2019/07/06

混迷さ増す、クビサ(ウィリアムズ)のレースシート

PKN Orlen (C)Williams F1
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今シーズンのF1でいまもっとも苦しんでいるのは、おそらく9年ぶりの復帰となったロバート・クビサだろう。
開幕前の開発遅れから著しく戦闘力を欠いたウィリアムズ・チームのマシンはグリッド最後尾が定位置となっているが、そうした中でも予選・決勝レース共にクビサは明らかにチームメイトに後れを取っているからだ。

そのためシーズン当初からクビサにはドライバー交代の噂が絶えない状況が続いている。
さらにその場合の候補として、メルセデス系ドライバーの一人であるエステバン・オコン(22歳:フランス)の名前が早くも浮上する始末。

これについてクビサのシート獲得に貢献したとされる母国ポーランドのスポンサーである『PKNオーレン』は「シーズン中にクビサがシートを失うことはない」と、言明。
ただ一部メディアが伝えるところでは肝心なそのスポンサー料の払い込みが滞っているのでは、とのマイナスな噂まで聞かれていてクビサを取り巻く事態はすこぶる不透明だ。

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2019/06/12

クビサ(ウィリアムズ)、「不振打開に魔法はない」

Robert Kubica (C)Williams F1
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今回のカナダGPでも予選、決勝レースともにほぼ最後尾と相変わらずマシンの戦闘力不足に苦しむウィリアムズ・チームのロバート・クビサだが、今回は金曜日のフリー走行でコクピットをリザーブドライバーであるニコラス・ラティフィ(23歳:カナダ)に譲る場面もあり、心中穏やかでなかった筈だ。
もちろんこれはカナダGPがラティフィにとってのホームだから、という意味合いもあるが、巷では秘かにシート喪失の噂も囁かれていたためだ。

結果的に今回も他チームに大きな後れを取ったクビサだが、次のように釈明した。
「今回も苦しんでいるのは見ての通りだけれど、残念ながら不振を打開するのに魔法はない。
燃料が軽くても重くても、また路面温度が高くても低くても、ロングランでもショートランでも、とにかくグリップがないんだ。
結果的にアクセルを踏むことができないから、こういう結果になることはわかっているんだけれど……」

次のフランスGPでも最初のフリー走行はラティフィにシートを譲る予定になっているとのことだ。

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2019/06/03

クビサ(ウィリアムズ)、「モナコGPで身体能力証明」

Robert Kubica (C)Williams F1
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今シーズン、ウィリアムズ・チームから8年ぶりとなるF1復帰の機会を与えられたロバート・クビサ(34歳:ポーランド)だが、マシンの戦闘力不足もあいまって戦績不振にはまだ身体の障害が影響しているのではないか、と指摘されていた。

2011年にラリーのトレーニング中に大クラッシュに遭ったクビサは、懸命なリハビリテーションの結果レーシングカーのドライブまで回復したものの、まだF1カーにおいては右手が不自由と伝えられていたもの。

しかし今回ハード・ドライビングを強いられるモナコGPで1周遅れながらみごと完走。
身体的に何も問題ないことを証明したと主張しているもの。
「心配してくれる人も多いけど、僕は十分うまくやれることがわかっていた」と、クビサはコメントしている。
後はマシンのパフォーマンスアップが課題か。

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2019/05/16

ニコラス・ラティフィ、ウィリアムズの候補に浮上

Nicholas Latifi (C)Williams F1
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マシン開発の遅れやチーム財政など運営の混乱から今シーズン、記録的な不振を続けているプライベートチームの名門ウィリアムズ・チーム。
ここに来てレースドライバーの一人であるロバート・クビサ(34歳:ポーランド)について、シート喪失の噂も囁かれ始めている。
クビサについては完全復活と伝えられた、ここまでチームの期待に応えていないという評価があるのも事実だ。

これに拍車を掛けるように、同チームのテストドライバーで今回のバルセロナ合同テストでも起用されたニコラス・ラティフィ(23歳:カナダ)に、金曜日のフリー走行への出走が決まった。
最初に登場するのは地元のカナダGP、続くフランスGPでの出走も決まっていて、その後さらに複数のグランプリで調整中とのことだ。
クビサに掛かるプレッシャーは大きくなっている。

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2019/05/13

クビサ(ウィリアムズ)にシート喪失の危機

Robert Kubica (C)Williams F1
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今シーズン、ウィリアムズ・チームから8年ぶりのF1復活を遂げたロバート・クビサ(34歳:ポーランド)だが苦戦が続き、早くもシート喪失の危機が伝えられている。

かつて21歳でザウバー・チームからF1デビューを果たしたクビサは、わずか3戦目で表彰台、実質2年目にはBMWワークスとなった同チームでポールポジションや初優勝を遂げるなど華々しい活躍をみせたが、今年の予選ではここまでの5戦すべてでチームメイト(ラッセル)に後れを取るなど苦戦が続き、グリッド最後方が指定席になりつつある。
チームではマシン自体に問題がある可能性があるとして、今回のスペインGPでは両者のマシンを入れ替える措置を採ったが、結果はマシンではないと判断されたようだ。

同チームにはリザーブドライバーとしてニコラス・ラティフィ(23歳:カナダ)が控えていて、場合によってはシーズン終了を待たずしてクビサと交代することがあるかも知れない。
なお財政難に苦しむウィリアムズ・チームにとって、大富豪であるラティフィの父親の存在は決して小さくない。

