2020/05/07

他カテゴリーから「F1は急ぎすぎ」の声も

Formula-E Image (C)Formula E
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これまで実に開幕からの10戦すべてのグランプリが中止ないし延期となっている2020年のF1だが、現在のところ7月5日のオーストリアGPからシーズンを始めるべく準備が進められている。
ただこれについて他のカテゴリーからは「急ぎすぎ」との声も聞かれているようだ。

ポルシェ・レーシングチームの首脳で、フォーミュラEの責任者であるフリッツ・エンツィンガー氏はオーストリア最大の新聞社『クリエール』に次のように語っている。

「F1が7月早々にも開幕させたいとしているのは早計に過ぎると思うね。
スポーツイベントにおいては競技者だけでなく運営に携わる者すべてに健康と安全が求められる。
それは単に無観客レースにすれば大丈夫という問題ではないんだ。
7月の時点で新型コロナウイルス騒動がどうなっているかは誰にもわからないが、少なくともわれわれはもっと慎重だ。
われわれだって7月に始められるなら幸せなことだが、ここで無理をするのは長い視野でみれば得策ではないだろう」

ただF1とフォーミュラEとでは、開催できない場合の影響が桁違いであるのは言うまでもない。

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2020/02/03

新型コロナウイルス騒動で「フォーミュラE」中止

Sanya ePrix
リバティ・メディアは4月19日に上海で予定されるF1中国GPについて、新型コロナウイルス騒動による事態の推移を慎重に注視したいとしているが、その判断要素の一つとされる3月のフォーミュラEレース(三亜 ePrix)が開催中止の決定をしたことがわかった。

同レースが行われる三亜市自体は同じ中国でも南部の海南省にあり、コロナ騒動の内陸部湖北省武漢市とは遠隔の地にあるが、複数の航空会社がすでに中国全域へのフライトをキャンセル、中には3月いっぱい休止するなどして交通手段そのものが深刻な影響を受けている状況。

いまのところまだ゛代替開催等についての判断は下されていないが、事態は間違いなくF1にとっても悪い方向に進んでいるようだ。

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2019/12/23

チェイス・キャリー/CEO、「F1とフォーミュラEは共存」を語る

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年々隆盛さを増す勢いの電気自動車のレース『フォーミュラE』だが、F1のチェイス・キャリー/CEOは将来的にこれがF1を脅かす存在になることはないとの見解をアメリカのニュース専門放送局『CNN』で示した。

これについて同氏は、「F1とフォーミュラEはまったく性質の違うレース。
マシンも根本的に異なるものだし、走るコースも別物だし参加するドライバーのレベルも違う。
なにしろF1は世界最高のテクノロジーと最高の技量を持ったドライバーがリスクを負って真剣勝負を繰り広げているスポーツで、またF1はただ日曜日に2時間のレースが行われるだけでなく、週末の3日間に渡って中身の詰まった濃いスケジュールを提供するまさに一大イベントなんだ。
だからF1がフォーミュラEに飲み込まれることなどあり得ない」と、強調した。

FIA(国際自動車連盟)も世界選手権の一つとしてその拡大に力を入れるフォーミュラEは、現在世界の5大陸で全14大会まで拡大が進んでいる。
また自動車メーカーも多くが参入してその勢いを増す一方となっていて、やがてモーターレーシング・リーダーの座をF1から奪い取るのではないかと危惧する向きもある。

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2019/10/07

F1パワーユニット、電動化の方向模索も

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F1が搭載する将来のパワーユニットについて、エンジン・サプライヤーの間で見解が異なり議論を呼んでいる。

現在のレギュレーション2014年に導入されたもので「2.4リッターV型8気筒自然吸気」から「1.6リッターV型6気筒ターボ」へと変更され、エネルギーの再利用などハイブリッド方式となっていて、少なくとも2024年末まではこれが継続されることが確定している。

議論になっているのはそれ以降のエンジン形式で、2014年以降成功を収め続けているメルセデスは現行のハイブリッド方式の継続を求めている一方、かねて電気自動車レースに熱心なルノーなどは時代の趨勢として電動化を押しているという。

ただそのメルセデスも電気自動車レースである『フォーミュラE』に本格参戦するなど将来のモーターレーシングについて慎重に模索しているのが現実だ。

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2019/09/13

メルセデスのフォーミュラEチームが発足

Mercedes Formula_E (C)Mercedes Motorsport
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2019/2020年シーズンの『フォーミュラEシリーズ』への参戦を決めているメルセデス・モータースポーツが、このほどドイツ・フランクフルトの国際モーターショーで体制のお披露目を行った。

そのカラーリングはF1のメルセデスAMGチーム・マシンを彷彿とさせるものでイメージを重ねたことが想像される。
まおドライバーには元マクラーレンのストッフェル・バンドーン(ベルギー)というベテランと、目下F2でポイント・リーダーの若手ニック・デ・フリース(オランダ)の組み合わせになっている。

