2021/09/28

ホーナー代表(レッドブル)、「望み得る最高の結果」

Hamilton & Verstappen (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、日曜日に行われたロシアGPのフェルスタッペンの結果について「望み得る最高の結果」と、自讃した。

最後尾スタートということでレース前には「5位以内に入れれば上出来」と語っていたホーナー代表だが、「表彰台という結果は想定外」としている。
レース中盤までは7位あたりに留まり、これが限度かと思われたが最終盤の雨による混乱を巧みに切り抜け、一気に2位まで順位を上げてフィニッシュしてみせたもの。

ライバルのハミルトン(メルセデス)が優勝するというレース結果にも、「ソチで強いメルセデスのハミルトンが勝つというのは織り込み済み」として、フェルスタッペンの2位は最後尾スタートというハンディを考えれば最善の結果と喜んだ。

レース前に5点あったポイント差は逆転されたものの、わずかに2点のギャップに留めている。

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2021/09/26

ホンダ系チーム、公式予選コメント(9/25)

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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ロシアGPの予選は、難しいコンディションによって波乱の起きる展開となり、セルジオ・ペレスが9番手でHondaパワーユニット勢最上位となりました。

悪天候のためにFP3は中止となりましたが、予選開始が予定されていた現地時間15時までに、コンディションは回復。
スケジュール通りに予選がスタートしました。
Q1では路面はウエットでしたが、各車はインターミディエイトタイヤでコースイン。
最後尾スタートが決まっているマックス・フェルスタッペンは、序盤に2周を走行したのみでタイムを記録せずに予選を切り上げました。

このQ1で速さを見せたのがペレスで、最終アタック前まではトップタイムをマーク。
最後にスピンを喫してタイムアップは果たせなかったものの、3番手でQ2へと進出しました。
Scuderia AlphaTauri Hondaも、ピエール・ガスリーが6番手、角田裕毅が15番手となり、揃ってQ1突破を果たしています。

走行が進み路面は急速に乾いていく一方で、気温は上がらないままだったことから、Q2でもインターミディエイトタイヤでのアタックとなります。
ここでもペレスは順当にQ3進出を決めましたが、セッション最後のアタックで、他車の影響を受けたガスリーが12番手、角田は自己ベストを更新するものの、13番手となり、Q3進出を果たせませんでした。

Q3に進出したペレスは、急速に改善する路面状況を見てドライ用のソフトタイヤに交換。
しかし、ソフトタイヤが機能するタイミングは非常に限られ、早めにアタックに入ったペレスはタイム更新ができませんでした。
その一方、セッション終了間際にアタックに入ったマシンは次々とタイムを更新し、ペレスは9番手で予選を終えました。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のロシアGP予選は、FP3が悪天候の影響を受けてキャンセルになったものの、その後雨が止みウエットコンディションの中で予定通り行われました。
路面が徐々に乾いていく中、滑りやすい路面でのドライビング、状況を的確に見極めてドライタイヤへの切り換えタイミングの判断など、ドライバーそしてチームには難しい予選となりました。

Honda勢にとっては少々厳しい結果となり、Red Bull Racing Hondaのペレス選手が9番手、Scuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手が12番手、続いて角田選手が13番手で終了。
フェルスタッペン選手は、リスクを冒すことなくアタックラップは行わず、PU交換のペナルティーにより明日は最後尾からのスタートとなります。
すべてのドライバーとマシンが、ポテンシャルを十分に発揮してポジションアップを果たしてフィニッシュできるよう、ドライレースが予想される明日に向けて、チームと一緒にさらなる準備を進めます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選20位)

「明日は最後尾スタートが決まっているので、予選ではアクシデントなどのリスクを考え、あまり多くの周回を走らないと決めていました。
路面コンディションは問題なく、いいグリップがあったので、レース中も似たようなコンディションになると思います。
チームは素晴らしい仕事ぶりで、セットアップの判断については自信があります。
明日のことを考えると、中団勢が上位に近づいてきているために厳しい戦いになるとは思いますが、そこへ立ち向かってなるべく多くのポイントを獲得することが重要です。
とにかく全力で臨みます。
面白いレースができればいいですね!」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(予選 9位)

