2021/03/16

ホンダ製パワーユニット、抜群の信頼性示す

Alphatauri Honda (C)Scuderia Alphatauri
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今シーズン活躍が期待されるホンダ製パワーユニットが、今回行われたバーレーン合同テストで抜群の信頼性をみせた。

この3日間で、フェルスタッペン&ペレスのレッドブル・レーシングが計369ラップ、また角田裕毅&ガスリーのアルファタウリが計422ラップと合わせて791ラップを順調に周回してみせたもの。
これはバーレーンGPのレース・ディスタンスである57ラップで計算すると、実に14レース分近くに匹敵する距離になる。

さらに、まだテストであるとはいえどうしても気になるベストタイムでもフェルスタッペンが全体の1番手、角田裕毅もこれに次ぐ2番手とスピードをみせた。
ちなみに最終日のセッション午前で走行を終えたペレスもその時点で全体のトップだった。

ただフェルスタッペンが言うように、真のスピードは開幕戦の予選Q3で、また信頼性は決勝レースで初めて証明される。
その開幕戦は3月26日(金)に幕を切って下ろす。

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2021/03/09

ルノー・スポール、ウィリアムズへの供給打診の噂

Alpine Renault 『A521』 (C)Alpine F1
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これまでルノー製パワーユニットの供給先だったマクラーレン・チームが今シーズンからメルセデスのものにスイッチすることから、ルノー・パワーを使うのはワークスチームであるアルピーヌF1(前ルノー)だけとなる。

こうしたことからルノー・スポールは現在メルセデス陣営にあるウィリアムズ・レーシングへ供給の打診を行っているとイタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じた。
しかしこれについて今年新たにアルピーヌ部門のCEO(最高経営責任者)に就いたローラン・ロッシ氏は、この噂を否定した。

「もちろんあらゆる可能性はある訳で、ルノーがウィリアムズ・レーシングに対しても連絡を取っていることは否定しない。
しかし具体的に供給契約について合意とかはなく、そもそもわれわれはその必要性も感じていない。
カスタマー・チームを持てばメリットもあれば、その逆もあるしね」と、辣腕ビジネスマン(グーグル出身)らしく強気のコメントを返している。

今シーズンのF1はメルセデス・パワーが4チーム、フェラーリ・パワー3チーム、ホンダ・パワーが2チーム、そしてルノー・パワーは1チームだけという布陣になる。

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2021/02/26

エンジンビルダーの『メカクローム』が復活へ

Alpine Renault 『A521』 (C)Alpine F1
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かつて自身のブランド名でF1参戦した実績を持つエンジンビルダーの『メカクローム』が復活することがわかった。

それによればアルピーヌF1(前ルノー)に対し、元々ルノーと関係の深いメカクローム社が新世代パワーユニットが1に導入される2024年末までの4年間、現行V型6気筒ツィン・ターボ・エンジンの主要部品を製作・組み立てを行い同チームに供給するというもの。
これによりアルピーヌF1はチーム運営に集中することになるという。

メカクローム社は現在自動車関連だけでなく航空機産業をも支える先端企業で、2,400人以上の従業員を擁し、世界各地に拠点を置く大企業となっている。

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2021/02/18

レッドブル、ホンダ継承エンジンにバッジなし

Redbull Factory (C)RedBull Racing
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レッドブルとホンダはかねて噂の通り、2022年のホンダF1撤退後もその技術を継承してレッドブルが自主製作したパワーユニットをアルファタウリを加えた2チームに搭載して戦う方針を決めたが、そこに新たなスポンサーによるブランド名が付けられるのではとの見方が広がっていた。
実際、過去ルノー・エンジンを搭載していた時期にレッドブルは『タグホイヤー』のバツジを付けて参戦したことがある。

しかしこれについてクリスチャン・ホーナー代表(レッドブル・レーシング)は、「レッドブル・エンジンはレッドブル・エンジンの名前」と、煙に巻いた。
「メルセデスはメルセデス製のエンジンを載せていて、名前もみんなメルセデス・エンジンと呼んでいる。
われわれも自らが製作したエンジンに対してはレッドブル・エンジンと呼ぶ。
何も不思議はないことだろう」と持論を展開した。
それでも将来的に新たなスポンサーによるネーミングライツの可能性については否定しなかった。

レッドブルによる2022年からの独自パワーユニット製作は新たにミルトンキーンズに建設した拠点『レッドブル・パワートレインズ』で行われる。

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2021/02/16

ホンダ、レッドブルと2022年以降のF1技術継承で合意

Powered by Honda (C)Scuderia Alfa Tauri
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ホンダとレッドブルは、2022年以降もホンダF1の技術を引き続き継承して参戦することで合意したことを正式発表した。
これによりレッドブル・レーシング&アルファタウリの2チームは、レッドブルが設立する新会社『レッドブル・パワートレインズ』(Red Bull Powertrains)がホンダF1のエンジン資産を継承して製作するパワーユニットを搭載して戦うことになる。
何らかのバッジ名が付くかは不明。

レッドブルでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は、「無事交渉が合意に至り、喜ばしく思っている。
これによりわれわれ2チームはホンダのハイブリッド・パワーユニットを引き続き搭載して戦うことになった。
これはわれわれが採り得る中で最高の選択肢だと考えている」と、この合意を歓迎した。

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2021/02/13

アルピーヌF1、『A521』のエンジン初始動

Alpine Renault 『A521』 (C)Alpine F1
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今シーズン、ルノー・チームからアルピーヌF1にブランド変更して戦うこのフランス・チームは、2021年新型車『A521』に搭載されるルノーエンジンを初始動させたことを明らかにした。

現在のところ、これまでルノーのコーポレイテッドカラーだった黄色と黒のカラーリングからからフランスのナショナルカラーである赤、白、青に変更するとされている。
なお2021年のレースドライバーは元2回のチャンピオンでるあフェルナンド・アロンソ(39歳:スペイン)とエステバン・オコン(24歳:フランス)という組み合わせになることが決まっている。

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フェラーリ、来シーズンにはパワーユニット大変更

Ferrari V6 Engine (C)Ferrari S.p.A
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現在自身のチームをはじめアルファロメオ・レーシングやハースF1ら3チームにパワーユニットを供給するフェラーリ製パワーユニットだが、2022年に向け、大幅な変更が施される見通しだ。

伝えられるところでは、課題のPU(パワーユニット)全体を根本から見直し、本体のみならずターボチャージャー、インタークーラー等を含めた関連機器のレイアウトも一新した革新的なものが考えられているとのことだ。

2019年までは王者メルセデスAMGチームを脅かす強さをみせていたフェラーリ製パワーユニットだが、燃料流量測定疑惑をFIA(国際自動車連盟)に指摘されたこともあって、その後急速に戦闘力を欠き、2020年には1勝もできずにシーズンを終え、コンストラクターズ・ランキングもそれぞれ6位、8位、9位とかつてな不振ぶりをみせている。

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2021/02/11

アウディにF1参入の噂、ホンダには障害か

 Audi (C) Audi AG
これまでも度々噂に挙がってきたフォルクスワーゲン傘下の『アウディ』によるエンジン・サプライヤーとしてのF1参入だが、今度は2025年からの参入が再び報じられて注目されている。

これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が伝えたものだが、その場合のパートナーとしてレッドブル・グループの2チーム(レッドブル・レーシング&アルファタウリ)が想定されているというもの。

これが障害になりかねないのが現在検討が続けられているとされるホンダ製パワーユニットの継続使用問題。
継続使用に伴いホンダが提供する高度なデータや技術情報が、レッドブルを通じてアウディ社に漏洩される懸念があるためだ。

F1エンジン問題は技術的な問題に留まらず、さらに政治的な影響も含めた大問題になりつつあるようだ。

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2021/01/29

マクラーレン、メルセデス・エンジンに火入れ

McLaren 『MCL35』 (C)McLaren Group
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今シーズン、2014年以来となるメルセデス製パワーユニットを搭載して戦うことが決まっているマクラーレン・チームでは、かねて『MCL35』のルノー・エンジンからの換装を急いできたが、このほど無事エンジンの火入れ(初始動)に漕ぎ着けたことを明らかにした。

基本的には単なる搭載エンジンの変更だが、実際にはシャシーやサスペンション、ギヤボックスから冷却系、エアロダイナミックスなど大きな労力が求められる大作業、マクラーレンはこの10年ほどで3回ものエンジン変更を強いられている。
2021年に掛けてF1チームはそれぞれ二つのトークン(開発プログラムの単位)仕様が認められているが、マクラーレンはこの換装作業にすでに使用を強いられたとみられる。

今シーズン、マクラーレン・チームは期待の若手ランド・ノリス(21歳:イギリス)に加え、優勝7回のベテラン、ダニエル・リカルド(31歳:オーストラリア)を迎え入れて戦うことが決まっている。

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2021/01/23

ホンダF1、レッドブルへの知的財産権譲渡で合意の報

Helmut Marko (C)RedBull Racing
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レッドブルはかねて交渉を続けていたとされるF1パワーユニットに関する知的財産権の譲渡について、ホンダと合意したことを明らかにした。

これはレッドブルのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーが語ったもので、これによりホンダF1が撤退する2022年以降も同社製パワーユニットの継続使用が可能になるというもの。
ホンダからは撤退後も専門的アドバイスが受けられるとのことだが、その前提になる2022年以降の全エンジン・サプライヤーの開発凍結についてはまだ最終確認は取れていない。

これについてマルコ氏は「F1において適切な判断が下されないのであれば、われわれは重大な決断をしなければならない」と、レッドブル・レーシング&アルファタウリのF1撤退も含む決断の可能性を示唆した。

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