2009/10/29

FOTAの公式サイトに『カンポス』のロゴ

Campos Meta Logo (C)Campos GP
F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)の公式サイトに、2010年の新規参戦を予定する『カンポスGP』のロゴが掲出され、注目を集めている。

というのも、FOTAはカンポス、マノー、USF1、そしてロータスら新規参戦の4チームについていずれも参加を承認する姿勢を示していたからだ。
それにも関わらず、今回カンポスのロゴだけが既存の10チームと並んで掲出されたことにどういう意味があるのか、いまのところ明確な説明もなく各メディアも図りかねている状況という。

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2009/09/10

ウィリアムズ&F・インディア、FOTAに再加入

FOTA (C) Formula One Teams Association
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F1チームの集まりであるFOTAは、9日(水)モンツァで全体会合を開き、2010年のエントリー手続きを巡り除名処分としていたウィリアムズ&フォース・インディアの2チームの再加入を認めることで合意したと発表した。

また、2010年シーズンに新規参戦を予定しているカンポス、マノー、そしてUSF1ら3チームに対しても、加入を呼び掛けるとしている。

FOTAがFIA(国際自動車連盟)やFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)に対抗していくためにはチーム側の足並みを統一することが不可欠で、正しい方向に向かったと言えるだろう。

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2009/09/09

ウィリアムズ代表、FOTA再加入の可能性ほのめかす

2010年F1エントリーを巡る騒動から、FOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)に除名を言い渡されたウィリアムズ・チームは、その後独歩状態を続け、いくつかの場面で対立する立場を明確にしてきた。
それらは例えばシューマッハによるテストの問題、また3台目の出走を認めるかどうかといったような件だったとみられる。

しかしここに来て、同様に除名処分を受けたフォース・インディアが再加入の構えをみせており、これに続いてウィリアムズも再加入ということになりそうだと英『テレグラフ』紙らが伝えている。

Frank Williams (C)Williams F1
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「われわれはきちんと規則を守ってきたのだから、謝罪をすることなどは考えていない。
しかし、こうしたものはすべてのチームが加入していなければ意味がないものだからね」と、フランク・ウィリアムズ代表は語っている。

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2009/08/22

2010年の『KERS』、依然合意に達せず

Brake Image (C)Williams F1
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今シーズン、鳴り物入りで導入された「KERS」(運動エネルギー回収システム)、実際に搭載したのはフェラーリ、マクラーレン、BMWザウバー、そしてルノーの上位4チームだけだった。
しかしそれも親会社BMWの意向を受け、最も先導的な役割を果たしたBMWザウバーは断念。
現在も積極的にトライしているのはほぼマクラーレンだけという始末となっている。

こうしたことを受け、F1チームの集まりであるFOTAは基本的に来シーズンのKERS搭載をしない方向で一致したものの、ここに来て新方式で開発を続けるウィリアムズ・チームが来季のKERS搭載に積極的な姿勢をみせていることから問題が複雑化している。

テクニカル・レギュレーションの改定には事実上全チームの合意が必要で、2010年のF1エントリーを巡りウィリアムズとフォース・インディアの両チームを除名するという強硬手段にFOTAが出たことが、ここに来て裏目に出ているようだ。

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2009/08/07

FOTA全チーム、新コンコルド協定にサイン

FOTA (C) Formula One Teams Association
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F1チームの集まりであるFOTAは、(すでに来季F1参戦しないことを表明したBMWザウバー・チームを除き)所属する全チームが2010年からの新しいコンコルド協定にサインしたことを明らかにした。

同協定はF1参戦に際し、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)、商業部門を管理するFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)、そして参戦チームとの間で主に金銭的な分配等について協定するもので1981年から続けられているものだが、その詳細については明確にされていない。

ただ現在ウィリアムズとフォース・インディアの2チームはFOTAメンバーから除外されていて、今回FOTAが確認したのはフェラーリ、マクラーレン、ルノー、トヨタ、トロ・ロッソ、レッドブル、そしてブラウンGPの7チームということになる。
上記ウィリアムズ&フォース・インディア、そしてカンポス、マノー、そしてUSF1ら新規参戦予定の3チームについてもまだサインしたかは不明だ。

なおFOTAのスポークスマンは、BMWザウバーは同会のメンバーであることから、今後売却された場合にも追加でサインができるよう尽力するとしている。

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2009/07/21

混乱続いたF1、今週にも合意成立か

Image (C)Force India F1
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FIA(国際自動車連盟)とFOTAが合意を発表した後も、なお非難合戦を繰り広げるなど混乱が続いていたF1だが、どうやら今週中にも大枠が最終合意が得られるのでは、との期待が高まっている。

報じている独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌によれば、チーム予算を基本的に1990年代レベルまでに引き下げることでFOTAチーム側が合意。
これを新規参戦する3チームからも同意を得るために、その架け橋としてウィリアムズ・チームのアダム・パール/CEOが任じられたというもの。

また2012年まで考慮したというこの案は、新コンコルド協定としてFIAとFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)らも署名のうえ、世界モータースポーツ評議会にも承認される見込みということだ。

その具体的な内容はまだ明らかにされていないが、合意されればF1の分裂という危機は回避されることになる。

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2009/07/14

エクレストン氏FOMから離脱、商標権持ってFOTA側へ?

S.Vettel & B.Ecclestone (C)Redbull Racing
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F1の商業権を持つFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の代表としてF1興行権やとりわけ金銭面で絶大の権力を行使してきたバーニー・エクレストン氏だが、そのポジションが危うくなってきたとの推測が流れている。

それによれば、ナチス問題についてこれを擁護するかのような偏った発言をしたとされるエクレストン氏について、FOMの運営会社であるCVCのいずれもユダヤ系である首脳が強く反発、エクレストン氏の追放を図っているというもの。

一方こうした動きを受け、エクレストン氏は自身の企業であるエプシロン社を通じて『Formula Grand Prix(フォーミュラ・グランプリ)』や『Formula GP(フォーミュラGP)』などの商標を申請したと英『サンデー・エキスプレス』紙は報じている。
(同氏は別途すでに『GP1』を所有しているとされている)

エクレストン氏がこれら商標権を持ってF1チームの集まりであるFOTA側につけば、再びFIA(国際自動車連盟)との間に強い緊張関係が生まれるのは必至だ。

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2009/07/10

FIAとFOTA、依然として対立姿勢解けず

Williams Factory (C)Williams F1
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FIA(国際自動車連盟)と2010年に参戦予定の13チームが、レギュレーション合意のため会合の場を持ったものの、意見が決裂してFOTAに所属する8チームが席を立ったと伝えられている。

とりわけカンポス、マノー、そしてUSF1ら新規参戦の3チームにとって、テクニカル・レギュレーションの早期確定はマシンを開発する上で不可欠のこものだが、依然として不安定なままの状況に、当該チームの関係者からは悲鳴が聞かれそうだ。

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2009/07/09

モズレー会長、FOTAによるF1規約変更に高いハードル

Image (C)Brawn GP F1
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FIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTAによる2010年のF1を巡る争いは、表面的には和解が成立した形になっているが、肝心のレギュレーションの合意についてはまだ難関が残ったままだ。

しかしこれについてFIAのマックス・モズレー会長は、「F1規約を変更するには、全参加者の同意が必要になる」との見解を示し、FOTAチームによるリードを牽制した。

これは、FOTAイコール全参加者であったこれまでとは異なり、新規参戦が許可されたカンポス、マノー、USF1ら3チームに加え、FOTAメンバーとしての資格を取り上げられたウィリアムズ&フォース・インディア両チームの立場もFOTA勢と対等であることを指摘したもの。
事実上、FOTAによる規約変更に高いハードルを示した形だ。

またこれら5チームに対してはFIAがかなりの影響力を持つと考えられることから、依然としてモズレー会長とFOTA勢との厳しい対立の図式は収まりそうにない。

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2009/07/03

ウィリアムズ&F・インディア、FOTA仲間外れ続く

FOTA (C) Formula One Teams Association
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2010年のF1参戦を巡るFIA(国際自動車連盟)とFOTAの争いは結局全チームの参戦許可という形で結着が図られたが、それ以前に行われたウィリアムズ&フォース・インディア両チームに対する除名処分は続いたままだ。

この件についてFOTAのスポークスマンは、「両チームについては現在もなおわれわれのメンバーからは外れている。
またこれについて当面再検討する計画もない」と、にべもない。

2010年はさらに3つの新規参戦チームを迎え、FOTAとしても新たな次元での活動が要求されるとみられるが、こんな不協和音を残したままではF1の安定にはまだ道は遠そうだ。

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2009/06/29

モズレーFIA会長、会長職継続もほのめかす

Max Mosley (C)RedBull Racing
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再び対決姿勢に戻ったかのようなF1チームの集まりであるFOTAとFIA(国際自動車連盟)の関係に、いったんは今年10月の任期満了で引退を表明したマックス・モズレーFIA会長がその撤回もちらつかせる強い姿勢をみせている。

「彼らは私が引退を表明したことで、まるで天下を取ったかのように浮かれているが、人の不幸を食い物にするような過ちは犯さないほうがよいと警告しておくよ。
いま私のところには世界中のFIAメンバーから10月の会長選挙に再出馬するよう要請が届いているんだ。
そして会長を選ぶのはそうしたFIAメンバーであって、FOTAのチーム代表などではないということをあらためて言っておこう」

