2018/09/04

メルセデスのルイス・ハミルトン、スーパーソフト – ソフトと繋ぐ1ストップ戦略でイタリアグランプリを制す (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
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2018 イタリアグランプリ決勝
・大半のドライバーが1ストップ戦略を採用:
・序盤の接触によって、ベッテルは2ストッパーに

2018年9月2日、モンツァ
3番グリッドからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンが、1ストップ戦略と見事なタイヤマネジメントでイタリアグランプリを制しました。ハミルトンは、スーパーソフトでスタートし、28周目にソフトへ交換しました。前日の土曜日、フェラーリのキミ・ライコネンが、スーパーソフトでモンツァのコースレコードを更新していました。

オープニングラップでフェラーリのベッテルとの接触後、ハミルトンは、ライコネンに続く2位へ浮上しました。20周目にライコネンがソフトへ交換するピットストップを行いましたが、ハミルトンは第1スティントの走行を続けました。ハミルトンは、自身のピットストップ後もライコネンの後塵を拝していましたが、ライコネンよりもフレッシュなタイヤで徐々にギャップを詰め、長い走行を重ねてタイヤにブリスターが発生していたライコネンを終盤にオーバーテイクしました。オープニングラップでのハミルトンとの接触によって最後尾となったベッテルは、スーパーソフト – ソフト – スーパーソフトと繋ぐ2ストップ戦略で挽回し、4位を獲得しました。

雨がパラついた金曜日と土曜日に十分なドライ走行を行うことができなかった点が、今日のドライコンディション下でのレースに不確定要素を加えました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント:「今日のコンディションは、前日までとは対照的となったため、同様のコンディション下で十分な走行ができなかったチームにはチャレンジとなりました。明確なデータが不足する中、チームには戦略に対する柔軟なアプローチを常に求められていました。しかし、モンツァの厳しさの中においても、適正なタイヤマネジメントによって1ストップ戦略が可能であることが示されました。このことは、予選でモンツァのコースレコードが更新されたことからも明らかです。ルイス・ハミルトンは、完璧なタイヤマネジメントを行い、ライコネンより遅いタイミングでのピットストップを最大限に活用して、終盤の素晴らしいオーバーテイクを成し遂げました」

ピレリジャパン・プレスリリース

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ライコネン(フェラーリ)、「ファンのために悔しい」

Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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優勝すれば2013年のオーストラリアGP(当時ロータス・ルノー)以来となる復活劇になったキミ・ライコネン(フェラーリ)だが、勝負の女神がほほ笑むことはなかった。
これについてライコネン自身は次のように語っている。

「自分自身やチームのためというよりも、応援してくれたたくさんのファンのために残念な結果だった。
今日はマシンが快調だった一方、タイヤ・マネージメントが厳しいレースだった。
最初のセットは良かったけれど、2セット目は期待したほど持ってはくれなかった。
後半はブリスターとの戦いだったけれど、戦況が厳しい状況でタイヤを労わる余裕はなかったんだ。
せっかくのポールスタートだったし、もちろんもう一つ上の順位を狙っていたけれど今日はこれが精一杯だ。
別に何かを失敗した訳でもないよ」と、相変わらずのクールなコメントを残した。

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「リカルドのトラブル原因はクラッチ」と、ルノー

Renault V6 Turbo Engine (C)Renault Sport
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このところエンジン関連のトラブルが続いたレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドだが、「Cスペック」と呼ばれる最新仕様のエンジンを搭載して臨んだイタリアGPでも再び決勝レースでマシントラブルによりストップを余儀なくされた。

これについて当初はエンジントラブルとみられたが、原因を調査したルノー・スポールはトラブルはエンジンではなくクラッチであるとの見方を示した。
「1周当たり0.3秒のゲイン(利益)がある」とされるルノーの「Cスペック」だが、その分まだ信頼性にリスクがあるとも説明されていたために誤解が先走ってしまったようだ。

ただトラブルに見舞われたリカルド本人は、「これでもう4回もマシントラブルでストップ。
毎回レースを完走できないのはいい加減、フラストレーションが溜まるよ。
次のシンガポールでは懸念なく走りきりたい」と、こぼしている。

