2020/06/17

ジャン・トッドFIA会長、ベッテルのF1残留に期待

Jean Todt (C)RedBull Racing
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FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長が、今シーズン限りでのフェラーリ・チーム離脱が決まっているセバスチャン・ベッテル(32歳:ドイツ)について次のようにイタリアの日刊紙『コリエーレ・デラ・セラ』で語った。
FIA会長が特定のドライバーの去就について言及するのは異例のことだ。

「モーターレーシングというのは他のスポーツとは異なり、人間と、マシン、そしてチームワークとのコンビネーションで戦われるもの。
そのどれか一つが欠けても成り立たないスポーツなんだ。
ドライバーだけが優れていても勝つことはできない。
それはベッテルだけでなくアロンソ(マクラーレン)をみても同じことが言えよう。
勝てないフェラーリ・チームにあっては、あのミハエル・シューマッハだって同様だった、
1996年に跳ね馬チーム入りした彼がタイトルを獲得したのは2000年になってからのことだったからね。
今回のことについて私は誰も糾弾するつもりはないが、ベッテルのような才能あるドライバーがF1のステージからいなくなるのは悲しいことだ。
できれば来年以降もどこかのチームで彼の姿を見たいと思っているよ」

一方、メルセデスのルイス・ハミルトンがこのところ人権問題について行動を起こしていることについても理解を示した。

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2020/05/05

「謙虚な姿勢必要」と、ジャン・トッドFIA会長

Jean Todt (C)RedBull Racing
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いまモータースポーツ界を遅う前例のない危機に、FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は「謙虚な姿勢が肝要」と訴えた。

これはFIAの機関誌『オート』で語ったもの、その中でこの元フェラーリ・チーム代表は、「現在のこの未曾有の危機は言うまでもなく新型コロナウイルスがもたらせたものだが、責任を他に委ねることがあってはならない。
世界的な景気後退の波にあって、われわれには謙虚な姿勢が求められているのだ。
この不景気で、自動車メーカーは再びコスト削減を唱えてF1から去るかも知れない。
それでもわれわれはこれを受け止める覚悟が必要なのだ」と、主張した。

これはかつて『リーマンショック』の際、トヨタやホンダ、BMWらが相次いでF1から撤退したことが念頭にあるもの。
まだ自動車メーカー撤退の具体的な兆候はないとしたものの、悪夢を自身が経験してきた者として、トッド会長は最悪の事態に備える必要を訴えた。

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2020/04/15

ジャン・トッドFIA会長、ファンの関心喪失を懸念

Jean Todt (C)RedBull Racing
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開幕から数多くのイベントを失ってなお見通しが定かでない2020年のF1選手権だが、世界のモータースポーツを統括するFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長が新たな心配を『モータースポーツ・コム』のインタビューで示唆し注目を集めている。

その中でこの元フェラーリ・チーム代表は、「おそらくシーズン後半からのグランプリ開催は可能であるものの、その時点でファンがまだF1に関心を持ってくれているかはわからない。
今の未曾有の困難をやっと克服し以前の生活を取り戻した時に、果たしてまたこうしたスポーツイベントに行きたいと思ってくれるかが心配なんだ。
そしてそうであれば各イベントのプロモーターだってリスクを犯して開催に前向きである保証はない」と、独自の懸念を示した。
現在FIAのもと、すべての世界選手権は中断したままだ。

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2020/04/11

ジャン・トッドFIA会長、メーカーのF1撤退を懸念

Jean Todt (C)RedBull Racing
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一向に収束の気配がみられない新型コロナウイルスのモータースポーツ界への影響について、FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長が見解を示した。

「現在モータースポーツ界を襲っている危機は、これまで誰も経験したことのない未曾有のもので、その対応には関係者すべての知見と叡知とが必要とされる。
とりわけF1とその競争者についてはいたへんな財政難が危惧となっている。
これを放置しておけば、いくつものチームやエンジン・サプライヤー、そして自動車メーカーの参戦継続に支障を来すことだろう。
とりわけメーカーの継続については深い懸念を持っている。
なぜなら、メーカーにとってモータースポーツの継続というのは決して彼らにとっての最優先事項ではないからね」

過去にもBMWやトヨタ、ホンダなど自社の都合により突然F1から撤退した痛い歴史がある。

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2020/04/07

トッド会長、FIAスタッフに異例の団結を指示

Jean Todt (C)RedBull Racing
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新型コロナウイルスの猛威によるモータースポーツ界の現状について、FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長がFIAスタッフに団結して当たるよう指示した。

「いま世界を襲っているこの現況は、かつてわれわれが経験したことのない未曾有のものだ。
その影響は世界の産業の多岐に渡っているが、モータースポーツも決してその例外ではない。
すでに多くのイベントが中止ないし延期とされていて、各カテゴリーで大きなスケジュール変更を余儀なくされているが、いままだ不確定要素が多く先の見通しは立てにくいものとなっている。
またこれによる経済的ダメージは大きく、われわれだけでなくエントラントそれぞれに大きな負担を強いるものとなっている。
これらに対処するため、FIAのスタッフは全員が団結し、一丸となって対処しなくてはならない」と、異例の檄を飛ばした。

トッド氏の言葉通り、モータースポーツ界はかつて経験したことのない苦境に見舞われている。

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2020/01/11

ジャン・トッドFIA会長、「理想のF1は全12チーム」

Jean Todt (C)RedBull Racing
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現在F1は全10チームで戦われているが、FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は「理想のF1は全12チーム」との持論を展開した。