「いい位置を目指せると思っていましたし、Q1とQ2はいい結果でした。
しかし、天候によって路面コンディションが変化し、タイミングが重要でした。
後から考えると、スリックタイヤをもう1周早く試すことができた筈です。
レースでは何が起きてもおかしくないですし、ポジティブな点はマシンのパフォーマンスはウエットでもとてもよかったことです。
レースへはポジティブに向かっていけるので、目標はいいスタートを決めて全力を尽くし、最大限の成果をえられるレースにすることです」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(予選13位)

「今日は満足のいく一日でした。
Q2に進めたことは僕にとってはステップアップで、昨日の結果を考えれば尚更です。
昨夜、メカニックが懸命に取り組んでくれて、今日の予選でポジションを上げられるようにマシンが整い、自信が増しました。
昨日のセッションとはコンディションが全く違いましたが、明日はドライコンディションの中でさらに改善していけたらと思います」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選12位)

「今日はあまり言うべきことはないのですが、Q3に簡単に進めるだけの速さはあったと思うので、とてもフラストレーションがたまっています。
Q1のコンディションでは本当にマシンが速く、感触もよかったので、すぐにプッシュすることができました。
ただ、Q2では1つのタイヤセットで走行を続けたので、セッションの最後にはすべてタイヤを使い切ってしまいました。
大きなミスだったと思いますが、どのような事情だったのか、チームともっとよく話してみなければなりません。
Q3に進出できなかったことは大きな機会損失でしたが、今は明日の決勝にフォーカスし、どれだけポジションを取り戻せるのかを考えていかなくてはなりません」

提供:本田技研工業(株)

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2021/09/25

ホンダ系チーム、フリー走行コメント(9/24)

Pierre Gasly (C)Scuderia Alphatauri
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第15戦ロシアGPがソチ・オートドロームで開幕し、初日のフリー走行では、Red Bull Racing HondaとScuderia AlphaTauri Hondaはともに好調なペースを見せました。

明日の天候が雨と予想されており、各チームはその影響を考慮して、FP1からソフトタイヤを使用して燃料搭載量の少ない状態でのアタックを見せるなど、普段の初日とは異なるアプローチを展開しました。

マックス・フェルスタッペンは、FP1で首位と約0.2秒差の3番手に。
ピエール・ガスリーが6番手、セルジオ・ペレスが9番手に入り、Hondaパワーユニット勢は3台がトップ10入りしました。
角田裕毅は精力的に走行を重ね、全ドライバー中最多周回数をマーク。
ソチにおけるF1マシンでの経験を積みました。

FP2では、チームと相談の上、フェルスタッペンのマシンのPUを交換しました。
イギリスGPでのクラッシュによるダメージで、今季どこかで新たなPU投入が必要となっていましたが、フェルスタッペンに3グリッド降格ペナルティーが出ていたことや、翌日の天候などを考慮し、戦略的な判断でFP2での投入となりました。

これによってフェルスタッペンはドライコンディション下で新PUの調整を行うことができ、6番手でセッションを終えました。
ガスリーは3番手と好調を維持しましたが、セッション終了間際にターン2の縁石にヒットしてフロントウイングを破損。しかし、ピットへ自走で戻ることができ、大きな影響はありませんでした。

11番手のペレスと18番手の角田は、ともに多くの周回を重ねました。
明日はドライコンディションでの走行ができないことが見込まれているため、貴重なデータが収集できています。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日はRed Bull Racing Honda、Scuderia AlphaTauri Hondaの2チーム・4台が順調にプログラムを消化し、スムーズな一日になりました。

Red Bull Racing のフェルスタッペン選手については、イギリスGPのクラッシュでPUにダメージを受けた影響から、シーズン中どこかで新たなPUを投入しなくてはいけない状況でした。
そのため、今回のレースでの様々な局面を考慮し、今日のFP2から新たなPUを投入することを、チームと一緒に決めました。
日曜のレースではPU交換によるペナルティーのために、グリッド後方からのスタートになります。
明日は降雨が予想されていますので、色々な状況を想定して迅速に対応できるように、今日のデータをベースに雨対応の準備もしっかり進めて臨みます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(3- 6番手)

