2024/12/13

ピレリ、短命C6タイヤに困惑

Abu Dhabi Test
Y_tsunoda_redbull_car_lアブダビGP終了後にヤス・マリーナ・サーキットで開催された合同テストでピレリは来シーズンを見据えた新タイヤ『C6』を投入、各チームによりテストを行った。

しかし現行のものよりさらに柔らかいコンパウンドのこのタイヤは耐久性に欠け、すぐにグラデーションが生じ1周のアタックラップも最後まで持たないことが発覚、苦情が続出。

ピレリのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングによれば『C6』は特定の市街地コース向けに開発された最も柔らかいコンパウンドのものであり、いずれも特設コースであるモナコGPやカナダGP、シンガポールGPそしてラスベガスGP等での投入を想定していたという。

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2024/12/11

アブダビ合同テストタイム(12/10)

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 C.ルクレール MON Ferrari 1'23.510 134
2 C.サインツ ESP Williams 1'23.635 146
3 G.ラッセル GBR Mercedes 1'23.789 134
4 N.ヒュルケンバーグ GER Kick Sauber Ferrari 1'23.859 113
5 K.アントネッリ ITA Mercedes 1'23.873 62
6 岩佐 歩夢 JPN RB Honda RBPT 1'24.100 110
7 P.オワード MEX McLaren Mercedes 1'24.222 116
8 J.ドゥーハン AUS Alpine Renault 1'24.268 137
9 P.アーロン EST Alpine Renault 1'24.275 121
10 E.オコン FRA Haas Ferrri 1'24.305 119
11 L.ブラウニング GBR Williams Mercedes 1'24.375 105
12 平川 亮 JPN Haas Ferrari 1'24.435 133
13 L.ローソン NZL RB Honda RBPT 1'24.440 159
14 A.ルクレール MON Ferrari 1'24.576 68
15 I.ハジャー FRA Redbull Hond RBPT 1'24.632 125
16 L.ノリス GBR McLaren Mercedes 1'24.678 84
17 角田 裕毅 JPN Redbull Honda RBPT 1'24.689 127
18 G.ボルトレト POR Kick Sauber Ferrari 1'24.738 130
19 O.ピアストリ AUS McLaren Mercedes 1'24.838 72
20 J.クロフォード USA Aston Martin Mercedes 1'24.997 109
21 F.ドラゴビッチ BRA Aston Martin Mercedes 1'25.010 146
22 F.ベスティ DEN Mercedes 1'25.159 55

   * 2024 PP-Time:1'22.595 L.ノリス(McLaren Mercedes)
   * 2023 Test-Time:1'24.393 E.オコン(Alpine Renault)
    (ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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角田裕毅(レッドブル)は17番手タイム

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_cokpit_redbull_l12月10日(火)、アブダビGPを終えたばかりのヤス・マリーナ・サーキットか舞台にアブダビ合同テストが行われた。

全チームは共に各2台の今季マシンを用意、このうち1台は有効なスーパーライセンスを所持するドライバーがピレリの来季用タイヤテスト、もう1台はグランプリの出走回数が2回以下のヤングドライバーを走らせるもの。

テスト内容がそれぞれ異なるのでタイムの比較に意味はないがレッドブルを走らせた注目の角田裕毅のタイムは17番手というものだった。

テストタイムはこちら

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2024/10/25

アストンマーティン、合同テストにクロフォード起用へ

Aston Martin AMR24
Astonmartin_amr24_m_20241025101001アストンマーティンF1チームは最終戦アブダビGP終了後に当地で行われる若手合同テストに、同チームの育成ドライバーであるジャック・クロフォードを起用することを明らかにした。

クロフォードは18歳のアメリカ人ドライバーで今季は『FIA・F2選手権』に参戦して現在ランキング5位に着けている。
これまで旧型の『AMR22』でデモンストレーションランを行った経験はあるが、最新仕様の『AMR24』を走らせるのはこれが初体験ということになる。
「ヤス・マリーナ・サーキットは良く知っているコースなので楽しみにしている」と、意欲をみせている。

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2024/10/06

2026年シーズン前テストは3倍の規模へ

Bahrain Circuit
Bahgp_002_20240917073601F1レギュレーションが大きく変更になる2026年に先駈け行われるシーズン前テストについて、F1委員会は3日間のセットを3回、計9日間という日程を計画していることを明らかにした。

