2008/04/19

ブリヂストン、「ウォーマーなくても大丈夫」

今回のバルセロナ合同テストで実験投入されたスリックタイヤについて、そのグリップに歓迎の声を上げる一方で、一部のドライバーからは2009年にはタイヤウォーマーが禁止されることを危惧する意見も聞かれた。
Slick Tyre Image (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
しかしこれについてF1タイヤを一手に供給するブリヂストン・モータースポーツの小林徹郎/テクニカル・マネージャーはそうした懸念は無用とこれを打ち消している。

「たしかにタイヤのウォームアップという部分には改善すべきところがまだ残されている。
今回のテストでは3種類のコンパウンドでできたものを持ち込んだが、われわれが用意するスリックタイヤは著しい進化を遂げている。
2009年のレギュレーションではマシンの側にもエアロダイナミックスの減少など変化があるし、今後さらにタイヤの側にもさらに改良が加えられれば、ウォーマーがないということはそれほど大きな問題にはならないと考えている。
次のテストではさらに進化したF1スリックタイヤを用意できるだろう」

次回、スリックタイヤがテストされるのは7月のヘレス合同テストと目されている。

| | トラックバック (1)

2008/04/18

トヨタ バルセロナテスト最終日の模様(4/17)

バルセロナ合同テスト最終日
雨のコンディションの中、ヤルノ・トゥルーリがテストを行う

ドライバー:ヤルノ・トゥルーリ
距離:4.655km

順調に進んでいたドライコンディションでの3日間のテストの後、最終日のカタルニア・サーキットは予想通り雨となった。
ヤルノ・トゥルーリがインストレーションラップを終えた後、すぐに土砂降りになり、午前中の間に降り続いた大雨はサーキットを水浸しにした。
ランチタイムに大雨が一時止んだので、その後各チームはコースに出た。
しかし残念ながら、午後に入っても雨は断続的に降り続き、午後の走行時間は更に短くなってしまった。
他のチームとは異なり、ヤルノはドライタイヤで走行は行わなかった。
来週、トヨタチームはスペイングランプリのためにここに戻ってくる予定だ。

続きを読む "トヨタ バルセロナテスト最終日の模様(4/17)"

| | トラックバック (7)

中嶋一貴、「スリックタイヤ面白かった」

17日(木)のバルセロナ合同テスト最終日は残念ながら雨に見舞われてしまったウィリアムズ・チームの中嶋一貴だが、初日に初めて履いたスリックタイヤの印象は強かったようだ。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
拡大します
「今日は雨のためにあまり走ることができず、プログラムが予定通り消化することができなくて残念だったけど、でも今日はインターミディエイトタイヤも履いたしドライタイヤも履いたし、次々と異なるコンディションで走るというのはとても興味深いものだったよ。
全体としてはいい仕事ができたと思うから、来週またここに戻ってレースをするのが楽しみだね。
それにしても、テスト1日目に初めてトライしたスリックタイヤは面白いものだったよ」

ディッキー・スタンフォード/テスト・チーム・マネージャーは「今日は来週のスペインGPを想定したレース仕様のセットアップを進める予定だったが、あいにくの天候と、エンジントラブルのために走行が阻害されてしまった。
それでも最後はドライタイヤでも走れたし、難しいコンディションの中、カズキはいい仕事をしたよ」と、語っている。

| | トラックバック (4)

トヨタ バルセロナテスト3日目の模様(4/16)

バルセロナ合同テスト3日目
強い風の中、ヤルノ・トゥルーリがテストを行う

ドライバー:ヤルノ・トゥルーリ
距離:4.655km

バルセロナ合同テスト3日目は、ヤルノ・トゥルーリがティモから引き継いでテストを行った。
カタルニア・サーキットの天候は、朝は灰色の曇り空だったが、午後には雲の間から太陽が顔を出した。
しかしながら、気温は涼しいままだった。明日は雨が予測されている。
そのためトヨタは、できるだけドライコンディションのコースでテストするためにプログラムを修正した。
彼は、来週のスペイングランプリのためのセットアップとあわせて “TF108”の新しい空力パーツの作業に一日の大半を費やした。
また、ランチの前にギアボックスコントロールの問題で中断はあったものの、ダンパーとサスペンションの作業も実施した。
明日のテスト最終日もヤルノがテストを担当する予定だ。

