2023/08/26

予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)突破

8月26日(土)15時(日本時間:22時)からザンドフールト・サーキットを舞台に2023年F1第14戦ハンガリーGP公式予選が始められた。
ここQ1では全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は17度、路面温度22度、コースはまだウェットコンディションとなっている。

トップはアルボン(ウィリアムズ)。
以下、フェルスタッペン(レッドブル)、ピアストリ(マクラーレン)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ラッセル(ウィリアムズ)、ストロール(アストンマーティン)、ガスリー(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)、アロンソ(アストンマーティン)というトップ10。

ここでの敗退は周冠宇(アルファロメオ)、オコン(アルピーヌ)、マグヌッセン(ハース)、ボタス(アルファロメオ)、そしてローソン(アルファタウリ)の5台となった。

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2019/02/28

合同テスト後半2日目、ベッテル(フェラーリ)クラッシュ

Carlos Sainz (C)McLaren Group
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2月27日(水)、バルセロナ・サーキットを舞台に行われているシーズン前テスト後半は第2日目を迎えた。

トップタイムはこの日もマクラーレンでカルロス・サインツの記録した1'17.144、これは今年のテストでは全体のベストになるものだ。
130ラップの多きを数えたが、コース入口でストップ、赤旗中断の原因も作っている。

2番手はペレス(レーシング・ポイント)、3番手はベッテル(フェラーリ)。
この日のビッグニュースはなんといってもこのベッテルのクラッシュだろう。
新しい僚友であるルクレールとこの日もマシンをシェアしたベッテルは午前のセッションで40周を周回、この日の3番手となる1'18.193のベストタイムを記録したもののその後3コーナーでコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断、ドライバーは直ちにメディカルセンターに運ばれて検査を受けたが幸い身体に問題ないとして解放された。
マシンは修復に当てられたもののルクレールのほうは結局インストレーションラップだけに留まりノータイムで終えている。

4番手ライコネン(アルファロメオ)、5番手グロージャン(ハース)、6-7番手には共にホンダ・パワーのフェルスタッペン(レッドブル)とクビアト(トロ・ロッソ)が並び合わせて229周を走り込んだ。
前日ハイドロリック系のトラブルに見舞われたメルセデスは遅れを取り戻すべくボタス&ハミルトン合わせて176周を周回した。
シーズン前テストで出遅れたウィリアムズは、クビサが最多の130周を周回、初めて本格的なテスト・プログラムを消化して追い上げの姿勢をみせた。

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2016/01/27

エイドリアン・スーティル、ウィリアムズを離脱

Adrian Sutil (C)Sauber Motorsport
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昨年の3月、リザーブドライバーとしてウィリアムズ・チームに加入したばかりのエイドリアン・スーティル(33歳:ドイツ)だが、今シーズンの契約を更新しないことが判明、1年足らずで同チームを去ることがわかった。

F1のレースシートを窺っていたスーティルにとって、このまま残留しても展望が開けないと判断したものとみられる。
今後のカテゴリーとして、WEC(世界耐久選手権)やDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)、ないし再び来日、スーパーGT参戦という可能性もあるとみられている。
(2006年シーズンの全日本F3チャンピオンでもある)

なお同チームのレースドライバーは引き続きマッサ&ボタス、また後任のリザーブドライバーにはアレックス・リン(22歳:イギリス)の昇格が有力とされているようだ。

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2016/01/15

エイドリアン・スーティル、ザウバー・チームを訴える

Adrian Sutil (C)Sauber Motorsport
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2007年、当時のスパイカーF1からF1デビュー、その後フォース・インディアを経て2014年シーズンはザウバー・チームから参戦を果たしたエイドリアン・スーティル(33歳:ドイツ)だが、このほど同チームを相手に契約違反を盾に訴訟を起こしたことがわかった。

これを伝えたのはスイスの『ノイエ・ツュールヒャー・ツァイトゥング』紙。
それによればスーティルはザウバー・チームと2015年シーズンのドライバー契約を結んでいたというもの。
それが果たされなかったことでスーティルは同チームに総額350万ドル(約4億1300万円)の賠償を求めているという。
一方チームの側はスーティルが約束していたスポンサー資金の持ち込み(約46億円とも)が成されなかったことや同選手がチーム批判を行ったことが問題と指摘しているとのことだ。

ただ同チームは以前ギド・ヴァン・デル・ガルデとも同様の訴訟問題を起こされていて、首脳陣の管理体制の脇の甘さを指摘されても仕方ないようだ。

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2015/03/27

ウィリアムズ、A.スーティルをリザーブドライバーに

Adrian Sutil (C)Sauber Motorsport
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26日(木)、ウィリアムズ・チームは同チームのリザーブドライバーとして元フォース・インディア等のF1ドライバー、エイドリアン・スーティル(32歳:ドイツ)を起用することを正式発表した。

2007年に当時のスパイカーからF1デビューを果たしたスーティルはその後フォース・インディア、ザウバーで走り、予選最高位は2009年イタリアGPの2位(フォース・インディア)、また決勝最高位も同じレースの4位というもの。
また日本でも走ったことがあり2006年の全日本F3チャンピオンになるなどして馴染み深い。
ただそのドライビング・スタイルが問題になったこともある。

なおウィリアムズ・チームにはテストドライバーとしてスージー・ウォルフ(31歳:イギリス)がいる。

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2014/12/29

A.スーティル(前ザウバー)、WEC(世界耐久選手権)参戦も視野に

Adrian Sutil (C)Sauber Motorsport
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今シーズン在籍したザウバー・チームとの契約更新がならず、来季F1参戦の目途が立っていないエイドリアン・スーティル(31歳:ドイツ)は、ポルシェ・チームの参戦でさらに盛り上がりをみせるWEC(世界耐久選手権)への参戦も視野に入れていることを明らかにした。

