2020/10/02

バルセロナのスペインGP、来季の開催に暗雲か

Barcelona Circuit (C)Redbull Racing
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F1スペインGPの開催地で、シーズン前テストの舞台としてもお馴染みのバルセロナ・サーキットだが、ここに来て来季の開催に暗雲が立ちこめているようだ。
なんでも同サーキットでは社長が入れ替わるなど経営面での混乱があり、それがF1の開催契約にも影響を及ぼしているとのニュースが流れているもの。

例年通りシーズン前半の開催を目論むスペインGPは、少なくとも今年10月中にはF1を統括するリバティ・メディアとの間で契約をまとめなければならないが、財政問題の悪化を受けた新経営陣の姿勢もありいまのところ合意の目途が立っていないと伝えられている。

地元メディアは今年のスペインGPが新型コロナウイルスの影響で無観客レースとして行われたことも赤字に拍車を掛けたとしている。

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2020/08/19

ストロール(R.ポイント)、「チーム内バトルは楽しい」

Lance Stroll (C)Racing Point
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今シーズンになって躍進が著しいレーシング・ポイント・チーム、今回も4-5番グリッドからのスタートで表彰台フィニッシュが期待されたものの、結局レース結果のほうも同じく4-5位ゴールに留まった。
しかしその中身は終始チームメイトである2台がバトルを繰り広げるという関係者をはらはらさせるものだった。

これについてその一人であるランス・ストロールは次のように振り返っている。
「レース中は暑くて参ったけれど、やっている本人にとっては実に楽しいバトルだったよ。
一時、3位を走っている時にはさらに気分がよかった。
このままフィニッシュなら表彰台だな、ってね。
実際には今日はこれが精一杯だったろうけれど。
でもギャントリーにいたオットマー(サフナウアー代表)にとっては気が気じゃなかっただろうね。
レース前よりもだいぶ白髪が増えたんじゃないのかな」

ここまでのところ、ストロールのほうがポイントでペレスを上回っている。
なお来シーズン、レーシング・ポイントにはベッテル(フェラーリ)の加入が噂されていて、その影響もあり二人のチーム内バトルは今後さらに激しさをに増していきそうだ。

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2020/08/18

ルイス・ハミルトン、2ストップ戦略でポールトゥウィン (ピレリ)

(C)Pirelli Motorspotrs
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2020 スペイングランプリ 決勝
2020年8月16日、バルセロナ

キーポイント
• ポールポジションからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンが、ソフト – ミディアム – ミディアムと繋ぐ2ストップ戦略でスペイングランプリを制しました。レッドブルのマックス・フェルスタッペンは同様の戦略で2位を獲得しました。フェルスタッペンは、ハミルトンよりも数周早いタイミングでピットストップを行いました。
• 3位を獲得したハミルトンのチームメイトのバルテリ・ボッタスは、ソフト – ミディアム – ソフト – ミディアムの3ストップ戦略を実行しました。ボッタスは残り2周時点で最終ピットストップを行い、ファイナルラップでファステストラップを記録し、エクストラポイントを獲得しました。
• 2ストッパーが主流となった中、1ストッパーも見られました。レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスは、ソフト – ミディアムの1ストップ戦略で5位を獲得しました。一方、11番グリッドからミディアムでスタートしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ソフトタイヤで非常に長い第2スティントを走行し、7位でフィニッシュしました。
• マクラーレンのカルロス・サインツは、ソフト – ソフト – ミディアムの2ストップ戦略で6位フィニッシュでした。8位を獲得したレッドブルのアレックス・アルボンは、ソフト – ハード – ミディアムと繋ぐユニークな戦略を採りました。レースでハードタイヤを使用したドライバーはアルボンのみでした。
• 上位8名で7種類の戦略が展開されました。
• バルセロナでのレース時間は、ハイブリッドターボ時代幕開けの2014年と比較して約10分短くなりました。これは、8秒以上ラップタイムが速くなっていることを意味しており、マシンスピードに足並みを揃えたタイヤ開発の成果を物語っています。

