2020/11/18

共に空振りに終わった『メモリアル記念レース』

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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今回のトルコGPは、レッドブル・レーシングが2005年のオーストラリアGP初参戦以来の通算300戦目に、またアルファロメオ・レーシングも前身のザウバー・チームが1993年の南アフリカGP初参戦以来通算500戦目の節目となる『メモリアルレース』だった。

しかしレッドブル・レーシングは予選こそ2-4番グリッドを得たものの、決勝レースでは6-7位と期待した結果を出せず、同チームのホーナー代表は「肝心のレースでこの週末みせたパフォーマンスを発揮できなかった」と悔やんだ。

またアルファロメオ・レーシングのほうもライコネンが今季初、予選Q3に進出するなど期待を持たせたが、こちらもレースではいいところなく入賞に手が届かずに終えた。
ライコネンは「天気を見てレースの展開は予想できていたが、フルウェットはともかくこうした混在したコンディションは僕たちに味方しなかった」と、振り返った。

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2020/11/17

アルボン(レッドブル)のリードラップはタイ国史上初の快挙

Alexander Albon (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングのアレクサンダー・アルボン(23歳:タイ)は15日(日)行われたトルコGP決勝レース中、各車がピットインして順位が目まぐるしく変わるなか、12周目についに首位に躍り出た。
その後自身もピットインしたため順位を落としたが、この貴重なリードラップは母国であるタイにとって史上初の快挙となった。
タイ出身のF1ドライバーはこれまでビラ親王(最高位4位)の一人だけで、リードラップの記録はない。

ちなみにこのレースではスタートからストロール(レーシング・ポイント)、続いてペレス(レーシング・ポイント)、フェルスタッペン(レッドブル)からルアルボンに。
その後再びストロール、ペレスと続き最後はハミルトン(メルセデス)がリードしてレースを終えている。

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トルコGPも最速ピットストップはレッドブル・レーシング

Redbull/Pitstop (C)RedBull Racing
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今回行われたトルコGP決勝レースで最速のピットストップタイムを記録したのは、再びレッドブル・レーシングの熟達されたクルーたちだった。

これは18周目にタイヤ交換のためピットインしたマックス・フェルスタッペンに対してのもので、全体1位となる2.03秒というタイム。
最速タイムの常連である同チームとしてはいささか平凡なものだったが、全体の2番手もアルボンに対する2.08秒。
ちなみに今季最速はポルトガルGPのアルボン対してのもので圧巻の1.86秒を記録している。
レッドブル・レーシングによる最速タイムはこれで今季14戦中12回目の快挙となった。

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2020/11/16

ホンダ系チーム、決勝レースコメント(11/15)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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イスタンブール・パークで行われた第14戦トルコGPの決勝は、路面コンディションの変化によって目まぐるしく展開が変わる中、Aston Martin Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンがポイント圏内でレースをフィニッシュしました。

フェルスタッペンが2番グリッド、アルボンが4番グリッドからスタートとなる一方で、予選でのイエローフラッグ無視などによって中団以降のグリッドが大きく変動しました。
Scuderia AlphaTauri Hondaのダニール・クビアトが予選順位から1つ繰り上がって16番手、ピエール・ガスリーはパワーユニット(PU)交換に関連するペナルティーにより、最後尾からのスタートとなりました。

スタート1時間前に雨が降ったことから、完全なウエットコンディションとなり、グリッド上の全車がウエットタイヤを選択。
路面のグリップがかなり低い状況の中、スタンディングスタートでレースの幕開けとなりました。

シグナルが消えてスタートが切られる中、Red Bull Racingのフェルスタッペンとアルボンは加速できずに大幅なポジションダウンを喫します。
しかし、そこから巻き返しを図り、4番手と5番手まで順位を取り戻しました。
一方のScuderia AlphaTauri勢は好スタートを切り、クビアトが12番手、ガスリーが13番手とトップ10を視野に入れる位置でレースを進めます。

路面の状況が改善していく中、序盤のポイントは浅溝のインターミディエイトタイヤに交換するタイミングでした。
フェルスタッペンとアルボンはウエットタイヤでも十分な速さを見せ、上位を走行していたランス・ストロール、セルジオ・ペレス(ともにレーシングポイント)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がピットインして前が開けると、ファステストラップを更新しながらペースを上げていきます。

