2019/05/08

H.マルコ博士(レッドブル)、「ルノー移籍のリカルドに同情」

Helmut Marko (C)RedBull Racing
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レッドブル・グループでレーシング・アドバイザーのポジションにあり、とりわけドライバー選定に影響力があるとされるヘルムート・マルコ博士が昨季限りでチームを去ったダニエル・リカルド(29歳:オーストラリア)について次のように言及した。

「リカルドはレッドブルに留まる以外に、メルセデスかフェラーリに行くという選択肢があると考えていたのだろう。
ウチでは若いフェルスタッペンとの間でしばしば軋轢を起こしていたからね、そういった事情もあったのだろうと思うよ。
ところが移籍はうまくいかず、そうしたところへルノーがうまく入り込んできたんだ。
実際にはルノーはリカルドが描いていたような内情ではなかったんだが、彼らはいつもうまく立ち回るのが得意だからね。
われわれもルノーには「来年のエンジンはこれだけ良くなる」と青写真を見せられては失望を重ねてきたものだ。
つまりある意味リカルドは彼らの犠牲になってしまった面が否定できないよ」

今年のリカルドはここまでまだ7位入賞が1回だけだが、昨年の同時期レッドブルではすでに優勝(中国GP)を果たしていた。

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2019/05/05

ルノー・スポール、「レッドブルの成功にはルノーが貢献」

Cyril Abiteboul (C)Renault Sport F1
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昨シーズン限りで12年間に渡ったパートナーシップを解消したルノーとレッドブルの両者だが、かつての蜜月時代を忘れたかのように、今は冷たい応酬を続けている。

かつて2010年からの4年間、タイトル獲得を欲しいままにしたルノーとレッドブルは、しかし現行のハイブリッド・システムになってからは明らかに出遅れタイトルから遠ざかったままの状況が続き、昨年ついにその関係にピリオドを打った。

ルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは、「正直に彼らを讃えたいのは、彼らがこの世界でのコミュニケーション戦略に長けていることだよ。
これは現代のメデイア社会ではに少なからず報道に影響を与える重要なものだからね。
ただ忘れてならないのは彼らが成長し、成功を掴んだ陰にはルノーの果たした役割が大きいということだ。
どこの世界においても評価は正しくなされなくてはいけないよ」と、皮肉。

ただルノーと決別したレッドブルがそれでも今年ランキング3位を維持しているのに比べ、ルノー自身は7位という後方に甘んじているというのは承服できかねることだろう。

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2019/05/02

リカルド(ルノー)、「ヨーロッパ・ラウンドで巻き返す」

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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トロ・ロッソ時代を含め、通算7年間在籍したレッドブルを離れ、今季から新天地であるルノー・チームで戦うダニエル・リカルド(29歳:オーストラリア)だが、今回のアクシデントが象徴するように決して順調な展開にはなっていないのが実状だ。
しかし本人は「これから巻き返しに入る」と、意欲をみせている。

「アゼルバイジャンでは見た通り、残念な結果に終わったけれど、僕がミスするまではいいリズムで走れていたんだ。
序盤に履いたソフトタイヤは僕らのマシンには合っていなくてコントロールに苦労したけれど、ミディアムタイヤに履き替えてからは極めて順調だったからね。
僕自身はポジティブだったよ。
だからそれをブチ壊してしまい、チームにはほんと申し訳ないと思っている。
でもいい材料は揃っているので次のスペインから始まるヨーロッパ・ラウンドが楽しみさ」

昨年の同じ時期、4戦を終えてランキング5位37ポイントだったことを考えると、今季の13位6ポイントというのは明らかに見劣りがするものだ。

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2019/04/30

「パニックになっていた」と、リカルド(ルノー)が謝罪

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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F1グランプリの歴史の中でも、今回のアゼルバイジャンGPでダニエル・リカルド(ルノー)とダニール・クビアト(トロ・ロッソ)の間に起きたアクシデントは極めてレアなケースのものだったとして記憶されるかも知れない。
というのも、リカルドのマシンがコース上で『バックして』クビアトのマシンを撃墜したという例を見ないものだったからだ。

これについて責任があるとしてレース後ペナルティを科せられたリカルドは、クビアトと古巣でもあるトロ・ロッソに謝罪している。

「誰もが奇妙な出来事だったと感じたと思っただろうけど、すべては僕に責任があった。
恥ずかしいよ。
何せ、F1グランプリのレース中にバックでぶつけてしまったんだからね。
あの時はオーバーテイクしそこなってコースアウトして、もうパニックになってしまっていたんだ。
すべては僕のミスだったから、クビアトにも、そしてチームにも心から謝罪したい」

いつもは「クリーンなオーバーテイク」に定評のリカルドだったが、今回のアクシデントではペナルティ・ポイント2点と、次戦で予選グリッド3番降格という手痛いペナルティを受けている。

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2019/04/23

アラン・プロスト氏、「ルノーの信頼性欠如は成長の過程」

Alain Prost (C)Williams F1
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ワークス体制に復帰後今年で4シーズン目となるルノー・チームだが、レースドライバーのニコ・ヒュルケンバーグが指摘するように信頼性の欠如が課題とされているが、OBで同陣営でアンバサダーを務めるアラン・プロスト氏は、英スポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』で今の状況を説明している。