先の引退宣言の際には「もう十分仕事をしたし、歳も取った」としていたモズレー会長だったが、現在は再び「FIAのために自分が必要とされているなら逃げはしない」と、意気軒昂なところをみせている。

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モンテツェモロFOTA会長、騒動再燃の鎮静化に躍起

Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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土壇場で歩み寄りが実現し、分裂が回避された筈のF1シリーズだが、FOTAの『全面勝利』宣言にマックス・モズレーFIA会長が強く反発。
これにルカ・モンテツェモロFOTA会長のほうは騒動再燃の鎮静化に躍起のようだ。

態度を硬化させたモズレー会長はモンテツェモロ氏に直接抗議の手紙を送ったということで、その内容は明らかにされていないものの、騒動が再燃しかねない勢いであったという。

モンテツェモロ氏は「われわれは分裂を望んでいるのではない」と、あらためて強調、やっと平穏を得たFOTAの他有力チーム首脳らも、せっかくの解決の道を閉ざしたくないと事態を注視しているようだ。

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2009/06/28

FOTA、新規参戦チーム選定に疑義提起

Image (C)Scuderia Toro Rosso
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今回、FIAは2010年の新規参戦チームとしてカンポス、USF1、そしてマノーの3チームを承認したが、このうちのマノー・グランプリについて、F1チームの集まりであるFOTAは選定に不適切な過程があったとして抗議の構えをみせ始めている。

それによれば、FIAでマックス・モズレー会長の右腕として辣腕を振るうアラン・ドネリー氏が、自身の運営する会社(ソブリン・ストラテジー社)を通じマノーのF1参戦に便宜を図ったのではないかというもの。
これについてドネリー氏は「紹介しただけで参戦に便宜を図ったという事実はない。
ましてや金銭など受け取ってもいない」と、疑惑を全面的に否定しているという。

疑惑が事実かどうかは別として、こうした問題が表面化すること自体、モズレー会長の権威に陰が掛かったと言えそうで、これがさらにまた同会長の態度の硬化になりかねないことに憂慮の声が増している。

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2009/06/27

フェラーリ『勝利宣言』も、FIA会長は強く反発

Max Mosley (C)RedBull Racing
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FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長が引退、FOTAは全チームが2010年の参戦が許可されるなどの今回の結果に、FOTAチームとりわけその代表であるフェラーリは意気軒昂。
公式サイトに『FOTA全面勝利』を宣言するなど「浮かれて」いるが、これにモズレー会長が強く反発している。

「今回の結果に勝者などはいない。
FOTAがこうした誤ったメッセージを送り続けるのなら、私にも考えがある。
少なくとも今年の10月まではこの私がFIA会長であるのだし、次の会長を選ぶ権利も彼らが持っている訳ではない」と、早くも対立姿勢復活を思わせる強烈なコメントを発している。

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2009/06/26

ウィリアムズ、FOTA『仲間外れ』に焦燥感

シリーズ分裂の危機もあったF1だが、結局はいつものように土壇場での不可解な結着。
これにより2010年のF1開催はとりあえず安泰ということになったが、収まらないのがウィリアムズ&フォース・インディアの2チームだ。

両チームはFIA(国際自動車連盟)が示した2010年のエントリー条件に従い、合法的に手続きを済ませたにもかかららず、これがFOTAの方針に逆らったとして現在除名扱い。
一方で最後までFIAに逆らって反旗を掲げたグループはすべてお咎めナシで参加が了承されてしまっている。

Adam Parr CEO (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームのアダム・パール/CEOは、「2010年危機が回避された以上、われわれ2チームは当然再びFOTAのメンバーであるべきと考えているが、しかし現実は、ね。
いや、われわれだけでなく新規に参戦が認められた3チームだってメンバーに入れなければ、組織としての意味がないのではないか」と、疑問を投げ掛けながらも不安を隠せない様子だ。

今後F1参加チームは撤回された予算制限案に代わり、新たなコスト削減に向けた対策や新チームへの具体的な援助の方針の検討など問題が山積しているが、このままだとウィリアムズ・チームらは蚊帳の外ということになりかねない。

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2009/06/24

FIA対FOTA騒動、次の転機は24日(水)か

Image (C)Williams F1
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先週末に予定されていた2010年エントリーリスト発表をFIA(国際自動車連盟)が見送ったことで束の間の静寂が訪れているF1騒動だが、次は24日(水)にまた転機が訪れるようだ。

これは、この日にWMSC(世界モータースポーツ評議会)が開かれる上に、再びF1をコントロールする権能者であるFIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTAとが事態の打開に向けて協議を行う予定になっているとみられるからだ。

また、FIAのマックス・モズレー会長は協議をスムーズに進めるためFOTAに対する訴訟行為をすべて取り下げる意向をみせているが、FOTA内部での強硬派であるフェラーリ・チームは、依然として法廷で対決する姿勢を崩していない。

こうした動きを受け英『タイムズ』紙は、「FOTA側が無条件でのF1参戦を確約すれば、モズレー会長は今季限りで会長職を辞する用意がある」との観測記事を載せている。

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2009/06/23

モズレー会長、FOTAに「訴訟よりも話し合いを」

M.Mosley & F.Briatore (C)Renault F1 UK
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妙な安定期に入った感のあるFIA(国際自動車連盟)vsFOTAの争いだが、FIAのマックス・モズレー会長はFOTAに対し、「訴訟合戦を繰り広げるよりも、話し合いで解決の道を図ろう」と、静かな呼びかけを行っている。

一方、すでに拳を振り上げた形のFOTA側は、かつてF1グランプリを開催したことがあるヘレス、イモラ、モントリオール、インディアナポリス、マニクール、アデレード、ブエノスアイレス、メキシコシティなどを候補地として年間17戦によって戦うなどその具体的な計画を明らかにして圧力を掛けつつある。

果たして水面下でどのような接触が図られているのか、注目される。

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2009/06/20

F1分裂で新規参戦チームの争奪戦勃発か

Prodrive Factory (C)Prodrive
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フェラーリ、トヨタらFOTAに属する8チームはついにFIA(国際自動車連盟)と袂を分かつ姿勢であることを宣言したが、これにより新規参戦チームの争奪戦が勃発ということになるかも知れない。

チーム側の言い分を元にすれば、FOTA主導の新F1シリーズに参戦するのは上記フェラーリ、マクラーレン、BMWザウバー、ルノー、トヨタ、トロ・ロッソ、レッドブル、そしてブラウンGPの計8チーム。
FOTAでは「8チームでもシリーズは攻勢できるが、さらに新規のチームが加わることは大歓迎。そのために必要なものがあれば、FOTAはこれを支援する用意がある」としている。
こうしたことから、先のFIAによる選抜から漏れたプロドライブ社やローラらが、こちらのシリーズへの参戦に関心を示しているということだ。

一方、FIA側のF1シリーズに現行チームで残るのはウィリアムズとフォース・インディアのみ。
発表された新規参戦チームはカンポス、マノー、そしてUSF1の3チームだけで合わせても5チームにしか過ぎず、こちらはさらに追加の参戦チームを認めざるを得ない事情とみられる。

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FIA、FOTAの離脱受け新たなエントリー20日に発表へ

Image (C)Brawn GP F1
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FIA(国際自動車連盟)は、FOTAに属する8チームが現行シリーズからの離脱宣言を行ったことを受け、新たな2010年F1エントリーリストを20日(土)にも正式発表するとした。

FIAでは、FOTA8チームの離脱宣言について、「残念には思うが予想されていたことで特段驚いてはいない。
彼らはこの問題についてこれまで誠実に取り組んで来ず、そのことが今回の事態を招くこととなった。
FIAはF1でこれ以上の軍拡が行われるのを容認することはできず、またFIA以外の者に規則を作るということも断じて認める訳にはいかない。
今夜(19日)、2010年のエントリーは締め切られるので、その結果は明日にも発表されることだろう」と、自身の見解を明らかにしている。

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FOTA、新F1シリーズの立ち上げを宣言

2009 F1 Drivers (C)Force India F1
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F1チームの集まりであるFOTAは、19日(金)の2010年F1エントリー再度の締め切りを待たず、FIA(国際自動車連盟)から独立した新F1シリーズを立ち上げることを宣言した。

それによればFOTAはその設立以来、「F1の健全な発展のため共に努力し、FIAと商業権者(FOM)に対し働き続けてきたが、両者はFOTAの努力を無視しF1分裂のために動いた。
さらにFOMはF1の利益を不当に奪い続け、チーム側の利益を損なってきた。
そのためFOTAはこのスポーツに対しこれ以上妥協し続けることは不可能と判断し、2010年シーズンへの条件付きエントリーを拒否することとした。
これにより、FOTAは参加者やパートナーらの価値を反映する、新たな選手権を始めるためスタートすることを決めた」と説明している。

なお、この声明においてウィリアムズとフォース・インディアはすでに別途条件付きのエントリー手続きをFIAに対し済ませていることからFOTAチームには含まれていない。
したがって新シリーズは他の8チームとなる。
また、フェラーリ、レッドブル、そしてトロ・ロッソの3チームについてFIAは無条件で2010年の選手権に参加としていて、当該チームとの間で食い違いをみせている。

