2023/04/09

デイモン・ヒル氏、アロンソの博識を評価

Damon Hill (C)Williams F1
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1996年のF1チャンピオンであるデイモン・ヒル氏(62歳:イギリス)が、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)の持つ豊富な経験と知識を今後に活かすべきと『F1 Nation』で評価している。

それによればアロンソはモーターレーシングの世界で多くの経験をしてルールを熟知しているだけでなく、スポーツ全般についても広範な見識があり、将来的にはF1チーム代表としてその資質を活かすべきであると絶賛したもの。

ヒル氏はさらにアロンソなら弁護士にも向いているとし、「僕が殺人を犯したら弁護人を務めて欲しい」と相変わらずのジョークを飛ばしてみせている。

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2021/12/02

「サウジGPコースは高速でリスキー」と、デイモン・ヒル氏

Damon Hill (C)Williams F1
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1996年の世界チャンピオンで現在はF1解説者を務めるデイモン・ヒル氏(61歳:イギリス)が、今週行われるサウジアラビアGPのコースについて「高速なのにランオフエリアが狭く、ドライバーにとってはリスキー」と、指摘している。

「見たところ、ジェッダの特設コースはかなり高速だ。
ところが市街地特設コースだけにランオフエリアが少なく、インディカーで使われているようなバリアが設置されるものの逃げ道がない。
ドライバーにとってはチャレンジングだがリスクは大きい。
誰にとっても難しいレースになるだろうね」

その上で「こうした高速コースはメルセデスAMGのマシンが有利なではないか」と、大詰めになったチャンピオンシップの行方についても言及した。

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2019/02/28

合同テスト後半2日目、ベッテル(フェラーリ)クラッシュ

Carlos Sainz (C)McLaren Group
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2月27日(水)、バルセロナ・サーキットを舞台に行われているシーズン前テスト後半は第2日目を迎えた。

トップタイムはこの日もマクラーレンでカルロス・サインツの記録した1'17.144、これは今年のテストでは全体のベストになるものだ。
130ラップの多きを数えたが、コース入口でストップ、赤旗中断の原因も作っている。

2番手はペレス(レーシング・ポイント)、3番手はベッテル(フェラーリ)。
この日のビッグニュースはなんといってもこのベッテルのクラッシュだろう。
新しい僚友であるルクレールとこの日もマシンをシェアしたベッテルは午前のセッションで40周を周回、この日の3番手となる1'18.193のベストタイムを記録したもののその後3コーナーでコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断、ドライバーは直ちにメディカルセンターに運ばれて検査を受けたが幸い身体に問題ないとして解放された。
マシンは修復に当てられたもののルクレールのほうは結局インストレーションラップだけに留まりノータイムで終えている。

4番手ライコネン(アルファロメオ)、5番手グロージャン(ハース)、6-7番手には共にホンダ・パワーのフェルスタッペン(レッドブル)とクビアト(トロ・ロッソ)が並び合わせて229周を走り込んだ。
前日ハイドロリック系のトラブルに見舞われたメルセデスは遅れを取り戻すべくボタス&ハミルトン合わせて176周を周回した。
シーズン前テストで出遅れたウィリアムズは、クビサが最多の130周を周回、初めて本格的なテスト・プログラムを消化して追い上げの姿勢をみせた。

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2014/05/18

デイモン・ヒル氏、「メルセデスAMG・デュオには大差」

Damon Hill (C)Williams F1
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元ウィリアムズ等のF1ドライバーで、1996年遅咲きのチャンピオン(当時36歳)に輝いたデイモン・ヒル氏(53歳:イギリス)が目下他を圧倒する強さでF1を席巻するメルセデスAMG・デュオについて次のように言及している。

「残念ながらハミルトンとロズベルグとの間には大きな差がついてしまったね。
一番の天王山は今回のスペインGPにあったと思う。
ここでロズベルグは追い上げるハミルトンに対しプレッシャーを掛ける必要があったんだが、それができないままレースに突入。
そしてついにチャンピオンシップで逆転を許してしまったから。
ロズベルグがこの3戦で喰らったダメージは周囲の想像以上に大きい筈だよ。
今後、チームも含めて流れは一気にハミルトンに行ってしまうんじゃないかな」

ヒル氏は元F1ドライバーの子息だが、ロズベルグも同じ。
またタイトル獲得時のライバル、ビルニューブ氏も同様だった。

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2014/02/17

デイモン・ヒル氏は『最終戦ポイント2倍案』に賛意

Damon Hill (C)Williams F1
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今季FIA(国際自動車連盟)が示したF1最終戦のみポイントを2倍にする方針については関係者の間でも賛否が分かれているが、デイモン・ヒル氏(53歳:イギリス)はこれに同意する姿勢をみせている。

「多くの人が疑問を投げ掛けているけれど、僕はいいと思うな。
確かにブンデスリーガ(サッカー・リーグ)で最後の試合だけゴールが2点になるといったら、それは混乱するだろう。
でも例えばウィンブルドン(テニス)だったらどうかな。
最終試合となる決勝戦は、それまでの他の試合よりも重要なもので、ここでのポイントが第1戦よりも価値があるのは当然なんだ。
翻ってF1世界選手権を考えてみれば、最終的にはその年のチャンピオンシップを争うというものなのだから、タイトルが決まるシリーズの最後がエキサイティングになるというのは歓迎すべきことなんだよ」と、1996年の元チャンピオンは英『スカイ・スポーツ』に語っている。

