2024/09/18

安全義務違反でマクラーレンに罰金

Federation International Automobile
Fia_logo_m4_20240917094201先のアゼルバイジャンGP決勝レース中、安全義務違反があったとして、FIA(国際自動車連盟)の同グランプリ・レーススチュワード(審査委員)はマクラーレン・レーシングに5千ユーロ(約68万円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによればレース最終周、まだ他チームのスタッフが緊急ピットインに備え準備のためピットエリアにいたにも関わらず、ピアストリの優勝に浮かれたマクラーレンのスタッフが機材を放置するなど危険な状況を造り出したというもの。

ただ最終周の処理が明確でなかったレースディレクターの手腕にも批判の声が高まっているのが事実だ。

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2024/09/16

最終盤事故、両者とも「お咎めなし」に

Sergio Perez & Carlos Sainz
Azegp_20415日(日)行われたアゼルバイジャンGP決勝レース終盤に起きたセルジオ・ペレス(レッドブル)とカルロス・サインツ(フェラーリ)の接触事故について検証したFIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(審査委員)は、いずれの側にも故意はなく通常のレーシング・インシデント(出来事)であるとし、ペナルティ等は科さないことを明らかにした。

これによりレース結果に変更はないことが確認されたことになる。

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2024/09/15

アゼルバイジャンGPはピアストリが優勝

Oscar Piastri
Azegp_105_202409152238019月15日(日)15時(日本時間:20時)からバクー市街地コースを舞台に2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP決勝レースが行われた。
レーススタート時の天候は晴れ、気温27度、路面温度45度、路面はドライコンディションとなっている。

なお既報のように予選13位のガスリー(アルピーヌ)は燃料規定違反で予選失格、グリッド最後尾スタートに。
またハミルトン(メルセデス)とオコン(アルピーヌ)の2台は予選後コンポーネンツの交換をしたためこちらはいずれもピットレーンスタートになっている。

序盤のバトルでストロール(アストンマーティン)と接触した角田裕毅(RB)はマシンを損傷、スタートの11番手から次第に順位を落としていく。
13周目、ボタス(ザウバー)がマシントラブルかガレージに戻り最後尾に。
17周目には角田裕毅(RB)がガレージに戻ってこちらはリタイヤに。
右のサイドポンツーンを大きく痛めている。
20周目、2位のピアストリ(マクラーレン)がルクレール(フェラーリ)を抜いて首位に立つ。
50周目、3位のペレス(レッドブル)と4位のサインツ(フェラーリ)が接触、共にリタイヤとなった。
レースはイエローコーションのまま51周を終えチェッカーフラッグ。

優勝は逃げ切ったピアストリ(マクラーレン)で今季ハンガリーGPに続く2勝目を飾った。
2位ルクレール(フェラーリ)、3位ラッセル(メルセデス)、4位ノリス(マクラーレン)、5位フェルスタッペン(レッドブル)、6位アロンソ(アストンマーティン)、7位アルボン(ウィリアムズ)、8位コラピント(ウィリアムズ)、9位ハミルトン(メルセデス)、10位ベアマン(ハース)までが入賞。
これによりコンストラクターズ・ランキングはマクラーレンが逆転首位に。

以下、ヒュルケンバーグ(ハース)、ガスリー(アルピーヌ)、リカルド(RB)、周冠宇(ザウバー)、オコン(アルピーヌ)、ボタス(ザウバー)までが完走。
リタイヤはペレス(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、ストロール(アストンマーティン)そして角田裕毅(RB)の4台。

F1次戦は9月22日(日)第18戦シンガポールGPが予定されている。

アゼルバイジャンGP決勝レースの結果はこちら
アゼルバイジャンGPの画像はこちら

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ガスリー(アルピーヌ)、予選失格

アゼルバイジャンGPで予選13位のガスリー(アルピーヌ)は燃料流量規定違反で予選失格、グリッド最後尾スタートのペナルティを受けている。

またハミルトン(メルセデス)とオコン(アルピーヌ)の2台は予選後コンポーネンツの交換をしたためこちらはいずれもピットレーンスタートになっている。

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角田裕毅、「アップデート効果発揮してる」

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_press_l_20240915103001アゼルバイジャンGP公式予選でQ3進出こそ逃がしたものの12番グリッドを獲得したレーシング・ブルズの角田裕毅は、期待されたアップデートを手に決勝レースに向け意欲をみせた。

「ここバクーはこれまで成績の良かった験の良いコースなのでQ3進出できなかったのは残念。
でも問題はタイヤのデグラデーション(劣化)などで、アップデートされたフロアパネルは確実に効果を発揮していることが確認されたので心強く思っている。
解析を進めてくれたチームに感謝している。
恩返しできるよう決勝レースでは頑張りたい」

