2020/04/05

「F1はまさに異常事態」と、アルファロメオ代表

Alfaromeo Ferrari 『C39』 (C)Alfaromeo Racing
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いまだに収拾の見通しすら立たない今年のF1について、規模の小さいプライベートチームらからはすでに「異常事態」との悲痛な言葉が聞かれている。

そうフランスの日刊紙『ウエスト・フランス』で訴えるのはアルファロメオ・チームのフレデリック・バッサー代表。
「この状況はもちろんわれわれ自身にも、また誰にもコントロールができない難局だ。
それは例え偉大な政治家にとっても、ね。
われわれはただいつか訪れる回復の時に向けて、怖れながら柔軟に少しでも多くの準備を整えるということしかできることはない。
とはいえこの困難な状況でわれわれを襲っている財政問題は想像を絶するレベルにある。
このまま手をこまねいていれば、複数のチームが近い将来消滅する怖れがある。
それはわれわれであるかも知れないよ。
それを防ぐためにはバジェットキャップ(予算制限)のさらなる引き下げが必要だ」と、力説した。

これまでバジェットキャップの引き下げにはメルセデスやフェラーリが強く反対してきた経緯がある。

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2020/04/04

シルバーストーンが『仰天逆回り案』で複数開催を提案」

Silverstone Circuit (C)Pirelli Motorsport
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今年の第12戦に設定されていたイギリスGP(7月19日決勝)の開催地であるシルバーストーン・サーキットは、混乱が続く修正カレンダーの中、開催の最終決定を4月末までと予定を明らかにしている。

その上で同サーキットでは、カレンダー消化のため今年中にさらにもう一度グランプリの開催が可能であるとイギリスのスポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』で明らかにした。
さらに驚かされるのは、逆回りの走行も可能であるとしたこと。
日本でも過去に富士スピードウェイなど逆回りでビッグレースが行われたことはあるが、ガードレールなど安全面の設備から現在では困難とされている。

シルバーストーン・サーキットがこれだけ開催に熱心であるのにはイギリスGP自身だけでなく、1950年から続いたF1グランプリのチャンピオンシップとしての歴史を途絶えさせたくないという心意気があるともみられる。

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2020/04/02

伝統のイギリスGPは4月中に開催を判断

Silverstone Circuit (C)Pirelli Motorsport
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すでに開幕8戦が中止ないし延期に追い込まれている2020年のF1だが、まだ日程まで3か月以上もあるイギリスGP(7月19日決勝)までもが検討を余儀なくされている。

主催者であるシルバーストーン・サーキットでは、引き続き英国政府や関連する保健部門などとも協議し、遅くとも4月末までには結論を出したいとしている。
逆に言えばそれまでできるだけ結論を先送りして慎重に判断したいという構えだ。

同国では他にもテニスのウインブルドン選手権やゴルフの全英オープンなどのビッグイベントが軒並み新型コロナウイルスの脅威にさらされていて、こちらもまだ結論は出ていないが、同サーキットでは「テニスやゴルフとでは競技の性格や置かれた事情が異なる」としている。

イギリスGPはイタリアGPと並び、1950年からこれまで一度も欠けることなく開催が続くF1伝統のグランプリだ。

【追記】ウインブルドン選手権は戦後初、開催中止になりました。

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2019/07/22

ベッテル(フェラーリ)、「ロンドン市街地GP案なんて必要ない」

Silverstone Circuit (C)Pirelli Motorsport
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伝統であるシルバーストーン・サーキットでの開催契約が2024年まで延長が決まったにも関わらず、依然としてくすぶる『ロンドン市街地コース案』について、4回のF1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が否定的な見解を表して注目されている。

「シルバーストーンはグランプリ開催地として素晴らしい舞台だよ。
コースもチャレンジングでF1らしいし多くの観客を満足させられる。
毎年クルマでここに駆け付けるファンはどんな年でも10万人は超える。
グランプリ発祥の地としてここの観客は円熟で公正。
ドイツ人の僕がイタリアのマシンで来ても、ここではすべて公平に扱ってくれるよ。
こんな最高のコースがあるのに、なんでロンドン市街地でもやる必要があるのか僕には理解できないな」と、市街地案にはあくまでも後ろ向き。

ただプロモーターとしてのリバティ・メディアには興業上の別の思惑がありそうだ。

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2019/07/13

シルバーストーン攻略のカギは「気まぐれな風」

Silverstone Circuit (C)Pirelli Motorsport
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路面の再舗装も終わり、よりチャレンジングなアタックが可能になったとみられたシルバーストーン・サーキットだが、初日のフリー走行では午前、午後いずれのセッションでも風によるコースオフが多くみられた。

その洗礼を受けたひとり、ウィリアムズ・チームのジョージ・ラッセルは次のようにその様子を語っている。
「ただ風が吹くだけならいいんだ。
ここの問題はそれがとても気まぐれだということ。
とにかく、毎ラップ異なる場所で異なる吹き方をするんだから怖い。
僕以外にもたくさんコースアウトしているクルマを見たよ」

とりわけハースF1チームのロマン・グロージャンは、せっかくチームが用意した新設計のフロントウィングを、評価できる前にコースアウトし損傷させてしまったということだ。

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2019/07/11

シルバーストーン、新たな5年のイギリスGP開催契約結ぶ

Silverstone Circuit (C)Ferrari S.p.A
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イギリスGPの開催地であるシルバーストーン・サーキットの保有者であるBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)は、F1の現オーナーであるリバティ・メディアとの間で新たな2020年からの5開催契約を結んだことを発表した。
契約は2024年までの5年間。

