌッセン(ハース)とセーフティカー中にオーバーテイクしたサージェント(ウィリアムズ)に10秒のタイムペナルティ。

56周を1位で制したのはまたしてもフェルスタッペン(レッドブル)で今季4勝目、自身通算58勝目を記録した。
2位この日の『ドライバー・オブ・ザ・デー』獲得のノリス(マクラーレン)、3位ペレス(レッドブル)、4位ルクレール(フェラーリ)、5位サインツ(フェラーリ)、6位ラッセル(メルセデス)、7位ピアストリ(マクラーレン)、8位ハミルトン(メルセデスAMG)、9位ヒュルケンバーグ(ハース)、10位オコン(アルピーヌ)までがポイント獲得。

リタイヤはリカルド&角田裕毅のレーシング・ブルズ勢、そしてボタス(ザウバー)。

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Q1敗退ハミルトン、セットアップ変更が仇

Lewis Hamilton
L_hamilton_garage_m_20240421072601土曜日午前に行われたスプリントレースでは素晴らしいドライビングでみごと2位に輝きながら、午後の予選では一転Q1敗退という屈辱に見舞われたルイス・ハミルトン(メルセデス)は、直前に行ったセットアップの変更が不振の原因になったとの見方を示した。

「予選に向けてセットアップを大きく変更したんだ。
場所によってはうまくいった所もあったけれど、14コーナーでは止まることができなかった。
それがすべてさ、話にならないよね。
ラッセルのほうはうまくいっているのだから、僕がセットアップを誤ったとしか言えないだろう」と、7回の王者。
ハミルトンがQ1敗退となるのは実に2年ぶりのことになる。

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2024/04/20

中国GP予選PPはフェルスタッペン(レッドブル)

Max Verstappen
Chigp_1014月20日(土)15時(日本時間:16時)から上海サーキットを舞台に2024年F1第5戦中国GPの公式予選が行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は21度、路面温度35度、コースはドライコンディションとなっている。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
ここで最速はフェルスタッペン(レッドブル)。
脱落となったのは周冠宇(ザウバー)、マグヌッセン(ハース)、ハミルトン(メルセデスAMG)、角田裕毅(RB)、そしてイエローコーションの原因を作ったサージェント(ウィリアムズ)の5台となった。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
サインツ(フェラーリ)が最終コーナーの立ち上がりでコースアウト・クラッシュ。
セッションは約7分を残して赤旗中断に。
マシンはフロントウィングを失ったが自力でガレージに戻った。
トップタイムは再びフェルスタッペン。
ここで脱落となったのはストロール(アストンマーティン)、リカルド(RB)、オコン(アルピーヌ)、アルボン(ウィリアムズ)そしてガスリー(アルピーヌ)の5台となった。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
熾烈なタイム争いの結果、ポールポジションは今季開幕から5戦連続の快挙となったフェルスタッペン(レッドブル)。
自身通算37回目となった。
2番手も僚友のペレス(レッドブル)。
以下、アロンソ(アストンマーティン)、ノリス&ピアストリのマクラーレン勢、ルクレール&サインツのフェラーリ勢、ラッセル(メルセデス)、ヒュルケンバーグ(ハース)、そしてボタス(ザウバー)というトップ10になった。

中国GP決勝レースは20日(日)15時(日本時間:16時)から全56周で行われる。

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中国GPスプリント、フェルスタッペン優勝

Max Verstappen
Chigp_1014月19日(金)11時(日本時間:12時)から上海サーキットを舞台に2024年F1第5戦中国GPのスプリントレースが全19周で行われた。

この結果が日曜日に行われる決勝レースのグリッド等に影響を及ぼすことはない。
スプリントでのポイント配分は上位8名が対象となり、1位から順に8-7-6-5-4-3-2-1の得点となっている。
天候は曇り、レース開始時の気温は20度、路面温度27度、コースはドライコンディションとなっている。

スタートでポールのノリス(マクラーレン)が順位を落とす。
その後4位スタートのフェルスタッペン(レッドブル)が首位に立ち、そのまま優勝。
2位ハミルトン(メルセデスAMG)、3位ペレス(レッドブル)、ルクレール&サインツのフェラーリ勢、ノリス&ピアストリマクラーレン勢、そして8位ラッセル(メルセデス)までが入賞。レーシング・ブルズはリカルド11位、角田裕毅16位、アロンソ(アストンマーティン)はマシントラブルでリタイヤだった。

