2022/08/21

2輪モトGPは2023年からスプリントレース予選方式採用

MoptoGP Scene (C)RedBull Racing
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F1で昨シーズンから一部のグランプリでテスト採用されたいわゆるスプリントレース予選方式について、2輪モトGPではいち早く正式にこのシステムを正式採用することがわかった。

それによれば開催日程と週末の形式は維持され、各グランプリウィークの土曜日15時からスプリントレースを開催。
走行距離はレース距離の50%、上位9台にポイントが与えられるという。

F1では主にリスクと費用の点から本格導入が広がっていない。

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2021/08/06

2輪の英雄バレンティーノ・ロッシ、現役引退表明

Valentino Rossi (C)Ferrari S.p.A
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5日(木)、2輪モトGPの英雄バレンティーノ・ロッシ(41歳:イタリア)が2021年シーズン限りで現役を引退することを表明した。

ロッシはここまでキャリア423戦、自身通算115勝という不滅の大記録を立てた2輪界のスーパーヒーロー。
ミハエル・シューマッハとも親しく、フェラーリ・チームがF1テストの機会を複数回に渡って用意、非凡なスピードでF1転向が本気で検討されるなど才能のあるところをみせた。

引退後、来シーズンからはアラムコのサポートで設立されるチーム『Aramco Racing Team VR46』を主導することになっているという。

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2020/10/27

ホンダ、2輪グランプリで『通算800勝目』記録

motoGP Image (C)Honda Racing
残念ながらF1では来季限りでの参戦撤退を表明したホンダだが、そのレーシング・スピリットのルーツである2輪グランプリのほうでは『通算800勝目』を記録、今後も参戦継続していく方針を明らかにした。

2輪のホンダは1959年のマン島TTレース参戦を皮切りに、翌1960年から世界選手権125cc及び250ccクラスへの参戦を開始、1961年のスペインGP125ccでトム・フィリスが初優勝を記録した。
今回10月25日、Moto3クラスでジャウマ・マシアが勝利しホンダは通算800勝目を達成したことになる。

これを受けコメントした本田技研工業の八郷隆弘社長は「今後も勝利を目指し挑戦を続けていく」と明言した。

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2020/03/11

2輪モトGPは『Wヘッダー案』も、F1は?

MoptoGP Scene (C)RedBull Racing
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世界的に拡大する新型コロナウイルス騒動に振り回されているのは4輪ばかりでなく2輪のF1と称されるモトGPでも同様だ。

2輪モトGPでは3月8日(日)予定の開幕戦『カタールGP』が中止に追い込まれたばかりでなく、第2戦だった『タイGP』もすでに10月に延期が決まっている。
さらにこれによって開幕戦となった第3戦の『アメリカGP』もF1と同じ開催地であるオースティンのテキサス州が『災害緊急事態』を宣言していて予断を許さない状況だ。

こうしたことを受け、2輪レースの元締めであるFIM(国際モーターサイクル連盟)のホルヘ・ビエガス会長は、新型コロナウイルスの影響がさらに拡大となった場合、週末に2レースを開催する『Wヘッダー案』の検討も示唆している。

さすがにイベントの開催規模が異なる4輪のF1では『Wヘッダー』は現実的でないが、責任者であるロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターの悩みは尽きないようだ。

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2019/12/12

ハミルトン(メルセデス)、モトGPバイクでクラッシュか

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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F1王者ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が、モトGPバイクでクラッシュしたとの報道が流れ、関係者を緊張させている。

これはイタリアの『コリエーレ・デラ・セラ』紙が報じたもので、それによればハミルトンはスポンサーである『モンスターエナジー』のイベントで、共通のスポンサーを持つ2輪モトGPの元チャンピオンであるバレンティーノ・ロッシとの間でそれぞれのマシンを交換してデモンストレーションランを敢行したという。
報道はその際にハミルトンがバイクでクラッシュしたのではないかというもの。

ロッシはこれまでフェラーリのF1マシンをドライブするなどフォーミュラ・カー好きで知られるが、今回のイベントは非公開で行われていてその内容はこれまで明らかにされていない。

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2019/03/07

F1王者ハミルトン(メルセデス)、2輪モトGP開幕戦に

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
2019年のF1は3月15日(金)に開幕戦オーストラリアGPを迎えるが、王者ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)はこれに先駈け前週に中東カタールで行われる2輪のモトGP開幕戦の現場に趣くことを明らかにした。

これまでもモトGP観戦や、自らグランプリ・マシンを操るなど2輪モトGPにも高い関心をみせてきたハミルトンは、今年さらにそうした機会を増やしたいと自ら語っている。
これは、単なるホビーのレベルに留まらず、自身のF1グランプリ活動にも役立てる目的が
あるのだという。

「モトGPのレーサーというのは異次元の人間だよ。
僕にはとてもあんな風にスロットルを明けることなんかできないからね」と、4輪チャンピオン。
すでに5回のタイトル獲得を果たしたハミルトンにとって、F1ではアドバイスを受ける存在はもうなくなっている。
(7回のチャンピオンであるミハエル・シューマッハは現在療養中)

