2020/02/04

ヴィジャイ・マルヤ氏、5年ぶりの夢実現に感慨

Vijay Mallya (C)Force India F1
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レーシング・ポイント・チームは現オーナーであるローレンス・ストロール氏によるアストンマーティン社買収により2021年シーズンからアストンマーティンによるワークスチームになることが決定。
このニュースを感慨深く受け止めているのがインドの実業家ヴィジャイ・マルヤ氏(64歳)だ。

というのもレーシング・ポイントがまだフォース・インディアというチーム名だった2015年頃、同チームのオーナーだったマルヤ氏は、やはりアストンマーティンとの間で契約交渉をしていたと伝えられるからだ。
ただ残念ながらこの時は首尾よくいかなかったとされる。
現在はチーム運営に関わっていないということだが、当人はこのニュースを喜んでいるという。

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2019/02/07

ヴィジャイ・マルヤ元代表に『年貢の納め時』迫る

S.Perez & V.Mallya (C)Sahara Force India F1
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以前より、インド当局から経済事件の重要な被疑者として捜査の手が及んでいながら、イギリス国内に居住しているためこれまで身柄確保を免れていたヴィジャイ・マルヤ氏(63歳:インド)だが、いよいよ『年貢の納め時』が迫ったようだ。
同氏はフォース・インディア・チームの設立者でかつてはチーム代表も務めた富豪。

これは母国インドの『インディア・トゥデー』紙らが報じたもので、それによれば数年来同氏の身柄引き渡しを求められていたイギリス政府が、今回やっとこれに応じることを決めたのではないかというもの。
インド・イギリス両国の間に犯罪人引き渡し条約は結ばれていないが、事実であれば高度な政治判断が下されたものとみられる。

F1はイギリスでは重要な文化、しかし同氏がこれまで関与してきたフォース・インディアが今回正式にレーシング・ポイントに移行することがあり、こうしたことが判断に影響したことも考えられる。

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2018/07/29

フォース・インディア、ついに破産手続開始

Vijay Mallya (C)Force India F1
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かねて財政難が伝えられていたフォース・インディア・チームだが、ハンガリーGPを前についに破産手続が始まったことを認めた。
同チームのスポークスマンによれば、英国ロンドンの裁判所が管財人を務めるとのこと。

フォース・インディアはその名の通り、インドでキングフィッシャー航空等を経営したヴィジャイ・マルヤ氏が2007年に当時のスパイカーF1チームを買収してスタートしたもの。
しかしオーナーに詐欺容疑で逮捕状(インド国内)が出されるなど混乱。
資金不足をインドの複合企業であるサハラ・インディア・パリワールに求めるなどしてチーム名も変更した。

最終的にはリバティ・メディアからの支援も行われたとされるが、ついに最悪の状況が来たようだ。
今後の参戦が可能かどうかはまだ明らかにされていない。

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2018/06/01

ヴィジャイ・マルヤ氏(F・インディア)、代表職専念へ

Vijay Mallya (C)Force India F1
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フォース・インディア・チームの創設者でチーム代表でもあるヴィジャイ・マルヤ氏(62歳:インド)はこれまで兼任してきたマネージング・ディレクターの職務から外れることがわかった。

マネージング・ディレクターの後任にはマルヤ氏の子息であるシッダールタ氏(31歳)が就くが、引き続きチーム代表のポジションはマルヤ氏が継続するとのこと。
チームの株式はマルヤ氏が42.5%を所有、同じく42.5%をタイトル・スポンサーでもあるインドの大手会社『サハラ』が所有ということで、初代オーナー一族の影響力は変わらないようだ。

マルヤ氏はインド当局から脱税容疑で逮捕状が出ており、当人はイギリスから出国することができないでいる。

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2017/07/23

フォース・インディアのチーム名変更、難航か

Vijay Mallya (C)Force India F1
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今シーズン中にもチーム名を変更かとみられたフォース・インディアだが、ここに来て急速にその勢いを失っているようだ。

元々はエディ・ジョーダン氏が率いたジョーダン・チームをルーツに、その後MF1レーシング、スパイカーF1に変更、2008年からはインドの実業家であるヴィジャイ・マルヤ氏がオーナーとなりフォース・インディアとしたもの。
その後2011年に株式の半数近くをやはりインドの複合企業であるサハラ・グループに売却し、現在のサハラ・フォース・インディアの名称になっている。

しかし同チームはインド色か強すぎたとして名称変更を主張。
伝えられるところでは新しいチーム名は『フォース・レーシング』が有力ということで、すでに関連商標等の登録も済ませたと報じられたが、その一方でマルヤ氏は突然「急いでチーム名を変更する必要はない」と、トーンダウンをみせた。

当然のことながら、名称変更の裏にはチームの財政問題が絡んでいるとみられ、あるいはそうした交渉が難航しているのかも知れない。

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2017/06/15

フォース・インディア、チーム名変更の可能性示す

Vijay Mallya (C)Force India F1
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プライベートチームながら今季もコンストラクターズ・ランキング4位と健闘するフォース・インディアはその名の通りインドを母体とするチームだが、より国際色を豊かにするためチーム名の変更を検討していることがわかった。