「ここロシアでPU交換ペナルティーを受けることが適切だと考えています。
すべての状況を検討した上での判断で、もちろん明日の天候についても考慮しました。
どこかでペナルティーを受けなくてはならず、ここでなくても、他のサーキットで受けざるを得ませんでした。
グリッド後方からのスタートにはなりますが、レースで最大限戦えるマシンになるよう、レースウイークを通じてセットアップを進めていきます。
それが上手くいって、日曜のレースでベストな状況にすることができればと思います。
今は、明日の天候がどうなるか様子を見ていきます」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(9-11番手)

「明日の予選に向けていいデータが得られました。
明日は雨で走行時間が限られる見込みなので、今日が予選前にドライコンディションを試せる最後のチャンスだったかもしれません。
このレースウイークでは、マシンにポテンシャルがあると思うので、正しい方向に進めなければなりません。
セクター1と2はいいと思いますが、セクター3についてはまだ改善の余地があります。
予選でのコンディションに合わせてセットアップ変更が必要になるかもしれませんが、興味深いデータがたくさんあり、今夜分析を進めていきます。
マックスが後方からのスタートになるので、チームにとっては少しチャレンジングな戦いになりますし、ここでのメルセデスの強さは明白ですが、彼らに少しでもプレッシャーをかけ、予選では僅差に迫ることができれば理想的だと思います」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(16-18番手)

「ソチでは、ここまで全体的なグリップに苦戦してはいますが、今日は走行距離を伸ばすことができました。
日曜のレースは晴れると思うので、ドライでの走行は貴重です。
マシンのパフォーマンスがいいことは分かっているので、今夜はデータを確認して、自分の改善点がどこかを見る必要があります。
天候の影響がどうなるかは分からないので、FP3と予選に向けてできる限りの準備をしていかなければなりません」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(6- 3番手)

「今日は、パフォーマンスの面ではポジティブな一日でした。
マシンはこのコースでここまで上手く機能していて、レースウイークのいいスタートが切れたと思います。
パフォーマンスはいいのですが、まだマシンのバランスに100%満足できていないので、今夜いくつか確認して改善する点があります。
今週末は、シャルル(ルクレール/フェラーリ)とマックスがペナルティーを受けているので、僕らにとってはいいチャンスがあります。
ただ、注視していくのは、自分たちのパッケージと、厳しい中団での戦いに向けて、最大限のパフォーマンスを発揮できるかです」

提供:本田技研工業(株)

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2021/09/23

フェルスタッペン(レッドブル)、「予選結果次第でエンジン交換」

Christian Horner (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、噂になっているロシアGPでのマックス・フェルスタッペンのPU(パワーユニット)交換について、「予選結果をみてから判断する」との見解を示した。

イタリアGPでのハミルトン(メルセデス)とのアクシデントの責任を問われ、今回のロシアGPで3グリッド降格のペナルティが決まっているフェルスタッペンだが、これに併せて4基目のPU(パワーユニット)を投入する戦略もあるとみられている。

というのもレギュレーションでは年間使えるPU(パワーユニット)には制限が設けられていて、すでに3基を投入したフェルスタッペンの場合、今後の残りレース数を考えると今後どこかのレースで4基目の投入は必至となっている。
その場合決勝レースを最後尾グリッドからスタートというペナルティを受けることになるが、今回のペナルティと併せて消化すれば3グリッド降格は事実上意味がなくなることになるからだ。

これについてホーナー代表は、「今回パワーユニットを交換して追加のペナルティを消化させるかどうかは土曜日の予選結果次第で判断する」と、語った。
チャンピオンシップ争いに大きな影響をもたらすだろう判断が下されるのは土曜日の午後ということになった。

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2021/09/16

レッドブル、ピットストップのタイムロスは人的ミス

Redbull/Pit (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングは、先のイタリアGP決勝レース中フェルスタッペンのピットストップで起きた大幅なタイムロスについて検証した結果、マシンや機器等に異常は確認されず、人的ミスによるものだったと結論づけた。

これは、当時リカルド(マクラーレン)に次ぐ2位のポジションを争っていた中、23周目にピットイン、タイヤ交換に臨んだ際に通常2秒ほどで終える作業が右フロントタイヤで手間取り、実に10秒以上というレッドブルらしからぬ大幅なタイムロスを演じた。
結果、これが遠因となってライバルであるハミルトン(メルセデス)と最初のシケインで交錯することとなり不幸なアクシデントに結び付いたものだ。

これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は「本来の作業ができていれば、両車が交錯するような事態は起きなかった筈」と、無念の表情をみせた。

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フェルスタッペン(レッドブル)、ソチで4基目PU投入か

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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イタリアGPでのハミルトン(メルセデス)とのアクシデントの責任を問われ、次戦ロシアGPではすでに3グリッド降格のペナルティが決まっているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)陣営は、これに併せ4基目のPU(パワーユニット)を投入する構えとみられている。

F1レギュレーションでは年間使えるPU(パワーユニット)には制限が設けられていて、すでに3基を投入したフェルスタッペンの場合、今後の残りレース数を考えるとどこかのレースで4基目の投入は必至となっている。

その場合決勝レースを最後尾グリッドからスタートというペナルティを受けることになるが、今回のペナルティと併せて消化すれば3グリッド降格は事実上意味がなくなるためだ。
また元々次のソチ・サーキットはメルセデスAMG勢にアドバンテージがあるスとみられていることもあるようだ。

最後尾スタートでも、もし今回のイタリアGPでボタスがみせたような表彰台まで追い上げができればフェルスタッペンにとって御の字だろう。

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2021/09/13

フェルスタッペン(レッドブル)に3グリッド降格のペナルティ

FIA
イタリアGPのレーススチュワードは、12日(日)の決勝レース中に起きたハミルトン(メルセデス)との事故について、無理なドライビングをしたフェルスタッペン(レッドブル)の側に大きな責任があるとして次戦ロシアGPでの3グリッド降格と2点のペナルティ・ポイントを科すことを明らかにした。

フェルスタッペン本人は通常のレーシング・インシデント(出来事)であると主張しているが、チームはこれを受け入れることを表明している。

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2021/09/12

フェルスタッペン、言うことなしのスプリント予選結果

Max Verstappen (C)Honda Racing
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今季2回目となるスプリント予選方式のフォーマットとなったイタリアGPだが、チャンピオンシップ争いで壮絶なバトルを続けているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にとっては、上出来な展開になったと言えそうだ。

というのもまずはライバルであるハミルトン(メルセデス)がスタートに失敗し5位という後方に留まったこと。
さらに日曜日の決勝レースのグリッドを決めるスプリント予選を制したのがボタス(メルセデス)だったこと。
既報のようにボタスは今回ペナルティによりグリッド最後尾が決まっていて、2位となったフェルスタッペンがポールポジションに昇格することになる。
さらにはフェルスタッペンとハミルトンとの間にマクラーレンの2台が入ったことだ。
予選では上位に食い込んだマクラーレン勢だが、決勝レースのペースはあまり良くなく、とりわけストレートが速いのでオーバーテイクが難しいということだ。
決勝レースでは追い上げを期すハミルトンにとって大きな障害になることだろう。

今回のボタスのように、いずれPU(パワーユニット)交換によるペナルティが必至とみられるフェルスタッペンにとって、今回はポイント争いを優位に進めておきたい絶好のチャンスである筈だ。

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2021/09/06

ホンダ系チーム、決勝レースコメント(9/05)

Max Verstappen (C)Honda Racing
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ザントフォールト・サーキットで行われたオランダGPの決勝は、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンがペースで他を圧倒し、今季7勝目を挙げました。
母国出身ドライバーの勝利にサーキットは沸き立ち、フェルスタッペンは熱狂的な声援で祝福を受けました。

レース前、セルジオ・ペレスのマシンに新たなパワーユニット(PU)を投入し、グリッド降格ペナルティーを受けました。
これは戦略的な理由によるもので、ハンガリーGPでのクラッシュによってPUがダメージを負っていたことや、予選16番手というグリッドなどの状況を総合的に判断して新コンポーネントの投入を決定しました。
この中にはスペックの異なるものもあったことから、レギュレーションによりペレスはピットレーンスタートとなりました。

スタートポジションは、フェルスタッペンがポールポジション、ガスリーが4番手というポジションは変わらないものの、他車のピットレーンスタートにより、角田裕毅が14番グリッド、ペレスはピットレーンから19番手スタートとなりました。

