2019/06/16

来季から金曜フリー出走にもスーパーライセンスポイント

FIA
14日(金)、パリのFIA(国際自動車連盟)本部で行われたWMSC(世界モータースポーツ評議会)の会合で、新たなスーパーライセンス獲得の要項を変更することで合意されたことがわかった。

それによればこれまで下位の各選手権でのみ認められていたスーパーライセンスポイントについて、グランプリウィーク金曜日のフリー走行出走に対してもこれが認められることになった。
これによるポイントは一グランプリについて1点。
ただしそれには「100キロ以上の距離を走行すること」、「この走行でペナルティ・ポイントを科せられなかったこと」が条件で、これによるポイント獲得は「最大3年間で10ポイントまで」とされている。

なお、F1レースに出走するめたには40点のスーパーライセンスポイントが必要だが、フリー走行のみであれば25点で出走可能となった。

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2019/06/14

F1、2021年のルール改正の決定を10月まで延期

FIA
F1は、今月が期限となっていた2021年シーズンからのレギュレーション改正の最終決定を、今年の10月末まで延期することで合意した。
これは13日(木)にパリのFIA(国際自動車連盟)本部で行われた関係者の会議で合意されたもの。

会議にはFIA、F1、全10チームの代表とテクニカル・ディレクター、またタイヤの独占サプライヤーであるピレリ、ドライバーとしてハミルトン(メルセデス)、ヒュルケンバーグ(ルノー)の二人、そしてF1ドライバーの集まりであるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)代表のアレクサンダー・ブルツ氏らが参加して行われた。

F1の将来を決めるルール改訂には、関係者による十分な審議と合意が必要であるとし、今回はいったん延期するものの、今後追加の会議を集中させるとしている。

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2019/05/22

F1、2021年から燃料システムも標準化へ

Renault V6 Turbo Engine (C)Renault Sport
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コスト削減を目標に、F1の各重要コンポーネンツの標準化を進めているFIA(国際自動車連盟)は、新たにエンジンの燃料システムについても追加することを明らかにした。
これに伴いシステムの入札を6月15日(土)から開始、7月15日に締め切って応札内容を公表するとしている。

PU(パワーユニット)の出力や燃費に密接な関係がある燃料システムについてはこれまでもグレーな部分が囁かれてきたもので、FIAはこの際一気にその疑いを解消したい意向のようだがエンジン・サプライヤーからは疑問の声も聞かれる。

なおF1ではすでにタイヤやECU(エンジン・コントロール・ユニット)などが標準化されていて、さらに2021年のレギュレーション改訂ではギヤボックス、ディスクホイール、ブレーキシステムも追加されることが決まっている。

こうした性急な動きには「コンストラクターズ・チャンピオンシップとしてのF1が存在意義を失う」との懸念も関係者からは示されている。

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2019/05/09

「山を越した」、2021年のF1ルール改定案

Image (C)Redbull Racing
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まだ正式発表はないものの、FIA(国際自動車連盟)が進めている2021年に向けての大規模ルール改定が大枠で合意に達したということだ。

これはF1の長年の懸念であるコスト削減、また人気の回復や長期に渡る安定した継続性等を求め、F1オーナーであるリバティ・メディアも含め、各チームと共にFIAがかねて協議を重ねてきたもの。

F1のチェイス・キャリー/CEOは「ここまでの道のりは長かった。
まだすべての課題が解決した訳ではないが、大きな山は越したと言えるのではないか。
われわれにはもう出口が見えているよ」と、前向きな見解。

あと最終部分を詰め、今年半ば(6月?)には合意内容が示されるというのが現段階の希望的観測だが、この世界では最後まで油断はできない。

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2019/05/04

2020年、『予選Q4案』の導入は断念へ

Image (C)Ferrari S.p.A
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リバティ・メディアが導入に積極姿勢をみせていた、いわゆる『予選Q4案』だが、予定した2020年シーズンからの導入は結局間に合わないこととなった。

ドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』らが伝えたところによれば、これは現行の予選のようにQ1で20台から15台に、Q2でさらに10台に絞り込まれるまでは変わらないが、Q3では10台から8台になり、この8台によりさらに新設されたQ4でトップ8グリッドが決定されるというもの。

リバティ・メディアはこれにより予選の緊迫感がさらに増すと説明していたが、タイヤを用意するビレリ側の事情、またチーム側の負担が増大することから、ルール改定に必要な全チームの同意が得られなかったということだ。
これにより来シーズンも予選はQ1からQ3まで、これまでと変更なく行われることになった。

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2019/05/03

F1、2021年から「ブレーキ」と「ホイール」も標準化へ

Brake Image (C)Renault F1 UK
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F1では長年の課題であるコスト削減を目標に、いくつかのパーツやコンポーネンツについて標準化を図っているが、このほどそのリストに「ブレーキ」や「ホイール」も挙がっていることがわかった。

これは2021年を目途に進められているもので、これまで報じられたところでは「ステアリングホイール」や「ドライブシャフト」、「ペダル」などがある。
また別途、重要部品であるギヤボックスについてはすでに入札が行われたことがわかっている。

