2020/03/05

ロス・ブラウン氏、「全チーム揃わなければGP開催できない」

Ros Brawn (C)Brawn GP F1 Team
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F1を管理するモータースポーツ・ディレクターのポジションにあるロス・ブラウン氏は、様々な憶測が飛んでいる開幕戦オーストラリアGPの開催について、「全チームが揃わなければ開催はできない」との見解を示した。

いまのところオーストラリアGPは予定通りに開催される見通しとなっているが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、スタッフや機材のイタリアからの入国に対して制限を設けることや、経由地に対しても制限を掛ける可能性も囁かれている。
その場合、フェラーリやアルファタウリ(旧トロ・ロッソ)などイタリアに本拠を置くチームの開幕戦参戦に支障の出る可能性が予想される。

これについてかつて自身もチーム代表であったブラウン氏は、「すべてのチームが揃わないのであれば、開催することはできない。
なぜなら、不公平な状態で戦うのであればそれはもう世界選手権とは言えないからだ。
チーム自身が参加をとりやめるのであればともかく、外部からの事情が原因ではそれは容認できない」と述べている。

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2020/02/12

F1首脳、チーム数の減少を危惧

williams_600thGP (C)Williams F1
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F1でモータースポーツ担当のマネージング・ディレクターを務めるロス・ブラウン氏が、チーム数の減少を危惧していることを明かした。

2021年から再び大幅なレギュレーション変更を予定しているF1だが、長年叫ばれているコスト削減が図られなければ、ワークスチームとしても撤退はありうることで、すでにメルセデスやルノー等の名前が浮上、ましてやプライベートチームにとっては死活問題となっている。

とりわけ心配されているのが昨季チーム創設以来の大不振に陥ったウィリアムズ・チームで、ブラウン氏は名前を挙げてこれに言及した。
「実際問題、ウィリアムズ・チームについては心配している。
2年連続のコンストラクターズ・ランキング最下位ということで賞金など直接の収入も激減しているし、これに伴いスポンサーからの援助も減少していると聞く。
これまでは持ち堪えても、この先はわからない。
しかしウィリアムズのように長くF1を支えてきたチームが消滅するなど決してあってはならないことだ」
とはいえ現実には直接援助という方法は考えられないのが実状だ。

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2020/02/10

ロス・ブラウン氏、「メルセデスがF1撤退する理由ない」

Mercedes 3 Pointed_Star (C)Mercedes Motorsport
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親会社であるダイムラー社の新社長自ら否定する「メルセデスAMGチームのF1撤退説」だが、それでも一部メディアからは心配する声が絶えない状況が続いている。
これについてメルセデスAMGチームの前身であるブラウン・グランプリのオーナーでもあるロス・ブラウン/F1担当モータースポーツ・ディレクターは自身の感触として、くすぶる撤退説に改めて懐疑的な見方を示した。

「私はメルセデスAMGチームがワークス活動から手を引くとは考えていない。
なぜなら彼らはここ6年間に渡る成功で、大きな利益を得ているからだ。
普通、自動車メーカーがモータースポーツから撤退するのは資金的なデメリットが原因となるものだが、彼らの場合にはそれがない。
それならこれだけ成功しているのに止める理由などないではないか。
だから私はこの件で何も心配してないよ」

もしワークス参戦がなくなったとしても、メルセデスはすでにマクラーレン・チームに対して2021年から2024年までの長期エンジン供給契約を発表しているためF1との関わりを終えることはない。

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2020/02/07

F1、「中国GP開催の可否は主催者の判断次第」

Shanghai Circuit (C)Scuderia Toro Rosso
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F1のモータースポーツ部門マネージング・ディレクターであるロス・ブラウン氏は、喫緊の要事となっている中国GP開催の可否について、「結論は地元政府と主催者の判断に委ねられる」との見解を示した。

「3月いっぱい、中国ですべてのモータースポーツ活動が取り止めとなったのは中国GPのプロモーションという意味でもマイナスに働くのではないか。
F1中国GPが予定通りに行われるのか、はたまた延期あるいは中止となるのかはわれわれではなく地元政府とレース主催者の判断に掛かっている。
もし延期とされた場合にはその日程を調整するのが困難な作業になることだろう。
ただ一部で噂になったような、他のグランプリとの入れ替えというのはあり得ないことだ」

さらに同氏は「結論はここ2週間に下されなくてはならないし、またそうなるに違いない」とも付け加えた。
なお言うまでもなく同氏はかつてフェラーリ・チームの黄金時代を演じたF1の立役者である。

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2020/01/17

女性だけの『Wシリーズ』、米GP等でF1との併催決定

FIA
女性だけのレースシリーズである『Wシリーズ』が2020年はアメリカとメキシコの両グランプリでF1と併催されることがわかった。
これはF1マネージング・ディレクターを務めるロス・ブラウン氏が明らかにしたもので、両グランプリはいずれもF2やF3が併催されないため、これらに替わるサポートレースとして行われるという。
(Wシリーズは通常DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)のサポートレースとして行われている)

