2020/06/25

2020年F1マシンに『レインボー』

McLaren 『MCL35』 (C)McLaren Group
まもなく開幕を迎える2020年シーズンのF1に、『レインボー(虹)』が描かれることになるようだ。

これはFIA(国際自動車連盟)が主唱しているもので、このところ世界を騒がせている『新型コロナウイルス問題』や『人種差別問題』などについて、F1も行動を共にするという運動の一環。
正式名が『WeRaceAsOne』(ひとつになってレースを戦う)と名付けられたキャンペーンとなっている。

その象徴として『レインボー』がマシンやその他の場所に運動のイメージとして描かれるということだ。
とりわけかねて人種問題に熱心なルイス・ハミルトンを擁するマクラーレン・チームでは、さらに何らかのメッセージが加えられるかも知れない。

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2020/06/20

マクラーレン・デュオはF3マシンで練習走行

F3 Test (C)McLaren Group
>メルセデスやルノーなどのチームがフィルミングデーなどの規定を使った事実上のシーズン前テストで開幕に向けて準備を進める中、マクラーレン・チームは異例のF3マシンを使った形でプライベートテストを行った。

6月18日(木)のことで、場所は地元シルバーストーン・サーキット、ランド・ノリスとカルロス・サインツが顔を揃えたというが、残念ながら天候には恵まれなかったようだ。
マシンはかねて交流のあるカーリン・モータースポーツが協力して提供したとみられる。
ちなみにノリス自身、同チームの出身者でもある。

F1の規定によればフィルミングデーで使えるのは型落ちの2018年仕様のマシンとなっているが、当時マクラーレンはルノー・エンジンを搭載していた。
しかし両者は現契約を破棄する形で離別、2021年からはメルセデスのものに切り換えることが決まっている。
このため2018年のパワーユニット供給者であるルノーからエンジン使用の同意が得られなかったものとみられている。
なお同様のケースはレッドブル・レーシングにおいてもみられるものだ。

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2020/06/10

マクラーレン、事前テストできず

McLaren 『MCL33』 (C)McLaren Group
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王者メルセデスAMGチームを始め、開幕を前にしたプライベートテストを行うチームが現れる中、マクラーレン・チームは同テストをマシンの事情から見送りを決めたことを明らかにした。

これは2年落ち以下の旧型マシン、装着タイヤもテスト専用のものに限定された走路テスト『TPC』(Testing of Previous Cars)というもの。
マクラーレン側の説明によれば、テストに起用できる有効なマシンの手当が付かないためとのこと。

二年前というとルノー製パワーユニットを搭載した『MCL33』ということになるが、ルノー側の思惑からテストに使うことができないものとみられている。
事実であれば同様のケースはレッドブルにおいても考えられそうだ。
また3年以上前になるホンダ製パワーユニット搭載となり、すでに契約が『完全に』終了していることからさらに考えにくい。

折りしもF1契約の理解し難い面が露呈した形となったようだ。

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2020/06/06

メルセデスパワー・グループ、より密接に

Esteban Gutierrez (C)Ferrari S.p.A
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メルセデスAMGとレーシング・ポイント、そしてマクラーレンの3チームが、リザーブドライバーの起用で緊密な関係を築いていくことがわかった。

これはメルセデスAMGチームのリザーブドライバーであるエステバン・グティエレス(28歳:メキシコ)とストッフェル・バンドーン(28歳:ベルギー)について、3チームで共有しようとするもの。
レースドライバーに事故や急病など不測の事態があった場合に起用されるリザーブドライバーだが、特異な形態で行われる今年のF1では、新型コロナウイルスの影響でさらに必要性が増しているとみられる。

そこで持ち上がったのがこの方針だが、共にメルセデス製パワーユニットを搭載して戦う
レーシング・ポイントはともかく、現ルノー・パワーのマクラーレンが陣営に加わるのは来シーズンのこと。
逆に同じメルセデス陣営であるウィリアムズ・チームが除外されているのは気掛かりなことだ。

グティエレスはかつてザウバーとハースでフェラーリ・パワーを、またバンドーンはマクラーレンでホンダとルノー・パワーをそれぞれレースドライバーとして経験している。

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2020/05/30

メルセデス、2021年はハミルトン&ラッセルか

George Russell (C)Williams F1
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2021年、ベッテルのフェラーリ離脱に伴う移籍劇は、王者メルセデスAMGチームにもその影響が及んでいて、現在のハミルトン&ボタスという体制継続に疑問符が投げ掛けられている。
ハミルトンのチームメイトにベッテルの加入があるのではないかともみられているからだ。
これを受け、すでにボタスはリカルドのマクラーレン移籍で空いたルノー・チームに打診しているとも伝えられている。

しかしこのベッテルのメルセデス加入説に、当のメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターが否定的な見解を示している。

「噂話としては面白い設定だが、残念ながら実現性は低いだろうね。
二人のチャンピオンは必要ない。
われわれは現在のドライバー・ラインナップに満足しているが、来年もそうなるかは私にもわからない。
あるいは大いに若返る可能性もあるんじゃないか」と、ボタス放出を示唆。

そのウォルフ氏の念頭にあるのは元々メルセデスのジュニア育成ドライバーで現在はウィリアムズ・チームで走るジョージ・ラッセル(22歳:イギリス)があるとみられている。
2018年にF2でタイトル獲得を果たしたラッセルは昨年ウィリアムズ・チームでF1デビュー。
優勝経験もあるチームメイトのクビサに対して予選では全戦で圧倒してその実力をみせた。

