2023/09/20

失速レッドブル、「来シーズンへの教訓」と引き締め

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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このほど行われたシンガポールGP、王者レッドブル・レーシングは予選では2台ともQ2止まり、決勝レースでも更新中だった自慢の連勝記録を15でストップさせるなどすっかり精彩を欠いた。

これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は「今回の出来事は来シーズンに向けての教訓だ」と語り、勝ち慣れた陣営を引き締めた。

それれば、連続勝利を重ねていた時には目立たなかったマシン、そしてスタッフの働きなどがこうした問題発生時になって一気に露呈したものであるとし、「これを解決しないまま新しいシーズンに入るなら、必ずや問題は再発し連続のタイトル獲得など覚束ない」と、檄を飛ばしたもの。

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2023/07/27

王者レッドブル、来季マシン開発にシフト

2022 Scene (C)Redbull Racing
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今シーズン、ここまでドライバーズ&コンストラクターズ両タイトルで大きくリードするレッドブル・レーシングは、今後開発の体制を来季マシンのものに切替える方針を明らかにした。

やはり両タイトル獲得を果たした昨年の勢いを今シーズン序盤から発揮、さらに立て続けにアップデートを投入しここまで他を圧倒している状況。
クリスチャン・ホーナー代表によれば風洞設備の制限もあり、『RB19』一連のバージョンアップはひとまず終了ということだ
なお今週のベルギーGP、昨年はみごとな1-2勝利を果たしている。

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2023/07/13

「リカルドならやれる」と、ホーナー代表

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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シーズン途中にも関わらず、突然の交代劇で半年ぶりにF1レースドライバーとして復帰が決まったダニエル・リカルド(34歳:オーストラリア)について、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表がエールを贈っている。

「彼がまだ輝きを失っていないのは保証するよ。
レースから離れていても、ずっとシミュレーターでトレーニングを続けていたからコンディションについては何も心配していない。
いつでもまた復帰できると確信していたんだ」と、かつての上司。

優勝8回のリカルドだが2021年のイタリアGP(当時マクラーレン)以来、勝利から遠ざかっている。

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2023/05/31

レッドブル、「異なったタイヤ戦略が明暗分けた」

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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今回のフェルスタッペンによるモナコGP勝利について、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は「異なったタイヤ戦略が明暗分けた」と、アロンソ(アストンマーティン)とのバトルを分析した。

まず最初に装着したタイヤについて、スタート時のオーバーテイクを警戒したレッドブルがミディアムを選択したのに対し、アストンマーティンF1は逆にハードを選んでみずからそのチャンスを手放したというもの。

さらにもう一つは、レース終盤に雨が降り始めた際、なぜかアロンソはインターミディエイトにではなくドライタイヤに交換し、その結果再びピットインを余儀なくされたこと。

ただ当のアロンソはこれらがなかったとしてもフェルスタッペンのペースにはついて行けなかったと脱帽している。

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2023/05/16

レッドブルRBPT、将来的に他チームへの供給も視野

Christian Horner (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表が同グループが設立したレッドブル・パワートレインズについて言及した。

それによれば当初は予定通りレッドブル・レーシング&アルファタウリ2チームへの供給に集中するものの、順調な進捗がみられれば、将来的に他チームへの供給についても検討しているとのこと。
実際、マクラーレン・グループのフレデリック・バッサー代表がレッドブル・パワートレインズのファクトリーを視察に訪れたという報道も伝えられている。

ただホーナー代表は「供給はまだ先のこと」として、まずは自チームが成功することが必須だとしている。
内製PU(パワーユニット)の初お目見えは2026年のことになる。

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2023/05/03

ペレス(レッドブル)には「市街地コース以外の勝利必要」

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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アゼルバイジャンGPで自身通算6勝目を記録したレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス(33歳:メキシコ)だが、さらなるステップアップに向け、同チームのクリスチャン・ホーナー代表が次のような苦言を呈して注目されている。

「バクーでのペレスの勝利は素晴らしいものだった。
しかし彼がさらなる高みを目指すのであれば、極めなければならないことがある。
それはパーマネント・サーキットで勝利することだ」と、ホーナー代表。

