2017/03/27

フェラーリ首脳、「まだほんとうのレースペースはわからない」

Jock Clear & Takuma Sato (C)Honda Media
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今季開幕戦オーストラリアGPでみごと1年半ぶりとなる勝利の美酒に輝いたフェラーリ・チームだが、現場の責任者は「まだほんとうのペースはわからない」と、慎重な姿勢を崩していない。
これは昨年同チームに移籍してチーフ・エンジニアリング・ディレクターのポジションに
就いているジョック・クレア氏が英『スカイ・スポーツ』に語ったもの。

「今日のレースでは幸いわれわれが勝利を手にすることができたが、ほんとうのレースペースで比べた場合、果たしてメルセデスとわれわれ、どちらが早かったのかは正直わからない。
率直に言って今日の勝利の要因としてはタイヤ戦略の妙が影響したのだと思っている。
だからどちらが真のスピードを持っているのかがわかるのは、次戦以降になるだろう」

同氏はさらにレッドブル・レーシングにも警戒感を示した。
ジョック・クレア氏はかつてニコ・ロズベルグの担当エンジニア、それ以前には日本の佐藤琢磨を担当したことで馴染み深い。

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ハミルトン(メルセデス)、余裕の「勝者礼賛」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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今季の幕開けとなったオーストラリアGP決勝レースをポールポジションからスタート、最初のピットストップまではレースをリードし続けたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだったが、結局この時ベッテル(フェラーリ)に奪われたポジションを奪還することなく2位で終えた。
しかしレース後のコメントは落ち着いてライバルを讃えるもので、関係者を唸らせた。

「ベッテルとフェラーリ・チームの勝利を心から祝福したい。
彼らがこの勝利を掴むためにどれだけ長い時間働き続けて来たか、よく知っているからね、
ライバルが勝利したことは僕らにとっては無念なことだけど、それだけ今シーズンのF1の戦いが拮抗しているということ。
F1全体を考えたら、跳ね馬チームの復活は良いことではないのかな」

まだ20戦のうちのただ1戦。
無理なチャレンジをして結果を失うよりも確実に2位18ポイントを獲得する考えに徹したようだ。
ただこのわずかな点差が最後にチャンピオンシップを左右することもある。

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2017/03/26

開幕戦勝利のベッテル(フェラーリ)、「アンビリーバブル!」

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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タイトル獲得のために移籍した筈のフェラーリ・チーム。
しかしなかなか結果が残せずにいたセバスチャン・ベッテルにとって、今回の開幕戦勝利は格別なものであったようだ。

「もちろん僕らはこの勝利を目的にずっと働き続けて来た。
その意味でこれはまさにチーム全員が必要としていた『結果』。
これまでどれだけみんなが頑張ってきたかを考えれば、まさにそのご褒美というもの。
とりわけ今日のレースの意義は、これが新しいシーズンの幕開けだということだ。
(チームメイトの)ライコネンも良い結果を残したし、それはコンストラクターズ・ランキングでフェラーリが1位ということで証明されているよね」と、胸を張った。

ベッテルにとっても、また跳ね馬チームにとっても今回の勝利は1年半ぶりとなる貴重なものになる。

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豪GPはベッテル(フェラーリ)が1年半ぶりの優勝飾る

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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26日(日)、2017年シーズンの幕開けを告げるオーストラリアGP決勝レースが行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温24度、路面温度36度、コースはドライコンディションと報告されている。

なんとグリッドに着く前のインストレーションラップでここがホームグランプリとなるリカルド(レッドブル)のマシンがストップ、地元ファンからため息が漏れた。
マシンはガレージに戻され、ピットからのスタートになる模様。
グリッド位置の間違いかスタートはデイレーとなり、もう1周フォーメーションラップが追加され、レースはその分短縮となった。

オープニングラップでエリクソン(ザウバー)とマグヌッセン(ハース)が接触してコースアウト。
8周目、15位あたりを走っている今日が誕生日のバンドーン(マクラーレン)がエンジントラブルを訴えてペースダウン、ピットストップして電気系をリセットした模様。
15周目には健闘していたグロージャン(ハース)が煙を上げながらピットイン、早くもマシンを降りた。
18周目、スローダウンしていたパーマー(ルノー)がピットイン、リタイヤの模様。
27周目、リカルド(レッドブル)がエンジントラブルで3コーナーのコースサイドにマシンを止めた。
この時点でリタイヤはすでにリカルド、エリクソン、パーマー、グロージャンの4台。

