2021/09/28

ロシアGPの最速ピットストップ記録はボタス(メルセデス)

Image (C)Mercedes Motorsport
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日曜日に行われたロシアGP決勝レースで最速のピットストップタイム(DHLファステスト・ピットストップ・アワード)を記録したのは、メルセデスAMGチームのクルーだった。

最速タイムはこのレースで5位となったバルテリ・ボタスが28周目に行ったピットストップで、2.45秒というもの。
2位はガスリー(アルファタウリ)の2.50秒、3位はルクレール(フェラーリ)の2.60秒と今回はいずれも平凡なものとなった。

また、このレースの『ドライバー・オブ・ザ・デー』は惜しくも初優勝を逃がしたマクラーレン・レーシングのランド・ノリスが獲得。
そのノリスはレース中のファステストラップである『DHLファステストラップ・アワード』も39周目に記録している。

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ホーナー代表(レッドブル)、「望み得る最高の結果」

Hamilton & Verstappen (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、日曜日に行われたロシアGPのフェルスタッペンの結果について「望み得る最高の結果」と、自讃した。

最後尾スタートということでレース前には「5位以内に入れれば上出来」と語っていたホーナー代表だが、「表彰台という結果は想定外」としている。
レース中盤までは7位あたりに留まり、これが限度かと思われたが最終盤の雨による混乱を巧みに切り抜け、一気に2位まで順位を上げてフィニッシュしてみせたもの。

ライバルのハミルトン(メルセデス)が優勝するというレース結果にも、「ソチで強いメルセデスのハミルトンが勝つというのは織り込み済み」として、フェルスタッペンの2位は最後尾スタートというハンディを考えれば最善の結果と喜んだ。

レース前に5点あったポイント差は逆転されたものの、わずかに2点のギャップに留めている。

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2021/09/27

ハミルトン、ミディアム – ハード – インターミディエイトを使用して優勝: FORMULA 1 通算100勝を達成 (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorspotr
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2021 ロシアグランプリ 決勝
2021 年 9 月 26 日、ソチ

キーポイント
• 4番グリッドからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンが、Formula 1 通算100勝目を挙げ、チャンピオンシップ首位の座を奪還しました。多くのドライバー同様、2ストップ戦略を採ったハミルトンは、C4コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムでスタートして、27周目にC3のP Zeroホワイト・ハードへ交換し、雨が降った終盤にCinturatoグリーン・インターミディエイトを使用しました。その結果、マクラーレンのランド・ノリスを抜いてトップに立ちました。ノリスは、ポールポジションからスタート後、レースの大半でトップを走行していましたが、インターミディエイトへ交換するタイミングが遅くなり、順位を落として7位でフィニッシュしました。
• レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、20番グリッドからスタートして2位を獲得しました。ミディアム - ハードと繋いだフェルスタッペンは、雨の終盤にインターミディエイトへ交換しました。• 7名のドライバーがハードで、他のドライバーはミディアムでスタートしました。雨が降り出す前まで、ドライバーたちは理論的に最速の戦略である「ミディアム – ハード」もしくは「ハード – ミディアム」の戦略を採っていました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C3 : グリッド後方の多くのドライバーがオープニングスティントで使用しました。また、6番グリッドからスタートしたアルピーヌのフェルナンド・アロンソは6位でフィニッシュしました。最後方からスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ハードでオープニングスティントを走行して2位を獲得しました。セルジオ・ペレス、アントニオ・ジョヴィナッツィ、アロンソの3名がハードで36周のオープニングスティントを走行しました。ハードは、レースを通して良好なウォームアップと確固たる一貫性を示しました。
• ミディアム C4: トップ5グリッドのドライバーを始めとして、多くのドライバーがミディアムでスタートしました。数台の左フロントタイヤにグレイニングが発生したものの、ミディアムは良好な耐久性を示しました。ノリスは、ミディアムで28周を走行してハードへ交換しました。
• ソフト C5: グレイニングが発生しやすい冷涼で「グリーン」な路面は、ソフトには不向きなコンディションでした。ソフトを使用したドライバーは、アルファタウリの角田裕毅のみで、角田はインターミディエイトへ交換する前の2周をソフトで走行しました。
• インターミディエイト: レース結果の鍵を握りました。ハミルトンに代表されるように、降雨開始後すぐにインターミディエイトへ交換したドライバーたちは、最終数ラップで決定的なアドバンテージを得ました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「昨日のウェットコンディション後は、今日の最終数ラップまで雨は降りませんでしたが、その雨がレースを決定付けました。ドライバーたちは、スタート時のタイヤを自由に選択でき、未使用のスリックタイヤをフルに保有していたので、雨が降るまで最大限にタイヤを活用してドライコンディション下で走行することができました。スタート時、雨で「リセット」された路面はスライディングを誘発し、グレイニングを発生させましたが、後にグレイニングは解消されました。ハードタイヤの耐摩耗性能は、今日のコンディションに適しており、35周以上の長いスティントがいくつか見られました。また、ランド・ノリスは、ミディアムで28周を走行しました。しかしながら、勝敗を分けたのは、インターミディエイトタイヤでした。最後の重要な局面で、ウェット予選での経験を活かしたチームがインターミディエイトの性能を最大限に引き出すことができました」

