2019/07/31

ガスリー(レッドブル)追い詰められるもシート喪失は否定

Race Battle (C)Redbull Racing
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今シーズン、レッドブル・レーシングのレースドライバーに抜擢されたピエール・ガスリーだが、エースのフェルスタッペンと比べられるとその立場には辛いものがある。
せっかく前戦イギリスGPで4位に入ったものの、今回はチームメイトが劇的な2勝目を挙げた一方で自身はポイント獲圏外、ホンダ勢の中で唯一ノーポイントに終わった。

そこで再びパドックではガスリーがレースシートを失うのではないか、との噂が持ち上がっているが、同チームのクリスチャン・ホーナー代表はこれを強く否定した。

「ガスリーが外部でいろいろ言われているのは承知しているが、われわれがドライバーの交代を考えているなどいうことはない。
今回も彼のレースは浮き沈みの激しいものだったが、それぞれ止むを得ない事情があったことも理解している。
確かにチームメイトと比べれば成績は見劣りするものだが、一戦一戦、彼は成長を遂げているんだ。
もう少し長い眼で見守る必要があるよ」

ただ今回元レッドブルのクビアト(トロ・ロッソ)が好成績(3位)を挙げたこともガスリーにはプレッシャーになりそうだ。

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アルファロメオ・レーシング代表、降格裁定に控訴の構え

Frederic Vasseur (C)Renault Sport
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ドイツGPでW入賞を果たしながらレース後には一転マシンにレギュレーション違反があったとして30秒加算のペナルティ、入賞圏外に落とされたアルファロメオ・レーシングでは、この裁定には抗議すると息巻いている。

そう語るのは元ルノー・チーム代表で、2017年のザウバー・チーム時代から代表を務めるフレデリック・バッサー氏。

「こんなに素晴らしいエキサイティングなレースだったのに、スチュワードの決定はせっかくのレースをブチ壊す最悪なものだよ。
しかも問題はわれわれの知らない時、セーフティカーの後ろを走っている時に突然起きてしまったものなんだ。
トラブルについては究明することを約束するが、ペナルティについては考え直してもらわないと。
なぜなら今回の入賞は彼らの働きに対する正当な報酬なんだからね」

このペナルティにより、本来入賞圏外の筈だったハミルトン(メルセデス)とクビサ(ウィリアムズ)がポイント獲得を果たしている。

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2019/07/30

ベッテル(フェラーリ)、「ここまで来れると思わなかった」

Wet Race (C)Mercedes Motorsports
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優勝も期待されたホームグランプリでありながら予選でターボトラブル、なんとグリッド最後尾からという絶望的なスタートを強いられたフェラーリ・チームのセバスチャン・ベッテルだったが、終わってみれば2位表彰台という望外の結果に顔をほころばせた。

「こんなタイヘンなレースはあまり記憶にないね。
それでも結果をみれば、まるで宝くじに当たったような幸せだよ。
レース中だって、ただ たすら精一杯走っていただけで結果が見えてきたのは最後の数周になってからだもの。
その時だってまさか2位になるとは、ね。
セーフティカーが出なければあり得ない結果だよ」

ホンダ・フアンにとっては無念だが、最後にクビアトをオーバーテイクした時は地響きのような声援が場内を揺るがせた。

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2019/07/29

アルファロメオの2台にはクラッチ作動に違反が認定

FIA
今回のドイツGPでそれぞれ7-8位でフィニッシュしたアルファロメオ・レーシングの2台、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィは、共にクラッチ作動にレギュレーション違反があったとしてゴールタイムに30秒加算、結果12-13位まで降格とされた。

これはスタート時のクラッチ作動を規定の0.07秒より遅らすもので、今回のものは0.2-0.3秒まで遅らせるようになっており、ウェット路面では実質的にTRC(トラクション・コントロール・システム)と同様の効果があると認定されたもの。
本来であれば10秒のストップ&ゴーのペナルティになるものが、今回はレース後であったためレースタイムに30秒の加算になったという。

