2023/01/01

ロズベルグ氏、ナンバー2ドライバーの覚悟をペレスに伝授

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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フェルスタッペン(レッドブル)による連続タイトル獲得の陰で、二人のドライバーがイコール・コンディションではなく、ペレスのポジションに格差があることが話題になっているが、これについて自身もかつてメルセデス時代に同様の経験をしたことのあるニコ・ロズベルグ氏がその覚悟を伝授した。

「偉大なドライバーのチームメイトでイコール・コンディションを望むのなら、それに打ち勝つ活躍をして周囲に認めさせなければならないよ。
僕の場合でいえばそれはハミルトンだった。
僕は彼の隣でナンバー2であることを拒否していたけれど、そのためにも彼よりも強いことを示さなければならなかったんだ。
で、2016年実際に彼を打ち負かしてタイトルを獲得、そして引退したんだ」と、ロズベルグ。

同氏はそうした存在とされる偉大なドライバーとしてアイルトン・セナやミハエル・シューマッハ、そして現在ではハミルトンとフェルスタッペンらの名前を挙げた。

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2022/03/25

ベッテル(アストンマーティン)、サウジアラビアGPも欠場

Nico Hulkenberg (C)Aston Martin F1
アストンマーティンF1チームは、同チームのセバスチャン・ベッテルが今週のサウジアラビアGPを前戦同様新型コロナウイルス感染で欠場することを明らかにした。

代役は引き続きニコ・ヒュルケンバーグ(34歳:ドイツ)が務める。

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2021/06/13

ロズベルグ氏、「F1チームの監督には興味なし」

Mercedes AMG Duo (C)Mercedes Motorsports
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元F1チャンピオンで、現在は『エクストリームE』のチーム監督も行っているニコ・ロズベルグ氏(36歳:ドイツ)だが、F1チームの監督には関心がないようだ。

これは地元ドイツのサイト『Formel1.de』に次のように語ったもの。
「僕は現役自体にトト(ウォルフ:メルセデスAMGチーム代表)の仕事ぶりを見ていたけれど、あんな激務に自分が就きたいとは思わないね。
彼は何から何まで朝昼晩、一日中フルタイムで仕事に追われていたよ。
責任ばかりが重たいし、お金を積まれても自分がやりたいとはまったく思わないな」と、激白。

現役当時、ロズベルグはチームメイトであるルイス・ハミルトンと壮絶な゛ハトルを繰り広げてチームに緊迫感をもたらせていたが、多少なりともそうした責任の一角は自覚しているようだ。

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2019/08/07

ルイス・ハミルトン、ロズベルグの主張に余裕の反論

Mercedes 2016 Title (C)Mercedes Motorsport
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今シーズンもチャンピオンシップをリードするハミルトン(メルセデス)について、かつてのチームメイト、ニコ・ロズベルグ氏が言及、その主張にさらに本人が反論して大きな騒動になっている。

ロズベルグ氏はハミルトン(メルセデス)の戦績について、「例えばフェルスタッペンが同じチームにいたらハミルトンは現在のような成績を挙げられていない」と発言。
これに対しハミルトン自身が次のように反論したもの。

「いつの時も他人の成功にケチをつけたがる人はいるものさ。
彼が何を言おうともそれは自由だし、別にそれが僕の人生を左右することもない。
彼は僕が歳を取ったとも言うけれど、今の僕は彼と戦っていた時よりもさらに進化しているよ」と、余裕の構え。

ただ近年においては、ロズベルグ氏は2016年、ハミルトンのタイトル獲得を阻んだ唯一のドライバーであることに間違いない。

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2019/04/17

ロズベルグ氏、「フェラーリよりメルセデスが上」

Chinese GP Scene (C)Mercedes Motorsports 拡大します シーズン前テストから好調だったフェラーリには、揃って「メルセデスよりもマシンは上」というのが周囲の一致した見方だったが、元メルセデスAMGチームのドライバーで、2016年のチャンピオンであるニコ・ロズベルグ氏(33歳:ドイツ)は、逆の戦力分析を行っている。


「これまでのところ、言われてきたのとは反対にメルセデスのマシンのほうがフェラーリよりも優れているようだ。
それはそのまま戦績に現れているよね。
苦戦したのはむしろフェラーリの方だったんだ。
とりわけ空力にその差は顕著で、見たところ、フェラーリはエアロダイナミックスに問題があると思える。
スピードを稼ぐためにドラッグを減らしているようだが、そのためコーナーでの安定性が犠牲になっているようだ。
これを早く解決しないと、また今年もタイトル争いで苦戦することになるね」


開幕3戦を終え、すでに両者のポイント差は57点にまで拡大した。

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2019/02/28

合同テスト後半2日目、ベッテル(フェラーリ)クラッシュ

Carlos Sainz (C)McLaren Group
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2月27日(水)、バルセロナ・サーキットを舞台に行われているシーズン前テスト後半は第2日目を迎えた。

トップタイムはこの日もマクラーレンでカルロス・サインツの記録した1'17.144、これは今年のテストでは全体のベストになるものだ。
130ラップの多きを数えたが、コース入口でストップ、赤旗中断の原因も作っている。