続きを読む "トヨタ バルセロナテスト3日目の模様(4/16)"

| | トラックバック (3)

スーパー・アグリ、当面ホンダが支援か

チーム株式売却交渉が成立直前で破談となってしまった『スーパー・アグリ・F1』、直接の交渉相手だったイギリスのマグマ・グループ・サイドでも困惑を隠せない様子だ。
Super Aguri Honda (C)Super Aguri F1
拡大します
同グループによれば、実際に出資する筈だったのはUAE(アラブ首長国連邦)の投資会社である『ドバイ・インターナショナル・キャピタル』という会社だが、今週突然キャンセルを通達してきたもので、同グループでも事情をつかむのに翻弄されているという。

もちろん一番困っているのはスーパー・アグリ自身で、来週のスペインGPを前に鋭意行っていた準備も中断状態という。
鈴木亜久里代表も、今週行われるもてぎでの『インディ・ジャパン』への出席を急きょキャンセルし事態の打開に奔走している模様。

同チームの今後についてイギリスのメディアでは、当面はチーム設立時からの母体であったホンダが再び支援の手を差し伸ばさざるを得ないのでは、と報じている。
(万一スペインGPを欠場した場合、FIAから巨額の制裁金が科せられる見込みだ)

| | トラックバック (19)

スリック体験のM.シューマッハ、「いい決断」

フェラーリ・チームのミハエル・シューマッハは、「タイヤ・ウォーマーが今後も必要だろう」との感想を示した。
Michael Schumacher (C)Ferrari S.p.A
拡大します
これは16日のバルセロナ合同テストで1997年以来となるひさびさのF1スリックタイヤを体験したあとスペイン紙の取材に答えたもの。

「スリックタイヤによって路面のグリップが著しく増加するからレースは面白くなるだろうね。
ただ、これによってマシン自体のグリップ力やエアロダイナミックスなんかにも大きな影響が出て来る筈だ。
またタイヤの温度管理がとてもシビアになるから、安全のためにはタイヤウォーマーなんかは必要なんじゃないかな。
それでもこの決断(スリックタイヤ復帰)は、F1にとってとても良いことだと僕は思うよ」

ただ、この日のベストタイムについて言えば、かつてのライバルであるアロンソに対して0.84秒ほど遅れるものだった。

| | トラックバック (3)

バルセロナテスト、最終日は雨に(4/17)

Redbull Renault (C)RedBull Racing
拡大します
4日間に渡って行われたバルセロナ合同テストだが、最終日の17日(木)は残念ながら雨によってあいにくのウェットコンディションとなった。
ただトップとなったマーク・ウェバー(レッドブル)のタイムは、まだ路面状況が悪化する前にマークしたものだが、この日はすべてのドライバーがインターミディエイトを装着する状況になっている。
この日唯一の赤旗は、中嶋一貴のウィリアムズ『FW30』がエンジントラブルにより1コーナーでストップしたためのものだった。

なおフォース・インディアは前日までの3日間でテストを終了。
また前日新型車をクラッシュさせたトロ・ロッソは参加を取りヤルノ・トゥルーリ、この日走行したのは全部で8チームとなっている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'21.953 37
2 H.コバライネン FIN McLaren Mercedes 1'23.589 34
3 K.ライコネン FIN Ferrari 1'23.619 34
4 R.クビサ POL BMW Sauber 1'24.715 32
5 J.バトン GBR Honda 1'24.873 41
6 中嶋 一貴 JPN Williams Toyota 1'24.927 62
7 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'26.100 61
8 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'32.150 18

   * 2008 TestTime : 1'18.339 F.マッサ/Ferrari F2008 (4/14)
   * ベストタイム及び周回数・マシン名等はすべて非公式です

| | トラックバック (9)

2008/04/17

バルセロナテスト、アロンソがシュー抑える!(4/16)