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2017/05/18

F1、2輪モトGPとのカレンダー衝突回避で会談

MotoGP Image (C)Honda Racing
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スペインGPが行われた先週末、今年からF1でモータースポーツ担当取締役の要職を務めるロス・ブラウン氏が、2輪モトGPの幹部と会談、双方のレース・カレンダーがバッテイングすることの回避を目的に話し合ったことがわかった。

これまで両者はそれぞれ相手の分野に立ち入ることはなく、完全に別個のイベントとして行われてきたが、今年からF1の新オーナーとなったリバティ・メディアが繰り広げる改革の一環として検討材料に挙げられたもの。

双方ともグランプリの開催数が多いことから完全なカレンダーの分離は難しいとみられるが、こうしたことにも改革のメスを入れる、その姿勢には高い評価が与えられそうだ。

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2017/04/23

バレンティーノ・ロッシ、アロンソのインディ500参戦を支持

Valentino Rossi (C)Ferrari S.p.A
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実に9回に渡るモトGPチャンピオンで2輪のスーパースターとされるバレンティーノ・ロッシ(38歳:イタリア)が、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)の『インディ500レース』挑戦を支持している。

「F1でモナコGPは特別なものだから、これを欠場するというのは驚いたけれど、それだけマシンの状態が悪いんだろう。
でも、彼がインディ500にチャレンジするというのは素晴らしい挑戦だと思う。
僕も一度だけNASCARのマシンで走ったことがあるけれど、オーバルコースというのはサーキットとは全然違うもの。
彼にはぜひこの挑戦を活かして欲しいね」

ロッシはフェラーリ・チームやミハエル・シューマッハとも関係が深く、自身も異カテゴリーへに積極的に挑戦、F1マシンでのテスト機会も豊富だ。

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2012/05/27

シューマッハ、キャリア69回目、ピレリで初のポール

(C)Pirelli Motorsport
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2012年5月26日、モナコ

メルセデスのミハエル・シューマッハが、モナコでは2000年以来のポールタイムを記録しました。彼は、1994年に、ここモナコで自身初のポールポジションを獲得しています。シューマッハは、ピレリのP Zeroレッド・スーパーソフトタイヤを使用して、1分14秒301を記録しました。迅速なウォームアップ時間とユニークなコンパウンド特性により、スーパーソフトは、ピレリのFormula One用タイヤレンジで最速のタイヤであり、モナコには最適です。

しかし、シューマッハは、前戦(スペイングランプリ)でのグリッド降格ペナルティーによって6番グリッドからスタートし、一方、レッドブルのマーク・ウェバーがポールポジションからのスタートとなります。モナコでは、最近の8レース中、ポールシッターが7回勝利しているため、ウェバーにとっては、2012年シーズン6人目の優勝者になる大きなチャンスです。

ケータハム、マルシャ、HRT以外のチームは、P Zeroイエロー・ソフトコンパウンドでQ1を開始しました。Q1開始から約5分後、ザウバーのセルジオ・ペレスのクラッシュにより、赤旗中断となりました。ペレスは、この時点で予選から脱落しています。フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、P Zeroイエロー・ソフトよりもラップあたり約0.7秒速い、P Zeroレッド・スーパーソフトへ交換した最初のドライバーでした。彼のチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグが、Q1の最速タイムを記録しました。

Q2では、全ドライバーがP Zeroレッド・スーパーソフトタイヤでタイムを更新し、フェラーリのフェリペ・マッサが最速タイムを記録しました。Q3では、セバスチャン・ベッテルを除く全ドライバーがスーパーソフトを使用しました。ベッテルは、ソフトタイヤで走行しましたが、タイム計測を行わなかったため、明日の決勝では、タイヤを自由に選択して10番グリッドからスタートできます。メルセデスは、Q3で最後にコースインし、終了間際にシューマッハがポールタイムを記録しました。

木曜日のフリー走行2回目が雨の影響を受けたため、各チームにとって、午前中の最終フリー走行のみが、スーパーソフトタイヤで十分な走行を行う機会となりました。ここでは、メルセデスのニコ・ロズベルグが1分15秒159の最速タイムを記録していました。

ピレリジャパン・プレスリリース

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2011/03/16

2輪(WGP)の『日本GP』、10月に延期へ

World GP Image (C)Honda Racing
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日本で起きた未曾有の震災・津波災害についてはF1関係者の間でも大きな話題になっているが、同じく日本で開催される2輪のWGP(ワールド・グランプリ)である『日本GP』(4月24日決勝:ツィンリンクもてぎ)の開催が10月に延期されることがFIM(国際モーターサイクル連盟)から正式に発表された。

開催地であるツィンリンクもてぎの施設自体に損傷はないということだが、同所のある栃木県も大きな被害を受けていて、これに鑑みすでに3月いっぱいの全営業を中止していることも伝えられている。

なおF1の日本GPのほうは10月9日に、こちらは三重県の鈴鹿サーキットで開催されることになっている。

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