2番手はペレス(レーシング・ポイント)、3番手はベッテル(フェラーリ)。
この日のビッグニュースはなんといってもこのベッテルのクラッシュだろう。
新しい僚友であるルクレールとこの日もマシンをシェアしたベッテルは午前のセッションで40周を周回、この日の3番手となる1'18.193のベストタイムを記録したもののその後3コーナーでコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断、ドライバーは直ちにメディカルセンターに運ばれて検査を受けたが幸い身体に問題ないとして解放された。
マシンは修復に当てられたもののルクレールのほうは結局インストレーションラップだけに留まりノータイムで終えている。

4番手ライコネン(アルファロメオ)、5番手グロージャン(ハース)、6-7番手には共にホンダ・パワーのフェルスタッペン(レッドブル)とクビアト(トロ・ロッソ)が並び合わせて229周を走り込んだ。
前日ハイドロリック系のトラブルに見舞われたメルセデスは遅れを取り戻すべくボタス&ハミルトン合わせて176周を周回した。
シーズン前テストで出遅れたウィリアムズは、クビサが最多の130周を周回、初めて本格的なテスト・プログラムを消化して追い上げの姿勢をみせた。

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2019/02/02

ニコ・ロズベルグ(元メルセデス)、他チームの奮起促す

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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目下無敵の強さをみせるルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)だが、2016年シーズンにこれを打ち負かして初のタイトル獲得を果たしてみせた僚友のニコ・ロズベルグ(33歳:ドイツ)が、他チームの奮起を促している。

「正直、メルセデスがいま最強のチームであるのは間違いないところだ。
ハミルトンが優れたドライバーであるのは確かだけれど、それと同じくらいにメルセデスのマシンが強いからね。
だからといって別にメルセデスが足踏みしたり遅くなる必要はないけれど、他のチームがこれに追い付いてくれなきゃF1は面白くならないよ。
他のチームはみんな奮起してくれなきゃ。
その意味で、いま彼を倒せる可能性があるとしたらまずチームメイトのボタスということになるだろう。
去年は苦労したけれど、実際、彼にはそれだけの素質がある。
新しいシーズンが始まれば、きっとそれが証明される筈さ」

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2018/02/10

「夢はサッカー・チーム」と、ニコ・ロズベルグ

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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2016年のF1チャンピオンであるニコ・ロズベルグ(ドイツ)氏は、引退後すでに2年が経つが、F1復帰の考えはないことをあらためて示した。

これは地元ドイツの週刊誌『ブンテ』の取材に答えたもの。
その中でロズベルグ氏は次のように語っている。

「確かに32歳というのはまだ老け込む歳じゃないかも知れない。
僕より年上でまだ現役を続けているドライバーはいくらでもいるからね。
でも僕はもうレースに戻るつもりはないんだ。
僕がいま考えているのは、家族をもっと増やすということさ。
もちろん妻に相談しないとならないけれど、僕はサッカー・チームが作れるくらいの大家族が夢なんだよ」

念願の初タイトルを獲得したあと、ロズベルグが電撃引退を発表してファンを驚かせたのはまだ記憶に新しいところだ。

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2017/12/23

ニコ・ロズベルグ、「テレビ解説は公平な立場で」

N.Rosberg & N.Lauda (C)Mercedes Motorsports
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2016年シーズン末で現役から引退した元メルセデスAMGチームのニコ・ロズベルグ(32歳:ドイツ)は、既報のように2018年は母国ドイツでF1放映する『RTLテレビ』でコメンテーターを務めることが決まっているが、メルセデスとの密接な関係について懸念する声に、次のように語っている。

これは独『ビルト』紙の取材に答えたもの。
その中でこの2016年のF1チャンピオンは、「確かに僕は現役を引退してからもアンバサダーとしてメルセデス・モータースポーツとは密接な関係を続けてきたけれど、それも今年いっぱいで打ち切りになる。
つまり来年からはまったくフリーで公正な立場での仕事になるよ。
それにこれまで解説をしてきたニキ・ラウダだってメルセデスでの肩書きはそのままだったんだから、全然問題ないよ」と、説明。

この件に関しては逆にロズベルグが直近までチャンピオン・チーム中枢にいたことが却ってF1解説に重みを増すと期待する向きもある。

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2017/12/21

ドイツ『RTLテレビ』、F1放映3年間延長

Hockenheim Stand (C)Mercedes Motorsport
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現行の契約が今年で終了するということで、その延長に関心が集まっていたドイツ『RTLテレビ』のF1放映だが、2018年からさらに3年間延長したことがわかった。

報道自体は『ビルト』紙により1週間も前に報じられていたが、RTLテレビ&リバティ・メディア双方ともコメントを避けてきていた。

なおこれまた同紙が報じていたように同番組の解説コメンテーターにはこれまでのニキ・ラウダ氏(68歳:オーストリア)から2016年のF1チャンピオン、ニコ・ロズベルグ氏(32歳:ドイツ)へと変更になる。
ちなみにロズベルグ氏のコメンテーター・デビューは今年の日本GPだった。

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