2019/06/03

クビサ(ウィリアムズ)、「モナコGPで身体能力証明」

Robert Kubica (C)Williams F1
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今シーズン、ウィリアムズ・チームから8年ぶりとなるF1復帰の機会を与えられたロバート・クビサ(34歳:ポーランド)だが、マシンの戦闘力不足もあいまって戦績不振にはまだ身体の障害が影響しているのではないか、と指摘されていた。

2011年にラリーのトレーニング中に大クラッシュに遭ったクビサは、懸命なリハビリテーションの結果レーシングカーのドライブまで回復したものの、まだF1カーにおいては右手が不自由と伝えられていたもの。

しかし今回ハード・ドライビングを強いられるモナコGPで1周遅れながらみごと完走。
身体的に何も問題ないことを証明したと主張しているもの。
「心配してくれる人も多いけど、僕は十分うまくやれることがわかっていた」と、クビサはコメントしている。
後はマシンのパフォーマンスアップが課題か。

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2019/06/02

メルセデス、「ハミルトン&モナコでなければ負けていた」

Race Battle (C)Redbull Racing
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予選結果が大きな要素になるとされるモナコGPは、その通り今年もポールTOウィンという形で終わったが、メルセデスAMGチームは「もしもハミルトンでなければ、そしてモナコでなければ今回の優勝はなかった」と、振り返った。

そう語るのはメルセデスAMGチームで戦略面を担当するチーフ・ストラテジストのジェームス・ボウルズ氏。
「木曜日のフリー走行の結果、この戦略でいくことを決めたんだけれど、セーフティカーが入ったせいで予定したよりも少しタイヤ交換の時期が早まった。
それでもミディアムでいけるギリギリの距離であると判断したんだ。
ゴールまでに雨が降り出す可能性もあったしね。
ところがライバルたちはいずれもハードタイヤで、戦略を分ける結果となった。
タイヤ寿命に心配ない彼ら、とりわけフェルスタッペンは最後までハミルトンを追いたててきたよ。
でもハミルトンは素晴らしいドライビングで最後まで耐えた。
もしもドライバーがハミルトンでなかったら、そしてコースがこのモナコでなかったら……。
今回の勝利はなかったことだろうね」

当時2位を走行していたフェルスタッペンは5秒加算のペナルティが決まっていたため、どうしてもハミルトンを抜いてリードを拡げたかったという事情もあった。

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2019/06/01

ペレス(レーシング・ポイント)、モナコ・シケインに提案

Sergio Perez(2018) (C)Force India F1
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今回は残念ながらマシンの戦闘力不足から活躍がみられなかったセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)だが、過去2回のファステストラップを記録するなどこの難コースを得意としているのは衆知のことだ。
そのペレスが、これまたモナコ名物の一つであるトンネル出口のシケインについて疑義を呈している。

オーバーテイクがほとんど不可能なモンテカルロのコースにおいて、このシケインではしばしば無理なバトルシーンが繰り広げられてきた。
しかし今回ペレス自身も経験したように後続のマシンがインに飛び込んだ場合、前車は接触事故を避けてンイをカットしてしまうケースが多い。
こうしたケースで、ペナルティを科せられ場合もあればそうでない場合もある。
しかしインをカットしたクルマは十分に減速していないので一気にスピード差が広がることになる。

そうした不公平を解消するためペレスは「シケインの先にもう一つシケインを設ける」など解決策も提案しているのだが。

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2019/05/31

フェラーリ最高首脳が戦略ミスでルクレールに謝罪

Louis Camilleri (C)Ferrari S.p.A
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<フェラーリ・チームは、シャルル・ルクレールに対し、モナコGPでの『失態』について同陣営の最高首脳であるルイス・カミレッリ/CEOが異例の謝罪をしたことを明らかにした。

今季フェラーリ・チームに抜擢されたルクレールにとって、モナコGPは跳ね馬チームの一員として初の母国グランプリとなるもの。
実際、一部は通学時に通ったコースというルクレールは、地元の熱い声援を背中に受けて気合い十分でこのグランプリに臨んでいた。
ところが予選Q1で、チームの戦略ミスからまさかの脱落。
予選順位が超・重要とされるモナコGP予選で16番グリッドというのは受け入れ難いものだった。

