2023/11/29

アロンソ、現行予選方式に不満示す

Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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F1の中でも最年長ドライバーとなったフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が、現行のノックアウト方式の予選に不満をみせている。

それによれば20台ものマシンがひしめく現在のやりかただとコース上のトラフィックに見舞われることが多く、より良いタイミングを得るべくコース上に行列ができるほど。
アロンソはこれを「不公平だし、安全面でも問題が多い」と指摘しているもの。

代案としてはインディ500予選のように1台ずつのアタック方式というものだがこちらにも条件面の不公平さやスケジュールに時間が掛かりすぎるという難点がある。
ただアロンソは両方を知る貴重なベテランドライバーではある。

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2023/11/13

アストンマーティン、「まだマクラーレン逆転諦めない」

F.Alonso Fans/Spain GP (C)Renault F1 UK
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今シーズン当初、開幕から8戦で6回の表彰台獲得という高いパフォーマンスを発揮したアストンマーティンF1だが、中盤になって失速した感は免れない状況になっていた。
それでもこのブラジルGPで再びアロンソが3位表彰台、チームメイトのストロールも5位フィニッシュを果たすなど復活の勢いを感じさせた。

これを受けエースのアロンソは「まだコンストラクターズ・ランキングでのマクラーレン逆転を諦めない」と、強気のコメントを示して注目を集めている。

それでもW入賞のアストンマーティンに比べブラジルGPのマクラーレンはノリスの単独入賞に留まったものの自己最高位に並ぶ2位フィニッシュと、トータルでライバルのアストンマーティン勢を上廻る好成績で、逆にポイント差を拡大させてみせた。
アロンソのコンストラクターズ・ランキング4位という目論見を実現させるのは容易なことではなさそうだ。

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2023/11/02

アロンソ(アストンマーティン)、「今季はもう限界」

Fernando Alonso (C)Aston Martin F1 Team
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今シーズン、開幕から連続して表彰台を獲得するなど稀な戦闘力をみせたアストンマーティンF1だが、このところは予選Q3進出を逸すなどすっかり鳴りを潜めた感がある。

これについてチームの活躍を牽引してきたフェルナンド・アロンソは、「苦戦の原因はセットアップのミスとかいうレベルじゃない」としてマシン自体に根本的な限界があることを示唆、今シーズン中の復活断念を装う姿勢をみせている。

そこでパドックからは、事実上のオーナーであるローレンス・ストロール氏によるチーム株の売却や、アロンソのレッドブル移籍などという仰天噂話まで飛び出す有り様になっている。

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2023/08/11

アロンソ、シングルラップ予選を提唱

Fernando Alonso (C)Aston Martin F1 Team
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今季、スピードを取り戻した感のあるアストンマーティンF1のフェルナンド・アロンソが、公式予選に単独でタイム計測を行う『シングルラップ予選方式』の導入を提唱して注目されている。

これは、最近特に問題になっている予選時の過剰なトラフィックの解決策として提案されたものだ。
とりわけ、距離の短いコースやコースコンディションが大きく変化する状況に多く発生する。
シングルラップ予選にすればトラフィックは解消されるが、走る順番によって条件が大きく変わってしまう難点がある。

ちなみにF1では2003年から3年間だけ実施されたことがあるが、これを経験した現役ドライバーはアロンソだけだ。

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2023/06/28

F1マシン、ダウンサイジングも模索

重量測定 (C)RedBull Racing
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F1はレギュレーションの変更に伴い現在マシンの最低重量が史上最多となる798キロに設定されているが、安全性やドライビングの観点から軽量化を図るべきとの声は多い。

そんな中、今季絶好調のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)はマシンの小型化を提言して注目を集めている。

それによれば低速時の取り回しが容易になることや、高速では空力面からの安全性の向上などの利点を挙げているという。
さらにはオープニングラップ時に多い接触事故の防止にも貢献することが期待されそうだ。

