2022/10/26

レッドブル、「マテシス/オーナーに捧げる勝利」

FONT COLOR="#0066FF">Dietrich Mateschitz (C)Redbull Racing
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アメリカGPでフェルスタッペンが劇的な勝利、そしてペレスも4位に入り、念願のコンストラクターズ・タイトルをみごと奪還したレッドブル・レーシングは、「亡くなったディートリッヒ・マテシス/オーナーに捧げる勝利」との計らいを示した。

レース後の同チームのプレスリリースには通常のドライバーズ・コメント等はなく、わずか1行の『THIS ONE’S FOR MR MATESCHITZ. DANKE DIDI.』(これはミスター・マテシッツのためのものです。ありがとうディディ)というメッセージだけが記載されていた。

オーストリアのウィーン出身であるマテシス氏は栄養ドリンク『レッドブル』を友人と共同で立ち上げるとこれが大成功。
一代で財を成すとモーターレーシングに留まらない多岐に渡るスポーツやイベントを支援、世界中にレッドブルの名前を轟かせた。

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2022/10/23

レッドブル総帥ディートリッヒ・マテシス/オーナー死去

D.Mateschitz & S.Vettel (C)Redbull Racing
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レッドブルの創設者でF1では、レッドブル・レーシング&アルファタウリのオーナーでかねて療養中であったディートリッヒ・マテシス/オーナーが死去した。
享年78歳。

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2021/12/20

レッドブル首脳、「フェルスタッペンも早期交渉の可能性」

Dietrich Mateschitz (C)Redbull Racing
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ミルトンキーンズにあるレッドブルのファクトリーで凱旋報告を行ったマックス・フェルスタッペン(24歳:オランダ)だが、次はオーストリアのザルツブルグにあるレッドブル本社への訪問を予定していることがわかった。
ここではグループの総帥であるディートリッヒ・マテシス/オーナーとの面会が行われる見通しという。

この際に同席が予定されるヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、「レッドブルとフェルスタッペンの関係はいま最上のもので、この席で長期的な契約について言及があるかも知れない」と、説明している。
レッドブルとフェルスタッペンとは現在2023年までの契約が結ばれているとみられるが、本人はさらに10年単位の大幅な契約延長を口にしているとのこと。

マルコ氏は「トップ会談で一気に長期契約が了承される可能性がある」としている。

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2019/02/28

合同テスト後半2日目、ベッテル(フェラーリ)クラッシュ

Carlos Sainz (C)McLaren Group
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2月27日(水)、バルセロナ・サーキットを舞台に行われているシーズン前テスト後半は第2日目を迎えた。

トップタイムはこの日もマクラーレンでカルロス・サインツの記録した1'17.144、これは今年のテストでは全体のベストになるものだ。
130ラップの多きを数えたが、コース入口でストップ、赤旗中断の原因も作っている。

2番手はペレス(レーシング・ポイント)、3番手はベッテル(フェラーリ)。
この日のビッグニュースはなんといってもこのベッテルのクラッシュだろう。
新しい僚友であるルクレールとこの日もマシンをシェアしたベッテルは午前のセッションで40周を周回、この日の3番手となる1'18.193のベストタイムを記録したもののその後3コーナーでコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断、ドライバーは直ちにメディカルセンターに運ばれて検査を受けたが幸い身体に問題ないとして解放された。
マシンは修復に当てられたもののルクレールのほうは結局インストレーションラップだけに留まりノータイムで終えている。

4番手ライコネン(アルファロメオ)、5番手グロージャン(ハース)、6-7番手には共にホンダ・パワーのフェルスタッペン(レッドブル)とクビアト(トロ・ロッソ)が並び合わせて229周を走り込んだ。
前日ハイドロリック系のトラブルに見舞われたメルセデスは遅れを取り戻すべくボタス&ハミルトン合わせて176周を周回した。
シーズン前テストで出遅れたウィリアムズは、クビサが最多の130周を周回、初めて本格的なテスト・プログラムを消化して追い上げの姿勢をみせた。

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2018/07/24

「レッドブル・ホンダの使命は王者のみ」と、オーナー

D.Mateschitz & S.Vettel (C)Redbull Racing
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幾多のタイトルを共にしたルノー・スポールとの10年以上に渡るパートナーシップに終止符を打ち、来シーズンからはホンダとの提携を発表したレッドブル・レーシングだが、その道は決して容易なものではなさそうだ。

今シーズンは傘下のスクーデリア・トロ・ロッソへエンジン供給するホンダだが現時点でコンストラクターズ・ランキングは全10チーム中の8番手(20ポイント)。
それも9位のザウバー・チームからはわずか2点差まで追い上げられていて、当初の想定を明らかに下回った状態。
目下ランキング3位(211ポイント)に位置する本家レッドブル・レーシングを満足させられるには厳しい展開だ。

レッドブル・グループのオーナーであるディートリッヒ・マテシス氏は、さらに「レッドブル・ホンダの使命はただ王者のみ」と、プレッシャーを掛けている。

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2016/03/14

D.マテシス氏(レッドブル)、「フェラーリとメルセデスがF1の障害」

D.Matechitz & D.Ricciardo (C)Redbull Racing
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F1はこれまでもしばしば特定チームに傾いていて不公正、との指摘が伝えられてきたが、かつて黄金時代を築いたレッドブル・レーシングの総帥ディートリッヒ・マテシス/オーナーが名指しでフェラーリとメルセデス両チームを非難、注目を集めている。

