2021/10/04

ロン・デニス氏は「フェルスタッペンの王座」予想

L.Hamilton & R.Dennis (C)McLaren Group
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かつてマクラーレン・グループを率い、F1黄金時代を築いた立役者の一人であるロン・デニス氏(74歳:イギリス)が、今季のチャンピオンシップについてマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が獲得するとの予想を示して話題を呼んでいる。

それによればハミルトン(メルセデス)とのタイトル争いはシーズン終盤まで熾烈なバトルが続くものの、最後はフェルスタッペンが制するというもの。
その裏にはレッドブル・レーシングと、ホンダ製パワーユニットだの信頼性があるとのこと。
もしフェルスタッペンが王座に就かないとすれば、それは何かミスがあった場合という。

かつて少年時代からハミルトンの才能を見出し、最初のチャンピオン獲得をお膳立てした同氏がハミルトンの王座を予想しないのは意外だが、「あくまでもモーターレーシング専門家としての見解で、今も良好な友人関係は変わらない」と、念を押した。

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2020/04/07

ロン・デニス氏、ウイルス戦士の支援に乗り出す

SALUTE THE NHS.ORG
元マクラーレン・チームの代表だったロン・デニス氏(72歳:イギリス)が、母国で新型コロナウイルスと戦う『NHS』(英国国民保健サービス)の支援活動に私費を投じて乗り出していることが判明、久々にその名前を世界に復活させた。

それによれば同氏は流通大手の『テスコ社』や、ケータリングサービスの『アブソリュート・テイスト社』らと共同で慈善団体『SalutetheNHS.org』を設立、折りから英国をも襲っている新型コロナウイルスに立ち向かう『NHS』で働く数千人ものスタッフに食事を無料で提供するボランティア活動を開始したというもの。

デニス氏は、自身が立ち上げたボランティア団体である『ドリームチェイシング財団』を通じて、この活動の創設費用として100万ポンド(約1億3千万円)を寄付した。
現場で働くスタッフの環境は超ハードで、満足な食事を摂れていないのだということだ。
支援は当面3か月の予定で行われる。

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2017/07/01

ロン・デニス氏、全てのマクラーレン株式を売却

Ron Dennis (C)McLaren Group
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マクラーレン・グループは、同グループの前CEO(最高経営責任者)だったロン・デニス氏の保有していたマクラーレン・テクノロジー・グループ社とマクラーレン・オートモーティブ社の全株式を購入したことを明らかにした。

マクラーレン中興の祖として故ブルース・マクラーレンが設立した小チームから現在の隆盛を築いたデニス氏だったが、昨年秋にF1チームのCEO職を解任され、F1チームの運営から離脱、今回の株式売却により完全に袂を分かった形だ。

なお売却金額は約2億7,500万ポンド(約400億円)にも達する巨額なものという。

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2016/12/22

ロン・デニス氏、マノーの買収に名乗り?

Ron Dennis (C)McLaren Group
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今季も成績不振でランキング最下位に終わったマノー・レーシングでは、資金難から再びチーム売却の噂が広がっているが、なんとそこにマクラーレン・グループを離脱したとされるロン・デニス氏の名前が挙げられ注目を集めている。

マノー・レーシングの買収にはケンタッキー・フライドチキンのインドネシア法人である『KFCジャゴニャ・アヤム』の名前がすでに挙げられているが、デニス氏は中国の投資家コンソーシアムの財力を借りてこれに『参戦』すると言われている。
実現すれば、ホンダ・パワーによる第2のチームもありか。

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2016/11/19

マクラーレン、来季バンドーンのレースシートは保証

R.Dennis & S.Vandoorne (C)McLaren Group
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マクラーレン・チームはチーム中興の功績者であるロン・デニス氏突然のMTG(マクラーレン・テクノロジー・グループ)代表解任劇の衝撃が癒えないが、その余波がドライバー人事にまで及ぶのではないかと話題になっている。

というのも、すでにジェンソン・バトンの後任として来季レースドライバーに指名されたストッフェル・バンドーン(24歳:ベルギー)が、ロン・デニス氏の強力なバックアップを得てシート獲得を実現させたと言われているからだ。

ただこうした噂についてマクラーレン・チームのスポークスマンは、「グループの役員変更がF1チームの人事に影響を及ぼすという懸念はまったくない」と強調し、アロンソ&バンドーンという顔ぶれに変更がないことを明言している。

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2016/11/17

ロン・デニス氏、株主らによるグループ代表解任に反発

McLaren Trophies Display (C)McLaren Group
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株主の決議によりMTG(マクラーレン・テクノロジー・グループ)CEO(最高経営責任者)の職を解任されたロン・デニス氏だが、本人はこの決定に強く反発しているようだ。