なおこれにより11-12位だったハミルトン(メルセデス)とクビサ(ウィリアムズ)が入賞となった。

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3位表彰台クビアト(トロ・ロッソ)に二重の喜び

Daniil Kvyat (C)Scuderia Toro Rosso
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自身3回目、今回トロ・ロッソに復帰してからは初めての表彰台となったダニール・クビアト(25歳)は、周囲からの二重の祝福に笑顔で応えた。

というのも、このロシア人ドライバーはドイツGP決勝レースの前日、第一子が誕生、初めて『パパ』になっていたからだ。
残念ながらF1スケジュールのため妻の出産には立ち会えなかったものの、レース後は直ちに駆け付ける予定としている。

ちなみに妻のケリーさんは、元3回のF1チャンピオンであるネルソン・ピケ氏の娘さんということだ。

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(7/28)

D.Kvyat & M.Verstappen (C)Redbull Racing
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雨で迎えた日曜の決勝レースはコンディション確認のため3周のフォーメーションラップから始まりましたが、その後周回数を減らし、レースはスタンディングスタートが切られることとなりました。

レッドブルのフェルスタッペン選手とガスリー選手はスタートで出遅れ、ポジションを落としてしましましたが、フェルスタッペン選手はすぐに3番手までポジションアップ。
ガスリー選手は早めのピットストップでさらにポジションを落としてしまいましたが、懸命に追い上げを開始しました。

アルボン選手は16番手からスタートだったにも関わらず8番手までポジションアップし、初めてとなったウエットコンディションのF1でも力強さを見せました。

コンディションが変わり、ピットストップが必要な状況になると、25周目のセーフティカーのタイミングでフェルスタッペン選手はミディアムタイヤに履き替えます。
しかしその後再度雨が降り始めると、チームは早めにインターミディエイトタイヤに再度変更する判断を下します。
タイミングのいいピットストップのおかげで、フェルスタッペン選手はトップに立つことになりました。
その後もフェルスタッペン選手はピットインを繰り返し、全部で5回のピットストップを実施。チームは確実にピット作業を行い、フェルスタッペン選手も多くのドライバーたちがミスをおかす中で、冷静さを保ちレースに集中し、ここ3大会で2度目の優勝へとチームを導きました。

3度目のセーフティカー中、残り20周となった時、Red Bull Toro Rosso Hondaが思いきった作戦に出ます。
クビアト選手が他チームに先駆けてスリックタイヤに変更。
結果的に他のチームよりも1周早いタイミングでの判断をしたおかげで3番手に浮上し、その後ストロール選手をオーバーテイクして、2番手にまでポジションアップを果たしました。

レースを通して両チームの作戦と判断はすばらしく、レース終盤ではHonda PU搭載の4台すべてのマシンがトップ7以内を走行していました。
しかしレース残り5周で再開した最後のセーフティカーの後、アルボン選手とガスリー選手が6番手争いで接触し、マシンにダメージを負ったガスリー選手は惜しくもリタイアとなりました。

また、セーフティカーにより各マシンの差が縮まり接近戦となったため、クビアト選手はベッテル選手(フェラーリ)にオーバーテイクされますが、3位表彰台を獲得。
Toro Rossoとしては2008年以来の表彰台、そしてHondaとしては1992年以来のダブル表彰台という偉業を達成することとなりました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(優勝:1位)

