2022/04/17

史上最多グランプリ数の懸念は物流障害

Image (C)Pirelli Motorsport
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年々拡大が重ねられてきたF1グランプリは、いまや年間22戦から23戦というかつては想像が付かなかったほど増えている。

こうした世界転戦を支えるのは物流だが、これがいまロシア軍によるウクライナ侵攻問題で黄信号が灯っているという。
実際、今年のシーズン前テストではハースF1チームが直面したように各チームの資材運搬はもちろんのこと、F1タイヤを独占供給するピレリタイヤにとっても深刻な状況に陥っているのが現実だ。

同タイヤのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは「国際物流はいまたいへん厳しく、コストも信じられないほど高騰している」とするが、それよりも課題は航空路線の混乱により各グランプリに間に合わないという危機で、「ウクライナの騒動が一国も早く収束することを願っている」と正直なところをみせた。

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2022/04/08

ピレリ、豪GPではソフト一番飛ばし

Tyre Work (C)Pirelli Motorsport
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今週行われる第3戦オーストラリアGPに、ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC5という3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

通常、連続する3種が選択されるが、今回はC4を飛ばした変則的なもの。
これについてピレリのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、テストの結果、C3とC4との性能差が予想より小さなものだったため、と説明している。

注目のオーストラリアGPのフリー走行1回目セッションは13時(日本時間:12時)からスタートする。

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2022/02/25

シーズン前テスト、最終日はウェットコンディションで

Max Verstappen (C)Honda Racing
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現在バルセロナ・サーキットで行われている合同テストの最終日(25日)午後に、ピレリタイヤとF1は人工的なウェットコンディションを造り出し、全チーム参加によるウェットテストを行うことを確認した。

なお今シーズンからドライタイヤ同様、ウェットタイヤも18インチ径になるだけでなく、タイヤ本体もコンストラクションやコンパウンドなどが変更されているとのこと。

ただ、もしもそれまでにウェットタイヤを装着するような自然現象の雨に見舞われた場合には人工雨はキャンセルされることになっている。
地元気象台の予報では降水確率は10%とされている。

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2022/02/22

FIA、決勝レースへのQ2タイヤ使用義務廃止認める

Image (C)Honda Racing
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すでに報じられていたように、決勝レースへのQ2タイヤ使用義務は今シーズン廃止されることをFIA(国際自動車連盟)が認めた。

これは、予選Q3に進出した10人のドライバーにだけ課せられていた、予選Q2で使用したタイヤでスタートしなければならないという義務を撤廃するもの。

なお昨年から導入されたスプリントレース予選については、このルールが適用されず、全ドライバーが自由にスタートタイヤを選択できるようになっていた。

今回FIAが発表した2022年のF1レギュレーションでは、この予選Q3に進出した各車がQ2で最速タイムを出したタイヤを装着しなければならないという条文が削除されている。

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2022/02/07

決勝レースへのQ2タイヤ使用義務は廃止へ

Image (C)Honda Racing
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これまで予選及びレース戦略の足枷にもなっていた、決勝レースへのQ2タイヤ使用義務は今シーズン廃止されることが決まった。
これは、予選Q3に進出した10人のドライバーにだけ課せられていた、予選Q2で使用したタイヤでスタートしなければならないという義務が撤廃されるもの。

この規則のため、スターティンググリッドに明暗が生じたり、予選Q3に進出して獲得した10番グリッドに比べ、Q2で敗退して得た11番グリッドのほうが決勝レースのスタートタイヤを自由に選べるなど不公平が生じていたとされる。
今季はこの規則変更があったことで、より実力に見合った真のバトルが期待できそうだ。

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2022/02/03

ピレリタイヤ、「1ストップでも退屈しない」

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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大幅なレギュレーションの改定によりマシンが大きく変更される2022年は、タイヤも一新されることになっているが、グラデーションの低下など耐久性の向上により、決勝レースでは1ストップ作戦が主流になるとみられている。
このためレースに変化がなく退屈なものになってしまうのではとの懸念が広がっているようだ。