レース後、不満を露わにしたというルクレールに、現地を訪れていたカミレッリ/CEOは自ら「われわれは彼に対し心から謝罪しなければならない。
これは明らかにチームのミスで、彼の期待を裏切ってしまった。
いまわれわれが果たすべきことは、この失敗を糧として、さらにライバルとの差を縮めるべく全員で働かなくてはならないということだ」と、詫びた。

同じQ1で再度アタツクに出たチームメイト(ベッテル)のほうはQ3まで進出して予選4位、決勝レースでは最終的に2位表彰台まで達してみせている。

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2019/05/29

マグヌッセン(ハース)、「エンジンブロー願っていた」

Kevin Magnussen (C)Haas F1 Team
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5番グリッドからのスタートと、今季最上位の条件で発進したモナコGPのケビン・マグヌッセンだったが、思わぬ低迷で、「レース中、いっそエンジンブローしてしまえばいいとさえ願っていた」と、過激な発言で今回のレースを振り返った。

「まずスタートでリカルド(ルノー)に抜かれてしまったのが最初の想定外。
序盤にセーフティカーが入って、チームは僕を呼び戻してタイヤ交換したけれど、ライバルたちがステイアウトしたのも想定外。
おまけにマシンはうまく機能せず、さらにズルズルと順位を落としてしまって……。
正直、こんな後方に埋もれて苦痛に耐えているならエンジンが壊れてしまえばいいとさえ思ったよ。
チームはみんな頑張ってくれたけどね」

それでも「レース中、ドライバーを適切なタイミングで呼び戻すというのはいつだって難しいことさ」と、不振の主要原因が何であったかを言外に示唆した。

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2019/05/28

ペレス(レーシング・ポイント)、人身事故の危険性投稿

Sergio Perez
今回のモナコGPにレーシング・ポイント・チームから参戦したベテランのセルジオ・ペレスが、コースマーシャルとの事故の危険性について訴えた。
これは、同選手が今回のレースで体験したケースとして自身のオンボードカメラ映像をSNSに投稿したもの。

それによればレース序盤、セーフティカー導入のタイミングでピットインしたペレスはコースに戻る際、デブリ(破片)を清掃中のコースマーシャル二人とコース上で遭遇、危うく人身事故を起こすところだったという。

「モナコのオフィシャルはいつも素晴らしい働きで知られているけれど、身の安全は何より優先されるべきこと」と、訴えた。

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2019/05/27

2019 モナコグランプリ 決勝 (ピレリ)

ルイス・ハミルトン (C)Pirelli Motorspotrs
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2019年5月26日、モナコ
優勝したルイス・ハミルトンは、「これまでで最もハードなレースだった」とコメントしました。ソフトでスタートしたハミルトンは、セーフティーカー導入周回中の 11 周目にミディアムへ交換する 1ストップ戦略を採りました。その後、78 周のフィニッシュまで、より耐久性の高いハードタイヤで走行するライバルに猛追されながら、終始ミディアムでのペースコントロールを余儀なくされました。