「このようなレースで優勝できて最高ですし、Hondaとともに今季2勝目を挙げられたのもすばらしいことです。
スタートで何が起きたのか自分でもよく分かっていませんが、右側のグリッドにいたマシンはみんなグリップが低かったように思います。
クラッチをつないだときにはひどいスタートになっていましたが、冷静にメルセデスの後ろにつけました。
気流が乱れ、路面が乾いてタイヤにも厳しくなっていたので、パスするのはたいへんでした。
そこからは、戦略の判断がすべて当たりました。
スリックタイヤに変えたときには360度回るスピンを喫してしまいましたが、幸いにも走行を続けることができました。
再びインターミディエイトを履いてからはレースをリードしてペースをコントロールすることができましたし、マシンのペースを十二分に発揮しました。
先頭に立ってからはなるべくリスクを避けたのですが、全体的な感触もよくなっていました。
とても難しいコンディションで、サバイバルレースになりましたし、変化する状況への対処は簡単ではありませんでした。
チームの判断はすべて正しく、他チームの状況やセクタータイムを注視しながら適切な情報を与えてくれました。
最高のチームですし、みんなが連携していい仕事をしてくれました。
僕にとってはこれまでで最も難しいレースの一つで、そこでトップに立てたのは最高の気分です。
ウエットでのドライビングを楽しみましたが、それはマシンがよかったからこそだと思います。
自分の腕とマシンの両方が力を発揮できてのこの結果に、とても満足しています。
(母国オランダのカラーである)オレンジを身につけたファンがたくさん来てくれましたし、首位に立ってその光景を目にするのはすばらしかったです。
チームのみんなに感謝しています。たいへんだったけど、最高の決勝日になりました」

【ピエール・ガスリー(レッドブル)】(14位)

「常識では考えられないようなレースでした。
雨やクラッシュ、それにともなうセーフティカーとピットストップによって、まるで運試しのような戦いになりました。
自分にも多くのチャンスがあっただけに、それをつかめずリタイアに終わったのはとても残念です。
レース終盤、僕はアレックス(アルボン)と数周にわたって争っていましたが、接触してフロントウイングが外れ、それによってパンクしたためにマシンを止めざるを得ませんでした。
言うべき言葉が見つかりませんが、こういうレースでポイントを獲得できなかったのは悔しく感じています。
スタートでは、ホイールスピンを喫してスピードを上げられず、ターン1にかけてポジションをかなり落としたことで追い上げがたいへんでした。
今日のようなコンディションでは、いつピットインするのか、もしくはしないのかという判断に運が絡むものです。
ただ、ペースはよかったので、次戦のハンガリーに向けてプッシュし続けていきます。
チームとHondaにとっては、今日のマックスの勝利によって多くのポイントを稼げてすばらしい結果になったと思います」

【クリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシング代表)】

「今日のマックスとチームのパフォーマンスは信じられないほどで、5回のピットストップを経ての優勝になりました。
マックスはこの難しいコンディションでも集中して、すばらしいペースを発揮して勝利をつかみ取りました。
Hondaにとってはダブル表彰台という最高の結果になりましたし、Toro Rossoと、昨日父親になったばかりのダニール・クビアトにも心からおめでとうと言いたいです。
今日はピットクルーもすばらしい仕事をしてくれたので、それに報いるためにも、われわれのチーフメカニックであるフィル・ターナーに表彰台でコンストラクターズトロフィーを受け取ってもらいました。
ピエールについては、いい展開が訪れた時間帯もありましたし、トップ5以内でフィニッシュも可能だっただけに残念です。
アルボンとの接触は私も目にしましたが、幸いにも両者にケガはありませんでしたし、ピエールもここから挽回してくれるでしょう」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(3位)

「F1での2度目のチャンスとなる今シーズン、こうして表彰台にまた戻って来ることができて最高の気分です。
再び表彰台に上ることは難しいのではないのかと思っていたので、信じられないぐらいうれしいです。
今はいろいろな感情が高ぶって、少し落ち着く時間が必要かもしれないですね。
Toro Rossoにとってベッテル選手がモンツァ(2008年イタリアGP)で優勝して以来の表彰台という、すばらしい結果になりました。
そんな記念すべき日に貢献することができ、とても幸せです。
チームのみんな、一人一人のおかげです、本当にありがとう。
ここのところ、自分のキャリアの中でもっとも良い状態だと感じていました。
今シーズンは自分自身でも成長し、冷静に考えることを覚え、上位争いができる準備は整っていると感じていたので、今日のこの結果で自分自身に、そして周りの支えてくれた人たちに証明することができました。
この結果を一度とは言わず、また何度も繰り返せるようにしていきたいです。
今日のようなレースは簡単なものではなく、あのタイミングでのピットインの判断はとても難しいものでした。
チームと僕にとってともに勝つも負けるも半々の確率でしたが、今日は共に表彰台を勝ち取ることができたすばらしい結果になりました」

