2021/09/17

メルセデス、MGU-Hの廃止に同意の姿勢

Mercedes V6 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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F1はエネルギーの見直しが図られるカーボン・ニュートラル時代の到来を見据え、2026年を目途に大きくPU(パワーユニット)のレギュレーションを変更しようとしているが、その一つであるMGU-H(熱エネルギー回生システム)が廃止になるかも知れない。

というのも、この準備会合には現行のエンジン・サプライヤーの他、新たに共にフォルクスワーゲン・グループであるアウディ&ポルシェ両社が関心をみせているが、改革の一つとしてMGU-H(熱エネルギー回生システム)の廃止を提言しているとされる。
それによれば装置は複雑な上に市販車への技術転換に貢献する要素が確認できないという。

既存メーカーの一つで影響力を持つメルセデスは、新サプライヤーの参入を図るため、これを受け入れる姿勢であるとのことだ。

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2021/09/05

メルセデス・パワー勢、全車エンジン交換へ

Mercedes V6 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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メルセデス製パワーユニットを搭載する4つのチーム(メルセデスAMG、マクラーレン、アストンマーティン、ウィリアムズ)では、5日(日)の決勝レースを前に全車走行距離の少ないより新しい仕様のものに載せ替えることがわかった。

これは、金曜日に行われたフリー走行2回目セッションで、ハミルトンのマシンにトラブルが発生したための対策。
このトラブルは「オイルシステムの異常」だったと説明されているが、具体的な原因の特定に至っていなかったとみられる。
これによりすでにフリー走行2回目セッションを前に別のトラブルから載せ替えを強いられていたベッテル(アストンマーティン)などは再度交換する羽目に。

メルセデス・パワー陣営ではエンジンに負荷の掛かるイタリアGPに向けて組んでいたエンジンのやり繰りを、再度見直すことを強いられることになる。

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2021/08/22

アルピーヌ、新規参入チームとのエンジン供給交渉認める

Alpine logo (C)Alpine F1 Team
F1は増大する一方のコスト削減に向け、大幅なバジェットキャップ(予算制限)を設ける方向だが、これにより新たな新規参入チームが名乗りを挙げることが期待されている。
こうした動きを受け、アルピーヌF1では複数の新規参入チームに対しPU(パワーユニット)を供給する交渉が進行中であることを明らかにした。

これは同チームのマルチン・ブコウスキー/エクゼクティブ・ディレクターが語ったものだが、その具体的なチーム名については先方の事情もあるとして挙げることは避けた。
「それらはかねて報じられているところもあれば、まだ報道されていないところもある。
いずれもF1に大幅なコスト削減が図られることが前提だ」としている。

今シーズンのエンジン分布図では、メルセデスが4チーム、フェラーリが3チーム、ホンダが2チームなのに対し、アルピーヌ(前ルノー)は自らへの1チーム供給のみに留まっている。

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2021/07/10

F1、2025年からの新エンジン規定を延期の可能性

Mercedes V6 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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F1は2025年シーズンからの導入を目指し、基本的な方針の検討に取り掛かっているが、どうやら準備に時間が掛かるとして導入の1年延期を考えていることが明らかとなった。

新しいエンジン規定の策定にあたっては現行のエンジン・サプライヤーであるメルセデス、
フェラーリ、ルノー、そしてホンダに替わるレッドブルに加え、新規参入が噂に挙がるポルシェとアウディの代表も会議に加わり注目を集めている。

新しいエンジン規定ではバイオ燃料など地球環境に優しい配慮が求められている。

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2021/06/30

次期F1エンジン会議にポルシェとアウディも出席へ

Image (C)Mercedes Motorsport
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F1は新しいエンジン規制が予定される2025年以降の基本方針検討について、オーストリアGPが行われる今週末に首脳会議の場を持つ予定だが、これにドイツのポルシェとアウディ両社の代表も加わることがわかった。

共にフォルクスワーゲン・グループに属する両社はかねてF1参戦の候補として名前が挙げられてきた存在。
この会議への参加がすなわちF1参入を意味するものではないが、少なくとも両社が関心を持ってない訳ではないとは言えそうだ。
なお現行のエンジン・サプライヤーからは、すでに撤退を表明しているホンダを除くメルセデス(ダイムラー)、フェラーリ、ルノー、そしてレッドブルらの参加が予定されている。

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2021/05/01

ホンダ、来季の新燃料に向けてもPU開発

Redbull Honda (C)RedBull Racing
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ホンダは、F1参戦最終年となった今年レッドブル・レーシングと共にタイトル獲得を果たすべく開発を行っているが、さらに来年の新燃料規定に向けた開発も合わせて行っていることがわかった。