明日日曜日は15時(日本時間:16時)より56周で本番の決勝レースが行われる。

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角田裕毅(RB)、「バランスとグリップに苦戦」

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_cockpit_l319日(金)に行われた中国GPスプリント予選で19番手と思わぬ苦戦を強いられたレーシング・ブルズの角田裕毅は次のように苦境ぶりを説明した。

「何が起きたのか自分でもわからない。
とにかくフリー走行の時からマシンのバランスとグリップ不足に苦戦している。
スプリント予選でもいろいろと試したけれど、うまくまとめることができなかった。
今年一番苦戦を強いられているかもしれないよ。
まだ大事な公式予選も残っているので、データの収集と分析を行って何か解決策をみつけなくては」

角田は数少ない『上海サーキット初体験組』の一人てもある。

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FIA、芝生火災に不満示す

Shanghai Circuit
Chigp_004_202404200740015年ぶりに戻ってきた中国GPだが、FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(審査委員)はいささか不満顔のようだ。
というのも初日フリー走行で赤旗中断のきっかけとなった芝生火災。
最初は7コーナー内側だったが、午後のスプリント予選でも今度は5コーナーで繰り返された。

いずれもすぐ消火され大事には至らなかったものの詳しい出火原因は不明のまま。
伝えられるところではコース路面にはアスファルトが塗られたり、芝生には見栄えを良くするため化学塗料が散布されたという噂があり、そこにマシンから飛んだ火花が出火の原因とする説もあって波紋を呼んでいるところだ。

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2024/04/19

雨で大混乱のスプリント予選はノリスの手に

Shanghai Circuit
Chigp_0034月19日(金)15時30分(日本時間:16時30分)から上海サーキットを舞台に2024年F1第5戦中国GPのスプリント予選(シュートアウト)が行われた。
全20台中、下位5台がノックアウトとなるSQ1は12分間、さらに下位5台がノックアウトとなるSQ2は10分間、最後のSQ3は8分間と、いずれも本来の公式予選より短くなっている。
天候は曇りから小雨、セッション開始時の気温は20度、路面温度29度、コースはまだドライコンディションとなっている。

 

スプリント予選最初のSQ1での敗退はガスリー(アルピーヌ)、オコン(アルピーヌ)、アルボン(ウィリアムズ)、角田裕毅(RB)、そしてサージェント(ウィリアムズ)の5台となった。
ここで再び芝生が火災となる。

 

続くSQ2ではラッセル(メルセデス)、マグヌッセン(ハース)、ヒュルケンバーグ(ハース)、リカルド(RB)、そしてストロール(アストンマーティン)の5台が敗退。

 

残り10台で争われたウェットコンディションのSQ3ではコースオフでタイム取り消しが相次いだ。
その結果、明日のスプリントレースはポールポジションがノリス(マクラーレン)。
続いてミルトン(メルセデスAMG)、アロンソ(アストンマーティン)、フェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、ピアストリ(マクラーレン)、ボタス(ザウバー)そしてホームの周冠宇(ザウバー)というトップ10グリッドになった。

 

明日・土曜日はスプリントレースと日曜日に行われる決勝レースのグリッドを決める公式予選行われる予定となっている。

 

中国GPスプリント予選の結果はこちら
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フリーはストロール(アストンマーティン)最速

Shanghai Circuit
Chigp_0014月19日(金)11時30分(日本時間:12時30分)から上海サーキットを舞台に2024年F1第5戦中国GPのフリー走行1回目セッションが行われた。
スプリントレース・レギュレーションによりフリー走行は今週この1回だけになっている。
天候は曇り、セッション開始時の気温は22度、路面温度38度、コースはドライコンディションとなっている。

フリー走行はこのセッションだけとあって各車ロングランに加えソフトでのタイムアタックと多忙な60分を精力的にこなした。
15分ほど経過したところで7コーナーの内側で芝生が燃えてセッションは赤旗中断。

結局トップタイムは契約交渉間近とみられるストロール(アストンマーティン)。
2番手にピアストリ(マクラーレン)という珍しい顔ぶれ。
これにフェルスタッペン&ペレスのレッドブル勢、ヒュルケンバーグ(ハース)、マグヌッセン(ハース)と続いた。
フェラーリは13-14番手にルクレール&サインツ、レーシング・ブルズはリカルド9番手、角田裕毅12番手だった。

このあと15時30分(日本時間:16時30分)から土曜日に行われるスプリントレースのスターティンググリッドを決めるシュートアウトが行われる予定となっている。

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