Image (C)Renault F1 UK
拡大します
16日(水)、第3日目を迎えたバルセロナ合同テストには、いよいよフェラーリのミハエル・シューマッハが登場、初めて2009年用のスリックタイヤにトライした。
しかしこの7回の元F1チャンピオンを抑えてトップに位置したのは同じく元F1チャンピオンであるルノーのフェルナンド・アロンソ、両者のタイム差は0.84秒とかなり大きなものだった。

また3番手にはフォース・インディアのスーティル、4番手にBMWザウバーのクビサ、これにウィリアムズのロズベルグが続いた。
前日トップタイムを記録したホンダのバリチェッロはこの日141もの多くを周回。
またこの日から参加したトロ・ロッソだが、しかしボーデが大きなアクシデントに見舞われている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 F.アロンソ ESP Renault 1'18.483 100
2 M.シューマッハ GER Ferrari 1'19.323 83
3 A.スーティル GER Force India Ferrari 1'19.424 102
4 R.クビサ POL BMW Sauber 1'19.785 112
5 N.ロズベルグ GER Williams Toyota 1'19.841 65
6 R.バリチェッロ BRA Honda 1'19.920 141
7 L.ハミルトン GBR McLaren Mercedes 1'20.591 102
8 S.ボーデ FRA Toro Rosso Ferrari 1'20.715 71
9 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'20.849 87
10 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'20.867 90

   * 2008 TestTime : 1'18.339 F.マッサ/Ferrari F2008 (4/14)
   * ベストタイム及び周回数・マシン名等はすべて非公式です

| | トラックバック (14)

2008/04/16

トヨタ バルセロナテスト2日目の模様(4/15)

バルセロナ合同テスト2日目
ティモ・グロックが引き続きロングランでデータ収集

ドライバー:ティモ・グロック
距離:4.655km

パナソニック・トヨタ・レーシングはバルセロナで4日間のテストを実施中で、ティモ・グロックが今日もテストを行った。
カタルニア・サーキットの天候は今日も涼しかったが、コースは一日を通してドライコンディションのままだった。
ティモは引き続きスペイングランプリのためのセットアップに時間を費やし、あわせてそれに伴うダンパーとサスペンションの作業を行った。
午後遅くに、彼は2009年にF1に導入される予定のブリヂストンのスリックタイヤを試した。
今日は、彼は100周以上を走行して1日を終えた。
明日も来週のレース準備のためのテストは引き続き行われ、ヤルノ・トゥルーリがテストを引き継ぐ予定。

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
ティモ・グロック : TF108/05

ベストラップタイム:: 1分20秒870
順位:8位
周回数:112周
走行距離:521.4km

「この2日間のテストは、とても有意義なものだったね。
われわれは、スペイングランプリのためのセットアップ作業を続けて行い、様々なシステム用のデータを集めるのに午前を費やしたんだ。
われわれは正しい方向に進んでいるから、準備してきたことが来週のレースで役に立ってくれること願っているよ。
一日の終わりに、来年導入される新しいスリックタイヤを試したんだ。
いくつかの重要なデータを集めることができたが、更に研究する必要がある。
けれど今は、目の前の状況に焦点をあてていて、特に来週このサーキットで行われるレースに集中している。
われわれがここで行った作業のおかげで、来週に向けて万端の準備を整えることができるだろう」

ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー
「今日は、様々な異なった要素を組み合わせたプログラムでとても忙しかった。
午前中は、スペイングランプリのためのセットアップ作業を引き続き行い、それにあわせてダンパーとサスペンションを含む他のパーツのテストをいくつか行った。
ランチの後もそれらの作業を続けて行い、午後遅くに2009年に導入されるスリックタイヤのテストを行った。
全体的に見て、計画していたすべての作業を行うことができ、役に立つデータを集めることができた」

| | トラックバック (3)

ルノーも新エンジンカウルをトライ

バルセロナ合同テストではとりわけエアロダイナミックスに各チームで新たなトライが行われているが、ルノー・チームも新しいルックスのエンジンカウルを装着して現れた。
Renault『R28』(C)Renault F1 UK
拡大します
これは、レッドブルの『RB4』がすでに投入しているリヤウィングまで伸びる大型のエンジンカバー・タイプのもので、15日(火)フェルナンド・アロンソがトライした。

まだその結果がどう評価されたかは明らかでなく、来週のスペインGPに実戦投入されるかどうかもいまのところ不明だ。

| | トラックバック (12)