一方、コスト削減に関してはすでに「Bチーム」という形の回答が示されているが、こうした部品共通化が進められればウィリアムズやレーシング・ポイントなどの独立系チームには朗報になるかも知れない。
ただ、ドライバーだけでなく、コンストラクターズ・チャンピオンシップを戦うという意味でのF1の存在価値から疑問を投げ掛ける向きもあるのは事実だ。

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2019/04/30

シーズン終盤にはファステストラップ・ポイント焦点に

Image (C)Mercedes Motorsports
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今シーズンらかF1にも導入されたファステストラップ・ポイントだが、これがシーズンの終盤にはチャンピオンシップ争いで重要な意味を持つことになるかも知れない。

F1のポイントは言うまでもなく入賞した順位に応じて順に与えられてきたものだが、ファステストラップ・ポイントの場合はたとえ優勝者であっても10位のドライバーであっても変わらない、同じ1ポイントということになる。

しかし折りしも開幕4戦を終えた現在のドライバーズ・ランキングが示すように、このわずか1点がチャンピオンシップを左右する可能性があるのだ。
ここまでボタスとハミルトンはいずれも1位2回、2位2回とまったく同一の成績だが、開幕戦で記録したボタスのファステストラップ・ポイント1点の差でボタスが上位に立っている。
もしここでシーズンが終了すれば、この1点でボタスが王者になる訳だ。
かくして嫌でも今後のファステストラップ争いに注目が集まる。

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2019/04/18

ロス・ブラウン氏、ガスリーの最速ラップ挑戦容認

Pierre Gasly (C)Redbull Racing
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今シーズンから新たに導入されたファステストラップ・ポイント制度では、レース終盤にこの1ポイント獲得のためだけにタイヤ交換してアタックすることを強く警戒しているが、中国GPではレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがまさにこの作戦でファステストラップを記録した。

これについては一部に懐疑的な見方をする向きもあるが、ロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターはこれを成功した一例だとして歓迎する姿勢をみせた。

「われわれが導入した新たなポイント獲得正ドライバーは明らかに成功している。
毎レース、ファンは誰がレース中のファステストラップを記録するか、固唾を呑んで見守っているではないか。
この制度は、F1で新しいエキサイティングな魅力を引き出したんだ。
ガスリーの件についても、まったく問題はない。
彼はレギュレーション通り10位以内を走行していたのだから、何ら問題を指摘される理由はないよ。
実際、同じ頃にやはりタイムアタックを検討していた他チームの無線も私は聞いている」

ガスリーが最速タイムを記録したのはレースが終わるわずか2周前のことだった。

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2019/04/10

予選にQ4導入案も、タイヤ負担が課題に

Tyre Work (C)Mercedes Motorsports
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F1レギュレーションの改定を検討しているF1ストラテジーグループの会合で、2020年シーズンの予選から現行のQ1、Q2、Q3に加え、Q4を新設してより魅力ある公式予選を演出する案が討議されていることが伝えられた。
しかしこれについて、チーム側ばかりでなくタイヤを供給するピレリの側からも難色が示されていることがわかった。

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、「われわれにとって問題は単純。
Q4までやったとしてタイヤがまだ残っているかということだよ。
おそらく現在準備されている1台あたり13セットというタイヤでは不十分になる。
タイヤがないから走らない、となったら改訂の意味がなくなるだろう」と、首を傾げる。

一方ピレリタイヤの側でも、「いま、さらに13セット以上のタイヤを無償で用意しろというのは無理なこと。
タイヤが不足すればそれを理由に走らないチームが出ることは当然考えられる」と、早急なタイヤ数の増加には及び腰だ。

単純に1台に1セットずつ増やしたとしても全体では80本の増加。
問題はコスト面だけでなく、グランプリ毎の物流や管理、現場のスペース、スタッフの仕事量など強いられるであろう負担増加は枚挙に暇がない。

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2019/03/26

「見えないスタートジクナル」に追加策も

Signal Image (C)Ferrari S.p.A
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今シーズン、F1はレース中のオーバーテイクの機会増加を見据え、いくつかのエアロダイナミックス変更を実施しているが、高さ、幅ともに拡大されたリヤウィングもその一つ。しかし開幕戦を終え、その変更によるマイナス面が指摘されることとなってきた。
思わぬミスで予選下位に留まり17番グリッドという後方からのスタートを強いられたピエール・ガスリー(レッドブル)は、「スタートジクナルが見えなかった」と、吐露した。
「グリッドに着いたとき、肝心のスタートジクナルが僕のところからは見えないことに気が付いたんだ。しかたないから、周囲のクルマの動きを見てスタートしたよ。当然のこと出遅れて、2つ3つポジションを失ったんじゃないか」(ちなみに全20台なので3つ以上は下がらない)
18番手スタートだったサインツ(マクラーレン)も同様に訴えていて、次戦バーレーンGPでは後方グリッドのためスタートジクナルが追加されるなどの改善が図られることになるかも知れない。

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