同氏が言うところによれば、「フェラーリとメルセデスはF1における強力なエンジン・サプライヤーとして特別な地位を占めている。
しかし彼らがF1において持っている権力は、このスポーツにとって決して適正なものではない。
こうした面についてはバーニー・エクレストン氏の考えが正しいと思うが、しかし彼も自分でF1エンジンが造れる訳ではないしね。
とにかく戦力あるエンジンを確保するのがF1で最大の仕事だというのは納得できないこと。
こんなことを続けて行けば、やがてこのスポーツは衰退することだろう」と指摘した。

豊富な資金力で多くのスポーツを席巻するレッドブルだが、ことF1においては同オーナーの思うようにならなくなっているのが現実のようだ。

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2015/11/13

レッドブル、エンジン決断はD.マテシス/オーナーの手に

Infiniti (C)Redbull Racing
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こじれにこじれたレッドブル・グループとルノーとの関係だが、ここに来て「妙案」が伝えられている。
これはドイツの専門誌『スポルト・ビルト』らが報じたもので、2016年シーズンについても引き続きルノーから引き続きレッドブル・レーシングに対しエンジン供給するものの、これはこれまでのようなワークス体制ではなく、エンジン・サプライヤーに徹するというもの。

これにレッドブルは自身の手で独自の開発を加えることが可能になり、エンジンに対しても独自のブランド名をつけることになるという。
その場合、可能性が高いのがこれまでも同チームのスポンサーである『インフィニティ』のバッジになるというものだ。

この件についての最終決断はすでにレッドブル・グループのオーナーであるディートリッヒ・マテシス氏の手に委ねられているとも伝えられている。

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2015/11/05

レッドブル総帥、再びルノー・エンジンを断

Dietrich Mateschitz (C)Redbull Racing
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不評のルノー製パワーユニットを搭載するレッドブル・レーシングとトロ・ロッソの2チームだが、先のメキシコGPでは予選で4-5位に8-9位といずれもトップ10以内、また決勝レースでも4-5位と9-13位に入るなど十分に戦闘力のあるところをみせた。
このままなら来季以降もルノー・エンジン搭載でいけるのではないかとも考えられるが、外部から言えるような状況ではないようだ。

これについて同グループの総帥であるディートリッヒ・マテシス/オーナーは次のように語っている。
「ルノーにF1で通じる戦闘力や信頼性がないのは明白だ。
レギュレーションが変わってこれまで2年間を費やしても依然としてメルセデスAMGとは80馬力も劣っていて、彼らはそれを取り返すことができないでいる。
これはもう来年になっても同じことさ。
われわれはあらゆるスポーツでトップに立ってきた。
このF1にも先頭を走るため参加しているのだから、これ以上ルノーを搭載する意味はない」と、断。

また噂になっているホンダ・エンジン搭載交渉が難航していることについても、「ロン・デニスが抵抗するのは理解できる。
なぜならわれわれが同じエンジンを積めば彼らは太刀打ちできなくなってしまうからね」と、こちらも切って捨てた。

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2015/02/22

レッドブル、アウディに400億円でチーム売却申し出?

Redbull Drink (C)Redbull Racing
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4年連続でF1タイトルを獲得、F1盟主として君臨したレッドブル・レーシングだが、レギュレーションが変更された昨季は王者から陥落の浮き目に遭った。
そのレッドブル・グループの総帥であるディートリッヒ・マテシス/オーナーが、F1チームの売却をドイツの自動車メーカー『アウディ』に持ち掛けたとの報道がドイツ国内で報じられ注目を集めているとのことだ。

それによれば金額も総額3億ヨーロ(約405億円)という具体的なものまで伝えられているが、当のマテシス/オーナーは「そんな在庫一掃セールのようなことをするつもりはない」と一笑に付したと『スピードウィーク』は報じている。

億万長者である同オーナーがお金に困ったとは考えにくく、逆にさらなる資金を投じてF1の商業権そのものを買い取る野心がレッドブルにはあるのではとの見方まで伝えられている。
実際に、F1以外でもさまざまなスポーツ分野でレッドブルの席巻がみられるのは事実だ。

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2014/03/27

レッドブル・オーナー、「F1撤退も辞さず」と強硬姿勢

D.Mateschitz & S.Vettel (C)Redbull Racing
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開幕戦で2位入賞したダニエル・リカルドの失格を不満としてレッドブル・レーシングは正式に抗告をしているが、関係者の見方ではFIA(国際自動車連盟)の裁定は覆らないだろうとの見方が強い。

こうした状況について、レッドブル・グループを率いるディートリッヒ・マテシス/オーナーは、「今後のF1の方向性に納得できなければF1撤退も辞さない」との姿勢をみせているという。

「問題となっている燃料流量について、われわれはその誤りを正確に証明することができる。
スポーツはルールに則って行われるもので、それがないがしろにされるというのであれば、われわれはそこに参画する意義を見出せない」と、オーストリアの富豪は強硬のようだ。

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