これは2025年に比べ3倍の規模になるがマシンやPU(パワーユニット)が一新されることや新規参入するチームがハンディにならないよう考慮したものという。
開催場所は未定だが、2025年はこの時期気候温暖なバーレーン・サーキットが選ばれている。

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2024/09/17

2025年もシーズン前テストはバーレーンで

Bahrain Circuit
Bahgp_002_20240917073601F1は、恒例になっているシーズン開幕前の合同テストを、2025年もF1バーレーンGPの開催地であるバーレーンのサクヒール・サーキットで実施することを明らかにした。

日程は2025年2月26日~2月28日の3日間。
ただこれまではバーレーンGPが開幕戦だったので好都合だったのに対し、2025年は4月の第4戦なので苦慮の措置ということになる。

歴史的にシーズン前テストはスペインやポルトガルなどでの開催が多かったが、気温の高いことや天候が安定していることなどから近年はこの中東の地で定着している。

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2024/06/16

フェラーリ、ムジェロ・サーキットでタイヤテスト

Mugello Circuit
Mugello_circuit_lフェラーリ・チームはピレリタイヤと共に2025年仕様のタイヤテストをイタリアのムジェロ・サーキットを舞台に2日間の日程で行った。

マシンはフェラーリの『SF-24』で担当したのは初日がルクレール、2日目がサインツ。
今年、タイヤテストはバルセロナ、ヘレス、鈴鹿、そしてポールリカールに続く5回目。
当地でF1の公式プログラムが行われるのは2020年のトスカーナGP以来ということになる。

なお本来ドライタイヤ開発が主眼のテストだが、一時雨に見舞われたためその条件下ではインターミディエイトタイヤが使われた。

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2024/05/11

FIA、新型タイヤガードを実車テスト

Tyre Guard
Ferrari_tyreguard_mFIA(国際自動車連盟)はフェラーリ・チーム協力の元、イタリアのフィオラノ・サーキットを舞台に新型タイヤガードの実車テストを行ったことがわかった。

これは通常行われるプライベートテストのようなフィルミングデーとは異なりFIAが公認したもの。
フィオラノは同チームのファクトリーに隣接する利便性から選ばれたものとみられる。
ステアリングを握ったのはレースドライバーのルクレールとリザーブドライバーのベアマン。

現行のタイヤガードはタイヤが巻き上げる水煙に対応することが出来ていないことから、新型のガードは覆う面積を拡大、さらにリヤタイヤ用のものもテストされたようだ。

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2024/04/03

ピレリ、日本GP後にタイヤテスト実施へ

Pirelli Tyre
Tyre_work_lF1にタイヤを独占供給するピレリは、今週の日本GP終了後に開催地・鈴鹿サーキットを舞台にタイヤテストを行う予定を明らかにした。
テストは今シーズン後半から2025年シーズンのタイヤ開発を見据えて実施されるもので、各チームが交替で年間複数回行われる。

それによれば日程は4月9日(火)と4月10日(水)の2日間。
今回担当するのはビザ・キャッシュアップRBとキック・ザウバー2チームの予定。
鈴鹿サーキットはF1の中でも屈指のテクニカルコースで路面グリップも高く、ハイレベルな性能のタイヤが求められるという。

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2024/02/24

テスト最終日、再び施設不具合で赤旗中断に

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_test2月23日(金)、バーレーン・サーキットで行われた3日間に渡るシーズン前テストは最終日を迎えた。

しかし午前の走行開始からわずか20分でペレス(レッドブル)のスローダウンによりセッションは赤旗中断。
原因は前日に続き11コーナー・サイドの排水口カバーが外れたためだった。
コース上では再び溶接などの修復作業が行われ、再開後は予定された1時間のセッション間インターバルを挟むことなく、現地時間19時過ぎまでのノンストップ走行となった。

最終日トップタイムを記録したのはまたしてもフェラーリで、今度はルクレールが前日の僚友サインツのタイムには及ばなかったものの1分30秒322をマークしてみせた。
2番手はラッセル(メルセデス)、3番手周冠宇(ステーク)と続いた。
また注目のフェルスタッペン(レッドブル)は4番手、角田裕毅(ビザRB)も5番手と開幕戦に期待を持たせた。

*シーズン前テストの結果はこちら
*シーズン前テストの画像はこちら

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