一方のScuderia AlphaTauri勢は、クビアトが8周目にインターミディエイトタイヤに交換。
その2周後にガスリーもタイヤ交換を行います。両者ともにトップ10圏内を目指しますが、ピットインせずにとどまっていたケビン・マグヌッセン(ハース)に前をふさがれる形となって、ペースを上げられないままレースが進んでいきます。

フェルスタッペンは11周目にタイヤを交換し、ペレスとベッテルの間の4番手でコースへ復帰。
アルボンは12周目にピットインし、ベッテルとルイス・ハミルトン(メルセデス)の6番手でレースへ戻ります。

その直後、バーチャルセーフティカー(VSC)が導入されますが、アルボンはタイヤをうまく作動させ続け、VSCが明けるとターン12でハミルトンをオーバーテイク。
さらにその勢いのままベッテルもパスして、4番手に浮上します。

コース上で最速のペースを見せていたフェルスタッペンでしたが、2番手を目指して前方のペレスをパスしようと仕掛けたところでスピンを喫し、再度のタイヤ交換を余儀なくされます。
これにより、フェルスタッペンはアルボン、ベッテル、ハミルトンの後方までポジションダウンし、カルロス・サインツ(マクラーレン)の後方8番手でコースへ戻ります。
アルボンが快調なラップを刻む一方で、フェルスタッペンはこのトラフィックに引っかかる形となってペースが上がりません。

アルボンは前を行く2台を追い詰めますが、この頃には路面がだいぶ乾き、タイヤの消耗が激しくなっていたことから、多くのドライバーが再びピットインして新たなインターミディエイトタイヤを装着。
ガスリーも33周目でタイヤを交換しましたが、クビアトは1ストップ作戦を遂行すべくステイアウトを選択します。

同じくステイアウトしていたアルボンですが、タイヤの消耗は激しく、ターン4でスピン。
34周目で新たなインターミディエイトタイヤに交換すると、コース復帰後にストロールをパスして5番手までポジションを上げます。
しかし、ペースで勝るサインツにパスを許し、6番手でレース後半を戦うことになります。

フェルスタッペンは他車のピットインもあり、3番手までポジションを上げましたが、タイヤの摩耗によってピットイン。
アルボンの後方7番手でレースへ復帰します。
前方を行くフェラーリ勢を追いかけますが、乾いていく路面コンディションに苦戦してペースを上げられず、さらにはフェルスタッペンが再びスピンを喫します。
フェルスタッペンはそこから巻き返し、残り7周のところでアルボンの前に出ると、両者ともにそのままフィニッシュ。6位と7位で計14ポイントを獲得しました。

Scuderia AlphaTauri勢は、クビアトが1ストップ、ガスリーが2ストップと戦略を分けましたが、序盤でマグヌッセンの前に出られなかったマシンは軒並みポイント圏外に留まっており、クビアトとガスリーも同様に上位進出は果たせず、12位と13位でレースを終えました。

次戦は2週間後、11月29日(日)に決勝が行われるバーレーンGP。今季初めて欧州以外での開催となります。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 6位)

「正直に言うと、今日はとても難しいレースでした。
グリッドの偶数列はグリップが低く、スタートがうまくいかずに4番手までポジションを落としました。
3番手までポジションを戻すと、コントロールの難しい中でチェコ(ペレス選手)についていこうとしましたが、コーナー出口の縁石の外にあるグリーンゾーンまで出てしまい、大きなスピンを喫しました。
ウォールにはぶつからないようにしましたが、タイヤにフラットスポットができたことでピットインせざるを得ませんでした。
新しいタイヤに交換して、前に追いつくまではできましたが、パスすることができませんでした。
コース上には1つの走行ラインしかなく、そのラインですらもとても滑りやすいという状況で、前のマシンと同じラインしか走れないというのはとてもフラストレーションが溜まりました。
また、路面も完全に乾ききってはいなかったので、スリックタイヤに交換することもできず、消耗の早いインターミディエイトで走り続けなければなりませんでした。
あとは前方のマシンについていくレースになり、グリップのない中で生き残ろうとトライしていきました。
いい一日にはなりませんでしたし、自分たちが意図したようなレースでもありませんでした」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(決勝 7位)

