2020/10/27

フェラーリ、「ルクレール優遇説」を否定

Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームで、同チームがマシンや戦略的な面についてすでに今季での離脱が決まっているベッテルより、対照的に安定した長期契約を結んだルクレールのほうを優先しているのではないか、という疑惑が指摘されている。
実際それを裏付けるように、今季ここまでの12戦でルクレールが2度の表彰台を含む7回の入賞を果たしているのに対し、ベッテルのほうは6位が最高のわずか2回でしかない。
今回のポルトガルGPでベッテルは周回遅れという屈辱にまみれている。

これについてベッテルは自ら「テレメトリーのデータをみれば、2台のマシンの間に明確な差があるの理解しにくいことだ」と言いつつも、「僕は周囲の人たちを信頼してる」とのフォローも忘れていない。
ただ当然のこと、同チームのマッティア・ビノット代表はこうしてパドックに流れる「ルクレール優遇説」を全面否定しているのだが。

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2020/10/17

ミック・シューマッハのF1再デビューはアブダビGPか

Mick Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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先のアイフェルGP(ニュルブルクリンク)の金曜日フリー走行1回目セッションでアルファロメオ・レーシングからF1デビューする筈だったものの実現しなかったミック・シューマッハの再テストについて、スケジュールの関係で限定されることがわかった。
これはハースF1で走る予定だったカラム・アイロットも同様で、二人は共にFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)のメンバーでもある。

若手ドライバーの育成にあたるフェラーリのローレン・メキーズ/スポーティング・ディレクターは、次のように説明している。

「それぞれのチームの事情もあり、再度若手ドライバー起用のスケジュールを組み直すのは容易なことではない。
チームとしてデータのないところで新人の起用は難しいだろうしね。
残された6グランプリの中で、可能性があるとすればいずれのチームにおいてもそれぞれアブダビGPということになるのではないか」

その上でメキーズ氏は、「二人ともまずはF2タイトルを獲得するのがやるべきことだ」と、念を押した。
目下ミック・シューマッハがF2ランキング1位、カラム・アイロットが同2位となっている。

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2020/09/25

ルクレール、「フェラーリの不振は僕にとって糧」

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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今季大不振に見舞われているフェラーリ・チームにあって、いまやエースの重責を担う立場になろうとしているシャルル・ルクレール(22歳:モナコ)は、この逆境が自身の糧になると前向きな姿勢をみせている。

「フェラーリはいま間違いなくこのところで最悪のシーズンを送っているよね。
だってフェラーリがコンストラクターズ・ランキングで6位なんて、少なくとも僕は聞いたことがない。
昨シーズンには考えられなかったこと。
でもこうした逆境の時こそみんなで力を合わせて立ち向かわなければならないんだ。
そして僕にはその覚悟があるよ。
最前線で戦っているドライバーがモチベーションをなくしては、支えてくれているファクトリーやレースの現場スタッフに申し訳ないからね」と、健気な姿勢。

しかしフェラーリ製パワーユニットの供給先であるアルファロメオやハースもさらなる下位に沈むなど事態は深刻なもので、抜本的な緊急改革が要求されている。

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2020/09/23

ステファーノ・ドメニカリ氏、F1のCEO(最高経営責任者)候補に

S.Domenicali & K.Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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2017年にアメリカのメディア関連企業である『リバティ・メディア』がF1を買収して以来CEO(最高経営責任者)として改革に取り組んできたチェイス・キャリー/CEOが、課題だった新しいコンコルド協定の合意に成功したいま、将来への道筋が付いたとして現職から辞任を図っていることがわかった。

そしてその後任について名前が挙げられているのがイタリアのモータースポーツ専門家であるステファーノ・ドメニカリ氏であるとアメリカの専門誌『レーサー・マガジン』が報じている。

イモラ出身のドメニカリ氏は1991年フェラーリ社に入るとムジェロ・サーキットのレースディレクターを始め管理部門で経験を積み、2008年には現FIA会長であるジャン・トッド氏の後任としてフェラーリ・チームの代表を7年に渡って務めたことで知られる。
その後はランボルギーニ社のCEOの他、FIAでハ1を独『アウト・ビルト』踏むシングルシーター委員会の委員長も務めている。

ただこれが実現した場合、FIAの会長がトッド氏、F1マネージング・ディレクターがロス・ブラウン氏、そしてF1代表がドメニカリ氏とすべてフェラーリ出身者が占めることになり、抵抗も予想される。

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2020/09/21

フェラーリ、次戦ロシアGPでバージョンアップ前倒し

Ferrari Team (C)Ferrari S.p.A
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現在コンストラクターズ・ランキング6位と近年にない大不振に陥っているフェラーリ・チームでは、一刻も早く劣勢を挽回すべく、当初の予定を前倒しして次戦ロシアGP(ソチ・サーキット)で一部のバージョンアップを行う予定であることを明かした。
ただこれについて同チームのマッティア・ビノット代表は「詳細は明らかにできないが、大きく状況を変えるような大掛かりなものではない」と、控え目。

今シーズン、計3戦行われるイタリア国内のグランプリのうち2戦が終わったが、最高がルクレールの8位とティフォシには不満が残るものの、元同チーム監督だったジャン・トッドFIA会長は「「自分の頃にはもっとひどい時期もあった」と、エールとも取れない声援を贈っている。