これは同チームのクリスチャン・ホーナー代表が明かしたもの。
それによればF1は2022年シーズンから、持続可能性追求のためエタノールを10%含んだ『E10』と呼ばれる新燃料の使用が義務付けられるが、ホンダはこれに合わせたPU(パワーユニット)の開発も行っているのだという。
同代表は「ホンダにまだF1のリソースがあるうちにこれを最大限活かしたい」と、ホンダの前向き姿勢に強い期待をみせている。

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2021/04/24

レッドブル、メルセデスからエンジン開発者獲得

Redbull Factory (C)RedBull Racing
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レッドブルがホンダ製パワーユニット継承のため設立したレッドブル・パワートレインズは、その核として現メルセデス・モータースポーツのエンジン部門責任者であるベン・ホジキンソン氏を獲得したことを明らかにした。

独立系のイルモア・エンジニアリングなどを経験した後、同氏はメルセデス・モータースポーツに移ってエンジン開発の中心人物として実績を残した。
レッドブル・パワートレインズではテクニカル・ディレクターの要職に就くとされている。
ホンダの知的財産を継承した新エンジンはレッドブル・レーシング&アルファタウリ両チームに搭載される。

今回のレッドブルによるヘッドハンティングはライバル陣営には効果的だが、反発も免れないようだ。

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2021/03/16

ホンダ製パワーユニット、抜群の信頼性示す

Alphatauri Honda (C)Scuderia Alphatauri
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今シーズン活躍が期待されるホンダ製パワーユニットが、今回行われたバーレーン合同テストで抜群の信頼性をみせた。

この3日間で、フェルスタッペン&ペレスのレッドブル・レーシングが計369ラップ、また角田裕毅&ガスリーのアルファタウリが計422ラップと合わせて791ラップを順調に周回してみせたもの。
これはバーレーンGPのレース・ディスタンスである57ラップで計算すると、実に14レース分近くに匹敵する距離になる。

さらに、まだテストであるとはいえどうしても気になるベストタイムでもフェルスタッペンが全体の1番手、角田裕毅もこれに次ぐ2番手とスピードをみせた。
ちなみに最終日のセッション午前で走行を終えたペレスもその時点で全体のトップだった。

ただフェルスタッペンが言うように、真のスピードは開幕戦の予選Q3で、また信頼性は決勝レースで初めて証明される。
その開幕戦は3月26日(金)に幕を切って下ろす。

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2021/03/09

ルノー・スポール、ウィリアムズへの供給打診の噂

Alpine Renault 『A521』 (C)Alpine F1
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これまでルノー製パワーユニットの供給先だったマクラーレン・チームが今シーズンからメルセデスのものにスイッチすることから、ルノー・パワーを使うのはワークスチームであるアルピーヌF1(前ルノー)だけとなる。

こうしたことからルノー・スポールは現在メルセデス陣営にあるウィリアムズ・レーシングへ供給の打診を行っているとイタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じた。
しかしこれについて今年新たにアルピーヌ部門のCEO(最高経営責任者)に就いたローラン・ロッシ氏は、この噂を否定した。

「もちろんあらゆる可能性はある訳で、ルノーがウィリアムズ・レーシングに対しても連絡を取っていることは否定しない。
しかし具体的に供給契約について合意とかはなく、そもそもわれわれはその必要性も感じていない。
カスタマー・チームを持てばメリットもあれば、その逆もあるしね」と、辣腕ビジネスマン(グーグル出身)らしく強気のコメントを返している。

今シーズンのF1はメルセデス・パワーが4チーム、フェラーリ・パワー3チーム、ホンダ・パワーが2チーム、そしてルノー・パワーは1チームだけという布陣になる。

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2021/02/26

エンジンビルダーの『メカクローム』が復活へ

Alpine Renault 『A521』 (C)Alpine F1
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かつて自身のブランド名でF1参戦した実績を持つエンジンビルダーの『メカクローム』が復活することがわかった。

それによればアルピーヌF1(前ルノー)に対し、元々ルノーと関係の深いメカクローム社が新世代パワーユニットが1に導入される2024年末までの4年間、現行V型6気筒ツィン・ターボ・エンジンの主要部品を製作・組み立てを行い同チームに供給するというもの。
これによりアルピーヌF1はチーム運営に集中することになるという。

メカクローム社は現在自動車関連だけでなく航空機産業をも支える先端企業で、2,400人以上の従業員を擁し、世界各地に拠点を置く大企業となっている。

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