【アレクサンダー・アルボン(トロ・ロッソ)】(6位)

「いいレースになりました!このサーキットでのウエットコンディションでマシンがどう反応するか確かではなかったので、スタートは少し慎重になりました。
F1で初めてこのようなコンディションで走行しましたが、満足のいくパフォーマンスを見せることができたと思っています。
レースペースもよく、すこし運もありましたし、最初のピットストップのタイミングの判断も正しい時を見定められました。
4番手を走行していた時は「さあ、行くぞ!」ととても興奮しました。残念ながらウエットタイヤからドライタイヤに替えるための2回目のピットストップはタイミングを逃し、ダニール(クビアト選手)の一周後に入ることになり、その間に4台に抜かれてしまいました。
途中まで4番手で走行できていたからか、6位という結果が残念に感じてしまうのはおかしいかもしれませんね。
あの厳しい予選から決勝にはここまで持ち直してくれた、チームのすばらしい働きに感謝しています」

【フランツ・トスト(トロ・ロッソ代表)】

「今日のレースは、とてもエキサイティングなFormula1の一戦となりました。
フェルスタッペン選手、優勝おめでとう!
そしてHondaにとって、このPU時代の競争の中での2勝目は、たいへんすばらしい結果です!
そして、ダニール・クビアト選手には誰よりも大きな『おめでとう』を言いたいです。
彼の3位表彰台は成るべくして成した結果だったと思います。
今日のような難しいコンディションの中、彼は数々の巧みなオーバーテイクを見せ、最後の最後までミスなくレースに集中していました。
雨はわれわれの味方となってくれたようです。
雨の神に感謝しなくてはなりません。

ダニールのタイヤ交換のためのピットインのタイミングは早くリスクがありましたが、結果的に表彰台獲得という結果につなげることができました。
そのようなすばらしい作戦を立てたチームには賞賛の言葉を送りたいです。
エンジニアたちがセットアップですばらしい仕事をしてくれたおかげで、今日は最高のマシンでレースができました。
そしてアルボン選手の今日のレースで見せたパフォーマンスにも、とても満足しています。
このように目まぐるしく変化するコンディションの中、F1マシンで走行することは、彼にとって初めての経験だったにも関わらず、6位でレースを終えるのには重要であったし、タイヤマネージメントもしっかりコントロールできていたと思います。
Toro Rossoのチームのみんなに、今日のすばらしいレースに貢献してくれたことに感謝します。
次戦のブダペストでのレースでは過去にもいい結果を残しています。またすばらしいレースができるのを楽しみにしています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「フェルスタッペン選手が今季2勝目、クビアト選手が3位表彰台獲得と、すばらしいレース結果になりました。
レースはウエットとドライが入り混じる難しいコンディションにより大荒れの展開となりました。
そんな中、両ドライバーのすばらしいドライビング、非常に的確なチームのストラテジー、それに幾度にも渡ったピット作業を迅速かつ確実に成し遂げたピットクルーの仕事により、見事ダブル表彰台を獲得することができました。
両チームのすばらしい仕事に、感謝しています。

前回のオーストリアでのAston Martin Red Bull Racingの表彰台に続き、今回はRed Bull Toro Rosso Hondaとも一緒にポディウムに登ることができました。
Toro Rossoと昨年ゼロから一緒にプロジェクトをスタートしてきた歴史を思うと、Hondaにとっても本当にうれしい表彰台になりました。
Scuderia Toro Rossoのメンバー全員に、心からおめでとうの言葉を送ります。
今日はこの特別な一日を、両チームと一緒に祝おうと思います。
そして明日からはまた、来週末にやってくるハンガリーGPに向けた準備を進めます」


