2017/09/20

ライコネン(フェラーリ)、「自分にやれることは何もなかった」

Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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シンガポールGPオープニングラップで多重事故に巻き込まれたフェラーリ・チームのキミ・ライコネンは、責任問題が大きな騒動になる中、「自分にやれることは何もなかった」と、静かに振り返っている。

このアクシデントを巡っては、審議したレーススチュワード(審査委員)が『通常のレーシング・インシデント(出来事)』だったとしてベッテル(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、そしてライコネンの3人についていずれもお咎めなしとしている。
しかしレッドブルはベッテルを、またフェラーリはフェルスタッペンをそれぞれ非難の応酬を繰り返しているもの。

ライコネンは、「スタートは良かったけれど、進むべきスペースがなくなった。
僕にとって今回の事故は避けることができないもので、やれることは何もなかったよ」とした上で、『アイスマン』らしく「事故の原因が何であれ、結果は変わらないからね」と相変わらずクールだった。

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マクラーレン、「2019年にはルノー陣営のナンバーワン」

McLaren Honda (C)McLaren Group
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3年間に渡るホンダとのパートナーシップを解消したマクラーレン・チームは、2018年から新たにルノー・エンジンを搭載することが決まったが、同チームのエリック・ブイユ/レーシング・ディレクターは「2019年にはわれわれがルノー陣営のナンバーワンになる」と、豪語した。

現在ルノー製パワーユニットを搭載しているのはルノー・チーム、レッドブル・レーシング、そしてトロ・ロッソの3チームだが形の上では本家ルノー・チームがワークスチーム。
ただ実力の上ではレッドブル・レーシングが事実上のワークス待遇となっている。

ブイユ氏のコメントはそのルノーやレッドブルをわずか1年で凌駕することを意味するが、その裏には2019年にレッドブルがルノーからホンダにスイッチするという噂を前提としたように思えるものだ。
これを実現させるためにも、来シーズンの『トロ・ロッソ・ホンダ』の活躍に注目が集まるところだ。

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2017/09/19

5 番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン、 インターミディエイト – ウルトラソフトと繋ぐ 1 ストップ戦略で 雨とセーフティーカーの影響を受けたレースを制す (ピレリ)

ルイス・ハミルトン (C)Pirelli Motorsport
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2017 シンガポールグランプリ決勝
・スタート時はウェットとインターミディエイトが混在 使用可能な全5種類のコンパウンドが様々な戦略の中で用いられた
・レース後半、路面が急速に改善し、 マリーナベイでのファステストラップが更新された

2017年9月17日、シンガポール
シンガポールグランプリ史上初めてのウェットレースとなった決勝では、スターティンググリッドのトップ 6 が インターミディエイトタイヤを装着し、7 番手以降のグリッドではフルウェットとインターミディエイトが混在して いました。
路面がウェット状態だったレース前半、セーフティーカー導入が 2 回発生し、数名のドライバーがフルウェッ トからインターミディエイトへ交換した中、レッドブルのダニエル・リカルドは、インターミディエイトからインタ ーミディエイトへ交換しました。リカルドは、優勝したルイス・ハミルトンに続く 2 位でフィニッシュしました。 リスタート後、路面が徐々にドライになり、24 周目、ハースのケビン・マグヌッセンとウィリアムズのフェリペ・ マッサがスリックタイヤへ交換した最初のドライバーとなりました。ウェットタイヤとスリックタイヤのクロスオ ーバーポイントが訪れると、スーパーソフトへ交換したトロ・ロッソのカルロス・サインツ以外の全ての上位勢 がウルトラソフトへ交換しました。サインツは、キャリアベストの 4 位でフィニッシュしました。ルノーのジョリオ ン・パーマーとマクラーレンのストッフェル・ヴァンドーンも Formula 1 でのキャリアベストを更新しました。ハミ ルトンがウルトラソフトで計測した 1 分 45 秒 008 のファステストラップは、昨年のタイムを 2 秒以上短縮す るものでした。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント:「このレース週末で初めて雨に見舞われたことから、 スタート時点の状況は誰にとっても未知の領域でした。さらに、スタート直後のセーフティーカーによって戦 略の不確実性は高まり、トラックの状況変化に如何に対応するかという点が戦略上の重要課題となりまし た。レース前半は、インターミディエイトが最適の選択だったと思いますが、路面の乾きが遅いトラック上でフ ルウェットも強力に性能を発揮していました。ドライになると路面の改善が急速に進み、見事な走りを見せた カルロス・サインツ以外のドライバーはウルトラソフトでフィニッシュしました」

