2020/04/03

マクラーレン、スタッフの一時休職・給与カット断行

McLaren Technology Center (C)McLaren Group
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新型コロナウイルスによる影響で開幕からレースが行えないという前例のない苦境に見舞われている今年のF1だが、ついにスタッフの一時休職や給与カットの報が伝えられた。
これは英『BBCスポーツ』が報じたもので、先陣を切ったのはマクラーレン・チームであるという。

それによればマクラーレン・チームはスタッフの一部には一時休職を、またその他のスタッフについては給与をカットすることで合意、休業補償は英国の労働法に基づき満額の80%が支払われるとのことだ。

同チームのザク・ブロウン代表は「現在の状況は過去にない窮地でありスタッフの雇用を守るために止むを得ない措置」であると強調した。
期間は当面3か月であるとした。

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2020/03/31

ブロウン代表(マクラーレン)、独自の『ファンサービス』も検討

Zak Brown (C)McLaren Group
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本来、シーズン真っ只中の筈だったF1だが、新型コロナウイルスの影響でファンにとっても異例の手持ち無沙汰状態が続いている。
そんな中、マクラーレン・チームはユニークな『ファンサービス』を計画していることを明かした。

同チームのザク・ブロウン/エクゼクティブ・ディレクターは「われわれはみんなレースができない今の状況を申し訳ないと思っているんだ。
でもこの状況で無理してレースを強行することよりも、F1に携わる関係者全員やファンの人すべての健康のほうがはるかに重要なことだから。
ただこれから先、世界の状況が許すなら、ファンに楽しんでもらうために何か新しいことをやりたいと思っている。
それはたとえば今人気の『eスポーツ』かも知れないし、それとは違うソーシャルメディアを使った何か新しいアイデアであるかも知れないが」と、意欲をみせている。

ただそれもあくまで「チームを守った上でのことが前提」と自身が置かれた立場を強調した。
ブロウン氏自身、F3などのレーシングドライバー出身でもあるが、実務ではマーケティングの専門家でもある。

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2020/03/26

エンジン変更によるマクラーレンのシャシー改造に特例

McLaren 『MCL35』 (C)McLaren Group
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FIA(国際自動車連盟)は、2021年に予定されるマクラーレン・チームのエンジン変更について、最低限のシャシー改造を認める意向を明らかにしている。

これは現行のレギュレーションでのマシンは2020年までとし、2021年から新たな大幅レギュレーション変更とする方針に合わせ、マクラーレン・チームが搭載するエンジンを現在のルノー製のものからメルセデス製パワーユニットに変更する計画を立てていたものの、レギュレーション変更が1年先送りとなったため同チームだけ現行のマシンのままで2021年シーズンを戦うことが不可能となっていたためだ。

現在のF1マシンはシャシー、ボディとパワーユニットとが一体で設計・製作されていて、昔のようにエンジン変更は簡単なものではなくなっている。
同チームでは「エンジン変更に伴い最低限の改造だけで、これによりわれわれが有利になることはない」と、言明している。

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2020/03/25

隔離のマクラーレン・スタッフ勢、無事全員帰国へ

Image (C)Pirelli Motorsport
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開幕戦オーストラリアGPで新型コロナウイルス感染の陽性反応が出るなどしたため、現地メルボルンで隔離生活を余儀なくされていたマクラーレン・チームのスタツフ15名が、隔離期間を終え陰性が確認されたため、無事全員帰国できることになった。

これは陽性反応となった一人に加え、濃厚接触が確認されて隔離措置になった同僚14人。
開幕前夜に辞退が発覚したマクラーレン・チームは直ちに参戦辞退を表明、結局これが引き金となって開幕戦は金曜日のセッションがスタートするわずか2時間前にキヤンセルとなっていた。

幸い帰国が許されたものの、現在多くの国で移動禁止などの措置が採られているためチームは帰国便の手配に苦慮しているということだ。

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2020/03/24

マクラーレン、フェラーリのサインツ獲得の動きを警戒

>Carlos Sainz (C)McLaren Group
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昨シーズン、カルロス・サインツ&ランド・ノリスというフレッシュな若手コンビの活躍により前年の6位から4位にまでランキングを上げたマクラーレン・チームだが、フェラーリ・チームによるサインツ獲得の動きがあることに警戒感を持っていることがわかった。

これは1990年代にミカ・ハッキネンのチームメイトとして同チームで走った英国人のマーティン・ブランドル氏(60歳)で、母国のタブロイド紙『デイリー・エキスプレス』に次のように語ったもの。

「彼には間違いなく才能がある。
それはマクラーレンが彼についての評価を測りかねていた時、すでに私は確信していたものだ。
彼はテクニックだけでなく(ラリーの)世界チャンピオンだった彼の父親のように勝利へのスピリットを持っているんだ。
将来間違いなく彼は大物になる。
ただ、今はまだ跳ね馬チームに移ることなくマクラーレンで走ったほうがいいんだ」と、現在F1コメンテーターを務めるプランドル氏。

その背景には、2020年末でフェラーリとの契約が満了するセバスチャン・ベッテルとサインツが入れ替えになるという噂があるからだ。

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2020/03/23

マクラーレン、2021年に予定通りメルセデス・エンジンへ

McLaren 『MCL35』 (C)McLaren Group
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2021年のF1レギュレーション変更に合わせ、これまでのルノー製パワーユニットから4年の長期契約でメルセデス製パワーユニットへ変更することを発表していたマクラーレン・チームだが、改めてこれを予定通りに実行すること明らかにした。