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2009/06/19

FOTA、モズレー会長の『側近』の解任要求

Max Mosley (C)RedBull Racing
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いまだFIA(国際自動車連盟)との間で対立が続いたまま合意点を見出すことができないFOTAだが、今度はFIAのマックス・モズレー会長の長年の側近と言われるアラン・ドネリー氏の解任要求を突きつけていることがわかった。

ドネリー氏はFIA会長の公式代表者という肩書きを持っているが、最近の混乱の中、同氏がFOTA内部の分断を図り、破壊工作を行っているというのがその理由。

事実、今回の騒動ではエントリー段階でFOTAチーム内部に混乱がみられた上、フェラーリやレッドブル・グループの足並みについてもFIA側が意図的に足並みを乱しているとの批判が湧き起こっている。

ドネリー氏についてはトニー・ブレア前首相などと親しく政界に影響力があることや、バーニー・エクレストン氏率いるFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)とも関係があることが指摘されているが、その正体はよくわかっていない。

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モズレーFIA会長、FOTAの締め切り延期要望を拒否

Image (C)Brawn GP F1
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FIA(国際自動車連盟)は2010年のF1エントリーの最終締め切りについて19日(金)まで延期していたが、これをさらに延期して欲しいとするFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)側の要望に対し、拒否する姿勢を明らかにした。

マックス・モズレー会長は、「FOTAは何ら具体的な制限金額すらを提示しておらず、反対するばかり。
こうした姿勢にFIAは理解を示すことはできない」として、あくまでも19日のタイムリミットまでに条件を呑んで手続きを終えるよう要求した。

一方モズレー会長も、先に示したいわゆるWスタンダードと指摘されたレギュレーションの二重構造について回避する意向をみせているが、新規参戦の3チームにエンジンを供給するコスワースに対しては「2010年の復帰にはリソースも時間も足りない」として2006年のレギュレーションを適用する特例を認める方向だ。

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2009/06/18

追い詰められたFOTA側チーム、最終決断の延期要望

Image (C)Brawn GP F1
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6月19日(金)という2010年のF1エントリーのタイムリミットが迫る中、一向に妥協する姿勢をみせないFIA(国際自動車連盟)に対し、FOTAに所属する『条件付き参戦組』とされるチームらは、締め切り期日を再度延期するよう求める書簡をFIA会長に送った模様だ。

これは英『ロイター』が報じたもので、それにはFIAから条件組と指名された5チーム(マクラーレン、BMWザウバー、ルノー、トヨた、ブラウンGP)らに加え、フェラーリも加わっているという。
また同じ書簡がFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏宛にも送られたということで、追い詰められたこれらチーム側のあせりが感じさせられる。

しかしFIAは当初の案内通り、2010年からチーム予算を年間の千万ポンド(約63億円)にする方針を示したままだ。

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2009/06/17

FIA&FOTA、合意点見出せず 分裂も

Image (C)Brawn GP F1
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2010年からのチーム予算制限案を巡り対立していたFIA(国際自動車連盟)とFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)だが、16日(火)それぞれの金融部門が協議を行ったものの、結局合意点を見い出すことはできなかった模様だ。

協議後FIAは「FOTAは小さなチームがF1に参戦できるような具体案を持っておらず、歩み寄りを図ることは不可能」と、突き放した。
このまま19日(金)に予定される再度のタイムリミットを迎えると、マクラーレン、BMWザウバー、トヨタそしてブラウンGPらの5チームは参戦を拒否されることになる。
また、いまのところフェラーリとレッドブル・グループの2チームもFOTA勢と歩調を合わせる構えを示していて、いよいよF1に分裂の危機が迫ってきたようだ。

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2009/06/16

FIA、ACEA(欧州自動車工業会)の声明に不快感

ヨーロッパの自動車メーカーの集まりであるACEA(欧州自動車工業会)が先にFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)の行動を支援する声明を発表したことについて、FIA(国際自動車連盟)は15日(月)、「驚いている」との見解を示した。

それによれば、「FIAは資金を浪費し続けるF1についてそのコスト削減を図っているもので、こうした方針に自動車メーカー自体が不服であるいうのは到底理解できないこと。
FIAの努力に対し、これを否定するという声明には驚かされた」と不快感を示した。

さらにFIAは、ACEAの声明にも関わらず、(F1に参戦していない)ポルシェ社が必ずしも他と歩調を同一にしていないことを示唆した。
Porsche Image (C)Michelin Motorsport
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2009/06/15

FOTA動き急、モータースポーツ評議会に調停も

FOTA (C) Formula One Teams Association
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とりあえず2010年のエントリーは認められたものの、条件面で完全にFIAと対立したままのFOTA系チーム、19日(金)と言われる再度のデッドラインに向け、今週再び動きが急のようだ。

ACEA(欧州自動車工業会)の支持も得られたFOTAだが、依然FIAのマックス・モズレー会長にはまったく譲歩の姿勢はみられず、今週またイギリス国内で協議が行われる予定。
さらにWMSC(世界モータースポーツ評議会)に調停の申請を出すとの報道も伝えられている。
しかし同評議会はもちろんFIAの下部団体であって、調停がFOTAの思うような方向に向かうかは疑問だ。

またFIAはフェラーリ、レッドブル、トロ・ロッソの3チームに対して無条件での参戦チームと掲載しているものの、チーム側はこれを否定。
こちらの調整も難航することが予想される。

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2009/06/14

欧州自動車工業会、FOTAを支持

Image (C)Ferrari S.p.A
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ヨーロッパ地域の自動車メーカーの団体であるACEA(欧州自動車工業会)が、F1で起きている混乱について、F1チームの集まりであるFOTA側を支持する声明を発表した。

それによればACEAは、「現在のF1管理方法は継続が困難であり、新たな管理システムが構築されるべき」として、F1の継続のためFOTAの言い分を支持する姿勢を鮮明にしたもの。

ただし、言い換えればACEAのメンバーはそのままFOTAに属するフェラーリ、メルセデス、BMW、ルノー、そしてトヨタの5チームということになり、FIA(国際自動車連盟)にとっては「先刻ご承知」に過ぎないことなのかも知れない。

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2009/06/11

FIA会長、「FOTAとの交渉は無条件エントリーの後」

Image (C)Ferrari S.p.A
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F1チームの集まりであるFOTAは、2010年のF1エントリーについて「まずFIAが示したチーム予算制限案の撤回が条件」としているが、マックス・モズレー会長は逆に「まず無条件でのエントリーが条件」と、一歩も譲らない姿勢であることをあらためて示した。

モズレー会長は条件について、「彼らと話し合う用意はあるが、そのためにはまず2010年のF1参戦を確定させるのが前提だ。
彼らが用意した草案はあまりに膨大なもので、それを期日(6月12日)までに精査するなど不可能なこと。
承認された2010年のF1エントリーリストが確定し、それから初めてすべてのチームを対象として条件の詰めに入る。
そういうことだ」と、語り、すでに無条件での参戦を承諾したウィリアムズとフォース・インディアを除くFOTAの8チームに対し、今週それぞれ書簡を送ったことを明らかにした。

これはFOTAにとって事実上『外堀を埋められること』になりそうで、早くもFIAのほうが先手を取って優位に立ったと言えそうだ。

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2009/06/10

「FOTA8チーム、ドライバーらもチームに同調」

Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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ウィリアムズとフォース・インディアを除くFOTAの8チームは、FIA(国際自動車連盟)が先に示した2010年からのチーム予算制限案を撤廃ないし譲歩しない場合、独自に新F1シリーズを立ち上げる構えをみせているが、これにはドライバー側も同調する方向だ。

その代表格である元世界チャンピオンのフェルナンド・アロンソ(ルノー)は、「FIAが示したような制度のF1なら、参加するつもりはない。
正しいレギュレーションで行われなければ、それはもうスポーツとは言えないだろう。
それなら他のカテゴリーで走ったほうがましというものだ」と、イギリスの『デイリー・レコード』紙に語っている。

FOTAのスポークスマンは、8チームに所属するすべてのドライバーがチームの方針に同調するとしている。

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FOTA、新シリーズ立ち上げに備えMotoGP権者に打診

Moto GP Image (C)Honda Racing
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F1チームの集まりであるFOTAは、2010年のF1についてFIA(国際自動車連盟)との協議が決裂した場合、新シリーズの立ち上げに備えモトGPの商業権を保有するドルナ・スポーツに協力を打診していることがわかった。

これは同社の本拠スペインの『AS』紙が報じたもので、その内容からFOTAがFIAとの話し合いの行く手にまったく楽観していないことが窺われる。

2輪のモトGPはF1に並ぶに世界的人気のモータースポーツ・シリーズ。
注目される2010年のF1エントリーの発表は6月12日(金)に行われる予定になっているが、いまのところFOTAで足並みを揃えているのは現在の参戦チームのうちウィリアムズとフォース・インディアを除く8チームになるとみられている。