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2020/09/20

フェラーリ、最新のF1シミュレーターを導入へ

F1 Simuulator (C)Ferrari S.p.A
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今シーズン、近年にない不振で大幅な改善が迫られているフェラーリ・チームでは、最新式のF1シミュレーターの導入を計画していることがわかった。

地元イタリアの日刊紙『コリエーレ・デラ・セラ』によれば、同チームのマッティア・ビノット代表は、シミュレーターの導入をテコに課題であるマシンのパフォーマンスアップ図っていることを明かしている。
「言うまでもなく最新シミュレーターの導入には巨額の資金が必要となるが、ほんとうに必要なのはお金なのではなく、これを活かすソフトウェアの開発のほうにある。
これには豊富な知識と経験が必要で、われわれはこれをロリー・バーンに託している」

今年76歳になる南アフリカ出身のレーシングカー・デザイナーのバーン氏は、ミハエル・シューマッハを擁したフェラーリ・チームの黄金時代にチーフ・デザイナーとして華々しく活躍、今もアドバイザーとして在籍している。

なお現代のF1では実車テストがほとんどできない代わりに、シミュレーターでの開発が格段に重要なものとされている。

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2020/09/12

ノスタルジア呼ぶ、フェラーリの特別カラーリング

Ferrari 『SF1000』 (C)Ferrari S.p.A
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今回のトスカーナGPはフェラーリ所有のムジェロ・サーキットで行われてい.るが、また同時にフェラーリ・チームとして通算1000回目の記念グランプリでもある。
そのためイベントの正式名には『Ferrari 1000 2020』の言葉も掲載されている。

これに合わせ、フェラーリでは同チームのマシン『SF1000』に、1950年当時初めて参戦した第2戦モナコGPで使った『バーガンディカラー』(暗いワイン色)を再び採用することとした。
なおドライバーのレーシングスーツにも同じカラーが採用されている。
ちなみにこのレースには計21台が参加、アルファロメオのファン・マニュエル・ファンジオが優勝、フェラーリ勢はアスカリの2位が最高だった。

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2020/09/10

ミック・シューマッハ、F1フリー走行デビューか

Mick Schumacher (C)Ferrari S.p.A 拡大します 今週行われるトスカーナGP(ムジェロ・サーキット)で、ミハエル・シューマッハ氏の子息であるミック・シューマッハ(20歳:ドイツ)が金曜日のフリー走行セッション・デビューを果たすのではないか、との噂が広がっている。

 

これはヨーロッパ地域最大のメデイァ・グループである『RTL』が伝えたもの。
それによれば、この計画は以前からミックと関係が深いとされるフェラーリ・チームによって進められているものということだが、実際にドライブするのはフェラーリ製パワーユニットの供給先であるハース、ないしアルファロメオらのカスタマー・チームになる可能性が高いということだ。

 

2019年からフェラーリのFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)の一員となっているミックは、今年参戦する『FIA・F2選手権』のモンツァ戦で初優勝したばかりで、現在ランキング2位に位置している。

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2020/09/06

ルクレール(フェラーリ)、「モンツァでこの順位は……」

Tifosi (C)Pirelli Motorsport
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土曜日に行われた今回のイタリアGP予選で、フェラーリのルクレール&ベッテルは13-17番手と、ここをホームグランプリとするチームとしては散々な結果となった。

これまでのイタリアGPでフェラーリは最多となる19勝を記録、昨年のイベントでもルクレールがポールTOウィンを果たすなど押し寄せたティフォシを熱狂させた。
しかしこれについてルクレールは、「イタリアGPでフェラーリのマシンがトップ10に入れなかったのは実に1984年以来の椿事になったそうだ。
よりによってモンツァでこの順位はないよね。
自分もフェラーリの一員としては恥ずかしいばかり。
明日のレースではマシンの限界まで頑張りたいと思うけれど、実際は難しいんだろうな」と、いささか及び腰。

これがこのチーム恒例のお家騒動に繋がることがなければ良いのだが。

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2020/09/03

ビノット代表(フェラーリ)、予選モード禁止に期待も

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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今季戦闘力不足に喘ぐフェラーリ・チームだが、今週のイタリアGPから禁止が決まったいわゆる「パーティモード」と呼ばれるPU(パワーユニット)予選モードについて、フェラーリ・チームのマッティア・ビノット代表は「勢力図に変化が起きるかも知れない」と、期待を寄せた。

これは、これまで予選のアタック時に特別なパワーが得られるよう燃料供給や回生エネルギーなどのフログラムを変更していたことについて、FIA(国際自動車連盟)はレギュレーションにそぐわないとして今週から予選やレースで同一スペックのものにするよう通達を出したもの。

ただこれを行ってもF1パワーユニットの勢力図に変化は起きないとの見方も強い。
ルノー製パワーユニットの開発にメルセデスが関与したとの驚きの噂が流れる中、先のベルギーGPで見えたエンジン別の序列を付けるならば、王者メルセデスに次いではホンダ、これに匹敵しそうなルノー、そして最下位にフェラーリということになっていて、同代表がこの変更に縋らざるを得ない気持ちは理解できそうだ。
ちなみにベルギーGPで予選Q1落ちを喫した5台のうち、4台がフェラーリ・パワーだった。

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