2023/07/09

ジャッキー・スチュワート氏、一時重態だった

Sir Jackie Stewart (C)Redbull Racing
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元3度のF1チャンピオンに輝くサー・ジャッキー・スチュワート氏(84歳:イギリス)が今年の春に脳卒中のため倒れていたことが明らかとなった。

それによればスチュワート氏は知人の結婚式に参列のため家族と共にヨルダンのホテルに滞在中に突然倒れたというもの。
幸い症状は軽く、現在は健康を取り戻しているとのことで、今回のイギリスGPにも出席していると伝えられている。

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2023/05/12

ジャッキー・スチュワート卿、警備員に阻止される

Sir Jackie Stewart (C)Williams F1
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マイアミGPの会場で、3度のF1チャンピオンであるサー・ジャッキー・スチュワート卿(83歳:イギリス)がVIPエリアへの入場を阻止される事件があったことがわかった。

自身元F1ドライバーで、現在F1テレビ・リポーターを務めるマーティン・ブランドル氏がテニスのロジャー・フェデラー選手への取材を発案、インタビュアーを居合わせたスチュワート氏に依頼したところこれを快諾、仕切られたロープを潜ろうとしたところ警備員に阻止されたという。

幸い目撃したラッセル(メルセデス)らが警備員に説明して事なきを得たとのことだが、偉大な元チャンピオンも知らない関係者の出現に「近年のF1はモーターレーシングよりも芸能イベントになり下がった」と、嘆きの声も聞かれている。

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2019/02/28

合同テスト後半2日目、ベッテル(フェラーリ)クラッシュ

Carlos Sainz (C)McLaren Group
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2月27日(水)、バルセロナ・サーキットを舞台に行われているシーズン前テスト後半は第2日目を迎えた。

トップタイムはこの日もマクラーレンでカルロス・サインツの記録した1'17.144、これは今年のテストでは全体のベストになるものだ。
130ラップの多きを数えたが、コース入口でストップ、赤旗中断の原因も作っている。

2番手はペレス(レーシング・ポイント)、3番手はベッテル(フェラーリ)。
この日のビッグニュースはなんといってもこのベッテルのクラッシュだろう。
新しい僚友であるルクレールとこの日もマシンをシェアしたベッテルは午前のセッションで40周を周回、この日の3番手となる1'18.193のベストタイムを記録したもののその後3コーナーでコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断、ドライバーは直ちにメディカルセンターに運ばれて検査を受けたが幸い身体に問題ないとして解放された。
マシンは修復に当てられたもののルクレールのほうは結局インストレーションラップだけに留まりノータイムで終えている。

4番手ライコネン(アルファロメオ)、5番手グロージャン(ハース)、6-7番手には共にホンダ・パワーのフェルスタッペン(レッドブル)とクビアト(トロ・ロッソ)が並び合わせて229周を走り込んだ。
前日ハイドロリック系のトラブルに見舞われたメルセデスは遅れを取り戻すべくボタス&ハミルトン合わせて176周を周回した。
シーズン前テストで出遅れたウィリアムズは、クビサが最多の130周を周回、初めて本格的なテスト・プログラムを消化して追い上げの姿勢をみせた。

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2016/12/31

ジャッキー・スチュワート氏、「今もF1に恩返し中」

Sir Jackie Stewart (C)Williams F1
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元3回のF1チャンピオンで、かつては自身の名前を冠したF1チームを率いたこともあるジャッキー・スチュワート氏(77歳:イギリス)が、今もなお巨額の収入を得ると共に自分を育てたF1に恩返しをしているとした。

スコットランド出身で故ジム・クラーク氏と共に「フライングスコット」と呼ばれたこのレジェンドは、スイスの大衆紙『ゾンタークスブリック』に次のように語ったもの。

「私を成功に導いてくれたF1に、いま恩返しをしているところなんだ。
F1は私にドライバーとしての名声だけでなく、安定した生活も与えてくれたからね。
実際も今でもF1のお陰でかなりのお金をもらっているんだよ。
現役のF1ドライバーだって、私より高給取りなのは、そうメルセデスの二人とフェラーリの二人、それにマクラーレンのアロンソくらいじゃないか」と、豪語。

スチュワート氏は英国女王から『ナイト』の称号を得たばかりでなく、現在も『HSBC』など大型スポンサーの仲介でかなりの収入を得ているとみられる。

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2015/04/04

J.スチュワート氏、グランプリ開催費用高騰に苦言

Sir Jackie Stewart (C)Williams F1
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2015年シーズン、開催を巡り混乱が続いていたドイツGPがついに消滅することが確定した。
これについて元F1チャンピオンであるサー・ジャッキー・スチュワート氏(75歳:イギリス)が苦言を呈している。

「近年、新しい地域にF1グランプリが拡大されていくのは良いことだ。
しかし、その一方で伝統あるヨーロッパ地域の馴染み深いグランプリが消滅するのは容認できない。
その意味で最近のグランプリ開催費用の高騰はいただけないね。
こんなことを言うと、私が純粋主義者であるように捉えられるかも知れないが、そんなことはない。
私はただ歴史を尊重したいだけだ」と、3度のチャンピオン。

