2019/09/30

ハミルトン、1ストップ戦略で僅差の戦略戦を制す (ピレリ)

ルイス・ハミルトン (C)Pirelli Motorspotrs
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2019 ロシアグランプリ 決勝

2019年9月29日、ソチ
メルセデスのルイス・ハミルトンがロシアグランプリを制しました。2番グリッドからスタートしたハミルトンは、バーチャルセーフティーカー導入周回中にミディアムからソフトへ交換する1ストップ戦略を採りました。チームメイトのバリテリ・ボッタスも同じ戦略で2位を獲得しました。スタート直後と中盤にセーティーカーが導入された53周のレースでは、広範囲に渡る戦略が見られました。

キーポイント
• トップ10グリッドでは、メルセデスの両ドライバーのみがミディアムタイヤでスタートしました。異なる戦略を採用したフェラーリは、ソフトタイヤでスタートしました。
• メルセデスの2台は、フェラーリよりも長いオープニングスティントを走行し、バーチャルセーフティーカー導入周回中にピットストップを行い、ソフトタイヤへ交換しました。
• 3位を獲得したシャルル・ルクレールは、メルセデスのピットストップの2周後、セーフティーカー導入周回中に戦略を変更し、ソフトタイヤへ交換する2回目のピットストップを敢行しました。
• 最も順位を上げたドライバーは、レッドブルのアレックス・アルボンでした。ピットレーンからスタートしたアルボンは、ミディアムからソフトへ交換する1ストップ戦略で5位を獲得しました。
• トロ・ロッソのダニール・クビアトのみがハードタイヤを装着して、自身のホームレースのスタートを切りました。他のドライバーのタイヤ選択は、ほぼ均等にソフトとミディアムに分かれました。
• 1ストップが最速戦略と予測された中、15名の完走者中、ルクレールを含む4名が2ストップ戦略を実行しました。この結果には、セーフティーカーの導入が大きく影響を及ぼしています。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2: 第2スティント用のタイヤとして有効な選択肢と予測されていましたが、ミディアムとソフトが良く持ちこたえたこともあり、ハードを使用したドライバーは3名のみでした。
• ミディアム C3: ハミルトン優勝の鍵となりました。デグラデーションが小さかったことから、ミディアムでスタートしたドライバーは、オープニングスティントを最大限に伸ばすことが可能となり、その後のオプションが幅広くなりました。
• ソフト C4: ソフトでも長いスティントが見られました。中でも、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、長い第1スティントを走行し、9番グリッドのスタートから4位に入賞しました。ハミルトンが、レース終盤にソフトを使用してファステストラップを記録しました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「戦略が重要な要素となったレースでした。メルセデスとフェラーリが異なる戦略を展開し、シャルル・ルクレールがライバルたちを終盤に猛追するエキサイティングなフィニッシュが見られました。メルセデスが選択したミディアムタイヤは、柔軟性という観点で彼らにアドバンテージをもたらしましたが、それ以上の驚きは、予測より長いソフトタイヤのライフでした。高温下、ソフトでグレイニングが発生しにくくなり、より良いパフォーマンスが発揮できたと思います。2回のセーフティーカー導入がレースの鍵を握りました。これによって、重要な局面で摩耗とデグラデーションが最小化され、タイムロスを最小限にするピットストップの機会がもたらされました。昨年よりも硬い組み合わせを持ち込んだことで、ドライバーたちは、各スティントにおいて、ペースのマネージよりも終始ハードにプッシュすることに集中できたとおもいます」

ピレリジャパン・プレスリリース

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(9/29)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ロシアGPの決勝は、グリッド降格のペナルティーにより、4台とも後方からのスタートとなりましたが、Aston Martin Red Bull Racingは両ドライバーがポイントを獲得。Red Bull Toro Rosso Hondaも2台ともに順位を上げてフィニッシュしました。

レースは1周目からセーフティカー(SC)導入となりましたが、4台とも混乱に巻き込まれずに好スタート。
セーフティカー解除後には、Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが8番手、Toro Rosso勢はピエール・ガスリーとダニール・クビアトが12、13番手とポジションを上げました。
その後もフェルスタッペンは好調なペースをみせ、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ランド・ノリス、カルロス・サインツ(ともにマクラーレン)を次々とオーバーテイクして5番手に浮上します。