各コンパウンドのパフォーマンス

• ハード C1: レースではアルボンのみが使用しました。カタロニア・サーキットにおいて、ハードのグリップレベルは他の2種類のコンパウンドよりも低いものでした。
• ミディアム C2: ロングスティントを可能にし、レースのメインタイヤとなりました。ハミルトンは、1ストップも脳裏をよぎったものの、予定通り2ストップを実行したとレース後に語りました。バルテリ・ボッタスがミディアムでファステストラップポイントを獲得しました。
• ソフト C3: トップ10グリッド全員がソフトでスタートしました。性能と耐久性を併せ持つソフトは、1ストップ戦略でも使用されました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「路面温度が50℃近くまで上昇した厳しいコンディションの下で、特にソフトタイヤのマネジメントは大きな課題でした。それにもかかわらず、ソフトタイヤによる30周以上のスティントが見られました。非常に印象に残ったロングスティントは、我々の予測を超えたソフトを使用した1ストップ戦略に繋がりました。中でも注目に値するのは、ソフト – ミディアムの戦略で5位を獲得したレーシングポイントのセルジオ・ペレスと、ミディアム – ソフトという勇敢な戦略を採ったフェラーリのセバスチャン・ベッテルです。多くのドライバーが経験したことのない暑さや広範囲に渡る厳しいコンディション下でも、タイヤは良好に機能していたと思います」

ピレリジャパンプレスリリース

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ルクレール(フェラーリ)、「リタイヤ原因の一つはベルト」

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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前週のシルバーストーンでは3位-4位と好成績を続けてきたフェラーリ・チームのシャルル・ルクレールだったが、今回のスペインGPでは全20台中、唯一のリタイヤという不本意な結果で終えた。

当時の国際映像では、突然エンジンがカットされリヤホイールがロックしてスピンしたものとみられた。
その後エンジンは再始動に成功し、なんとかピットまで辿り着いたものの結局そこでレース継続を断念した。
これについて本人は、「レースを諦めたのには二つの原因がある」と、説明している。

「一つはエンジンストップの原因がわからず、また再発する可能性があったこと。
もう一つはシートベルトだよ」と、ルクレール。
それによればコース上でストップした際に、マシンから降りるべくいったんシートベルトを外したとのこと。
その後チームからの無線指示で再始動に成功、ガレージまで戻れたもののベルトをせずに走行したことからレース継続を断念したのだという。

レギュレーションによりベルトをせずに走行することはできないが、現代のF1マシンではドライバーが自力でフルハーネスのベルトを装着するのは困難となっている。

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2020/08/17

ベッテル(フェラーリ)、シャシー交換の効果は

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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前週『アニバーサリーGP』までの今季5戦で、チームメイトであるルクレールが2-3-4位を獲得しているのに対し最高位が6位と思うような結果を出せないでいたフェラーリ・チームのセバスチャン・ベッテルはシャシー本体を交換してスペインGPに臨んだ。

チームでは交換した旧いモノコックを調べた結果、縁石にぶつけたためとみられる小さな亀裂が確認されたと広報している。
しかしこれについてパドックでは、「確認された傷は戦闘力に影響を及ぼすようなものではなく、ベッテル不振の要因はベッテル自身のメンタルにある」と指摘された。

こうした噂を一蹴したいベッテルは、今回ミディアムからソフト、ソフトとタイヤを繋いだ独自戦略で7位という結果を得た。
周囲の雑音を黙らせるには不十分なものだったとしても、今回のレースでベッテルはみごと『ドライバー・オブ・ザ・デー』を獲得。
このドイツ人へのファンからのサポートはまだ厚いようだ。

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(8/16)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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スペインGP決勝がバルセロナのカタルニア・サーキットで開催され、Aston Martin Red Bull Racingは、マックス・フェルスタッペンが5戦連続の表彰台となる2位でフィニッシュ。
アレクサンダー・アルボンが8位入賞となりました。
Scuderia AlphaTauri Hondaも、ピエール・ガスリーが9位入賞を果たしてチームとしては3戦連続のポイント獲得となりました。