「今日はすべてが計画通りにいって勝利が目指せたと思うので、7位という結果には複雑な気分です。
レースウイークを通じて僕らの競争力は高かったので、今日の結果はつらいです。
僕らは2台ともスタートがよくなかったのですが、ポジションを上げていき、インターミディエイトに交換したときは素晴らしいグリップがあってとても速かったです。
しかし、ペースはとてもよかったものの、2セット目のインターミディエイトに交換してからはグリップがなくなってペースを失い、少し困惑しました。
理解しがたい状況ですが、冷静になり、なぜこのようなレースになったのかを分析しなければなりません。
今週末はマシンの進化を確認できましたし、トライしたこともとてもうまくいったので、その部分には満足しています。
ガレージのみんながすごく助けてくれたので、次のバーレーンでまたそれを再現するのが待ちきれません」

【ダニール・クビアト(アルファタウリ)】(決勝12位)

「今日は語るべきことはあまりないレースになりました。
自分のレースに徹して12位となりましたが、これ以上にできることはあまりありませんでした。
僕らはポイントが獲得できず、レース中ずっと戦っていたのに成果が得られなかったことには、フラストレーションが溜まります。
とても難しいレースでしたが、幸いにも一度のスピンのみであまりミスをしませんでした。
ドライバーにとってはこうしたコンディションで無事に完走できて気分がいいものですし、集中力を養うためのいいトレーニングになりました。
全体的に振り返ると、今週末ウエットでの僕らのペースはあまりよくなく、マシンを作動領域に入れるのに苦しんでいました。
何がよくなかったのかを見極め、そこから学んでいきます」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(決勝13位)

「レースウイークを通じて僕らはあまりよくありませんでした。
昨日はウエットタイヤではパフォーマンスを発揮できず、今日も同じようにかなり苦戦することは分かっていました。
金曜日のドライコンディションではすべてがよかったのでやや困惑しましたが、ウエットやインターミディエイトになるととても遅くなってしまい、FP3や予選でもタイヤを適切に作動させられずに苦戦しました。
さらに、今日はペナルティーも受けました。
次に同じコンディションとなった場合に備えて、今回なにが悪くて、もっとうまくやるには何が機能しなかったのかを理解する必要があります。
すでにいくつか答えは見えていますが、僕らはもっといい仕事をすべきでしたし、とてもがっかりしています。
この週末は終わったわけですから、この先のレースに目を向けていきます」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のトルコGP決勝は、スタート前に降った雨のためウエットコンディションでのレースとなりました。
レース時には止んだものの、低い外気温であったこともあり、終了までドライにはならず、徐々に路面の状況が変わる中でタイヤマネージメントなど難しいレースになりました。

プラクティス、また予選での感触がよかったAston Martin Red Bull Racingですが、フェルスタッペン選手が6位、アルボン選手が7位と残念なポジションでの終了となりました。

Scuderia AlphaTauri Hondaの2台は、濡れた路面で走行ラインを外してのオーバーテイクが難しい状況などからポジションアップに苦しみ、ポイント圏外でのフィニッシュとなりました。

今シーズンは中東での3連戦を残すのみとなりました。
いい形でシーズンを終えられるよう、ここから準備をしていきます。
最後に、難しいコンディションで予選6番手から見事なレース運びで優勝を飾り、7回目のチャンピオンシップ獲得を決めたハミルトン選手に、Hondaを代表して祝福の言葉を贈ります」

提供:本田技研工業(株)

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フェルスタッペン(レッドブル)の違反はお咎めなしに

FIA
トルコGPのレーススチュワード(審査委員)は15日(日)行われた決勝レース中にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に対して通告した審議対象事案について、お咎めなしとしたことを明らかにした。

これはピットレーンから本コースに合流する箇所に設けられた白線を、フェルスタッペンがルールに反してラインオーバーしたというもの。
審議の結果、これは意図して犯したものではないと判断されたとのことだ。