ピレリジャパンプレスリリース

 

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(9/26)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ロシアGP決勝は、レース最終盤での降雨により波乱が巻き起こりましたが、最後尾の20番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンが2位で表彰台登壇を果たしました。

前日の予選がウエットコンディションとなったことで、この日のスタートタイヤは選択が自由に。9番手のセルジオ・ペレス、11番手のピエール・ガスリー、20番手のフェルスタッペンが、ハードタイヤでスタートしました。

Hondaパワーユニット勢では唯一ミディアムタイヤでスタートした角田裕毅でしたが、スタート直後のターン2で膨らんでポジションを最後尾まで落とします。
一方、Red Bull Racing Hondaの2台は序盤から順調に順位を上げ、ペレスが3周目にフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)をパスして7番手に、フェルスタッペンはオープニングラップで3つポジションをあげると、4周目までに15番手へ浮上しました。

5周目、フェルスタッペンは前を行くバルテリ・ボッタス(メルセデス)をターン12で鮮やかにオーバーテイク。
さらにその前方のガスリーもとらえ、13番手まで順位を上げます。
フェルスタッペンはその後も、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)を次々と交わし、13周目を終えて8番手へと挽回。
このラップで角田が最初のピットインを行い、ハードタイヤへと交換しました。

ここからピットインを行うマシンが増え、15周目には、フェルスタッペンが6番手、ペレスは4番手となり、好調なペースで走行していきます。

レースが折り返しを迎える頃、フェルスタッペンはトラフィックの中でタイヤの状態が悪くなってきたため、26周目にミディアムタイヤへと交換。
同じ周にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が前方でピットインします。
コース上に留まったペレスは、他車のピットインもあって首位に浮上。
リードを拡大すべくペースを上げていきます。

ガスリーは6番手を走行していた33周目にミディアムタイヤへと交換。
ペレスは36周目に同じくミディアムタイヤへと履き替え、表彰台圏内でコース復帰が可能に思われましたが、このピット作業に9秒近くを要し、5番手となります。

ミディアムタイヤでロングスティントを走行する戦略に出たフェルスタッペンは、ペースをコントロールしながらの走行に。
7番手にポジションを落としていましたが、ポイント獲得は確実なものとしていました。

しかし、レースが終盤に差し掛かる頃に雨粒が落ち始めます。
フェルスタッペンは、残り5周となったところで、Hondaパワーユニット勢の中では最初にインターミディエイトタイヤへと交換。
雨により滑りやすくなった路面をものともせず、カルロス・サインツ(フェラーリ)をオーバーテイクします。

