2024/11/09

ピレリ、水冷タイヤ疑惑の噂否定

Pirelli Tyre
Singp_005_20241108074001ブラジルGPの週末、一部のチームがタイヤ内に水を注入、不当に冷却のメリットを得ていたとの疑惑がパドックを駆け巡って話題を呼んだが、F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤは噂を明確に否定した。

これはマクラーレン・レーシングを念頭にレッドブル陣営がリークしたものとされるが、ピレリのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは「あり得ない」と、噂を一蹴してみせた。

シーズンも終盤を迎え熾烈なバトルが演じられる中、他にもたわむウィングを巡る疑惑など神経戦が繰り広げられているようだ。

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2024/10/04

ピレリタイヤ、雨のテストで苦戦

Pirelli Wet Tyre
Pirelli_wettyre_l現在F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤだが、このほど行われたマニクール・サーキットでのテストが2日間とも雨に見舞われスケジュールの遅れに苦慮していることがわかった。

元々ウェットコンディションにも対応する同サーキットだが雨天をドライコンディションにするというのは想定外。
このため招集されたメルセデスAMGチームのジョージ・ラッセル&ミック・シューマッハにも為す術がなかったという。

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2024/07/17

ピレリ、2025年向け6番目のタイヤ用意

Pirelli Tyre
Pirelli_tyre_l現在F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤでは、2025年シーズンの向け第6のドライタイヤの開発を進めていることを明らかにした。

同陣営のマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングが示唆した所ではまだ正式決定はされていないものの、該当部分のタイヤ・レギュレーションの変更は間違いないところだという。

それによれば今年のドライタイヤはいずれも耐久性が高く、事実モナコGPなどではレース序盤に赤旗中断になったため、各車ワンストップ作戦で走破、ルールの空洞化をみせつけた経緯がある。

同氏によれば追加されるのは現行のC5よりさらに柔らかいC6(仮称)になるもので、このタイヤの場合スタートからレース距離を走り切ることは考え難いとのことだ。
なお実現に向けては年内に数回はテストで使われる必要がある。

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2024/05/31

ピレリ、新開発ウェットタイヤをテストへ

Wet Image
Ferrari_wet_l現在F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤは、シーズン中にも来季に向けたタイヤの開発を進めているが、次回は雨天用のフルウェットタイヤのテストを行う予定であることを明らかにした。

それによれば担当はフェラーリ・チームで、場所はフランスGPの開催地でもあったポールリカール・サーキット。
2日間の日程のうち一日をウェットテストに充てるという。
ちなみに同サーキットは全天候仕様であるため、当日の天候を危惧する必要はない。

なお昨シーズン、タイヤウォーマー不必要を謳い文句に投入したウェットタイヤは残念ながらドライバーからの評判が芳しくなかった経緯がある。

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2023/12/24

2023年シーズン総走行距離は地球を8周分

Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2023年も全22戦にタイヤを独占供給したピレリタイヤは、全マシンの総走行距離が合わせて30万8千キロとなり、これは地球8周分に相当するものになったということだ。
今季は実質22戦だったが、2024年は全24戦が予定されているので記録更新は必須。
このほとんどがドライ用のスリックタイヤでのもので、ウェットタイヤ(フルウェット&インターミディエイト)は全体の6.3%に留まったという。

また同じタイヤで最も長く走行したのは新人オスカー・ピアストリ(マクラーレン)の302.5キロ。
オープニングラップでのアクシデントで2周目にピットイン、交換したタイヤで最後まで走り切るという異例の産物となったものだ。

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2023/12/13

F1委員会、ピレリにタイヤの熱対策求める

Tyre Work (C)Pirelli Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)のF1委員会は、タイヤウォーマーの廃止が棚上げになったことも踏まえ、ドライバーから要求の強いタイヤのオーバーヒート問題の解決策を2027年までの独占サプライヤーであるピレリタイヤに要望した。

それによれば現在供給されているものは温度の上昇に伴い急速にタイヤのデグラデーション(劣化)が進行、激しいグリップダウンを起こしてラップタイムが低下、レースの華であるバトルの障害になっているというもの。

タイヤ自体の構造面に問題があるのでは、とのチーム側からの指摘に対し、ピレリではコンパウンドの改善で対処できると楽観的な姿勢を崩していない。

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2023/12/07

ブリヂストン、フォーミュラEにタイヤ供給か

Formula-E Image (C)Mercedes Motorsport
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日本のブリヂストンタイヤが、次シーズンからFIA(国際自動車連盟)肝煎りのカテゴリーである『フォーミュラE』にタイヤを独占供給することになりそうだ。

これはイギリスの一部メディアが伝えたもので、先に行われた入札の結果、現在供給している韓国のハンコックに代わって供給資格を獲得したとのこと。
間もなく正式発表される見通しという。
なおフォーミュラEのタイヤは溝付きのもので、軽い雨でも使用できる全天候型となっている。

1997年から2010年までF1にタイヤを供給してきたブリヂストンは、F1復帰に向けても入札に参加したが、こちらはイタリアのピレリが獲得している。

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2023/12/04

ピレリ、来季開幕3戦のタイヤを発表

Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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来シーズンも引き続きF1にタイヤを独占供給することが決まっているイタリアのピレリタイヤは、開幕3戦に使用されるコンパウンドを早くも発表した。

それによれば3戦それぞれで、第1戦のバーレーンGPにはハード寄りの3種類を、第2戦サウジアラビアGPには中間の部類の3種類を、そして市街地コースである第3戦オーストラリアGPには柔らかい部類の3種類が供給されるとのこと。
加えてピレリの担当者は、来年前半は実績のある今季のスペックを流用することで安定を図りたいとしている。

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2023/11/22

ピレリ、2024年シーズンは『Q0タイヤ』廃止

Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1にタイヤを独占供給するピレリ・モータースポーツは、現在6種類あるコンパウンドのうち最もハードの部類に位置付けられている『Q0タイヤ』を廃止することを明らかにした。
なおコンパウンド年々変更されていて、2022年のC1は実質C0となっている。
これにより2024年のラインナップはC1が最も硬く、C5が最も柔らかい5種類のコンパウンドに戻ることになる。

識別のためのカラーリングは最もソフトなタイヤが赤、ミディアムは黄色、ハードタイヤには白のラインがこれまで同様サイドウォールにマーキングされる。
これについて同陣営のマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、「より実態に即したものになる」と、自信をみせている。

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2023/11/16

2026年のF1タイヤ、再び小型に回帰を模索

Pitstop Scene (C)Ferrari S.p.A
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現在、F1タイヤは2022年に18インチ径へと大型化されて以来今季も継続されているが、2026年を目途に再び小型のタイヤへ回帰の方向へと向いているようだ。

これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたもので、過去に長く続いた13インチ径タイヤとの中間に位置する16インチ径を想定しているとのことだ。

F1タイヤの大型・重量化の傾向は、マシン本体のレギュレーションに伴うもので止むを得ないところであるが、とりわけドライバーからは鈍愚なその動きやグラデーションの特質に不満の声が高まっているという。

なお現行のピレリタイヤによる独占供給契約は2027年シーズンまで延長されたと伝えられている。

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