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2020/11/15

トルコGPはハミルトン優勝で7度目の年間王者に

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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11月15日(日)13時10分(日本時間:19時10分)から今季F1第14戦トルコGPの決勝レースがイスタンブール・パーク・サーキットを舞台に全58周で行われた。
残念ながら路面はまたもウェットコンディションとなっている。

レコノサンスラップでいきなりジョビナッツィ(アルファロメオ)がコースアウト、グラベルベッドにはまって脱出できず、フロントノーズを損傷している模様だ。
さらにラッセル(ウィリアムズ)もコースアウトしてフロントノーズを傷めたが、すでに修復の時間はなくこちらはピットレーンスタートか。
情報ではチームメイトのラティフィもグリッドには付かずピットとなっている。
この2台がインターミディエイトの他は、すべてフルウェットタイヤのスタートとなっている。

スタートでフェルスタッペンが出遅れ、レーシング・ポイントが1-2体制に。
後方ではコースアウトするシーンが多くみられた。
8周目あたりからインターミディエイトに履き替えるマシンが続く。
13周目、ジョビナッツィ(アルファロメオ)がコースサイドにマシンを止めバーチャル・セーフティカーに。
19周目、2位のペレスをかわそうとしたフェルスタッペンがスピン、コースアウトして順位を落とす。
さらにフェルスタッペンにピットレーン出口の白線オーバーでレース後の審議対象にされたことが通告される。
34周目、やはり3位を走っていたアルボンがスピンしてハミルトンに先行される。
ここま゛てトップを守ったストロールがピットストップ、これで2番手になったハミルトンがペレスを交わしてついに首位に躍り出る。

結局6番手スタートだったハミルトンがトルコGPを制し、前戦ロマーニャGPに続いて4連勝、今季10勝目自身通算94勝目を飾ると同時にミハエル・シューマッハに並ぶ7度目のドライバーズ・タイトルを獲得してみせた。
2位にレーシング・ポイントのペレスが自己最高位タイ゛て続き、これに僅差で最後チームメイトを上回ったフェラーリのベッテルが表彰台を決めた。
4位ルクレール(フェラーリ)、5位サインツ(マクラーレン)、6位フェルスタッペン(レッドブル)、7位アルボン(レッドブル)、8位ノリス(マクラーレン)、9位ポールスタートだったストロール(レーシング・ポイント)、10位リカルド(ルノー)までが入賞。
以下11位オコン(ルノー)、12位クビアト(アルファタウリ)、13位ガスリー(アルファタウリ)、14位ボタス(メルセデス)、15位ライコネン(アルファロメオ)、16位ラッセル(ウィリアムズ)、17位マグヌッセン(ハース)までが完走扱い。
リタイヤはグロージャン(ハース)、ラティフィ(ウィリアムズ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)の3台となった。

次戦F1第15戦バーレーンGPは再来週、11月29(日)18時10分(日本時間:24時10分)からバーレーン国際サーキットを舞台に全57周で行われる。

トルコGP決勝レースの結果はこちら
トルコGPの画像はこちら

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トルコGPスターティンググリッド(修正版)

Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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トルコGPのレーススチュワード(競技委員)は、次のように修正されたスターティンググリッドを発表した。
それによれば、進路妨害のサインツ(マクラーレン)がグリッド3番降格、ノリス(マクラーレン)とラッセル(ウィリアムズ)が黄旗無視でそれぞれ5番降格、ラッセルにはさらに規定数以上のPU(パワーユニット)使用で20番降格となっている。

【修正スターティンググリッド】

1. ストロール(レーシング・ポイント)
2. フェルスタッペン(レッドブル)
3. ペレス(レーシング・ポイント)
4. アルボン(レッドブル)
5. リカルド(ルノー)
6. ハミルトン(メルセデス)
7. オコン(ルノー)
8. ライコネン(アルファロメオ)
9. ボタス(メルセデス)
10. ジョビナッツィ(アルファロメオ)
11. ベッテル(フェラーリ) *
12. ルクレール(フェラーリ) *
13. ガスリー(アルファタウリ) *
14. マグヌッセン(ハース) *
15. ノリス(マクラーレン) *
16. サインツ(マクラーレン) *
17. クビアト(アルファタウリ) *
18. グロージャン(ハース) *
19. ラティフィ(ウィリアムズ) *
20. ラッセル(ウィリアムズ) *

