2019/02/28

合同テスト後半2日目、ベッテル(フェラーリ)クラッシュ

Carlos Sainz (C)McLaren Group
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2月27日(水)、バルセロナ・サーキットを舞台に行われているシーズン前テスト後半は第2日目を迎えた。

トップタイムはこの日もマクラーレンでカルロス・サインツの記録した1'17.144、これは今年のテストでは全体のベストになるものだ。
130ラップの多きを数えたが、コース入口でストップ、赤旗中断の原因も作っている。

2番手はペレス(レーシング・ポイント)、3番手はベッテル(フェラーリ)。
この日のビッグニュースはなんといってもこのベッテルのクラッシュだろう。
新しい僚友であるルクレールとこの日もマシンをシェアしたベッテルは午前のセッションで40周を周回、この日の3番手となる1'18.193のベストタイムを記録したもののその後3コーナーでコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断、ドライバーは直ちにメディカルセンターに運ばれて検査を受けたが幸い身体に問題ないとして解放された。
マシンは修復に当てられたもののルクレールのほうは結局インストレーションラップだけに留まりノータイムで終えている。

4番手ライコネン(アルファロメオ)、5番手グロージャン(ハース)、6-7番手には共にホンダ・パワーのフェルスタッペン(レッドブル)とクビアト(トロ・ロッソ)が並び合わせて229周を走り込んだ。
前日ハイドロリック系のトラブルに見舞われたメルセデスは遅れを取り戻すべくボタス&ハミルトン合わせて176周を周回した。
シーズン前テストで出遅れたウィリアムズは、クビサが最多の130周を周回、初めて本格的なテスト・プログラムを消化して追い上げの姿勢をみせた。

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2010/02/18

佐藤琢磨 インディカーシリーズ参戦を発表

佐藤琢磨 & ジミー・バッサー (C) KV Racing Technology 拡大します

インディカーシリーズ(IRL)のKVレーシング・テクノロジーは、2月17日、元スーパーアグリF1ドライバー佐藤琢磨との2010年IRLシリーズにおけるドライバー契約を結んだことを発表した。

佐藤にとっては2008年スペインGP以来の実戦復帰となる。IRLは3月14日ブラジルで開幕し、9月19日には日本のツインリンクもてぎでも開催される。くわしくはこちら

2010年IRLカレンダーはこちら

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2009/06/05

ブラバム・チーム、スタッフにも旧スーパー・アグリ

Mark Preston (C)Ex.Super Aguri F1
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2010年のF1にエントリーした新規参戦チームの中で、資金難により撤退した旧スーパー・アグリの施設を使うことで注目を集めているブラバム・チームだが、予定するスタッフにも旧スーパー・アグリのメンバーが起用されることがわかった。

名前が明らかになったのは旧スーパー・アグリでテクニカル・オフィサーを務めたオーストラリア出身のマーク・プレストン氏(40歳)で、同チーム施設の前の保有者であったアロウズ・チームでもマシン開発で活躍した経験を持つベテラン。
またマネージメントにも長けていて、以前から自身F1参戦の意欲をみせていたとも伝えられる。

新チームを率いるドイツのフランツ・ヒルマー氏によれば、旧スーパー・アグリの資産のうちリーフィールドにあるテクニカルセンター、レースカー、トランスポーター等を所有しているということだ。

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2008/07/30

スーパー・アグリの資産、フォームテックが獲得

2008年シーズン序盤、資金難からF1撤退を余儀なくされた元『スーパー・アグリ・F1』の資産を、ドイツのツール会社である『フォームテック GmbH』が獲得したことがわかった。
Ex.Super Aguri Factory (C)Super Aguri F1
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同チームが所有する資産は、かつてアロウズ・チームやプロスト・チームが破綻した際にも整理を手掛けたイキリスのビジネス・アドバイザー会社『PKF』が管財人となっていて、今回の清算が行われたもの。

フォームテックでは「モータースポーツへの参画は魅力的」とは語るものの、具体的な計画はとりあえずないようだ。

なお、スーパー・アグリはホンダに対してエンジン供給代金など100億円以上の負債がある上に、リーフィールドのファクトリーは元々借り物であるなど資産そのものは多くないとみられている。

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2008/07/09

A.カンポス氏、依然F1進出の野望捨てず?