ピットレーンからミディアムタイヤでスタートしたアルボンも、Toro Rosso勢2台の前まで順位を回復しました。
26周目にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトラブルによってストップし、バーチャルセーフティカー(VSC)が導入されます。
ガスリーはこの直前にピットインしており、不運なかたちでポジションを落としてしまいました。

一方、ハードタイヤで19番手からスタートしたクビアトは、このVSCのタイミングでピットインしてソフトタイヤに交換。
フェルスタッペンもミディアムタイヤに履き替え、アルボンはさらにポジションを上げるべくステイアウトを選択します。
すると、VSC解除直後の29周目にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がクラッシュし、すぐにセーフティカー(SC)が入ります。
これを活かし、アルボンとクビアトが新品のソフトタイヤに交換しました。
同じタイミングでピットインしたドライバーが多く、ガスリーとクビアトは戦略的なアドバンテージを得られずにトップ10圏外へ押し出されてしまいました。
しかし、両ドライバーともにポイント獲得を目指してプッシュし、クビアトは10位から2.5秒差の12位、ガスリーが14位でフィニッシュしました。

フェルスタッペンは、トップ3の直後でレースを進め、4位入賞。
アルボンはソフトタイヤに交換後、すばらしい走りでオーバーテイクを繰り返し、5位フィニッシュを果たしました。

なお、F1のサポートレースであるF2の第2レースでクラッシュを喫したHondaの育成ドライバーである松下信治選手ですが、病院に搬送されて検査を受けた結果、大きな異常は見つかりませんでした。
この後、大事をとって経過観察の期間が取られる見込みです。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(4位)

「4位は今日のできるかぎりの結果だったと思いますし、ベッテル選手のリタイアというラッキーもありました。
フェラーリとメルセデスに速さがあり、かつペナルティーによるグリッド降格からスタートしたことを考えると、満足すべき結果だったと思います。
中団のトラフィックから抜け出したあとは、特に大きなことは起きませんでした。
セーフティカーが出るまでは単独で走行する少し寂しいレース展開となりました。

トップ3のマシンと比べると明らかに速さは足りていませんでしたが、レース終盤で周りがソフトタイヤを履いていた中、ミディアムタイヤで戦うのはさらに困難でした。
最善を尽くした結果でしたが、もちろんもっと多くの表彰台や優勝を獲得したいので、周りの速さに負けないように改善するべきことはまだあると感じています。
次戦の日本GPが行われる鈴鹿での一戦が今から楽しみです。
Hondaのホームレースで日本のファンの皆さんの前でベストを尽くして戦いたいと思います」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(5位)

「今日の決勝はいい戦いができましたし、5位という結果は最善の結果であったと思います。
昨日の予選でのクラッシュをばん回したかったので、セーフティカーのおかげも少しあったと思いますが、今日のレースの運びにとても満足しています。
土曜は自分のモチベーションが上がらず、予選後の夜はチームが修復のため作業に時間を費やすこととなったため、今日の結果はそんなチームのためにあると思います。
ピットレーンからのスタートは容易ではありませんでしたが、ソフトタイヤでは手応えのあるペースで走行できていたので、ポイント獲得という結果につなげることができました。

ポイント圏外からスタートしながら、他車とバトルできるポジションまで戻ってこられたことはよかったですが、毎回このようなレース展開にしたいとは思っていません。
次戦の日本GPではクリーンでスムーズな展開の一戦になることを願っています。

最初のスティントでダニール(クビアト選手)とピエール(ガスリー選手)を追い抜くのに長い時間がかかり苦戦してしまいました。
このコースが市街地コースのような造りに似ていることから、マシンの隊列についてしまうと、多くのダウンフォースを失ってしまうことになります。
今週末はレース前まではタフでしたが、僕自身は段々慣れてきていると感じています。
レースウイークでもっと早くスピードを上げ、リズムに乗れるよう努力しなくてはなりませんが、そのためにはもっと多くの周回を走り、マシンを走行する時間を増やす必要があります。
最終戦のアブダビ以外の残りのサーキットは、僕にとって初めてのサーキットとなるため、鈴鹿も難しい一戦となるかもしれませんが、新しくコースを学ぶことは好きなので、今から楽しみにしています」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(12位)