スタートタイヤは、予選でQ3に進出したフェルスタッペンとガスリーが、Q2で使用したソフトタイヤ。
角田はソフトタイヤを選択した一方、ペレスはハードタイヤで序盤のスティントを長くする戦略を採りました。

スタートで大きな混乱はなく、フェルスタッペン、ガスリー、角田は順位をキープ。
ペレスは追い上げを図ってプッシュしますが、ハースのマシンにターン1でオーバーテイクを仕掛けた際にロックアップしてしまい、タイヤを傷めたことで、8周目にミディアムタイヤへ交換を余儀なくされました。

追い抜きが難しいコース特性ながら、ペレスはロスを取り戻すべく、ターン1と11を巧みに使って、前を行くマシンを次々とオーバーテイク。
ほぼ全車が1度目のピットストップを終えた時点で、ポイント圏内へと浮上しました。

リードを保ったまま周回を重ねていたフェルスタッペンは、2番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)のピットインに反応し、21周目にミディアムタイヤへと交換。
ハミルトンの前でコースへ戻ります。これで先頭に立ったのは、1ストップ戦略を目指すべくピットを遅らせたバルテリ・ボッタス(メルセデス)でしたが、ペースに勝るフェルスタッペンは間もなく追いつき、ターン1手前でオーバーテイク。
相手のピットインを待つことなく、再びリードを奪います。

ガスリーは24周目にミディアムタイヤへと交換。
背後のフェラーリ勢との差をにらみながらレースを進めます。
角田は、PUにデータ異常が見られたため、残念ながらピットに戻ってそのままリタイアとなりました。これについては、現在調査を進めています。

40周目、フェルスタッペンは2度目のピットインでハードタイヤに交換。これもハミルトンのタイヤ交換に反応した動きでしたが、ここでも前に出て、リードを盤石なものにしていきます。

ペレスは、レース終盤の55周目に2度目のピットストップを行い、ソフトタイヤへと交換。
12番手でコースに戻ると、オーバーテイクを重ねていきます。
ダニエル・リカルド(マクラーレン)をターン1のアウト側から攻略して入賞圏内の10番手にポジションを上げると、さらにはランド・ノリス(マクラーレン)をパスして9番手に。
最後はエステバン・オコン(アルピーヌ)を交わして8位に入賞しました。
また、ガスリーも順位を守って4位フィニッシュを果たし、12ポイントを獲得しました。

リードを守りきったフェルスタッペンは、ハミルトンが再びタイヤ交換を行ったこともあり、約21秒の大量リードでチェッカーフラッグへ。
自身初の母国GPでポール・トゥ・ウインを果たしました。
これがHondaとしては通算87勝目、さらには1991年以来のシーズン8勝目となります。

次戦は1週間後、3連戦の最後となるイタリアGPです。
超高速のモンツァ・サーキットでの戦いは、Scuderia AlphaTauri Hondaにとってのホームグランプリとなります。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のオランダGP決勝は、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手の素晴らしい走りとレース展開で優勝を獲得することができました。
2台のメルセデスを相手に簡単なレースではありませんでしたが、チームの的確な戦略とピット作業により、彼らの猛追を押さえてのポール・トゥ・フィニッシュとなりました。
加えて、週末を通して、素晴らしい雰囲気を作り上げてくれたオランダのファンにも、感謝の言葉を送ります。

4番手からスタートしたScuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手は、1ストップ戦略を採り、こちらも追い上げてくるフェラーリの2台を相手に素晴らしいパフォーマンスで周回を重ね、チームにとって貴重な大量ポイントを持ち帰ってくれました。

ペレス選手については、昨日の予選結果も踏まえて新PUの投入を決定し、ピットレーンからのスタートとなりました。
オーバーテイクの難しいこのサーキットでいくつもの追い抜きを見せて8位入賞という結果は、非常によかったと考えています。

角田選手については粘り強い走りを見せていたものの、PUのデータに異常が見られたためにリタイアすることを決めました。
ここから詳細を確認していきます。
フェルスタッペン選手の母国GPということで、大きなプレッシャーを感じながらのレースでもありましたが、優勝を飾れてホッとした部分もあります。

