2023/06/07

ブリヂストンタイヤにF1復帰の動き

Bridgestone F1 Tyre (C)Redbull Racing
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日本のブリヂストンタイヤにF1復帰の噂が広がっている。
それによれば2025年シーズンから有効になる新しいF1タイヤの独占サプライヤーを決めるFIA(国際自動車連盟)の入札に同社の名前があるというもの。

ブリヂストンがF1タイヤを供給したのは1997年から2010年までのことで、2006年末にミシュランがF1から撤退する決定を行ったため2007年から2010年までは単独サプライヤーを務めていた。
前回行われた入札では韓国のハンコック社が入札に応じたもののピレリの延長が選択されていて、今回も同社のさらなる延長が確実とみられているところだ。

FIAは6月16日に落札者を明らかにする予定としている。

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2023/04/05

ブリヂストンタイヤ、F1タイヤ供給に名乗りか

Bridgestone F1 Tyre (C)Redbull Racing
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F1は2025年シーズンからのF1タイヤ独占供給サプライヤーを公募しているが、これに日本のブリヂストンタイヤが応じるのではないかとの報道が流れている。
これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたもので、事実であればすでに応札の意思を示しているピレリタイヤの強敵になると分析している。

ブリヂストンは2010年までのサプライヤーで、その後はずっとピレリが引き継いできた。
現在はF1だけでなく傘下のジュニア・カテゴリーにも同時に供給することになっていて、メーカーが変更になるというのは想像以上に大変革ということになる。

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2015/12/20

浜島裕英氏(元BS)、来季は国内レース現場に

浜島 裕英 (C)Ferrari S.p.A
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元ブリヂストンタイヤの技術者で、同タイヤのF1参戦時期にはプロジェクト・リーダーとして陣頭指揮を執った浜島裕英氏が、2016年は日本国内の有力チームである『セルモ』の総監督に就くことが明らかにされた。

同チームは著名エンジニアとして鳴らした佐藤正幸氏代表を務める陣営で、現在は国内トップカテゴリーであるスーパー・フォーミュラや人気のスーパーGT等に参戦している。

浜島裕英氏はブリヂストンタイヤ退社のあとフェラーリ・チームでタイヤ関連のエンジニアを務めたあと今季は主に解説者として活動していてこれが2年ぶりのレース現場復帰となる。
なお同氏はF1時代から国内レースにも可能な限り足を運ぶなど、日本のモータースポーツ界にも十分な知識を持っているのは間違いないところ。

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2015/10/01

ブリヂストン、国内トップフォーミュラからも撤退

Bridgestone Greentyre (C)Bridgestone Motorsports
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かつてF1の独占タイヤサプライヤーとして世界にその名を轟かせながら2010年に撤退した日本のトップルーカーであるブリヂストンタイヤが、今度は国内トップフォーミュラであるスーパー・フォーミュラ・シリーズからも撤退することを表明して話題を呼んでいる。
同社はまた二輪ロードレースの最高峰モトGPからの撤退も表明している。

ブリヂストンは、1973年に国内フォーミュラカーの最高峰としてスタートした旧「全日本F2000選手権」時代からタイヤを供給、その後「全日本F2選手権」、「全日本F3000選手権」、「フォーミュラ・ニッポン」と変遷を遂げても、40年以上の長きに渡ってタイヤを供給してきた。
なおスーパー・フォーミュラについてはヨコハマタイヤがタイヤ供給を引き継ぐものとみられている。

関連ニュースはこちらで。

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2013/06/06

ブリヂストン、再びF1タイヤサプライヤー浮上に困惑

Bridgestone F1 Tyre (C)Redbull Racing
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2011年シーズンからF1にタイヤを独占供給するピレリタイヤだが、今年末で契約が満了するにもかかわらずいまだ最終契約が結ばれていないとされる。
そうしたことから先にDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)やF3で実績のある韓国のハンコックが後継候補として浮上したが同社は直ちに否定。
すると今度はピレリ以前にF1タイヤを供給していた日本のブリヂストンタイヤの名前まで挙げられている状況。

これについて同社の広報では、「かつてF1タイヤを供給したことによりわが社は欧州及び世界の各地におけるブランド認知を改善することができた。
またF1タイヤのコンパウンド、設計、シミュレーション等の技術を、乗用車用タイヤ開発に適用することにも成功した」として、今の時点で再びF1タイヤに関わる方針はないことを明言している。

こうした動きにもかかわらずピレリタイヤの続投は既成事実との指摘もあり、騒動は条件闘争の一部であるとの冷ややかな見方も出ている。

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2012/01/12

浜島裕英氏(ブリヂストン)、フェラーリ・チームに加入

浜島 裕英 (C)Bridgestone Motorsports

フェラーリ・チームは、日本におけるF1タイヤ開発の第一人者である浜島裕英(前ブリヂストンタイヤ開発本部長)が1月11日(水)付けで加入したことを明らかにした。

フェラーリ・チームは昨シーズン、ピレリタイヤの使い方で苦戦したと伝えられていて、加入後はこれまたマクラーレン・チームから移籍したパット・フライ氏の元で主にタイヤの観点からサポートすることになるとみられる。