トロ・ロッソ、明日から新型車でテスト参加か

スーパー・アグリと共に、今回のバルセロナ合同テストには参加していないトロ・ロッソだが、どうやら明日16日(水)の第3日目からいよいよ新型車で登場するものと期待されている。
Gerhard Berger (C)Scuderia Toro Rosso
拡大します
新型車『STR3』はこれまで通り基本的には兄弟チームであるレッドブル・レーシングのものを踏襲しているとみられるが、こちらのエンジンはルノーではなくフェラーリのものとなる。
一部にフェラーリが最新仕様のものを供給するのでは、と噂されているが定かでない。

ただ同チームのゲルハルト・ベルガー共同オーナーによれば、もし今回新型車がテストされたとしても直ちに来週のスペインGPに実戦投入されることはなく、おそらくは5月の第5戦トルコGPあたりになるだろうとのことだ。

| | トラックバック (1)

バルセロナテスト2日目、ホンダがトップタイム!(4/15)

Honda『RA108』 (C)Honda Racing
拡大します
15日(火)、第2日目を迎えたバルセロナ合同テストは、ホンダのルーベンス・バリチェッロがただ一人1分18秒台のタイムを叩き出し、トップに立った
条件が同一でないとはいえ、昨年来F1合同テストでホンダのマシンがタイミングモニターのトップに名前を刻んでみせたのは初めてのことになる。
( ただし昨日マッサがマークしたものよりはコンマ5秒ほど遅れるもの)

なお今回のテストは2009年用スリックタイヤが使われていて、上位のタイムはほとんどスリックタイヤでのものとみられる。
(アロンソとハイドフェルドの二人はこの日スリックタイヤを使用していないことが確認されている)

明日はいよいよミハエル・シューマッハがテストに参加、スリックタイヤにトライすることになっている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 R.バリチェッロ BRA Honda 1'18.928 77
2 G.フィジケーラ ITA Force India Ferrari 1'19.721 79
3 F.マッサ BRA Ferrari 1'20.283 113
4 D.クルサード GBR RedBull Renault 1'20.392 87
5 L.ハミルトン GBR McLaren Mercedes 1'20.452 96
6 F.アロンソ ESP Renault 1'20.616 118
7 N.ロズベルグ GER Williams Toyota 1'20.800 115
8 T.グロック GER Toyota 1'20.870 112
9 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'20.981 97

   * 2008 TestTime : 1'18.339 F.マッサ/Ferrari F2008 (4/14)
   * ベストタイム及び周回数・マシン名等はすべて非公式です

| | トラックバック (24)

2008/04/15

トヨタ バルセロナテスト1日目の模様(4/14)

バルセロナ合同テスト開始
初日はティモ・グロックがF1スペインGPに向けデータ収集を行う

ドライバー:ティモ・グロック
距離:4.655km

2008年最初の3レースが終了して、パナソニック・トヨタ・レーシングは、今日ヨーロッパでの活動に戻り、カタルニア・サーキットでテストを行った。
オーストラリア、マレーシア、およびバーレーンの暑さに比べて、バルセロナの天候は、ほぼ一日中曇り空で涼しく、一日の終わり間近には雨が降った。
4月27日にこのサーキットで行われるスペイングランプリの準備開始に伴い、ティモ・グロックがトヨタのドライビングシートに収まりテストを行った。
彼は、今年最初のヨーロッパでのレースのために大きくアップデートを行う“TF108”の空力性能のテストに集中し、あわせてそれに伴うセットアップやその他のシステムに関する作業を行った。
ティモは丸々一日を使い93周をテスト走行したが、明日も同じコースでテストを続ける予定だ。

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
ティモ・グロック : TF108/05
ベストラップタイム:: 1分22秒590
順位:8位
周回数:93周
走行距離:432.9km

「今日はチームとメカニックがいい仕事をしてくれたおかげで、とても実りのある一日だった。
チームのみんなで、われわれが得た数々の新しいデータの解析に集中し、正しい方向を見つけようとした。
私は朝、小さなミスを一つしてしまい、スピンをしてしまったのだけれど、そんなに時間をロスしないで済んだ。
午後には多くの検討すべきデータを集めたから、今度はそのデータをもとに微調整をしなければならない。
今日集めたすべてのデータから、今夜中に正しい方向を見つけることができることができるだろう。
タイムシートにはまだ結果として表れていないだろうけど、今までのところわれわれの仕事には満足している」

ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー
「われわれの今週の主な目的は、10日先に迫ったスペイングランプリの準備をすることだ。
われわれはレースのための車のセットアップとともに、TF108の空力パッケージの改良に集中する予定だ。
今日午後は風が強く、ロングランでの詳細を比較するのは難しかったが、ティモは新しいパーツでテストをし、有益なデータを収集することができた。
今日はしっかり作業を行ったので、全体的に見て、とても実のある一日だった」

| | トラックバック (3)

中嶋一貴(ウィリアムズ)、スリックタイヤに挑む

14日(月)、ウィリアムズ・チームのバルセロナ合同テスト初日は、レースドライバーである中嶋一貴(23歳)の手により行われた。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
拡大します
午前のセッション、中嶋一貴はブリヂストンが用意した2009年用のスリックタイヤにトライ。
午後は『FW30』の主にサスペンション開発を行いながら、トータル72ラップを周回、ベストタイム1'22.431でこの日走行した全9台中7番手となった。

テストを率いるサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「われわれは4日間の予定でバルセロナテストをスタートさせた。
今日は2009年のレギュレーションを見据え、午前のセッションでカズキには新しいスリックタイヤでのデータ収集をしてもらった。
また午後は、来週末行われるスペインGPに向けて、サスペンションのセットアップ・プログラムを行った。
途中、コースアウトする場面もみられたが、全体には順調なテストができたと思っている」と、締めくくった。

| | トラックバック (3)

フェラーリ『F2008』これが噂の革新ノーズ?

14日(月)スタートしたバルセロナ合同テストでは、フェラーリ・チームが新しいデザインのエアロダイナミックスをテストした。
Ferrari『F2008』Nose (C)Ferrari S.p.A
拡大します
これは、センター・セクションの上部に新たな開口部が設けられたもので、位置としてはちょうど左右フロントタイヤの中間あたり。
かねて伝えられていたフロントノーズというより開口部ははるか後方にあり、果たしてこれが噂の革新ノーズであるかは定かでないが、この日段トツのトップタイムをマークしたのはフェラーリ・チームだった。

| | トラックバック (18)

バルセロナテスト初日、好調マッサ最速タイム(4/14)

シーズンが開幕してから初となるバルセロナ合同テストが14日(月)当地でスタートした。
Ferrari/Barcelona Test (C)Ferrari S.p.A
拡大します
初日はトロ・ロッソとスーパー・アグリを除く9チームの9台が参加して行われ、そんな中バーレーンGP優勝で意気上がるフェラーリ・チームのフェリッペ・マッサが1'18.339という好タイムをマークしてトップに立った。
これはシーズン前の合同テスト時に比べ、丸2秒以上も短縮する素晴らしいもの。
2番手にはホンダのテストドライバー、ブルツがつけたものの、トップのマッサとは2.7秒もの大きな差があった。

ただし、テストの内容についてはすでに2009年レギュレーションを踏まえたエアロダイナミックスをテストするチームや、スリックタイヤでの走行など多岐に渡っていて単純な比較は適切ではないようだ。

他チームではマクラーレンがデ・ラ・ロサ、フォース・インディアがリウッツィとテストドライバーでの参加になったが、BMWザウバーはハイドフェルド、ルノーはピケ、レッドブルがクルサード、ウィリアムズが中嶋一貴、そしてトヨタがグロックとそれぞれレースドライバーを参加させている。
なおテストは17日(木)まで4日間が予定されている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 F.マッサ BRA Ferrari 1'18.339 77
2 A.ブルツ AUT Honda 1'21.059 75
3 P.デ・ラ・ロサ ESP McLaren Mercedes 1'21.566 77
4 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'21.679 105
5 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'22.125 69
6 D.クルサード GBR RedBull Renault 1'22.197 59
7 中嶋 一貴 JPN Williams Toyota 1'22.431 72
8 T.グロック GER Toyota 1'22.590 92
9 V.リウッツィ ITA Force India Ferrari 1'22.846 91