結局57周のレース後半をリードし続けたフェラーリのセバスチャン・ベッテルが終始後続との間隔をコントロールして優勝。
ベッテルの優勝は2015年のシンガポールGP以来のことで、自身通算43回目。
フェラーリ・チームとしても同グランプリ以来ということになる。

2位はタイヤのコントロールが綾だったか、ピットストップの際に順位を落としたハミルトン(メルセデス)。
3位にもチームメイトのボタスが入った。
4位ライコネン(フェラーリ)、5位フェルスタッペン(レッドブル)、6位マッサ(ウィリアムズ)、7位ペレス(フォース・インディア)、8位サインツ(トロ・ロッソ)、9位クビアト(トロ・ロッソ)、10位オコン(フォース・インディア)でここまでが入賞。
昨年マノー・レーシングから9戦に出走したオコンはこれが初ポイント獲得となった。

以下、11位ヒュルケンバーグ(ルノー)、12位初参戦のジョビナッツィ(ザウバー)、13位バンドーン(マクラーレン)でここまでが完走。
リタイヤはアロンソ(マクラーレン)、マグヌッセン(ハース)、ストロール(ウィリアムズ)、リカルド(レッドブル)、エリクソン(ザウバー)、パーマー(ルノー)、そしてグロージャン(ハース)と、開幕戦らしく7台の多きを数えた。

久しぶりに跳ね馬チームが優勝したためか、オーストラリアGPとしては珍しくフィニッシュ直後からコースには観客が溢れた。

オーストラリアGP決勝レースの結果はこちら
オーストラリアGPの画像はこちら

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オーストラリアGPスターティンググリッド

オーストラリアGPのレーススチュワード(競技委員)はダニエル・リカルド(レッドブル)、ランス・ストロール(ウィリアムズ)らのギヤボックス交換によるペナルティによりグリッド降格処分になったことから次のように決勝レースのスターティンググリッドを修正した。

1. ハミルトン(メルセデス)
2. ベッテル(フェラーリ)
3. ボタス(メルセデス)
4. ライコネン(フェラーリ)
5. フェルスタッペン(レッドブル)
6. グロージャン(ハース)
7. マッサ(ウィリアムズ)
8. サインツ(トロ・ロッソ)
9. クビアト(トロ・ロッソ)
10. ペレス(フォース・インディア) *
11. ヒュルケンバーグ(ルノー) *
12. アロンソ(マクラーレン) *
13. オコン(フォース・インディア) *
14. エリクソン(ザウバー) *
15. リカルド(レッドブル) *
16. ジョビナッツィ(ザウバー)
17. マグヌッセン(ハース)
18. バンドーン(マクラーレン)
19. パーマー(ルノー) *
20. ストロール(ウィリアムズ) *

* 印は変更のあったドライバー

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失速レッドブル、トリック・サスペンションの影響否定

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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シーズン前テストでは一時トップタイムを記録するなど戦闘力の高さを窺わせメルセデスAMG、フェラーリらと共に3強と目されたレッドブル・レーシングだったが、25日(土)行われたオーストラリアGP公式予選ではフェルスタッペンが5番手、リカルドに至ってはクラッシュで10番手と地元の期待も裏切る結果となった。

これについてパドックでは開幕前にFIA(国際自動車連盟)から禁止通達を受けたいわゆる『トリック・サスペンション』の影響では、とささやかれた。

しかしこの予選結果についてフェルスタッペンは、「この結果は順当なものだと受け止めているよ。
メディアの予想は別として、僕らは最初からこの程度の差はあると思っていたので幻想など抱いていなかったからね。
もちろんサスペンションの変更が影響したとも考えていない。
このギャップはこれからシーズンが進むにつれて解消されていくものと考えている」と、冷静に分析した。

昨シーズン、メルセデスAMG勢以外に表彰台の最上位に上がったのはレッドブル・レーシングの二人だけだ。

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ホンダ「改善果たした」も、アロンソは「13番手なんて」

Fernando Alonso (C)McLaren Group
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25日(土)行われたオーストラリアGP公式予選で、バンドーンはQ1で敗退したもののアロンソが13番タイムを記録。
長谷川祐介氏(ホンダ)は「一定の結果は残せた」と、満足の表情をみせた。

「今日の予選は、現在のわれわれの実力を見極めるという意味で重要な一日だった。
13・18番手という結果は、もちろん手放しで喜べるものではないが、厳しかったシーズン前テストの結果を考えれば一定の結果は残せたと考えている」とした。