「今日は力強い戦いをみせることができた一戦となりました。
グリッド後方からスタートし、ポイント圏内まであと一歩のポジションでレースを終えることができたのは、チームワークのおかげだったと思います。
スタートもうまく決めることができ、見応えのあるバトルもすることができました。
最後の最後までバトルをすることができたので、今日のレースにとても満足しています。
ここ数日抱えていたトラブルを考えると、終わってみればとてもいい決勝日になったと思います。
ポイント獲得でお返しができず、残念ではありますが、チームはとてもいい仕事をしてくれたので感謝しています」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(14位)

「今日は、チームにとって難しいレースになりました。
ポイント獲得に至るほどのペースは、残念ながら今日はありませんでしたし、コクピットの中からできることはすべてやりましたが、さほど多くのことはできない状況でした。

途中ダニール(クビアト選手)といいバトルができました。そのとき12番手争いをしていたのですが、12番手は『なにかが前方で起これば、10番手までポジションアップが叶うかもしれない』という重要な位置です。
できる限りのことは試しましたが、速さ足りず、難しい一日でした。
レースウイーク序盤で見せたパフォーマンスを今日は発揮できなかったので、次戦の鈴鹿ではいいレースができるよう原因を十分に解明し、準備したいと思います」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「グリッドペナルティーのため、9番グリッドからスタートしたAston Martin Red Bull Racing のフェルスタッペン選手が4位、昨日のクラッシュの影響でピットレーンスタートのアルボン選手が5位で今日のレースを終えました。
2人とも多くのオーバーテイクをみせ、確実にポジションアップを果たしました。
特にアルボン選手はフェルスタッペン選手に次ぐ順位でフィニッシュと、力強い走りを見せていました。
上位の2チームに追いつくにはパフォーマンスが足りていなかったと感じています。

Red Bull Toro Rosso Hondaの2台ついては、ガスリー選手はセーフティカーが入る直前のタイミングでピットインするという不運によりポジションを落とし、クビアト選手も最後尾スタートからいい走りをみせましたが、ポイント圏内には届きませんでした。
Hondaとしては、PUに信頼性の問題が発生した週末でしたので、次戦の日本GPに向かう前に入念に原因の分析を行い、ホームレースに向けて万全なかたちで臨みたいと思います」

提供:本田技研工業(株)

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F2レースの松下信治、アクシデントで入院

松下 信治 (C)McLaren Group
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F1ロシアGPのサポートレースとして行われたF2第2レースで、コースアウトしたARTグランプリのニキータ・マゼピンがコントロールを失ってコース復帰、カーリン・モータースポーツの松下信治に激突するというが大クラッシュがあり、赤旗中断となったレースは15周に短縮されることとなった。

念のため一晩検査入院したという松下信治だが大きな怪我はない模様。
ただホンダF1期待のドライバーとしてスーパーライセンス獲得が期待されていた松下にとっては痛い出来事と言えそうだ。

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スタート違反でライコネン(アルファ)にペナルティ・ポイント

 FIA
ロシアGPのレーススチュワード(審査委員)は、29日(日)行われた決勝レースのスタートで、キミ・ライコネン(アルファロメオ)に違反行為があったとしてペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。
それによればライコネンのマシンは、スタートシグナルが点灯する前に動いたことがビデオ等の検証で確認されたというもの。

ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになるが、ライコネンが受けるのはこれが初ということになる。

当時ライコネンは一瞬動き出したあと急停止したことが確認されていて、有利になるどころか逆に大幅に出遅れる事態に見舞われていた。
なおライコネンにはすでにレース中、ドライブスルー・ペナルティーが科せられている。

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2019/09/29

ロシアGPはハミルトン(メルセデス)が4戦ぶり優勝飾る

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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29日(日)14時10分(日本時間:20時10分)から6回目を迎えた今季F1第16戦ロシアGPの決勝レースがソチ・サーキットを舞台に行われた。
スタート前の天候は晴れ、気温は22度、路面温度34度、路面はドライコンディション、決勝レース中に雨が降る心配はないとされている。
なお18番グリッドのアルボン(レッドブル)はピットレーンスタートを選択している。

