2020/08/13

フェラーリ元会長、ベッテルの処遇に不満みせる

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリの元会長が、今シーズンの同チームの不振についてベッテルを擁護する姿勢をみせている。

声を挙げたのは2014年まで会長としてフィアット/フェラーリ・グループ陣営を率いていたルカ・モンテツェモロ氏。
ミハエル・シューマッハを擁し跳ね馬チームの黄金時代を経験、ベッテルを獲得した時のグループ会長でもある。

「チームが思うような戦果を挙げていないこともあり、様々な声が外部から浴びせ掛けられているが、こういう時こそチームは両ドライバーを中心として一丸になって戦わなければならない。
しかし私が見る限り、そういう状況にはなっていないようだ。
フェラーリ・チームにはベッテルが必要だし、彼の貢献は絶対に欠かせないものだ。
だから今は全員で彼を支えるべき時期なんだ」

そう語るモンテツェモロ氏はまた、あまりに早くベッテル放出という来季体制を発表したチームのやり口にも批判を向けた。

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2020/05/20

モンテツェモロ氏、FIA会長候補の噂を否定

Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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先にイタリア国内で報じられた元フィアット/フェラーリ・グループ総帥ルカ・モンテツェモロ氏(72歳:イタリア)がFIA(国際自動車連盟)の次期会長候補に浮上というニュースだが、本人はこれを否定していることがわかった。

FIAの会長はフェラーリ・チームの監督だったジャン・トッド氏が2009年から務めているが、すでに3期目12年となることから2021年で勇退するものとみられていて、その後任最有力としてモンテツェモロ氏の名前が挙げられていたもの。
しかし同氏は、「その記事は私も見たが、驚いたことに本人自身が初めて知るものばかりだったよ。
残念ながら私の人生の目標の中に、FIA会長というのは見あたらないんだがね」と、やんわり否定。

他には元B.A.R・ホンダ・チームを率いたデビッド・リチャーズ氏らの名前も囁かれているが、ここに来て「新型コロナウイルスによる非常事態で会長選挙1年延期」という話も聞かれ始めて来た。

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2020/05/08

ルカ・モンテツェモロ氏、次期FIA会長候補に浮上

Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリの元会長でF1にも深い関わりを持ったルカ・モンテツェモロ氏(72歳:イタリア)が、FIA(国際自動車連盟)の次期会長候補に名前が挙げられている。

イタリアの実業家である同氏は、フェラーリの創始者エンツォ・フェラーリ氏の薫陶を受け入社。
持ち前のリーダーシップで生産車部門だけでなくF1チームをも不振からの脱却をも果たし黄金時代を築いた。
その後フィアット/フェラーリ・グループの総帥を務めたあとイタリアのフラッグキャリアであるアリタリア航空の再建にも取り組んだことで知られる。

いっぽうFIAの会長は現在やはりフェラーリ・チームの監督だったジャン・トッド氏が2009年から務めているが、すでに3期目12年となることから2021年で勇退するものとみられている。
目下、その後任最有力とみられているのがモンテツェモロ氏ということになる。

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2019/10/06

ルクレール(フェラーリ)の『不平無線』が問題に

Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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先のロシアGP決勝レース中にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が口にした『チーム批判』が思わぬ騒動になっている。

ルクレールがポールポジションを獲得したフェラーリだったが、ここは(事実上の)1コーナーまで距離があることからライバル(メルセデス)に先頭を奪われないためレース序盤はチームプレーで首位を守ることが合意されていたという。
しかしこれにより首位に立ったベッテルは、チームの再三の要請に耳を貸さずそのポジションを譲らなかった。

これに不満を持ったルクレールが、無線でチームにそれを繰り返し主張したのだが、これが批難を呼んだ。
かつて跳ね馬チームを指揮したフィアット/クライスラー・グループのルカ・モンテツェモロ元会長は、「私だったらこんなことは許さない。
ドライバーがレース中にチームに文句を言うなどあってはならないことだ」と断じている。

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2018/12/07

モンテツェモロ氏(元フェラーリ)、「ドライバーの差」に言及

Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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元フェラーリ会長で、ミハエル・シューマッハを擁し黄金時代を築いたルカ・モンテツェモロ氏が、今年のチャンピオンシップ争いについて言及、ライバルとの差を指摘した。

「今シーズン、ハミルトン(メルセデス)が5度目のタイトルを獲得したが、私に言わせれば至極当然の結果だった。
別にウチのドライバーをけなす訳ではないが、ハミルトンとの差は明白だった。
もし彼がフェラーリで走っていたなら、もっと多くのレースで優勝していたことだろう。
実際、マシンという点ではメルセデスよりも優れていた部分もあったからね。
とはいえ、タイトルが獲得できなかったのはドライバーだけの責任ではない。
なにより、今のフェラーリは私がいた当時とはポリシーが大きく異なっているようだ」

