2020/01/13

F1技術責任者、「2019年の空力変更は誤り」

Image (C)Pirelli Motorsport
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F1で技術部門の責任者であるチーフ・テクニカル・オフィサーを務めるパット・シモンズ氏はまた2019年のレギュレーションについて次のように振り返った。

「2019年は、前年のレース展開からよりオーバーテイクシーンを増やすためエアロダイナミックスの変更、具体的にはフロントウィングのデザイン変更を行った。
しかし結果的にはこれは誤りだったと言わざるを得ない。
後続のマシンは前車に接近すると急速にダウンフォースを失い、不安定な走行を強いられてしまうこととなった。
この変更は2021年に実施されるF1改革の一環として行われたものでもあるのでこれはわれわれにとって正直痛手となった。
しかしさらに改善できると確信はしているよ」

もし2021年にも現在のような大きなマシン間ギャップがあると、F1への関心を失うことにもなりかねないと懸念されている。

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2019/12/23

メルセデス首脳、「2021年の規則変更で優位は振り出しに」

Mercedes AMG Team (C)Mercedes Motorsports
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F1は2021年にここ数年になかった大幅なレギュレーション変更を予定通りしているが、これにより最も大きな影響を受けることになるのは現在の王者メルセデスAMGチームということになるかも知れない。
そう示唆するのは同陣営でエクゼクティブ・ディレクターを務めるトト・ウォルフ氏(47歳:オーストリア)で、次のように警戒心を明らかにした。

「2014年以降、これまでも空力など小さな変更はあったがそれは大勢を崩すようなものではなかった。
しかし2021年はこれまでよりはるかに大掛かりな変更になるものと理解している。
これによって最も影響を受けるのはわれわれになるのは必至だ。
なぜならこれまでわれわれが築いてきた『技術的優位』をすべて意味のないものにしてしまうことすら考えられるからだ。
これまでの優位は振り出しに戻ると考えなければならないよ」

同氏は「2021年はメルセデスにとってこれまでにない試練になる」と、引き締めた。

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2019/12/07

F1、2021年からホイールディスク等も共通化へ

Image (C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)は先にパリで開いたWMSC(世界モータースポーツ評議会)で、タイヤだけでなくホイールディスクも全チーム共通化を進めることを決めたことを明らかにした。
それによれば標準サプライヤーとして選定されたのはドイツに本拠を置く大手の『BBS』になるということだ。

なお同時に燃料プライマリー・ポンプについてはイタリアの自動車部品会社の『マネッテイ・マレリ』に、インジェクション・ポンプについてはドイツの電装部品会社である『ボツシュ』がそれぞれ標準サプライヤーとして選定されている。

FIAはこれらの動きをF1コスト削減のためとしているが、なし崩しに進むパーツの共通化には疑問の声を投げ掛ける向きも多い。

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2019/12/02

フェラーリ・チームに燃料申告量違反で罰金

FIA
アブダビGPのレーススチュワード(審査委員)は、1日(日)行われた決勝レースで、シャルル・ルクレールのマシンについて搭載する燃料に誤りがあったとして5万ユーロ(約60万円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによれば各マシンは決勝レースで搭載する燃料の量について申告しなければならないが、ルクレール(フェラーリ)のマシンに誤りがあったというもの。
16号車の燃料には申告と実際の量に4.88kgの食い違いがあったということだ。

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2019/11/26

FIA、2020年のF1マシンに二つの燃料流量計指示

Refuel Scene (C)Scuderia Toro Rosso
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F1でいま話題になっている燃料関係の不正を防ぐため、来シーズンはいずれも複数の燃料流量計の取付をFIA(国際自動車連盟)が各チームに指示したことがわかった。

これは今シーズン途中で急激にパフォーマンスアップを果たしたフェラーリ製パワーユニットについて、他チームから燃料そのものかまたは燃料関連の制御システムに不正があるのでは、との疑惑が囁かれているもの。

