2020/04/10

リバティ・メディア、「最低でも今季8戦の開催が必須」

Image (C)Scuderia Toro Rosso
拡大します
現在のところ、2020年のF1は新型コロナウイルスの影響で開幕から8戦がすでに中止ないし延期となっていて、新しい開幕戦は早くても6月のフランスGPとなっているが、これにもヨーロッパ地域の感染状況から懐疑的な見方をする向きが多い。
そうした中、F1のオーナーであるリバティ・メディアでは、たとえ開幕が今年終盤からまで遅れたとしても、最低年間8戦の開催が必須であると訴えた。

それによれば新型コロナウイルスの収束に時間が掛かって開幕が10月あたりにずれ込んだ場合でも、最悪8戦が開催できれば世界選手権として成立するとのこと。
伝統のF1を守るためにもこのラインはなんとしても死守したい考えであることを明かしたもの。

現在のカレンダーでは10月から閉幕まで日本GPを含む5戦がノミネートされているが、ここに8戦を組み込むためには11月末の最終戦をさらに遅らせる必要もありそうだ。

|

ロス・ブラウン氏、「無観客でも欧州戦からスタートすべき」

Ros Brawn (C)Mercedes Motorsports
拡大します
F1を管理するロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターが、新型コロナウイルスの影響で開催が追い込まれている2020年のF1について「たしえ無観客でもヨーロッパのレースからスタートさせるべき」との持論について、イギリスのスポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』で言及した。

「世界中がこんな時だからこそ、F1はすべてのファンにエンターテイメントを一日でも早く提供したい。
問題はグランプリを開催する国だけのものではなく、チームやスタッフら関係者の移動についても課題は山積だ。
無事に到着できればF1はかなりの部分で自己完結できるものと考えている。
そのためには、たとえそれが無観客であるとしてもヨーロッパでのレースから再開するのが望ましい。
無観客というのは誰にとっても決して望ましいものではないが、われわれはその背後にいる世界の何百万人というファンのことをも考えなくてはならないからね」

その上でブラウン氏は現実を反映させた新たな修正F1カレンダーの調整に当たっていることを強調した。

|

2020/04/09

鈴鹿サーキット、5月10日まで全施設臨時休業に

Suzuka Circuit (C)Pirelli Motorsport
拡大します
F1日本GPの舞台である三重県の鈴鹿サーキットを運営する(株)モビリティランドは、同サーキットの全施設を4月10日(金)から5月10日(日)までの約1か月間臨時休業として閉鎖することを決めた。

新型コロナウイルスの影響でこれまでも一部の営業を自粛してきたが、今回政府から緊急事態宣言が発令されたことから全施設の休業に踏み切ったもの。
なお同様にやはり同社が運営する栃木県のツインリンクもてぎでも同じく臨時休業の措置が取られる。

|

「複数開催の要求にも応える」と、レッドブルリンク

A-1 Ring (C)Williams F1
拡大します
F1オーストリアGPの開催地として知られるレッドブルリンクでは、F1が要求するのであればシーズン中に複数レースの開催が可能であるとした。
これはレッドブル・グループの幹部であるヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーがドイツの専門サイト『モータースポルト・マガジン・コム』で明らかにしたもの。

「第11戦に組まれているオーストリアGP(7月5日決勝)については予定通りだ。
ただこの先世界の情勢がどうなるのかは誰にもわからないし、われわれだけの都合で決められるものではない。
現在は予定通りに開催を前提として準備が進められているということだ。
その上で、もしも今後F1からさらなるレース開催の要望があるのなら、レッドブルリンクは問題なくこれを受け入れる用意がある。
シュピールベルクにはすべてが揃っているし、直ちに決断を下すことも可能だからだ」

レッドブルリンクは1969年に造られた高速コースのエステルライヒリンクが発祥地。
その後1996年、著名なサーキット・デザイナーであるヘルマン・ティルケ氏のデザインにより大改修を受けA-1リンクとして現在のような中速コースに衣替え、2011年にはレッドブルリンクと再び名称変更が行われ、2014年よりオーストリアGPの地として復活。
レッドブルのホームコースとしてフェルスタッペン(レッドブル)が目下2連勝をしている。
その名の通り、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシス氏の所有であることからメリットがあるとなれば、「鶴の一声」で一気に計画は進捗することだろう。

|

メルセデス、新型肺炎用呼吸補助装置の設計情報公開

CPAP Device (C)Mercedes Motorsport
メルセデスAMGチームでは、F1マシン等開発の技術・設備を活かし、折りからモータースポーツ界を襲っている新型コロナウイルス対策の一環として、肺炎用の呼吸補助装置を開発していたがこのほどこれを完成、英国保健当局の承認を受けたことがわかった。