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2009/06/09

FOTA、KERSの使用継続に否定的見解

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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F1の技術的革新の象徴として、今シーズン鳴り物入りで投入された「KERS」(Kinetic Energy Recovery System:運動エネルギー回収システム)だが、チームからの評判は芳しくないもののようだ。

それによれば、その技術的意義は認めながらも、現状で開発にかなりのコストが掛かること、またマシン搭載にはかなりの重量増を強いられることなど不利な問題点も多い。
その一方で、KERS搭載に適したサーキットと目されながら、イスタンブールのレースでもKERS搭載車は最高がマッサ(フェラーリ)の6位に留まる残念な結果となった。

こうした報告を受け、FOTAではFIA(国際自動車連盟)に対しKERS搭載について再考を求めることになる模様だ。
予定ではKERSは2009年シーズンは任意の、しかし2010年からは全チーム搭載を義務付ける規定になっている。

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ウィリアムズ氏、「F・インディアもFOTA除名扱い」

Frank Williams (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームのフランク・ウィリアムズ代表は、現在FOTAから資格停止処分になっているとの報道について、実質『除名扱い』であること、またフォース・インディアもウィリアムズ・チームと同様の処分をFOTAから受けていることを明かした。

実際、イスタンブールでは両チームの4人を除く全ドライバーによって会議が行われたと伝えられていて、事実であれば両チームは完全に部外者扱いされているということになりそうだ。
こうした状況から同代表は、もしF1が分裂した場合にはFIA(国際自動車連盟)に従うとしていて、6月12日(金)にも発表される予定のFIAによる2010年のエントリー受理が注目される。

ただウィリアムズはトヨタの、フォース・インディアはメルセデスのエンジンをそれぞれ搭載していて、シリーズが分裂した場合にこれまで通り供給が受けられるかの心配も浮上しそうだ。

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2009/06/06

フォース・インディアもFOTAの足並みから『離脱』!

Force India『F8-VII』(C)Force India F1
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ドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』は、期日までに2010年のエントリーを済ませたうちの『フォース・インディア』チームが、前提条件なしの申請であることを明かした。

F1チームの集まりであるFOTAには現在F1に参戦する全10チームが所属しているが、このうちすでにウィリアムズは独自の形でエントリーしたことを認めている。
今回伝えられたフォース・インディアも、ウィリアムズ同様にFIA(国際自動車連盟)が示した条件での参戦ということになり、マックス・モズレー会長にとっては大きな『援軍』ということになりそうだ。

フェラーリやトヨタらFOTAの強硬派は、FIAが示した2010年のチーム予算制限の先送りを参戦の前提条件としているが、いまのところFIAがこれに応ずるという姿勢はみられていない。

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2009/06/05

決め手を欠いたFOTA勢、FIAの軍門に下るか

Image (C)McLaren Group
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FIA(国際自動車連盟)とのレギュレーション調整が進まない中、いわば数の論理で妥協を迫る姿勢のFOTA勢だが、モズレー会長のほうにはさらさら譲歩する考えはないようだ。

こうした強硬姿勢をみせるモズレー会長に対しFOTA側は、「最悪の場合、現行のF1とは別のシリーズを立ち上げることも辞さない」と、再び古証文を持ち出す構えもみせているものの、これに対してもモズレー会長は「別のシリーズで戦いたいなら勝手にやればいい。
しかしF1という名の世界選手権はこちらの手にある」と、一笑に付している。

期日までに2010年のエントリー手続きを済ませたチームはさらに増えていると伝えられていて、たとえFOTAの9チーム(おそらくはもっと減少する)が離脱したとしても、(質については疑問があるにせよ)FIAはシリーズを強行できそうな情勢になりつつある。

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2009/06/01

FOTAの要求にいまなおFIAは無視

Max Mosley (C)RedBull Racing
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29日に締め切られた2010年のF1エントリーに、F1チームの集まりであるFOTAに属する全10チームが手続きを終えたことで関係者には一様に安堵の表情がみられるが、実はまだ波瀾の種は何ら消えていないのが実情だ。

というのも、FOTAは手続きを終える一方でFIAが呈示したチーム予算制限案の先送り、事実上の撤廃を要求しているが、これに対しFIAは依然として何ら意思表示をしていないままだからだ。

いまのところマックス・モズレー会長の腹は読めないものの、もし同氏がFOTAの要求を飲まないという強硬手段に出た場合、ウィリアムズ・チームを除く現行の9チームによる2010年の参戦は白紙に戻ることになる。
ただその場合、新規参戦のチームがすべて認められたとしても全部で7チームということになり、これを商業面を司るFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏が到底容認できないだろうという事情も今後絡んできそうだ。

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2009/05/31

FOTA所属チームの2010年参戦は「条件付き」

Image (C)Brawn GP F1
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最後までF1撤退の姿勢をちらつかせながらも、結局エントリー最終日にはそろって2010年の参戦手続きを行ったFOTAに所属する現在の各チーム、それには以下のような条件がつけられていることがわかってきた。

それによると、2010年は先にFIA(国際自動車連盟)が呈示した改革案ではなく、FOTAが示す妥協策を受け入れた、基本的に現行の2009年の規則を踏襲したものにすること。
当然参加チームの間に異なる規則を設けることはせず、全チームが統一された同じ規則で戦われること。
FOTAは新しいコンコルド協定にサインし、2012年までの参戦を約束すること、などだ。

新たなコンコルド協定の具体的な内容については不明だが、これには当然新規参戦チームとの兼ね合い、さらには商業面(FOM:フォーミュラ・ワン・マネージメント)も関わることから早期の合意は難しそうだ。

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2009/05/30

FOTA全チーム、ローラ、プロドライブもエントリー

Image (C)Brawn GP F1
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2010年シーズンのF1エントリーは予定通り5月29日(金)に締め切られたが、FIA(国際自動車連盟)によればFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)に属する10チームすべてが期日までにエントリー手続きを済ませたということだ。

ただし、FOTAとの間にはまだ条件面で合意とはいえず、今後6月12日(金)までにFIA、FOTA、そしてFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)も含めた関係者の間で新しいコンコルド協定を成立させることが条件であるとされている。

また、すでに報じられた『USF1』らの他にローラやプロドライブ社など噂に挙がっていた新規参戦チームも最終的にエントリーしたと伝えられているが、2010年のF1は最大13チーム26台までとされていて、今後こちらはFIAにより選考作業が行われることになる。

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2009/05/28

FOTA側の希望額は1億ユーロ(約132億円)!!

Image (C)Brawn GP F1
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いち早く2010年のエントリー手続きを済ませたウィリアムズ・チームに対し、ついに資格停止処分という内部対立を生んだFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)だが、FIA(国際自動車連盟)に対しチーム予算制限額の上限を変更することを要求していると、ドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』は報じている。

それによれば、FOTA側の要求額は2011年シーズンに1億ユーロ(約132億円)というもの。
これはこれまでフェラーリやトヨタなど上位チームがつぎ込んできた数百億円規模と言われる予算に比べれば厳しいものだが、しかしFIAが示した4千万ポンド(約59億円)と比べ倍以上になるもので、到底マックス・モズレー会長が容易に受け入るとは考えにくいものだ。

ここに来てカスタマーシャシーを許すという妥協案も再びささやかれていて、こうした安定しないレギュレーションからプロドライブ社のデビッド・リチャーズ代表などはエントリーを控え、事態の行く末を見守る立場に徹しているようだ。

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FOTA、ウィリアムズ・チームを資格停止処分に

FOTA (C) Formula One Teams Association
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F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は、すでに2010年のF1エントリー手続きを済ませたウィリアムズ・チームに対し、その資格を停止する処分を行ったことを明らかにした。

FOTAは全体の意志として2010年エントリーを保留することを申し合わせていたものの、ウィリアムズ・チームはこれに反したためという。

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2009/05/27

FOTA、2010年参戦締め切りを前に2グループに

2009 F1 Drivers (C)Force India F1
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とりあえず当面分裂の危機は回避したとされるF1だが、明確な収拾策が示された訳ではなく、F1チームの集まりであるFOTA内部ではなお疑心暗鬼のまま方針が分かれつつあるようだ。

5月29日(金)までとされるエントリー締め切りを前に、すでにウィリアムズ・チームが手続きを済ませたとされる他、さらにブラウンGP、そしてフォース・インディアらは期日までにエントリーするものとみられている。
モーターレーシングが本業のこれらプライベート・チームは、もし手続きの不備などでF1から閉め出された場合にはチーム事態の存続にも関わると考えられるからだ。

一方、メーカー系チームは依然として期日までのエントリーには慎重で、今週再びチーム間で今後の対策について協議が行われる見込みだ。
なお、メーカー系チームでもマクラーレンだけは別行動になる見通し。

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2009/05/25

F1を揺るがせたチーム予算制限案、1年延期で結着か

2009 F1 Drivers (C)Force India F1
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2010年からの導入を巡り、FIA(国際自動車連盟)とFOTAが激しく対立しているチーム予算制限案だが、どうやら結着に向けて合意が得られた模様だ。

両者からまだ正式発表はないものの、英国メディアなどは「導入は1年先送り」になったという見方を一斉に報じている。
1年先になることで導入に向け十分な準備期間が得られる他、両者共に面子を保った形で事態が収まることになりそうだ。

これにより、順調にいけば5月29日(金)に設定された2010年のエントリー締め切りまでに、FOTAに属する全10チームはすべて手続きを進める見通しが立ったことになる。

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FOTA、今後のF1参戦確約にFIA案の反古を要求?

