2021/09/22

メルセデスAMG首脳、「ラッセルのコントロール」に腐心

Mercedes Duo (C)Mercedes Motorsort
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来シーズン、2017年から5年間続いたバルテリ・ボタスに替え、ジョージ・ラッセル(現ウィリアムズ)をルイス・ハミルトンのチームメイトに選択したメルセデスAMGチームだが、野心ある若者の起用に懸念の声があるのも事実のようだ。
それはかつてニコ・ロズベルグとのコンビネーション時代、二人のドライバーの仲は険悪で、壮絶なチーム内バトルが繰り広げられていたからだ。

これについて同チームのトト・ウォルフ代表は、「ラッセルには類い稀な能力があることはわれわれも認めるところで、また彼自身もそれを自覚していることは間違いない。
ただそれをチームメイト相手に最初から披瀝しようとすると摩擦が起きる。
われわれの仕事はラッセルが持つ野心をうまくコントロールしてチームの力に変えることだ」と、説明。
ただウォルフ氏もそれが困難な仕事であることを認めている。

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2021/09/19

メルセデス、アルボンを通しての技術情報漏洩を警戒

Alexander Albon(R) (C)Williams Racing
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ウィリアムズ・レーシングは2022年のレースドライバーとして全レッドブル・レーシングのアレクサンダー・アルボンの起用を決めているが、ウィリアムズにPU(パワーユニット)を供給するメルセデスは、同選手を通じてメルセデス・エンジンの技術的な情報がレッドブル側に漏洩することを警戒しているようだ。

というのも、チームは離脱したもののアルボンはまだレッドブルとの良好な関係を維持しているとされるからだ。
このためメルセデス側の関係者はウィリアムズとアルボンとの契約について、メルセデスの知的財産を保護する条項が盛り込まれていることを示唆している。

ただ、アルボン本人は「まだすべてのことに説明を受けた訳ではなく、それが具体的にどういうことを意味するのか知らない」と、防御線を張った。

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メルセデス代表、スプリント予選に懐疑的見解

Toto Wolff (C)Mercedes Motorsports
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今年のイギリスGPでF1史上初として導入、先のイタリアGPで2度目の試みが行われた『スプリントレース予選方式』だが、メルセデスAMGチームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターはこれに懐疑的な見解を示している。

ウォルフ氏は「グランプリの週末に変化をもたらすという意味ではスプリント予選は有効だと思うが、全体としてメリットがあるかについはまだみんなが混乱している状況なのではないか。
もしここで無理をしてクラッシュしたり順位を落としてしまえば、それが直ちに決勝レースのグリッド、ひいてはレース結果に直結することになる。
しかしそれに対して得られるポイントは上位3台だけ、しかも最大でも3ポイントに過ぎないからね。
残念ながらこれではみんな慎重になってリスクを冒せないだろう。
つまりつまらない100キロということになる」と語り、今後検討の余地があることを訴えた。

今年は最後にサンパウロでもスプリント予選が行われることになっている。

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2021/09/17

メルセデス、MGU-Hの廃止に同意の姿勢

Mercedes V6 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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F1はエネルギーの見直しが図られるカーボン・ニュートラル時代の到来を見据え、2026年を目途に大きくPU(パワーユニット)のレギュレーションを変更しようとしているが、その一つであるMGU-H(熱エネルギー回生システム)が廃止になるかも知れない。

というのも、この準備会合には現行のエンジン・サプライヤーの他、新たに共にフォルクスワーゲン・グループであるアウディ&ポルシェ両社が関心をみせているが、改革の一つとしてMGU-H(熱エネルギー回生システム)の廃止を提言しているとされる。
それによれば装置は複雑な上に市販車への技術転換に貢献する要素が確認できないという。

既存メーカーの一つで影響力を持つメルセデスは、新サプライヤーの参入を図るため、これを受け入れる姿勢であるとのことだ。

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2021/09/15

『公約』果たしたバルテリ・ボタス(メルセデス)

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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イタリアGPではスプリント予選で最速、決勝レースに向けてポールポジションの権利を獲得しながらペナルティにより最後尾スタートとなったバルテリ・ボタス(メルセデス)だったが、レース前に広言した通り、「表彰台に上がる」という『公約』を実現させてみせた。

「レース前、確かに今日は表彰台に上がると言ったんだけれど、まさかほんとうに実現できるとは思わなかった。
みんなとの約束が果たせうれしいよ。
僕のキャリアの中でも、これだけ順位を上げたレースはないと思うな。
レースではオーバーテイクやバトルを思い切り楽しむことができた。
とりわけペレスとの争いは面白かったね。
最終的に(ライバルである)レッドブルよりも多くのポイントが得られたことにも満足しているよ」と、ボタス。