フェラーリ離脱後のモンテツェモロ氏はイタリアを代表する航空会社である『アリタリア』の再建に取り組んだが、現在はそこからも離れフリーな立場となっている。

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2016/08/22

ミハエル・シューマッハ、容態が好転か

M.Schumacher & L.Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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少し前、その容態が悪化したとの報道が流れ、家族が抗議した元7回のF1チャンピオン、ミハエル・シューマッハ氏(47歳:ドイツ)だが、実態はむしろ好転しているとの見方が伝えられている。

これはイタリアの一部メディアが報じたもので、それによればシューマッハ氏は家族の呼び掛けに反応しているとのこと。
ただこれについて医師団や家族は公式にコメントしていない。

これを受け、長年の盟友でもあった元フィアット/クライスラー・グループ総帥のルカ・モンテツェモロ氏は、「とてもうれしい。
彼は決して並のアスリートなんかじゃない。
不可能と思われる回復だって、彼ならできると私は確信している。
いまはまだ無理かも知れないが、やがて意識を取り戻した彼が必ずや子どもたちの成長に目を細めることになるだろう」と、回復への期待を明らかにした。

ミハエル氏の息子ミック君(17歳)がF4レースで成功していることは知られているが、娘のジーナさん(19歳)も馬術競技で活躍を続けているとのことだ。

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2016/02/06

モンテツェモロ氏、シューマッハの容態に悲観的見解

M.Schumacher & L.Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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かつて黄金時代のフェラーリ・チームでミハエル・シューマッハと栄光を共にしたルカ・モンテツェモロ前社長だが、最新の同氏の容態について悲観的な見解を明らかにしたという。

これは英『ロイター』が伝えたもの。
その中でモンテツェモロ氏は家族から得た情報として、「残念ながらそれらは友人である私を喜ばすようなものではなかった」と、語ったという。

通算7回のタイトル獲得という元チャンピオンのミハエル・シューマッハ氏がフランス・グルノーブルのメリベル・リゾートで起きたスキー事故により重体となったのは2013年の12月29日のこと。
それからすでに丸2年以上が経過したが、なかなか朗報が聞かれてはいない。

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2015/12/30

モンテツェモロ、事故から2年のシューマッハにエール

M.Schumacher & L.Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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通算7回のタイトル獲得という、稀代のF1チャンピオンであるミハエル・シューマッハ氏がフランス・グルノーブルのメリベル・リゾートで起きたスキー事故により重体となったのは2013年の12月29日のこと。
それからちょうど丸2年が経過したことになる。
この間、入院していた病院から退院、スイスの自宅でリハビリテーションに入ったという発表はあったものの、その後ほとんど情報は途絶えたままだ。

これについてかつてフェラーリ・チームで歓喜を共にしたルカ・モンテツェモロ/前社長は、次のようにエールを贈っている。
「私は長くシューマッハ、そして彼の家族と親しい関係にあり、連絡を取り続けてきた。
残念ながらこのところ新たな良い情報には接していない。
しかし私は奇跡を信じている。
それを起こすのは、まさに偉大なミハエル・シューマッハしかいないではないか」

モンテツェモロ氏はまたシューマッハ47回目の誕生日となる1月3日にコリーナ夫人に電話をするつもりであることを明らかにしている。

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2015/07/21

ビアンキのフェラーリ入り、決まってた

Jules Bianchi (C)Ferrari S.p.A
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ジュール・ビアンキ(25歳:フランス)が死亡したことを受け、フィアット/フェラーリ・グループのルカ・モンテツェモロ前会長(67歳:イタリア)は、同選手が将来フェラーリ・チーム入りする方針が既成事実だったことを明らかにした。

ビアンキが初めてフェラーリ・チームのテストを行ったのはまだF3ドライバーだった2009年のことで、当時ユーロF3シリーズでチャンピオンになったご褒美だった。
その後FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)のメンバーに抜擢されると共に正式にF1テストドライバー。
さらに2014年シーズン、マルシアF1チームがフェラーリ・エンジンを搭載するのに合わせ同チームからデビューを果たしていた。

モンテツェモロ氏は「ライコネンの後任になる筈だった」と明かしている。
なおモンテツェモロ氏は現在、経営再建中であるアリタリア航空の会長を務めている。

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2015/02/12

モンテツェモロ氏(前フェラーリ)に五輪の新天地

Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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昨年までフィアット/フェラーリ・グループを会長として率い、F1フェラーリ・チームの顔としても親しまれたルカ・モンテツェモロ氏(67歳:イタリア)が、オリンピック招致という新たなポジションに就くことが明らかとなった。

それによればイタリアではローマが東京五輪の次回にあたる2024年に夏のオリンピック招致を計画していて、その招致委員会の会長にモンテツェモロ氏を据えようというもの。
モンテツェモロ氏はモーターレーシング以外のスポーツにも憧憬が深く、1990年のサッカーW杯招致の際にも陣頭で指揮を執った実績を持つ。

なおローマでは1960年にも夏季五輪を開催した歴史がある。

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