ブリヂストンタイヤは2010年シーズンまでF1タイヤを独占供給していた。

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2011/03/23

ブリヂストン・モータースポーツ、大幅縮小へ

Bridgestone Tyre Image (C)Redbull Racing
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日本最大のタイヤメーカーで、F1においても大きな足跡を残したブリヂストンタイヤだが、その活動の中枢だったモータースポーツ部門が大幅に縮小されることになった。

同部門はこれまで『ブリヂストン・モータースポーツ推進部』として社長直轄の特別プロジェクトとされてきたが今月いっぱいでこれを解散、4月からは『コーペレート・コミュニケーション本部』の傘下に入り、活動を続けるという。

ただし世界的イベントとしては2輪のWGP(ワールド・グランプリ)が中心となる。
F1についてはすでに昨季限りで撤退、インディカーについてもいったんは撤退を表明したもののこれを撤回、とりあえず2年間だけは供給を続ける。

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2011/03/13

ブリヂストン、インディカーへのタイヤ供給は継続

Firestone Tyre (C)INDYCAR Media
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F1での独占供給撤退に続き、IRL(インディ・レーシング・リーグ)でも今シーズン限りで撤退を表明していたブリヂストンタイヤ(傘下であるファイヤストン・ブランド)だが、このほど決定を撤回しインディカーについては2013年までの少なくとも2年間、タイヤ供給を延長することを明らかにした。

関連ニュースはこちら

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2011/03/06

ブリヂストン、インディカー・シリーズへのタイヤ供給も終了へ

Firestone Tyre (C)INDYCAR Media
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2010年限りでF1へのタイヤ独占供給を終了した日本のブリヂストンタイヤだが、同じく1995年からサプライヤーを続けていた米インディカー・シリーズ(IRL)へのタイヤ供給も今季限りで終了することを明らかにした。
(こちらはファイヤストン・ブランド)

ブリヂストン(ファイヤストン)タイヤのインディカー・シリーズ撤退のニュースはこちら

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2010/11/15

ブリヂストン アブダビGP決勝レースの模様

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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2010 FIA Formula One World Championship 第19戦 アブダビGP
2010年F1世界選手権 アブダビGP 決勝
開催場所:アブダビ 開催日:11月12日~11月14日

壮大でエキサイティングなレースとなったブリヂストンのF1最後のアブダビGP決勝は、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテル選手が今季5度目の優勝を飾り、史上最年少のF1世界チャンピオンに輝いた。

ベッテル選手はスーパーソフト-ミディアムのタイヤ戦略を使って優勝した。
彼と共に表彰台に並んだのは、2008年度チャンピオンのルイス・ハミルトン選手と昨年度チャンピオンのジェンソン・バトン選手。
このボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのふたりはベッテル選手と同じ戦略だった。

ブリヂストンのタイヤ・サプライヤーとしての14年間はスリリングなレースで幕を閉じた。
この14年間に製造された70万本のブリヂストン・ポテンザF1タイヤは、11回のドライバーズ及びコンストラクターズ・チャンピオンシップ優勝、175回のレース優勝、170回の最速ラップタイム、そして168回のポールポジションを達成した。

安川ひろし (株)ブリヂストン モータースポーツ推進室長
「今日、力強いレースを戦い、ドライバーズ・チャンピオンシップ優勝を決めたセバスチャン・ベッテル選手にお祝いを申し上げます。
われわれにとっては最後のレースでしたが、様々なドラマや興奮を経験したこの14シーズンのフィナーレにふさわしい素晴らしいシーズンの最後を結ぶことができました。
この間に我々のブランドの認知度は大きく高まり、数々の活動やイベントでは全世界のブリヂストン販売会社の皆さんに支援していただきました。
ブリヂストンの全ての関係者に感謝すると共に、F1関係者の皆様にも長年の友情とご支援に感謝したいと思います。
また、全世界の全てのF1及びモータースポーツ・ファンの皆さんにも感謝いたします。
われわれの最高の技術を追求する情熱を楽しんでいただけたことを願います」

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー
「今日は、最後のチェッカーフラッグまでブリヂストン・ポテンザタイヤが様々な戦略、最高の緊張感、そして大きな興奮を提供することができたレースでした。
ポールポジションを一番多く獲得したドライバーがチャンピオンに輝いたのはふさわしい結果だったと思います。
セバスチャン・ベッテル選手は、どうしたら最大限にタイヤの性能を引き出すことができるかを理解するために頻繁にブリヂストンのエンジニアたちと話をしたドライバーです。
今シーズンは彼の才能が光輝く場面が多かったですが、今日も例外ではありませんでした。
どちらのコンパウンドも素晴らしい性能を発揮しました。
バトン選手はマネージメント次第でスーパーソフトも長持ちすることを証明してくれましたし、クビサ選手はトップグループとは逆の戦略で戦う価値を見せてくれました。
ブリヂストンにとって、F1はやりがいのある、貴重な、そして満足のいくプロジェクトでした。
この14年間の我々のF1活動に関わって下さった皆さんに感謝したいと思います。
ありがとうございました」

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