2019/06/23

FIA、フェラーリ・チームの再審査申請を棄却

FIA
FIA(国際自動車連盟)は、フェラーリ・チームから出されていたカナダGPにおける同チームのセバスチャン・ベッテルへのペナルティについての再審査申請について、これを棄却したことを明らかにした。

それによればFIAはカナダGP時のレーススチュワード(審査委員)をポールリカールに再招集、フェラーリ・チームからは再審査に必要な「新たな証拠」として出されていた当時のレース映像やテレメトリー画像など7つの証拠について検討したものの、いずれも既出のものであったり公的なものと認められなかったとしている。

これによりカナダGPのリザルトが変更されることはなくなった。

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2019/06/21

FIA、フェラーリの再審査申請にヒアリング

FIA
フェラーリ・チームは同チームのセバスチャン・ベッテルのカナダGPでのペナルティについて、FIA(国際自動車連盟)に対し再審査を申請したとされるが、これを受けFIAは21日(金)に再審査が必要かどうかを判断するためヒアリングを行うことを明らかにした。

再審査には「新たな証拠」の提出が必要とされているが、フェラーリ・チームはその内容を明確にしていない。
ヒアリングは当時のカナダGPのレーススチュワード(競技審査委員)を再びポールリカールに招集し、詳細な判断を行うとしている。

カナダGPでベッテルは5秒のタイムペナルティを受け、トップでフィニッシュしたものの正式順位は2位に降格となっている。

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2019/06/19

フェラーリ、カナダGPのペナルティ再審査を申請

FIA
フェラーリ・チームは、先のカナダGP決勝レースでのセバスチャン・ベッテルに対するペナルティについて、正式な再審査の手続をFIA(国際自動車連盟)に行ったことを明らかにした。
ベッテルはこのレースをトップでフィニッシュしたもののコースオフから戻った際のドライビングについて5秒加算のペナルティを受け、2位に降格となった。

このペナルティに対する抗議は96時間(4日)以内ですでに期限が終わっているが、フェラーリは別途最高機関であるFIAに正式な再審査を求めたもの。
再審査の申請については「新たな証拠」の提出が必要とされているが、フェラーリが何を発見したのかは不明。

また正式受理するかどうかは当時のレーススチュワード(審査委員)など関係者が再検討した上であらためて結論が出される予定になっている。

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2019/06/16

「カナダGPの結果を深刻に受け止める」ボタス(メルセデス)

Merrcedes Duo (C)Mercedes Motorsports
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チームメイトであるハミルトンが今季7戦で早くも5勝目を挙げる一方で、カナダGPでは3位表彰台にも上がれなかったボタス(メルセデス)は、「この結果を深刻に受け止めている」と、あらためて引き締めた。

スタートから終始トップのベッテル(フェラーリ)を追い、最後はライバルへのペナルティにより優勝まで勝ち取ったハミルトンに比べ、今回ボタスは6位スタートで4位フィニッシュ、ハミルトンのような「特別ボーナス」も得ることなく静かにレースを終えた。
ランキング2位は動かないものの、これでシーズン当初は拮抗していたハミルトンとのポイント差は1レースでは取り返せない29点まで拡大することとなった。

「この状況は自分自身が招いたものだから、謙虚に受け止めなければいけない。
ミスをした自分にフラストレーションは感じるけれど、ここでは冷静になる必要がある。
シーズンはまだ長いし、取り返すチャンスは十分にあると思っている。
それでもハミルトンの5勝に対し、僕のまだ2勝というのは数字以上に大きな開きが感じられるね」と、フィンランド人。

「プレッシャーは感じていない」とするボタスだが、静かに、そして徐々に追い詰められつつあるのは間違いない。

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マクラーレン、ノリスのトラブル原因解明できず

Lando Norris
マクラーレン・チームの新人ランド・ノリス(19歳:イギリス)は、カナダGP決勝レース8周目、ポイント圏内を走りながら右リヤサスペンション部から炎を上げてストップ、無念のリタイヤを喫した。
しかしこれについてチームではまだトラブルの完全な原因究明ができていないことを明らかにした。

モントリオールのコースは市街地コース特有のウォールとの近さが指摘されるが、ノリスが直前にマシンを接触させた事実はなし。
リヤブレーキの過熱も疑われたが、サスペンションアームが曲がるほど高温をいきなり出すことは考えにくいという。
いずれにせよメカニカルなトラブルとされるが、せっかくルノー製パワーユニットに戦闘力が戻ってきたいま、シャシー側に解明できない問題があるとちぐはぐな戦いを余儀なくされてしまうことになる。

チームは、「次戦フランスGPまでには原因究明を果たさなくてはならない」と、いささか困惑気味だ。

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2019/06/15

「両刃の剣」か、フェラーリが目論むレース結果への抗議

S.Vettel & C.Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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カナダGPでのセバスチャン・ベッテルに対するペナルティへの抗議が規定の96時間(4日)を過ぎ、フェラーリ・チームによる当初の抗議はなくなったが、同チームではカナダGPのレース結果に対して14日以内の正式抗議を検討していると伝えられている。

