2023/10/11

体調不良の原因にピレリタイヤも加担の噂

Tyre Work (C)Redbull Racing
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今回のカタールGPでは、高温多湿の気象条件がマシンを襲い多くのドライバーがレース終了後もコクピットから自力で脱出できなかったり、中にはサージェント(ウィリアムズ)のようにレースの続行を断念するケースまで現れた。

これについて優勝したフェルスタッペン(レッドブル)が『タイヤ原因説』を唱えて注目されいる。
それによれば今回ピレリが持ち込んだタイヤにサイドウォール部分が剥離するケースがみられたため、ピレリとFIA(国際自動車連盟)は急きょ縁石に乗らないようトラックリミットを強化、また決勝レースでは同じタイヤの周回数を最大18ラップまでに制限した。
フェルスタッペンによればこれらの施策はいずれもドライビングやピットストップ回数などで戦略上ドライバーへの負担を強いるものになったと主張。

事実、高温多湿という面ではカタールより条件が過酷とみられる東南アジアのシンガポールGPでもこれほど事態は深刻ではない。

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2023/10/10

ハミルトン(メルセデス)、コース横断で処分

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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カタールGPのレーススチュワード(審査委員)は、メルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンに対し『戒告』及び『罰金5万ユーロ』(約750万円)のペナルティを科したことを明らかにした。

これは、オープニングラップで起きたチームメイトとの接触事故の後、レース中であるにも関わらずマシンを降りたハミルトンがコースを横断するという危険な行為をしたため。

なお罰金の半額については今シーズン末まで再犯がなければ返却するという猶予処分となっている。

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2023/10/09

カタールGPもフェルスタッペン(レッドブル)完勝

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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10月08日(日)20時(日本時間:翌02時)からロサイル・サーキットを舞台に2023年F1第18戦カタールGPの決勝レースが全57周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は32度、路面温度37度、路面はドライコンディション。
スターティンググリッドは金曜日に行われた予選結果に基づいていてフェルスタッペンがポールシッターだ。
なおタイヤには周回数に18周の制限が設けられている。
サインツ(フェラーリ)が燃料系トラブルで欠場となっている。

オープニングラップ、メルセデスAMG勢が同士討ちでハミルトンがコースアウト、セーフティカー先導となる。
5周目レース再開。
10周目、9位まで上がった角田裕毅(アルファタウリ)がタイヤ交換で最後尾に下がる。
タイヤ制限のせいか、ピットストップが相次ぎ順位変動が慌ただしく繰り返される。
42周目、サージェント(ウィリアムズ)か体調不良で戦線離脱。

優勝はポールポジションからスタートのフェルスタッペンで前戦日本GPに続くポールTOウィン、今季14勝目自身、通算49勝目を飾った。
2位は前日スプリントレースを制したピアストリ(マクラーレン)、3位もマクラーレンのノリス、以下ラッセル(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、オコン(アルピーヌ)、ボタス(アルファロメオ)、周冠宇(アルファロメオ)、そして10位ペレス(レッドブル)までがポイント獲得のトップ10フィニッシュ。
続いてストロール(アストンマーティン)、ガスリー(アルピーヌ)、アルボン(ウィリアムズ)、マグヌッセン(ハース)、角田裕毅(アルファタウリ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ローソン(アルファタウリ)までが完走、リタイヤはサージェント(ウィリアムズ)、ハミルトン(メルセデス)そして欠場サインツ(フェラーリ)の3台となった。

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2023/10/08

「ポイント獲得を狙う」と角田裕毅(アルファタウリ)

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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日曜日に行われるレース本番に向け、アルファタウリの角田裕毅が入賞に意欲をみせている。
「11番グリッドからスタートするのだから、当然ポイント獲得するつもりだよ。
その意味でも、今日のスプリントレースは決勝レースを戦うために多くのことを教えてくれたよ。
明日は戦略を成功させ全力を尽くして上位を狙いたい」