角田はこのタイミングでソフトタイヤを履きましたが、雨脚が強まったために2周後に再度ピットストップを行い、インターミディエイトに交換。
フェルスタッペンは早めの判断が功を奏し、他車のピットインを尻目に大きく順位を上げ、最終ラップを目前にして3番手に浮上。
ここで、レースをリードしていたランド・ノリス(マクラーレン)がスリックタイヤでコース上に留まっていましたが、コース上は完全にウエットコンディションになっており、やむなくピットイン。
これでフェルスタッペンは2位となってチェッカーフラッグを受けました。

ペレスは雨が降り出す前に3番手まで順位を上げていましたが、フェルスタッペンの2周後にピットインしたことで、9位フィニッシュ。
ガスリーもスリックタイヤでステイアウトすることでポイント獲得を目指しましたが、ピットインせざるを得ずに13位に。
角田は17位でレースを終えました。

次戦は2週間後、10月10日(日)にイスタンブール・パークで決勝が行われるトルコGPです。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「 今日のロシアGP決勝は、最終盤に降り出した雨により波乱の展開になりました。
その中で、最後尾からスタートしたRed Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手が多くのオーバーテイクを決め、雨も味方につける形で2位表彰台を獲得しました。
PU交換のペナルティーから見事にポジションを回復して2位のポイントを獲得できたことは、この先も続くチャンピオンシップ争いに向けて非常にポジティブな結果です。

8番グリッドからスタートしたペレス選手は、うまくスタートタイヤをマネージして、雨で大きくポジションが動き出すまでは表彰台も可能なレースを見せてくれましたが、雨脚が予想より強まったことでポジションを落とし、9位という結果に終わりました。

Scuderia AlphaTauri Hondaの2台はレース中、終始DRSトレインの中での走行を強いられて思うようにポジションアップができず、また、最後の雨に足を引っ張られる形で、2台ともに入賞圏外に終わったことは、残念に思っています。

フェルスタッペン選手がハミルトン選手に2ポイント差でドライバーズチャンピオンシップのリードを譲る形にはなりましたが、まだまだ熾烈な争いが続きます。
またすぐに次のレースがやってきますので、そこでいいレースをできるように十分に準備を進めていきます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 2位)

「素晴らしい結果になりました!
最後尾からの2位フィニッシュという好結果で、今朝目が覚めたときにはこんな結末は予想していませんでした。
今回はペナルティーを受けていたレースでしたが、チームの努力もあって、ポイントを大きくは失わずにすみました。
インターミディエイトへの交換が勝負を決めましたが、路面は非常に滑りやすくなっていたので、タイミングの判断は素晴らしく、一番適切なラップでピットに入ることができました。
最後尾からのスタートでは、1周目の混乱や他車とのバトルの中で様々なことが起こり得ますが、トラブルに巻き込まれずクリーンな展開で、レースをとても上手くマネージできました。
レース自体は簡単にはいかず、他のマシンを抜くのは難しかったですし、前に詰まるとタイヤを傷めやすくなってしまいましたが、幸運なことに最後の雨にも助けられてジャンプアップを果たせました」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(決勝 9位)

「今日は表彰台争いをしていたので、インターミディエイトへの交換ではなく、スリックタイヤでステイアウトするというリスクを負いました。
セクター1と3ではほぼドライコンディションで、タイヤの熱入れもできていたので、もし雨が止めば、スリックタイヤのマシンが有利でインターミディエイト勢はレースを台無しにしてしまうと考えていました。
結果的に、スリックが正解ではなく、雨の降るタイミングによって幸運を得た者もいれば、その逆もいました。

今日は表彰台に値するだけの戦いができました。
ピットストップに時間がかかり、ポジションを落とす場面はありましたが、レースでは起こり得ることです。
ピットストップでの問題はヒューマンエラーによるものではないですし、みんな落ち込んでいたので、レース後にピットクルーのもとへ行って大丈夫か確認しました。
チームとしては多くのポイントを獲得できましたし、僕にとってはフラストレーションになったのは確かですが、マシンの力をかなり引き出すことができ、2週間後のトルコに向けては希望が持てる筈です」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(決勝17位)