同サーキットでは前のF1権能者であったFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏との間で2027年までという長期契約を結んでいたが、その内容が
高額損失を強いる実施不可能なものであるとして解除条項を使って今年を最後とする変更を行っていたもの。

F1代表であるチェイス・キャリー/CEOは「1950年からの伝統あるイギリスGPをこのシルバーストーン・サーキットで行えることを誇りに思う。
ここはまさにF1グランプリにとって歴史的な聖地と言える。
いま5大陸まで広がったこのグローバルなスポーツのまさに象徴だ」と、語った。

歴史的グランプリの次の契約更改地はイタリアGPということになる。

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2019/07/09

イギリスGP(シルバーストーン)、新契約締結間近の報

2006 British GP Scene (C)Renault F1
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現行のシルバーストーン・サーキットでの開催が危ぶまれていたイギリスGPについて、新しい契約の締結が近づいていると英国内で報じられている。
これは、元B.A.Rチーム代表で、現在は英国モータースポーツ協会の代表を務めるデビッド・リチャーズ氏が明かしたもの。
それによればまだ詳細は公表できないものの、これまでより好条件での契約により、新たなイギリスGPがスタートされるということだ。

本来、ドライバーの団体であるBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)が保有するという珍しい形態の同サーキットでは、現在2027年までの長期開催契約を結んでいるとされるが、実際には赤字が続いていてその対応に苦慮している状況という。
その契約内容には「解除条項」が盛り込まれているとされ、同サーキットではすでにこれを通達、2019年の開催が最後とも伝えられていた。

現代グランプリ発祥の象徴とも言えるイギリスGPはイタリアGPと並んでこれまで1950年の黎明期から欠かさず行われてきた地。
一時はブランズハッチ等での開催もあったが、1987年からは現在のシルバーストーン・サーキットでの開催が定着、ファンから親しまれてきたもの。

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2019/04/07

シルバーストーン(イギリスGP)、契約更改に光明

2006 British GP Scene (C)Renault F1
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今年で現在の開催契約が終了するイギリスGPは、かねて同サーキットを保有するBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)とリバティ・メディアとの間で新たな開催契約更改の難航が伝えられていたが、ここに来て近く合意で5月にも正式発表される見通しになったと独『アウト・ビルド・モータースポルト』誌が伝えた。

それによれば1950年にスタートした最初のグランプリの地であるシルバーストーンで、70周年記念イベントを併催する計画になっているという。

現代グランプリ発祥の象徴とも言えるイギリスGPは本来2027年までという長期契約があったが、経済的な面から実現不能であるとしてBRDC側から契約解消が申告され今年が最終年となっていた。

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2019/03/12

交渉難航のイギリスGP、活路見出せず

British GP Scene (C)Renault F1
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今年で現在の開催契約が満了するイギリスGPは、かねてリバティ・メディアとの間で新たな開催契約について交渉が行われているが、シーズン開幕のこの時期になってもまだ目途が立っていないことが伝えられた。

というのもここに来てイギリスのEU(欧州連合)からの離脱という不透明な事情が露呈、問題解決をさらに難しくしていることも混乱に輪を掛けているという。

現代グランプリ発祥の象徴とも言えるイギリスGPはイタリアGPと並んでこれまで1950年の黎明期から欠かさず行われてきた地。
一時はブランズハッチ等での開催もあったが、1987年からは現在のシルバーストーン・サーキットでの開催が定着、ファンから親しまれてきたもの。
しかし同サーキットを保有するBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)とリバティ・メディアは互いに譲歩の姿勢を見せず、いまのところ合意には至っていない。
伝統を知る関係者は頭を痛めるばかりだ。

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2019/02/28

合同テスト後半2日目、ベッテル(フェラーリ)クラッシュ

Carlos Sainz (C)McLaren Group
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2月27日(水)、バルセロナ・サーキットを舞台に行われているシーズン前テスト後半は第2日目を迎えた。

トップタイムはこの日もマクラーレンでカルロス・サインツの記録した1'17.144、これは今年のテストでは全体のベストになるものだ。
130ラップの多きを数えたが、コース入口でストップ、赤旗中断の原因も作っている。

2番手はペレス(レーシング・ポイント)、3番手はベッテル(フェラーリ)。
この日のビッグニュースはなんといってもこのベッテルのクラッシュだろう。
新しい僚友であるルクレールとこの日もマシンをシェアしたベッテルは午前のセッションで40周を周回、この日の3番手となる1'18.193のベストタイムを記録したもののその後3コーナーでコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断、ドライバーは直ちにメディカルセンターに運ばれて検査を受けたが幸い身体に問題ないとして解放された。
マシンは修復に当てられたもののルクレールのほうは結局インストレーションラップだけに留まりノータイムで終えている。

4番手ライコネン(アルファロメオ)、5番手グロージャン(ハース)、6-7番手には共にホンダ・パワーのフェルスタッペン(レッドブル)とクビアト(トロ・ロッソ)が並び合わせて229周を走り込んだ。
前日ハイドロリック系のトラブルに見舞われたメルセデスは遅れを取り戻すべくボタス&ハミルトン合わせて176周を周回した。
シーズン前テストで出遅れたウィリアムズは、クビサが最多の130周を周回、初めて本格的なテスト・プログラムを消化して追い上げの姿勢をみせた。

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