2023/05/12

上海サーキット、中国GP復活に向けF1ライセンス更新

Shanghai Circuit (C)Pirelli Motorsport
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新型コロナウイルスの影響などにより2019年のイベントを最後に開催が途絶えているF1中国GPだが、開催地である上海サーキットがサーキットのスーパーライセンスとも言えるFIA(国際自動車連盟)の『グレード1ライセンス』を更新したことがわかった。

合格にはコースの安全対策など厳しいFIAの検査をクリアする必要があるが、これにより同サーキットでは再びF1グランプリ開催に名乗りを挙げたことになる。
なお上海サーキットは中国国内で『グレード1』の資格を持つ唯一のサーキットとなる。

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2023/01/19

中国GP、2023年の復活開催を断念

復活開催の途を探っていた2023年の中国GPだが、FIA(国際自動車連盟)はあらためて先に発表したカレンダーでいくことを確認、開催の可能性がないことが明らかとなった。

これにより今シーズンのF1は3月5日のバーレーンGPでスタート、11月26日のアブダビGPまでの全23戦が確定することになった。

【2023年F1カレンダー】(12/07)

No. 日程 グランプリ 開催地
1 03月05日 バーレーンGP バーレーン・サーキット
2 03月19日 サウジアラビアGP ジェッダ特設コース
3 04月02日 オーストラリアGP アルバートパーク特設コース
4 04月30日 アゼルバイジャンGP バクー特設コース
5 05月07日 マイアミGP マイアミ特設コース
6 05月21日 ロマーニャGP イモラ・サーキット
7 05月28日 モナコGP モンテカルロ特設コース
8 06月04日 スペインGP バルセロナ・サーキット
9 06月18日 カナダGP ジル・ビルニューブ・サーキット
10 07月02日 オーストリアGP レッドブルリンク
11 07月09日 イギリスGP シルバーストーン・サーキット
12 07月23日 ハンガリーGP ハンガロリンク
13 07月30日 ベルギーGP スパフランコルシャン・サーキット
14 08月27日 オランダGP ザンドフールト・サーキット
15 09月03日 イタリアGP モンツァ・サーキット
16 09月17日 シンガポールGP シンガポール特設コース
17 09月24日 日本GP 鈴鹿サーキット
18 10月08日 カタールGP ロサイル・サーキット
19 10月22日 アメリカGP(US-GP) オースティン・スピードウェイ
20 10月29日 メキシコGP ロドリゲス・サーキット
21 11月05日 サンパウロGP インテルラゴス・サーキット
22 11月18日 ラスベガスGP ラスベガス特設サーキット
23 11月26日 アブダビGP ヤス・マリーナ・サーキット

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なおも復活開催を窺う中国GP

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いったん今年のカレンダーから消滅、その後復活開催を目論見ながらも中国GPの復活は難航が伝えられている。
しかしそれでもなお主催者は諦めていないようだ。

当初4月に第4戦として組まれていた今年の中国GPは政府のゼロコロナ政策により開催中止に追い込まれたが、人民の不満が爆発したことから一転政策を転換、大幅な規制緩和を実施したことで主催者は再び開催に向け可能性を模索している。

しかしチーム側からはすでにロジスティクス(物流)を組み替えたことなどを理由に否定的なところが多い。
そこで主催者はシーズン終盤の開催を提案、少なくともF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOは前向きであるとみられている。
復活が認められれば、2019年以来ということになるが、その間に中国人初のF1ドライバー(周冠宇)が生まれておりかつてない盛り上がりになるのは必至だ。

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2023/01/05

中国GPのカレンダー復活催に難題山積

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中国政府の方針転換により、急きょ浮上した中国GPのカレンダー復活への動きだが、難題が山積していることが次々と明らかとなった。

まず当初の4月開催の場合、すでにカレンダーに合わせたロジスティクス(物流)を組み終えているチーム側から不満の声が湧き上がったこと。
また上海でもしも新型コロナ感染が明らかになった場合、ヨーロッパに戻れないリスクも考えられる。
さらに主催者側が示したシーズン後半へのスケジュール移動の打診に対しても、開催日程の過密が見込まれ、抵抗が多いという。

それでも復活に向けて関係者が動いているのは、今や自動車大国になった中国からの金銭メリットにあるという。
F1のステファーノ・ドメニカリ/CEOによれば、代替候補に挙げられたポルトガルなどよりはるかに中国は魅力的なマーケットであることを隠さない。