その上で、スプリントレース中の無線でまた口にしてしまったマシンへの罵声についてチームに謝罪した。

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スプリントは新人ピアストリ(マクラーレン)が制す

Losail Circuit (C)Pirelli Motorsport
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10月07日(土)20時半(日本時間:翌02時半)からロサイル・サーキットを舞台に2023年F1第18戦カタールGPの新形式レースであるスプリントレースが行われた。

昨年までのようにこの結果が日曜日に行われる決勝レースのグリッド等に影響を及ぼすことはない。
またスプリントでのポイント配分は上位8名が対象となり、1位から順に8-7-6-5-4-3-2-1の得点となっている。
天候は晴れ、レース開始時の気温は32度、路面温度37度、コースはドライコンディションとなっている。
スプリント・シュートアウトに先駈けトラックリミット規制がさらに変更され角田裕毅ら多くのドライバーがその『被害』に遭っている。

オープニングラップでローソン(アルファタウリ)がコースアウト・ストップしてセーフティカーに。再スタート後今度はサージェント(ウィリアムズ)がコースアウトして再びセーフティカー、その間に首位はピアストリ(マクラーレン)からラッセル(メルセデス)に替わっている。
7周目再スタート。
11周目、オコン(アルピーヌ)、ペレス(レッドブル)、ヒュルケンバーグ(ハース)らが相次いでコースアウト。

再び首位はピアストリに替わり、そのまま19周を走りきってF1初勝利を飾ってみせた。
2位にフェルスタッペン(レッドブル)で今シーズンの、そして自身通算3度目となるドライバーズ・チャンピオンを決めた。
3位ノリス(マクラーレン)、4位ラッセル(メルセデス)、5位ハミルトン(メルセデス)、6位サインツ(フェラーリ)、7位ルクレール(フェラーリ)、8位アルボン(ウィリアムズ)までがポイント獲得となった。
角田裕毅(アルファタウリ)は12位、ローソンはリタイヤとなっている。

明日日曜日は20時(日本時間:翌02時)より全57周でカタールGP決勝レースが予定されている。

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ピアストリ(マクラーレン)がシュートアウト最速

Losail Circuit (C)Pirelli Motorsport
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10月07日(土)ロサイル・サーキットを舞台に2023年F1第18戦カタールGPの新形式予選スプリントシュートアウトが行われた。
この結果により今晩行われるスプリントレースのグリッドが決まる。
なお従来の公式予選とは異なり、全20台中、下位5台がノックアウトとなるSQ1は12分間、さらに下位5台がノックアウトとなるSQ2は10分間、最後のSQ3は8分間と、いずれも短くなっている。

これに先駈けFIAはコースの一部を変更、事実上の新コースということで10分間の特別セッションが用意された。
20分遅れで行われたQ1でさっそくコース変更の影響が出てストロール(アストンマーティン)、アルボン(ウィリアムズ)、角田裕毅(アルファタウリ)、マグヌッセン(ハース)、そしてサージェント(ウィリアムズ)が脱落となった。

続くQ2ではオコン(アルピーヌ)、ガスリー(アルピーヌ)、ハミルトン(メルセデス)、ローソン(アルファタウリ)、周冠宇(アルファロメオ)の5台が脱落、ハミルトンは2度のトラックリミット違反でベストタイムを取り消されている

最終のQ3ではマクラーレン・レーシングの詩人オスカー・ピアストリ(21歳:オーストラリア)が最速タイムを記録、スプリント・シュートアウトとはいえ、自身初のポールシッターを決めた。
この結果、この後行われるスプリントレースのトップ10はピアストリ(マクラーレン)、ノリス(マクラーレン)、フェルスタッペン(レッドブル)、ラッセル(メルセデス)、アロンソ(アストンマーティン)、サインツ(フェラーリ)、ルクレール(フェラーリ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ペレス(レッドブル)そしてオコン(アルピーヌ)となった。