過去2回、角田はここバクーで入賞を果たしている。

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2024/09/14

フリー3回目はラッセル(メルセデス)最速

Baku Street Circuit
Azegp_1039月14日(土)12時半(日本時間:17時半)からバクー市街地コースを舞台に2024年F1第17戦アゼルバイジャンGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は26度、路面温度31度、コースはドライコンディションと報告されている。

15分ほど経過したところでオコン(アルピーヌ)がコース上でストップ、約10分間赤旗中断に。
再開後さらに今度はベアマン(ハース)がウォールにヒットして再び赤旗中断に。
これでこの週末は計5回目の赤旗となった。

結局このセッション最速はラッセル(メルセデス)が記録した1'42.514。
これにルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、ピアストリ(マクラーレン)、フェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、アルボン(ウィリアムズ)、コラピント(ウィリアムズ)、そしてハミルトン(メルセデス)と続いた。
レーシング・ブルズは角田裕毅12番手、リカルド14番手だった。

このあと注目の公式予選が行われる予定となっている。

アゼルバイジャンGPフリー走行3回目の結果はこちら
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角田裕毅(RB)、「アップデート間違いじゃない」

Racing Bulls
Itagp_105_20240913085901前戦イタリアGPでは確認できなかったレーシング・ブルズのアップデート版フロアパネルの評価だが、13日行われたアゼルバイジャンGP初日で11番手となった同チームの角田裕毅は手探りながらも手応えを感じ取っているようだ。

「データではマイナスな部分もあるけれど、一方で空力的に効果があることは確かめられたから、アップデート自体は間違いじゃないと思っている。
少なくとも1戦だけの挑戦でお蔵入りさせるようなことじゃない。
もっとセットアップを煮詰めて戦闘力アップに繋ぎたい」

今回は同僚のリカルドにもアップデートが施されていることから、倍のスピードでの熟成が期待される。

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2024/09/13

フリー2回目、ルクレール(フェラーリ)最速

Baku Street Circuit
Azegp_0029月13日(金)17時(日本時間:22時)からバクー市街地コースを舞台に2024年F1第17戦アゼルバイジャンGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は29度、路面温度39度、コースはドライコンディションとなっている。

フリー走行1回目でクラッシュしたルクレール(フェラーリ)は修復を終え無事走行しているが無線で違和感を訴えた。。
そんなルクレールだが1'43.484というタイムを記録、結局これが全体のベストタイムになった。
2番手に0.006秒の僅差で渦中のペレス(レッドブル)、3番手はハミルトン(メルセデス)、以下サインツ(フェラーリ)、ピアストリ(マクラーレン)、フェルスタッペン(レッドブル)、ストロール(アストンマーティン)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ラッセル(メルセデス)、スポット参戦ベアマン(ハース)の順。
レーシング・ブルズは角田裕毅11番手、リカルド16番手だった。

明日はフリー走行3回目セッションと公式予選が行われる予定となっている。

アゼルバイジャンGPフリー走行2回目の結果はこちら
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アゼルバイジャンGPフリー1回目、赤旗相次ぐ

Baku Street Circuit
Azegp_0019月13日(金)13時半(日本時間:18時半)からバクー市街地コースを舞台に2024年F1第17戦アゼルバイジャンGPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は30度、路面温度43度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なお既報のようにペナルティ・ポイント累積で出走禁止となったマグヌッセンの代わりにハースF1チームはオリバー・ベアマン(19歳:イギリス)を起用している。

セッション開始早々、ハミルトン(メルセデス)がここでもコクピット内の高熱を訴えている。
開始約12分、コース上に金属製部品の欠片が落ちたということで回収のため赤旗中断。
約27分、トップタイムを記録していたルクレール(フェラーリ)が15コーナーでフロントからバリアにクラッシュ、再び赤旗中断に。
約42分、今度は4コーナー進入でコラピント(ウィリアムズ)がクラッシュ、3回目の赤旗中断に。

最速はフェルスタッペン(レッドブル)の1'45.546。
これにハミルトン(メルセデス)、ペレス(レッドブル)と続いた。
レーシング・ブルズはリカルド10番手、角田裕毅15番手。
オコン(アルピーヌ)はパワーステアリングの不調でノータイムだった。

このあと17時(日本時間:22時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

アゼルバイジャンGPフリー走行1回目の結果はこちら
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レーシング・ブルズ、リカルドにも新フロアパネル

Racing Bulls
Itagp_105_20240913085901レーシング・ブルズは今週末行われるアゼルバイジャンGPで、ダニエル・リカルドのマシンにもアップデートされたフロアパネルを投入することを明らかにした。

これは前回のイタリアGPで角田裕毅のマシンだけに投入されたものだが、接触事故などもあり期待された効果は確認できなかったもの。
ただこれについて角田は、「モンツァは特殊な性格のコースでもあり、まだアップデートの正しい評価はできていない」と、説明している。

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