オープニングラップでグロージャン(ハース)とリカルド(ルノー)が接触した模様でグロージャンがウォールにクラッシュ、いきなりセーフティカーとなった。
この時点でトップはベッテル、以下ルクレール、ハミルトン、サインツ、ボタスの順。
なおライコネン(アルファロメオ)はジャンプスタート(フライング)をしかかって大きく出遅れたうえ、その後ドライブスルー・ペナルティーが通告された。
28周目、4位(実質2位)を走行していたベッテルがMGU-K(運動エネルギー回生システム)のトラブルを訴えてストップ、バーチャル・セーフティカーに。
この間にハミルトンがピットインして巧みに順位を稼ぐ。
1位ハミルトン、2位ルクレール、3位ボタス、4位フェルスタッペンの順。
直後、ラッセル(ウィリアムズ)がストップしてセーフティカーに。
ルクレールは2度目のピットストップしてソフトに履き替え、3番手で戻る。
33周目にレース再開。
8位走行のマグヌッセン(ハース)にコース外走行で5秒のタイム・ペナルティ。
ピットレーンスタートのアルボン(レッドブル)は5番手まで順位を上げている。

53周を終え、トップでチェッカーフラッグを受けたのはハミルトン(メルセデス)。
ハンガリーGP以来の優勝で今季9勝目、自身通算82回目の勝利となった。
またここロシアでは6戦すべてでメルセデスが勝利、このうちハミルトンは4回を記録している。
2位も僚友ボタスが入り、メルセデスの1-2となった。
3位ルクレール(フェラーリ)、4位フェルスタッペン(レッドブル)、5位アルボン(トロ・ロッソ)、6位サインツ(マクラーレン)、7位ペレス(レーシング・ポイント)、8位ノリス(マクラーレン)、9位マグヌッセン(ハース)、そして10位のヒュルケンバーグ(ルノー)までがポイント獲得。
以下、11位ストロール(レーシング・ポイント)、12位クビアト(トロ・ロッソ)、13位ライコネン(アルファロメオ)、14位ガスリー(トロ・ロッソ)、15位ジョビナッツィ(アルファロメオ)までが完走。
リタイヤはクビサ(ウィリアムズ)、ラッセル(ウィリアムズ)、ベッテル(フェラーリ)、リカルド(ルノー)、そしてグロージャンの5台となった。
F1次戦は2週間後、いよいよホンダのお膝元・鈴鹿サーキットでの日本GPが10月13日(日)に行われる。

ロシアGP決勝レースの結果はこちら
ロシアGPの画像はこちら

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ロシアGPスターティンググリッド(修正版)

Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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ロシアGPのレーススチュワード(競技委員)は、次のようにスターティンググリッドの修正を発表した。
それによればPU(パワーユニット)エレントの交換によるペナルティで、フェルスタッペン(レッドブル)、アルボン(レッドブル)、そしてガスリー(トロ・ロッソ)がそれぞれ5グリッド降格に。
またクビアト(トロ・ロッソ)とクビサ(ウィリアムズ)は複数のPU(パワーユニット)エレントの交換によるペナルティでいずれもグリッド最後尾となった。
なおクビアトは公式予選でトラブルのためノータイムとなったが、フリー走行で有効なタイムを記録しているとして決勝レース出走が認められている。

1. ルクレール(フェラーリ)
2. ハミルトン(メルセデス)
3. ベッテル(フェラーリ)
4. ボタス(メルセデス) *
5. サインツ(マクラーレン) *
6. ヒュルケンバーグ(ルノー) *
7. ノリス(マクラーレン) *
8. グロージャン(ハース) *
9. フェルスタッペン(レッドブル) *
10. リカルド(ルノー) *
11. ペレス(レーシング・ポイント) *
12. ジョビナッツィ(アルファロメオ) *
13. マグヌッセン(ハース) *
14. ストロール(レーシング・ポイント) *
15. ライコネン(アルファロメオ) *
16. ガスリー(トロ・ロッソ) *
17. ラッセル(ウィリアムズ) *
18. アルボン(レッドブル) *
19. クビサ(ウィリアムズ) *
20. クビアト(トロ・ロッソ) *

* 印は変更のあったドライバー

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(9/28)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ロシアGPの予選はAston Martin Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが4番手タイムを記録しましたが、その他のHonda勢のうち1台は予選未出走、残りの2台はそれぞれQ1敗退とQ2敗退という厳しい結果になりました。