カタールGPスプリントレースはこの後20時半(日本時間:翌02時半)から行われる。

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2023/10/07

カタールGP予選、フェルスタッペン(レッドブル)揺るがず

Tyre Work (C)Pirelli Motorsports
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10月06日(金)20時(日本時間:翌02時)からロサイル・サーキットを舞台に2023年F1第18戦カタールGPの公式予選が行われた。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3ではスプリントレース予選のトップ10グリッドが決定する。
天候は曇り、Q3開始時の気温は31度、路面温度34度、コースはほぼドライコンディションとなっている。

強風のためかフェルスタッペン(レッドブル)のタイムを書き換えるべきライバルたちが本人も含め次々とミス。
結果、1回目のタイムを死守したフェルスタッペンが前戦日本GPに続いてポールポジション獲得で今季10回目、自身通算30回目の快挙となった。
続いてラッセル(メルセデス)、ハミルトン(メルセデス)、アロンソ(アストンマーティン)、ルクレール(フェラーリ)、ピアストリ(マクラーレン)、ガスリー(アルピーヌ)、オコン(アルピーヌ)、ボタス(アルファロメオ)、ノリス(マクラーレン)というトップ10となった。

明日はスプリント・シュートアウト&スプリントレースが行われる。

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予選Q2、角田裕毅(アルファタウリ)力尽く

引き続きカタールGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。

再びトラックリミットでタイム取り消しが相次ぐ。
各車2度目のアタックを終え、トップはハミルトン(メルセデス)、続いてフェルスタッペン(レッドブル)、ノリス(マクラーレン)、ピアストリ(マクラーレン)、ラッセル(メルセデス)、ガスリー(アルピーヌ)、オコン(アルピーヌ)、ルクレール(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、ボタス(アルファロメオ)の10台がQ3進出を決めた。

ここでの敗退は角田裕毅(アルファタウリ)、サインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、アルボン(ウィリアムズ)、そしてヒュルケンバーグ(ハース)の5台となった。

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予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)突破

10月06日(金)20時(日本時間:翌02時)からロサイル・サーキットを舞台に2023年F1第18戦カタールGPの公式予選が始められた。
新しいスプリントレース・レギュレーションにより土曜日の予選はなし、ここでの結果が日曜日に行われる決勝レースのスターティンググリッドとなる。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台15分間によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
天候は曇り、セッション開始時の気温は32度、路面温度35度、コースはドライコンディションだが強風となっている。

好タイムもトラックリミットでの取り消しが相次ぐ。
トップタイムはフェルスタッペンで1'25.007。
これにノリス(マクラーレン)が続いた。
アルファタウリは角田13番手で突破もロサイル・サーキット初体験のローソンは18番手で届かなかった。

ここでの敗退はサージェント(ウィリアムズ)、ストロール(アストンマーティン)、ローソン、マグヌッセン(ハース)、そして周冠宇(アルファロメオ)のの5台となった。

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カタールGPフリー、フェルスタッペン(レッドブル)最速

Losail Circuit (C)Pirelli Motorsport
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10月06(金)16時30分(日本時間:20時30分)からロサイル・サーキットを舞台に2023年F1第18戦カタールGPのフリー走行セッションが始められた。
今年から導入された新しいスプリントレース・レギュレーションによりフリー走行はこの1回だけになっている。

天候は晴れ、セッション開始時の気温は36度、路面温度42度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回6種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

普段レースが行われておらず、またサポートレースも1戦しかないということでマシンが走ると水煙ではなく大きな砂煙が巻き上げられる始末。
また時間帯も予選・決勝とは異なるが、フリー走行はこの1回しかないため各車走らざるを得ない状況だ。

トップはまたもフェルスタッペン(レッドブル)、以下サインツ(フェラーリ)、ルクレール(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、ペレス(レッドブル)、角田裕毅(アルファタウリ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ラッセル(メルセデス)、ピアストリ(マクラーレン)、そしてノリス(マクラーレン)というトップ10になった。
アルファタウリのローソンは19番手発進となった。

このあと20時(日本時間:翌02時)から日曜日に行われる決勝レースのスターティンググリッドを決める公式予選が行われる予定となっている。

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