2020/01/15

ピレリ、「2020年のF1は単調になる」と開き直り

Pirelli F1 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤでは、複数回に渡る事前テストの結果、用意された2020年仕様の新型タイヤは採用されず、旧式スペックである2019年仕様のものが引き続き踏襲されることになった。
しかしこれについて同陣営のマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは次のようにオランダの『リムブルガー』紙で「警告」している。

「2019年のタイヤを引き続き使うというのであれば、それは止むを得ないことだ。
彼ら自身が使うものだからね。
しかしわれわれが納得しているか、といえば残念ながらそうではない。
私は彼らの判断は誤っていると思うがね。
2020年のF1は予想がつけやすくなったことだろう。
なぜならタイヤという不確定要素がなくなったからだ。
この結果、2020年のF1は昨年よりも魅力を欠いたものになることだろう」

多くの修羅場を経てきたタイヤマンにとって2020年タイヤが否定されたことはプライドが許さないことだろう。

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2020/01/12

ピレリタイヤ、2020年タイヤのリスクを指摘

Pirelli 2020 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2020年シーズンもF1にタイヤを独占供給することが決まっているピレリタイヤだが、同社でモータースポーツ部門の責任者を務めるマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングはシーズンを前にあるリスクが存在することを指摘している。

それは先にアブダビで行われた合同テストの結果、ピレリが開発した2020年仕様のものが拒否され、2019年仕様のコンパウンド&ストラクチャーを継続させることが決まったこと。
イゾーラ氏によれば、2020年はマシンのデザインやエアロダイナミックスの改善の結果、これまでよりも高速化されると共にダウンフォースの大幅増加が予想されるため、現行の仕様ではレース中にタイヤがオーバーヒートする可能性が否定できないというもの。

これについてピレリはいまのところタイヤの空気圧の増加を徹底することで対処しようとしているが、それだけでは懸念は払拭できていないと明かす。

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2019/12/16

2月に行われるフェラーリの18インチ径テストに警戒感も

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1タイヤは2021年シーズンより現在の13インチ径から18インチ径へとサイズアップすることが決まっていて、すでにメルセデスやルノーなどが開発テストを実施しているが、これまでテストを行っていなかったフェラーリ・チームはこれを来年2月に予定していることを明らかにした。

テストは実施したチームが有利になることのないよう、型遅れのマシンをベースにした専用車で、データ収集もタイヤ、ホイール等に関連した以外のものは禁じられるなど元々制約が多いものになっている。
しかしフェラーリが2020年の新型車開発時にテスト時期を合わせたことで他チームからは警戒感が強まっていたとのこと。
これについてフェラーリは、テストは2020年型車のものとはまったく別のプログラムで、新型車開発に有利になるようなことはないと明言している。

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2019/12/15

2020年のピレリF1タイヤ、「さらに空気圧上げる」

Pirelli 2019 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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ピレリが2020年用に開発した新スペックのタイヤは、しかしテストの結果グリップやフィーリングに難があるとするチーム側の意向により採用を見送られることとなった。
これを受け、同タイヤの責任者であるマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、次のように語った。

「2020年は今年よりもさらにマシンのダウンフォースが増加することが予想される。
それはタイヤにもこれまで以上の負荷が掛かるということだ。
そのためわれわれはそれに耐えるべくストラクチャー(構造)やコンパウンドを見直して2020年用タイヤとして用意したが、しかし残念ながら採用は見送られたのでこれまでのタイヤで対処することになる。
そのためタイヤの空気圧はこれまでよりも高く設定されることになるだろう」

タイヤの空気圧についてはこれまでも安全面から一定の数値が指定されてきたが、チーム側はグリップの点からしばしばこれに従わないケースがみられ、FIA(国際自動車連盟)は監視をするに至っている。
イゾーラ氏の発言はこれのさらなる厳格な対応を要求する形だ。

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2019/12/11

F1、2020年仕様タイヤを採用しないことで合意

Pirelli 2020 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1は11月のアメリカGP、そしてシーズン終了後のアブダビ合同テストでピレリが用意した2020年仕様のタイヤをテストしたが、結局これの採用には至らず、来季も現行の2019年仕様タイヤを継続することが明らかとなった。
この判断は全チームの同意を経たうえで決定されたという。

ピレリは2020年シーズンに向け、耐久性や接地力を高めるため新たなコンパウンドやストラクチャーを開発してプロトタイプを用意しテストに持ち込んだが、ドライバーからの反応は今ひとつ芳しくなく、結局採用断念に追い込まれたもの。