Image (C)Panasonic Toyota Racing
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英『オートスポーツ』らが報じるところによれば、F1チームの集まりであるFOTAはFIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長に対し、今後のF1参戦を確約する代わりにFIA案の反古を要求する手紙を送ったということだ。

それによれば、2010年のエントリー締め切りとされた5月29日(金)までの解決は時間的に困難なことから、とりあえず2010年も2009年のレギュレーションを継続することを前提に、FOTAに属するチームは2012年までの参戦を確約するというもの。

しかし渦中のチーム予算制限案を巡っては、必ずしもFOTA内部でも意見が完全に一致している訳ではなく、今後まとまって行動できるかは不透明。
そしてこうした状況をマックス・モズレー会長は先刻お見通しとも伝えられていて、どのような対応をみせるかに注目が集まっている。

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2009/05/23

ウィリアムズ首脳、「強硬論者はフェラーリ&トヨタだけ」

P.Head & F.Williams (C)Williams F1
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F1チームの集まりであるFOTAでは、22日(金)に行われたFIA(国際自動車連盟)との協議が物別れに終わったあと「FIA案強行なら、FOTAに属するすべてのチームが2010年シーズンエントリーしない」と、足並みが一致していることを強調しているが、内実はどうもそうではないことをウィリアムズ・チーム首脳が示唆している。

これは同チームのパトリック・ヘッド/エンジニアリング・ディレクターが明らかにしたもので、「2010年からのコスト削減をほんとうに認めようとしていないのはフェラーリとトヨタの2チームだけだよ。
マクラーレンやBMWは予算制限に理解を示しているし、ルノーも表向き反対の姿勢をみせてはいるものの、フラビオ(ブリアトーレ代表)なんかは元々コスト削減推進論者の筆頭だったんだからね。
強硬派のフェラーリだって、裁判所から門前払いを喰らった今、もうそう長くは道に迷ってはいられないことだろうだ」と、ドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』の取材に答えたもの。

なおFOTAに加盟しているチームの中で、ウィリアムズとフォース・インディアの2チームは当初からFIA案に基本的に理解を示しているとされる。

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FIA&FOTA合意に至らず、F1分裂の怖れ

Monaco GP Image (C)Williams F1
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22日(金)夕方、モナコGPが行われているモンテカルロにあるACM(モナコ自動車クラブ)で、2010年のレギュレーションについて会合の場を持ったFIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTAだったが、結局合意は得られなかった模様だ。

両者共に結果について公式発表していないものの、3時間にも及ぶ会議を終えて出てきたFOTAのルカ・モンテツェモロ代表は、「会議は建設的なものだったが、今後まだ多くの協議が必要となった」と、事態が解決には至らなかったことを示唆した。
FOTAはまた23日(土)にもさらにミーティングを行い、その後再びマックス・モズレー会長と協議の場を持つ可能性を示している。

しかしもしこのまま決裂が続いた場合、フェラーリ、トヨタ、ルノー、そしてレッドブルらはすでに2010年のF1に参加しない姿勢をみせていて、最悪の場合F1が分裂する怖れを残したままだ。

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2009/05/18

F1チーム、今週再びモナコで会合 打開策模策へ

Monaco Image (C)Ferrari S.p.A
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先週金曜日のFIA(国際自動車連盟)との会議で物別れに終わったF1チームの集まりであるFOTA勢は、さらなる打開策を巡り今週再び会合の場を設けることが英『ガーディアン』紙の報道でわかった。

それによれば木曜日からスタートするモナコGPに先駈け、19日(火)に当地モンテカルロで行われるというもの。
FIAが示した2010年のエントリー受付は5月29日(金)までと迫っている。

そんな中、すでにFIA案の受け入れを決めているとされるウィリアムズ・チームのフランク・ウィリアムズ代表は、フェラーリ、トヨタ、ルノー、そしてレッドブルらがみせる強硬姿勢に対し憂慮の姿勢を隠していない。

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2009/05/16

どうなる? FIAとFOTAの協議は結論に至らず物別れに

2010年シーズンからのF1チーム予算制限を巡り、15日(金)ロンドンのヒースローで行われたFIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTAとの協議は、残念ながら合意に至らず結論を得ないまま物別れに終わったことが伝えられた。
Image (C)Panasonic Toyota Racing
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会議にはFIAのマックス・モズレー会長に加え、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の実力者バーニー・エクレストン氏も加わったということだが、一方FOTAの代表で制限案反対の急先鋒だったフェラーリのルカ・モンテツェモロ社長は欠席したとのこと。
欠席の理由は同氏の父親が死去したためで、このため代役としてステファーノ・ドメニカリ代表が会議に出たとみられる。

伝えられるところでは、FIAは予算制限案についての見直しも、今月の29日に設定された2010年エントリー締め切りの変更も拒否、何ら有効な解決策は見出せなかったという。

決裂ならフェラーリをはじめトヨタ、ルノー、レッドブルらはいずれもF1撤退の姿勢もみせていて、今後各チームは持ち帰ってそれぞれ解決策を模策することになるという。

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2009/05/14

モズレーFIA会長、今週FOTA代表と会合へ

C.Horner & M.Mosley (C)RedBull Racing
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2010年から導入予定になっているチーム予算制限案は、すでに多くのチームから強い反発を受けているが、事態の解消に向け、今週FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長がF1チームの集まりであるFOTAの代表と会合の機会を持つことがFIAから発表された。

スポークスマンは時期について明言しなかったが、関係者間の話によれば15日(金)にFOTAの事務所があるイギリスのヒースローで行われるようだ。

FIAが示した案に対しては、すでにフェラーリやトヨタ、ルノー、レッドブルなどがF1撤退も辞さないという強い反対の姿勢をみせて事態は混迷に陥っている。

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2009/05/12

FOTA、2010年チーム予算制限問題で動く!

F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)が、FIA(国際自動車連盟)が示した2010年チーム予算制限案への対処のため、いよいよ動き出した。
Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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先に示された案では、予算制限を守らないチームに対してはテスト全面禁止やマシン規則をに厳しい制限を設ける一方で、年間4千万ポンド(約59億円)以内という予算制限を守るチームには「可動フロント&リア・ウイングの使用を許可」、「エンジン回転数が自由」、「オフテストに制限なし」、「風洞テストにおけるスケール制限等を設けない」など、幾多の特典を認めるという、事実上2つのシリーズが混走するようなもの。

FOTAの代表で、すでにこれに激しく反発する姿勢をみせたフェラーリのルカ・モンテツェモロ社長は、12日(火)午後に本拠地マラネロのファクトリーに各チームの代表を招き、緊急の理事会を開くことを明らかにした。

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2009/05/07

FIAの分断工作(?)で、F1チーム間に対立も

FIA(国際自動車連盟)が先に示したチーム予算制限案は、制限を受け入れるチームにはマシン規則で大幅に優遇する一方、これに同意しないチームにはマシン規則に厳しい制限を設けるという2段構えとも言うべきもの。
Image (C)Panasonic Toyota Racing
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これに対しフェラーリ・チームはすでに強く反対する意向を明らかにしているが、これに今度はBMWザウバーの母体であるBMWも同調する姿勢を明らかにした。
同チームのマリオ・タイセン代表は、「削減は止むを得ないとしても、これは数年掛けて徐々に進めるべきもの。いきなり3分の一に減額などというのは現実的でない」と、非難している。

一方、ウィリアムズやブラウンGPなどのプライベート・チームらは、概ねFIA案に同調するものとみられ、今後の展開次第ではFOTA内部でメーカー系とプライベート系との間で対立が深まりかねない状況だ。

FIAは、予算制限を受け入れたチームには風洞やオフ・テストが自由に行える他、マシン自体も可動式の前後ウイングの採用や無制限のエンジン回転数を許すなど、まるで異なる2つのシリーズが同居する極端な優遇策を呈示している。
こうした裏には、F1を自動車メーカー主導のものからFIA主導に取り戻したいという「策略」も見え隠れしていそうだ。

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FOTA、チーム予算制限案の見直しをFIAに申し入れ

6日(水)、FOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)はロンドンのヒースロー空港で会議を開催、いま喫緊の要事となっている2010年シーズンからのチーム予算制限案について、これを見直すようFIA(国際自動車連盟)に申し入れることを決めた。
FOTA (C) Formula One Teams Association
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FOTAとしては、全体の流れとして予算削減の方向には同意するものの、その具体的な内容についてはFOTAとFIAとが共同で内容について協議すべきものとしている。

ただし、これについてはすでにFOTA内部でも考え方が分かれていて、分裂の可能性を憂慮する向きもある。

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2009/04/29

メーカー系チーム、KERSの扱いで足並みに乱れ

2009年の採用は自由、2010年シーズンからは全チーム義務になることになっている「KERS」(Kinetic Energy Recovery System:運動エネルギー回収システム)の搭載だが、メーカー系チームの間にもこの扱いで足並みに乱れが出てきているようだ。
FOTA (C) Formula One Teams Association
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すでにこれを活用しているマクラーレン(メルセデス)やBMWザウバーなどはこれをさらに推進する立場となられるが、ルノーではフラビオ・ブリアトーレ代表が「来年はこれを禁止すべき」と、離脱する方針を示している。

