2021/08/07

来年のF1日本GP、富士のWECレースと日程バッティング

Suzuka Circuit (C)Mercedes Motorsports
拡大します
日本のASN(各国のスポーツ権能保持者)であるJAF(日本自動車連盟)が、各サーキットから提出された2022年国際格式のレース・スケジュールの内容を明らかにした。

それによれば、例年同様10月となっている鈴鹿サーキットのF1日本GPは、来年は10月9日(日)決勝となっている。
一方、富士スピードウェイでも同じく世界選手権であるWEC(世界耐久選手権)が同じ10月9日(日)決勝で申請されたことがわかった。

FIAでは同じ国で二つの同日世界選手権レースを基本的に認めていないため、いずれかの日程が変更される可能性がある。
一部にはあたかもホンダ(鈴鹿)vsトヨタ(富士)の代理戦争と穿った見方をする向きもあるようだ。

|

2021/03/29

『富士スピードウェイホテル』建設へ

1976 F1 in Japan (C)Fuji Speedway
拡大します
日本を代表するサーキットの一つである富士スピードウェイ隣接地に、本格ホテルが建設されることになった。

これは同スピードウェイと同じくトヨタ自動車系列の東和不動産が2022年秋の開業を目指して建設するもので、世界的ホテル・ハイアット系のその名も『アンバウンドコレクション by Hyatt』。
またホテルにはトヨタ博物館(愛知県長久手市)が監修する『富士モータースポーツ・ミュージアム』なる博物館が併設されるとのことだ。

富士スピードウェイでは1970年代にバンクを省いた当時の4.3キロコースで2回、また2000年代には現行のコースで同じく2回F1レースが行われている。

|

2018/02/04

富士スピードウェイが2020年東京五輪自転車競技会場に

Fuji Speedway (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
かつてはF1、現在はWEC(世界耐久選手権)の開催地として世界的にも知られる富士スピードウェイが、2020年の東京五輪自転車競技会場に選ばれ、さらに注目を集めることとなった。

これは3日(土)に冬季五輪会場である韓国・平昌で行われたIOC(国際オリンピック委員会)の理事会で決定されたもの。
これにより東京五輪の際には、富士スピードウェイが『個人タイムトライアル』と『ロードレース』のゴール地として使用されることになった。

なお富士スピードウェイの所有者であるトヨタ自動車は東京五輪を含む2024年までIOCとの間でオリンピック・パラリンピックの『ワールドワイド・オリンピック・パートナー』の契約を結んでいる。

| | トラックバック (0)

2018/02/02

『WEC富士6時間レース』、アロンソ出場に向け日程変更も

Fuji WEC 6h Race (C)Toyota Motorsports
拡大します
マクラーレン・チームのフェルナンド・アロンソ(36歳:スペイン)は、2018年のWEC(世界耐久選手権)へのフル参戦を正式発表したが、唯一日本で行われる富士6時間レースだけはF1アメリカGPとのスケジュールがバッティングしているため欠場の意思を示していた。

しかしアロンソの参戦を今季最大のコマーシャル・メリットとするトヨタWECチームは、同選手出場のためFIA(国際自動車連盟)にWECスケジュールの変更を申し入れたと伝えられた。

『世界三大レース』制覇を目論むアロンソ自身のWEC挑戦最大の目的はルマン24時間レース参戦にあるとみられるが、富士6時間レースの舞台である富士スピードウェイを所有するトヨタ自動車としては、何としても同レースへのアロンソの参戦を実現させたいところだ。

| | トラックバック (0)

2015/09/16

F1の逸材フェルスタッペン、富士スピードウェイへ

Image (C)Renault Sport
拡大します
世界のトップクラスが集まるF1の世界の中で、段トツの若手ドライバーとして人気があるスクーデリア・トロ・ロッソのマックス・フェルスタッペン(17歳:オランダ)が、今年の日本GP(鈴鹿サーキット)よりも前に来日してプロモーション・イベントを行うことがわかった。

これは今季同チームが搭載するルノー・エンジンの親会社であるルノー車の日本代理店であるルノー・ジャポン社が富士スピードウェイで行うもの。
期日は日本GP(9月27日決勝)より前の9月22日(火:国民の休日)。

ただし当日はルノーが歩見る最高級スポーツカー『ルーテシ・ ルノー・スポール』などのドライブはあるものの、F1マシンをドライブする予定はないということだ。

なお父親のヨス・フェルスタッペン氏は計6回日本GPに参加しているが、こちらもすべて鈴鹿サーキットで富士スピードウェイの経験はない。

| | トラックバック (0)