これは同チームのオーナーであるヴィジャイ・マルヤ氏が『Motorsport-Total.com』に示したもの。
その中でこのインドの富豪は次のようにその背景を明らかにした。

「われわれは控え目な活動資金で懸命に活動しているが、その中でもインドのスポンサーはさして多くはない。
そこで今後より国際色を豊かにしてもっと裾野を広げたいと考えている。
その時、現在のフォース・インディアという名称は必ずしもふさわしいものだとは思えない。
もちろん名称変更は重要な事項で、今後株主らともよく話をして進めていかなければならないが」

元々ジョーダン・チームとしてスタートしたこのチームはその後ミッドランドF1、スパイカーF1を経て2008年から現在のフォース・インディア体制となっている。

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2017/06/14

フォース・インディア代表、「チームオーダーは求めない」

Force India Duo (C)Sahara Force India F1
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カナダGPで起きたとされるフォース・インディア・ドライバー間の遺恨について、同チームのヴィジャイ・マルヤ代表はあらためてチームオーダーがないことを強調した。

「われわれのチームにはドライバー間の序列はない。
いつでも自由なバトルが許されている。
したがって今回のレースでいえばペレスが順位を譲らなかったのも正しいし、オコンが攻め立てたのも正しいことだ。
それは当時の無線を聞いても明らかなことだ。
われわれは今後も『決定的な』チームオーダーを求めたりはしないだろう」

とは言うものの、国際中継で紹介された当時の無線交信はとても穏やかとは言えないもの。
周囲では今後チーム内に遺恨が残るのは確実とみられている。
ちなみにチームオーダーは公式には禁止されているので、どのチームでもこれを公然と認めることはできないでいる。

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2017/06/06

F・インディア代表、「ハースF1はフェラーリの第2チーム」

Motorhome (C)Sahara Force India F1
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現在のF1賞金配分システムは、基本的には前年の成績を踏襲しながらも、F1で伝統あるチームが優遇されていて、それは成績とは関係なく巨額なものとされる。
実際、メルセデスAMGチームが圧倒したここ数年においても、最大の賞金を受け取っていたのはフェラーリ・チームだったことがわかっている。

そのためプライベートチームでありながらワークスチームをも脅かす存在となっているフォース・インディアは、かねて現行の分配金システムに不満を示してきた。
しかし同じようなプライベートの立場である筈のハースF1チームが現行システムへの賛同を示したことから思わぬ波紋を呼んでいる。

これについてフォース・インディアのヴィジャイ・マルヤ代表は、「残念ながらハースF1はわれわれと立場を同じくしていない。
彼らは公正な賞金を受け取ることよりも、フェラーリのセカンドチームとして技術的な恩恵を得ることを選択した。
当然のことながら、われわれは大いに失望しているよ」と、断罪した。

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2015/11/27

ヴィジャイ・マルヤ代表、F1からの引退を示唆

Vijay Mallya (C)Force India F1
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フォース・インディア・チームのヴィジャイ・マルヤ代表(59歳:インド)が、今季限りでF1からの引退を示唆して注目されている。

マルヤ氏はインド実業界を代表する富豪で、キングフィッシャー航空のオーナーを務めるなどの実力者だが、近年経営が傾いているとされその力量に疑問符が投げ掛けられているのが実情。
インドのモータースポーツ連盟の会長としてインドGP実現にも大いに貢献したが、自ら起こしたフォース・インディアにはここに来て身売りの噂が絶えない。

名前が上がっているアストンマーティンらとの売却話がまとまれば、同代表はF1から身を引くことになるだろう。
なお今年で参戦8年目となるフォース・インディアは3回の表彰台獲得があるが依然未勝利となっている。

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2014/09/29

マルヤ代表(F・インディア)、「マクラーレンとのバトルは本望」

Vijay Mallya (C)Force India F1
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目下コンストラクターズ・ランキング5位と健闘、かつての王者マクラーレン・チームを凌ぐその活躍に、同チームのヴィジャイ・マルヤ代表は手離しの喜びようだ。

「いいかい、われわれとあのマクラーレンとではその規模、歴史、リソース、資金……
何をとっても比べるべくもないくらいの大きな違いがある。
ところが今シーズン、ここまでバトルを演じているどころかそれを上回っているんだ。
これが奇跡でなくて何なんだい。
もうチームの全員がハイテンションで戦っているのさ。
もちろん彼らは凄い底力を持っているから、これから猛烈な反撃に出て来ることだろう。
資金だってどれだけ投入してくるかわからないさ。
しかしそれをこんなプライベート・チームが受けて立つ、こんな素晴らしいことはそうそうないよ」

目下ランキング5位のフォース・インディアと6位のマクラーレンとはわずか6ポイントの差で鎬を削っている状況だ。

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