フェラーリの判断は不明だが、まだトライしていないトヨタは当分投入する予定がないものとみられている。
同じく、トヨタ・エンジンを使うウィリアムズや、ルノー・エンジンを搭載するレッドブル・レーシングにも投入する予定はまったく聞かれていない。

今後、F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)がどのように考えを収れんするのか注目されるが、その一方でFIAのマックス・モズレー会長には方針変更の意志はまったくないようだ。

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2009/04/21

ブラウンGP、FOTAから離脱の可能性も

開幕2連勝と最高のスタートを切った『ブラウン・グランプリF1チーム』だが、ここに来て厄介な騒動が持ち上がり始めてきたようだ。
Brawn GP『BRG001』(C)Brawn GP F1 Team
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というのも、旧ホンダ・チームを買収して生まれた形の同チームがホンダ時代のテレビ放映権の分配金を継承して受け取ることについて、反対する意見が出てきたからだ。

その急先鋒がルノーのフラビオ・ブリアトーレ代表で、同氏は「ブラウンGPは新しいチーム」として上記分配金や機材輸送のFOM便使用の権利について資格がないと主張している。
しかしその裏には、ブラウンGP躍進の有力要素とされたディフューザーが合法と判断されたため、反対してきたルノーらはこの開発に新たな資金が必要になるなどで業を煮やしてことがあるようだ。
同氏はまたロス・ブラウン氏がFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)の技術委員長を務めていることにまで反発の姿勢をみせている。

分配金の額は3千万ユーロ(約38億円)にも達するとみられ、資金難でスタートしたブラウンGPにとっては喉から手が出るほど欲しいだけでなく、当然これまでは想定していたもの。

注目されるFOTAの会議はスペインGP直前の5月6日(水)に行われる予定だが、最悪ブラウンGPのFOTA離脱という事態も考えられなくはない。

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2009/04/02

FOTA、あらためてポイントでの王者決定を主張

F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)が、1日(水)あらためてポイント・システムによるシリーズ・チャンピオンの決定継続を主張する声明を明らかにした。
1985 Europe GP (C)Williams F1
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FIA(国際自動車連盟)は今シーズン開幕前、これまでのようなポイントの多寡ではなく優勝した回数でチャンピオンを決める、いわゆるメダルシステムの導入を図ったが、FOTAの反発によりいったん断念に追い込まれていた。
しかし2010年シーズンには再びこれを導入する構えをみせていて、チーム側からは警戒の動きがみられているもの。

FOTAが考えているのは、現行のように勝者のメリットが少ない『10-8-6-5-4-3-2-1』から『12-9-7-5-4-3-2-1』へと拡大するものだが、FIAによる案はポイントには関係なく勝利したレースの数だけで決定するというもの。
(なお2008年シーズンに当てはめた場合、いずれの案でもチャンピオンはフェリッペ・マッサのものになる計算)

実際にレギュレーションを変更するには両者の合意が必要で、今後の話し合いの進展に注目が集まる。

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2009/03/25

ハウグ代表(メルセデス)、「協議は建設的であるべき」

F1選手権で最も重要な要素であるべき『チャンピオンの決定』という部分で対立する場面を露呈してしまったFIA(国際自動車連盟)とFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)だが、メルセデス・モータースポーツのノルベルト・ハウグ代表は「協議は建設的であるべき」」と、対立の激化にならぬようドイツの通信社『スポーツ・インフォメーション・サービス』に語った。
Norbert Haug (C)Mercedes Motorsport
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「結論は2010年まで先送りされたのだから、検討する時間は十分にある。
いま大事なことは対立することではなく、お互いが協調すること。
われわれはスポーツをやっているのだから、お互い相手の意見に耳を傾ける素直な姿勢がなくてはならない」と、戒めた。

先にFOTA側が示した優勝者のポイントをこれまでより増加させる案に対し、FIAは単純に優勝回数の多寡だけでチャンピオンを決定する案を呈示、合意には至らなかったもの。
新しいポイント・システムの策定は2010年に先送りされている。

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2009/03/23

エクレストン氏、「来シーズンは絶対新システム導入」

自ら『金メダル方式』として主唱した新しいF1ポイント・システムがFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)の反発により断念に追い込まれたバーニー・エクレストン氏だが、それでも「来シーズンは絶対に導入される」と強い姿勢であることを英『BBCスポーツ』でみせている。
Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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「私はこの案が間違いなく今シーズンから導入されるものと確信していた。
全チームが同意するものと思っていたからね。
しかしながら、若干の人間はこのアイデアを好ましく思わなかったようだ。
とはいえほんとうにF1のことを考えるならば、来年は絶対この方式によってチャンピオンシップが戦われることになる筈だよ」

これまでF1の商業面を握る実力を背景にリードしてきたエクレストン氏だが、F1チームによって構成されたFOTAとの対立に、今後頭を痛めるシーンが多くなりそうだ。

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モズレー会長、「新ポイント・システム反対は意外」

FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長は、FOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)の反対により今シーズンの導入が断念された新ポイント・システムについて、「チーム側が反対するとは思わなかった」との見解を英『デイリー・テレグラフ』紙で明らかにした。
1985 Europe GP (C)Williams F1
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今回FIAのWMSC(世界モータースポーツ評議会)は、先にFOTA側が提案していた1位から8位まで入賞のポイントを現行の『10-8-6-5-4-3-2-1』から『12-9-7-5-4-3-2-1』へと拡大する新しいシステムを退け、ポイントはそのまま、しかし年間のチャンピオンについては最多勝利数によって決めるという異なった案を突然示したもの。

しかしこれにFOTAは猛反発、全チームの同意がなければ変更できないと姿勢を硬化していた。

モズレー会長によれば、「私はWMSCからチーム側の同意も得られていると聞いていたのに……」とのことで、事態の展開が自身が想定していたものとは異なった様相になっていることを示した。

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2009/03/22

FIA、結局新ポイント・システム導入は延期に

17日WMSC(世界モータースポーツ評議会)が発表した2009年シーズンに向けた新F1ポイント・システムについて、FIA(国際自動車連盟)は結局今シーズンの導入を断念、延期することを発表した。
F1 Image (C)Ferrari S.p.A
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FIAが示したシステムによれば、現行の1位から8位までに与えられる『10-8-6-5-4-3-2-1』を変更しないものの、シリーズ・チャンピオンについてはポイントではなく『最多優勝者』に与えるとしたもの。

しかしこれについてF1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は20日、この正当性について反論する立場を明確にしたため、FIAの対応が注目されていた。

FOTAのスポークスマンは、2010年シーズンの新ポイント制をFIAと共同で策定するための作業については全面的に協力する姿勢を明らかにしている。

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2009/03/21

FOTA反発、「FIAのルール変更は急すぎる」

F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は、先週FIAのWMSC(世界モータースポーツ評議会)が明らかにした2009年のF1レギュレーション変更について、「決定が急すぎるし、その正当性を疑う」と手順についても反発の姿勢を示している。
Formula One Teams' Association (C)FOTA
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それによれば、「WMSCが提案したレギュレーションの変更は、F1スポーティングレギュレーション付則5、およびFIA国際競技規則第199条に規定されている変更手順に沿っていない」という。
つまり、こうしたルールの変更には2009年シーズンに参戦するすべてのチームの同意が必要であって、事実上開幕までもう2週間を切った今の時期の変更は遅すぎるという主張だ。

いったんは協調体制にあったFIAとFOTAだが、ここでまた対立することになると再びF1の将来が危ういものになりかねない状況だ。

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2009/03/19

FIAとFOTA、F1改革案で対立深まる

17日(水)発表されたWMSC(世界モータースポーツ評議会)によるF1改革案は、結果的にF1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)が先に示したものを受け入れず、FIA(国際自動車連盟)が独自の案を強く発揮したものとなった。
Formula One Teams' Association (C)FOTA
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たとえばFOTAが示した『12-9-7-5-4-3-2-1』というポイント・システムはまったく無視。
また『自主努力』とはいうものの、マックス・モズレー会長は2010年にはF1チームの活動総予算の上限を3千万ポンド(約41億円)に制限するという厳しい案を示してチーム側の反発を招いている。

FOTAによれば、こうした提案について事前に根回しがなく寝耳に水状態だったばかりか、41億円という金額は上位チームならドライバーへの契約金であらかた吹っ飛ぶような金額。
とても承服できるようなレベルではないというものだ。

モンテツェモロ/FOTA会長は直ちにこれを非難するコメントを発表しているが、フェラーリやマクラーレン、トヨタのような巨額予算のチームが反発する一方で、プライベート・チームにとっては逆に巻き返しの大きなチャンスと受け取る向きもあるようだ。