Red Bull Toro Rosso Hondaのダニール・クビアトは予選前に行われたFP3中にPUにトラブルが発生。コース上でマシンを止めて、新しいスペック4のPUへ変更することを余儀なくされました。
グリッド後方からのスタートが決定していたダニール・クビアトはPU交換作業を急ぐことはせず、予選への出走を諦めることとなりました。

Aston Martin Red Bull Racingのアレックス・アルボンはQ1中に13コーナーでスピンしコース外のバリアへクラッシュ。Q1にて予選を終えました。
クラッシュによりマシンのリア部分にダメージを負い、明日の決勝は19番グリッドからのスタートが決定しました。

フェルスタッペンとRed Bull Toro Rosso Hondaのピエール・ガスリーは無事にQ2へと進出。
ガスリーは最初のアタックラップにて素晴らしいパフォーマンスを見せ6番手タイムをマークしました。しかし中団の僅差の争いの中で最終的には11番手となり、僅か0.05秒の差でQ3への進出を逃しました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選4位)

「今回のようなパワーサーキットでの予選は簡単にはいかないと分かっていました。
上手くラップはまとめられましたが、それ以上のことはなかったと思います。
得意としている最終セクターで風の影響を受けてしまい、マシンのポテンシャルを最大限まで活かすことができませんでした。
昨日の結果はポジティブに思えたのですが、今日の予選を見て分かるようにフェラーリはいつも予選までPUを最大出力で使わない傾向があります。
このコースでのコーナーはほぼ90度の直角に近いうえに距離も短いため、ラップタイムを稼ぐのは難しいのですが、4番手でメルセデスの2台の間に割って入ることができたのはポジティブな結果ではないでしょうか。
グリッド降格のペナルティーで9番手からスタートとなるため、クリーンなスタートを決めるのが重要です。
周りのマシンも同じく慎重になってくれることを願います。
現実的に考えれば5位が妥当な目標となりそうですが、もちろんそれ以上の結果を目指して最大限に努力して戦います。
明日の決勝は2台の間で戦略を分けるメルセデスがどうなるかも含め、面白いレースが期待できそうです」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(予選19位)

「マックスがFP3でプッシュしすぎたように、僕も予選でプッシュしすぎた結果、リアにダメージを負ってしまいました。
これ以上は言葉がありません。スピンをしてしまったコーナーで追い風が吹き、その影響を受けてしまいました。
現代のF1マシンは、一度コントロールを失うと挙動を取り戻すことがとても難しいのですが、つまらないミスをしてしまったとしか言いようがありません。
このレースウイークではあまり自信を持つことができておらず、FP1から苦しんでいました。
ただ、段々と調子も上がり、予選に近づくにつれ自分のリズムをつかみかけてはいました。
あるコーナーに自信をもてないと、どのコーナーでも同じように感じてしまうことがありますが、このソチはそんなサーキットの一つであると予選を走りながら感じていました。

明日はグリッド後方からのスタートなってしまいますが、ロングランでのマシンの感触はいい上に、ここはオーバーテイクができるサーキットなので、決勝は期待を持って臨めそうです。
後方からスタートし追い上げを見せたレースを今までもしてこれたので、明日もそんなレースにできるよう全力を尽くして戦いたいと思います」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(予選--位)

「なかなかスムーズに進まないレースウイークとなっていますが、重要なのは明日の決勝です。
グリッド後方からのスタートが決まってはいましたが、せっかくの故郷でのレースで予選を逃すことになってしまいとても残念です。
こういったことは起こってしまうことなので、状況を受け入れ、明日の決勝でいい結果を出せるように全力を尽くさなければなりません。
チャンスはあるので、まだこのレースウイークを諦めたわけではありません。
FP3中のトラブルにより走行マイレージが稼げていませんが、このコースのことは分かっているので、明日の決勝ではいいリズムを掴んで最後まで戦いたいと思います」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(予選11位)