われわれHondaにとっては一度きりのオランダGPになってしまいましたが、皆さんに喜んでもらえる結果を出せたことと、その温かい大声援は我々の思い出の一つになると思います。
来週に控えるイタリアGP、またその後もまだまだシーズンは続きますので、ここからも2つのチームとともにプッシュを続けていきます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 1位)

「 ホームコースで勝利できたことは本当に素晴らしいことですし、ドライバーズチャンピオンシップでのリードもとてもいい気分です。
レースウイークへ入るときには期待がとても高かったので、それを満たすのは決して簡単ではありませんでしたが、観衆の皆さんはとてつもない雰囲気だったので、ここで勝ててとてもうれしいです。

レースはかなりタフでした。
ルイス(ハミルトン)はすごくプレッシャーをかけてきましたし、メルセデスは2台ともとてもいいペースでしたが、僕らは必要な時に確実に3秒の差を確保できていたことが、とても重要だったと思います。
チーム全体のパフォーマンスにすごく満足しています。正しいタイミングでピットインして、レースをしっかりとマネージすることができました。
このコースでの72ラップはとても面白かったですし、これだけのファンの前なら尚更です。
レース中ずっと凄まじい歓声で、これまでこんな経験をしたことはありません。
今夜はもちろん自宅でも祝いますが、モンツァはすぐですし、チャンピオンシップ争いは僅差なので、最高のパフォーマンスを発揮したいと思います」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(決勝 8位)

「今日は全力を尽くしました。
どのオーバーテイクも限界まで攻めて、かなりのリスクを取る必要がありました。
PU交換によってピットレーンスタートになったので、ダメージを最小限に抑えることが重要でした。
終盤にランド(ノリス)と接触したのは残念で、マシンの右側に大きなダメージを負ってしまいました。彼に僕が見えなかったとは思いませんし、十分なスペースが残されていなかったので、レーシングインシデントだと考えています。
そこからは大きくグリップが低下しましたが、それがなければ6位までは狙えた筈です。
オランダのファンの皆さんはレースウイークを通じて素晴らしかったので、もっといい結果を出したかったです。
ここからはまた先を見据えて、モンツァでは強さを取り戻せるように取り組んでいきます」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(決勝リタイヤ)

「今日の結果はとても残念です。
PUのデータに異常が見られ、リタイアせざるを得ませんでした。
そこまでレースはかなり上手くいっていて、マシンのペースもよかったのですが、オーバーテイクは難しかったです。
今は、モンツァを楽しみにしています。
これまでいい経験ができているサーキットですが、今週末と同様のアプローチを取り、徐々にペースを上げていきます。
来週こそ全力が出せればと思います」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(決勝 4位)

「今日の4位は素晴らしい結果です。
これ以上は望めないくらいの位置で、12ポイントを獲得しました。
ここザントフォールトでの72ラップはとても楽しく、素晴らしいコースです。
今日は面白いレースで、すべてに満足しています。
マシンはとても速く、望み通りのセットアップに仕上げることができました。
チームはレースウイークを通じて素晴らしい仕事ぶりで、今日は飛ぶように速かったですね!
ここから昨年優勝したモンツァへと戻るのはとてもエキサイティングな気分ですし、当然ながら期待もとても高くなっています。
今週末はパッケージの力を最大限引き出せたので、来週のイタリアではどうなるか、面白い戦いになると思います」

提供:本田技研工業(株)

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2021/09/01

ペレス(レッドブル)、「夏休み前に契約延長決まってた」

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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夏休み明け初戦ベルギーGPの会場で正式発表されたセルジオ・ペレスの来季レッドブル・レーシング残留だが、本人は夏休みのかなり前から契約延長は決まっていたことを明かした。

2011年にF1デビューを果たしたペレスは今年F1で11年目になるベテラン。
昨シーズンはサクヒールGPで念願の初勝利を記録したがレーシング・ポイントから契約更改の声は掛からなかった。
しかしその経験とポテンシャルを評価したレッドブルが獲得、さらに今回2年目の契約を早々に決めたもの。
レッドブルでのフェルスタッペンのチームメイトはこのところ2年続いたケースはなく、これは極めて異例のことでもある。

ペレスは「自分の役割を理解した上で夏休みを送っていた」と、内情を明かしている。

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