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2009/03/10

モンテカルロ社長(フェラーリ)、「経済危機は良いきっかけ」

リーマン・ショックをきっかけに世界中を襲った経済危機は、F1の世界も例外ではなくホンダ・チームの撤退など大きな影響を及ぼしているが、フェラーリ・チームの母体フィアット/フェラーリ・グループの総帥であるルカ・モンテツェモロ社長は「F1の改革にとってむしろ良いきっかけだった」と前向きの姿勢を示している。
Ferrari Prancing Horse (C)Ferrari S.p.A
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これは英『ロイター』が伝えたもので、その中でこのイタリア人は「この経済危機はF1にとってもショックなものだったが、かねて言われてきたコスト削減を大きく前進させたという意味で、F1にとって有益であり、実際に未来に備えるための大きなきっかけになったと思う」と、前向きに捉えているところを示した。

「いまやわれわれすべてのチームが新しいコスト削減の方策を見出すことで一致していて、FOTAは具体的な改革案を世界に示すことができた。
全チームは2012年までの新しいコンコルド協定にサインすることで合意しており、今後1チームたりとも欠けることはないし、自動車メーカーの撤退もない筈だ」

なお2008年、フェラーリ社は6587台の販売台数を記録、経常利益も約392億円と過去最高の業績を記録している。

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2009/03/08

エクレストン氏、FOTA提言のポイント・システム支持

FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)代表のバーニー・エクレストン氏が、FOTAが提言したF1の改革案について、ポイント・システム部門で珍しく同調する姿勢をみせている。
1985 Europe GP (C)Williams F1
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今回FOTAが示した新しいポイント・システムでは、現在1位から8位までの入賞者に「10-8-6-5-4-3-2-1」のポイントを付与しているのに対し、これを「12-9-7-5-4-3-2-1」とし、よりグランプリ優勝者との差別化を図ろうというもの。

これまでとかくチーム側の意見とは対立する場面の多かったエクレストン氏だが、「すべてのファンはグランプリに勝つことの価値が高まることを望んでいる」と優勝者をより優遇する立場であることを示し、このポイント・システムについてかねての持論と一致、見解を共にしていることを明らかにした。

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2009/03/06

FIAと全面対決? FOTAが独自の新F1システム提言

FIA(国際自動車連盟)が矢継ぎ早にF1の改革を進める一方で、F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)が5日(木)ジュネーブで会合、終了後独自のF1改革案を提示した。

提案は多岐に渡るが、その要旨は次のようなものとなっている。

【テクニカル】

2009年シーズン
・1エンジンあたりの走行距離を100%以上増加させる。
(1ドライバー、シーズンあたりエンジン8基まで)
・風洞およびCFD(計算流体力学)使用を削減。
・チームあたり1シーズンのエンジン料金を800万ユーロとする(約9億8千万円)

2010年シーズン
・ チームあたり1シーズンのエンジン料金を500万ユーロとする(約6億2千万円)
・ チームあたり1シーズンのギアボックス料金を150万ユーロとする(約1億8千万円)
・ KERSの標準化(チームあたり1シーズンの目標を100万~200万ユーロとして入札を行う(約1億2千万円万~2億4千万円)
・ 2009年の空力的開発支出をさらに50%削減する。
・ シーズン中のシャシー、ボディワーク、空力学的開発反復数を特定する(承認制)
・ 新奇な金属および複合素材を広範囲に渡り禁止する。
・ 標準化テレメトリおよび無線システムを一本化する。

【スポーティング】

2009年シーズン
・ テストの制限(50%)
・ グランプリ優勝者の差別化と報酬を大きくするための新しいポイント・システムを導入する(12-9-7-5-4-3-2-1)
・ レース開始時の燃料搭載量、タイヤ仕様、給油データを公表する。

2010年シーズン
・ 新たな予選フォーマットを提言する。
・ ポイント獲得のさらなる新しいシステムを検討する(例:レース中の最速ピットストップに対するコンストラクターズ・ポイントの付与等)
・ テストをさらに削減する(オフテストは1台4日、シーズン前シェイクダウンは1台1日)
・ レース距離をより短縮する(250kmまたは最長1時間40分)
ただし商業権保有者の承認待ち

【コマーシャル】

2009年シーズン
・メディアに対するデータ提供を増大させる。
・観客との関わりを改善するため、テニスやクリケットのようにF1活動を説明的かつ動的に見せる方法を探索する。
・グランプリ期間中にチーム広報がテレビ出演することを許可する。
・チームやFOTAのウェブサイトを通した消費者経験の強化を図る。
・グランプリ週末中のドライバーによるサイン会を義務化する。

2010年シーズン
・ テレビ放送を通じ、消費者経験を強化する取組みを図る。

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2009/02/20

FOTA、独自の『F1未来像』を来月発表へ

大幅なコスト削減が求められているF1については、FIA(国際自動車連盟)が矢継ぎ早に改革案を示しているが、F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)も、独自の『F1未来像』を来月発表することがわかった。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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これは、FOTAの代表を務めるルカ・モンテツェモロ氏(フェラーリ)が明らかにしたもので、それによれば3月5日(木)、スイスのジュネーブにおいてFOTAに属するすべてのチーム代表が同席した上でFOTA独自の改革案を記者発表するというもの。

ただF1の未来像についてはメーカー系チームとプライベート・チーム(レッドブルやウィリアムズなど)との間でも微妙なズレがあるとも言われていて、果たして同日どのような具体案が示されるのか注目される。

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2009/01/10

FOTA、異例のホンダ・チーム売却支援

今週、英国内でテクニカル・ワーキング会議を開いたF1チームの団体であるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は、F1の存続に向けさらなるコスト削減案をまとめ了承した。
Image (C)Honda Racing
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具体的には、2009年シーズンにおける空力テストの大幅な制限や、2010年意向を見据えた低価格ギヤボックスの導入、独立系チームへの低価格エンジン供給など多岐に渡るが、注目すべきはホンダ・チームの売却についての支援に関する項目だ。

これまでこうしたチーム売却について他のチームはきわめて冷淡なのが通例で、かつてジョーダン・チームなどもチーム名変更が許されないなど不自由を託ったが、今回はもしホンダ・チームの売却がまとまった場合、新チームを全面的に支援、いかなるエントリー名の変更があっても登録に合意することを確約するなど異例な計らいとなった。

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2008/12/28

L.モンテツェモロ氏、今度はFIA会長を口撃

FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏と激しいバトルを繰り広げたFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)のルカ・モンテツェモロ代表が、今度はその『口撃』の対象をもう一方の雄であるマックス・モズレーFIA会長に振り向けた。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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これは同会長が率先して導入を図る「KERS」(運動エネルギー回収システム)について、英『オートスポーツ』誌で反撃したもの。
その中でフェラーリ総帥でもあるモンテツェモロ氏は、「KERSを早急に導入しようなんていうのはまさに時期尚早というものだよ。
このシステムはまだ未成熟で、世に出すには早過ぎるんだ。
そもそもすべてを一晩で成し遂げることは不可能。
プロセスというものが必要なんだ。
これをレースで試すにはまだまだ時間が必要だし、いま無理矢理これを使うのは誤ったことだと言えるね。
それにF1のKERSとロードカーのKERSとの間に何の共通点もない。
つまりこれは無駄な浪費を強いる、まさに時代に逆行する悪策なのさ」と、語っている。

モズレー会長は2009年シーズンのKERS導入こそ断念したものの、2010年には正式導入するとしていて、現在各チームはこの開発に多くの作業を強いられている。

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2008/12/20

モンテツェモロ氏、F1存続に向けさらに大胆発言

F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)の代表としてこのところ目覚ましい存在感をみせているルカ・モンテツェモロ氏(フェラーリ)が、さらなる大胆発言を続けて注目を集めている。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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英『オートスポーツ』誌らが伝えるところによれば、同氏はF1の商業権を一手に取り仕切るFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏に対し、チーム側の取り分増額を強く要求する意向を明らかにしているとのこと。

「一番大事な収入金額すら明らかにされないプロスポーツというのは明らかにおかしいだろう。
サッカーだって野球だって、みんなクリアにしているではないか。
エクレストンはいったいどれだけ手にしているんだ。
あるいはF1にもプロ野球コミッショナーのような存在が必要になるかも知れない」と、牽制を掛けた。

また同氏はF1ドライバーの契約金についても「F1自体が存続できるかどうかというこんな危機的状況においては、ドライバーの契約金も見直されて当然」と、言及。
F1ドライバーの契約金については一切明らかにされていないが、ウィリアムズの中嶋一貴が1億円に届かないとみられるのに対し、フェラーリのキミ・ライコネンなどは年間30億円超とも言われている。

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2008/12/11

FIAとFOTA、F1のコスト削減で合意へ

10日(水)、モナコで会合を持った世界のモータースポーツを司るFIA(国際自動車連盟)とF1各チームで構成されるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)とが、F1のコスト削減に向けて基本的合意に至った模様だ。
Image (C)Williams F1
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まだ合意事項の詳細について明確にはされていないものの、両者は「フォーミュラワンにおける合意について、かつてない充実した内容になった」と、自賛している。

折りからの世界的経済不況はホンダ・チームの突然のF1撤退という大事を引き出していて、今後さらなるチームの撤退が続けばフォーミュラワン自体の存続にも悪影響が出かねないということで、両者はついに危機感を共有し始めたようだ。