「とても残念な一日になりました。
レースウイークを通じてマシンバランスに苦しんでいましたが、それは今日のレースでも同様で、特に1周目はコース上にマシンを留めるのも大変でした。
再びポイント獲得を目指すために、今週末を終えてリセットし、自分のパフォーマンスのベースラインを見直す必要があります」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(決勝13位)

「僕らにとっては、いいレースウイークにはなりませんでした。
昨日の予選では大きなチャンスを逃し、今日はスリックタイヤで留まるという判断が功を奏さず、残念ながらポイント圏外でのフィニッシュとなりました。
ソチではペースがよく、最初のスティントはよかったと思いますが、今週末は訪れたチャンスを活かすことができず、本当に残念です。
今日のレースをきちんと振り返り、この先同じようなコンディションになったときにどうすればいいのかを確認する必要があります。
今回は忘れるべきレースウイークになりましたが、僕らがいいチームであることは変わらないので、次戦では巻き返す自信があります」

提供:本田技研工業(株)

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ストロール(アストンマーティン)にペナルティ・ポイント

FIA
ロシアGPのレーススチュワード(審査委員)は、26日(日)に行われた決勝レース中、8コーナーで起きたガスリー(アルファタウリ)とストロール(アストンマーティン)の接触事故について、ストロールの側に責任があるとしてペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。
なおストロールにはレース中すでに10秒のタイム・ペナルティが別途通告されている。

ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになるが、ストロールはこの2点を加え通算8点目となった。

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危険なピットエントリーでノリスに警告

Lando Norris (C)McLaren Group
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ロシアGPのレーススチュワード(審査委員)は26日(日)行われた決勝レース中、危険なピットエントリーがあったとしてマクラーレン・レーシングのランド・ノリスに対し、警告処分を科したことを明らかにした。

それによれば天候の急変で緊急ピットインを余儀なくされたノリスは、ウェット路面にスリックタイヤのため路面の塗装部分で大きくスライドし進入すべき進路を逸脱する危険なシーンを演じたというもの。
ビデオや走行データ等を検証した結果、当時ノリスは通常の進入速度より大幅に低い速度であったものの、不可抗力とまでは判断できないとされた。
ノリスはこのレース最終部分の混乱で初勝利の機会を失うこととなった。

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2021/09/26

波乱のロシアGPはハミルトン(メルセデス)が劇的勝利

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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9月26(日)15時(日本時間:21時)から今季F1第15戦ロシアGPの決勝レースがソチ・サーキットを舞台に全53周で行われた。
心配された天候は一応回復したものの、スタート時の空は曇が厚く気温は19度、路面温度22度と低い。
路面はドライコンディションだが風が強く雨になる可能性もありそうだ。
なお予選7位のボタス(メルセデス)がその後PU(パワーユニット)コンポーネンツ交換で16番グリッドに降格となっている。

オープニングラップでサインツがノリスをかわして首位に立つ。
また後方では角田が大きく順位を落としている。
サインツは早めのピットインで順位を落として再びノリスが首位に、2位にもリカルドでハミルトンを押さえる。
最後尾からスタートしたフェルスタッペンは着実に順位を上げ、上位に迫る。
33周目、シューマッハ(ハース)がマシントラブルを訴えガレージに戻ってマシンを降りる。
暫定の首位を走っていたペレスがピットインしたが、右リヤタイヤ交換に手間取って遅れる。
これで首位ノリス、これをハミルトンが追撃、3位サインツ、フェルスタッペンは7位。
残り7周ほどというところでついに雨粒の報告。
首位のノリスにいよいよハミルトンが肉薄状態に。
3位にはサインツを抜いてペレスが挙がる。
アストンマーティンはストロールとベッテルが接触するハプニング。
滑りやすくなり、ピットストップするマシンが相次ぐが首位のノリスはステイ、しかし雨脚は強くなり濡れた路面にスピンしてついに順位を明け渡す。

