2024/07/24

チームオーダー発揮か、マクラーレン

McLaren Racing
Hungp_206_20240723084801ハンガリーGP決勝レースでみごとな1-2勝利を果たしたマクラーレン・レーシングだが、ゴール直前に突然ノリスが1位のポジションを僚友のピアストリに譲ったことについて、チームオーダーが発動されたのではないか、と話題になっている。

これについて同チームのアンドレア・ステラ代表は、表向きチームオーダーの存在は否定したものの「勝利のためチームにはあらゆる作戦が存在する」と取材陣を煙に巻いた。

他チームの分析では、レース終盤に行われたWピットストップの際、2位だったノリスが順位を入れ替え想定外に首位に立ってしまったため、無線でポジションを戻すよう再三指示があったと推察されている。
それでもウィナーよりもスピードがあるところを見せつけたノリスは2位でも誇らしげだった。

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2024/07/23

ピアストリ(マクラーレン)、「優勝は優勝」

Podium Scene
Hungp_20621日(日)行われたハンガリーGP決勝レースで、みごとF1初優勝を遂げたオスカー・ピアストリ(22歳:オーストラリア)は、次のようにその喜びを爆発させた。

「レースドライバーなら誰でも夢見るグランプリ初優勝だもの、うれしくない筈がない。
それもF1デビューしてわずか18か月だよ。
こんなチャンスを与えてくれたメルセデスにはほんとうに感謝しかない。
最高の素晴らしいマンを用意してくれたチーム全員にお礼を言うよ」

チームの戦略から最後は勝利をノリスに譲られる形になったことについては、「優勝は優勝。チームにはいろいろ複雑な事情があるものさ」と、一蹴した。

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2024/07/22

角田裕毅のクラッシュは路面のせい

Image
Hungp_202ハンガリーGP公式予選でアタック中だった角田裕毅(RB)がコースアウト・クラッシュした原因は、どうやら縁石外側のグラベル部分に問題があったようだ。

これは、アクシデントを受け現場を調査したFIA(国際自動車連盟)のオフィシャルが示唆したもの。
それによれば5コーナー外側の芝生帯が通常より沈んでいて、あたかもソーセージ縁石のように小さな段差となっていたとのこと。
そのためコーナーで膨らみ、たまたま該当部分を通過した角田のマシンは大きく跳ね上がりコントロールを失って大クラッシュに繋がったと推測されたという。

これを受け現場は決勝レースを前に段差部の修正が図られたと報告されるが、しかしマシンが被った損害はあまりにも甚大なものとなった。

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角田裕毅(RB)の1ストップ成功に称賛の声

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_grid_l様々なタイヤ戦略が錯綜したハンガリーGP決勝レースで、唯一1ストップ作戦を敢行、みごと9位入賞を果たした角田裕毅を同チームのローレン・メキーズ代表が称賛した。

「ユウキは困難な1ストップ作戦を成功させ、アストンマーティンらライバルに競り勝ってみせた。
とりわけレース終盤の彼のタイヤ・マネージメントは誰にも引けを取らない素晴らしいものだった」

一方、「絶望的な損傷を受けたマシンをわずか24時間で完全に修復してくれた」とスタッフに感謝する角田裕毅に対し、同代表は「この入賞でユウキは十分な恩返しを果たしたよ」と、讃えた。

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2024/07/21

「燃料不足だった」、ラッセル(メルセデス)

George Russell
Autgp_206_20240721150201第11戦オーストリアGPで優勝を遂げたばかりのジョージ・ラッセル(メルセデス)は20日(土)行われたハンガリーGP予選でなんとQ1で敗退。
その一因が搭載燃料の不足にあったことを明かした。

「赤旗中断のあと、最も路面が乾いたところでアタックに出た。
とてもいいペースだったのに、途中でアタックラップを走り切るだけの燃料が足りないことがわかったんだ。
ほんとうに悔しいよ。
こんなポジション(17番手)は僕らが予選でいるところじゃないからね。
それでもポイント獲得するだけの速さはある筈だから、明日は頑張らなければ」

なお僚友ハミルトンの方はQ3進出、5番グリッドを獲得している。

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角田裕毅(RB)、「チームに申し訳ない」

Yuki Tsunoda
Hungp_104_20240721091401今季8度目の進出となったハンガリーGP予選Q3、しかし2度目のアタックで痛恨のコースアウト・クラッシュを演じてしまったレーシング・ブルズの角田裕毅は、「チームに申し訳ない」と、自身のドライビングにミスがあったことを認めた。

「予選ではマシンのフィーリングが良く、あのラップでも手応え良く走れていて、おそらくはタイムアップもできると思っていた。
あの時、濡れた路面でわずかに膨らんでしまい、コースアウトしてしまったんだ。
そこまでは速かっただけにほんとうに悔やまれる。
一生懸命マシンを準備してくれたチームのみんなに申し訳ない」

それでもチームはカナダGP以来のWQ3進出を果たしていて、日曜日のポイント獲得に期待が掛かる。

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ハンガリーGP予選、角田裕毅(RB)クラッシュ

McLaren Racing
Hungp_106_202407210523017月20日(土)16時(日本時間:23時)からハンガロリンクを舞台に2024年F1第13戦ハンガリーGP公式予選が行われた。

残念ながら天候はわずかに小雨、セッション開始時の気温は24度、路面温度29度、コースは軽いウェット部分のあるドライコンディションとなっている。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
各車ドライタイヤでのアタックに。
サージェント(ウィリアムズ)がブレーキングでコースオフ。
続いてペレス(レッドブル)がコースアウト・クラッシュ、赤旗中断に。
セッション再開後リカルド(RB)がトップタイムを記録。。
ここでの敗退はペレス(レッドブル)、ラッセル(メルセデス)、周冠宇(ザウバー)、オコン(アルピーヌ)、そしてガスリー(アルピーヌ)の5台となった。

続いて15分間のQ2が行われた。
コンディションはさらに良くなっている。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
レーシング・ブルズ勢は共にQ3進出。
ここでの敗退はヒュルケンバーグ(ハース)、ボタス(ザウバー)、アルボン(ウィリアムズ)、サージェント(ウィリアムズ)、そしてマグヌッセン(ハース)の5台となった。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
各車2度目のアタックに出たその時、なんと角田裕毅(RB)が大クラッシュ。
赤旗中断となり再開も残り2分13秒でリカルド(RB)以外はタイムアップならず。

ノリス(マクラーレン)か自身通算3回目のポールポジション獲得。
2番手ピアストリが続きマクラーレンが12年ぶりとなるフロントロウ独占の快挙となった。
3番手フェルスタッペン(レッドブル)、以下サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、ストロール(アストンマーティン)、リカルド(RB)、そして角田裕毅(RB)となった。

ハンガリーGP決勝レースは明日21日(日)15時(日本時間:223時)から全70周で行われる。

ハンガリーGP公式予選の結果はこちら
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2024/07/20

フリー3回目、マクラーレン勢が席巻

McLaren Racing
Hungp_1067月20日(土)12時半(日本時間:19時半)からハンガロリンクを舞台に2024年F1第13戦ハンガリーGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は26度、路面温度44度、コースはドライコンディションとなっている。

残り約37分、角田裕毅(RB)がノリス&ピアストリのマクラーレン勢に割って入る2番手タイムを記録、さらに僚友リカルド(RB)が2番手に飛び込む。
フェルスタッペン&ペレスのレッドブル勢はひたすらロングランに務めているようだ。
残り5分、ハミルトン(メルセデス)が9コーナーでコースオフしてイエローフラッグに。

トップ争いはマクラーレン勢が席巻、ノリス1位、ピアストリ2位と気を吐いた。
以下、フェルスタッペン(レッドブル)、ラッセル(メルセデス)、サインツ(フェラーリ)、リカルド(RB)、アルボン(ウィリアムズ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、角田裕毅(RB)、ハミルトン(メルセデス)というトップ10になった。

このあと16時(日本時間:23時)から注目の公式予選が行われる予定となっている。

ハンガリーGPフリー走行3回目の結果はこちら
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角田裕毅(RB)、サストラブルで時間失う

Yuki Tsunoda
Hungp_104ハンガリーGP初日、午前のフリー走行1回目セッションでは8番手発進と順当な滑り出しをみせたレーシング・ブルズの角田裕毅だったが、午後の2回目に入るとアップデート図ったサスペンションに問題が発生したということで20台中の19番手に留まった。

担当エンジニアによればトラブルはフロント・サスペンションのセットアップ中に生じたもので、問題点は判明しているものの時間内に解消には至らず予定したプログラムを消化することができなかったということだ。

多いチームでは25周ほどを周回した中で、角田はわずか13周に留まった。
明日午後の公式予選までには遅れを取り戻したいところだ。

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フリー2回目、ルクレールがクラッシュ

Hungaroring
Hungp_003_202407200709017月19日(金)17時(日本時間:24時)からハンガロリンクを舞台に2024年F1第13戦ハンガリーGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は31度、路面温度49度、コースはドライコンディションとなっている。

残り約44分でルクレール(フェラーリ)が4コーナーの縁石に乗り上げてコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断に。
残り約30分でセッション再開、ここからソフトタイヤでのアタックが一斉に開始される。
好調の周冠宇(ザウバー)がペレス(レッドブル)とあわやの場面を演じて緊張が走った。

ここでのトップタイムはノリス(マクラーレン)で1'17.788を記録、これにフェルスタッペン、サインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、ラッセル(メルセデス)、マグヌッセン(ハース)、ハミルトン(メルセデス)、リカルド(RB)、アルボン(ウィリアムズ)、アロンソ(アストンマーティン)と続いた。
角田裕毅(RB)はサスペンションの不調で交換作業に入り、19番手に留まった。

明日はフリー走行3回目セッションと公式予選が行われる。

ハンガリーGPフリー走行2回目の結果はこちら
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