【本橋 正充(チーフエンジニア:トロ・ロッソ担当)】

「いままでToro Rossoと一緒にたくさん苦労してきましたし、格別な想いです。
ここのところ調子があまりあがらなかった中で、今日も本当に難しいレースになりました。
そんな中で、すべてがうまく噛み合ったと思います。
昨年も4位入賞はあったのですが、いつもあと一歩のところでうまくいかないレースも多かったです。
そんな中、今日は本当に『やりきった』と言う手応えを感じられた、忘れられないレースに成りました。
チーム、ドライバー、そしてすべてのHonda F1のメンバーの努力に感謝しています。
そしてここまで応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます」

提供:本田技研工業(株)

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ガスリー(レッドブル)の接触事故はお咎めなしに

FIA
ドイツGPのレーススチュワードは、28日(日)行われた決勝レース中、トロ・ロッソのアレクサンダー・アルボンとの接触事故で審議対象とされていたレッドブル・レーシングのピエール・ガスリーについて、調査の結果ペナルティを科す事案ではないとの結論を出した。

スチュワードはビデオやテレメトリー・システム等を調査した結果、いずれにも故意の操作はなく、止むを得ない通常のインシデント(出来事)であるとした。

ただレース終盤に起きたこの事故により、ガスリーはタイヤをバーストさせるなど実質上のリタイヤを余儀なくされ、ホンダ車どうしの事故によりホンダ系チーム全車入賞というチャンスを逸する結果に追い込まれたことになる。

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ドイツGPはフェルスタッペン(レッドブル)が今季2勝目

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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28日(日)15時10分(日本時間:22時10分)から今季F1第11戦ドイツGPの決勝レースがホッケンハイムリンクを舞台に行われた。
スタート前の天候は雨、気温は21度、路面温度26度、路面は完全なウェットコンディションとなっている。
もちろん今季初のウェット宣言がされていて、各車インターミディエイトでなくウェットタイヤでのスタートになる模様。

フォーメーションラップはセーフティカー先導で3周行われ、その分周回数は減算に。
スタートでフェルスタッペン&ガスリーのレッドブル勢が出遅れ、ライコネンが3番手に。
3周目、17番手まで上がったベッテルの前でペレスがクラッシュ、イエローコーションに。
各車、ピットストップが相次ぎタイヤ交換(インターミディエイト)に走る。
なおピットレーンで交錯したルクレールとグロージャンが審議対象に。
この件はその後ルクレールのフェラーリ・チームに罰金が通告された。

15周目、12番手を走っていたリカルド(ルノー)のマシンから大きな白煙が上がりストップ、再びセーフティカーが導入されイエローコーションに。
4位のルクレールが2セット目のインターミディエイトに交換。
18周目、再び雨粒の報告。
25周目、3位のフェルスタッペンがついにミディアムタイヤに交換もいきなりスピン。
27周目、ノリス(マクラーレン)がスローダウンしてバーチャル・セーフティカーに。
トップのハミルトンはソフトタイヤに、直後2位のルクレールがクラッシュ、イエローコーションに。
ハミルトンがフロントウィングを傷めて緊急ピットイン、さらにボラードをオーバーした様子。
コース復帰も5位まで落ちる。
セーフティカー先導の間にトップのボタスはピットイン、インターミディエイトに戻していたフェルスタッペンが実質首位に立ち、オレンジのスタンドが揺れる。
2位ヒュルケンバーグ(ルノー)、3位ボタス(メルセデス)、4位アルボン(トロ・ロッソ)、5位ハミルトンの順、タイヤは全車インター。
しかしレースはまだ半分に過ぎない。
ボラード不通過のハミルトンには5秒のタイム・ペナルティ。
41周目、検討していたヒュルケンバーグ(ルノー)がクラッシュ、再びセーフティカーが入って首位のフェルスタッペンは新しいインターミディエイトに。
レース再開、さらに路面は乾き、続々とドライタイヤに。
57周目、10位争いのハースF1チームどうしがまた接触。
直後に4位だったボタスがクラッシュ、メルセデスは2台共ノーポイントの可能性。
セッションはまたもセーフティカー導入でホンダにとっては悔しいノーギャップに。
この時点でフェルスタッペン、クビアト、ストロール、サインツ、ベッテルの順、
62周目、ガスリーがアルボンと接触してタイヤをバーストも審議対象に。
ベッテルがクビアトを抜いて2位まで上がる。