「今日はあと少し!という予選でした。
トップ10に入るのは難しいと分かってはいましたが、全力を尽くした結果だったので、予選の自分の走行には満足しています。
Q2の最初のアタックラップはRed Bull Toro Rosso Hondaで見せたベストラップの内の一つになるのではないでしょうか。
2回目はリスクをとってタイムを更新しなければならないと思っていましたが、残念ながらうまくまとめることができず、タイム更新とはなりませんでした。
毎レースごとに進歩できていると感じているので、今日の予選もポジティブに捉えています。
エンジン交換のペナルティーのため16番手からスタートとなりますが、スタートタイヤを自由に選択できるという利点があるので、どんな戦略で戦うかがキーとなりそうです。
最大限の力でチーム一丸となり戦い、よりよい結果で明日の決勝を終えられるよう頑張ります」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日の予選ではフェルスタッペン選手が堅実な走りを見せ、4番手となりました。
ただ、明日はペナルティーにより9番グリッドからのスタートになります。
その他のマシンもPU交換にともなうグリッド降格のペナルティーにより後方からのスタートになりますが、レースではポジションを上げてフィニッシュできるよう、われわれとしても最善を尽くしたいと思います。

なお、クビアト選手についてはFP3のセッション中にPUに問題が発生し、交換が必要になりました。
ペナルティーによる最後尾スタートが確定していたので、確実な交換作業を実施することを優先し、予選に出走しないことを選択しました。
今回発生した問題ついてはこれから分析を行います」

提供:本田技研工業(株)

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ピットレーン速度違反でガスリー(トロ・ロッソ)に罰金

 FIA
ロシアGPのレーススチュワード(審査委員)は、28日(土)行われたフリー走行3回目セッションで、ピエール・ガスリーにピットレーン速度違反があったとして、トロ・ロッソ・ホンダ・チームに対し900ユーロ(約10万6千円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによればガスリーは制限60キロのところを68.9キロで走行したとのこと。

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2019/09/28

ロシアGP予選、ルクレール(フェラーリ)が4戦ポール獲得!

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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28日(土)15時(日本時間:21時)からソチ・サーキットを舞台に2019年F1第16戦ロシアGPの公式予選セッションが行われた。
全20台によるQ1、15台によるQ2に続き、10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

1回目のアタックではルクレールがトップ、以下ベッテル、ハミルトン、ホベタス、フェルスタッペン、ヒュルケンバーグ、ノリス、サインツ、グロージャン、リカルドの順。
ルクレールとメルセデスAMG勢とは約コンマ5秒のギャップがある。
結局2度目のアタックでさらにタイムを短縮したルクレール(フェラーリ)がポール獲得。
ベルギーGPから続く4戦連続のポールポジションで、今季6回目、自身通算でも6回目となる快挙を演じた。

2番手はフェラーリ勢の中に割って入ってフロントロウを獲得したハミルトン(メルセデス)。
3番手ベッテル(フェラーリ)、4番手フェルスタッペン(レッドブル)だがICE(エンジン)の交換ですでに5グリッド降格のペナルティが決まっている。
5番手最後のアタックをミスで中断したボタス(メルセデス)、6番手サインツ(マクラーレン)、7番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、8番手ノリス(マクラーレン)、9番手グロージャン(ハース)そして10番手リカルド(ルノー)となった。
明日の決勝レースは日曜日14時10分(日本時間:20時10分)から全53周で行われる。

ロシアGP公式予選の結果はこちら
ロシアGPの画像はこちら

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予選Q2、ルクレール(フェラーリ)がまた最速タイム

引き続きロシアGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。

レッドブル勢がペナルティ等で降格になるため、相手はフェラーリだけと読んだか、全車ソフトタイヤの中、メルセデスAMG勢だけはミディアムタイヤでコースインしている。
最初のアタックではルクレール、ベッテル、フェルスタッペン、ハミルトン、ボタスの順。

2度目のアタックではメルセデスAMG勢もソフトタイヤ。
そのの結果、トップはルクレール(フェラーリ)、2番手ベッテル(フェラーリ)、3番手フェルスタッペン(レッドブル)、メルセデスAMG勢は途中でアタックを中断、タイヤ選択を有利にしてハミルトン4番手、ボタスが5番手、6番手グロージャン(ハース)、7番手ノリス(マクラーレン)、8番手サインツ(マクラーレン)、9番手リカルド(ルノー)、10番手ヒュルケンバーグ(ルノー)までがQ3進出。

ここでの敗退はガスリー(トロ・ロッソ)、ペレス(レーシング・ポイント)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、マグヌッセン(ハース)、そしてストロール(レーシング・ポイント)の5台となった。

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