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2019/08/27

タグホイヤー、ポルシェ(フォーミュラE)の冠スポンサーに

TAG Heuer (C)RedBull Racing
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F1ではマクラーレンやレッドブルらのスポンサーを務めたことで知られるスイスを代表する高級時計メーカー『タグホイヤー』が、今回新たにフォーミュラEシリーズへの参戦を決めたポルシェ・チームのタイトル・スポンサーに付くことがわかった。
これによりチームの正式名は『タグホイヤー・ポルシェ・フォーミュラE・チーム』(TAG Heuer Porsche Formula E Team)となる。

ポルシェと組んだタグホイヤーは、1980年代のF1でタグホイヤーのバッジを付けたエンジンにより3回のドライバーズ・タイトル、2回のコンストラクターズ・タイトルを獲得している。
また2003年まではF1の公式計時を担当したことで親近感が持たれている。
(その後はインディカー・シリーズの公式計時を担当)

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2019/06/05

F1、それでも化石燃料で電気自動車に対抗の構え

Formula E (C)Formula E
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年々叫ばれる環境保護の観点から、FIA(国際自動車連盟)も電気自動車のレースであるフォーミュラEに軸足を置きつつあるが、F1はさらなるアイデアの投入で現行の化石燃料自動車によるモーターレーシングを維持したい考えのようだ。

F1が今回ドイツの専門誌に示したのは、『カーボン・ニュートラル』と呼ばれる天然由来の燃料の考え方。
これはすでにインディカー・シリーズなどで導入されているものでトウモロコシなどの植物性のものを燃料に添加することにより環境への二酸化炭素(CO2)の放出量を抑えようとするものだ。
植物は本来その成長過程でCO2を排出するため、地球トータルとして環境を破壊することにはならないとのこと。

電気自動車は走行する段階ではCO2の排出はないが、現状ではそもそも電力の製造過程で火力発電所などにおいて地球環境に悪影響を与えている、されている。
なおフォーミュラEのモーターレーシングとしての迫力については、F1とは比べものにならないとの見方が定着している。

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2019/01/21

レッドブル首脳、「フォーミュラEには関心ない」

Formula E (C)Formula E
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年々盛り上がりをみせる電気自動車のレース『フォーミュラE』だが、有力F1チームであるレッドブルは、同レースへの参戦に関心がないことをあらためて主張した。
これは同陣営でレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士が次のようにイギリスの専門誌『オートスポーツ』に語ったもの。

「レッドブルとしてフォーミュラEへ参加する計画があるのかと聞かれればノーだ。
われわれは、あれは純粋な自動車レースだとは考えていない。
いま世界的な潮流として電気自動車に注目が集まっているのはデイーゼル・スキャンダルから目をそらせるのが目的なのではないか。
予算ばかり喰い、まるでF3カーに400キロもの重りを乗せたような鈍なマシンでは、誰がドライバーをやったって同じだよ」と、辛口。

それでも多くの自動車メーカーが参戦するのは、未来の自動車レースについて、まだ見極めが付いていないということかも知れない。

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2018/12/11

ハートリー(前トロ・ロッソ)は来季ポルシェ・チームに

Brendon Hartley (C)Scuderia Toro Rosso
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2017年シーズン終盤、トロ・ロッソからF1デビユーを果たしたブレンドン・ハートリー(29歳:ニュージーランド)だが、今シーズン限りでシートを喪失。
その後の去就が明確でなかったところ再び古巣であるポルシェ・チームに復帰することがわかった。

ハートリーは2014年からポルシェのWECチームに加入、2回のチャンピオン獲得と共に2017年にはルマン24時間レースにも優勝を果たしている。
ただまだどのカテゴリーになるのかは未定とのこと。
ポルシェは現在WEC(世界耐久選手権)ではLMP1クラスではなくGTクラスにエントリーしているが、一方フォーミュラEシリーズへの参画もハートリー起用の候補に挙がっているということだ。

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2018/11/22

ルイス・ハミルトン、「現行のエンジンでレース生活終えたい」

Formula E (C)Formula E
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いま急速に広まりつつある電気自動車のレース『フォーミュラE』だが、これについて聞かれたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトン(33歳:イギリス)は、「電気自動車に関心はない」と、切って捨てた。

「電気自動車が時代の趨勢であることは認めるよ。
多くの自動車メーカーがこぞって参戦に向いているのがその証拠だろう。
でも僕はああいったレースに関心はないね。
スピードはフォーミュラ・フォードよりも遅いし何より迫力に欠ける。
エキサイティングじゃないんだ。
少なくとも僕は現行の(化石燃料)エンジンで、それもV型エンジンのサウンドでレース生活を終えたいと思っているよ」と、F1チャンピオン。

なおハミルトンが所属するメルセデスもご多分に漏れずフォーミュラEへの参戦を決めている。

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