しかしドライバーであるアロンソは、「今日まで僕たちのレベルがどの程度なのかわからなかったから、その意味では今回の予選で見えてきたと思う。
幸い予選ではトラブルフリーだったし、一応のタイムは示せたけれど、こんなポジションが満足できるものでないのは明らかだ。
このスピードで思っていた成績に届くとは到底思えない」と、切り捨てた。

今年もマクラーレン・ホンダの前途はすこぶる多難にみえる。

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突然代役指名のジョビナッツィ、「ドッキリかと思った」

Antonio Giovinazzi (C)Haas F1 Team
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今季初戦、グランプリウィークの真っ只中で突然ザウバー・チームからレースドライバーに指名されたアントニオ・ジョビナッツィ(23歳:イタリア)は、いまだにその驚きを隠せないでいる。

これは、同チーム本来のレースドライバーであるパスカル・ウェーレインの体調が万全でないとして2日目のフリー走行から急きょ代役に指名されたもの。

「チームからの連絡は今朝になって知ったんだ。
ほんとうは昨夜のうちに連絡が来ていたらしいけれど、そんなことがあるとは夢にも思わなかったから、もうベッドに入ってしまっていたのさ。
もちろん事前に何も聞かされていなかったから、超・驚いたよ。
最初はドッキリを仕掛けられたのかと思ったくらい。
でも現実のことだと知ってあわててチームに合流したんだ。
もちろんF1レースを戦うというのは子どもの頃からの夢だったので感動だね。
日曜日は初めてのF1グランプリを心行くまで楽しみたいと思っている」と、フェラーリのリザーブドライバー。

とはいえ現実のF1は甘くなく、チームメイトで先輩のエリクソンがQ2進出を果たしたのに対し、わずかなタイム差でジョビナッツィは今回Q1敗退を喫した。

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リカルド(レッドブル)、「クラッシュなんて予想外」

Australia Fans (C)Redbull Racing
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今季初戦、さらに自身のホームグランプリでもあるオーストラリアGP予選で痛恨のコースアウト・クラッシュ。
Q3ノータイムで10番グリッドという痛恨の結果にダニエル・リカルド(レッドブル)は次のように悔やんだ。

「もちろんこんな結果は考えてもいなかった。
少なくとも5番以内には入れると予想していたからね。
身体は問題ないけれど、精神的には大きなダメージを負っているよ。
多少スピードが高いまま14コーナーに進入したことは認めるけれど、おそらく路面が汚れていたんだろう。
マシンは突然グリップを失って、あとはもうどうしようもなかった。
そもそも僕がバリアにクラッシュすることなんてほとんどないし、ましてやホームでだったからファンは驚いたろうね」

意外なことだがリカルドはこれまでオーストラリアGPでまだ表彰台にすら上がったことがない。

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2017/03/25

豪GP公式予選、ハミルトン(メルセデス)が62回目のポール

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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25日(土)午後、いよいよ今シーズン最初の公式予選が行われた。
開始時はまだドライコンディションだが、雨になる可能性もあるため各車早めにコースイン。

1回目のアタックではハミルトン(メルセデス)、ベッテル(フェラーリ)、ボタス(メルセデス)、ライコネン(フェラーリ)の順。
しかしその直後にここが母国グランプリとなるリカルド(レッドブル)が14コーナーで痛恨のコースアウト・クラッシュ、マシン後部を損傷させた。
マシン回収のためセッションは赤旗中断となった。

セッションは残り約8分で再開。
雲は厚かったものの結局雨に見舞われることはなく、今年最初のポールポジションを獲得したのはメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトン。
ポールタイムは1'22.188。
自身通算62回目、ここアルバートパークでは2014年から4年連続で通算6回目の快挙となった。

2番手にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルがメルセデスAMG勢に割って入りフロントロウを獲得。
3番手ボタス(メルセデス)、4番手ライコネン(フェラーリ)、5番手フェルスタッペン(レッドブル)、6番手グロージャン(ハース)、7番手マッサ(ウィリアムズ)、8番手サインツ(トロ・ロッソ)、9番手クビアト(トロ・ロッソ)、そして10番手はノータイムに終わったリカルド(レッドブル)というトップ10になった。

なおグロージャンが獲得した予選6番手はハースにとって参戦以来、予選最高位。
これまでは昨年ブラジルGPの7番手だった。

オーストラリアGP公式予選の結果はこちら
オーストラリアGPの画像はこちら

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