ピレリジャパン・プレスリリース

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トラブルでリタイヤの危機だった、2位リカルド(レッドブル)

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングは、シンガポールGPで2位入賞を果たしたダニエル・リカルドのマシンが、実はトラブルによりリタイヤの危機にあったことを明らかにした。

それによればリカルドのマシンはレース序盤からギヤボックスに油圧の下がるトラブルが発生。
早々にリタイヤしてもおかしくない状況だったというが、チームは無線でトラブルの対処方法を指示、リカルドはその後1時間半にわたってマシンを労り、なんとかチェッカーフラッグまで持ち込んだのだという。

リカルドは、「トラブルが無ければハミルトン(メルセデス)とのバトルに持ち込めたかも知れないけれど、今日のような難しいコンディションでは彼を負かすのは簡単なことではなかったろうね」と、レースの結果には満足の表情をみせていた。

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C.ホーナー代表(レッドブル)、事故原因の「転嫁」に猛反論

C.Horner/S.Vettel/D.Ricciardo (C)RedBull Racing
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シンガポールGPオープニングラップで起きた多重クラッシュについて、同グランプリのレーススチュワード(審査委員)はベッテル(フェラーリ)、ライコネン(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)ら3人の当事者について、いずれにも明確な責任はないとしたが、フェラーリ側にフェルスタッペンの責任を問う声があることに対し、レッドブル側は猛反発している。

その急先鋒はフェルスタッペンの上司であるクリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)。
同氏は英『スカイ・スポーツ』に次のように主張している。

「フェルスタッペンがライコネンを押し出した、なんて言ってるらしいがトンでもないこと。
あのアクシデントは明らかにフェラーリが不要な幅寄せをしたからじゃないか。
左側にはライコネンがいて、右から寄せられたフェルスタッペンは行き場をなくしてしまったんだ。
ビデオを見ても、フェルスタッペンはステアリングを切っていない。
進路を変えて事故原因を作ったのは先頭にいた紅いクルマだよ」

そのベッテルとホーナー氏とがレッドブル黄金時代に師弟コンビであったのは皮肉なことだ。

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C.サインツ(トロ・ロッソ)、帰国便をキャンセル

Carlos Sainz (C)Scuderia Toro Rosso
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シンガポールGPを前に、今季限りで3年間在籍したトロ・ロッソを去ることが発表されたカルロス・サインツ(23歳:スペイン)、移籍先であるルノー・チームよりも好成績を挙げ、まさに名刺代わりの一戦とした。
これはサインツ自身にとって、2015年のデビュー以来自己最高位となるものだ。

「素晴らしいリザルトだね。
F1でこれまで僕が戦ってきた中でも最高のレースだったと思うよ。
(移籍先である)ルノーのヒュルケンバーグとバトルを繰り広げたのも楽しかったよ。
今回はタイヤ戦略もうまくいったし、チームに感謝している」と、サインツ。

サインツはその日のスペイン帰国のフライトを予約していたというが、スタッフとの祝賀会のためこれをキャンセルしたことも明かした。
これまでチームへの不平を繰り返していたサインツにとって、移籍が決まった途端の好成績は皮肉なものになった。

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2017/09/18

フェルスタッペン、ベッテルのドライビングを非難

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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今季最高位となる予選2番グリッドからスタートしたレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンだったが、スタート直後のアクシデントにより1周もすることなく戦線離脱を余儀なくされた。
フェルスタッペン(レッドブル)のリタイヤは今季これで14戦中、7回という際立つ多さ。