ただ、これは新たな証拠が見つかった場合にのみ許されるもので、同チームが検討しているとされるビデオやテレメトリーデータらはすでに確認されていて客観的効力が薄いとみられる。
さらに関係者の間では、同チームが新たな抗議提出に封戸切った場合、逆にレース後のベッテルの非紳士的な振る舞いについて処分が下されるのではないか、とみる向きも多い。
ベッテルはフィニッシュ後、規定のインタビューを拒否したばかりかパルクフェルメにマシンを止めなかったうえに順位表示板を勝手に移動させたりしていた。

新たな抗議はチームとベッテルにとって「両刃の剣」になりかねないようだ。

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2019/06/14

メルセデス、薄氷だったハミルトンのトラブル修復作業

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ベッテル(フェラーリ)へのペナルティもあり、カナダGPで今季5勝目を飾ったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)だが、前日の予選後にマシントラブルが見つかり、日曜日のスタートまで慌ただしい作業が繰り広げられていたことがわかった。

これは同チームのトラックエンジニアリング責任者が明かしたもの。
それによれば予選後、ハミルトンのマシンからオイル漏れがあることを確認。
しかしマシンは規定によりパルクフェルメにあり、日曜日の朝まで作業が許されなかった。
その結果、決勝レースまでのわずか数時間で原因をスロットルのアクチュエータと特定、直ちにその交換作業に取り掛かったという。

ただもしも作業が間に合わなかった場合、あるいはトラブル原因が他にもあった場合など優勝どころかレースを完走できなかったことも考えられ、まさに薄氷を渡る思いだったという。

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エマニュエル・ピロ氏、「何より安全性が優先されるべき」

Emanuele Pirro (C)Audi Motorsport
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今季初となる筈だったフェラーリによる勝利を奪い取る結果となったカナダGP・レーススチュワード(審査委員)の裁定には非難の声が収まらないが、中でもドライバー出身枠のスチュワードであるエマニュエル・ピロ氏(57歳:イタリア)への風当たりは強いようだ。
スチュワードが下した5秒のタイムペナルティがせっかくの好レースを台無しにしたというもので、「被害者」であるフェラーリ・チームは正式抗議の準備を進めているとさえ伝えられている。

これについて当のピロ氏は、「私もいちモータースポーツ・フアンとしてはレースがこのような形になったことを残念に思っている。
たしかにスチュワードの間でもこの結論を下すのは決して容易なことではなかった。
しかしこのスポーツでは何より安全性が優先されなければならない。
判断は難しかったが、求められるレースの安全性こそが今回レースの魅力を上回った最大の、そして最も正当な理由なんだ」と、胸を張った。

ちなみにベテランのピロ氏がF1のレーススチュワードを務めるのは今回が通算28回目のことで、これは全体でも最多となるものだ。

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2019/06/13

トト・ウォルフ氏(メルセデス)、「スチュワード非難は誤り」

Toto Wolff (C)Mercedes Motorsports
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世界中のF1フアンに大きな波紋を呼んでいるカナダGP決勝レースでのベッテル(フェラーリ)に対する裁定だが、メルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは「レーススチュワード(審査委員)を非難するのは間違いだ」と、加熱する騒動に釘を刺した。

「このようなインシデント(出来事)については、常に騒動の種になるものだ。
なぜなら、誰もが満足する裁定などあり得ないものだから。
誰もがクリーンなやり方で勝ちたいと思っているのは当たり前で、だからわれわれも最後まで諦めることなくコース上のバトルで結着を付けたかったんだ。
二人のドライバーは共に全力で戦ったのであり、この結果に非難されるべきではない。
ましてやスチュワードを非難するなど完全に間違ったことだ。
彼らにとっても今回は非常に難しい判断だったろうし、時間も限られていた。
それに文句を言うのは筋違いというものだよ」

カナダGPの4人のスチュワードの中にはドライバー出身枠としてエマニュエル・ピロ氏も加わっていたが、彼を名指しで「口撃」するフアンもいるようだ。

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2019/06/12

クビサ(ウィリアムズ)、「不振打開に魔法はない」

Robert Kubica (C)Williams F1
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今回のカナダGPでも予選、決勝レースともにほぼ最後尾と相変わらずマシンの戦闘力不足に苦しむウィリアムズ・チームのロバート・クビサだが、今回は金曜日のフリー走行でコクピットをリザーブドライバーであるニコラス・ラティフィ(23歳:カナダ)に譲る場面もあり、心中穏やかでなかった筈だ。
もちろんこれはカナダGPがラティフィにとってのホームだから、という意味合いもあるが、巷では秘かにシート喪失の噂も囁かれていたためだ。

結果的に今回も他チームに大きな後れを取ったクビサだが、次のように釈明した。
「今回も苦しんでいるのは見ての通りだけれど、残念ながら不振を打開するのに魔法はない。
燃料が軽くても重くても、また路面温度が高くても低くても、ロングランでもショートランでも、とにかくグリップがないんだ。
結果的にアクセルを踏むことができないから、こういう結果になることはわかっているんだけれど……」

次のフランスGPでも最初のフリー走行はラティフィにシートを譲る予定になっているとのことだ。

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