2014/09/15

WEC(世界耐久選手権)「富士6時間」に多くの元F1ドライバー

Toyota『TS030 HYBRID』 (C)Toyota Motorsports
拡大します
FIA(国際自動車連盟)は、来月日本の富士スピードウェイを舞台に行われる「WEC(世界耐久選手権)富士6時間レース」の暫定エントリーリストを発表。
それによれば実に10人以上もの元F1ドライバーが参戦、また地元日本人ドライバーも5名が参加予定であることがわかった。

元F1ドライバーとしては通算9勝を誇るマーク・ウェバーからニック・ハイドフェルド、ステファン・サラザン、アレキサンダー・ブルツ、セバスチャン・ブエミ、ルーカス・ディ・グラッシ、アンドレ・ロッテラー、ペドロ・ラミーら……。

さらに日本人ドライバーも優勝候補の元F1ドライバー中嶋一貴を始めとして中野信治、井原慶子、飯田章、小泉洋史ら5名の多きを数えた。

「富士6時間レース」、決勝レースは来たる10月12日(日)に行われる。
イベントの詳細はこちら

| | トラックバック (0)

2010/09/10

台風9号、富士スピードウェイのイベントにも影響

Fuji Speedway Image (C)Toyota Motorspots
拡大します
日本列島を直撃した台風9号は富士スピードウェイのある静岡県地方にも大きな被害をもたらせたが、この影響で今週末に当地で予定されていた『スーパーGT第7戦』が中止になることが決まった。

報道によれば、富士スピードウェイ場内の被害は大きくないものの、周辺地域での被害が甚大で、開催は断念すべきものと判断したという。

富士スピードウェイでは過去、1976年と1977年、また新装なってからは2007年と2008年にF1グランプリが開催されたことがある。

| | トラックバック (2)

2009/11/23

トヨタ、富士でF1カーファイナルラン

Toyota Motorsports Festival 2009 (C)Toyota Motorsports
拡大します
今季限りでF1撤退を表明したトヨタ・チームだが、22日(日)富士スピードウェイを舞台に『モータースポーツ・フェスティバル2009』を開催、ヤルノ・トゥルーリ、中嶋一貴、そして小林可夢偉らがF1ラストランを行った。

会見では中嶋・小林いずれもが来季のF1残留希望を表明したが、具体的な展開はまだ見えていないようだ。

ドライバー ヤルノ・トゥルーリ:
「非常に多くのファンが集まってくれて、本当にうれしい。
ずっと応援してくれた全ての人々に、本当に感謝している。
日本のチーム、トヨタに長期間にわたって加わっていたというのは非常に素晴らしい経験だった。
今回の走行は、トヨタF1カーでの思い出に残るラストランとなった」

TDPドライバー 中嶋一貴:
「寒い中で多くのファンが最後まで見てくれて、素晴らしいイベントだった。
初めてトヨタF1カーに乗ることになり、僕自身、非常に興味深い体験ができ、その他の競技も大変楽しめた。
来年のことは、まだはっきり言えることは何もないが、精一杯、前向きに頑張って、来年もF1でレースができるように頑張っていくので、応援して欲しい」

TDPドライバー 小林可夢偉:
「14歳でFTRS(フォーミュラトヨタ・レーシング・スクール)に入って以来、常にF1という目標を目指して来た僕が、ラストランを担当するというのは複雑な気持ちだが、光栄にも感じる。
ヤルノと僕との2人が、最後のアブダビGPでしっかりダブルポイントを取って終えることができたのは、本当に良かったと思う。
来季については、TMGの方々が一生懸命、他のF1チームと交渉してくれているので、ドライバーとしての準備を怠らずに待ちたい」

| | トラックバック (3)

2009/07/10

2010年の日本GP開催はエクレストン氏次第

2005 Japanese GP Stand (C)Renault F1 UK
拡大します
親会社であるトヨタ自動車が富士スピードウェイでの日本GP開催を断念したことから、日本のファンからは鈴鹿サーキットでの連続開催に期待が集まっているが、しかし問題は簡単なものではなさそうだ。

この件に関し、鈴鹿側はまだ何ら公式な姿勢について明確にしていないものの、おそらく開催には前向きであると考えられている。
しかし、実際にF1の開催権を決めるのはFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の代表であるバーニー・エクレストン氏であって、富士が辞退したからといってすんなり鈴鹿にOKサインを出すかどうかは不透明だ。

現在年間ほぼ18戦レベルで落ち着いているグランプリ開催場所だが、新興国などで依然として新規開催の意向は強く、かりに鈴鹿が隔年から連続開催に変更する場合、エクレストン氏からは相当なレベルの要求が突きつけられる可能性が高いとみられる。

| | トラックバック (2)