しかしこれについて同社でF1タイヤ責任者のポジションにあるマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、次のような見解を示している。
「2022年のレギュレーションは、エアロダイナミックスなどの改定によりレースバトルを増やす方向になっている。
これが成功すれば、タイヤ交換などなくてもスリリングなショーは演じられる筈。
観客が失望するなんて心配は無用になるさ」

さらに「タイヤはF1にとって重要なものではあるが、レースの主役ではない」と、付け加えた。

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2022/01/30

ピレリ、13インチ径タイヤも継続供給の構え

Image (C)Pirelli Motorsport
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F1は今シーズンからいよいよ昨季までの13インチ径から18インチ径タイヤにスイッチすることになり、すでに複数年に渡って開発テストを重ねてきた。
これによりF1も他のカテゴリー同様に大口径タイヤの採用が実現した訳だが、それでもこれまでの13インチ径タイヤの供給が継続される可能性が出て来た。

というのもF1レギュレーションではプライベートテストを行う際に旧型マシンに制限されていて、その場合18インチ径タイヤは装着が困難になってしまうからだ。
事実、今年になってからもフェラーリはフィオラノ・サーキットで、またアルファタウリはイモラ・サーキットでそれぞれ旧型車によるプライベートテストを敢行しているが、当然のことこれまでの13インチ径タイヤを装着して行われている。

コストの問題もあり、F1チーム、そして供給元のピレリも新たな難しい判断を迫られている。

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2022/01/25

ピレリ、新タイヤの耐久性に自信みせる

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2022年シーズンのタイヤはこれまでの13インチ径から18インチ径タイヤに大変身するだけでなく構造(コンストラクション)やコンパウンドも一新される見込みだが、ピレリタイヤでは耐久性にも自信をみせている。

これまでのテスト結果を踏まえ、同タイヤのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、「新しいタイヤでは、見た目だけでなくその中身もまったく異なるものに変わった。
性能ももちろんだが、耐久性もこれまでより大幅に進化している。
このため、レース中のタイヤ交換は1回だけで済むのではないか」と、1ストップ作戦が主流になるとの見解を示した。

ただチーム側からはこれによりレース戦略の幅が狭まるとの懸念も示されている。
果たして開幕戦ではどういう選択がされるのか注目される。

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2022/01/22

2022年シーズンもタイヤ配分はすべて同数に

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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かつてはいずれのグランプリにもドライバー毎に異なったコンパウンドのタイヤを選択することが可能だったF1タイヤだが、新型コロナウイルスの影響もあり現在はすべてピレリ側が準備した同じコンパウンド数で臨む方式になっている。
これについてピレリタイヤでは、今シーズンも引き続き同じ方式を採ることを明らかにした。

マリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは「新型コロナウイルスの影響で混乱するのを最小限に抑えるため、タイヤを統一する必要があった。
標準的なグランプリではハード2セット、ミディアムが3セット、ソフト8セットというのが基本的な配分数となる。
これは今シーズンも変わらない予定になっている」とし、このほうが公正な戦いになると自信をみせている。

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2021/12/23

ピレリ、「2022年仕様も年末には今年とほぼ同タイム」

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2022年は今年と違って広い部分でF1レギュレーションが変更されねことになっているが、外観で最も大きな変更といえば、タイヤが13インチ径から18インチ径のものに変更されることだろう。

引き続きF1にタイヤを独占供給するピレリはこれまで2シーズンに渡り各地でテストを繰り返してきたが、マリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは次のように自信をみせている。
「アブダビでのテストでは1.5秒ほどのタイム差があったが、新レギュレーションではエアロダイナミックスやブレーキにも変更があることから実質的には0.5秒ほどの差がタイヤによるものと考えている。
しかしそれもシーズン当初のことで2022年シーズン中にはその差が詰められ、ほとんど同タイムになる筈だ」

タイムはともかく、F1は18インチ径タイヤの採用でよりレーシングカーらしい面構えになるのは確実なことだろう。

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