ただ残念ながらこのレースの『ドライバー・オブ・ザ・デー』に選出されたのは3年ぶりに優勝したリカルド(マクラーレン)のほうとなっている。

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2021/09/08

メルセデスAMG、ラッセル(現ウィリアムズ)の加入を発表

George Russell (C)Williams F1
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7日(火)、メルセデスAMGチームは現ウィリアムズ・レーシングのジョージ・ラッセル(23歳:イギリス)が来季加入することを正式発表した。
これはかねて噂になっていたものだが、放出されることになるバルテリ・ボタスの移籍先(アルファロメオ)が発表されるのを待っていたとみられる。

メルセデスの育成ドライバーでもあるラッセルは2020年のサクヒールGPでハミルトンの代替出場も経験していてもう少しで初優勝というところまで迫る好パフォーマンスをみせて評価されていた。
これにより2022年のメルセデスAMGチームのドライバー・ラインナップはすでに複数年契約を更新したルイス・ハミルトンとの強力コンビネーションになる。

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2021/09/07

「最速タイム更新はうっかりミス」と、ボタス(メルセデス)

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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5日(日)行われたオランダGP決勝レース終盤、メルセデスAMGチームは当時上位を走っていたボタスをピットに入れ最後のタイヤ交換を行った。
その時点でこのレースのファステストラップはハミルトンが持っていたが、この後ボタスが塗り替えてしまったため、ハミルトンはあと2周というところで緊急ピットイン、再度ファステストラップによるチャンピオンシップ・ポイント1点の確保を強いられることとなった。

これについてパドックでは「来季シートを失うことになったボタスの意趣返し」という穿った見方が駆け巡ることとなった。
しかし当のボタスは、次のように釈明している。

「ハミルトンの記録は書き換えないよう言われていたんだけど、ちょっと気が乗りすぎてうっかりタイムを出してしまったんだよ。
無線で言われてあわてて戻したんだけどね」

最終コーナー手前で速度を落としたボタスだったが間に合わず記録更新。
ハミルトンに「要らぬプレッシャー」を与えることとなった。

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2021/09/05

メルセデス・パワー勢、全車エンジン交換へ

Mercedes V6 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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メルセデス製パワーユニットを搭載する4つのチーム(メルセデスAMG、マクラーレン、アストンマーティン、ウィリアムズ)では、5日(日)の決勝レースを前に全車走行距離の少ないより新しい仕様のものに載せ替えることがわかった。

これは、金曜日に行われたフリー走行2回目セッションで、ハミルトンのマシンにトラブルが発生したための対策。
このトラブルは「オイルシステムの異常」だったと説明されているが、具体的な原因の特定に至っていなかったとみられる。
これによりすでにフリー走行2回目セッションを前に別のトラブルから載せ替えを強いられていたベッテル(アストンマーティン)などは再度交換する羽目に。

メルセデス・パワー陣営ではエンジンに負荷の掛かるイタリアGPに向けて組んでいたエンジンのやり繰りを、再度見直すことを強いられることになる。

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2021/09/04

ハミルトン(メルセデス)のトラブルはオイルシステムの異常

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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3日(金)行われたオランダGPフリー走行2回目セッションで、赤旗中断の原因を作ったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)のトラブルは、PU(パワーユニット)のオイルシステムの異常だったことが明らかにされた。

この日フリー走行1回目セッションでトップタイムをマークしたハミルトンは、しかし午後のセッションでは開始早々コース上にストップ。
それまでに記録したタイムで全体の11番手に留まったものの、貴重な走行時間を大きく失うことなった。
回収されたマシンを調査したチームは、その原因がオイルシステムの異常動作にあったとして、翌日に向け対策を施したという。

ザンドフールトはF1初めてのコースということで、この日は各チーム共により多く走ってデータを収集したいところだったが、午前はベッテル(アストンマーティン)が、午後はハミルトンとマゼピン(ハース)がそれぞれ赤旗中断を呼んで走行を妨げた。

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2021/09/03

アルファロメオにメルセデス・エンジン搭載の噂

Alfaromeo Racing (C)Sauber Motorsport AG
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フェラーリ陣営の一角であるアルファロメオ・レーシングに、なんとメルセデス・エンジンにスイッチという仰天の噂が勃発、パドックを賑わせている。

それによれば今シーズン限りでメルセデスAMGチームのシートを失うことになりそうなバルテリ・ボタスを、メルセデスが同社製パワーユニット供給と合わせて実現させようというもの。
これまでボタスには同じくメルセデス・エンジンを搭載する古巣のウィリアムズ・レーシングに復帰という見方が有力だった。

ただアルファロメオ・レーシングは実質前ザウバー・チームによって運営されていて、更新したばかりの契約相手アルファロメオ・ブランドはフェラーリ陣営に属するものであり事態は複雑。
簡単にスイッチが実現できるかは疑問だ。

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