2009/07/08

鈴鹿サーキット、「代替開催、決まっていない」

2005 Japanese GP Stand (C)Renault F1 UK
拡大します
トヨタ自動車傘下の富士スピードウェイが、20年続いた鈴鹿サーキットから日本GPの開催権を獲得したものの、わずか2回の開催で放棄するという異常事態に陥ったが、これによる代替開催について鈴鹿サーキットでは「まだ何も決まっていない」と、説明している。

日本GPは2007-2008と2年間富士スピードウェイを舞台に行われたが、今年2009年は再び鈴鹿に、そして来年の2010年はすでに再び富士に戻ることが決まっていた。
今回の開催権辞退で2010年の開催は宙に浮いた形となっているが、事実上日本で代替開催できるのは鈴鹿市かなく、今後FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)と鈴鹿との話し合いがまとまらなければ、再び日本GPが消滅するという最悪のケースも考えられる。

共に史上最悪の販売不振に陥ったホンダとトヨタだが、ホンダがF1参戦を放棄して日本GPは開催、一方のトヨタが参戦は継続するものの日本GP開催は放棄と、対照的な対応をみせる結果となったが、いずれも海外メディアからは厳しい評価を受ける事態となっている。

| | トラックバック (6)

その他のカテゴリー

70thアニバーサリーGP A-1リンク BMW DRS DTM F1 F1テスト F2 F3 FIA GPDA IMSA INDY KERS NASCAR US-GP VW WEC WRC WTCC アイザック・ハジャー アイフェルGP アイルトン・セナ アウディ アストンマーティン アゼルバイジャン アゼルバイジャンGP アニバーサリーGP アブダビGP アメリカGP アラン・プロスト アルガルベ・サーキット アルゼンチンGP アルド・コスタ アルバートパーク アルピーヌ アルファタウリ アルファロメオ アレクサンダー・アルボン アレクサンダー・ロッシ アレクサンドル・ブルツ アレックス・パロウ アレックス・リン アントニオ・ジョビナッツィ アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ アンドレアス・ザイドル アンドレア・キミ・アントネッリ アンドレア・ステラ アンドレッティ アンドレッティ・グローバル イギリスGP イゴラ・ドライブ イタリアGP イモラ インテルラゴス インディアナポリス インドGP ウィリアムズ ウィリ・ウェバー ウィル・スティーブンス エイドリアン・スーティル エイドリアン・ニューイ エイボン エクソンモービル エステバン・オコン エステバン・グティエレス エマニュエル・ピロ エリック・ブイユ エンジン エンツォ・フィティパルディ オスカー・ピアストリ オトマー・サフナウアー オランダ オランダGP オラ・ケレニウス オリバー・オークス オリバー・ベアマン オリバー・ミンツラフ オースティン オーストラリアGP オーストリアGP オーラ・ケレニウス カタールGP カナダGP カラム・アイロット カルロス・ゴーン カルロス・サインツJr. カート キミ・ライコネン キャノピー キャラミ・サーキット ギド・ヴァン・デル・ガルデ ギュンター・シュタイナー クムホ クリスチャン・ホーナー クレア・ウィリアムズ グッドウッド ケビン・マグヌッセン ケータハムF1 ゲルハルト・ベルガー コスワース コルトン・ハータ コロンビア コンコルド協定 サウジアラビアGP サクヒールGP サンパウロGP ザウバー ザク・ブロウン ザンドフールト シャルル・ピック シャルル・ルクレール シリル・アビテブール シルバーストーン シンガポールGP ジェラール・ロペス ジェンソン・バトン ジェームス・アリソン ジェームス・ボウルズ ジェームズ・キー ジャガー ジャッキー・スチュワート ジャック・エイトケン ジャック・ドゥーハン ジャック・ビルニューブ ジャン・アレジ ジャン・エリック・ベルニュ ジャン・トッド ジュリアーノ・アレジ ジュール・ビアンキ ジョナサン・ニール ジョニー・ハーバート ジョリオン・パーマー ジョン・サーティーズ ジョージ・ラッセル ジーン・ハース スティーブ・ニールセン ステファンGP ステファーノ・ドメニカリ ステークF1 ストッフェル・バンドーン スパフランコルシャン スプリントレース スペインGP スポンサー スージー・ウォルフ スーパーライセンス スーパー・アグリ スーパー・フォーミュラ セバスチャン・ブエミ セバスチャン・ベッテル