   * 2008 TestTime : 1'20.508 F.マッサ/Ferrari F2008 (2/22)
   * ベストタイム及び周回数・マシン名等はすべて非公式です
   * * 印は2008年新型車

| | トラックバック (13)

2008/04/11

M.シューマッハ、バルセロナ合同テスト参加へ

F1は来週14日(月)から、次戦スペインGPを前にその開催地であるバルセロナ・サーキットを舞台に合同テストが行われるが、これにフェラーリ・チームのスーパー・アシスタントであるミハエル・シューマッハ(39歳:ドイツ)が参加することがわかった。
Michael Schumacher (C)Ferrari S.p.A
拡大します
シューマッハが『F2008』をドライブするのは2月に行われたやはりバルセロナでのテスト以来ということになるが、今回のテストの主眼は2009年レギュレーションを想定した先行プログラム。
2009年仕様のダウンフォースが削減されたエアロダイナミックスと、ブリヂストンのスリックタイヤを装着して行う予定ということだ。

| | トラックバック (5)

2008/04/09

スーパー・アグリ、さらに開発遅れ

事前のテストなしというぶっつけ本番で開幕を迎えた『スーパー・アグリ・F1』チームだが、ヨーロッパ・ラウンドを前にすべてのチームが集結する予定のバルセロナ合同テストにも不参加になる模様であることがわかった。
2007 Barcelona Test (C)Super Aguri F1
拡大します
深刻な資金難に見舞われている同チームは、すでに英国のマグマ・グループと株式売却に向けて交渉が続いているとされるが、依然として正式な発表もなく、膠着状態が続いているとみられる。

このままだと各チームが本格的に戦力アップするヨーロッパ・ラウンドにおいても、ただスーパー・アグリだけが置いてきぼりになりかねない様相だ。

| | トラックバック (16)

2008/03/07

レッドブルも最終確認単独テスト

各F1マシンが開幕戦の地メルボルンへと輸送される直前、ホンダ・チームがヘレス・サーキットで単独テストをしたことが伝えられたが、同じくレッドブル・レーシングもまた単独テストを行っていたことがわかった。
Image (C)RedBull Racing
拡大します
こちらはイギリスのシルバーストーン・サーキットが舞台ということだが、当日はイギリスF3とGTマシンのテストがグランプリコースで行われていたため、ドライバーズ・スクール用の別コースを使っていたということだ。
なおドライバーやラップタイムなどは不明。

| | トラックバック (0)

2008/02/28

中嶋一貴ら、「チームは正しい方向向いている」

ウィリアムズ・チームは、バルセロナ合同テストを成功裡に終了、明るい雰囲気のまま開幕戦オーストラリアGPの地に向かえそうだ。
チームはこの3日間でトータル2,500キロを走破、ニコ・ロズベルグ(22歳:ドイツ)、中嶋一貴(23歳)共に好タイムをマークしてシーズン前最後となるテストを終えた。
Williams Toyota FW30 (C)Williams F1
拡大します
中嶋は「いま僕たちはすべてのシーズン前テストを終えた訳だけれども、自分にとってあっという間のことだったね。
今週のテストは最初思うような天候ではなかったけれど、全体としてはいいテストができたと思っている。
チームは正しい方向に向いているよ。
特に個人的には、開幕前に2度もレース・ディスタンス・シミュレーションができたことが良かった。
オフのテストを支えてくれたすべてのスタッフに感謝している。
いまは実際にレースをするのがとても楽しみだ」と、語った。

また僚友ロズベルグのほうも「今週は開幕戦のための新しいエアロダイナミックスをテストすることができた。
幸いマシンには信頼性があるし、この冬の間大きく進歩できたと思っているよ。
今年からトラクション・コントロールが使えなくなる訳だけれど、トヨタはそれに合わせたとてもいいエンジンを用意してくれた。
実際にわれわれがどのレベルにいるかはメルボルンに行ってみないことにはわからなけれど、でもとても面白いに違いないよ」と、期待を語る。

| | トラックバック (2)

トヨタ バルセロナテスト3日目の模様(2/27)