昨シーズン半ば、一時スーパー・アグリの買収候補として名前が挙げられたエイドリアン・カンポス氏(44歳:スペイン)だが、依然としてF1進出の夢は捨てていないようだ。
Super Aguri Factory (C)Super Aguri F1
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すでに財政破綻したスーパー・アグリの残りの資産は、今月31日からオークションに掛けられることになっているが、これにカンポス氏の参加が伝えられているもの。

すでに現在GP2チームを率いるカンポス氏が、さらにF1チームの機材を求める裏には、依然としてF1進出の野心があるものと受け止められている。

F1(ミナルディ)時代はマシンの戦闘力不足もありさしたる結果を残せなかったカンポス氏だが、その後ツーリングカーに転向後はスペイン選手権を獲得するなど活躍、さらに引退後は自身のチームを設立してチームを運営、マルク・ジェネ(現フェラーリ)を育てたり、アロンソのマネージャーを務めるなど実績を残した。

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2008/05/11

フライCEO、「S・アグリの件は純粋に金融問題」

一部にスーパー・アグリ崩壊に責任の一端があると指摘されるホンダ・チームのニック・フライ/CEOだが、これについて同氏は「純粋の金融の問題」と、英『ロイター』で釈明している。
Super Aguri Honda『SA07』 (C)Super Aguri F1
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同氏は「ここに来るまで、われわれも何とかこの事態を打開すべく膨大な努力をしてきたのだから、もちろんこの結果には悲しく思っている。
しかしこれは感情的なことではなく、純粋に金融の問題なんだ。
スーパー・アグリの崩壊について、私に責任があると思う人から指摘を受けることは個人的には興味深いものだと関心を持っているが、しかしこれはそれとは違うビジネス上の問題なんだよ」と、語っている。

フライ氏はまたシートを失った佐藤琢磨&アンソニー・デビッドソン両ドライバーの去就について、「二人ともホンダに多大な貢献をしたドライバーなのだから、もし彼らを助けることができるのならわれわれは必ずそうするだろうと確信している」とも述べたが、しかし「具体的なことは何も計画されてない」と続けるに留まった。

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2008/05/09

鈴木亜久里代表、「F1相談されたら勧めない」

志半ばでF1から撤退することになった『スーパー・アグリ・F1』の鈴木亜久里代表だが、F1での戦いを振り返り、さすがに無念の思いを吐露している。

それが象徴的に表れたのが、「もしもこれからF1をやりたい、と相談されたなら、僕は勧めない。
やめたほうがいいとアドバイスするだろう」と語ったこと。

鈴木亜久里代表にとって、F1レギュレーションにも、スポンサーにも、また他チームや交渉相手にも裏切られ続けた形の2年4か月だった。

なお、同氏が国内で行っているARTA(オートバックス・レーシング・チーム・アグリ)の活動は今回の問題とは関係ないものとなっている。
ARTA NSX (C)Honda Racing
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佐藤琢磨「今がピーク」 、引退の意志なし

スーパー・アグリのF1撤退発表によりアンソニー・デビッドソンと共に突然F1シートを失った形となった佐藤琢磨(31歳)だが、本人は自身のサイトで現役続行の意志を強く表明している。
佐藤 琢磨 (C)Super Aguri F1
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その中で琢磨は、鈴木亜久里代表に対し感謝の気持ちを表すと共に、スーパー・アグリ消滅という事実を深く悲しむコメントを述べた。
そして自身の今後については、「今がドライバーとして最も充実しているとして、引退する気持ちはまったくない。
これからもっともっと力強いレースを日本のみならず世界のファンにみせたい」と、強調した。

とはいえ、シーズン半ばでのチーム移籍は極めて困難で、現実には2009年シート獲得に向けてパーソナル・マネージャーのアンドリュー・ギルバート・スコット氏と共に今後活動を続けることになるだろう。

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S・アグリの管財人はアロウズ&プロストも経験

英『ロイター』は、6日(火)にF1活動からの撤退を発表した『スーパー・アグリ・F1』についてイキリスのビジネス・アドバイザー会社である『PKF』が管財人になったと報じた。

それによれば、同社の共同管理者となったフィリップ・ロング氏は「スーパー・アグリはすでに高いレベルのオペレーションを持っているので、ゼロからF1参戦を立ち上げるよりはるかに有利だ」と、売却先の発見に自信をみせている。

ただし、スーパー・アグリはホンダに対してエンジン供給代金など100億円以上の負債がある反面、リーフィールドのファクトリーは元々借り物であるなど資産価値は低いとされる。

なお『PKF』は、かつてアロウズ・チームやプロスト・チームが破綻した際にも整理を手掛けたこうした事案に経験豊富な会社だ。
2002 Arrows『A23』 (C)Ex.Arrows Grand Prix
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2008/05/08

A.デビッドソン、「F1継続あきらめない」

佐藤琢磨と同じくシーズン途中で突然シートを失ったスーパー・アグリのアンソニー・デビッドソン(29歳:イギリス)だが、「まだF1のキャリアはあきらめない」と英『BBCスポーツ』に語っている。
Anthony Davidson (C)Super Aguri F1
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「確かに今は自分にとって一番困難な時期であることはわかっているよ。
でも、だからといってこれでF1をあきらめたりはしない。
人は何かを取り上げられたとき、それをどれほど好きだったかを知ることになるんだ。
僕にはそれにふさわしいだけの能力があると確信しているし、それが将来へのモチベーションにもなっているんだよ」

デビッドソンは早くからチームの窮状を理解していたようで、スペインGPがスーパー・アグリにとって最後のレースになると自ら語っていた。

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