結局早めにタイヤ交換を決断した4番手スタートのハミルトン(メルセデス)が劇的勝利。
イギリスGP以来の優勝で今季5勝目、そして自身通算100勝目を記録した。
2位は最後の混乱を切り抜けたフェルスタッペン(レッドブル)がみごと最後尾からの表彰台を獲得した。
3位サインツ(フェラーリ)、4位リカルド(マクラーレン)、5位ボタス(メルセデス)、6位アロンソ(アルピーヌ)、7位に初勝利を目の前で逃がしたノリス(マクラーレン)、8位ライコネン(アルファロメオ)、9位ペレス(レッドブル)、そして10位ラッセル(ウィリアムズ)までがポイント獲得。
以下、11位ストロール(アストンマーティン)、12位ベッテル(アストンマーティン)、13位ガスリー(アルファタウリ)、14位オコン(アルピーヌ)、15位ルクレール(フェラーリ)、16位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、17位角田裕毅(アルファタウリ)、18位マゼピン(ハース)、19位ストップしたラティフィ(ウィリアムズ)までが完走、リタイヤはシューマッハ(ハース)の1台となった。
F1次戦はトルコGP(10月10日決勝)になる。

ロシアGP決勝レースの結果はこちら
ロシアGPの画像はこちら

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ロシアGPスターティンググリッド(修正版)

Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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ロシアGPのレーススチュワード(競技委員)は、ラティフィ(ウィリアムズ)、ルクレール(フェラーリ)、そしてフェルスタッペン(レッドブル)の3台についていずれも規定数以上のPU(パワーユニット)コンポーネンツを交換したとして最後尾グリッドスタートのペナルティを科したことを明らかにした。

3台の中では前戦でのペナルティである3グリッド降格もさらに加わるフェルスタッペンが最も後方の20番グリッド、予選Q1でのタイムでラティフィより遅かったルクレールが19番グリッド、速かったラティフィが18番グリッドと発表されている。
なおフェルスタッペンは土曜日に行われた予選でノータイムだったが、フリー走行でのタイムを考慮し、決勝レースへの出走が認められている。

修正されたスターティンググリッドはこちら

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(9/25)

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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ロシアGPの予選は、難しいコンディションによって波乱の起きる展開となり、セルジオ・ペレスが9番手でHondaパワーユニット勢最上位となりました。

悪天候のためにFP3は中止となりましたが、予選開始が予定されていた現地時間15時までに、コンディションは回復。
スケジュール通りに予選がスタートしました。
Q1では路面はウエットでしたが、各車はインターミディエイトタイヤでコースイン。
最後尾スタートが決まっているマックス・フェルスタッペンは、序盤に2周を走行したのみでタイムを記録せずに予選を切り上げました。

このQ1で速さを見せたのがペレスで、最終アタック前まではトップタイムをマーク。
最後にスピンを喫してタイムアップは果たせなかったものの、3番手でQ2へと進出しました。
Scuderia AlphaTauri Hondaも、ピエール・ガスリーが6番手、角田裕毅が15番手となり、揃ってQ1突破を果たしています。

走行が進み路面は急速に乾いていく一方で、気温は上がらないままだったことから、Q2でもインターミディエイトタイヤでのアタックとなります。
ここでもペレスは順当にQ3進出を決めましたが、セッション最後のアタックで、他車の影響を受けたガスリーが12番手、角田は自己ベストを更新するものの、13番手となり、Q3進出を果たせませんでした。

Q3に進出したペレスは、急速に改善する路面状況を見てドライ用のソフトタイヤに交換。
しかし、ソフトタイヤが機能するタイミングは非常に限られ、早めにアタックに入ったペレスはタイム更新ができませんでした。
その一方、セッション終了間際にアタックに入ったマシンは次々とタイムを更新し、ペレスは9番手で予選を終えました。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のロシアGP予選は、FP3が悪天候の影響を受けてキャンセルになったものの、その後雨が止みウエットコンディションの中で予定通り行われました。
路面が徐々に乾いていく中、滑りやすい路面でのドライビング、状況を的確に見極めてドライタイヤへの切り換えタイミングの判断など、ドライバーそしてチームには難しい予選となりました。