フェラーリ側はもちろんこれを全面否定しているが、FIAは本家フェラーリ・チームの燃料システム、同カスタマー・チームのシステム、さらには比較の為として他チーム(ホンダと伝えられている)のものとをそれぞれ比較検査しているとされる。
そしてさらにそれとは別に二つ目の燃料流量計を取り付けることで、ある程度防御策にしようとするものとみられる。

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2019/11/01

2021年のF1モデルが発表される

FIA 2021 F1 (C)FIA
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F1は2021年から大幅にそのレギュレーションを変更することになっているが、そのイメージモデルがアメリカGPの会場であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで公開された。
大きく力を入れたのがエアロダイナミックスの見直しで、特に前車に近づいた時の不安定さ解消を目指している。
またかねて課題になっていたF1コスト削減に向け、厳格なコストキャップが科せられ、初年度の2021年は1億7,500万ドル(約189億円)まで、またカレンダーに1戦が追加される毎に100万ドル(約1億1,000万円)が追加されることになっている。

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2019/10/18

FIAの『予選レース案』は合意得られず

FIA
FIAが計画した土曜日の『予選レース案』は、チーム側の同意が得られず実現とはならなかったことがわかった。
これは16日(水)にパリで行われたFIAとリバティ・メディア、そして各チーム代表の会議で結論が出されたもの。

それによればFIA(国際自動車連盟)は2020年シーズンのフランスGP、ベルギーGP、そしてロシアGP3つのグランプリで、45分間のスプリントレースを行い、これを現在の予選に代えるというもの。
しかし変更に必要な全チームの同意には至らず、FIAの提案は否決されたという。

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2019/10/07

F1パワーユニット、電動化の方向模索も

Formula E (C)Formula E
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F1が搭載する将来のパワーユニットについて、エンジン・サプライヤーの間で見解が異なり議論を呼んでいる。

現在のレギュレーション2014年に導入されたもので「2.4リッターV型8気筒自然吸気」から「1.6リッターV型6気筒ターボ」へと変更され、エネルギーの再利用などハイブリッド方式となっていて、少なくとも2024年末まではこれが継続されることが確定している。

議論になっているのはそれ以降のエンジン形式で、2014年以降成功を収め続けているメルセデスは現行のハイブリッド方式の継続を求めている一方、かねて電気自動車レースに熱心なルノーなどは時代の趨勢として電動化を押しているという。

ただそのメルセデスも電気自動車レースである『フォーミュラE』に本格参戦するなど将来のモーターレーシングについて慎重に模索しているのが現実だ。

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2019/10/03

FIA(国際自動車連盟)、2021年の「ブレーキ共通化」を断念か

Brake Image (C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)は、2021年シーズンからのF1レギュレーション改革の一環として「ブレーキ」を進めてきたが、このほどこの計画を断念したようだ。

これはかねてF1で課題とされるコスト削減を主な目的として計画されたもので、すでに最初の応募者であるイタリアの『ブレンボ』を対象にブレーキシステムと素材の検証が進められていた。
しかしFIAは最終的に「F1ブレーキ共通化にはまだ時期尚早」として現段階での導入計画を断念したとされるもの。

モーターレーシング、とりわけF1においてブレーキは最重要アイテムの一つであり、チーム側からはそもそも共通化には反対の意見が強かった。

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2019/09/25

F1改革、今度は『バラスト方式』導入を打診

Monza Circuit (C)Pirelli Motorsport
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2021年からのF1改革に向け、リバティ・メディアは様々なアイデアをチーム側に打診しているとされるが、今度は『バラスト方式』の導入を図っていることがわかった。

すでにバラストを導入しているGTレースなどではマシン性能のイコール化を狙って搭載するケースが多いが、F1の場合はペナルティの一つとして考えているようだ。
現在、F1では全体のコスト削減を図るため主要コンポーネンツの使用数に制限を掛け、違反した場合に予選グリッド降格のペナルティを科しているがあまり評判は良くない。
そこで、これに換えて一定量のバラスト搭載を義務付けハンディにしようとするものだ。

ただ『バラスト方式』もまだチームやドライバーらから同意を得ているとは言い難い状況だ。

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