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2012/10/22

デイモン・ヒル氏、13年ぶりF1カーに復帰

Damon Hill/1996 (C)Williams F1
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1996年にウィリアムズ・ルノーでF1チャンピオンに輝いたデイモン・ヒル氏(52歳:イギリス)が、21日(日)13年ぶりとなるF1カー・ドライブを果たした。

今回ステアリングを握ったのはレッドブル・レーシングの2010年チャンピオン・カーである『RB6』で、舞台はスペインのバルセロナ・サーキット。
実はヒル氏の子息ジョシュがこの日当地で行われたワールドシリーズbyルノーに参戦していたのだ。

架け橋となったのは共通するルノー・エンジンで、ヒル氏が観戦に訪れることをルノーの関係者に話したことから一気に計画が進んだという。
「いいかい、F1チャンピオンに別のF1チャンピオンカーをドライブする話が来たんだ。
誰がこんな計画を断れる?」と、イギリス紳士は相好を崩した。

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2012/01/21

デイモン・ヒル氏、バリチェッロの心境に配慮

Rubens Barrichello (C)Williams F1 Team
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1992年のF1デビュー(当時20歳)以来、実に20年の長きに渡ってF1で戦ってきたルーベンス・バリチェッロ(39歳:ブラジル)だが、今季のシートを見つけるのはほぼ不可能となった。
これについてほぼ同時期にF1を戦った経験を持つデイモン・ヒル氏(51歳:イギリス)は、「苦しい心境を体験することになるだろう」と配慮をみせた。

これは英国の大衆紙『サンに語ったもので、その中でこの元F1チャンピオンは、「レースドライバー、ましてやF1という厳しい場で戦った者にとって、引退後の適応にはとても苦労するものなんだ。
あんな追い込まれた環境というのはそうそうないし、いきなりそれを諦めろということに対してもね」と同情を示した。

バリチェッロには他の多くのブラジル人ドライバーがそうであるように米インディカーへの転進もささやかれているが、これまでのところ本人はこれを強く否定している。

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2011/12/28

デイモン・ヒル氏、「ライコネンはまだ十分若い」

Damon Hill & Tony Blair (C)Renault F1 UK
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2009年シーズン以来となるF1復帰を決めたキミ・ライコネン(32歳:フィンランド)について、同じく元F1チャンピオンであるデイモン・ヒル氏(51歳:イギリス)は「ライコネンはまだ十分に若い」と、その活躍に太鼓判を押した。

「ライコネンがF1復帰を決めたのは素晴らしいことだ。
彼にはまだF1でやれることがあるし、その能力を十分に備えていると確信しているよ。
数年ぶりの復帰といったって、彼はまだ十分に若い。
なにしろ、僕はちょうどそのくらいの年令でF1にデビューしたんだからね」と、ヒル氏。

1958年にロータスからF1参戦を果たした時、ヒル氏はすでに32歳になろうかという遅咲デビューだった。
(父親でやはりF1チャンピオンのグラハム・ヒル氏は29歳でのデビューだった)

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2011/06/09

BRDC会長のデイモン・ヒル氏、「再任を望まず」

Damon Hill/Williams FW18 (C)Williams F1
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イギリスGPの開催地シルバーストーン・サーキットのオーナーでもありイギリスを代表するクラブであるBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)のデイモン・ヒル会長だが、今年8月末までとされる会長の任期を前に、再任を望まず今季限りで退任する意向を表明した。

「物言う会長」として、これまでイギリスGPの開催問題やサーキットの安全性など、多岐に渡る分野でその存在感を露わにしてきたヒル氏だが、「今後は子どもたちとの自由な時間を大切にしたい」と、語っている。

1992年にブラバム・チームから31歳という遅咲きでF1デビューしたヒル氏は、1996年にウィリアムズ・ルノーでチャンピオンに輝き、父グラハム・ヒルに続き親子2代での栄冠を獲得した。

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2010/05/13

モナコGPのレーススチュワードにはデイモン・ヒル氏

D.Hill & J.Stewart (C)Williams F1
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今週のモナコGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)には、1996年のF1チャンピオンであるデイモン・ヒル氏(49歳:イギリス)が就くことがわかった。

1992年シーズン途中、当時のブラバムからF1デビューを果たしたヒルは、その後ウィリアムズ、アロウズ、ジョーダンに所属。
モナコGPでは1993年と1995年(いずれもウィリアムズ)に2位でフィニッシュ。
1993年のウィナーは故アイルトン・セナ(マクラーレン)、また1995年はミハエル・シューマッハ(ベネトン)だった。

今年ここまでの5戦はアラン・プロスト、トム・クリステンセン、ジョニー・ハーバート、アレクサンドル・ブルツ、デレック・ワーウィックらが同ポジションに就いている。

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