2020/04/02

F1新ルール、さらに2023年まで先送りする案も

F1 2021 Car (C)FIA
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F1が2021年からの導入を予定していた大幅なルール変更は新型コロナウイルスによる影響で2022年から導入することに1年先送りとされたが、いまさらにこれを2023年まで遅らせようとする動きが顕在化しつつある。
その背景にはいま世界を襲っているウイルスによる財政面での悪影響が想像以上にF1チームをも苦しめていることがあるという。

レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表によれば、変更をする都度新たなコストが生まれるため、今F1に最も必要とされているのは規則の安定性という。
ホーナー代表はコスト削減のため図られているバジェットキャップ(予算制限)だけでは必ずしも効果的でなく、それよりも規則変更自体を先送りして新たなシャシー開発に掛かる費用を削減したほうが財政面では有効で、F1の継続に資すると主張した。

この規則変更先送り案にはすでにプライベートの雄であるウィリアムズ・チームのクレア・ウィリアムズ副代表らも賛同の意向をみせているという。

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2020/03/16

メルセデス本社が引導を渡したオーストラリアGP

Albert Park Circuit (C)Pirelli Motorsport
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レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、今回急きょキャンセルとなったオーストラリアGPの開催を主張していた一人であることを隠していない。
そしてほぼ開催に向けて動いていたにも関わらず、あるチームの「裏切り」によって打ち砕かれたと打ち明けた。

これはフィンランドのテレビ局『MTV3』に語ったもの。
「グランプリウィークがスタートする前、われわれはほぼレースをする準備が整っていた。
FIA(国際自動車連盟)と同様に地元政府の保健当局もゴーサインを出していたし、マクラーレンのスタッフ一人に感染の例は出たものの、われわれが決断すればレースはできたんだ。
チーム代表による最初の投票では開催派と中止派が互角だった。
(訳注:開催派はメルセデス、レッドブル、アルファタウリ、レーシング・ポイントの4チーム、、中止派はフェラーリ、ルノー、アルファロメオ、そしてすでに撤退を表明したマクラーレンの4チーム、ハースとウィリアムズの2チームは棄権と伝えられている)
しかしその晩、ウォルフ(メルセデス)の所に本社から電話があってメルセデスは突然翻意。
同じパワーユニットのレーシング・ポイントと共に中止派に鞍替えったためレースのキャンセルが確定してしまった」

この裏にはシーズンの準備が万全と言われたレッドブルらに対し、フェラーリやルノーは開幕戦を迎えるのにまだ消極的な姿勢、加えてメルセデスは自動車メーカーとしてこの状況下での開催強行に慎重になったためとの見方をするパドック雀もいるようだ。

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2020/02/24

F1、思わぬ『4月の夏休み』に困惑も

Redbull Motorhome (C)RedBull Racing
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新型コロナウイルスの影響で、すでに4月19日(日)の第4戦・中国GPがキャンセルされているが、いまのところ他の地域での代替開催の見通しは立っていない。
その場合、4月5日(日)のベトナムGPから5月3日(日)のオランダGPまでほぼ1か月のあいだスケジュールが空くことになる。

これについてレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は次のように語っている。
「カレンダーの変更には全チームの同意が必要だし、もう時間もないから今から準備するのは難しいだろうね。
その場合、4月なのに突然夏休みが与えられるようなもの。
そんなことにわれわれは慣れていないから、さぞ戸惑ってしまうことだろうね」

さらに、もしもすでに噂になっているように第3戦のベトナムGPまでなくなった場合には、およそ40日ものインターバルがいきなり空くという前例のない事態になりかねない。

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2020/01/05

「ホンダのF1活動の長期継続は未定」とレッドブル首脳

Redbull Honda (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、パートナーであるホンダのF1活動について「2022年以降はまだ確定していない」と、イギリスのスポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』に語った。

それによればリバティ・メディアによる2021年以降のF1レギュレーションがまだ最終的に確定していないため、コスト面の見通しが立たないとしてホンダ上層部のゴーサインが出ていないのだという。
レッドブル自体も現在のところホンダ以外のエンジン・サプライヤーの当てがないということで、ホンダ撤退となればレッドブル&トロ・ロッソ自身のF1活動にも大きな影響が出かねないため、こちらにとっても不安定な状況といえる。

伝えられるところでは2021年のレギュレーション改定について抵抗しているのはメルセデスとフェラーリの2チームであるとのことだ。

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2020/01/01

ホーナー代表、「2020年はレッドブル・ホンダ勝負の年」

Austria GP Scene (C)Redbull Racing
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ホンダ・パワーとパートナーシップを組んだ2019年、レッドブル・レーシングはシーズン3勝、2回のポールポジションという結果を残した。
シーズン前にグループでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士が広言したシーズン5勝という目標には達しなかったが、タッグ初年度としては大成功と評価する向きは多い。

レッドブル・レーシングを率いるクリスチャン・ホーナー代表もその一人で、次のような見解を示している。
「2019年のレッドブル・ホンダは、十分なパフォーマンスを持っていることを内外に示してみせた。
何より評価すべきはホンダ製パワーユニットの信頼性が増したことで、これによりわれわれが得たゲインは大きい。
2020年は前年とほとんど同じレギュレーションで戦うことになっているので、ウチも含め各チームとも2019年のものの発展型で臨むことになるだろう。
大事なのはシーズン序盤のスタートダッシュで、これがうまくいけばタイトル争いに加わる資格も当然あるものと確信している」