キーポイント
• フェラーリのシャルル・ルクレールは、後方のスタートからの追い上げを計り、ライバルのマシンに接触しました。この影響によるデブリを取り除くために、11 周目にセーフティーカーが導入されました。上位勢の多くが、このセーフティーカー導入周回中にピットストップを行いました。
• トップ走行中のハミルトンは、ミディアムタイヤへ交換しました。レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、同じタイミングでハードタイヤへ交換するピットストップで 2 位へ浮上しましたが、アンセーフリリースによる 5 秒加算ペナルティーを課されました。
• 3 位を獲得したメルセデスのバルテリ・ボッタスは、1 回目のピットストップ時のフェルスタッペンとの接触によるホイールダメージにより、セーフティーカー導入周回中に 2 回目のピットストップを強いられました。
• ハミルトンは、フェルスタッペンに猛追されながら、ミディアムタイヤのライフを最大限にすべく、ペースをマネージしました。
• レッドブルのピエール・ガスリーは、5 位のままポジションを落とすことなく、終盤にソフトタイヤへ交換し、ファステストラップポイントを獲得しました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C3: ハードは、ハミルトンを除く表彰台ドライバーに使用され、性能と耐久性の良好なバランスを示し、長い第 2 スティントの最適な選択となりました。
• ミディアム C4: ハミルトンがレースの大半で使用したミディアムは、フロントにグレイニングが発生しつつも、ライバルの追い上げを抑えるリアの強力なトラクションを維持していました。
• ソフト C5: 大半のドライバーがソフトタイヤでスタートしました。中でも、ハースのロマン・グロージャンは、ソフトでのオープニングスティントで 50 周を走行しました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「不安定な天候状態の下、レースの大半でハミルトンとフェルスタッペンとの闘いが展開されるなど、スリリングなグランプリが見られました。ハミルトンとフェルスタッペンは僅差であったため、終盤の残り数周の時点では接触も発生しました。ハミルトンは、セーフティーカー導入周回中にミディアムへ交換するピットストップを行い、ライバルたちよりも軟らかいこのコンパウンドを非常に効果的にマネージし、レースの残り 66 周を走行してフィニッシュしました。この点が、レースの決定的なポイントとなりました。フェラーリは、ベッテルにハードタイヤを装着させる戦略で表彰台を獲得しました。優勝へ導いたハミルトンのタイヤ管理能力を、ニキ・ラウダも誇りに思っていることでしょう」

ピレリジャパンプレスリリース

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(5/26)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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3番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、2番手奪取に向けて好スタートを切り、オーバーテイクを仕掛けましたが惜しくも成功には至らず、結果的には3番手のままレースを続ける形になりました。
他車のクラッシュにより9周目にセーフティカーが導入されると、上位を走るマシンが一斉にピットイン。3番手を走るフェルスタッペンも前後のマシンと同じタイミングでピットインします。
タイヤ交換を終えて1つポジションを上げた2番手で復帰しますが、タイヤ交換終了後の発進時、後方からライバルが走行してくるタイミングでの発車が危険ということで、5秒加算のペナルティーという裁定が下されました。
その後は2番手のポジションから終始トップを走るハミルトンにアタックを続けますが、結果的に2番手でフィニッシュ。3番手、4番手のマシンもフェルスタッペンから5秒以内のタイムでフィニッシュしたため、ペナルティー加算後は4位でレースを終えました。

8番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、セーフティカー導入時にピットインしない戦略を選択。
その後力強い走りを見せてポジションを5番手に上げます。
レース終盤には後続との距離を離し、ニュータイヤに交換。
5番手のポジションのまま復帰すると、そこからファステストラップを記録してレースを終えました。

一方のRed Bull Toro Rosso Hondaの2台も、セーフティカー導入時にガスリーと同じ戦略を取りました。
クビアトが7番グリッド、アルボンが10番グリッドからスタートし、すべてのマシンがピットストップを終えたレース後半にはそれぞれ7番手と8番手の位置で走行します。
2台ともに6番手を走行する前のマシンに迫りますが、オーバーテイクが極めて難しいモンテカルロ市街地コースではポジションを上げることは叶わず、そのまま7位と8位でレースをフィニッシュし、2台同時入賞を果たしました。

なお、Hondaエンジンを搭載するマシンの4台同時入賞は1987年のイギリスGP以来、4台揃っての8位以内でのフィニッシュは1991年のイギリスGP以来になります。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(4位)

「今日は全力を尽くしましたし、楽しいレースになりました。
僕らはすごく競争力がありましたし、前のマシンにプレッシャーをかけ続けて、優勝争いを楽しむことができました。
ルイス(ハミルトン選手)と戦うのはとても大変ですが、僕はプッシュし続け、彼がミスをするように攻め続けました。
彼のタイヤを少しでも消耗させれば、仕掛けるチャンスはあると見ていました。
いくつかのコーナーではすごく遅くなっていたので、そこで行けるかと思ったのですが、十分に近づくことができませんでした。
残り数周になったとき、ここで行くしかないと仕掛けてみました。