「世界チャンピオンを争っているというなら、あんな(乱暴な)ドライビングはすべきじゃないね。
何もないところであんなに幅寄せするなんてあり得ないよ。
ベッテルが寄せて来るのがわかったので避けようとしたんだけれど左手にはライコネン(フェラーリ)のマシンがあって僕は真ん中に挟まれた状態。
避けるスペースなんかなかったんだから。
結局3台共が傷を負うことになったけれど、こんなの納得がいかないよ」と、憤懣やるかたない若者。

ただこのグランプリのレーススチュワード(審査委員)はこれがレーシング・インシデント(出来事)だとして、3人のいずれにもペナルティは科さなかった。

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ロバート・クビサ、今度はウィリアムズ・チームでテストか

Robert Kubica (C)Renault Sport F1
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これまでルノー・チームのマシンでテストするなどしてきた元BMW当のF1ドライバー、ロバート・クビサ(32歳:ポーランド)だが、今度はウィリアムズ・チームでテストをすると伝えられた。

これはイギリスの専門誌『オートスポーツ』が報じたもの。
それによればクビサは、来月行われる日本GPまでにも、ウィリアムズのマシンでヨーロッパ域内のサーキットにおいてプライベートテストを敢行するというもの。
メディアの取材を避けるため、マレーシアGP(10月1日決勝)か、日本GP(10月8日決勝)の週末に合わせて行われるとも報じられている。

クビサはルノーでは公式テストで最新仕様のマシンも走らせているが、今回は再びプライベートテストとなるため旧型のマシンになる見込み。
(クビサはルノー・チームとの短期契約をすでに解消したとも伝えられている)

なおクビサは新たに2016年のF1チャンピオンであるニコ・ロズベルグ氏とマネージメント契約を結んだことがわかっているが、ウィリアムズ・チームはそのロズベルグ氏のかつての所属チームでもある。

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セルジオ・ペレス、来季もフォース・インディアに残留

S.Perez & V.Mallya (C)Sahara Force India F1
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フォース・インディア・チームは、同チームのセルジオ・ペレス(27歳:メキシコ)が2018年も残留することを正式発表した。
契約は1年間とされる。

2011年にザウバー・チームからF1デビューを果たしたペレスはその後マクラーレン・チームを経て2014年から現在のフォース・インディア・チームで走っていて、2018年はここで5年目のシーズンということになる。

発表を受けペレスは「フォース・インディア残留が僕のファースト・プライオリティだった」と語っているが、来年は上位チームに変化がなく移籍しようにも動きが取れなかったというのが実情のようだ。

ちなみに『犬猿の仲』とされるエステバン・オコンはすでに複数年の契約を結んでいて来季も同じチームメイトということになる。

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トロ・ロッソ、ホンダ・エンジン用ギヤボックスは自社開発へ

Gearbox Image (C)Ferrari S.p.A
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現代のF1ではギヤボックスは昔のように汎用のものではなく専用設計。
しかもエアロダイナミックスやサスペンションとも関係するためそれぞれのマシンに合わせたチーム独自の設計になっているもの。
マクラーレン・チームが使っているホンダ・エンジン用のギヤボックスはマクラーレン側が開発したものだった。

ところがこれがホンダとザウバー・チームやトロ・ロッソとの契約交渉で大きな問題の一つになっていたとみられる。
小さなプライベートチームが短期間でギヤボックスを開発するのは容易なことではないからだ。

そのためトロ・ロッソが使うギヤボックスはマクラーレンが提供することで合意したとみられていたが、トロ・ロッソのフランツ・トスト代表はこれを否定、自社開発するとのニュースが伝えられた。
ただ実際にはレッドブル・グループの本家であるレッドブル・レーシングがその技術力により開発するものとみられている。
同チームにとっても、噂のように2019年に自身もホンダ・エンジンを搭載することになればギヤボックス開発はあながち無駄足にはならないことになる。

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