3番手からスタートしたフェルスタッペンは、見事なスタートを決めて、メルセデスのバルテリ・ボッタスをターン1でパスし、2番手に浮上。
レース序盤は前を行くルイス・ハミルトン(メルセデス)にプレッシャーをかけるべくプッシュします。
オーバーテイクの難しいサーキットであるため、フェルスタッペンは2ストップ戦略を選択。
21周目と41周目にピットストップを行い、それぞれミディアムタイヤに交換してレースを進めました。

この戦略は効果を発揮し、フェルスタッペンは3番手のボッタスを寄せ付けずに2番手を堅守。
レース終了までその差はほとんど詰まらず、2位表彰台を手中に収めました。
4戦連続で2位以上となったフェルスタッペンは、ポイントランキングでも2位の座を維持しています。

アルボンも6番手から好スタートを決めますが、スタート直後のターン2でペースの上がらないボッタスに引っかかり、6番手に逆戻り。
レーシングポイント勢の前に出るべく、早めの17周目にピットインし、ハードタイヤに交換する戦略を採ります。
このピットストップ後にトラフィックの中に入ってしまいますが、そこからオーバーテイクを連発。
その後、39周目に2度目のピットストップでミディアムタイヤに履き替え、8位まで順位を戻してフィニッシュしました。

ガスリーは、アルボンの直後でレースを進める形となり、ポイント獲得を果たしました。
21周目にミディアムタイヤに履き替えると、43周目に再度ピットインして再びミディアムタイヤへ交換。
そこで僅差の集団の中に戻ることとなり、そのままアルボンに続く9位でチェッカーフラッグを受けました。

Scuderia AlphaTauriのダニール・クビアトは、12番手からのスタートでしたが、チームはペースが優勢と見てソフトタイヤでのスタートを選択。
ガスリーと同じ21周目に、チームはダブルピットストップを難なくこなすと、クビアトはそこからロングスティントを走行してポイント圏内を走行します。
46周目に2度目のピットストップを行いましたが、その直後にブルーフラッグを無視したとして5秒加算のペナルティーを科されます。
クビアトは10位から約6.7秒差の12位で完走。
ポイントまであとわずかな位置でレースを終えました。

これで、今季2度目の3週連戦が終了しました。
次は8月30日(日)に決勝のベルギーGPから、モンツァで開催されるイタリアGP、ムジェロで開催されるトスカーナGPの3連戦となります。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 2位)

「メルセデスの2台はとても速かったので、そこに割って入っての2位という結果は素晴らしいし、僕もうれしく思っています。
多くのポイントを獲得できて、いいレースウイークになったので、喜ぶべき結果です。
スタートがよかったので、バルテリ(ボッタス)をパスすることが重要で、成功しました。

最初のスティントではルイス(ハミルトン)についていこうと、すべてを試してみましたが、彼らのマシンは僕らより速かったですし、特にルイスは少し速すぎました。
そこからは、自分たちのレースに集中することにしましたが、マシンの感触はよかったです。
バルテリがピットインしたとき、終盤にかけて彼が脅威になることを想定していましたが、自分のタイヤの状態には満足していましたし、追いつかれることはありませんでした。
2位はもちろんいい結果ですが、僕らは2位になるためにここにいるわけではありません。
勝利を目指しているので、それが叶わなければ決して満足はできません。
現時点で2台のメルセデスの間で戦えていますが、ルイスをもっと追い詰めたいと思っています。
ただ、今はまだ彼らのマシンが速いので、現実的にならなければなりません」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(決勝 8位)