* 印は変更のあったドライバー

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サインツ(マクラーレン)は他車の進路妨害でペナルティ

FIA
トルコGPのレーススチュワード(審査委員)はまた14日(土)行われた公式予選セッション中にカルロス・サインツ(マクラーレン)が、アタック中だった後続のセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)の進路を妨害したとしてグリッド3番降格、さらにペナルティ・ポイント1点を科したことを明らかにした。

なお今回の処分でサインツは過去12か月で計1点、ノリス(マクラーレン)は計5点、ラッセル(ウィリアムズ)は計6点のペナルティ・ポイントということになった。

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ノリス(マクラーレン)&ラッセル(ウィリアムズ)がグリッド降格に

FIA
トルコGPのレーススチュワード(審査委員)は、14日(土)行われた公式予選セッション中、イエローコーション無視の違反があったとして、マクラーレン・チームのランド・ノリスとウィリアムズ・チームのジョージ・ラッセルにいずれもグリッド5番降格のペナルティを科したことを明らかにした。
二人には別途ペナルティ・ポイント3点も科せられた。

なおこの件ではストロール(レーシング・ポイント)にも同様の疑義が掛けられたが、こちらはスロットルを戻したことが確認されたとして晴れて初のポールポジションが認められている。

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(11/14)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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赤旗中断になりながらも行われた波乱のトルコGP予選セッションにて、フェルスタッペンはあと一歩のところでポールポジションを逃しましたが、2番手のポジションを獲得しました。
アルボンが4番手となり、Aston Martin Red Bull Racingの2台がイスタンブール・パークサーキットで迎える決勝のトップ4内からスタートすることになります。

降雨の影響により70分も要したQ1セッションでしたが、セッション開始後インターミディエートタイヤでの走行中に路面はフルウエットへと転じ、大雨のため危険と判断され1時間近くもセッションが中断されました。
セッションは残り約7分の状態からスタート。ロマン・グロージャン(ハース)がT1でコースアウトし再び赤旗が提示されると、誰もアタックができていない状況になります。
セッションは残り3分半の状況で再度再開。緊張感高まる終盤に、Scuderia AlphaTauri HondaのクビアトがT3でスピンをしてしまい、残念ながらQ1にて敗退が決定となりました。

Q2は時間通りに行われましたが、インターミディエートタイヤとウエットタイヤを選択するチームが分かれる難しいセッションとなりました。
フェルスタッペンとアルボンはQ2をトップ1-2で通過。
しかしガスリーは雨で気温も低いコンディションでタイヤが十分に機能させられず、15番でQ2敗退が決定しました。

トップ10を決めるQ3で、フェルスタッペンは序盤からトップタイムをマーク。
このレースウイークでの各セッションのトップタイムとなったフェルスタッペンに、ポールポジションの期待がかかりました。
しかし他チームのマシンがインターミディエートタイヤに変更しタイムを出しはじめると、フェルスタッペンも同じくインターミディエートへの変更を決断しました。
フェルスタッペンはトラフィックに引っかかりながらも健闘をみせましたが、わずか0.3秒の差でポールポジションの座を逃しました。

明日の決勝ではフェルスタッペンはポールポジションのランス・ストロール(レーシングポイント)の背後2番手からスタート。
Q3終盤に自己ベストタイムを更新したアルボンは、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)に並んで2列目4番手からスタートとなり、Aston Martin Red Bullの2台にとっていい決勝スタート位置となりました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 2位)

「正直、予選の結果が2番手となりとても残念です。
いいポジションにも関わらずこのようなことを言うのは少しおかしく聞こえるかもしれません。
しかし、どのセッションも大きく差をつけてトップタイムを出していたので、ポールポジション獲得への期待は大きく、叶えることができなかったショックはその分大きく感じています。