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2019/04/20

苦戦続くクビサ(ウィリアムズ)、グリップ不足に悩む

Robert Kubica (C)Williams F1
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2010年以来のF1復帰を果たしたロバート・クビサ(34歳:ポーランド)には、ウィリアムズ・チーム復活への強い期待が掛けられたが、いざ開幕すると周囲の期待に応えたものとは言えない戦いが続いていると言わざるを得ないようだ。

今年の同チームのマシンに戦闘力がないことは衆知の事実でこれは致し方のないところだが、問題は経験のないチームメイトのジョージ・ラッセル(20歳:イギリス)にも後れを取っていること。
それはここまでの3戦の予選・決勝すべてのセッションでこの新人に負けてるという現実が証明する。

これについてクビサは「とにかくマシンにグリップがなく、踏み込むことができないんだまず」と語り、1周のラップタイムに苦慮していることを正直に明かした。
しかしパドックでは「やはり腕に事故の障害が残り、F1ドライブは無理」との厳しい指摘が行われている。

「1周のラップタイムさえこなすことができるようになれば、自ずとロングランも安定してくる筈」と語るように、一番この現状を心配しているのはクビサ自身だろう。

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2019/03/28

ビルニューブ氏、クビサのF1復帰に懐疑的見解

Robert Kubica (C)Williams F1
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元F1チャンピオンであるカナダのジャック・ビルニューブ氏が、開幕戦オーストラリアGPについて言及、その中でベテランのロバート・クビサ(34歳:ポーランド)がウィリアムズ・チームから復帰を果たしたことについて懐疑的な見解を示し話題を呼んでいる。

同氏によれば、F1はモータースポーツの最高峰としてすべてにトップレベルであるべき。しかしクビサはラリーでの大クラッシュにより現在も右腕に障害を抱えているとされる。
F1復帰に掛ける気持ちはわかるものの、歓迎されることではないという。

現在のウィリアムズが戦闘力を欠いているのは明白なことだが、クビサはオーストラリアGPで若いチームメイトにも後れを取っていた。
ただこのビルニューブの意見にはF1関係者の間からも非難の声が聞かれるようだ。

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2019/03/19

クビサ(ウィリアムズ)、「今は完走したことが成果」

Robert Kubica (C)Williams F1
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シーズン前テストに間に合わなかったことから苦戦が予想されたウィリアムズ・チームだが、その見通しのとおりオーストラリアGP公式予選でも最下位、決勝レースも完走した中では最下位に2台が並んだ。
しかしそれでも同チームのベテラン、ロバート・クビサ(34歳:ポーランド)は「今の僕たちには完走したこと自体が大きな成果」と、胸を張った。

「今のチーム状況ではまずメルボルンのグリッドに無事並べたことに感謝しなくっちゃね。
とにかくグランプリに参加しないことには話にならないんだから。
今はタイムも他のチームには及ばないものだけど、差があるということはそれだけ僕らにも進歩する可能性が残されているということさ。
みんなに追い付けまでには最低数か月は掛かるだろうけれど、それまでは耐えることが必要なんだ」

2010年ルノー・チーム以来のF1復活となるクビサには、名門ウィリアムズ復活への期待が託されている。

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2019/03/04

「想定外のことばかり」、クビサ(ウィリアムズ)

Robert Kubica (C)Williams F1
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今シーズン、実に8季ぶりとなるF1復帰を果たすウィリアムズ・チームのベテラン、ロバート・クビサ(34歳:ポーランド)だが、今回のシーズン前テストはもちろん期待したものではなかったようだ。

昨季の大不振から脱出すべく開発された2019年新型車『FW42』は、しかしマシン完成が遅れテスト開始2日間はまったく走れず。
マシンがサーキットに届けられた3日目も午後になってやっとコースインという始末。
テスト最終日になっても他チームのように周回数は重ねられず、ベストタイムもはるか及ばないものに終わった。

「こんな状況になるとは考えてもいなかった。
すべてが想定外のことだよ。
他のチームのマシンが走るのをただ見ているのは耐えられないことだったし、走れるようになっても今度はスペアパーツすら思うようにならず熟成のしようがなかったんだから。
できる限りの仕事はしたけれど、こんな不完全な状態でメルボルンの地に趣くのはつらいことだよね」

F1参戦3年目には初優勝(BMW)を遂げるなど期待されたクビサだが、2011年のオフに参戦したラリーで大怪我に見舞われ表舞台から去り、メルボルンは以来9年ぶりのF1グリッドということになる。

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2018/12/13

ロバート・クビサ(ウィリアムズ)、来季の復帰に自信

Robert Kubica (C)Williams F1
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来シーズン、2010年以来となるF1復帰が決まったロバート・クビサ(34歳:ポーランド)は、8年という長いブランクにもかかわらず、自信をみせている。

「トータルで考えて、2019年のF11復帰というのは僕にとって的を射たものだと思っているよ。
F1ではいろいろ経験を積んでいるので、それがわかるんだ。
8年というブランクは心配していない。
来年のF1はエアロダイナミックスの安定のために空力ルールが変更されるけど、これも僕はどう対応したらいいかわかっているつもりだ。
技術的な観点からは、冬のテストが重要なものになることだろう。
チームオーダー(ジョージ・ラッセル)は新人だけど、マシンの開発は僕がずっとやってきたことだから大丈夫さ」

2006年に21歳でザウバーからF1デビューしたクビサは、わずか3戦目で表彰台に上がって周囲を驚かせた。

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