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2018/09/03

フェルスタッペン(レッドブル)、ペナルティに不満

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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イタリアGP決勝レース中に起きた接触事故の責任を問われ、5秒ストップ・ペナルティのタイム・ペナルティとペナルティ・ポイント2点を科せられたレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、この裁定に強い不満を示した。

「何で僕だけがペナルティを受けるのか理解できないよ。
僕とボタスとは互いに3位を懸けてバトルを演じていたんだ。
あの時も僕は彼にちゃんとスペースを与えていたのに、彼のほうが僕のホィールにぶつかってきたんだから。
僕にはそれ以上どうすることもできないじゃないか。
でもスチュワードは僕だけにペナルティを与えてきた。
こういうのはフェアじゃないな」

前戦に続き多くの観客の熱い声援を受けたフェルスタッペンだったが、この5秒ストップ・ペナルティにより3位から5位まで順位を落とす結果となった。

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ルノー・チーム、ハースF1との対決姿勢明らかに

Haas Duo (C)Haas F1 Team
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イタリアGP決勝レース終了後、同GPのレーススチュワード(審査委員)に対し、ハースF1チームのマシンの合法性について、ルノー・チームから申し立てが提出されたことがわかった。
これは今回のレースでもレースディレクターを務めたFIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティング氏が明らかにしたもの。

それによれば問題とされているのはフロアパネルの先端部分に関するデザインとみられ、ルノーのものを盗用しているというもののようだ。

注目されているのは今回のレースでハースF1がポイントを伸ばし、ルノー・チームとコンストラクターズ・ランキングで並んだ直後に提出されているということ。
パドックでは中団チームどうしの新たなバトルと話題を呼んでいる。

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フェルスタッペン(レッドブル)にペナルティ・ポイント

FIA
イタリアGPのレーススチュワード(競技委員)は2日(日)行われた決勝レース中に起きた接触事故について、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンに責任があったとして、ペナルティ2点を科したことを明らかにした。。

ドライバーのスーパーライセンスに対して科されるペナルティポイントは12か月有効。
フェルスタッペンはこれまで3点あるため通算5点ということになった。
累積で12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため、次のレースに出場できないことになる。

なおフェルスタッペンにはすでにレース中、5秒のタイムペナルティが科せられていて、これにより順位を二つ落としている。

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2018/09/02

イタリアGPはハミルトン(メルセデス)が逆転勝利

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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2日(日)15時10分(日本時間:22時10分)から今季F1第14戦イタリアGPの決勝レースが伝統のモンツァ・サーキットを舞台に行われた。
今回ピレリが持ち込んだタイヤはミディアム、ソフト、そしてスーパーソフトの3種類のタイヤ。
スタート前の気温は21度、路面温度は34度で雲は厚いもののドライコンディションと報告されている。

オープニングラップのシケインでベッテル(フェラーリ)をオーバーテイクしようとしたハミルトン(メルセデス)が接触、最後尾に落ちたベッテルはマシンにダメージを負ってピットイン、セーフティカーが導入された。
両者は審議対象とされたがお咎めなしに。
4ラップ目にレース再開、ハミルトンがトップに立つが抜き返される。
この時点で3位はフェルスタッペン(レッドブル)。
25周目、リカルド(レッドブル)が白煙を上げてストップ、新仕様のルノー・エンジンの筈だ。
45周目、ハミルトンがライコネンを交わしてトップに。
シケインの進入でリカルド(レッドブル)に接触したフェルスタッペン(レッドブル)に対し5秒のタイムペナルティが通告される。

