2012/12/07

ユナイテッドステーツGP、2013年日程に泣き入れる

USA-GP Image (C)Redbull Racing
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一部の変更はあったものの2013年のF1カレンダーはほぼ確定しつつあるが、ここに来て11月17日(日)に予定されているユナイテッドステーツGP(テキサス州オースティン)が日程変更を希望していることがわかった。

それによれば前日の16日(土)、当地ではアメリカで人気のアメリカンフットボール(テキサス大学vsオクラホマ州立大学)が行われることが決まっていて、これには例年10万人規模の観客が来訪するのだという。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズのボビー・イプシュタイン会長は、「観客の移動や宿泊設備のキャパシティを考えると、二つのイベントが同じ週末というのは何としても避けたい」と、希望している。
しかしシーズン終盤の日程は密集していて、同GPの希望が叶えられるかは期待薄のようだ。

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2012/11/20

ユナイテッドステーツGPでマラリアの脅威?

 Image
世界の先進国アメリカだが、今回のユナイテッドステーツGPの際になんと伝染病であるマラリアの感染が報じられ、関係者を驚かせている。

これはスイスの『ブリック』紙が報じたもので、それによればレッドブルのスタッフ数人、そしてイギリスの著名カメラマンであるキース・サットン氏をはじめとするメディア関係者数人も感染、地元オースティンの病院に入院しているというもの。

ただ感染したのはアメリカではなく10月に行われたインドGPの際で、その後潜伏期間を経て今回発病したとも伝えられている。

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2012/11/19

ロズベルグ(メルセデス)、「コースは最高だったけど……」

Keijo Rosberg/1985 USA-East GP (C)Williams F1
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メルセデスAMGとザウバー・チームとのコンストラクターズ・チャンピオンシップ争いはこのレースを含めたあと2戦になったが、今回はどちらのチームもノーポイントという低レベルのバトルになった。
これについてメルセデスAMGチームのシューマッハ&ロズベルグは、「難しい状況にある」と口を揃えた。

その原因について二人はいずれもタイヤの機能が発揮できなかったと説明しているが、奇しくもこれはザウバー勢の説明と同じもの。
それでもロズベルグは、「僕らの結果は残念なものだったけど、オースティンのコースは素晴らしいものだったし、アメリカの街や観客も最高だった。
この国にもF1がしっかりと根付くといいね」と、語っている。
ちなみに父親のケケ・ロズベルグ氏は1985年のアメリカ東GPで優勝している。

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小林可夢偉(ザウバー)、「タイヤの温度管理に問題あった」

小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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初開催のユナイテッドステーツGPを16番グリッドからスタート。
決勝レースでは二つ順位を上げ、14位でスタートしたもののチームメイトのペレス(11位)同様、ポイント獲得はならなかった。

「とにかくこの週末は最初から最後までタイヤの温度管理に問題あった。
全然タイヤが機能しない状態で、予選もレースも走り続けなければならなかったからね。
今日もグリップレベルは低いままで、ただレース終盤になってやっとグリップが改善されただけ。
これじゃあね。
次はもう今年最後のレースだから、最高の状態で締めくくりたいよ」

ジャンパオロ・ダラーラ/トラックエンジニアリング責任者は、「予選結果が思わしくなかったので、可夢偉には早いピットストップを行う作戦にトライしたが、タイヤの状態が思わしくなく残念ながらうまくいかなかった」と説明している。

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ベッテル(レッドブル)、「オーバーテイクは周回遅れのせい」

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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インドGPでポールTOウィンを果たしたばかりのベッテル(レッドブル)は今回のユナイテッドステーツGPでもポールポジションからスタート、終始トップに君臨し続けた。
しかしながら41周目のバックストレートでついに後続のハミルトン(マクラーレン)にオーバーテイクされ、2位に甘んじることとなった。
これについてベッテルは「オーバーテイクは周回遅れのせい」と、憤懣やるかたない表情をみせている。

「外からみればずっとレースをコントロールしていたように見えたかも知れないけれど、実際には周回遅れのマシンに終始悩まされていたんだ。
実のところ、ハミルトンに抜かれたのだって、その前に(周回遅れの)カーティケヤン(HRT)に手こずってしまったからだよ。
そこをついてハミルトンは僕のすぐ背後に迫ってしまったんだ。
そうなったら、(DRSがあるから)もう僕になす術はないさ」

当時、ベッテルは苛立った環状をチームに無線で伝えた様子が国際映像でも伝えられている。

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初代オースティンの王者はルイス・ハミルトンに

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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初開催となったサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(テキサス州オースティン)でのユナイテッドステーツGPは、スタンドを埋める大観衆が見つめる中、予選2番手からスタートしたマクラーレンのルイス・ハミルトンがポールスタートのベッテルを交わしてみごと優勝を遂げた。
ハミルトンの優勝はイタリアGPに次ぎ今季4勝目、自身通算21勝目の快挙。