通知を受けた同氏は直ちに次のような声明を明らかにした。
「マクラーレン・テクノロジー・グループの会長およびCEOの職から離脱するよう要求された。
TAGおよびマムタラカト社の代表、マクラーレンの主要株主らが私にガーデニング休暇を取らせる決断を強行したことを残念に思う。
残念ながら彼らが述べる根拠は完全に誤ったものだ。
私はマクラーレンを20のF1チャンピオンシップ制覇、さらに年間8億5千万ポンド(約1,160億円)ものビジネスを生む巨大テクノロジーグループに成長させてきた。
しかし彼らが考えるマネジメントスタイルとは異なったようだ。
TAGもマムタラカト社も、マクラーレンおよびその真の成長に関する私のビジョンとは共有していないことが明らかになった」

同氏はマクラーレンとの契約期間が終了した後、新たなテクノロジー投資ファンドを立ち上げる予定であるコンディションとを明らかにした。

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2016/11/16

マクラーレン株主総会、ロン・デニス/CEO解任を決議

Ron Dennis (C)McLaren Group
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15日(火)、MTG(マクラーレン・テクノロジー・グループ)は株主総会の結果を受け、
同グループのCEO(最高経営責任者)であるロン・デニス氏(65歳:イギリス)を解任したことを明らかにした。
F1チームの不振も印象深いが、マクラーレン・グループではかねて同氏と大多数の株主との間で経営スタイルと将来の事業方針に関して意見の相違があったとされる。

ロン・デニス氏は、1980年からマクラーレン・チームの営に加わり、これまで幾多のチャンピオンシップを獲得するなどチームの復興とモーターレーシングに於ける黄金時代を築いた功労者。
しかしグループが巨大化するにつれ、いち個人が率いる時代に変化が訪れたようだ。

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2016/09/06

マクラーレン、「バトンには他チームからオファーあった」

Mclaren Honda/Trio (C)McLaren Group
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二桁の優勝経験を持つ元チャンピオンが、テストドライバーに廻るというマクラーレン・チームの選択はファンばかりでなく関係者をも驚かせたが、そのバトンについて同チームのロン・デニス/CEOがバトンには他の選択肢もあったことに言及した。

「正直な話、バトンには他の選択肢もあった。
それは噂されていたように、他チームからのオファーだ。
それを受け入れればもちろんレースドライバーを続けただろうが、彼はその申し出を断った。
彼は自身で熟慮したうえで、この決断をした」と、マクラーレン・グループ総帥。

他チームとはおそらくウィリアムズと理解されている。
また2018年にバトンがレースドライバーに復帰するオブションについては、「いまそのことについて話すのは適当でないが、もし2018年彼がレースに復帰することがあるならば、それはマクラーレンということだ」と、自信をみせた。

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2016/09/04

バトン(マクラーレン)、「休息が欲しかっただけ」

J_Button & R_Dennis (C)McLaren Group
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通算15回もの優勝経験を誇りながら、来シーズンはテストドライバーという道を選択したマクラーレン・チームのジェンソン・バトン(36歳:イギリス)は、「休息が欲しかった」と、その理由を説明した。

「契約はロン・デニスとスパで話し合って決めた。
18歳の時からフルタイムでモーターレーシングの中に身を置き、今年は36歳。
この間生活のすべてがレース漬けだったんだ。
だからひとまず休息を取りたいと申し出たんだね。
ただこれで現場から引退する訳ではなく、その間もテストはするしシミュレーションもするし、コンディションはいつでもベストの状態に保つつもり。
他のチームに行くという選択肢はまったくなかったよ。
普段はチームのアンバサダー(親善大使)のようなことをするんじゃないかな」と、バトン。

本人はこの2年間のうちの現役復帰も匂わせているが、おそらく現実的ではないだろう。
マクラーレン・ホンダ・チームはバンドーンを約束通り走らせるため、結果的に高額な出費を強いられたと周辺で理解されているようだ。

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2016/06/26

「英国のEU」離脱は残念な判断」と、F1関係者

Ron Dennis (C)McLaren Group
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イギリスが国民投票を経てEU(欧州連合)離脱を決したことは世界的に大きな衝撃を与えたが、いまのところF1関係者は平静を装っているようだ。

F1チームの多くはイギリスをベースとしているが、関係する分野は広くそれはまさにインターナショナルそのもの。
イギリスのコンストラクターを代表する名門マクラーレン・チームを擁するマクラーレン・グループのロン・デニス/CEOは、「私はEUに残るべきとするかねてからの自身の主張をさまざまな関係者に伝えてきた。
国際的な影響を考えればなんとか残って欲しかった。
こうした結果になったのは残念だが、個人としてはその影響を最小限に留めたい」と語った。

まてメルセデスAMGチームの母体であるダイムラー社のディーター・ツェッチェ会長は、「F1全体の利益を考えた時、今回のこの決定は正しいものではないと思っている。
もちろんイギリス自身にとってもね。
具体的な影響はまだわからない。
イギリスは確かに島国だが、彼らは昔から大陸と共にあるヨーロッパそのものだったのに」と、悔やんだ。

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