セバスチャン・ロウブ セパン・サーキット セルゲイ・シロトキン セルジオ・ペレス セルジオ・マルキオンネ ソチ タイGP タイヤ ダカールラリー ダニエル・ジュンカデラ ダニエル・ティクトゥム ダニエル・リカルド ダニカ・パトリック ダニール・クビアト ダニー・サリバン ダビデ・バルセッキ ダビデ・ブリビオ ダン・ティクタム チェコ チャーリー・ホワイティング チョウ・グアンユー テオ・プルシェール テレビ ディーター・ツェッチェ ディートリッヒ・マテシス デイトナ デイモン・ヒル デビッド・クルサード デビッド・シューマッハ デビッド・リチャーズ デモラン デンマークGP トスカーナGP トト・ウォルフ トニー・フェルナンデス トヨタ トルコGP トロ・ロッソ ドイツGP ドニントンパーク ナイジェル・マンセル ナイトレース ニキ・ラウダ ニキータ・マゼピン ニコラス・トッド ニコラス・ラティフィ ニコ・ヒュルケンバーグ ニコ・ロズベルグ ニック・デ・フリース ニック・ハイドフェルド ニック・フライ ニュルブルクリンク ニュージャージー ネルソン・アンジェロ・ピケ ハロー ハンガリーGP ハンガロリンク ハンコック ハースF1 バルセロナ バルテリ・ボタス バレンシア バレンシアGP バレンティーノ・ロッシ バーニー・エクレストン バーレーンGP バーレーン国際サーキット パスカル・ウェーレイン パストール・マルドナド パット・シモンズ パット・フライ パディ・ロウ ビザ・キャッシュアップRB ピエトロ・フィッティパルディ ピエール・ガスリー ピレリ ファン・モントーヤ フィリピン フェラーリ フェリッペ・ナスル フェリッペ・マッサ フェルナンド・アロンソ フォース・インディア フォード フォーミュラE フラビオ・ブリアトーレ フランク・ウィリアムズ フランコ・コラピント フランスGP フランツ・トスト フレデリック・バッサー ブラジルGP ブラバム ブランズハッチ ブリヂストン ブルガリア ブルーノ・セナ ブレンドン・ハートリー ヘルマン・ティルケ ヘルムート・マルコ ヘレス ベトナム ベトナムGP ベルギーGP ペドロ・デ・ラ・ロサ ペーター・ザウバー ホッケンハイム ホンダ ホー・ピン・トゥン ポルシェ ポルトガルGP ポールリカール ポール・ストゥダート マイアミGP マイク・ガスコイン マイク・コフラン マイケル・アンドレッティ マイケル・マシ マクラーレン マセラティ マックス・チルトン マックス・フェルスタッペン マッティア・ビノット マドリッドGP マニクール マリオ・アンドレッティ マルク・ジェネ マルコ・アンドレッティ マルコ・マッティアッチ マルシア マレーシアGP マ・キンファ マーカス・アームストロング マーカス・エリクソン マーク・ウェバー マーク・スミス マーティン・ブランドル ミカ・サロ ミカ・ハッキネン ミシュラン ミック・シューマッハ ミハエル・シューマッハ ムジェロ メキシコGP メルセデス モトGP モナコGP モニシャ・カルテンボーン モハメド・ベン・スレイエム モンツァ ヤス・マリーナ・サーキット ユナイテッドステーツGP ヨースト・カピート ヨーロッパGP ラスベガス ラスベガスGP ラファエル・マルシエロ ラルフ・シューマッハ ランス・ストロール ランド・ノリス ランボルギーニ リアム・ローソン リオ・ハリアント リザーブドライバー リバティ・メディア ルイス・カミレッリ ルイス・ハミルトン ルイス・ペレス・サラ ルカ・フィリッピ ルカ・モンテツェモロ ルノー ルマン24時間レース ルーベンス・バリチェッロ レギュレーション レッドブル レッドブルリンク レーシング・ブルズ レーシング・ポイント レース・オブ・チャンピオンズ ロイ・ニッサニー ロシアGP ロス・ブラウン ロバート・クビサ ロバート・シュワルツマン ロバート・ドーンボス ロブ・スメドリー ロブ・ホワイト ロベルト・メルヒ ロマン・グロージャン ロマーニャGP ロリー・バーン ロングビーチ ロンドンGP ロン・デニス ローガン・サージェント ロータス ローマ ローラ ワールドシリーズbyルノー ヴィジャイ・マルヤ 上海サーキット 中国GP 中嶋一貴 中嶋大祐 佐藤万璃音 佐藤公哉 佐藤琢磨 八郷隆弘 南アフリカ 周冠宇 国本京佑 富士スピードウェイ 小暮卓史 小松礼雄 小林可夢偉 山本尚貴 山本左近 山本雅史 岩佐歩夢 平川亮 新型車発表 日本GP 松下信治 武藤英紀 浜島裕英 片山右京 牧野任祐 田辺豊治 福住仁嶺 角田裕毅 野田樹潤 鈴木亜久里 鈴鹿サーキット 長谷川祐介 WTCC