2020/12/24

FIA、タイヤ装着ミスへの競技規則を明確に

George Russell (C)Mercedes Motorsports
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ジョージ・ラッセルがハミルトン(メルセデス)の代役として参戦したサクヒールGPでは、Wピットストップ時の混乱から誤ってボタス用に登録されたタイヤを装着するという前例のない椿事が起きたが、これまでの規則ではこうした場合の処分が明確ではなかった。
そこでFIA(国際自動車連盟)のWMSC(世界モータースポーツ評議会)、は来シーズンに向け新たに次のような競技規則を明確にした。

それによれば「レース中に仕様の異なるタイヤの組み合わせや、当該車両に割り当てられていないタイヤを使用したドライバーは、3回以上フィニッシュラインを通過する前にピットに戻り、正規の仕様のタイヤセットに変更しなければならない」とした。
もしも3周するまでに正しい仕様のタイヤセットに変更しなかったドライバーには『10秒のストップ&ゴー・ペナルティ』が科されることになるとした。

サクヒールGPの件ではメルセデスAMGチームに2万ユーロ(約252万円)の罰金が科せられている。

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2020/11/21

F1、「2030年までに風洞禁止案」検討が明らかに

Ferrari Wind Tuunel (C)Ferrari S.p.A
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F1では増大するコストの削減に向け、さまざまな対策が講じられてきているが、その一つとして『2030年までに風洞設備の使用を禁止する案』が検討されていることがわかった。

近年のF1ではマシンのエアロダイナミックスが戦闘力の重要なファクターになっていて、上位チーム゛てはサーキット毎にウィングを変更するなどコスト増大の大きな原因にもなっている。
またそれを裏付ける空力の開発に使われる風洞設備は驚くほど高額で、チームによって大きな差があることも問題になっているもの。

戦力に大きく関わる問題だけに、近視的な視野ではなかなかチームの合意を得るのは難しいが、10年先という長期にすることで意見の一致を図っているということだ。

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2020/10/31

レッドブル、後継エンジン結論は11月15日がリミット

Image (C)Pirelli Motorsport
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いまだ結論が出ていないホンダ製パワーユニットのユーザーだったレッドブル・レーシング&アルファタウリら2チームの2022年搭載エンジン問題について、クリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)は11月の15日までに結論が出されるとの見通しを明らかにした。

レッドブルとしては、ホンダF1の技術を継承して戦う方針を優先させたいとみられるが、その前提条件として現行のエンジン・レギュレーションの凍結が必須としている。
しかしこれらを検討するためFIA(国際自動車連盟)やエンジン・サプライヤー、各チーム代表らが集まったものの意見の集約は果たされず最終結論は出ないままになっているという。
関係者によれば、メルセデスやルノーは凍結に前向きなものの、現在劣勢にあるフェラーリが抵抗しているということだ。
レッドブル・グループの実力者であるヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、「これ以上結論が先送りとなれば、F1からの撤退を考慮せざるを得ない」と、プレッシャーを掛けている。

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2020/10/29

トラックリミットへのペナルティ・ポイントに不満の声

FIA
今シーズンから導入された、コーナリングの際に規定のトラックラインをオーバーするいわゆる『トラックリミット』へのペナルティについて、ドライバーの側から不満の声が高まっていることがわかった。

トラックリミットの違反があったと判定された場合、当該ラップタイムが抹消されるだけでなく、決勝レースではその都度スチュワードから警告が出されると共に、一定数を超える違反があった場合にはタイム加算ペナルティーとともにペナルティ・ポイントが科せられることになっている。
ペナルティ・ポイントは1年間の間に累計12ポイントに達するとスーパーライセンスの効力が次戦まで停止されるため、次のレースに出場できないことになっている。

これについてドライバーからはラインをオーバーしただけで出場停止にまで及ぶのは厳し過ぎるとの声が聞かれているものだ。
しかしFIA(国際自動車連盟)のF1レースディレクターであるマイケル・マシ氏は、「ペナルティはシーズン前にドライバーも含めて合意したもの。
少なくとも今シーズン中に運用を改めることはない」と、見直しの可能性を否定している。

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2020/10/05

レッドブルら2チーム、エンジン決定のリミットは来年5月15日

Renault Team Motorhome (C)Renault Sport F1
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ホンダによる突然のF1撤退表明で搭載エンジンの当てを失ったレッドブル・レーシングとアルファタウリの2チームだが、2022年以降に搭載するエンジン・サプライヤーの決定は遅くとも来年2021年の5月15日までということになった。

これはF1レギュレーションで、この日までに搭載するパワーユニット名をFIA(国際自動車連盟)に届け出なければならないからだ。
またレギュレーションの別の項目では、もしこれが決定していない場合、6月1日をもってFIAが強制的にエンジン・サプライヤーを指名することになるが、2021年のメルセデス4チーム、フェラーリ3チームという供給数をみれば、自ずと新生アルピーヌ(現ルノー)のみのルノー・スポールとなることが必至の情勢だ。