市街地特設コースを得意とするペレスの勝利はバクー(アゼルバイジャンGP)で2勝、ジェッダ(サウジアラビアGP)、マリーナ・ベイ(シンガポールGP)、モンテカルロ(モナコGP)でそれぞれ1勝と、そのほとんどが市街地特設コースで、パーマネント・サーキットでの勝利はバーレーン・サーキットの1勝だけとなっている。

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2023/03/15

エクレストン氏、「ホーナーなら後継者に適任」

C.Horner & B.Ecclestone (C)RedBull Racing
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かつてFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)代表としてF1をリードしたバーニー・エクレストン氏(92歳:イギリス)が、後継者に現レッドブル・レーシング代表であるクリスチャン・ホーナー氏(49歳:イギリス)の名前を挙げ、注目されている。

これはイギリスの有力紙『テレグラフ』に語ったもの。
エクレストン氏の見解では、ドライバー出身の人間はおしなべて視野が狭く、大きな仕事をするには不向きというもの。
一方、チーム代表という組織をまとめる仕事柄、ホーナー氏を高く買っているという。
ただしフェラーリ出身のステファーノ・ドメニカリ/CEOの現職への選出については、自身は関与していないと断じた。

なおF1がリバティ・メディアの手に渡って以降、エクレストン氏にかつてのような影響力はない。

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2022/11/20

ホーナー代表(レッドブル)、「ペレスの手助けする」

Perez's Suporter (C)Redbull Racing
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いよいよ今季最終戦を控えたチャンピオン・チームのレッドブル・レーシングだが、その勢いを証明するように2018年のメキシコGP以来となるフロントロウ独占の快挙をみせた。

これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、「このスタート位置だから、もちろん1-2勝利を目指すと宣言しよう。
しかし本音を言えば、ペレスにドライバーズ・ランキング2位獲得というご褒美をプレゼントしたいと思っている。
彼はそれだけの貢献をチームに尽くしているのだからね。
とにかく素晴らしいリザルトで今年最後のレースを締め括りたいんだ」と、語った。

あと1戦を残し、ペレスはライバルであるルクレール(フェラーリ)とまったく同じ290点で並んでいる。

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2022/11/06

レッドブル、風洞建設計画は予定通り

Wind Tunnel (C)RedBull Racing
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グループ創設者のディートリッヒ・マテシス/オーナーが死去したことで今後の体制に不安も伝えられるレッドブルだが、チームの本拠地ミルトンキーンズで建設計画中と言われる新しいウィンド・トンネル(風洞設備)について、クリスチャン・ホーナー代表は予定通りに建設されるとの見方を示している。

レッドブルで技術部門を率いたエイドリアン・ニューウェイ氏は、F1ではすでに巨額の建設費が掛かるウィンド・トンネルから、時代はコンピュータによるいわゆるCFD(計算流体力学)での開発に移行すると主張しているが、実際にはトップチームは揃って最新のウィンド・トンネルでのデータに大きく依存しているのが現実だ。

ただレッドブルの場合は2021年のコストキャップに違反したとして風洞の使用が制限される可能性もある。

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2022/10/19

レッドブル首脳、「ポルシェとは文化が違う」

Christian Horner (C)RedBull Racing
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2026年からの新世代F1に向け、かねてパートナーシップの構築に臨んでいたレッドブル・レーシングとポルシェだが、すでに交渉の決裂が報じられている。
それによればポルシェは単なるエンジン・サプライヤーとしてだけでなく、最低でも50%の株式を購入し、チームの運営も共同オーナーの立場で発言力を持ちたい考えであることが判明。
これにレッドブル側は納得せず、交渉は決裂したということだ。

レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、「ポルシェの示した内容は、われわれが納得できるものではなかった。
そもそも彼らのやり方は官僚的で、とてもわれわれの戦い方とは相容れないもので合意できるような文化ではなかった」と、説明した。

注目されるのはレッドブルはまだホンダと友好関係を維持していて、2026年以降もホンダと何らかの協力が続けられる可能性も考えられる状況のようだ。

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