伝えられるところでは新しいタイヤはフィーリングだけでなく現行のものより明らかにダウンになっていたという。

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2019/12/06

ピレリ、来季仕様タイヤの結論を要求

Pirelli 2020 Tyre (C)Pirelli Motorsport 拡大します 今回のアブダビ合同テストでは2020年タイヤの評価が主眼とされていたが、2日間のテストを終えてドライバー側からの意見は定まっていないようだ。
2020年のコンパウンドについて、そのフィーリングに違和感を訴える者も多く、2019年のものの継続使用を主張する者もいるとのこと。

 

しかしこれについてピレリタイヤのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、当初の予定通り来季開幕のタイヤについて12月9日(月)までに結論を出すよう要求した。
「さまざまな意見があるのは承知しているが、オーストラリアとバーレーンの開幕2戦タイヤについては結論を出してもらわなくては供給にも差し支える」とし、ドライバーから続く苦言に愛想を尽かした感じだ。

 

F1タイヤは2021年から18インチ径になるなど劇的に変化するが、2020年は今季と同じものが継続使用される余地がある。

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2019/11/26

ピレリ2020年仕様タイヤにチームから慎重な声も

Pirelli 2020 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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来シーズンもF1タイヤを独占供給することが決まっているピレリタイヤは、すでに2020年仕様のタイヤを開発・準備しているが、これに反対の声を挙げるチームがあるとのことだ。

同タイヤはすでに先のアメリカGPの際、フリー走行で実験投入されたものの、ドライバーからはあまり評判が良くなかったのは事実だ。
そうしたチームからは現行の仕様を継続させることが提案されているという。

2020年タイヤについては今季最終戦アブダビGP終了後に行われる合同テストで本格テストが予定されているが、FIA(国際自動車連盟)はその後に各チームからの意見を聞いて対処する方針を明らかにしている。

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アブダビGP、各チームのタイヤ選択

アブダビGP Tyre (C)Pirelli Motorsport
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今週末行われるF1最終戦アブダビGPPに持ち込む3種類のタイヤと各ドライバーによる選択がピレリから発表されている。

今回の舞台はヤス・マリーナ・サーキット。
路面グリップの低いサーキットいうことで、今回ピレリはハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)にそれぞれC3、C4、そしてC5という最も柔らかい部類に位置する3種類のコンパウンドを用意した。
このうち予選Q3ではC5を必ず使用しなければならない
また決勝レースではいずれか最低2セットを使用しなければならないことになっている。

今回トツプ3チームではハミルトン(メルセデス)とルクレール(フェラーリ)がソフト8セット、ミディアム3セット、ハード2セットと全く同じ。
またボタス(メルセデス)とベッテル(フェラーリ)もミディアム4セット、ハード1セットで同じとなった。
一方、フェルスタッペン&アルボンのレッドブル勢はソフトを9セットと増やし、ハードを1セットに留めている。

最終戦アブダビGPは12月1日(日)決勝レースという日程で開催される。

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2019/11/14

ブラジルGP、各チームのタイヤ選択

ブラジルGP Tyre (C)Pirelli Motorsport 拡大します 今週末行われるF1第20戦ブラジルGPPに持ち込む3種類のタイヤと各ドライバーによる選択がピレリから発表されている。

 

今回の舞台はお馴染みサンパウロのインテルラゴス・サーキット。
ハイグリップ路面の専用サーキットいうことで、今回ピレリはハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)にそれぞれC1、C2、そしてC3という鈴鹿と同じ尤も堅い部類に位置する3種類のコンパウンドを用意した。
このうち予選Q3ではC3を必ず使用しなければならない
また決勝レースではいずれか最低セットを使用しなければならないことになっている。

 

上位チームが揃ってソフトタイヤを10セット選択している中で、すでに両タイトルを決めたチャンピオン・チーム、メルセデスの二人はソフトを8セットに留め、ハードないしミディアムを増やす堅実な戦略を採っているのが目立つ。
マクラーレンの2台も同様の方向のようだ。

 

ブラジルGPは11月17日(日)決勝レースという日程で開催される。

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2019/11/07

ドライバーから不評だった『ピレリ2020年タイヤ』

Pirelli 2020 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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ピレリタイヤは今回のアメリカGPフリー走行初日、2020年シーズンに投入予定の新スペックタイヤをテストした。
いちドライバーあたり2セットずつ供給されたタイヤは各チームで使用されたが、しかしあまり評判の良いものではなかったようだ。

ピレリによれば新しいタイヤはコンパウンドだけでなくその構造から見直しが図られたものとのことだが、翌土曜日朝に行われたミーティングではいずれからもグリップ不足との報告が相次いだという。
金曜日の走行では路面がまだダーティであることも考えられるが、今後データの解析結果によつては今シーズンのものを踏襲する選択もあるとのことだ。

新タイヤはアブダビGP終了後の合同テストでも試され、最終決定されることになっている。

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