「厳しい結果になり、レース内容にも満足していません。
どのコンパウンドのタイヤでもグリップを得られず、難しい状況でした。
各スティントでタイヤをいたわりましたが、6~7周でグリップを失いました。
先週のシルバーストーンとは逆で、フラストレーションの溜まる展開で、どんなことをしてもタイヤを持たせるのに苦しんでしまいました。
今年はそれが問題になることはなかったので、データを見直してその理由を確認する必要があります。
特にセクター3で厳しく、前のマシンに近づいていくことができなかったので、オーバーテイクできずに無防備な状態になってしまいました。
なぜ、レースで先週と全く異なる状況になってしまったのかを理解して、スパに向けて強さを取り戻して前進したいと思います」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(決勝12位)

「今日はフラストレーションの溜まる展開で、満足いくレースとは言えません。
いつもの決勝で感じるようなマシンの感触のよさが、今日はありませんでした。
詳細を確認して、なぜそうだったのかを理解する必要がありますが、タイヤの使い方も適切ではなかったかもしれません。

スタートはよく、フェラーリ勢やリカルド(ルノー)といいバトルができたので、今日はそこからさらに上に行っていいポジションでフィニッシュできると思っていました。
今週末でいくつか学んだことがあるので、次のレースではもっとうまくやれる筈です」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(決勝 9位)

「素晴らしいレースができて、チームに2ポイントを持ち帰れたことがうれしいです。
僕はいいスタートを切ることができて、ターン1でシャルル(ルクレール、フェラーリ)とランド(ノリス、マクラーレン)をパスして8番手に上がることができました。

2度目のスティントでは、各車がDRS圏内で連なっている中での走行となり、ミディアムタイヤの長所を活かせなかったことが少し残念です。
ただ、このバルセロナではポジティブな点がたくさんあり、マシンパフォーマンスの面ではかなり厳しいと思っていたのに、2台のマクラーレンに割って入ってレースができたことはよかったです。
今日の結果には満足していますし、次のスパへ目を向け始めています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のスペインGP決勝は、Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手が5戦連続となる2位表彰台を獲得しました。
また、トラフィックの中でレースを続ける形となったチームメートのアルボン選手とScuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手は、いくつかのオーバーテイクを見せて、入賞を果たしてくれました。
クビアト選手についてはポイント圏内まで約7秒差と、残念ながら入賞を逃す形になりました。

フェルスタッペン選手とガスリー選手については、マシンの持てるパフォーマンスを十分引き出してのレースだったと思います。
一方で、それぞれのライバルとの戦いの中では、まだまだ力を付けなければならないことを痛感したレースでもありました。
ここで2度目の3連戦が終わり、1週間のブレイクを挟みます。
ここまで6レースのデータを改めて振り返り、次に控える3連戦でさらにいい成績を残すべく、準備を進めたいと思います」

提供:本田技研工業(株)

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「問題解決に感謝」と、ハミルトン(メルセデス)

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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懸念されたピレリタイヤのブリスター問題だったが、王者メルセデスAMGチームは「わずか1週間で問題を解決した」と、優勝したルイス・ハミルトンは胸を張った。

「外部からはいつもと同じ勝利に見えたかも知れないが、中身は全然違うものだったよ。
最終ラップなんか、これでレースが終わるということを気付かないくらいだった。
それだけ今回は集中していたんだね。
なぜならまたいつ現れるかも知れないタイヤの変化について、神経を尖らせていたからね。
でもウチのエンジニアときたら、たった1週間の間に問題を解決してみせたよ。
僕はただミスをすることなくマシンを持ち帰るだけだったもの。
ファクトリーを含むチーム全員の努力がこの勝利を勝ち取ったんだ、感謝感謝だよ」

今回、ハミルトンのタイヤは最初から最後まで終始クリーンな状態をキープ、ゴール直前には装着していたタイヤのままでその時点のファステストラップを記録するほどだった。

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2020/08/16

スペインGPはハミルトン(メルセデス)がポールTOウィン

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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8月16日(日)15時10分(日本時間:22時10分)から今季F1第6戦スペインGPの決勝レースがバルセロナ・サーキットを舞台に行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は30度、路面温度48度、路面はドライコンディションで決勝レース中に雨が降る心配はほぼないと報告されている。

