ヨーロッパGP 決勝
バクー・シティ・サーキット、6月19日(日)
ジェンソン・バトン (C)Honda Motor Co Ltd.
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難易度の高い、バクーの市街地サーキットで開催された初のレース。今日はチーム全員が最善を尽くしたものの、McLaren-Hondaにとって残念な結果となりました。
実力より劣る19番グリッドからスタートしたジェンソン・バトンは、いつも通り統制の取れた走りをみせ、特に最終スティントでは着実に順位を上げ、11位で完走しました。バトンはレースの大半にわたってフェルナンド・アロンソとテール・トゥー・ノーズで競い合いました。しかし、アロンソのマシンにギアボックスの不具合が発生し、それが原因となり42周目でリタイアに追い込まれました。
今日は、ポイント獲得とならなかったものの、チームの努力は称賛に値します。戦略担当者は、有効な2ストップ戦略を採用して両マシンが徐々に順位を上げることに貢献しました。一方、メカニックのメンバーは、合計4回のピットストップをすべて3秒以下で実施しました。
フェルナンド・アロンソ
MP4-31-04
スタート 13番手
レース結果 DNF ※ギアボックスの不具合のためリタイア
ファステストラップ 1分49.101秒 27周目(トップとの差 +2.616秒、18番手)
ピットストップ 14番手 2回:
5周目(ピットストップ時間 2.51秒)および
24周目(ピットストップ時間 2.69秒)
[オプション→プライム→プライム]
「今回は我々にとって難しいレースになることは分かっていましたが、今日は(リタイアによって)チェッカーフラッグを受けることができなかったため、さらに厳しい内容となりました。
我々はギアボックスに問題を抱えていましたが、それが悪化する一方だったため、パワーユニットや他の部分への損傷を防ぐために、マシンをリタイアさせることにしました。残念ではありますが、ポイント圏外で走行していたので、リタイアによる痛みはそれほど大きくありません。
チームにとっての最重要課題は、予選および決勝の両方で、マシンのスピードをもう少し上げることです」
ジェンソン・バトン
MP4-31-03
スタート 19番手
レース結果 11位
ファステストラップ 1分47.622秒 50周目(トップとの差 +1.137秒、10番手)
ピットストップ 2回:
6周目(ピットストップ時間 2.46秒)および
25周目(ピットストップ時間 2.93秒)
[オプション→プライム→プライム]
「今日は19番手からのスタートだったので、当然のことながら、容易ではありませんでした。私はレースを楽しみ、マシンの実力を最大限に引き出しましたが、今週末はマシンに速さがなかったので、それが精一杯でした。
今日の自分のパフォーマンスには満足しています。戦略に関しては、どれがベストなのかを理解するのは難しかったのですが、スーパーソフトタイヤの摩耗に悩まされていたので、比較的に早い段階でピットインすることを選択しました。その後、プライムタイヤを装着した際のペースはよかったです。私自身も満足しています。また、コース上で他のマシンとバトルを繰り広げられてよかったです。特に競い合っている相手が自分と同じマシンに乗っている場合には、なおさらのことです。
全体的なパフォーマンスについては、我々にはまだ十分な速さがあるとは言えません。特に我々のマシンにはストレートでのスピードが不足しているため、19番手からスタートして11位で完走したことは、それほど悪い結果ではありませんでした。
今日はレースを楽しむことができましたが、我々のパフォーマンスレベルを上げるには、まだいくつか改善すべき点があります。私は苦しいときにはいつも耐えますし、今日も耐えながらの走りとなりましたが、我々の状況が好転することを願っています」
ホンダモータースポーツリリース
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