「ルノーはいま中団グループからの脱却を目指し、全ての面でステップアップを図っているところ。
しかしそのためにはギリギリのところを攻めることもあるし、限界に挑戦しなければならないのは不可欠のことだ。
そこには残念ながら信頼性を越えて破損してしまうケースも避けられないことがある。
つまり進化の過程で、あるとき信頼性に欠けることが起きるのは止むを得ないことなんだ。
それを乗り越えてこそ、再びベストなPU(パワーユニット)を手にできるのさ」

プロスト氏の都合4回の王座は、ポルシェ(2)、ホンダ、そして最後がルノー・エンジンだった。

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2019/04/22

ヒュルケンバーグ(ルノー)、「信頼性こそが優先課題」

Nico Hulkenberg (C)Renault Sport F1
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ワークス体制に復帰して4シーズン目の今年、しかしマシントラブルが続き開幕3戦を終えて2回の7位が最高のルノーF1チームで、ニコ・ヒュルケンバーグは「信頼性こそがチャンピオンシップを争う上で最大の要因」と、強調した。

今シーズン、PU(パワーユニット)供給元であるルノー・スポールは新開発のMGU-K(運動エネルギー回生システム)を投入したとされるが、これがマシントラブルの主犯と疑われているもの。
これについてヒュルケンバーグは「これまで同様のトラブルが重ねて起きているのが事実だ。
それがハードウェアそのものなのか、あるいはソフトウェアに原因があるのか細かい所はわからないが、いずれにせよレースを最後まで走り切ることができないのでは戦うことはできない。
何よりもともかく信頼性を最優先して欲しいんだ」と、語っている。

ルノー・チームに移籍して3年目、ヒュルケンバーグの最高は2018年ドイツGPの5位ということで表彰台にすら上がれない状況が続いている。

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2019/04/16

ルノーのトラブルはMGU-K(運動エネルギー回生システム)

Renault V6 Turbo Engine (C)Renault Sport
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ルノーF1チームは、中国GPでニコ・ヒュルケンバーグのマシンに起きたトラブルが、MGU-K(運動エネルギー回生システム)関連のものであることを明らかにした。

開幕戦で同じくルノー製パワーユニットを使用するサインツ(マクラーレン)にトラブルが起きたため、制作元のルノー・スポールでは改良型のMGU-Kを搭載して今回戦ったというが、ヒュルケンバーグ(ルノー)はその改良型にトラブルが起きたという。
ただまだトラブルが機器のハードにあるのか、コントロールするソフトタイヤにあるのか不明のため、機器全体をフランスのファクトリーに戻して究明にあたるとのことだ。

ルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは「困難な仕事だが、なんとしても次戦アゼルバイジャンGPまでにすべての準備を整えなくてはならない」と、危機感を顕わにした。

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2019/04/12

ルノー・チームは全員が記念ヘルメット着用へ

Renault 2019 Trio (C)Renault Sport F1
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今回F1は1,000回目の記念グランプリを迎えるということで、これを記念するヘルメットを用意するドライバーが多くみられるが、ルノー・チームではニコ・ヒュルケンバーグ、ダニール・クビアト、そしてリザーブドライバーである周冠宇(チョウ・グアンユー)を含めた全員が揃って特別デザインのヘルメットを披露した。

そのデザイン・コンセプトは、F1の70年に渡る長い歴史に敬意を表してレトロな雰囲気を表現したものという。
なお1950年、第一回目とされるのはイギリスGP(シルバーストーン・サーキット)とされる。

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2019/04/06

ヒュルケンバーグ(ルノー)、「非難ばかりでは進化ない」

Nico Hulkenberg (C)Renault Sport F1
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バーレーンGP決勝レース終盤、6番手と10番手を走っていながらほぼ同時にリタイヤを喫したルノー・チーム、両車のトラブルの原因は異なるもののいずれもパワーユニット関連のものとされた。

不運だったのはそのタイミングで、セーフティカー導入と判断されたことから表彰台の顔ぶれまで左右する重要な結果を招く「大騒動」となった。
当然のことながら、この件でルノー・エンジンはワークスとして面目を失った。
しかしこれについてニコ・ヒュルケンバーグ(ルノー)は「エンジン部門を非難ばかりしても進化は得られない」と、大人の対応を示している。

「正直言って、この結果は残念過ぎる。
レースももうゴールというところだったら、余計にこの結果を受け入れるのは難しい。
でもあらためてF1というのが団体競技だということに気づかされたよ。
彼らだって精一杯頑張っていたのだし、これを責めてばかりいても進化はない。
みんなで協力してまたやり直すしかないじゃないか」

F1デビューは22歳と若かったヒュルケンバーグ、ルノーでももう3シーズン目になるがまだ表彰台はない。

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2019/02/28

ルノー、セルゲイ・シロトキンをリザーブドライバーに

Sergey Sirotkin (C)Sauber Motorsport
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27日(水)、ルノー・チームはセルゲイ・シロトキン(23歳)と2019年シーズンのリザーブドライバー契約を結んだことを明らかにした。

ロシア・モスクワ生まれのシロトキンは昨シーズン、ウィリアムズ・チームのレースドライバーとして1年間戦ったが、チームの不振もあり目立った戦果を残すことなくシーズン終了と共にレースシートを失っていた。
(最高位はイタリアGPの10位)

なおシロトキンは2014年には当時のザウバーで、また2016年にはルノー・チームでテストドライバーを務めた経験があるので2年ぶりに古巣に戻ることになる。

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