53周のレースを制したのはハミルトン(メルセデス)で再びチャンピオンシップ・ポイントのリードを拡大した。
ハンガリーGP以来の勝利で今季6勝目、自身通算68回目、そしてここモンツァでは5回目の勝利となった。
2位ライコネン(フェラーリ)、3位フェルスタッペン(レッドブル)だがペナルティにより実質5位まで下がることになる。
4位ボタス(メルセデス)、5位ベッテル(フェラーリ)の二人は一つずつ昇格、6位グロージャン(ハース)、7位オコン(フォース・インディア)、8位ペレス(フォース・インディア)、9位サインツ(ルノー)、10位ストロール(ウィリアムズ)までが入賞。
11位シロトキン(ウィリアムズ)、12位ルクレール(ザウバー)、13位バンドーン(マクラーレン)、14位ヒュルケンバーグ(ルノー)、15位ガスリー(トロ・ロッソ)、16位エリクソン(ザウバー)、17位マグヌッセン(ハース)までが完走。
リタイヤはリカルド(レッドブル)、アロンソ(マクラーレン)、そしてハートリー(トロ・ロッソ)の3台となった。

F1次戦は2週間後、ヨーロッパを離れた第15戦シンガポールGP(9月16日決勝)となる。

イタリアGP決勝レースの結果はこちら
イタリアGPの画像はこちら

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イタリアGPスターティンググリッド

イタリアGPのレーススチュワード(競技委員)は、ルノー・チームのニコ・ヒュルケンバーグに前戦ベルギーGPからの持越で10グリッド降格、またPU(パワーユニット)等の関連コンポーネンツを交換したとして、ザウバー・チームのマーカス・エリクソンにも10グリッド降格、さらに今回複数の交換でレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドとさらにヒュルケンバーグにグリッド最後尾となるペナルティを科した。

1. ライコネン(フェラーリ)
2. ベッテル(フェラーリ)
3. ハミルトン(メルセデス)
4. ボタス(メルセデス)
5. フェルスタッペン(レッドブル)
6. グロージャン(ハース)
7. サインツ(ルノー)
8. オコン(フォース・インディア)
9. ガスリー(トロ・ロッソ)
10. ストロール(ウィリアムズ)
11. マグヌッセン(ハース)
12. シロトキン(ウィリアムズ)
13. アロンソ(マクラーレン)
14. ペレス(フォース・インディア) *
15. ルクレール(ザウバー) *
16. ハートリー(トロ・ロッソ) *
17. バンドーン(マクラーレン) *
18. エリクソン(ザウバー) *
19. リカルド(レッドブル) *
20. ヒュルケンバーグ(ルノー) *

* 印は変更のあったドライバー

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「うれしい予選結果」と、ガスリー(トロ・ロッソ)

Pierre Gasly (C)Scuderia Toro Rosso
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マシン特性から不利が予想されたイタリアGP予選だったが、望外のQ3進出と共に9番手というシングルグリッドを得たトロ・ロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは「うれしい予選結果」と喜びを表した。

「信じられないぐらいうれしい予選だったよ。
予選前はQ2までも行けるかどうかと思っていたのに、Q3に進むことができたんだから。
ましてや9番手という好位置からからスタートできるなんて最高の気分だ。
今シーズン一番うまく走れたラップだったね。
この予選で狙えたベストの結果をトロ・ロッソのホームであるイタリアで見せることができて本当にうれしい。
今日の予選はまだ半分で、明日の決勝にこのレースウイークで成すべきことが残っている。
ここはグリッドから1コーナーまでの距離が長いので、いいスタートを決めることが不可欠だし、その後もタイトな争いになるので、ミスなくこなしていく必要がある。
スタートで順位を上げるのはリスクがありそうなので、クリーンなスタートを切り、それからできる限りプッシュして追い上げていきたいと思っている」

チームメイトのハートリーが18番手、また「ライバル」に挙げられるマクラーレンも13番手(アロンソ)&20番手(バンドーン)であることを考えるとガスリーの快挙が窺える。

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エンジン交換でエリクソン(ザウバー)10グリッド降格

FIA
イタリアGPのレーススチュワード(審査委員)は、フリー走行セッションでクラッシュしたザウバー・チームのマーカス・エリクソンについて、ICE(エンジン本体)を交換したため決勝レースでグリッド降格のペナルティが科されることを明らかにした。

それによればエリクソンはクラッシュしたシャシー全体を交換する他、新しいICE(エンジン本体)を投入、これが今シーズン4基目となるため規定により予選グリッド10番降格のペナルティを受けることになったもの。

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