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2023/01/03

中国GP、コロナ政策変更でカレンダー復活を模索

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今年の中国GPは、政府のゼロコロナ政策により開催中止に追い込まれたが、人民の不満が爆発したことから一転政策を転換、大幅な規制緩和を実施したことで主催者は再び開催に向け可能性を模索していることがわかった。

実現すれば3年ぶりということになるが、当初の計画通り4月の開催となれば遅くとも今月中に正式決定しなければロジスティクス(物流)等の関係で間に合わないとされる。

さらに大きな問題は、カレンダー変更となればFIA(国際自動車連盟)だけでなく全チームの了承が必要とされ実現を難しくさせている。
それでも史上初の中国人F1ドライバーである周冠宇(アルファロメオ)にとっては期待に胸が弾む動きであることだろう。

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2022/12/03

2023年中国GP、コロナ禍で中止が決定

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上海での新型コロナウイルス感染の影響により、2019年を最後に行われていない中国GPだが、4年ぶりにカレンダーに掲載された2023年の開催もこのほど正式に取り消したことがわかった。

今後F1は中国GPに代わる開催地を検討することになるが、噂ではポルトガルやトルコ、゛ドイツなどが挙げられているものの代替の開催が実現するかは微妙。
もしできない場合、2023年のF1は当初の全24戦から23戦へと削減されることになる。

中国GPはF1と2025年まで開催契約を結んでいるとされるが、史上初の中国人F1ドライバーとなった周冠宇(アルファロメオ)にとっては無念なことだろう。

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2022/11/27

中国GP(上海)、コロナ禍で再び中止の噂

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上海での新型コロナウイルス感染の影響により、2019年を最後に行われていない中国GPだが、来シーズン4年ぶりにカレンダーに掲載され、復活開催が期待されてきた。
ところが中国政府はゼロコロナ政策として再び厳しい隔離措置を採る方針を示している。

このためF1関係者の間では早くも2023年の中国GPは中止との噂が広まってきた。
FIA(国際自動車連盟)は今のところ中止説を否定しているが、過去には開催週になってから中止に追い込まれたオーストラリアGPなどの例もあり予断を許さない。
なお中国GPはF1と2025年まで開催契約を結んでいる。

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2021/10/14

中国GP、2022年の開催にも疑問符

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F1では2022年の暫定カレンダーを近く発表するものとみられるが、複数のチーム関係者からは中国GPの開催に疑問符が付けられている。
相変わらず原因は新型コロナウイルスの拡散を懸念するもので、中止となればこれで3年連続ということになる。
中国では4月に開催予定の北京冬季オリンピックを成功させることが優先事項となっていて、その他の国際大会の開催は困難なものになっているという。

これを受け、中国GPの開催契約はいったん白紙に戻し、あらためて2023年からの新しい長期(5年か)契約を結び直すというものだ。
なおその場合、4月は再びイモラ・サーキットでのロマーニャGPが代替イベントになる可能性が高いとみられている。

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2021/01/11

4月のF1、コロナ禍で空白の可能性

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3月21日(日)の開幕戦オーストラリアGPに続き、4月11日(日)に予定されている第3戦の中国GPにも延期の可能性が出て来た。

F1関係者によれば、中国GPのプロモーターからすでにシーズン後半へのスケジュール変更について打診があったということだ。
中国では政府の新型コロナウイルス制圧宣言にもかかわらず、国際イベントは軒並み中止となっていて、海外からの入国者にも2週間の観察期間を義務付けるなど規制が続いている。

ただかりに中国GPが延期された場合、ベトナムGPを想定しているとみられる4月25日(日)のグランプリ開催も目途がついていないことから4月の1か月が丸々空白になってしまう可能性が強い。
このためF1ではすでに発表された開催スケジュールの大幅改訂も視野に入れて検討中とされる。

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2020/07/22

W開催宣言の中国GP、一転開催なしの可能性

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中国の『国家体育総局』が、2020年の残りのシーズンについて大規模な国際スポーツイベントの開催を行わないことを発表した。
これにより延期開催が計画されてきた2020年のF1中国GPの開催は実質断念に追い込まれたとみられている。

今回の新型コロナウイルス騒動の最初の当事国となった中国は当初スケジュールにあった4月の上海(第3戦)開催の中止をいち早く断念してこれをを発表、一連のスケジュール変更の流れを作った。
その後はW開催の可能性を含めて代替開催の道を探ってきていた。

しかし今回の体育総局の発表で、F1グランプリの開催は認められないのでは、との観測が広まっているもの。
これはまだ最終決定ではないということだが、すでに9月のシンガポールGPや10月の日本GPの中止が決まっていることから、今シーズンのアジア地域でのF1グランプリ開催に黄信号が灯った形だ。

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