もしくはイギリスにあるホンダF1を買い取ってレッドブル自身がエンジン製作を行うという驚きの見方も一部に流れているが、冷静に考えると現実的ではないようだ。

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2020/09/23

新規参戦チームに巨額の申し込み金規定か

Image (C)Pirelli Motorsport
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今シーズンで満了を迎えたF1のいわゆるコンコルド協定は、既報のように現行すべてのチームの同意により2025年までの新たな内容により延長が決まっている。
その詳しい内容は明らかにされていないが、一部報道ではその中に新規参戦を希望するチームに新たな申し込み金を求める規定があると伝えられた。
それによれば、安易な計画での新規参戦チームの登場を防止するため、として2億ドル(約210億円)もの申し込み保証金を支払う規定が設けられているとのこと。

なお11番目以降の新規参戦チームには他チームの収入補償として別途1チームあたり2000万ドル(約21億円) もの参入金が必要とされるが、これとは異なり申し込み金2億ドルのほうは後日返還されるとのことだ。
いずれにせよ、驚くべき高額が平然と動くのがF1という世界のようだ。

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2020/09/20

メルセデスAMGチーム代表、「人為的な勝者見たくない」

Grid Image (C)Pirelli Motorsport
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多重事故が繰り返されるなど、波乱を呼んだ初開催トスカーナGPだったが、結果だけみればこれまで何回も見慣れたメルセデスAMGチームの1-2フィニッシュ・シーンだった。

これを受け、再び聞かれるのが下位カテゴリーで採用されている『リバースグリッド方式』をF1でも採用しようとする動き。
これは例えば第1レースでフィニッシュした上位10台の順位を反対に入れ替えて第2レースをスタートさせるというもの。
これによりレース内容に変化をもたらせると共に一部のマシン、ドライバーだけが勝ち続けてしまうことをなくす効果が期待できる。
F1を含むモータースポーツ・ディレクターのポジションにあるロス・ブラウン氏はとりわけここのリバースグリッド方式採用に熱心だ。

しかしメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターはこれについて「F1レースはショーではなく真剣な戦いの筈。
まるで勝つことが悪いことであるようなとらえ方は間違いだ。
レース結果は完全な実力によってもたらせられるべき。
人為的に生み出された勝者など見たくない」」と、斬って捨てた。

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2020/08/27

レーシング・ポイント、「コピー規制されても影響ない」

Racing Point 『RP20』 (C)Racing Point F1
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今シーズン、大幅な戦闘力アップを果たしたレーシング・ポイントのマシン『RP20』について、パワーユニットの供給を受けるメルセデスの昨年マシン『W10』のコピーではないか、と騒動になった結果、来シーズンは関連するテクニカル・レギュレーションについて規制が掛けられる方向だ。

しかしこれについてレーシング・ポイントのオットマー・サフナウアー代表は「何も影響はない」と、あらためて強気の姿勢を示した。

「コヒー規制が掛かったとしても、それがわれわれのピジネスモデルに影響を及ぼすことはないだろう。
われわれのチームはライバルと比べ小規模だが、独立したコンストラクターとしてデザインや開発、エアロダイナミックスなど必要な分野には他に負けないだけの人材を配している。
逆に、ルールが明確化されれれば独立したわれわれの立場がより明確になる筈で歓迎する。
まったく何の問題もないよ」

しかしFIA(国際自動車連盟)はルノー・チームから提出されたブレーキダクトに関する抗議を受け、レーシング・ポイントに対し40万ユーロ(約5000万円)の罰金とコンストラクターズ・ポイントを15ポイント剥奪する処分を科している。

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2020/08/26

メルセデス、今度はリヤウィングに疑惑説

Mercedes W11 (C)Mercedes Motorsports
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今シーズンも他を圧倒する戦闘力をみせる王者メルセデスAMGチームだが、予選モードの禁止やレーシング・ポイントへの違法な技術移転などいくつもの疑惑の目が向けられている。

そこに今度はリヤウィングにも白羽の矢が立ったようだ。
それによればメルセデス『W11』のものは走行中風圧により規定以上のたわみが生じ、結果不当にエアロダイナミックス・アドバンテージを得ているのではないかというもの。
昨年のアゼルバイジャンGPではアルファロメオのマシンが同じ理由で予選失格となったことがある。

これについてメルセデスのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは「疑惑の指摘はまったく的外れ」と否定、一笑に付している。

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2020/08/23

『予選モード』禁止、きっかけはフェラーリ・チームから

Image (C)Pirelli Motorsport
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PU(パワーユニット)のモードを予選時だけ特別なものにする、いわゆる『パーティモード』(予選モード)について、FIA(国際自動車連盟)及びF1は今週のベルギーGPからでなく次戦イタリアGPから禁止とする方向だが、この問題が表面化した原因にはフェラーリ・チームからの内部告発があったということだ。

現在、予選モード自体はメルセデス陣営だけでなく他のエンジン・マニュファクチャラーズにも大なり小なり存在するとみられるが、フェラーリが告発したのには今季の自身の不振がきっかけとなったようだ。
というのも、フェラーリは昨シーズン、違法な燃料流量が不正行為と判定され一気に失速。
現在もいっときのスピードを取り戻せていない。
さらに、フェラーリの予選モードはライバルに比べて効果が小さいとみられることから禁止になった場合に受けるダメージが最小限に留められると判断され、告発に結び付いたというものだ。
F1の世界ではいつの時代も権謀術数がうごめいている。

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