これについてスーティルは、「残念ながらいまのところF1で僕のシートを見つける目途は立ってていないのが事実だ。
でもモーターレーシングは別にF1が全てじゃない。
今はすべてをオープンにして広い目で自分の将来を考えているんだ。
他にも興味をそそらされるカテゴリーはたくさんあるし、中でもいま話題になっているWEC(世界耐久選手権)はその有力候補だね。
クルマは先進的で速いし、そのバトルは極めてコンペティティブなようだ。
実際、先輩ドライバーからはいい感想を聞かされているしね」と、転向に前向きであるところを英専門誌の取材に語っている。

なお2014年のWECはトヨタ・チームが総合優勝。
そしてドライバーズ・タイトルにはアンソニー・デビッドソン&セバスチャン・ブエミといういずれも元F1ドライバーが栄冠に輝いている。

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2014/12/24

A.スーティル(前ザウバー)、「今のF1はまるで金次第」

Adrian Sutil (C)Sauber Motorsport
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今シーズン在籍したザウバー・チームとの契約更新がならず、いまのところ来季F1参戦の目途が立っていないエイドリアン・スーティル(31歳:ドイツ)が、今のF1事情をメディアにこぼしている。

今季スーティルとエステバン・グティエレス(23歳:メキシコ)というドライバー・ラインナップで戦った同チームだが、歴史ある名門のプライベート・チームとしては信じられないノーポイントという大不振のシーズンに留まった。
来季はすでにマーカス・エリクソン(前ケータハムF1)と新人のフェリッペ・ナスル(22歳:ブラジル)というフレッシュなコンビで戦うことが確定しているが、いずれもが豊富な支援スポンサーを持ついわゆるペイ・ドライバーであるとされる。

こうした状況にスーティルは、「今のF1ではドライバーに能力よりも資金力を求めている。
チームにも事情があることは理解できるけれど、こうした風潮は決してまともなものではない。
とにかく一部のドライバーがチームに支払う額は今とんでもないことになっているんだから」と、嘆いた。

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2014/10/06

スーティル(ザウバー)、「(事故)現場は暗すぎた」

Adrian Sutil (C)Sauber Motorsport
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ビアンキ(マルシア)の事故現場で、その直前にやはりコースアウト・クラッシュしたザウバー・チームのエイドリアン・スーティルは、「現場は暗くて水溜まりが見えなかった」と明かしている。

「当時、雨が再び激しくなって、レースはとても難しいコンディションだった。
もちろん視界は悪かったけれど、とりわけあの辺りは暗くて危ない場所だった。
なにしろ暗くて水溜まりの位置が見えなくなってしまうんだ。
僕はそれでスリップしたんだけど、予想していなかったのですごく驚いたよ。
そしてビアンキも同様だったと思う。
突然アクアプレーニングに乗り、コントロールを失ったらもうドライバーにはどうしようもないからね。
でもいまは他のことはどうでもいい。
彼のことだけが気掛かりだ」

自車の回収に立ち会っていたスーティルは、現場でビアンキの事故の瞬間を目撃した一人だ。

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2014/10/05

スーティル(ザウバー)、ビアンキの追突事故を認める

まだ公式にはその詳細が明らかにされていないジュール・ビアンキ(マルシア)のアクシデントだが、直前に同じ場所でクラッシュしたザウバー・チームのエイドリアン・スーティルがその状況を説明している。

それによればクラッシュしたスーティルはその場でマシンの回収に立ち会っていたところ、ちょうど1周後に現場に差し掛かったビアンキが同じ場所でコースアウトし、運悪く改修作業にあたっていたクレーン作業車の真横に突っ込んだのだとのこと。
現場の路面は水が溜まってアクアプレーニング状態になっていて、マシンコントロールが効かない状況だったという。

スーティルは「コースアウトしてしまった状況そのものは僕と同じものだったけれど、滑っていった先が僕とは異なっていた」と、ビアンキの不運を嘆いた。

こうしたアクシデントが起きた遠因は突然その雨脚を強めた激しい降雨にあるが、これについてウィリアムズ・チームのベテラン、フェリッペ・マッサは「僕は突然悪化したその状況を無線でチームに連絡、レースを早期に終了すべきだと訴えていた。もう少し早く赤旗中断の決断を下していれば……」と、悔やんだ。

ブラジル・サンパウロ出身のマッサは、日本と同じく豪雨によるレースの危険性を良く知ったドライバーの一人だ。

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2014/07/22

スーティル(ザウバー)、トラブル原因不明で不安残す

Adrian Sutil (C)Sauber Motorsport
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ドイツGP決勝レース終盤の50周目、突然グリッド付近でストップしてレースを失ったザウバー・チームのエイドリアン・スーティルだが、原因が不明ということで今週連続開催のハンガリーGPに不安を投げ掛けている。

当のスーティルは、「素晴らしいバトルがそこここにあって、とてもエキサイティングないいレースだったよね。
でも僕自身について言えば、レース終盤突然パワーがダウンしてそれでスピンしてしまったんだ。
エンジンが壊れたかと思ったけれど、そうではないらしい。
だけど原因がわからないんじゃ再び次のハンガリーで同じエンジンを使うことはできないよね。
もうこのパワーユニットは(原因究明のため)ファクトリーに戻すしかないかな」と、語っている。

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