同氏はまた欠けてはならないイベントとして他にイタリア、イギリス、フランス、そしてモナコらの名前を挙げた。

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2014/01/20

ジャッキー・スチュワート氏、「F1新スター誕生の予感」

Sir Jackie Stewart (C)Redbull Racing
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元3回のF1チャンピオンに輝くサー・ジャッキー・スチュワート氏(74歳:イギリス)が現在のF1について言及、「誰しも永遠に勝ち続けることはできない」とF1にも変化の兆しが現れることを示唆した。

これは今月英国ロンドンでオープンするモータースポーツ殿堂内覧会の場で語ったもの。
その中でこのかつてフライング・スコットと称せられた男は、「どんな競技においても一人の人間が永遠に勝ち続けることはできない。
それはこのF1においても、だね。
とりわけ今年のようにレギュレーションが大きく変更される時には、だ。
それにベッテルはもう4回もタイトルを獲得しているんだから、十分だよね。
今年はF1に新しいスターが現れる予感がするよ」と、語っている。

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2013/11/10

J.スチュワート氏、「ベッテルは逆境での実力証明必要」

Sir Jackie Stewart (C)Redbull Racing
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2010年シーズンから4年連続でF1チャンピオンを獲得したセバスチャン・ベッテル(26歳:ドイツ)だが、同じく複数度チャンピオンに輝いたイギリスの英雄サー・ジャッキー・スチュワート氏(74歳:イギリス)が、この快挙に疑問を投げ掛けている。

「確かに4回も世界チャンピオンを獲得してのは素晴らしい業績だと思うよ。
しかし彼の場合、そのすべてが同一チームでのものなんだ。
例えばミハエル・シューマッハ(7回チャンピオン獲得)の場合、彼はベネトンで実績(2度チャンピオン)を挙げたあと、当時低迷していたフェラーリ・チームに移り、自らの手でこれを建て直して王座に輝いてみせた。
ベッテルがほんとうに偉大なチャンピオンであるならば、シューマッハのように逆境でもその力を証明してみせなければならないね」

こうした周囲の見解について当のベッテルは、「批判はいつだってどこだって付きもの。
たとえ僕がチームを変わったとしても、批判する人は批判するさ」と、意に介していない様子。

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2013/01/14

J.スチュワート氏、「ライコルネンの復帰、シューマッハより良い」

Kimi Raikkonen (C)Lotus F1 Team
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元3回のF1チャンピオンで、自身でF1チームも率いた経験があるジャッキー・スチュワート氏(73歳:イギリス)が、「キミ・ライコネンのF1復帰はミハエル・シューマッハよりも良かった」と語り、注目を集めている。

これはイギリスの専門誌『オートスポーツ』に語ったもので、「シューマッハの復帰後は彼自身の思うようなものにならなかったようだが、ライコネンのそれは興味深いものだったね。
彼は昔と変わらないままで、ほんとうのグランプリ・ドライバーを彷彿とさせる。
相変わらずプロモーション活動なんか嫌うし、パドックでもろくに口をきこうともしない。
私自身も彼と話す機会はないが、ほんとうに必要なら言ってくるだろう。
ライコネンはそういう人間なんだ。
それでいい」と、この『ナイト』(英国叙勲者)は高く評価している。

昨季、3年ぶりのF1復帰を果たしたライコネンには初体験のコースが多かったが、現在必須とされるF1シミュレーターを使うこともなく職人らしい昔ながらのアプローチにこだわっている。

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2012/10/21

スチュワート氏、「ベッテル強いがまだ偉大ではない」

Sir Jackie Stewart (C)Williams F1
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韓国GPの勝利で目下3連勝、自身通算25勝目を記録したレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテル(25歳:ドイツ)だが、元3回のチャンピオンに輝くジャッキー・スチュワート氏は「ベッテルが強いのは確かだが、まだ偉大ではない」と、評価した。

これは英『BBCスポーツ』で語ったもので、ベッテルが今季急速に強さを回復したのにはエイドリアン・ニューイT/Dがマシンを改善したことが大きく、まだベッテル自身の評価を下すには時期尚早というもの。

とはいえ、ベッテルが今シーズン中にもスチュワート氏が持つ27勝という記録を更新するのはまもなくであるとして、その年令を考えれば類い稀な能力があるのは間違いないとして高い敬意を持っていることも強調した。
なおスチュワート氏が最後の勝利を記録したのは34歳の時だったが、ベッテルはまだ25歳に過ぎない。

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2012/08/09

スチュワート氏、ベッテルの跳ね馬入り「勧めない」

Sir Jackie Stewart (C)Williams F1
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元3回のF1チャンピオンで、自身チーム運営の経歴も持つジャッキー・スチュワート氏(73歳:イギリス)が、一部で噂に上がるセバスチャン・ベッテルのフェラーリ移籍について、「私は勧めない」と消極的な見方であることを明らかにした。

これは英『BBCラジオ5』が報じたもので、それによればフェラーリ・チームはアロンソを中心とする体制が確立されていて今そこに加入するのは得策ではないというもの。
それよりは現在のレッドブル・レーシングにいたほうがベッテルへの支援体制が整っているのでよほどマシンが劣ることになるのでなければ移籍は勧めない、としている。

とはいえ、どんなドライバーにとっても跳ね馬チームで走るのは夢の一つであることは間違いない。

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