「2010年代の初期、F1は全12チームで戦われていた。
グリッドには活気があり、レースは盛り上がっていた。
今は残念ながらいくつかのチームが消え、10チームというギリギリの状態が続いている。
私はこれを再び12チーム程度に増やしたいと思っている。
そうすればF1は再び盛り上がり、才能ある若手ドライバーがF1にステップアップしやすくもなる筈だ。
そのためにもなんとか新しく参戦するチームが待たれるのだが」

実際にはF1参戦に掛かる巨額費用が新規参入しようとするチームの脚を引っ張っているというのが実状だ。

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2019/12/19

ジャン・トッドFIA会長、F1のレース数拡大に慎重姿勢

Michael Schumacher & Jean Todt (C)Ferrari S.p.A
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このところ毎年のようにレース数を拡大し続けるF1は、来年いよいよ史上最多の全22戦を予定しているが、こうした傾向にFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッドFIA会長が警鐘を鳴らしている。

「私は長期的にはF1レース数が拡大していくのは止むを得ないことだろうと思っている。
とりわけ巨大自動車市場であるアメリカや中国では複数のグランプリになるのは当然なことだろう。
だから将来的には最大25レースという案には私も同意しない訳ではない。
しかしいろいろ問題もあってそれを軋轢なく実現させるには時間が掛かる。
今はまずこの年間22レースというのをトラブルなく成功させるのが先決問題」と、慎重姿勢。

トッド氏がフェラーリ・チーム監督だった黄金時代、F1はほぼ年間17戦程度だった。

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2019/09/17

トッド/FIA会長、ルクレール(フェラーリ)を高く評価

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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ベルギーGPでF1初勝利を収めると、次のイタリアGPでも連続ポールTOウィンと、すっかり覚醒した感のあるフェラーリ・チームのシャルル・ルクレール(21歳:モナコ)について、元同チーム代表で現在FIA(国際自動車連盟)の会長を務めるジャン・トッド氏が次のように言及している。

「ルクレールの強さは本物だね。
彼には単にスピードだけでなく、チャンピオンシップを勝ち取るメンタルの強さがある。彼がこの先もっと経験を積んでいけば、やがてかつてのミハエル・シューマッハのようにチームを引っ張るようになる。
そしてその時フェラーリのマシンに速さがあれば、歴史に残る偉大なチャンピオンになる可能性があるよ」と、ドイツの専門誌『アウト・ビルト』で称賛した。

ただルクレールのマネージメントをトッド氏の子息であるニコラス・トッド氏が行っているという背景を多少考慮する必要もありそうだが。

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2019/05/23

ジャン・トッドFIA会長、フェルスタッペン人気を歓迎

N.Lauda & J.Todt (C)Mercedes Motorsports
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現FIA(国際自動車連盟)会長で、かつてはフェラーリの黄金時代を率いたジャン・トッド氏が、このところ高まるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)人気に言及した。

「ヨーロッパ・ラウンドのグランプリがいずれも力を落としている中、オランダGPが復活するというのは勇気づけられるニュースだ。
コースが古き良き時代を象徴するザンドフールトであるというのも個人的には喜ばしいことだと思っている。
言うまでもなくオランダGP復活の原動力となったのにはフェルスタッペン(レッドブル)人気がある。
いまのF1にとって、彼のような存在は絶対に欠かせないものだよ」と、喜びをみせた。

なおここザンドフールトでの最後のウィナー(1985年)が今回急逝したニキ・ラウダ氏だったというのも運命的なものを感じさせることだ。

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2019/02/28

合同テスト後半2日目、ベッテル(フェラーリ)クラッシュ

Carlos Sainz (C)McLaren Group
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2月27日(水)、バルセロナ・サーキットを舞台に行われているシーズン前テスト後半は第2日目を迎えた。

トップタイムはこの日もマクラーレンでカルロス・サインツの記録した1'17.144、これは今年のテストでは全体のベストになるものだ。
130ラップの多きを数えたが、コース入口でストップ、赤旗中断の原因も作っている。

2番手はペレス(レーシング・ポイント)、3番手はベッテル(フェラーリ)。
この日のビッグニュースはなんといってもこのベッテルのクラッシュだろう。
新しい僚友であるルクレールとこの日もマシンをシェアしたベッテルは午前のセッションで40周を周回、この日の3番手となる1'18.193のベストタイムを記録したもののその後3コーナーでコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断、ドライバーは直ちにメディカルセンターに運ばれて検査を受けたが幸い身体に問題ないとして解放された。
マシンは修復に当てられたもののルクレールのほうは結局インストレーションラップだけに留まりノータイムで終えている。

4番手ライコネン(アルファロメオ)、5番手グロージャン(ハース)、6-7番手には共にホンダ・パワーのフェルスタッペン(レッドブル)とクビアト(トロ・ロッソ)が並び合わせて229周を走り込んだ。
前日ハイドロリック系のトラブルに見舞われたメルセデスは遅れを取り戻すべくボタス&ハミルトン合わせて176周を周回した。
シーズン前テストで出遅れたウィリアムズは、クビサが最多の130周を周回、初めて本格的なテスト・プログラムを消化して追い上げの姿勢をみせた。

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