当初、人工呼吸器と報じられたものだが、具体的には人工呼吸器を必要とせずに肺に空気を供給することができる呼吸補助装置であるとのこと。
とはいえこれだけ短期間で最新医療機器の開発に成功したのはF1の技術力をまさにみせつけたものと言えそうだ。
この装置はすでに英国政府から初期依頼としてい1万ユニットの発注を受けたという。

さらにメルセデスでは、この装置の設計・開発情報を公開して他のメーカーでも広く製作やサポートができるようにすると度量の広いところをみせている。

|

2020/04/08

2022年バジェットキャップ(予算制限)は合意できず

 Image
ファクトリー閉鎖期間の拡大が決定されたF1関係者によるテレビ会議だったが、もうヒツトの主要課題であった2022年からのバジェットキャップ(予算制限)では合意を得ることができなかったという。

これは今年の新型コロナウイルスの影響で、当初導入予定だった2021年から翌年まで延期されたF1の大幅ルール改定に合わせさらに制限額を減じようとするもの。
具体的には、1チーム総額1億7500万ドル(約191億円)とされた限度額を一気に総額1億ドル(約109億円)まで減額するという提案だ。
なおこの上限額にはドライバーの給与、マーケティング費用、法務および財務費用、そしてFIAが認めた非F1活動等の費用は含まれない。

しかしこれにフェラーリとレッドブル・レーシングら2チームが反対の意向をみせていると伝えられている。
これは、フェラーリはアルファロメオやハースなど、またレッドブルはアルファタウリにそれぞれ供給する一部コンポーネンツの開発・製作を負担しているため、他チームとは事情が異なるというのがその理由と推測されている。
ただそれであればメルセデスAMGチームも同様と考えられるが、ここでもメルセデスのF1ワークス参戦撤退という噂がさらに現実味を帯びる要素となっているようだ。

|

F1、ファクトリー閉鎖期間を35日まで拡大

Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
拡大します
F1はいま新型コロナウイルスの影響で8月恒例の夏休み期間を前倒しして開幕からこれを5月までの範囲で各自行っているが、その期間をさらに拡大したことを明らかにした。

それによれば当初2週間(14日間)とされ、現在3週間(21日)まで拡大して行われている工場閉鎖をさらに5週間(35日)まで大幅に拡大するというもの。
この間ファクトリーでの作業やテスト走行などすべての開発活動は禁止となる。
なおこれはすべてのF1チームだけでなく、ホンダなど4者のパワーユニット供給者にも適用される。

この決定は今週行われたテレビ電話による会議で、FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長、F1首脳、そして各チーム代表者らにより決定されたとのことだ。

|

カナダGPも2020年の開催延期を表明

Gilles Villeneuve Circuit (C)Pirelli Motorsport
拡大します
新型コロナウイルスの英樹用で、開幕からすでに8戦の開催中止ないし延期が決定、これにより形の上で今季開幕戦となっていた第9戦カナダGPだったが、レース主催者は6月14日の開催断念を表明した。

それによればこの結論に至るには自身だけでなく、F1、モントリオール市やケベック州政府、カナダ連邦政府など関係する多くの部署との綿密な検討を重ねた結果であるという。
それでもジル・ビルニューブ・サーキットは完全な市街地特設コースではなく約半分はパーマネント・サーキットであるため決定に時間を割くことができたため、この時期での判断になったということだ。

これによりカレンダーの上では第10戦のフランスGP(6月26日)が開幕戦といしうことになるが、こちらも新型コロナウイルスの感染は拡大していて予断を許さない状況だ。

|

ロシアGP主催者、予定通りの開催を主張

Sochi Circuit (C)Pirelli Motorsport
拡大します
すでに開幕から8戦ものグランプリが中止ないし延期の羽目に追い込まれている2020年のF1、この後のスケジュールにも暗雲が漂っているとみられる中、今季第17戦に予定されているロシアGPの主催者は予定通りの開催ができると主張している。