フェルスタッペン(レッドブル)がリードしたまま64周のレースを制して今季2勝目、自身通算7勝目を飾った
2位は最後尾から追い上げたベッテル(フェラーリ)。
3位クビアト(トロ・ロッソ)で、ホンダの1-2こそ逸したもののみごとな表彰台を得た。
4位ストロール(レーシング・ポイント)、5位サインツ(マクラーレン)、6位アルボン(トロ・ロッソ)、7位ライコネン(アルファロメオ)、8位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、9位グロージャン(ハース)、10位マグヌッセン(ハース)までが入賞。
以下11位ハミルトン(メルセデス)、12位クビサ(ウィリアムズ)、13位ラッセル(ウィリアムズ)、14位ガスリー(レッドブル)までが完走。
リタインヤはボタス(メルセデス)、ヒュルケンバーグ(ルノー)、ルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、リカルド(ルノー)、そしてペレス(レーシング・ポイント)の6台という荒れたレースだった。
F1次戦は連続開催で来週の8月4日、第12戦ハンガリーGP(ハンガロリンク)ということになる。

ドイツGP決勝レースの結果はこちら
ドイツGPの画像はこちら

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2019/07/28

ホンダ系チーム、公式予選コメント(7/27)

Qualifying Scene (C)Honda Racing
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Aston Martin Red Bull Racingは土曜日の走行セッションでも力強さを見せ、ガスリー選手も金曜日のアクシデントから見事に立て直し、自身の予選最高位となる4番手を獲得しました。

Red Bull Toro Rosso Hondaのアルボン選手はQ1での最後のアタック中にノリス選手(マクラーレン)の背後に引っかかり、思ったようにタイムを伸ばすことができず、残念ながらQ1敗退となってしまいました。
チームメートのクビアト選手もQ2にて敗退となり、決勝14番グリッドを獲得しました。

2台のAston Martin Red Bull Racingがポールポジションをトップ10の中で争うことになり、フェラーリのマシンが信頼性の問題により走行ができなくなったため、ポールポジション争いはメルセデスとの対決となりました。

フェルスタッペン選手は最初のアタックラップにて決勝2番グリッドを決めるタイムをマークし、最後のアタックも最終セクター前まで自己ベストタイムを更新し続け速さを見せました。

ガスリー選手もポールポジション争いの中にいたものの、フェルスタッペン選手と0.067秒差につけていた周に最終コーナーでの四輪脱輪によりタイム抹消となってしまいました。
それでも、ガスリー選手は決勝4番グリッドを獲得。Aston Martin Red Bull Racingは日曜の決勝グリッドの2列目までに2台が位置するという予選結果となりました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選2位)

「このサーキットでフロントローを獲得できたことは、僕たちチームそしてHondaにとって大きな進歩となりました。
昨晩の作業でよりよいパフォーマンスを発揮できるよう改善することができ、最高の予選日となりました。
今朝のFP3とQ1で走行した際のマシンの感触はとてもよく満足して走ることができました。
Q2ではモード設定に問題があったため、ミディアムタイヤでアタックできなかったことは残念ですが、ピットですぐにセッティング修正を行うことができました。
もちろん、本来であればポールポジション争いをするはずだったフェラーリの2台が、トラブルにより走れなかったことも大きかったとは思います。
しかしフロントロー獲得のためには、どの瞬間もその場にいて最大限戦うことが必要です。
(スタート時のタイヤがソフトのため)明日の決勝はメルセデスとは違う作戦で戦う予定です。
計画とは異なりますが十分に戦えると感じているので、スタートでソフトタイヤがどのように活かせるかがカギとなりそうです。
今日の予選は接戦で、決勝レースに強いマシンを準備できているのでチャンスはあると思います。
明日の天候はまだ読めませんが、雨が降ればレースはおもしろくなるかもしれません。
明日の決勝レースですべてを発揮して戦えるよう挑みます」

【ピエール・ガスリー(レッドブル)】(予選4位)