なおこれに先駈けサポートレースとして行われた『F2・バルセロナ戦』で日本の松下信治が優勝、別掲の角田裕毅は4位に入り、F1スーパーライセンス獲得の目安となるランキング4位に浮上したとのことだ。

今回、トッブ10グリッドのマシンはすべてソフトタイヤでのスタートになっている。
スタートでボタスが出遅れ、ハミルトン、フェルスタッペン、ストロール、ボタス、ペレス、アルボンの順、その後ボタスは3位まで順位を戻す。
37周目、ルクレール(フェラーリ)がシケインのコース上でストップ、電気系のトラブルのようだ。
イエローコーションとなったが再走してガレージへ。
54周目、上位の進路を妨害したとしてペレス(レーシング・ポイント)が5秒のタイムペナルティを通告される。

66周のレースを最初に走りきったのはポールポジションからスタートのハミルトン(メルセデス)。
前戦は涙を飲んだが今回はみごとなポールTOウィンを飾った。
イギリスGP以来の今季4勝目で自身通算88回目の勝利。
2位にメルセデスAMG勢に割って入ったフェルスタッペン(レッドブル)、3位ファステストラップ・ポイントも獲得のボタス(メルセデス)、4-5位にペレス&ストロールのレーシング・ポイント勢、6位サインツ(マクラーレン)、7位辛抱のベッテル(フェラーリ)、8位アルボン(レッドブル)、9位ガスリー(アルファタウリ)、10位ノリス(マクラーレン)までが入賞。
以下、リカルド(ルノー)、クビアト(アルファタウリ)、オコン(ルノー)、ライコネン(アルファロメオ)、マグヌッセン(ハース)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ラッセル(ウィリアムズ)、ラティフィ(ウィリアムズ)、そしてグロージャン(ハース)までか完走。
リタイヤはルクレール(フェラーリ)1台となった。

次戦ベルギーGPは1週間のインターバルを挟み、8月30(日)15時10分(日本時間:22時10分)から今度はスパフランコルシャン・サーキットを舞台に全44周で行われる。

スペインGP決勝レースの結果はこちら
スペインGPの画像はこちら

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(8/15)

Alexander Albon (C)Redbull Racing
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スペインGPの予選が行われ、Honda PUを搭載した4台のうち、3台がトップ10からの決勝スタートとなりました。
Aston Martin Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンは、カタルニア・サーキットでの自身ベストグリッド3番手からのスタートです。

昨日に続き気温が高い中で始まった予選のQ1では、4台とも力強いペースで走りQ2に進出。
ダニール・クビアトは0.026秒差でQ2でノックアウトとなりましたが、他の3台はQ3に進出します。クビアトはタイヤ選択ができる12番手から、トップ10圏内の3台はソフトタイヤで決勝をスタートします。

Q3の最初のスティントで、フェルスタッペンはメルセデス2台に次ぐ3番手につけます。
アレクサンダー・アルボンは8番手、ピエール・ガスリーは10番手でした。
2回目のスティントでタイムを伸ばせなかったフェルスタッペンは変わらず3番手、最終ラップでタイムを伸ばしたアルボンはポジションを上げて6番手でフィニッシュしました。
アルボンから0.1秒遅れのガスリーは10番手。非常にタイムの拮抗したQ3となりました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 3位)

「予選ではマシンのパフォーマンスを全て出し切ることができました。
ラップタイムはメルセデスの2台におよびませんでしたが、ロングランではいい勝負ができました。
レースウイークを通して3番手で決勝も3番手スタートになりますが、明日はもっと前でフィニッシュしたいです。
昨日のロングランではマシンのバランスもタイヤの感触もよかったので、同じような気温が予想される明日も同様のいい走りをしたいです。
メルセデスの2台にプレッシャーをかけ、いいファイトをしたいです。
いい走りをする自信があります。
メルセデスに勝つのは簡単ではないですが、諦めずに戦います」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(予選 6位)