Honda勢にとっては少々厳しい結果となり、Red Bull Racing Hondaのペレス選手が9番手、Scuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手が12番手、続いて角田選手が13番手で終了。
フェルスタッペン選手は、リスクを冒すことなくアタックラップは行わず、PU交換のペナルティーにより明日は最後尾からのスタートとなります。
すべてのドライバーとマシンが、ポテンシャルを十分に発揮してポジションアップを果たしてフィニッシュできるよう、ドライレースが予想される明日に向けて、チームと一緒にさらなる準備を進めます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選20位)

「明日は最後尾スタートが決まっているので、予選ではアクシデントなどのリスクを考え、あまり多くの周回を走らないと決めていました。
路面コンディションは問題なく、いいグリップがあったので、レース中も似たようなコンディションになると思います。
チームは素晴らしい仕事ぶりで、セットアップの判断については自信があります。
明日のことを考えると、中団勢が上位に近づいてきているために厳しい戦いになるとは思いますが、そこへ立ち向かってなるべく多くのポイントを獲得することが重要です。
とにかく全力で臨みます。
面白いレースができればいいですね!」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(予選 9位)

「いい位置を目指せると思っていましたし、Q1とQ2はいい結果でした。
しかし、天候によって路面コンディションが変化し、タイミングが重要でした。
後から考えると、スリックタイヤをもう1周早く試すことができた筈です。
レースでは何が起きてもおかしくないですし、ポジティブな点はマシンのパフォーマンスはウエットでもとてもよかったことです。
レースへはポジティブに向かっていけるので、目標はいいスタートを決めて全力を尽くし、最大限の成果をえられるレースにすることです」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(予選13位)

「今日は満足のいく一日でした。
Q2に進めたことは僕にとってはステップアップで、昨日の結果を考えれば尚更です。
昨夜、メカニックが懸命に取り組んでくれて、今日の予選でポジションを上げられるようにマシンが整い、自信が増しました。
昨日のセッションとはコンディションが全く違いましたが、明日はドライコンディションの中でさらに改善していけたらと思います」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選12位)

「今日はあまり言うべきことはないのですが、Q3に簡単に進めるだけの速さはあったと思うので、とてもフラストレーションがたまっています。
Q1のコンディションでは本当にマシンが速く、感触もよかったので、すぐにプッシュすることができました。
ただ、Q2では1つのタイヤセットで走行を続けたので、セッションの最後にはすべてタイヤを使い切ってしまいました。
大きなミスだったと思いますが、どのような事情だったのか、チームともっとよく話してみなければなりません。
Q3に進出できなかったことは大きな機会損失でしたが、今は明日の決勝にフォーカスし、どれだけポジションを取り戻せるのかを考えていかなくてはなりません」

提供:本田技研工業(株)

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ラティフィ(ウィリアムズ)もグリッド最後尾に

FIA
ロシアGPのレーススチュワード(審査委員)は、25日(土)行われた公式予選を前に、ウィリアムズ・レーシングのニコラス・ラティフィがペナルティによりグリッド最後尾になることを明らかにした。

それによればラティフィのマシンは今シーズン4基目のICE(エンジン)、4基目のTC(ターボチャージャー)、そして同じく4基目のMGU-H(熱エネルギー回生システム)を投入したためという。

なおこれにより今回のロシアGPではルクレール(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)と計3台がいずれもグリッド最後尾となるが、前戦でのペナルティである3グリッド降格もさらに加わるフェルスタッペンが最も後方の20番グリッド、予選Q1でのタイムでラティフィより遅かったルクレールが19番グリッド、速かったラティフィが18番グリッドと発表されている。

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