合意事項の詳細については、今後FIAのWMSC(世界モータースポーツ評議会)で具体化される見込みだ。

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2008/12/10

モンテツェモロ氏、テレビ放映権料分配の増加求める

F1はその継続のため、コスト削減の必要性が叫ばれているが、F1各チームで構成するFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)では、その一方で莫大なテレビ放映権料が正当に分配されていないとの不満を示している。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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FOTAの代表に就いたフィアット/フェラーリ・グループ総帥のルカ・モンテツェモロ社長は、「われわれは現行の分配システムがベストであるとは考えていない。
実際にマシンを走らせているチームに対し、もっとその割合を増額すべき、ということで各チームの考えは一致している。
今後、われわれはエクレストン氏と真剣に話し合うことになるだろう」と、説明している。

テレビ放映権料を含むF1の商業権は、エクレストン氏率いるFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)が独占していて、以前から不満の声が挙がっているもの。

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2008/12/05

F1チーム代表者、ジュネーブ(スイス)で会合

FOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)を構成する各F1チームの代表者が、4日(木)今後のコスト削減案検討のためスイスのジュネーブに集まって会合をスタートさせた。
Nightrace Image (C)Redbull Racing
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F1のコスト削減についてはすでにFIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長が強いリーダーシップを発揮していて、チーム側から有効な策が講じられなければ独自の強権発動をすると宣言している。

また統一エンジン問題や予選フォーマットの改定、さらにバーニー・エクレストン氏からは現行のポイント・システムに変えて新たなメダル・システムのアイデアが出されるなど、検討すべき課題は山積だ。

FIAはすでに来週WMSC(世界モータースポーツ評議会)を予定していて、チーム側に残された時間は多くない。

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2008/11/22

FOTA、新しい予選方式を呈示

FIA(国際自動車連盟)に押しつけられることなく、F1の将来を模策するF1チームの集まりFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)が、今度は予選方式について新たな提案をまとめている。
iMAGE (C)Ferrari S.p.A
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現在F1の予選はQ1からQ3まで3つのステージで行われていて、Q1では20台から15台に、またQ2では15台から10台にノックアウトされ、最終的に残った10台によりQ3でグリッドのトップ10が決められている。
しかし最終ピリオドでは、レース戦略を捨て燃料を少なくしてトライしたマシンが有利になりポールポジションを獲得するケースがあるのが現実だ。

FOTAの案によれば、予選では全車が同じ燃料搭載量で走行し、各周回ごとに最も遅いマシンから脱落していくというもの。
この方式により14周した結果(14台が脱落)、生き延びた6台のマシンにより再び新しいタイヤと燃料により最後のトップ6グリッドを目指してバトルを繰り広げるというもの。
この方式であれば、真に速いマシンがポールシッターになるということになる筈だ。

ただこの案が実際に採用されるには、まだFIAとの協議や全チームの同意など、高いハードルが待ち構えている。

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2008/11/11

FOTA、エンジンコスト削減で統一化に抵抗

F1各チームで構成するFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は、かねてFIA(国際自動車連盟)が主導するF1エンジンの統一化に難色を示しているが、これに対抗する新たな『エンジンコスト削減案』を示している。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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FOTAの代表に就いたルカ・モンテツェモロ氏(フェラーリ)によれば、「われわれは現在2千万ユーロ(約25億円)以上と目されるF1エンジンの費用を、2011年までに1,500万ユーロ以上削減し、わずか5百万ユーロ(6億2千万円)に留めることで合意した。
これにより、モズレー(FIA会長)が杞憂するF1コスト削減は十分に図られる」とのことで、独自案の実現に強い自信をみせている。

さらに同氏は「なんで他所のメーカーが作ったエンジンを搭載して、フェラーリだとトヨタだのと、関わっていないコンストラクターのラベルを貼ることができるのか」と、あらためて統一エンジン案に不快感を顕わにしている。

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2008/10/29

フェラーリも統一エンジンの採用に難色

FIA(国際自動車連盟)が先に明らかにした2010年からの統一エンジン採用の案に対し、F1の雄フェラーリも難色を示していることがわかった。

それによればフェラーリの言い分は「コスト削減は重要で問題で必要なことではあるが、F1から競争と技術開発が失われるならば参戦の意味はない」として、最悪の場合F1からの撤退もあり得るという強硬なもの。
F1 Engine Image (C)Honda Racing
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この案についは元々メーカー系チームが反発することが予想されていて、すでにトヨタがいち早く反対の姿勢を示すなどしていたが、近年になって参戦した多くのチームとは異なり、1950年の最初の年からすべてのシーズンに参加してきた名門のフェラーリがF1撤退となれば話は別だ。

フィアット/フェラーリ・グループのルカ・モンテツェモロ社長はF1チームの団体であるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)の代表も務めていて、これがFIAと対立することになればせっかくまとまりかけてきたF1がまた混乱することも考えられる。

なおFIAが示した統一エンジンへの入札は11月7日までとされている。

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2008/10/22

FIAとFOTA、2009年からのコスト削減案で劇的合意

世界のモータースポーツを取り仕切るFIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)とは、21日(火)スイスのジュネーブで会合を持った結果、かねて課題となっていたF1のコスト削減案について劇的な合意に達したとの共同声明を発表した。
Engine Bench Test (C)BMW Motorsports
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会合を終えたFIAの代表であるマックス・モズレー会長とFOTAの代表であるルカ・モンテツェモロ氏(フェラーリ)とは、「われわれは2009年、そして2010年におけるF1コスト削減について劇的な合意に達した」と、胸を張ってみせた。

詳細な内容についてはまだ明確でないが、英誌の報道によれば「1エンジン2レースという現行ルールが2009年は3レースまで拡大」、「エンジン・マニュファクチャラーズは1千万ユーロ(約13億1千万円)のコストで計25基のエンジンを用意する」、「2009年のテスト距離制限についてブラジルGPの際に合意する」、そして「2010年もしくは2011年の「KERS」(運動エネルギー回収システム)の導入について、さらに検討する」などであるということだ。

詳細についてはまだ今後に委ねられている部分も多いが、全体の方向としてFIAとFOTAが同一歩調を取ることが確認された意義は大きい。

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2008/10/10

世界的金融危機の影響でF1コスト削減進むか

アメリカに端を発した世界的金融危機は各国の経済に深刻な影響を与えていて、これがF1にも及んでくることが憂慮されている。
BMW V8 F1 Engine/Bench Test (C)BMW Motorsports
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そうした中、以前から叫ばれてきたF1におけるコスト削減について、来週上海で行われる中国GPの席で関係者による緊急会議が開かれることが決まった。

これは、かねて削減を推し進めてきたFIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長が、F1チームの団体である「FOTA:フォーミュラワン・チーム・アソシエーション」のルカ・モンテツェモロ代表(フェラーリ)に申し入れて決まったもの。
会議には現在参戦する全てのF1チームの参加が予定されている。

これまで、とりわけ自動車メーカー系チームはいたずらなコスト削減には反対してきたのが実情だが、現在の経済危機は自動車メーカーそのものの経営にも影響が及ぶことは必至で、今回の会議で一気にコスト削減の方策が進む可能性がありそうだ。

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2008/10/02

FOTA、魅力あるF1へ『大胆改革案』示唆

FIA(国際自動車連盟)、そしてエクレストン氏率いるFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)に対抗して設立されたF1チームによる団体「FOTA:フォーミュラワン・チーム・アソシエーション」が、より魅力あるF1に向けて大胆な改革案を検討していることがわかった。
Image (C)BMW Sauber F1
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FOTAでスポーティング・ワーキンググループの責任者となったマクラーレンF1のマーティン・ウィットマーシュCEOは、とりわけ現在観客の少ない金曜日のフリー走行セッションについて新たな改革案を示している。
それによれば、セッションの時間を45分程度に短縮し、総額100万ドル(約1億6千万円)もの賞金を賭けタイム争いさせる、などというもの。
熱心なファンが多い日本GPなどはともかく、とりわけアジアの他の新興グランプリなどでは金曜日は閑古鳥が鳴いているのが実情だ。

なおF1改革については、バーニー・エクレストン氏もオリンピックのような「メダル争い」を採り入れる案など、ユニークなアイデアを示している。

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2008/09/12

モンテツェモロ氏(フェラーリ)、「FOTA」の代表に

7月に会合の場を持ったF1参戦各チームは、新たなF1コンコルド協定の策定などに向け、F1チームとしての新団体「FOTA:フォーミュラワン・チーム・アソシエーション」を設立することで合意したが、11日(木)モンツァで再び会合、具体的な活動に向けていよいよ動き出した。
Image (C)Ferrari S.p.A
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それによればFOTAは最初の会長としてフェラーリ会長のルカ・モンテツェモロ氏を、また副会長にはTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)のジョン・ハウェット社長をそれぞれ選出。

また内部には3つの作業部会を設立、スポーティング・ワーキンググループにはマクラーレンF1のマーティン・ウィットマーシュCEOが、テクニカル・ワーキンググループにはホンダ・チームのロス・ブラウン代表が、そしてコマーシャル・ワーキンググループにはルノー・チームのフラビオ・ブリアトーレ代表が就くという、これ以上ないほど重厚な布陣が敷かれることとなった。

これにより、F1チーム側もFIAやFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)に遜色ない強力な体制で今後のF1に寄与できるものと期待される。

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