2022/12/28

アンドレッティ・グローバル、「新規参戦諦めず」

Andretti Global F1 Image (C)Andretti Autosport
アメリカでのインディカー・シリーズだけでなくF1においてもレジェンドであるマリオ・アンドレッティ氏率いるアンドレッティ・グローバルが、いまだF1新規参戦を諦めていないことを強調した。

マリオ氏の子息でやはり元F1ドライバーでもあるマイケル氏は次のように語っている。
「FIA(国際自動車連盟)からまだ正式な連絡はないが、われわれは新規参戦が認められる前提で準備をすすめていることに間違いない。
すでにインディアナ州フィッシャーズに新しいファクトリーの建設に着工したのも事実。
F1参入が認められればここが活動の拠点になる予定だ。
もちろん、まだ諦めてなどいない。
FIAには毎日働き掛けていて、うれしい回答が来るのを待っているんだ」

関係者によれば、数週間のうちにFIAから結論がある見込みということだ。

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2022/10/20

COTA、最終コーナーの名前を『アンドレッティ』に

Mario Andretti (C)Andretti Motorsport
今週末テキサス州オースティンで行われるアメリカGP(US-GP)の開催地であるCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)は、アメリカ・モーターレーシングのレジェンドであるマリオ・アンドレッティ氏に敬意を表し、最終コーナー(ターン20)に『The・アンドレッティ』の名称を付けてその戦績を讃えることを明らかにした。

今年82歳になったマリオ・アンドレッティ氏はF1で通算12回の優勝を誇り、1978年にはフィル・ヒル氏に次ぐアメリカ人二人目のチャンピオンをロータス・フォードで記録している。
1976年には富士スピードウェイで行われた『F1世界選手権イン・ジャパン』で優勝、日本でもよく知られている。
グランプリ主催者によれば、20日(木)にコース上で命名式を行うということだ。

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2022/02/28

新規参戦目論むアンドレッティ、ルノー・パワーを確保

Mario Andretti (C)Williams F1
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インディカー・シリーズでアンドレッティ・オートスポーツを率いるアンドレッティ親子はF1新規参戦の計画を否定していないが、その重要な要素となるPU(パワーユニット)の供給について、ルノー・スポールとすでに合意したことを明らかにした。
計画では新チーム『アンドレッティ・グローバル』をスタートさせるという。

既存チームの買収が成功すれば2024年にも、としていたマリオ・アンドレッティ氏だが、ハースなど既存チームの買収は不首尾だった模様。
ただまったくの新規参戦となると2億ドル(約230億円)とも言われる参戦保証金が必要とされていて、FIA(国際自動車連盟)がどう判断するかは不明だ。

マリオ&マイケル・アンドレッティ親子は共にF1参戦の経験があり、マリオ氏のほうは1978年チャンピオンに輝いている。(ロータス・フォード)

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2022/02/23

マリオ・アンドレッティ氏、「新規参戦認められれば即対応」

Mario Andretti (C)Williams F1
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現在インディカー・シリーズに参戦中のアンドレッティ・オートスポーツが、2024年シーズンからの新規F1参戦を目指しFIA(国際自動車連盟)に申請したことが報じられたが、チーム代表であるマイケル・アンドレッティ氏の父親でモーターレーシング界に名を馳せたアンドレッティ一家の代表格であるマリオ氏も地元紙『インディスター』の取材にこれを認めている。

「われわれは真剣にF1参戦を計画しているんだ。
事実、そのための準備は整えられつつあり、FIAからOKが出ればその翌日にも活動を始める用意が出来ている」と、1978年のF1チャンピオンは前向き姿勢。

さらにF1参戦が実現した場合のドライバーを聞かれると、同チームから現在インディカー・シリーズ参戦中のコルトン・ハータ(21歳:アメリカ)の名前をまず挙げた。
同選手はやはりインディカーで活躍したブライアン・ハータ氏の子息だ。

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2021/04/29

米レース界の重鎮からF1スーパーライセンス規定に疑義

Mario Andretti (C)Williams F1
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かつて1960年代から1982年に掛けてロータスやフェラーリ、ウィリアムズ等で活躍、またインディカー・シリーズの重鎮でもあるマリオ・アンドレッティ氏(81歳:アメリカ)が、F1参戦に必要なスーパーライセンスの規定に疑問を呈している。

「残念ながらアメリカではまだF1が大成功を収めているとは言い難い。
しかしその一因にはF1の側にもあると考えているよ。
例えばスーパーライセンスの発給規定には不備があると言わざるを得ない。
ニキータ・マゼピンのような選手がライセンスが降りて、どうしてコルトン・ハータにはライセンスが降りないんだ」と、1978年のF1チャンピオンは指摘。

コルトンはインディカー優勝者ブライアン・ハータ氏の子息で、先週のインディカー・セントピータースバーグ戦でも優勝した実力者だが、現行のF1規定ではまだライセンス発給基準に届いていないという現実がある。
またかつてマリオ氏の子息であるマイケル・アンドレッティがF1に挑戦した際、当時の「不当な」テスト制限規定のため実力を発揮できずに終わった過去の苦い歴史も背景にはありそうだ。