これは同グランプリのプロモーターであるイベント会社『ロスゴンキ』の担当者がロシア国営の『タス通信』に語ったもの。
「報道によれば今年のカレンダーは大幅な見直しが行われるということだ。
しかしロシアGPについては問題ない。
ソチ・サーキットはいま閉鎖されているが、予定通りの日程でロシアGPを開催すべく準備が進められている」

ただロシアでも新型コロナウイルスの感染は例外ではない。
またそのわずか2週間後には日本GP(鈴鹿サーキット)も予定されていて、日本としてはその行方に注目が集まる。

|

2020/04/07

ウィリアムズでもドライバーらの給与カットに踏み切る

Williams Factory (C)Williams F1
拡大します
6日(月)ウィリアムズ・チームはリリースを発表し、新型コロナウイルスの影響で悪化している財政事情から給与カットなどの緊急対策を実行することを明らかにした。

それによれば同チームののレースドライバー(ジョージ・ラッセル&ニコラス・ラティフィ)や上級管理職らの給与を4月から一部(当面20%)カット。
状況をみながらとりあえずまず5月まで行われるというもの
カットは一般スタッフには適用されないということで、これはあくまでもスタッフのフル雇用を守るための措置であるとした。

F1チームにおける給与カットの動きはすでにマクラーレン・チームでも実施が伝えられている。

|

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

A-1リンク BMW DRS DTM F1 F1テスト F2 F3 FIA GP2 GP3 GPDA IMSA INDY KERS NASCAR US-GP USF1 VW WEC WRC WTCC アイルトン・セナ アウディ アストンマーティン アゼルバイジャン アゼルバイジャンGP アブダビGP アメリカGP アラン・プロスト アルガルブ アルガルブ・サーキット アルゼンチンGP アルド・コスタ アルバートパーク アルファタウリ アルファロメオ アルフォンソ・セリス アレクサンダー・アルボン アレクサンダー・ロッシ アレクサンドル・ブルツ アレックス・リン アンディ・ソウセック アントニオ・ジョビナッツィ アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ アンドレアス・ザイドル イギリスGP イタリアGP イモラ イルモア インテルラゴス インディアナポリス インドGP ウィリアムズ ウィリ・ウェバー ウィル・スティーブンス エイドリアン・スーティル エイドリアン・ニューイ エイボン エクソンモービル エステバン・オコン エステバン・グティエレス エマニュエル・ピロ エリック・ブイユ エンジン エンツォ・フィティパルディ オトマー・サフナウアー オランダ オランダGP オースティン オーストラリアGP オーストリアGP カタール カナダGP カルロス・ゴーン カルロス・サインツJr. カート キミ・ライコネン キャノピー キャラミ・サーキット ギド・ヴァン・デル・ガルデ ギュンター・シュタイナー クムホ クリスチャン・クリエン クリスチャン・ホーナー クレア・ウィリアムズ グッドウッド グレーム・ロードン ケビン・マグヌッセン ケータハムF1 ゲルハルト・ベルガー コスワース コリン・コレス コンコルド協定 サウジアラビア ザウバー ザク・ブロウン ザンドフールト シャルル・ピック シャルル・ルクレール シリル・アビテブール シルバーストーン シンガポールGP ジェラール・ロペス ジェローム・ダンブロシオ ジェンソン・バトン ジェームス・アリソン ジェームズ・キー ジャガー ジャッキー・スチュワート ジャック・エイトケン ジャック・ビルニューブ ジャン・アレジ ジャン・エリック・ベルニュ ジャン・トッド ジュリアーノ・アレジ ジュール・ビアンキ ジョナサン・ニール ジョニー・ハーバート ジョリオン・パーマー ジョン・エルカン ジョン・サーティーズ ジョン・ブース ジョージ・ラッセル ジョーダン・キング ジーン・ハース スティーブ・ニールセン ステファンGP ステファーノ・ドメニカリ ストッフェル・バンドーン スパフランコルシャン スペインGP スポンサー スージー・ウォルフ スーパーライセンス スーパー・アグリ スーパー・フォーミュラ セバスチャン・ブエミ セバスチャン・ベッテル セバスチャン・ロウブ セパン・サーキット セルゲイ・シロトキン セルジオ・ペレス セルジオ・マルキオンネ ソチ タイGP タイヤ ダカールラリー ダニエル・ジュンカデラ ダニエル・ティクトゥム ダニエル・リカルド ダニカ・パトリック ダニール・クビアト ダニー・サリバン ダビデ・バルセッキ ダン・ティクタム チェイス・キャリー チェコ チャーリー・ホワイティング チョウ・グアンユー テレビ ディーター・ツェッチェ ディートリッヒ・マテシス デイトナ デイモン・ヒル デビッド・クルサード デビッド・シューマッハ デビッド・リチャーズ デモラン デュランゴ デンマークGP トト・ウォルフ トニー・フェルナンデス トヨタ トルコGP トロ・ロッソ ドイツGP ドニントンパーク ナイジェル・マンセル ナイトレース ニキ・ラウダ ニキータ・マゼピン ニコラス・トッド ニコラス・ラティフィ ニコ・ヒュルケンバーグ ニコ・ロズベルグ ニック・ハイドフェルド ニック・フライ ニュルブルクリンク ニュージャージー ネルソン・アンジェロ・ピケ ハロー ハンガリーGP ハンガロリンク ハンコック ハースF1 バルセロナ バルテリ・ボタス バレンシア バレンシアGP バレンティーノ・ロッシ バーニー・エクレストン バーレーンGP バーレーン国際サーキット パスカル・ウェーレイン パストール・マルドナド パット・シモンズ パット・フライ パディ・ロウ ヒスパニア・レーシング ピエール・ガスリー ピレリ ファン・モントーヤ フィリピン フェラーリ フェリッペ・ナスル フェリッペ・マッサ フェルナンド・アロンソ フォース・インディア フォード フォーミュラE フラビオ・ブリアトーレ フランク・ウィリアムズ フランスGP フランツ・トスト フレデリック・バッサー ブラジルGP ブラバム ブランズハッチ ブリヂストン ブルガリア ブルーノ・セナ ブレンドン・ハートリー ヘルマン・ティルケ ヘルムート・マルコ ヘレス ベトナム ベトナムGP ベルギーGP ペドロ・デ・ラ・ロサ ペーター・ザウバー ホセ・マリア・ロペス ホッケンハイム ホンダ ホー・ピン・トゥン ポルシェ ポルトガル ポールリカール ポール・ストゥダート マイアミ マイク・ガスコイン マイク・コフラン マイケル・アンドレッティ マウリツィオ・アリバベーネ マクラーレン マセラティ マックス・チルトン マックス・フェルスタッペン マッティア・ビノット マニクール マリオ・アンドレッティ マルク・ジェネ マルコ・アンドレッティ マルコ・マッティアッチ マルシア マレーシアGP マ・キンファ マーカス・アームストロング マーカス・エリクソン マーク・ウェバー マーク・スミス マーティン・ブランドル ミカ・サロ ミカ・ハッキネン ミシュラン ミック・シューマッハ ミハエル・シューマッハ ムジェロ メキシコGP メルセデス モトGP モナコGP モニシャ・カルテンボーン モンツァ ヤス・マリーナ・サーキット ユナイテッドステーツGP ヨースト・カピート ヨーロッパGP ラスベガス ラファエル・マルシエロ ラルフ・シューマッハ ランス・ストロール ランド・ノリス ランボルギーニ リオ・ハリアント リザーブドライバー リバティ・メディア ルイス・カミレッリ ルイス・ハミルトン ルイス・ペレス・サラ ルカ・フィリッピ ルカ・モンテツェモロ ルノー ルマン24時間レース ルーベンス・バリチェッロ レギュレーション レッドブル レッドブルリンク レーシング・ポイント レース・オブ・チャンピオンズ ロシアGP ロス・ブラウン ロバート・クビサ ロバート・ドーンボス ロブ・スメドリー ロブ・ホワイト ロベルト・メルヒ ロマン・グロージャン ロリー・バーン ロングビーチ ロンドンGP ロン・デニス ロータス ローマ ローラ ワールドシリーズbyルノー ヴィジャイ・マルヤ 上海サーキット 中国GP 中嶋一貴 中嶋大祐 佐藤万璃音 佐藤公哉 佐藤琢磨 八郷隆弘 南アフリカ 国本京佑 富士スピードウェイ 小暮卓史 小松礼雄 小林可夢偉 山本尚貴 山本左近 山本雅史 新型車発表 日本GP 松下信治 武藤英紀 浜島裕英 片山右京 牧野任祐 田辺豊治 福住仁嶺 角田裕毅 野田樹潤 鈴木亜久里 鈴鹿サーキット 長谷川祐介