やや接触してしまいましたが、ダメージがなくてよかったです。
ピットストップでのペナルティーは不運でしたが、チームは何も間違ったことをしていないし、あのように狭いピットレーンでは起こり得ることだと思います。
もちろん、表彰台に上りたかったのですが、レースは楽しめましたし、こうした展開では勝つことも負けることもあるものです。
もう数周あれば捉えられたと言われるかもしれませんが、僕は全力を尽くしましたし、できることはすべてやりきったつもりです。
レースウイークを通じて、チームは最高の仕事を成し遂げてくれましたし、全員が勝つためにすべてを出し尽くしました」

【ピエール・ガスリー(レッドブル)】(5位)

「今日はとてもいい一日で、ポジションを上げるのが難しいモナコで8番手スタートから5位でフィニッシュできたことに満足しています。
僕らには、優れた戦略とすばらしいマシンがありました。
このコースをこれだけ速いマシンで走るのは楽しかったですし、終盤でもハードにプッシュできて、かなり速いタイムをマークしたことで、8番手からでもトップと10秒以内の差でフィニッシュすることができました。
今日はとてもうれしいですし、今後のレースウイークでも同じようなパフォーマンスを発揮していけるよう、取り組みを継続していきます」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(7位)

「僕らは昨日の予選でとても力強く、その勢いのままいいレースができたので、とてもいい気分です。
スタートではなす術がありませんでした。
ガスリー選手がクリーンなブレーキングでアウト側から抜いてきたので、イン側にいた僕はラインを外すことができませんでした。
それでも、今日は力強いレースができてとてもうれしいです。
獲得できたポイント数にも満足していますし、チームワークも最高で、いいレースマネージメントができました。
みんなからの声援もすごかったです!モナコで7位という結果はすばらしいことです。
この数週間、どこを改善すべきか、僕はどうしたら速く走れるのかを解明するために懸命に取り組み、それが実りました。
これを毎週継続していく必要がありますし、そうすればポイントをさらに重ねていけるはずです。
マシンのパフォーマンスはいいので、このままの方向性で改善を続けていくことが必要です」

【アレクサンダー・アルボン(トロ・ロッソ)】(8位)

「今日の戦略はすばらしく、チームには本当に感謝しています!
今日はポイント獲得のチャンスがあるのは分かっていましたが、僕ら全員がいい仕事をして、しっかりと実現できました。
ブレーキングが遅れたり、ロックアップしたりすればレースを終えることになってしまうので、どんなときでも、前のマシンに接近して走るのは難しいものです。
今日一番苦労したのはタイヤマネージメントで、ソフトタイヤはあまり持たずにデグラデーションが始まって振動が起きてしまいました。
それでも、ここでのレースは楽しかったですし、チームの2台ともポイントを獲得できたことはよかったです!」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のレースでは、Aston Martin Red Bull Racing とRed Bull Toro Rosso Hondaのすべてのマシンが完走し、4台同時入賞を果たしたことはポジティブにとらえています。
一方で、フェルスタッペン選手がピットアウト時に5秒加算のペナルティーを受けてしまったことは残念に思っています。
4台入賞という今日の結果からも分かるように、週末を通して両チームともいいパフォーマンスを見せ、レースも上手くまとめることができました。
次のカナダGPは今回とはまた異なるタイプのサーキットになります。
引き続きPUの開発をプッシュしていきたいと思います」

提供:本田技研工業(株)

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フェルスタッペンにペナルティ・ポイント

FIA
モナコGPのレーススチュワード(審査委員)は26日(日)の決勝レース中、ピットレーンで起きたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の危険なリリースについて、フェルスタッペンにペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。

ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになる。
フェルスタッペンはこれで通算7点ということになった。

なおフェルスタッペンにはレース中すでに5秒のタイムペナルティが科せられていて、最終順位を2位から4位に落としている。

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ハミルトン&フェルスタッペンの接触はお咎めなしに

FIA
モナコGPのレーススチュワード(審査委員)は26日(日)の決勝レース中、10コーナーで起きたハミルトン(メルセデス)とフェルスタッペン(レッドブル)の接触事故についてビデオや車載カメラの映像やテレメトリーデータ等を検証した結果、通常のレーシング・インシデント(出来事)であるとしてペナルティを科さないことを明らかにした。

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