2位にベッテル(レッドブル)、3位アロンソ(フェラーリ)で、両者のポイントはこれまでの10ポイントから13ポイントへと拡大したが今回結着はつかず、タイトル争いは来週の最終戦ブラジルGPへと持ち越された。
ただ予選7位の奇数グリッドスタートを画策したフェラーリ・チームの作戦は功を奏したことになる。

4位マッサ(フェラーリ)、5位バトン(マクラーレン)、6位ライコネン(ロータス)、7位グロージャン(ロータス)、8位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、9位マルドナド(ウィリアムズ)、そして10位がセナ(ウィリアムズ)となった。
以下、ペレス(ザウバー)、リカルド(トロ・ロッソ)、ロズベルグ(メルセデスAMG)、小林可夢偉(ザウバー)、ディ・レスタ(フォース・インディア)、シューマッハ(メルセデスAMG)、ペトロフ(ケータハム)、コバライネン(ケータハム)、グロック(マルシア)、ピック(マルシア)、デ・ラ・ロサ(HRT)、そしてカーティケヤンの順。

リタイヤとなったのはウェバー(レッドブル)、ベルニュ(トロ・ロッソ)の2台。
ウェバーはまたしてもオルタネーターとみられ、ベルニュのほうはコースアウトした際にサスペンションを損傷した模様だ。

ユナイテッドステーツGP:決勝レースの結果はこちら
ユナイテッドステーツGP画像はこちら

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マッサ(フェラーリ)、人身御供のギヤボックス交換

フェラーリ・チームはユナイテッドステーツGP決勝レースを前に、フェリッペ・マッサのマシンのギヤボックスを交換することを明らかにした。
規定により、マッサの6番手だったグリッドは5番降格のペナルティ。
一方、8番手だった僚友アロンソのグリッドは有利とされる奇数グリッドの7番手に繰り上がることからタイトル獲得のため「捨て身の作戦」を採ったと他チームからはみられている。

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2012/11/18

予選16位小林可夢偉(ザウバー)、「残念な予選結果」

小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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初日のフリー走行では好調な滑り出しをみせたザウバー勢の小林可夢偉だったが、肝心の予選では失速。
ついにチームメイトにも「負け越し」となる後れを取った16番手という予選結果になった。

「フリー走行ではそこそこ良かったので、もちろんもっといい順位の予選結果を期待していたよ。
とても残念だね。
タイヤのウォームアップはかなり良くなってきたんだけど、肝心なアタックの時にパフォーマンスをピークに持って来られなかった。
このグリッドポジションからのスタートでは、明日は多くを望めないだろうね」

これについてモニシャ・カルテンボーン代表も、「予選のタイムは午前のフリー走行の時より悪いのですから、この予選結果には納得がいきません。
明日のレースで結果を得るには、エンジニアたちの手腕に掛かることでしょう」と、話している。

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アロンソをブロックのシューマッハについてはお咎めなし

Michael Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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ユナイテッドステーツGPのレーススチュワードはまた、予選Q2セッション中にアロンソ(フェラーリ)のアタックを妨害したとして審議の対象としたメルセデスAMGのミハエル・シューマッハについて、お咎めなしとした。

これについてアロンソは強く妨害をアピールしていたが、スチュワードはシューマッハのマシンのテレメトリーや国際映像のビデオ等を検証した結果、妨害した事実は確認できなかったとしている。

シューマッハはシンガポールGPの際に接触事故の責任を問われて予選グリッド10番降格のペナルティを科せられている。

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オースティン、初のポールシッターはベッテル(レッドブル)

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing

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オースティンで初開催となったアメリカGP(ユナイテッドステーツGP)初のポールポジションは、今週末絶好調であるところを見せつけたレッドブルのセバスチャン・ベッテルがそのままのスピードを維持して獲得してみせた。

ベッテルのポールポジションはインドGP以来で今季6回目、自身通算36回目の快挙ということになった。
2番手はベッテルに肉薄したもののわずかに及ばなかったハミルトン(マクラーレン)で、その差は0.109秒。
3番手ウェバー(レッドブル)、4番手グロージャン(ロータス)、5番手ライコネン(ロータス)、6番手シューマッハ(メルセデスAMG)、7番手マッサ(フェラーリ)、8番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、9番手アロンソ(フェラーリ)、そして10番手がマルドナド(ウィリアムズ)というトップ10になった。
ただしグロージャン(ロータス)はギヤボックス交換によりグリッド5番降格のペナルティが決まっている。

ユナイテッドステーツGP:公式予選の結果はこちら
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