2019/04/26

ジョビナッツィ(アルファロメオ)、グリッド降格ペナルティ

Antonio Giovinazzi (C)Sauber Motorsport
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アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィが、開幕4戦目にして早くもグリッド10番降格ペナルティを受けることになった。

これは、一人のドライバーに対し年間2基目までとされているECU(エンジン・コントロール・ユニット)について、ジョビナッツィがアゼルバイジャンGPで3基目のものを投入することになったため。

フェラーリはバーレーンGPで起きたシャルル・ルクレールのマシントラブルを受け、第3戦の中国GPを前にバージョンアップされたものをハースF1やアルファロメオ・レーシングを含むすべてのユーザーに用意したが、この段階では作業の時間がないことを理由にジョビナッツィのみは旧型のものを使い続けていた。
しかしこれが予選でトラブルに見舞われたため、結局決勝レースには2基目を投入していた。
今回はこれをさらに対策されたものにスイッチするため、都合3基目のECU(エンジン・コントロール・ユニット)ということでペナルティを受ける羽目になったことになる。

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アゼルバイジャンGPのスチュワードにミカ・サロ氏

Mika Salo (C)Redbull Racing
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるアゼルバイジャンGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元フェラーリ等のF1ドライバーであるミカ・サロ氏(52歳:フィンランド)を指名したことを明らかにした。

サロ氏がスチュワードを務めるのは昨年のメキシコGP以来となるもので今季初、自身通算16回目ということになる。

日本女性と結婚するなど親日家として知られるサロ氏は1994年に当時のロータス・チームからF1デビュー、その後ティレルやアロウズ、フェラーリ、ザウバー等を経て、最後はトヨタまで100戦以上出走。
最高位はフェラーリ時代に記録した1999年ドイツGPの2位(フェラーリ)、またトヨタ時代には2回のポイント獲得をもたらせた。
(フェラーリの2位は首位走行中、チームオーダーに従ったもの)

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ルノー・スポール、「パフォーマンス第一」が優先

Renault Duo (C)Renault Sport F1
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今季F1に参戦する4つのエンジン・マニュファクチャラーズの中で、これまでのところ最も信頼性に欠けているのはルノー製パワーユニットのようだ。
カスタマー・チームであるマクラーレンはサインツのマシンが今季全車のトップを切ってMGU-K(運動エネルギー回生システム)のトラブルによりリタイヤ。
また本家を含めここまで計6回に渡るスタートのうち、実に3回は信頼性の問題からリタイヤを余儀なくされている。

しかしこうした状況についてルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは、「今季われわれに課せられた最大の責務はミッドフィールドの集団からの明確な脱却というもの。
そのためには信頼性をある程度犠牲にしても、パワーアップしパフォーマンスを上げることが求められているんだ。
この目標が変わらない限り、リザルトに妥協することがあってもわれわれの姿勢は変わらない」と強調した。

確かに先の中国GP予選でもルノーは2台共Q3進出を果たしているが、アビテブール氏のこうした「強がり」がシーズン最後まで上層部を納得させられるかは疑問だ。

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2019/04/25

アゼルバイジャンGPの週末も晴れで雨の心配なし

Baku circuit (C)Scuderia Toro Rosso
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今週末行われる2019年F1第4戦アゼルバイジャンGPの舞台地であるバクー地方の天気について、地元気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日、決勝レースが行われる日曜日いずれも概ね晴れないし曇りで雨の心配はないと予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温
4月26日(金) フリー走行 晴れ時々曇り 10- 19度 0%
4月27日(土) 公式予選 晴れ 11- 17度 0%
4月28日(日) 決勝レース 晴れ 11- 18度 0%

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ホンダ、今週末バージョンアップは4台すべてで

Powered by Honda (C)Scuderia Toro Rosso
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今週末行われるF1第4戦アゼルバイジャンGPに早くも今シーズン初となるバージョンアップされたPU(パワーユニット)を投入する方針を示したホンダだが、その対象はレッドブル・レーシング2台とトロ・ロッソの2台、合わせて4台すべてとされることがわかった。

伝えられるところではこのバージョンアップによりパワーは約20馬力増加するということで、一般的なサーキットで1周0.2秒の短縮が見込まれるということだが、最大の主眼は信頼性のさらなる向上にあるとのこと。
ただパドックでは、それでもメルセデスAMGやフェラーリと比べるとまだ20馬力ほど劣るとも言われている。

難点は、今季のレギュレーションでは全21戦を3基のエンジンでカバーしなくてはならないことで、まだ4戦という早い時期での投入は、シーズン後半での戦いを考えると不利にならざるを得ないこと。
終盤には4基目以降のパワーユニット投入でペナルティを受けることを覚悟する必要がありそうだ。

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ガスリー(レッドブル)、「バクーは実力出せるコース」

Pierre Gasly (C)Redbull Racing
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シーズン開幕前からテストでマシンをクラッシュさせるなど今季はなかなか歯車がカミ合っていないレッドブル・レーシングのピエール・ガスリー(22歳:フランス)だが、F2レース時代から良く知るバクーのコースとあって、今週のアゼルバイジャンGPへの期待を隠せない。