F1バルセロナ合同テスト終了 冬季テストを締め括る
J.トゥルーリがトップタイムを刻み、開幕戦オーストラリアGPへ向け準備完了

F1バルセロナ合同テストは最終日を迎え、好天の下、2008年のF1シーズン開幕前の冬季テストを締め括った。
パナソニック・トヨタ・レーシングは、第1戦オーストラリアGPへ向けて、最後の準備作業のために許されたこの2週間を有意義に活用した。
レースドライバーのヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがセットアップの煮詰めと、開幕戦へ向けた基本的な作業を終了した。
ヤルノ・トゥルーリは更に、午前中の路面コンディションが最良の時に予選を想定した走行を行い、この日の最速タイムを刻んだ。
ヤルノ・トゥルーリは83周を走破したが、その一方で、ティモ・グロックは65周を走破したものの、合同テスト最終日も厳しい一日を過ごすこととなった。
次にチームがサーキットに姿を現すのは、3月14日(金)の開幕戦オーストラリアGP公式練習となる。

続きを読む "トヨタ バルセロナテスト3日目の模様(2/27)"

| | トラックバック (3)

クルサード復帰でベッテルの出番なし

体調不良(首の痛み)で2日目のテストを回避したレッドブル・レーシングのデビッド・クルサード(36歳:イギリス)だが、27日(水)の最終日は元気にコクピットに復帰した。

「テスト1日目に首の神経を痛めたようだ。
でも治療の結果、もう問題はないよ」と、クルサード。
S.Vettel & D.Coulthard (C)Redbull Racing
拡大します
しかし一方、これにより待機していた兄弟チーム・トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテル(20歳:ドイツ)は、再びレッドブル・ルノーを走らせる機会を失うこととなった。
また所属チームであるトロ・ロッソのほうのマシンは僚友セバスチャン・ボーデ(28歳:フランス)が走らせていて、結局こちらに戻ることもできず仕舞い。

ちなみに復帰したクルサードはこの日走行した全19台中2番手になるベストタイムを記録、ベテランとして気を吐いた。

| | トラックバック (0)

シーズン前テスト最終日、トヨタが最速タイム(2/27)

Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
27日(水)、いよいよ今オフ最後のテストとなったバルセロナ、最終的にトップタイムを記録したのはなんと伏兵(?)トヨタだった。
『TF108』を駆ったヤルノ・トゥルーリは、ただ一人1分20秒台に入れる1'20.801のベストタイムを記録。
これまでロングランはともかく、自ら一発タイムがないとされていた『TF108』。
全体の合同テストで最速を記録したのはもちろん今回が初めてということになる。

また2番手には前日の体調不良から復帰したばかりのクルサード(レッドブル)。
3番手にはウィリアムズのロズベルグが続いた。
マクラーレンはコバライネンが4番手につけたものの、フェラーリ勢はライコネンが9番手、マッサは13番手に留まった。
ただしこのチームは得てしてシーズン前テストではタイムを追求しないことが多い。

なお復活が期待されるホンダは、結局最下位で最後のテストを終えることとなった。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap Note
1 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'20.801 83 TF108 *
2 D.クルサード GBR RedBull Renault 1'21.258 76 RB4 *
3 N.ロズベルグ GER Williams Toyota 1'21.293 77 FW30 *
4 H.コバライネン FIN McLaren Mercedes 1'21.309 87 MP4-23 *
5 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'21.368 91 RB4 *
6 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'21.443 114 R28 *
7 F.アロンソ ESP Renault 1'21.454 128 R28 *
8 中嶋 一貴 JPN Williams Toyota 1'21.796 124 FW30 *
9 K.ライコネン FIN Ferrari 1'21.933 80 F2008 *
10 L.ハミルトン GBR McLaren Mercedes 1'22.011 88 MP4-23 *
11 T.グロック GER Toyota 1'22.155 49 TF108 *
12 G.フィジケーラ ITA Force India Ferrari 1'22.233 90 VJM01 *
13 F.マッサ BRA Ferrari 1'22.286 49 F2008 *
14 R.クビサ POL BMW Sauber 1'22.299 93 F1.08 *
15 S.ボーデ FRA Toro Rosso Ferrari 1'22.465 79 STR