フルウエットのコンディションでは問題がなかったタイヤも、インターミディエートタイヤを装着するとライバルと比べてうまく発動させることができませんでした。
キミ(ライコネン)の後ろに引っかかってしまったのも問題でしたが、それ以前にタイヤ面で解明しなくてはならない問題があります。

皆さんも知っている通り、僕はいつもベストの結果を目指し、自分のベストを尽くしているので、2番手という結果を喜ぶことができません。
しかし変えられない結果だということも理解しています。
いつも自分が望む結果が出せるというわけではない、というのがレースであり、自分が満足するためにはどのようなコンディションでも最大限の結果を出していくしかありません。
予選でのポイントを獲得できるわけではないですし、マシンはいいペースで走行できています。
明日の決勝はさらにいい結果につなげて、僕たちの実力を証明できる一戦になることを願っています」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(予選 4位)

「予選4番手は十分いい結果ですが、このレースウイークで力強さをみせていたので残念な部分もあります。
FP1でのマシンの感触やペースは驚くほどよかったため、今日の状態にはあまり納得がいっていません。
今日はタイヤを機能させられるかどうかがカギとなり、Q3のインターミディエートタイヤでの走行時にとても苦戦しました。
インターミディエートタイヤをうまく使ったレーシングポイントの2台が予想外の速さをみせたQ3でしたが、その中でも2列目4番からのグリッドポジションを獲得でき、明日の決勝に期待をしています。
自分サイドのガレージでいくつかのことを試した結果、自信を持つことができました。
このようなコンディションの中レースをするのに必要なのは、自信を持って臨むことです。
いいペースでこのレースウイークを進んできているので、引き続き明日の決勝もいいレースにできるよう戦います」

【ダニール・クビアト(アルファタウリ)】(予選17位)

「今日は僕たちにとっていい日ではなかったですし、自分自身にがっかりしています。
1周目でミスを犯し、すべきではないところでスピンを喫してしまいました。
結果的にそれで予選が終わってしまいました。

プッシュをしていたこともあり、トラックをはみ出さないように走ることが難しく、特にリアのコントロールに苦労しました。
今日の僕たちはきちんとタイヤを機能させることができなかったのですが、驚くほどにグリップが低い特殊な状況でしたし、今日のようなコンディションでのドライブは通常ではあまり考えられません。
ただ、それはどのドライバーにも同じことですし、自分が思うようなドライビングができなかったことも事実です。
明日もウエットとドライが入り混じったような予報なので、あらゆることが起こりうると思います。
僕らはただプッシュを続けるのみです」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選15位)

「今日はとても残念な一日になりました。
コンディションが通常と異なる中で、ウエットでも速さがあると思っていたのですが、きちんとタイヤを機能させることができませんでした。
あらゆるところで滑ってしまい、タイヤの熱を適正レンジにコントロールできなかったと思います。
明日のレースが似たようなコンディションになることも想定し、ここから多くのことをレビューし、理解する必要があります。
明日は懸命にプッシュし、ポイント獲得のためにポジションを上げていきたいと思います」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「トルコGPの2日目は、雨に大きく影響された一日となりました。
午前中は小降りの雨の中でFP3がスタートし、各車最低限の走行で終了しました。
予選前に雨は一時上がったものの、Q1開始直後から雨脚が強くなり赤旗で中断。
その後も降ったり止んだりという難しい路面コンディションでの走行となり、チームとドライバーにとっても状況に応じた迅速な判断が求められるセッションでした。

Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手が昨日のFP1から今日のQ2まですべてのセッションをトップで終えていたことを考えると、予選結果については悔しい気持ちもありますが、フェルスタッペン選手2番手、アルボン選手4番手というポジションはレースに向けて非常にポジティブだと思っています。

Scuderia AlphaTauri Hondaの2台についてはクビアト選手はスピンを喫してQ1敗退。
ガスリー選手も15番手と予選としては残念な結果となりましたが、Red Bullの2台と合わせて、明日はいいレースを期待しています。
大切なのはレースの結果です。
4台ともにポジションを上げてフィニッシュできるよう、不安定な天候への対応などの検討を含めて準備を進めて臨みます」

提供:本田技研工業(株)

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