プラウン氏は「WシリーズはFIA(国際自動車連盟)にとつても将来性ある重要なレース。
アメリカ&メキシコ両レースの観客が、その魅力にとらわれ発展に寄与することを期待したい」と、人気向上に意欲をみせた。

なお先にウィリアムズ・チームのテストドライバーとして発表されたジェイミー・チャドウィック嬢は2019年の初代Wシリーズ・チャンピオンでもある。

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2019/04/18

ロス・ブラウン氏、ガスリーの最速ラップ挑戦容認

Pierre Gasly (C)Redbull Racing
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今シーズンから新たに導入されたファステストラップ・ポイント制度では、レース終盤にこの1ポイント獲得のためだけにタイヤ交換してアタックすることを強く警戒しているが、中国GPではレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがまさにこの作戦でファステストラップを記録した。

これについては一部に懐疑的な見方をする向きもあるが、ロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターはこれを成功した一例だとして歓迎する姿勢をみせた。

「われわれが導入した新たなポイント獲得正ドライバーは明らかに成功している。
毎レース、ファンは誰がレース中のファステストラップを記録するか、固唾を呑んで見守っているではないか。
この制度は、F1で新しいエキサイティングな魅力を引き出したんだ。
ガスリーの件についても、まったく問題はない。
彼はレギュレーション通り10位以内を走行していたのだから、何ら問題を指摘される理由はないよ。
実際、同じ頃にやはりタイムアタックを検討していた他チームの無線も私は聞いている」

ガスリーが最速タイムを記録したのはレースが終わるわずか2周前のことだった。

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2019/01/02

ロス・ブラウン氏、「ハミルトンはすでに異次元の存在」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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2018年のタイトル獲得で通算5度目。
伝説のドライバーであるファン・マニュエル・ファンジオ氏と並び、残る目標はチャンピオン7回の栄誉に輝いたミハエル・シューマッハのみとなったメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトン(33歳:イギリス)について、F1のモータースポーツ・ディレクターであるロス・ブラウン氏が絶賛している。

「ハミルトンはもう並のドライバーじゃない。
全21戦中、11回の勝利というのは素晴らしいものだ。
すでに非現実的なレベルに達した、言わば異次元の存在だといっても過言でないだろう。
とりわけ彼が予選で見せるとてつもないパフォーマンスは想像を絶するものだ。
これには間違いなくみんなが度肝を抜かれているよ。
われわれはまさに歴史の瞬間を見続けているんだ」と、ブラウン氏。

通算83回のポールポジション獲得はすでに史上1位にランクされる快挙だ。

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2018/12/26

ロス・ブラウン氏、「グリッド最後尾でも予選重要」

Grid Image (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)は2019年シーズンに向け変更したレギュレーションで、今年しばしばみられたPU(パワーユニット)関連のコンポーネンツ交換によるグリッド降格ペナルティ重なった場合、最大でも15グリッド降格までとした。
ただその場合、来シーズンは同じ最後尾ペナルティのクルマが複数出た場合、「予選グリッドの順」でそれぞれの位置が決定されることとされている。

これについてF1のロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターは、「たとえグリッド最後尾のペナルティを科せられたとしても、それでも予選は重要なファクターになる」と、その『効果』を自讃している。
2018年は、全20台なのに60グリッド降格などという非現実なペナルティが話題になった。

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2018/12/16

F1、新規参入者に「テクノロジー情報の共有」を模索

Ros Brawn (C)Ex.Brawn GP F1 Team
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F1は2021年のレギュレーション大幅改訂で、現行のものよりもシステムを簡略化して課題となっているコスト削減を実現することを狙っていたが、残念ながら合意を得ることはできないでいる。
これを受け、F1のロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターは、次のような新たな対策案を提示した。

それは、現在の既存マニュファクチャラーたちがテクノロジー情報の共有を図り、それを新規参入しようとする者に提供することにより、低コストで新たなエンジン・マニュファクチャラーを得ようとするものだ。

「F1改革のためには全マニュファクチャラーズが意識を劇的に改革しなければならない」と意気込みを隠さないブラウン氏だが、いまのところ実現に向け大きなうねりとはなっていないようだ。

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2018/12/11

2019年、F1放映に『AI(人工知能)』を導入へ

Pitstop Scene (C)Haas F1 Team
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F1でモータースポーツ担当取締役を務めるロス・ブラウン氏は、2019年のF1テレビ放映に最新の『AI(人工知能)』を導入する方針を明らかにした。

それによれば『AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)』と提携した『F1インサイツ』シリーズの一環として新しい大量のレース中テレビ用グラフィックスを展開、これによりレース中のマシンの状況など視聴者が具体的に体感できるようになるとのこと。
実際には、ドライバーが感じるマシンの不調やタイヤの状況などがあたかもコクピットにいるように感じられるということだ。

グランプリ開催数こそ史上最多を続けているF1だが、観客数や視聴者数は必ずしも期待通りに伸びておらず、ロス・ブラウン氏としても魅力の改善を迫られているのが現実だ。

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