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2018/06/14

『アンドレッティAS』、フォース・インディア買収に関心か

Mario Andretti (C)Williams F1
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アメリカの有力インディカー・チームである『アンドレッティ・オートスポーツ』の代表であるマリオ・アンドレッティ氏が、先に行われたカナダGPの際、マクラーレン・チームのモーターホームを訪れているところが目撃された。
これは、来シーズン同チームのアロンソを擁して戦う予定のインディカー・チームに関してのものとみられる。

しかしその一方で、アンドレッティ氏がF1での活動に関心を持っていて、そうした話題も検討されたのではないかともいわれている。
そしてその対象は、かねて財政難からチーム売却話が伝えられるフォース・インディアであるとの憶測が伝えられた。

アンドレッティ氏自身は1978年に当時のロータス・チームでタイトル獲得を果たすなどF1でも輝かしい実績を残したが、後年マクラーレン・チームから参戦した子息のマイケル氏は当時の新人に不利なレギュレーションもあり苦い想い出だけを残している。

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2016/09/02

ウェーレイン(マノー)、旧戦友ハリアントを相対評価

Rio Haryanto (C)Manor Racing
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資金難に喘ぐプライベートチーム、マノー・レーシングでは持ち込み資金の枯渇から開幕から走ってきたリオ・ハリアントに代え、ベルギーからエステバン・オコンを起用したが、注目された公式予選ではチームメイトであるウェーレインとの間に0.5秒もの大差がついた。
(オコンはQ1敗退)

これについて面目を施した感じのウェーレインは、「これでハリアントの力が過小評価されていたことが証明された」と、かつてのチームメイトを気遣ってみせた。

「オコンはウチで走るまでもなくその能力が高い評価を受けていたドライバーだから、彼との比較はハリアントにとっても重要なことだったと思う。
もしも数字の通り僕がオコンよりコンマ5秒早いのだとしたら、ハリアントだって同様ということ。
彼はこれまで僕といい勝負だったんだからね。
ペイ・ドライバー(資金持込ドライバー)だと過小評価されているけれど、実はハリアントは優秀なF1ドライバーだったということさ」と、メルセデスAMG出身のウェーレイン。

オコンはメルセデスAMGでも、また派遣先のルノーでも高い評価を受けてきたフランス期待の星。

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2016/05/24

マリオ・アンドレッティ氏、マルコ博士の見識讃える

Mario Andretti (C)Williams F1
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元F1チャンピオンでもあるアメリカのレジェンド、マリオ・アンドレッティ氏(76歳)が、レッドブル・グループでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士を讃えている。

これは地元アメリカのスポーツ専用チャンネル『ESPN』に語ったもので、その理由は同陣営の逸材マックス・フェルスタッペン(18歳:オランダ)をシーズン途中にもかかわらずトロ・ロッソからレッドブル・レーシングへとステップアップさせたことによる。

「マックス・フェルスタッペンは間違いなくモーターレーシング界でも記録に残る逸材だね。
とりわけ移籍したばかりの新しいチームの緒戦でいきなり結果を出してみせたことは素晴らしい。
彼自身が『自分は本物だ』と名刺代わりの挨拶をしたようなものだよ。
そして私が何より評価しているのが、これをやってのけたヘルムート・マルコ博士の見識だよ。
彼はベッテルの時にもそれをやってのけたんだからね」と、称賛した。

やはりトロ・ロッソからF1デビューしたベッテルもレッドブル・レーシングに抜擢されその後チャンピオンになっている。
なおやはりレーシングドライバーの子息を持つアンドレッティ氏は、「ヨス(父親)はさぞ鼻高々なことだろう」とも付け加えた。

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2007/12/23

アンドレッティ氏、「マルコはF1に進出すべき」

元F1チャンピオンのマリオ・アンドレッティ氏が、孫に当たるマルコ・アンドレッティ(20歳:アメリカ)について、「F1に進出すべき」と米『オートウィーク』誌で力説している。
Marco Andretti/Honda『RA106』(C)Honda Racing
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「マルコにはF1でやっていけるだけの才能があると確信しているし、実際にF1でやるべきだと思うね。
彼はもっとそれを周囲にアピールしたほうがいいんだ。
今年、残念ながらフェラーリとマクラーレンとの間のスパイ騒動は大きくF1の品位を失墜させてしまったけれど、しかし新鋭ハミルトンの目覚ましい活躍は間違いなくF1への興味を増加させたと思う」

しかしながら、2008年のアメリカGP開催を巡るインディアナポリスMSWとエクレストン氏との間の交渉は決裂。
いまのところアメリカGP復活の見通しは立っていない。

なおマリオ氏は1978年ロータスでF1チャンピオン。
子息でマルコの父親であるマイケル氏はマクラーレンのF1ドライバーでもある。

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