これは今猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、FIA(国際自動車連盟)とF1がチーム側の同意のもと規則の変更を翌2022年まで先送りとし、2021年は現行の規則に基づいた仕様のマシンを継続させることを決めたため問題が表面化していたもの。
というのもこれで同チームだけが2021年の1シーズンだけのためにエンジン変更を強いられることになったからだ。

しかし今回の声明で、マクラーレン・チームは当初の計画通りにエンジン・スイッチを行うことがわかったもの。
大変な作業にはなるが、メルセデス・エンジンは2014年に現在の規則になって以来、すべてのシーズンでタイトルを獲得してきた目下最強のパワーユニットだ。

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2020/03/21

2021年の規則変更先送りでマクラーレンに想定外の負担も

McLaren 『MCL35』 (C)McLaren Group
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新型コロナウイルス問題による開催の遅れで、F1は2021年シーズンに予定されていた大幅なレギュレーション変更の導入を翌2022年からと1年先送りにすることを決定した。
これによりF1チームの経済的負担をかなり軽減できるとの見通しだ。

ところがこれがマクラーレン・チームに思わぬ負担を強いることとなったようだ。
というのも、同チームは現在のルノー製パワーユニット搭載を2020年限りで終了、2021年からは4年契約でメルセデス製パワーユニットを搭載することになっていたからだ。

本来なら2021年に向け新レギュレーションとメルセデス製パワーユニット搭載に合わせたマシンを開発するところを、2021年まで現行のマシンを走らせるとするとわずか1シーズンのためにエンジン変更という大幅な改造を強いられるからだ。

またこれは逆にホンダF1にとっては朗報(?)と言えるかも知れない。
ホンダのレッドブルとの供給契約は2021年までになっているが、本来であれば新レギュレーションのマシンをこの1シーズンのために開発しなければならない筈だったが、1年先送りで2020年マシンの継続使用が可能になったからだ。

とはいえ何が起きてもおかしくないこのF1という世界ではまだ誰も安穏としてはいられない。

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2020/03/17

ベッテル(フェラーリ)に2021年マクラーレン移籍の噂

Sebastian Vettel (C)BMW Sauber F1
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現在のフェラーリ・チームとの契約が2020年末で満了するセバスチャン・ベッテル(31歳:ドイツ)たが、契約更新したという話は伝えられていない。
チームメイトでまだ2年目の若手ルクレールが2024年までの長期契約延長を早くも終えたのに比べると、チームがベッテルの今シーズンの戦闘力を推し量っているとのメディアの見方も納得できそうだ。

しかし通算4度の栄冠に輝く元チャンピオンにとって実質ナンバー2のこれは屈辱なもので、当然のことチーム離脱の噂が立った。
当初有力とされたのはハミルトン(メルセデス)とのシート交換というものだったが、ハミルトンは結局メルセデスに残留とみられ、噂は立ち消えになったようだ。

そこで今回浮上したのがベッテルのマクラーレン移籍というもの。
マクラーレン・チームのザイドル現代表とは同じドイツ人で、かつてBMW時代(2007年)に共に仕事をした間柄で信憑性はある。
ただマクラーレンは現在のサインツ&ノリスというコンビに100%満足しているということでドライバー変更に問題がない訳ではない。

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2020/03/15

ザイドル代表(マクラーレン)、「スタッフの安全が最優先事項」

Albert Park Circuit (C)Pirelli Motorsport
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他チームがいち早く撤収を終える中、オーストラリアGPキャンセルのきっかけを作ったマクラーレン・チームでは検査で陽性と判定されたスタッフら15名のメンバーが観察のため隔離措置となりメルボルンに居残りを余儀なくされている。

そしてその後、同チーム代表であるアンドレアス・ザイドル氏も現地に残っていることがわかった。
ドイツの専門誌『アウト・ビルド』によればこれは『チーム連帯』のためなのだという。

「元よりわれわれは何よりもメンバーの安全を最優先にしている。
今回は急な出来事だったが、参戦辞退の判断を下すのに何の躊躇もなかった。
14名はまだ感染がクロと判定された訳ではなかったが、一人でも陽性者が出た以上、迷う余地はなかったよ」と、ザイドル氏。

かつて母国の自動車メーカーであるBMWやポルシェで幹部として豊富な経験を持つ同氏は、また今回自身の判断がオーナーによって100%支持されていたことも強調した。

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2020/03/14

マクラーレン・チーム、14名が観察のため隔離措置

Albert Park Circuit (C)Pirelli Motorsport
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マクラーレン・チームでは、オーストラリアGP出場辞退のきっかけとなった新型コロナウイルス陽性と判定されたスタッフ一人の他、14名のメンバーが観察のため隔離措置となりとりあえず宿泊のホテルに缶詰となった。

これは仕事がら、当該スタッフと濃厚な接触があったとしてウイルス感染の疑いを見極めるためのもの。
マクラーレンを含め全チームがすでにアルバートパークから撤収の作業に取り掛かっているが、この14名は虚しくオーストラリアの地に取り残される形となった。

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