「予選の内容に全て満足しているわけではありませんが、6番手は前2戦に比べていい結果ですし、いいレースができる位置だと思っています。
オーバーテイクが難しいサーキットなので、予選でいい位置に入るのが大切でした。
もう少しいいペースで走りたかったです。
マシンのフィーリングに少し違和感があり、Q3の2回目のスティントよりもユーズドタイヤで走った1回目のほうが感触がよかったので、今夜原因を分析したいと思います。
明日はオーバーテイクを狙えるように戦略を立て、いいレースをしたいです。
タイヤのデグラデーションに気を配り、できるだけ多くのポイントを獲得したいです」

【ダニール・クビアト(アルファタウリ)】(予選12位)

「午前中のフリー走行ではマシンのフィーリングがよくなくて苦しんだのですが、予選では改善することができました。
いい走りができたので満足しています。
タイムもよかったですし、決勝は12番手からスタートで新品のタイヤも使えるので、ポイントも狙えると思います。
明日はいい走りをして、トップ10以内でフィニッシュしたいです」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選10位)

「昨日はマシンのフィーリングがよくなくて難しい一日でしたが、今日はQ3まで進むことができてよかったです。
Q2でいい位置に入れたので、新品タイヤを決勝に温存することにしました。
ソフトタイヤを4セットしか使えないので、Q2の最初のスティントをユーズドのソフトタイヤで走りましたが、いいタイムが出せました。
Q3は接戦だったので10番手でも悪くない結果ですが、もう少しいいタイムが出せたはずなので少し悔しいです。
明日の決勝は激戦になると思いますが、前戦の分をリカバリーするためにも、少しでも多くポイントを獲得したいです」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のスペインGP予選は、Honda PUを使用する4台のマシンのうち3台がQ3進出と、我々にとってまずまずの予選結果になりました。

Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手は、このサーキットでの彼自身のベストリザルトとなる3番グリッドの獲得と、今日も力強い走りを見せてくれました。
チームメイトのアルボン選手、Scuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手も安定した走りを見せ、6番グリッド、10番グリッドと、レースに向けて期待が持てるグリッドポジションになりました。
12番手に終わったクビアト選手は非常に僅差でQ3進出を逃したものの、明日はポイント獲得可能な位置から新しいタイヤでのスタートになりますので、他の3台とともに入賞を果たしてくれればと考えています。

両チームともロングランでいい手ごたえを感じています。
明日もここ2日と同様に気温が上がりそうな予報が出ているので、これまで蓄積したデータを活かし両チームとともに準備を進めます」

提供:本田技研工業(株)

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オコンとマグヌッセンの件は「お咎めなし」に

FIA
15日(土)行われたフリー走行3回目セッションもまもなく終了というところで起きたオコン(ルノー)とマグヌッセン(ハース)が審議対象とされた件について、スペインGPのレーススチュワード(審査委員)はレーシング・インシデント(出来事)とし、いずれのドライバーにも責任を問わないこととした。

これはスローダウンしたマグヌッセンのマシンを回避しようとしたオコンがコントロールを失いウォールにヒットしてマシンのフロント部をクラッシュさせたもの。
これによりセッションは赤旗中断となりそのまま打ち切りとなった。

スチュワードによれば、テレメトリーを確認した結果、当時マグヌッセンはアタックラップを完了していたが、ERS(エネルギー回生システム)によりエネルギーを回生させるためスロットルを戻していたもののブレーキを掛けた形跡はなかったという。
一方、オコンは後方から接近するアルファタウリのマシンを確認するため大きく顔を振って左側のミラーを見ており、前方のマグヌッセンに気づくのが遅れたという。

結局、いずれにも故意の動作や大きな過失は確認されなかったため、両者ともにお咎めなしとされたもの。
なおオコンのマシンは公式予選までに修復なってQ2進出を果たしている。

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