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2023/06/20

アロンソ(アストンマーティン)、「今季最高のレース」

Fernando Alonso (C)Aston Martin F1 Team
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カナダGPではメルセデスAMGやフェラーリらを抑え、見事2位表彰台を獲得したアストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、「今シーズン最高のレースだった」と、その手応えを口にした。

「今日のアストンマーティンは間違いなく今年最高の戦闘力があった。
ハミルトン(メルセデス)と互角に戦えたんだからね。
スタートでは前に行かれたけれど、取り戻す自信はあったよ。
チームの全員が同じ方向を向いて頑張った賜物さ。
次のグランプリではもっとプレッシャーを掛けてやるよ」
次戦オーストリアで、アロンソはまだ表彰台に上がったことがない。

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2023/06/09

アロンソ(アストンマーティン)、「カナダでメルセデス打倒」

Podium (C)Redbull Racing
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スペインGPではライバルであるメルセデスAMGチームの後塵を拝する結果になったアストンマーティンF1チームのアロンソだが、ジル・ビルニューブ・サーキットで戦う次戦カナダGPでは打倒すると意気軒高なところをみせている。

それによればメルセデスAMGとの戦力差はわずかなもので、アストンマーティンンがカナ ダで投入する構えのアップデートが力を発揮すればライバルを凌駕するのは十分に可能だというもの。

なおそのメルセデス『W14』はモナコGPでのアップデート版投入が功を奏し、スペインGPではみごとW表彰台を獲得してみせている。

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2023/05/30

アロンソ、「フェルスタッペンは上手かった」

F.Alonso & M.Verstappen (C)Redbull Racing
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モナコGP決勝レースで今季最高位となる2位表彰台を獲得したアストンマーティンF1のフェルナンド・アロンソは、「フェルスタッペンは上手かった」と、今回のバトルを振り返った。

「レース前の戦略で、アロンソはロングランが続けられるハードタイヤでのスタートを選択した。
しかしフェルスタッペンが逆にミディアムでのスタートする作戦を採ったことで狂ってしまった。
むしろ反対だったよね、1コーナーまでに交わす可能性を自ら捨ててしまったんだから。
そのうえ彼はハードに負けないほどタイヤを労ったしね、上手かったよ」と、ライバルを讃えた。

アロンソ陣営はさらにレース終盤に雨が降り始めた時、インターミディエイトではなくミディアムに履き替えたことも結果的に誤算だったとした。
しかし本人はすでにホームグランプリとなる次週スペインGPに気持ちを切り替えているようだ。

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2023/05/26

アストンマーティンF1、「アロンソ残留に支障なし」

Fernando Alonso (C)Aston Martin F1 Team
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2026年シーズンからホンダF1との提携を発表したアストンマーティンF1は、現在レースドライバーを務めるフェルナンド・アロンソ(41歳:スペイン)について、契約延長の可能性も容認する意向を示した。

それによればアロンソとの現在の契約は今シーズンからの複数年とされているが、さらなる延長にアストンマーティンF1、ホンダF1共にさらなる延長に支障はないというもの。

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2023/04/16

アロンソ(アストンマーティン)は「3度目タイトルも視野に」

Fernando Alonso (C)Aston Martin F1 Team
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41歳という年令を感じさせないアグレッシブなドライビングで堂々ドライバーズ・ランキング2位を走るアロンソ(アストンマーティン)だが、本人はさらなる野望を持っているようだ。

これは自身がフランスの大手メディア『レキップ』に語ったもの。
「正直言って、移籍を決めたとき、ここまでアストンマーティンでやれるとは思っていなかった。
でも今は十分な手応えを感じているよ。
契約なんて気に留めてないし、ましてやいつ引退するかなんて全くの愚問だね」

アロンソのアストンマーティンとの契約は2024年までとみられるが、本人は勝利の先のさらなる高みを見据えていて、引退は先送りになるかも知れない。

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