「いろんな人に心配させたようだけど、状況はすこぶる良い方向に向かってるよ。
バクーのコースは徒にミスを誘うようなコースではないし、よくできた市街地コースなのでポジティブに捉えている。
F2レースの時には、ここで最後尾からスタートし最後の数周ジョビナッツィ(現アルファロメオ・レーシング)とバトルを演じたうえ2位でフィニッシュしたんだ。
コースとの相性は良いし、きっと今回僕の実力を発揮させられる筈さ」

チームメイトのフェルスタッペンとはまだ差があるが、前戦・中国GPでは初のファステストラップも記録、すっかり表情も明るいものになっている。

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2019/04/24

フェラーリ、アゼルバイジャンで挽回へ

Mattia Binotto (C)Ferrari S.p.A
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開幕3戦を終え、思わぬ不振に見舞われたフェラーリ・チームだが、今週の第4戦アゼルバイジャンGPで今季マシン『SF90』にアップデートを施し戦力アップを図ることを明らかにした。

同チームのマッティア・ビノット代表は、「ここまで3戦のデータを分析し、必要なすべての改善を今週末のアゼルバイジャンGPに反映させるつもりだ。
アップデートはルクレールが見舞われたPU(パワーユニット)のマネージメントはもちろん、決勝レースでのペースを維持する為に必要なマシンのセットアップ全般にまでぶものになる。
これは開幕後としては最初の、そして最大の規模のバージョンアップになることだろう」と、力説。

シーズン前テストの段階では王者メルセデスAMGを凌ぐスピードをみせていたものの、始まってみれば予想を覆しまだ1勝もできず。
一方、ライバルであるメルセデスAMGに対し、3戦すべで1-2フィニッシュという快進撃を許していて、ビノット代表を取り巻く周囲は早くも喧しい。

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レッドブル、ピレリ18インチタイヤ・テストできず

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1では2021年シーズンより現行の13インチ径から18インチ径のタイヤに変更することが決まっているが、そのための開発テストにレッドブル・レーシングが加われないことがわかった。
これはドイツの専門誌『アウト・ビルド・モータースポルト』が報じたもので、その原因は搭載エンジンの変更にあるという。

テストが行われることになったのはメルセデスAMG、フェラーリ、そしてルノーの3チーム。
これは昨シーズンのコンストラクターズ・ランキング順とみられ、順当であれば3チーム目はレッドブル・レーシングになる筈だが、テストは2018年マシンで行われることになっているため、昨年ルノー・エンジンを搭載、今季ホンダに変更したことから外れたものとみられる。

ただ公平を期すため、より多くのチームにテストの機会を与えるべきとの声もあることから今後拡大される可能性はある。

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クビアト(トロ・ロッソ)、「それでもアグレッシブ変わらない」

Daniil Kvyat (C)Honda Racing
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先の中国GPオープニングラップで起きた多重事故について、一人だけペナルティを受け無念やるかたないトロ・ロッソ・ホンダのダニール・クビアト(24歳:ロシア)だが、次戦初体験のアゼルバイジャンGPに向け、新たな意気込みを示している。

「中国GPスチュワードの裁定には未だに納得していないよ。
誰が見たって、オープニングラップにはよくあるレーシング・インシデント(出来事)なのに、僕一人だけに責任があるなんて。
あの時僕には行き場所がなく、ああするより仕方なかったんだから。
でもこんなこといつまで引きずっても意味がない。
気分はもう次のバクーの地に飛んでいる。
あんな、城壁が迫る公道コースなんて、レーシングドライバーなら誰だって鼓動が高まるに決まっているじゃないか。
僕の大好きなコース。
今からイメージトレーニングが止まらないよ」

中国GPではクビアトのみドライブスルー・ペナルティーと2点のペナルティ・ポイントが科せられたが、衝突相手であるサインツ&ノリスのマクラーレン勢にはお咎めがなかった。

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2019/04/23

ラッセル(ウィリアムズ)、「必要なのはダウンフォース」

George Russell (C)Mercedes Motorsport 拡大します 今シーズン、新型車『FW42』開発の遅れもあり、ここまで実質最下位チームとしてグリッド後方が定位置になっているウィリアムズ・チームだが、同チームのレースドライバーであるジョージ・ラッセル(20歳:イギリス)が、ここまで3戦3勝のメルセデスAMGチームのマシンとの違いをイギリスのスポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』で語っている。

「マシンがメルセデスとまったく違う訳じゃないよ。
ほんとはパフォーマンスだってそんなに変わらないんだ。
そう、最も異なる点といえば、ウィリアムズのマシンには他よりもダウンフォースが欠けていることじゃないかな。
もちろんそれだけじゃないけれど、まず感じるのはその違いだね。
僕らのマシンにもう少しダウンフォースがあれば、おそらくもっと戦えるんだ」

メルセデスのジュニア・ドライバーでもあるラッセルは、先のバーレーン合同テストでメルセデスAMGチームのマシンに乗りベストタイムを記録するなど異なる現役マシンを同じ場所で走行させるというレアな体験をしている。
シーズン中には極めて珍しいことだ。

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