「今日の予選では納得のいくラップが何周か走行でき、4番グリッド獲得という結果に満足しています。
昨晩メカニックたちが遅くまでマシンの修復作業をしてくれたので、彼らに感謝するためにも、グリッド2列目獲得はとても喜ばしい結果となりました。
昨日のアクシデントはプッシュしすぎて限界を超えてしまったのが原因でした。
このような出来事は起こってしまうことですが、今日持ち直すことができよかったです。

明日は雨の予報もあり、チャンスは多いにあると思います。
僕にはまだ改善しなくてはならないことや、もっとうまくできた筈のこともありますが、いい方向に向かっていると感じています。
今からは明日へと気持ちを切り替え、決勝レースでとにかく先へ進むことに集中しなくてはなりません。
天気は予想がつかないものですが、雨が多く降る北フランス出身の僕にとっては慣れている環境です。
マックスのレースペースを見ていると、明日は期待できるのではないかと思いますが、昨年のレースのように最後まで何が起こるかわかりません。
チームが最大限にプッシュしてくれているおかげで大きく前進できていますし、オーストリアでのマックスの優勝はさらにチームへの追い風になりました。
トップとの差はまだ少しありますが、近づいてきているので、チームとして大いに改善できていると感じています」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(予選14位)

「中団のタイム差はとても僅差でした。
今日の予選はできる限りのことをやった結果だと思います。最終セクターで少しアウトに出てしまったことで0.1秒ほどロスしてしまいましたが、前方のマシンはわずか0.3秒差という接近した中での走行でした。
しかし、今日のようなコースコンディションでは、ライバルとなるチームよりも力強さがなかったので、その原因を解明しなくてはなりません。
大事なのは決勝レースであり、今日とは全く違う予報がされている天気が大きなカギとなりそうです。
もし雨が降れば、今日の結果に関わらず混戦となる予感がしています。
ポイント獲得のために、明日は最大限の力で戦います」

【アレクサンダー・アルボン(トロ・ロッソ)】(予選17位)

「最適なペースとは言えなかったかもしれませんが、今日の予選でQ2への進出は可能だった筈でした。
17番グリッドよりも確実に速いペースで走れていたので、今日の予選結果が悔しくてたまりません。
ノリス選手の約0.5秒後ろからアタックを開始しました。
彼にブロックをされたわけではないのですが、最終セクターでみんなが追いついてしまうコースレイアウトなので、仕方のないことでした。
ノリス選手のマシンのギアボックスがすぐそこに迫るほど接近したため、どうすることもできませんでした。
こういった出来事は起こってしまうことであると思います。
決勝レースでポジションを上げるポテンシャルは持っている筈なので、明日に向けて気持ちを切り替え決勝に挑みます」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日はフェルスタッペン選手が2番手・フロントローを獲得、またガスリー選手はキャリア最高となる4番手を獲得し、レースに向けて非常に期待が持てる予選結果となりました。
ただ、Q2でフェルスタッペン選手のPUモードを変更したところ、小さな問題が発生してしまったことについては、チームとドライバーに対して申し訳ないと感じています。
また、トロロッソについてはアルボン選手がトラフィックの影響により不運にもQ1敗退となりました。
明日のレースでは雨も予想されるので、そのような状況に対するシミュレーションも含め、チームとともに十分な準備を進めます」

提供:本田技研工業(株)

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クビアト(トロ・ロッソ)の危険リリースはお咎めなしに

FIA
ドイツGPのレーススチュワードは、27日(土)行われた公式予選セッション中、トロ・ロッソのダニール・クビアトに危険なリリースがあったとして審議対象としたが、調査の結果ペナルティを科す事案ではないとの結論を出した。

これはクビアトがピットから発進した際に後続のグロージャン(ハース)の存在を認識せずにコースイン、このためグロージャンはガレージ側に緊急避難して接触を避けたというもの。
スチュワードはビデオやテレメトリー・システム等を調査した結果、いずれにも故意の操作はなく、止むを得ない通常のインシデント(出来事)であるとした。

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