タイトル獲得が実現すれば、レッドブルにとって2013年(当時ルノー・パワー)以来ということになる。

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2019/12/08

C.ホーナー代表(レッドブル)、「来季はタイトル獲得しかない」

Redbull Honda (C)Redbull Racing
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ホンダと組んで1年目、3回のポールポジション(うち1回はペナルティを受けてグリッド降格)と共にシーズン通算3度の勝利を挙げたレッドブル・レーシングだが、「来季の目標は当然タイトル獲得にある」と、早くも宣言した。

「われわれにとっては2008年(当時フェラーリからルノーに)以来となるエンジン交換は大きな賭けでもあった。
失敗する可能性も当然考えられたからね。
しかしホンダのパワーユニットは期待以上なものでとてもうまく機能した。
エンジンが原因でリタイヤしたのなんて1回しかなかったのではないか。
3回のポールポジションは速さの証明だし、3回の勝利は信頼性と戦闘力の証明だ。
シーズンが進むに従って互いの理解は深まり、いまわれわれのコンビネーションは最高。
もう来シーズンはタイトル争いをするしかないよ」、同チームを率いるクリスチャン・ホーナー代表は語っている。

なおレッドブルはレギュレーションが変更される2021年もさらにホンダからのエンジン供給を受けることが決まっている。

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2019/11/24

レッドブル代表、この時期でのホンダ勝利の意義強調

Redbull Honda (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、今回のブラジルGPでホンダ・パワー勢が果たした1-2勝利は今後のF1活動に大きな意義があったと説明している。

F1は2021年から大幅なレギュレーション改訂が予定されており、この機会にF1活動するエンジン・サプライヤーにも大きな変化が生じる怖れがある。
ホンダF1もまだ2021年以降のF1参戦については明言しておらず、まさにいま取締役会がレッドブル・グループ首脳らと今後の契約について検討している際中とみられているからだ。

ホーナー代表によれば、このシーズン終盤という時期にホンダがブラジルGPを制したことは活動継続に向けて大きな後押しになると次のように強調した。
「ブラジルでの勝利には意義がある。
間違いなくホンダにはこの5年間のF1参戦の成果が表れてきたところであり、ここで止めるという訳にはいかない筈」と、ホンダを唆(そそのか)している。

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2019/11/19

レッドブル代表、「ハンナ(戦略担当)はチームの勝利の女神

Brazil GP Podium (C)Pirelli Motorsport
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各グランプリのウィナーは、当のドライバーと共にコンストラクターズ・トロフィー授与のために選ばれたチームスタッフを一人表彰台に上げることになっているが、通常はチーム代表か担当のチーフ・エンジニアらになるところが多いところ、今回レッドブル・レーシングが送り出したのはチームのストラテジスト(戦略担当者)であるハンナ・マクミラン嬢だった。

これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、「今回の大きな勝因の一つは、われわれの柔軟な戦略の対応にあったのは確かなことだ。
セーフティカーも出動した中、どこで積極的にピットに入るのか、またどこでコース上にステイするのか、今回のレースでわれわれの下した決断にストラテジーが果たした役割は果てしないものだった。
間違いなく今シーズン開幕戦の勝利の貢献者の一人は彼女だよ」と、マクミラン嬢の貢献を讃えた。

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2019/10/16

アルボンの走りにホーナー代表(レッドブル)が「合格点」

Alexander Albon (C)Redbull Racing
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ホンダにとってのホームグランプリということで期待の掛かった日本GPだったが、終わってみれば4位-8位-11位でエースのフェルスタッペンはリタイヤという結果で表彰台もならずに終わった。
しかしそんな中、ホンダの鈴鹿にとって史上最高位となる4位を獲得したアレクサンダー・アルボン(レッドブル)への評価は高まっている。

同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、「期待通りの結果は得られなかったが、収穫もあった。
ホンダのPU(パワーユニット)は高い信頼性を証明したし、アルボンは素晴らしい走りをみせた。
これは今後の戦いにおいてわれわれの財産になるものだよ」と、語った。

ドライバーへの評価が厳しいレッドブルだが、いまのところ来季フェルスタッペンのチームメイトとしては最上位に位置していそうだ。

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2019/09/03

レッドブル初陣アルボンにチーム首脳から高評価

Alexander Albon (C)Redbull Racing
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F1デビュー・シーズンも終えないうちにレッドブルというトップチームからの抜擢を受けたアレクサンダー・アルボン(23歳:タイ)だったが、ベルギーGPではほぼ最後尾からのスタートにもかかわらず順調にポジションを上げ、最終ラップには5位まで順位を上げてフィニッシュしてみせた。
首脳陣らはこのパフォーマンスに満足したようだ。

実際、同チームのクリスチャン・ホーナー代表はレース後次のように語っている。
「この週末のアルボンのパフォーマンスには満足しているよ。
彼は初めてのチーム、マシンにもかかわらず高い順応力をみせたね。
決勝レース中においてさえ、彼は間違いなく進化していった。
ペナルティのため17番手からスタートした彼は、前半は手探りで慎重にマシンを走らせていたが、しかし後半になると明らかに自信を持ち、アグレッシブなドライビングを披露してみせたんだ。
彼のオーバーテイクを見るのは痛快なことだったよ」

アルボンに換えられたガスリーに対して、首脳陣は「オーバーテイクしようという積極姿勢がない」と断じていた。

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