ミカ・ハッキネン氏、「今のF1はまるで監視社会」
Mika Hakkinen (C)Mercedes Motorsport
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元F1チャンピオンのミカ・ハッキネン氏(50歳:フィンランド)が、「今のF1はまるで監視社会だ」との、ユニークな見方を披露した。
これはハッキネン氏がコラム欄を持つ大手ブックメーカー『ユニベット』で明らかにしたもの。
その中で同氏は、カナダGPでのベッテルとハミルトンとのバトルについて「僕が現役当時はあんなこと日常茶飯事のことだったよ。
僕とシューマッハなんか、しょっちゅうあのくらいのことやっていたからね。
でもあの頃はそんなにカメラがなかったから、さしておおごとになることもなかった、
いまスチュワードが見たら、みんなペナルティだろう。
それに比べると、今のF1はまるで監視社会のようだ。
ただスチュワードもが難しい立場に追い込まれたと言える。
今回もあの裁定で満足したものはおらず、ただ非難だけが湧き起こった。
必要なのは判断基準が統一されることで、そのためにはスチュワードが今のように毎レース替わるのではなく、常勤にすべきなんじゃないか」と、指摘している。
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