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2020/05/28

マクラーレン・チーム代表、「リカルド優遇のつもりはない」

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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今季で離脱が決まったサインツの後任に、ベテランのリカルド(30歳:オーストラリア)加入を正式発表したマクラーレン・チームだが、特別扱いするつもりはないことを明言した。

これは同チームのアンドレアス・ザイドル代表がイギリスのスポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』で明らかにしたもの。
その中でこのドイツ出身の指揮官は次のように語っている。

「30歳で9シーズンもの経験があるリカルドは、まだ20歳で経験1年の若者と組むことになるが、われわれはリカルドとノリス二人の対応に差を付けるつもりはない。
つまり、二人のドライバーは互いに対等な立場ということになる。
ただこれはサインツとノリスという共に若手ドライバー二人を擁した現在のものとは意味合いが違ってくることだろう。
なにせ、リカルドは7回という優勝経験があるのだからね。
われわれはそのリカルドの経験を活かしながらも二人を同条件で競わせてチームを活性化させていくつもりだ」

折りしも1200名という大量リストラが表面化したマクラーレンで、これまでポルシェという大所帯で指揮を執ってきた同代表にとって、新たな立場での繊細な能力が問われるのは間違いないところだ。

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2020/05/19

マクラーレン代表、「リカルドはチャンピオン候補」

McLaren 『MCL35』 (C)McLaren Group
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フェラーリにカルロス・サインツを送り出す前、すでにいち早くその後任に現ルノーのエースドライバーであるダニエル・リカルド(30歳:オーストラリア)を据えたマクラーレン・チームのアンドレアス・ザイドル代表は、そのポテンシャルを高く評価した。

「リカルドのことは、実は以前から追っていたんだ。
まるで彼のファンのように、ね。
しかし惜しいところで思惑は一致せず、彼と契約するところまでは至らなかった。
サインツもノリスも間違いなく良いドライバーだが、まだ優勝経験はない。
その点リカルドはすでに7回もの優勝に輝いたベテランだ。
彼がわれわれのチームで果たす役割は実に大きいものとなるに違いない。
2021年のわがチームのドライバー・ラインナップは理想的なものとなったよ。
チャンピオンだって夢じゃない。
これによりわれわれは急速に復活への道を歩むことになるだろう」

マクラーレン・チームの最後の優勝は、実に8年前の最終戦ブラジルGP(ジェンソン・バトン)まで遡る。

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2020/05/18

リカルド、マクラーレンでの年棒は半減か

Daniel Ricciardo (C)Renault Sport F1
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昨シーズン、2年契約でルノー・チームに移籍したダニエル・リカルド(30歳:オーストラリア)は、フェラーリ移籍が決まったカルロス・サインツの後任として2021年よりマクラーレン・チームに移籍することが発表されたが、その高額と言われた年棒は大幅にダウンしたようだ。

これはイギリスのタブロイド紙『デイリー・メール』が報じたもので、ルノー時代と比べ半減しているとのことだ。
それによればルノーとは年間7800万ドル(約83億4600万円)の2年契約だったのに対し、マクラーレンでは同じ2年契約ながら3100万ポンド(約40億円)まで減じられたとのこと。
事実であればまさに半分以下ということになる。

これについて同紙は「リカルドが金銭的な条件より、最強のメルセデス製パワーを得るマクラーレンの可能性に賭けた」との見方を示している。
ただそれでも現在のF1を取り巻く状況はマクラーレンのようなビッグチームにおいても財政的に厳しいと報じている。

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2020/05/17

ルノーとマクラーレン、送り出しに対比みせる

Renault Team Motorhome (C)Renault Sport F1
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マクラーレン・チームはフェラーリにカルロス・サインツを、またルノー・チームはそのマクラーレンにダニエル・リカルドをそれぞれ送り出す形で結着した『ベッテル・ショック』だったが、両チームの姿勢は著しい対比をみせるものとなった。

マクラーレン・チームのアンドレアス・ザイドル代表は「これはサインツにとって大きなチャンス」として交渉を容認、決定後はチームを挙げて共にこのニュースを喜んだ。
サインツはすでに2年間の残留が確定していたとされるが、これを制限なしで解除したという。
WRC(世界ラリー選手権)の元チャンピオンでモータースポーツ界に影響力を持つ父親のカルロス・サインツ・シニアとの関係も良好のままだ。

一方、リカルドのほうは2019年の戦績がいずれにとっても期待外れだったこともあり、両者の思惑は完全にずれたものとなったようだ。
ルノー・チームはリリースでわざわざリカルドとの残留交渉が決裂していたことをリークする始末。
混乱していたことは、いまだにリカルドの後任が決まっていないことでも窺い知れる。
いまのところF1復帰を目指すフェルナンド・アロンソの返り咲きが有力とされるが、それ以前にチーム自体の存続を心配する声まで聞かれている。

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2020/05/15

マクラーレン、リカルド(ルノー)の加入を正式発表

McLaren 『MCL35』 (C)McLaren Group
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14日(木)、マクラーレン・チームは現ルノー・チームのダニエル・リカルド(30歳:オーストラリア)の加入を正式発表した。
これはフェラーリ・チームの発表に先駈けたもので、まだカルロス・サインツ(マクラーレンからフェラーリ)の去就が明らかにされる前のことだった。

これにより2021年のマクラーレン・チームはダニエル・リカルドとランド・ノリス(20歳:イギリス)という新旧合わせたドライバー・ラインナップということになる。

リカルドは2019年のレッドブル・レーシング離脱の際にも一時マクラーレンの名前が挙がったが、当時は同チームのパフォーマンス不足を理由に応じなかったという。
そのマクラーレンは2021年、チャンピオン・エンジンであるメルセデス製パワーユニットを搭載して戦うことがすでに決まっている。

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